JPH056549B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056549B2 JPH056549B2 JP59087396A JP8739684A JPH056549B2 JP H056549 B2 JPH056549 B2 JP H056549B2 JP 59087396 A JP59087396 A JP 59087396A JP 8739684 A JP8739684 A JP 8739684A JP H056549 B2 JPH056549 B2 JP H056549B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compound
- dimethyl
- dioxane
- isopropyl
- perfluoroalkenyloxyphenyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
- Lubricants (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Description
本発明は新規な2−(4′−パーフルオロアルケ
ニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2
−アルキル置換体、その製法および該化合物を含
有する電気絶縁性組成物に関する。 上記化合物はパーフルオロアルケニル基を有す
るため、高い流動性を保持し、かつ水に不溶な安
定な液状物質であつて、インキ媒体、特に高速記
録インキジエツト等の特殊インキ用添加剤、潤滑
油、絶縁油に、トランス油、ケーブル油、しや断
器油その他可能流体用ベース等種々の分野に使用
できる。さらに、汎用プラスチツクに添加するこ
とによる、プラスチツク表面の潤滑性、耐熱性、
耐光性を向上させるプラスチツクの表面改質添加
剤としても使用できる。 本発明化合物は2,2,4−トリメチル−1,
3−ペンタンジオールとp−パーフルオロアルケ
ニルオキシベンズアルデヒドまたはp−パーフル
オロアルケニルオキシフエニルアルキルケトン
を、好ましくは有機溶媒中でエステル化触媒の存
在下に脱水反応させることにより容易に得ること
ができる。 原料となる2,2,4−トリメチル−1,3−
ペンタンジオールは、立体構造的にみて二つの水
酸基が環状アセタールを形成するのに適した位置
にあり、本発明化合物を高収率で得ることがで
き、かつ、この構造上の特徴から生成した環状ア
セタールは特徴的なヒンダード構造を六員環にも
たらすため、安定な化合物が得られる。 本発明に用いるp−パーフルオロアルケニルオ
キシベンズアルデヒドまたはp−パーフルオロア
ルケニルオキシフエニルアルキルケトンは、例え
ばp−ヒドロキシベンズアルデヒドまたはp−ヒ
ドロキシフエニルアルキルケトンとヘキサフルオ
ロプロペンオリゴマーとの反応により容易に得ら
れる。この反応の詳細は例えば特公昭57−56454
号公報に記載されている。 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オールとp−パーフルオロアルケニルオキシベン
ズアルデヒドまたはp−パーフルオロアルケニル
オキシフエニルアルキルケトンとの脱水反応は、
両者ほぼ当量用い適当な共沸脱水用の溶剤、例え
ばベンゼン等の芳香族溶媒を用いて通常のエステ
ル化触媒、例えばp−トルエンスルホン酸の存在
下に加熱条件で反応させ、生成系を系外に取り出
すことによつて行うのが好ましい。芳香族系溶剤
を用いて行うときは環流条件、例えばベンゼンの
場合は80℃以上で行うのが好ましく、反応時間1
〜2時間で約90%以上の収率で目的化合物を得る
ことができる。 この脱水反応は、無溶媒でも実施できるが芳香
族溶剤を用いた共沸脱水は反応条件が穏和でコン
トロールが容易であり、しかも収率が極めて高い
ため、工業的生産性に非常に優れている。本発明
を実施例によりさらに詳細に説明する。 実施例 1 2−メチル−2−(4′−パーフルオロノネニ
ルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサンの合成 p−パーフルオロホヘニルオキシアセトフエノ
ン(化合物A)の合成: 撹拌機、温度計、還流冷却器および滴下ロート
を備えた500mlフラスコにp−ヒドロキシアセト
フエノン13.6g(0.1モル)、N,N−ジメチルホ
ルムアミド80mlおよびトリエチルアミン10g
(0.1モル)を仕込んだ。反応系の温度を20℃以下
に保持しながら、撹拌下にヘキサフルオロプロペ
ン3量体50g(0.11モル)をフラスコ内に滴下し
た。滴下終了後約2時間反応を続け、反応混合物
を水中にあけ、下層を分取し、希塩酸、水、10%
NaOH溶液の順で洗浄を繰り返した。粗生成物
を無水炭酸ナトリウムで乾燥後、減圧蒸溜し化合
物A45g(収量80%)を得た。得られた生成物の
物性は以下の通りであつた。 外観:白色固体 沸点:146〜148℃/13mmHg 融点:42〜44℃ 本発明化合物(化合物)の合成 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオ
ール14.6g(0.1モル)に化合物A55g(0.1モル)
とp−トルエンスルホン酸0.1gおよびベンゼン
100mlをデイーン・スタークの蒸溜器を付した撹
拌器付きのフラスコに仕込み、生成する水を共沸
により系外に除去しながら100℃で2時間撹拌し
た。反応終了後、無水炭酸カリウムで中和乾燥
後、溶媒を蒸溜し、次いで真空蒸溜で生成物を得
た。生成物が以下の条件をガスクロマトグラフイ
ーで単一ピークを示すことを確認した。
ニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2
−アルキル置換体、その製法および該化合物を含
有する電気絶縁性組成物に関する。 上記化合物はパーフルオロアルケニル基を有す
るため、高い流動性を保持し、かつ水に不溶な安
定な液状物質であつて、インキ媒体、特に高速記
録インキジエツト等の特殊インキ用添加剤、潤滑
油、絶縁油に、トランス油、ケーブル油、しや断
器油その他可能流体用ベース等種々の分野に使用
できる。さらに、汎用プラスチツクに添加するこ
とによる、プラスチツク表面の潤滑性、耐熱性、
耐光性を向上させるプラスチツクの表面改質添加
剤としても使用できる。 本発明化合物は2,2,4−トリメチル−1,
3−ペンタンジオールとp−パーフルオロアルケ
ニルオキシベンズアルデヒドまたはp−パーフル
オロアルケニルオキシフエニルアルキルケトン
を、好ましくは有機溶媒中でエステル化触媒の存
在下に脱水反応させることにより容易に得ること
ができる。 原料となる2,2,4−トリメチル−1,3−
ペンタンジオールは、立体構造的にみて二つの水
酸基が環状アセタールを形成するのに適した位置
にあり、本発明化合物を高収率で得ることがで
き、かつ、この構造上の特徴から生成した環状ア
セタールは特徴的なヒンダード構造を六員環にも
たらすため、安定な化合物が得られる。 本発明に用いるp−パーフルオロアルケニルオ
キシベンズアルデヒドまたはp−パーフルオロア
ルケニルオキシフエニルアルキルケトンは、例え
ばp−ヒドロキシベンズアルデヒドまたはp−ヒ
ドロキシフエニルアルキルケトンとヘキサフルオ
ロプロペンオリゴマーとの反応により容易に得ら
れる。この反応の詳細は例えば特公昭57−56454
号公報に記載されている。 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジ
オールとp−パーフルオロアルケニルオキシベン
ズアルデヒドまたはp−パーフルオロアルケニル
オキシフエニルアルキルケトンとの脱水反応は、
両者ほぼ当量用い適当な共沸脱水用の溶剤、例え
ばベンゼン等の芳香族溶媒を用いて通常のエステ
ル化触媒、例えばp−トルエンスルホン酸の存在
下に加熱条件で反応させ、生成系を系外に取り出
すことによつて行うのが好ましい。芳香族系溶剤
を用いて行うときは環流条件、例えばベンゼンの
場合は80℃以上で行うのが好ましく、反応時間1
〜2時間で約90%以上の収率で目的化合物を得る
ことができる。 この脱水反応は、無溶媒でも実施できるが芳香
族溶剤を用いた共沸脱水は反応条件が穏和でコン
トロールが容易であり、しかも収率が極めて高い
ため、工業的生産性に非常に優れている。本発明
を実施例によりさらに詳細に説明する。 実施例 1 2−メチル−2−(4′−パーフルオロノネニ
ルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサンの合成 p−パーフルオロホヘニルオキシアセトフエノ
ン(化合物A)の合成: 撹拌機、温度計、還流冷却器および滴下ロート
を備えた500mlフラスコにp−ヒドロキシアセト
フエノン13.6g(0.1モル)、N,N−ジメチルホ
ルムアミド80mlおよびトリエチルアミン10g
(0.1モル)を仕込んだ。反応系の温度を20℃以下
に保持しながら、撹拌下にヘキサフルオロプロペ
ン3量体50g(0.11モル)をフラスコ内に滴下し
た。滴下終了後約2時間反応を続け、反応混合物
を水中にあけ、下層を分取し、希塩酸、水、10%
NaOH溶液の順で洗浄を繰り返した。粗生成物
を無水炭酸ナトリウムで乾燥後、減圧蒸溜し化合
物A45g(収量80%)を得た。得られた生成物の
物性は以下の通りであつた。 外観:白色固体 沸点:146〜148℃/13mmHg 融点:42〜44℃ 本発明化合物(化合物)の合成 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオ
ール14.6g(0.1モル)に化合物A55g(0.1モル)
とp−トルエンスルホン酸0.1gおよびベンゼン
100mlをデイーン・スタークの蒸溜器を付した撹
拌器付きのフラスコに仕込み、生成する水を共沸
により系外に除去しながら100℃で2時間撹拌し
た。反応終了後、無水炭酸カリウムで中和乾燥
後、溶媒を蒸溜し、次いで真空蒸溜で生成物を得
た。生成物が以下の条件をガスクロマトグラフイ
ーで単一ピークを示すことを確認した。
【表】
得られた生成物の物理滴諸特性を表−1に示す。
実施例 2
2−(4′−パーフルオロノネニルオキシフエ
ニル)−4−イソプロヒル−5,5−ジメチル
−1,3−ジオキサンの合成 p−パーフルオロノネニルオキシベンズアルデ
ヒド(化合物B)の合成 p−ヒドロキシアセトフエノンに代えて、p−
ヒドロキシベンジアルデヒド12.2g(0.1モル)
を用いる以外は実施例1の化合物Aの合成と同様
に、化合物Bを得た。化合物Bの物性は以下の通
りであつた。 外観:無色液体 沸点:142〜145℃/23mmHg 屈折率:1.6628(nD23℃) 本発明化合物(化合物) 化合物Aを上記化合物B53.6g(0.1モル)に代
える以外は実施例1と同様に生成物を得た。 得られた生成物のガスクロマトクラフイー(実
施例1と同じ条件)は単一ピークを示した。生成
物の物理的諸性質を表−1に示す。
ニル)−4−イソプロヒル−5,5−ジメチル
−1,3−ジオキサンの合成 p−パーフルオロノネニルオキシベンズアルデ
ヒド(化合物B)の合成 p−ヒドロキシアセトフエノンに代えて、p−
ヒドロキシベンジアルデヒド12.2g(0.1モル)
を用いる以外は実施例1の化合物Aの合成と同様
に、化合物Bを得た。化合物Bの物性は以下の通
りであつた。 外観:無色液体 沸点:142〜145℃/23mmHg 屈折率:1.6628(nD23℃) 本発明化合物(化合物) 化合物Aを上記化合物B53.6g(0.1モル)に代
える以外は実施例1と同様に生成物を得た。 得られた生成物のガスクロマトクラフイー(実
施例1と同じ条件)は単一ピークを示した。生成
物の物理的諸性質を表−1に示す。
第1図は化合物のIRチヤート、第2図は化
合物の1H−NMRチヤート、第3図は化合物
の19F−NMRチヤート、第4図は化合物のIR
チヤート、第5図は化合物の1H−NMRチヤー
トおよび第6図は化合物の19F−NMRチヤー
トを表わす図である(19F−NMR分析のδppm内
部標準CCl3F、CCl3Fの吸収線より、高磁場側を
正の符号で示す)。
合物の1H−NMRチヤート、第3図は化合物
の19F−NMRチヤート、第4図は化合物のIR
チヤート、第5図は化合物の1H−NMRチヤー
トおよび第6図は化合物の19F−NMRチヤー
トを表わす図である(19F−NMR分析のδppm内
部標準CCl3F、CCl3Fの吸収線より、高磁場側を
正の符号で示す)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 [式中、Rfは炭素数2〜20のパーフルオロアル
ケニル基を示し、Rは水素またはアルキル基を示
す]で表わされる2−(4′−パーフルオロアルケ
ニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2
−アルキル置換体。 2 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオールとp−パーフルオロアルケニルオキシベ
ンズアルデヒドまたはp−パーフルオロアルケニ
ルオキシフエニルアルキルケトンを反応させるこ
とを特徴とする一般式: [式中、Rfは炭素数2〜20のパーフルオロアル
ケニル基を示し、Rは水素またはアルキル基を示
す]で表わされる2−(4′−パーフルオロアルケ
ニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2
−アルキル置換体の製造方法。 3 2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオールとp−パーフルオロアルケニルオキシベ
ンズアルデヒドまたはp−パーフルオロアルケニ
ルオキシフエニルアルキルケトンとを有機溶媒の
存在下に共沸脱水する第2項記載の製法。 4 一般式 [式中、Rfは炭素数2〜20のパーフルオロアル
ケニル基を示し、Rは水素またはアルキル基を示
す]で表わされる2−(4′−パーフルオロアルケ
ニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,
5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2
−アルキル置換体を含有する電気絶縁性組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59087396A JPS60228474A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 2−(4′−パ−フルオロアルケニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2−アルキル置換体およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59087396A JPS60228474A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 2−(4′−パ−フルオロアルケニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2−アルキル置換体およびその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60228474A JPS60228474A (ja) | 1985-11-13 |
| JPH056549B2 true JPH056549B2 (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13913710
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59087396A Granted JPS60228474A (ja) | 1984-04-27 | 1984-04-27 | 2−(4′−パ−フルオロアルケニルオキシフエニル)−4−イソプロピル−5,5−ジメチル−1,3−ジオキサン並びにその2−アルキル置換体およびその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60228474A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE35060E (en) * | 1991-12-11 | 1995-10-10 | Alliedsignal Inc. | Fluorinated photoinitiators and their application in UV curing of fluorinated monomers |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5987393A (ja) * | 1982-11-10 | 1984-05-19 | 株式会社日立製作所 | 原子炉格納容器内湿度コントロ−ル装置 |
-
1984
- 1984-04-27 JP JP59087396A patent/JPS60228474A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60228474A (ja) | 1985-11-13 |
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