JPH0565662U - 車輌用冷温装置 - Google Patents

車輌用冷温装置

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JPH0565662U
JPH0565662U JP717892U JP717892U JPH0565662U JP H0565662 U JPH0565662 U JP H0565662U JP 717892 U JP717892 U JP 717892U JP 717892 U JP717892 U JP 717892U JP H0565662 U JPH0565662 U JP H0565662U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車輌の振動による収納物品の躍りを確実に防
止して、商品価値を向上させる。 【構成】 車輌のエアコンディショナから送出され、車
内に供給する空気流の通路となるダクトと、前記ダクト
の空気流の流通を自在に配設されたハウジング10と、
前記ハウジング10内に配設されて、弾性を有し、缶ジ
ュース30の外寸より内寸が小さい保持孔22が貫設さ
れて、前記保持孔22内に缶ジュース30を圧入状態で
挿入可能な保持体21とを具備するため、保持体21の
弾性力で保持孔22内からの缶ジュース30の離脱が拘
束され、車輌の振動により、缶ジュース30が周囲の部
材と衝突して騒音を発生させたり、ハウジング10の出
入口から車内に躍り出たりするのが未然に防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建設機械等の特種車輌、普通車輌等のエアコンディショナからの冷 却または加温した空気流を利用して、特定の収納物品をエアコンディショナの温 度で冷却または加温する車輌用冷温装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の車輌用冷温装置として、車輌の空調用のダクトに開閉蓋を備え たハウジングを接続したものがあり、その開閉蓋を介してハウジング内に缶ジュ ース等の物品を配置し、エアコンディショナを所望の温度設定で作動させると、 エアコンディショナからの空気流がハウジング内を流通して、物品が冷却または 加温されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の車輌用冷温装置は、上記のようにハウジング内の物品をエアコンディシ ョナからの空気流を利用して冷却または加温するように構成されてはいるが、車 輌走行時等における物品の振動対策は何ら実施されていない。したがって、振動 によりハウジング内の物品が躍って騒音を発生したり、或いは、開閉蓋の内面に 衝突して、その衝撃で開閉蓋を開放して車内に躍り出たりする場合があり、その 商品価値を低下させてしまう可能性があった。
【0004】 そこで、本考案は、車輌の振動による収納物品の躍りを確実に防止して、商品 価値を向上させることができる車輌用冷温装置の提供を課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる車輌用冷温装置は、車輌のエアコンディショナから送出され、 車内に供給する空気流の通路となるダクトと、前記ダクトの空気流の流通を自在 に配設し、物品の出入口を設けたハウジングと、前記ハウジング内に配設されて 、弾性を有し、前記物品の外寸より内寸が小さい保持孔が形成されて、前記物品 が保持孔内に圧入状態で挿入される保持体とを設けたものである。
【0006】
【作用】
本考案においては、エアコンディショナからの空気流はダクトを経てハウジン グ内に流れ込んで、そのハウジング内の物品を冷却または加温し、このときの物 品は、保持体の保持孔内に圧入状態で挿入されて、その保持体の弾性力で保持孔 内からの離脱を拘束されているため、車輌の振動により、物品が周囲の部材と衝 突して騒音を発生させたり、ハウジングの出入口から車内に躍り出たりするのが 未然に防止される。
【0007】
【実施例】
〈第一実施例〉 以下、本考案の車輌用冷温装置の第一実施例を説明する。
【0008】 図1は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置のハウジングをダクトに取付けた 状態を示す斜視図、図2は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置を正面からみた 要部断面図、図3は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置の分解斜視図である。
【0009】 図において、ダクト給気口8は図示しないエアコンディショナから送給された 空気流の受入口である。ダクト給気口8から供給を受けたエアコンディショナか らの空気流は、前面側の吐出口部2,3,4から図示しないダンパーを介して所 定の方向の吹出口から室内に供給される。また、左右に配設したダクト6Rまた はダクト6Lを介して、吐出口部5(図1における右側の吐出口部は図示せず) から図示しないダンパー等を介して室内に供給される。そして、左右に配設した ダクト6R及びダクト6Lの端部は、ハウジング10の左右の開口部11R,1 1Lに接続されている。ハウジング10は上部に物品の出入口12となる開口を 有する有底の略直方体形状の容器である。このハウジング10の背面、即ち、車 輌の前方側にも吐出口部13を形成している。この前方側の吐出口部13は車輌 のフロントウインド50側にエアコンディショナからの空気流を吐出するもので ある。これらダクト給気口8、前面側の吐出口部2,3,4、左右に配設したダ クト6Rまたはダクト6L、吐出口部5を有する構造体は、複数分割状態で樹脂 成形された本実施例のダクト構造体1を構成する。
【0010】 ハウジング10内の底面には、略長方形板状をなす下部緩衝ベース20が配設 され、この下部緩衝ベース20上には、略直方体形状をなす保持体21が配設さ れている。この下部緩衝ベース20と保持体21は共に連続気泡ウレタンフォー ムから製作され、それぞれ弾性を備えるとともに、内部に無数の連続する空間が 形成されて、十分な通気性を有している。保持体21の前後寸法及び左右寸法は 、ハウジング10内の前後寸法及び左右寸法より若干大きく設定され、保持体2 1は多少の変形を伴って上方よりハウジング10内に押し込まれて、ハウジング 10の底面との間で下部緩衝ベース20を挟持した状態で、ハウジング10内か らの離脱を防止されている。
【0011】 保持体21には断面円形状をなす3つの保持孔22が垂直方向に貫設され、各 保持孔22の下側の開口部は下部緩衝ベース20にて閉塞され、また、各保持孔 22の上側の開口部はハウジング10内で出入口12に臨み、その出入口12を 介して上方より缶ジュース30を挿入できるようになっている。図3に示すよう に、各保持孔22の内径dは、本実施例の車輌用冷温装置の対象となる内容量3 50mml の缶ジュース30の外径Dより若干小さく設定されているため、缶ジュ ース30は保持孔22の内径dを押し広げながら圧入状態で挿入されて、保持体 21の弾性力で上方への離脱が拘束されている。また、挿入後の缶ジュース30 の上部は保持孔22から突出し、その上部を把持して保持孔22内から離脱され 得るようになっている。
【0012】 なお、保持孔22内に缶ジュース30が容易に挿入できるように、各保持孔2 2の上側の開口部に面取を施したり、R状に形成したりしてもよい。
【0013】 図4は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置の車輌への組付状態を示す要部断 面図である。
【0014】 図に示すように、前記ダクト構造体1は、ブルドーザ等の車内の前方に設けら れたダッシュボード40内に設置されている。ダッシュボード40上には、ダク ト構造体1の出入口12と対応するように開閉蓋43が設けられ、この開閉蓋4 3の開閉に応じてハウジング10の出入口12が開放または閉鎖される。開閉蓋 43の内面には、連続気泡ウレタンフォームから製作された略長方形板状の上部 緩衝ベース44が固定され、この上部緩衝ベース44は、ハウジング10内の缶 ジュース30に対し、所定間隔をおいて直上に位置している。
【0015】 ダクト構造体1の吐出口13は、車輌のフロントウインド50と相対向し、こ の吐出口部13は、通常、バルブ42によって閉じられており、フロントウイン ド50の内面が高湿度のために曇が付着した場合等に、前記バルブ42を開放と し、開口部11R,11Lを経てハウジング10内に供給されたエアコンディシ ョナの空気流をフロントウインド50に吐出する。ここで、図2に示すように、 開口部11R,11Lとハウジング10とは保持体21により区画されているが 、この保持体21が通気性を有することから、空気流は保持体21を透過して容 易にハウジング10内に流れ込み、前記のように、フロントウインド50に吐出 される。
【0016】 なお、保持体21を透過する際の空気流は多少の圧損を生じて、フロントウイ ンド50への吐出量が減少するため、例えば、保持体21を迂回して、開口部1 1R,11Lとハウジング10内とを連通するバイパス路を設け、保持体21を 透過させずにバイパス路を経て空気流をハウジング10内に送り込むように構成 してもよい。
【0017】 このように構成された本実施例の車輌用冷温装置は、次のように使用すること ができる。
【0018】 平常時のダッシュボード40に取付けられた開閉蓋43は閉鎖されており、エ アコンディショナからの空気流は、開口部11R,11Lから保持体21を透過 してダッシュボード40内に充満し、その内部温度は、エアコンディショナの温 度設定に応じて変動し、例えば、夏期には、冷房により外気温度より低温に保持 され、冬期には、暖房により外気温度より高温に保持される。
【0019】 今、缶ジュース30の冷却または加温を所望する場合には、開閉蓋43を開放 してハウジング10の保持体21の保持孔22内に必要数の缶ジュース30を上 方より挿入し、缶ジュース30の底面が下部緩衝ベース20上に当接するまで押 し込む。このときの缶ジュース30は、保持孔22の内径dを押し広げながら圧 入状態で挿入されるため、保持体21の弾性力で上方への離脱が拘束されること になる。そして、この状態でダッシュボード40に取付けられた開閉蓋43を閉 じておけば、エアコンディショナの冷房時には缶ジュース30を冷却し、暖房時 には缶ジュース30を加温することができ、エアコンディショナを作動させてい る限り、つまり、運転者が作業に従事している限り、この冷却または加温が可能 となる。
【0020】 また、冷却または加温された缶ジュース30を飲料に供する場合には、開閉蓋 43を開き、缶ジュース30の上部を把持して保持孔22内から離脱させて、車 内に取り出す。このように、冷温装置への缶ジュース30の格納及び取出操作は 、開閉蓋43を開閉して、保持体21の保持孔22内に缶ジュース30を強制的 に挿入または離脱させるだけでよく、極めて容易に行なうことができる。
【0021】 なお、保持孔22内に保持されているときの缶ジュース30は、その表面の大 半を保持体21と下部緩衝ベース20に密着させているが、この保持体21と下 部緩衝ベース20が通気性を有するため、密着箇所においても空気流の冷却や加 温作用を受け、缶ジュース30は、全表面が露出している場合とそれほど変わら ない効率で冷却または加温される。
【0022】 また、冷温装置への缶ジュース30の格納時や取出時には、ダッシュボード4 0上に載置した物品、例えば、煙草やライタ等がハウジング10内に落下するこ とも考えられるが、前記したように、ハウジング10内は、保持体21により開 口部11R,11Lと区画されているため、これらの物品が開口部11R,11 Lを経てダクト構造体1内に異物として侵入するのが未然に防止される。
【0023】 一方、この冷温装置が設置されるブルドーザ等の特種車輌は、悪路を走行する 機会が多いため、走行時に冷温装置に加えられる振動はかなり大きなものとなる 。ここで、冷温装置に収容された缶ジュース30は、前記したように、保持体2 1の保持孔22内に圧入状態で挿入されて、その保持体21の弾性力で拘束され ているため、保持孔21内から上方に離脱するのが確実に防止される。したがっ て、缶ジュース30が周囲の部材、例えば、ハウジング10の内面等に衝突して 、騒音を発生するのが未然に防止されるとともに、開閉蓋43の内面に衝突して 、その衝撃で開閉蓋43を開放して車内に躍り出るのが未然に防止される。
【0024】 しかも、予想外の過大な振動が加えられて、万一、缶ジュース30が保持孔2 2内から上方に離脱したときでも、開閉蓋43の内面には直接衝突せずに、その 内面に固定された上部緩衝ベース44に衝突して衝撃を軽減されるため、開閉蓋 43の開放が確実に防止される。
【0025】 また、この冷温装置は、ダッシュボード40の開閉蓋43を開放すれば、カッ プホルダとして用いることができる。そして、缶ジュース30はハウジング10 と直接接触することなく、弾性を有する保持体21と下部緩衝ベース20に保持 されていることから、車輌の走行に伴って加えられる振動が軽減されて、開栓後 の缶ジュース30からジュースが溢流する等のトラブルを未然に防止できるとい う利点もある。
【0026】 なお、この実施例の車輌用冷温装置は、350mml の缶ジュース30を想定し て、保持体21の保持孔22の内径dを設定しているため、仮に、より小径の2 50mml の缶ジュースを保持孔22内に挿入した場合には、その周囲に間隙が生 じて、振動により缶ジュースが保持孔22の内面や下部緩衝ベース20上に衝突 することになる。しかしながら、このような場合でも、保持体21と下部緩衝ベ ース20が弾性を有しているため、騒音は何ら発生せず、従来技術で説明した振 動対策の何ら施されていない冷温装置に比較すれば、騒音防止の点で十分な利点 を有する。
【0027】 このように、上記第一実施例の車輌用冷温装置は、車輌に搭載されたエアコン ディショナから送出され、車輌の室内に供給する空気流の通路となるダクト構造 体1のダクト6R,6Lと、前記ダクト6R,6Lの空気流の流通を自在に配設 し、上部に缶ジュース30の出入口となる開閉自在な開閉蓋43を設けたハウジ ング10と、前記ハウジング10内に配設されて、弾性と通気性を有し、前記缶 ジュース30の外径Dより内径dが小さく設定された断面円形状の保持孔22が 形成されて、前記保持孔22内に缶ジュース30を圧入状態で挿入可能な保持体 21とを具備している。
【0028】 したがって、冷温装置に格納されたときの缶ジュース30は、保持体21の弾 性力で保持孔22内からの離脱を拘束されるため、車輌の振動により、周囲の部 材と衝突して騒音を発生させるのが未然に防止されるとともに、開閉蓋43の内 面に衝突して、その衝撃で開閉蓋43を開放して車内に躍り出るのが未然に防止 される。故に、これらのトラブルを確実に防止して、その商品価値を飛躍的に向 上させることができる。
【0029】 しかも、冷温装置への缶ジュース30の格納及び取出操作は、開閉蓋43を開 閉して、保持体21の保持孔22内に缶ジュース30を強制的に挿入または離脱 させるだけでよいため、この保持体21による缶ジュース30の躍り対策を施す ことで、冷温装置の操作性が悪化する虞は皆無であり、極めて容易に取り扱うこ とができる。
【0030】 〈第二実施例〉 次に、本考案の車輌用冷温装置の第二実施例を説明する。
【0031】 図5は本考案の第二実施例の車輌用冷温装置の車輌への組付状態を示す要部断 面図である。
【0032】 図に示すように、本実施例の車輌用冷温装置の全体的な構成は、第一実施例で 説明した冷温装置と同一であり、相違点は、下部緩衝ベース20が省略されてい る点にある。したがって、冷温装置に格納されたときの缶ジュース30は、保持 体21の保持孔22内に圧入状態で挿入されるとともに、その下面がハウジング 10の底面に接触することになる。
【0033】 そして、このように構成された車輌用冷温装置は、第一実施例の冷温装置と同 様に、保持体21の弾性力で保持孔22内からの缶ジュース30の離脱を拘束す るため、車輌の振動により、缶ジュース30が周囲の部材と衝突して騒音を発生 したり、開閉蓋43を開放して車内に躍り出たりするのを未然に防止することが でき、これらのトラブルを確実に防止して、その商品価値を飛躍的に向上させる ことができる。
【0034】 しかも、缶ジュース30の格納及び取出操作は、保持体21の保持孔22内に 強制的に挿入または離脱させるだけでよいため、極めて容易に取り扱うことがで きる。
【0035】 〈第三実施例〉 次に、本考案の車輌用冷温装置の第三実施例を説明する。
【0036】 図6は本考案の第三実施例の車輌用冷温装置の車輌への組付状態を示す要部断 面図である。
【0037】 図に示すように、本実施例の車輌用冷温装置の全体的な構成は、第一実施例で 説明した冷温装置と同一であり、相違点は、缶ジュース30の格納時において、 上部緩衝ベース44が缶ジュース30の上面に圧接する点にある。即ち、ハウジ ング10の形状が若干修正されて、缶ジュース30の格納位置が上方に変更され ており、その結果、開閉蓋43を閉じたときに、上部緩衝ベース44が缶ジュー ス30の上面に圧接するように構成されている。したがって、保持孔22内に挿 入された缶ジュース30は、保持体21の弾性力で保持されるだけでなく、上方 から上部緩衝ベース44に圧接されて、より確実に上方への離脱が拘束される。
【0038】 その結果、第一実施例及び第二実施例と同様に、車輌の振動により、缶ジュー ス30が周囲の部材と衝突して騒音を発生したり、開閉蓋43を開放して車内に 躍り出たりするのを未然に防止することができ、これらのトラブルを確実に防止 して、その商品価値を飛躍的に向上させることができる。
【0039】 しかも、缶ジュース30の格納及び取出操作は、保持体21の保持孔22内に 強制的に挿入または離脱させるだけでよいため、極めて容易に取り扱うことがで きる。
【0040】 〈第四実施例〉 次に、本考案の車輌用冷温装置の第四実施例を説明する。
【0041】 図7は本考案の第四実施例の車輌用冷温装置を示す要部平面図である。
【0042】 図に示すように、本実施例の車輌用冷温装置の全体的な構成は、第一実施例で 説明した冷温装置と同一であり、相違点は、保持体60に形成された保持孔61 の形状にある。即ち、本実施例の保持孔61は断面正方形状をなし、その4辺の 中央には、それぞれ上下方向(図において紙面と直交する方向)に延びる突条6 1aが形成されている。また、相対向する突条61aの間隙e1 は、缶ジュース 30の外径Dより若干小さく設定されている。そして、缶ジュース30は、各突 条61aを圧縮しながら保持孔61内に圧入状態で挿入され、保持体60の弾性 力、及び各突条61a自体の弾性力で上方への離脱が拘束される。
【0043】 その結果、第一実施例乃至第三実施例と同様に、車輌の振動により、缶ジュー ス30が周囲の部材と衝突して騒音を発生したり、開閉蓋43を開放して車内に 躍り出たりするのを未然に防止することができ、これらのトラブルを確実に防止 して、その商品価値を飛躍的に向上させることができる。
【0044】 しかも、缶ジュース30の格納及び取出操作は、保持体60の保持孔61内に 強制的に挿入または離脱させるだけでよいため、極めて容易に取り扱うことがで きる。
【0045】 なお、本実施例の車輌用冷温装置では、缶ジュース30の外周に突条61aの 先端が密着しているに過ぎないため、缶ジュース30の表面の大半がハウジング 10内に露出して、空気流の冷却や加温作用を受けることになる。したがって、 保持体60を必ずしも通気性を有する連続気泡ウレタンフォームで製作する必要 はなく、通気性は備えず、弾性のみを備えた独立気泡ウレタンフォームで製作す ることも可能である。
【0046】 〈第五実施例〉 次に、本考案の車輌用冷温装置の第五実施例を説明する。
【0047】 図8は本考案の第五実施例の車輌用冷温装置を示す要部平面図である。
【0048】 図に示すように、本実施例の車輌用冷温装置の全体的な構成は、第一実施例で 説明した冷温装置と同一であり、相違点は、保持体70に形成された保持孔71 の形状にある。即ち、本実施例の保持孔71は、挿入する缶ジュース30毎に複 数に区分されてはおらず、保持体70の長手方向全体に広がる断面長方形状をな している。また、この保持孔71の相対向する長辺の間隙e2 は、缶ジュース3 0の外径Dより若干小さく設定されている。そして、缶ジュース30は、保持孔 71の長辺部分を圧縮しながら保持孔71内に圧入状態で挿入され、保持体70 の弾性力で上方への離脱が拘束される。
【0049】 その結果、第一実施例乃至第四実施例と同様に、車輌の振動により、缶ジュー ス30が周囲の部材と衝突して騒音を発生したり、開閉蓋43を開放して車内に 躍り出たりするのを未然に防止することができ、これらのトラブルを確実に防止 して、その商品価値を飛躍的に向上させることができる。
【0050】 しかも、缶ジュース30の格納及び取出操作は、保持体70の保持孔71内に 強制的に挿入または離脱させるだけでよいため、極めて容易に取り扱うことがで きる。
【0051】 ところで、上記第一実施例乃至第五実施例の車輌用冷温装置は、ダクト構成体 1の2本のダクト6R,6L間に接続されているが、本考案を実施する場合には 、これに限定されるものではなく、エアコンディショナからの空気流が継続して 流れ込んで、内部の缶ジュース30等の物品を冷却または加温可能なものであれ ばよい。したがって、必ずしも内部に多量の空気が流れ込む必要はない。
【0052】 また、上記第一実施例乃至第五実施例の車輌用冷温装置のハウジング10は、 上端が開口して物品の出入口となっているが、直接、物品の出入口を開閉するも のではない。即ち、本考案を実施する場合の物品の出入口は、開口状態であって もよく、また、蓋によって開閉自在であってもよい。いずれにせよ、物品の出入 口を構成できればよい。
【0053】 更に、上記第一実施例乃至第五実施例の車輌用冷温装置の保持体は、連続気泡 ウレタンフォームから製作されて、弾性と共に通気性を有する保持体21,60 ,70として構成されているが、その弾性により、缶ジュース30等の物品が保 持孔22,61,71内から離脱するのを防止できるものであればよい。したが って、上記第四実施例で説明したように、通気性を備えない独立気泡ウレタンフ ォームで製作することも可能である。
【0054】 一方、上記第一実施例乃至第五実施例の車輌用冷温装置の保持孔は、垂直方向 に貫設されて、上方より缶ジュース30等の物品が挿入される保持孔22,61 ,71として構成されているが、既に詳述したように、本考案の車輌用冷温装置 は、保持体21,60,70の弾性力を利用して、缶ジュース30等の物品の離 脱を拘束していることから、保持孔22,61,71の姿勢を変更しても、何ら 支障は生じない。したがって、例えば、保持孔22,61,71を斜め、或いは 水平に貫設して、物品を斜め上方または側方より保持孔22,61,71内に挿 入するように構成することも可能である。
【0055】
【考案の効果】
以上のように、本考案の車輌用冷温装置は、車輌のエアコンディショナから送 出され、車内に供給する空気流の通路となるダクトと、前記ダクトの空気流の流 通を自在に配設し、物品の出入口を設けたハウジングと、前記ハウジング内に配 設されて、弾性を有し、前記物品の外寸より内寸が小さい保持孔が形成されて、 前記物品が保持孔内に圧入状態で挿入される保持体とを具備するため、エアコン ディショナからの空気流はダクトを経てハウジング内に流れ込んで、そのハウジ ング内の物品を冷却または加温し、このときの物品は、保持体の保持孔内に圧入 状態で挿入されて、その保持体の弾性力で保持孔内からの離脱を拘束されている ため、車輌の振動により、物品が周囲の部材と衝突して騒音を発生させたり、ハ ウジングの出入口から車内に躍り出たりするのが未然に防止され、これらのトラ ブルを確実に防止して、その商品価値を飛躍的に向上させることができ、しかも 、冷温装置への物品の格納及び取出操作は、物品を保持体の保持孔内に強制的に 挿入または離脱させるだけでよいため、極めて容易に取り扱うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置の
ハウジングをダクトに取付けた状態を示す斜視図であ
る。
【図2】図2は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置を
正面からみた要部断面図である。
【図3】図3は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置の
分解斜視図である。
【図4】図4は本考案の第一実施例の車輌用冷温装置の
車輌への組付状態を示す要部断面図である。
【図5】図5は本考案の第二実施例の車輌用冷温装置の
車輌への組付状態を示す要部断面図である。
【図6】図6は本考案の第三実施例の車輌用冷温装置の
車輌への組付状態を示す要部断面図である。
【図7】図7は本考案の第四実施例の車輌用冷温装置を
示す要部平面図である。
【図8】図8は本考案の第五実施例の車輌用冷温装置を
示す要部平面図である。
【符号の説明】
6R,6L ダクト 10 ハウジング 30 缶ジュース(収納物品) 21,60,70 保持体 22,61,71 保持孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輌に搭載されたエアコンディショナか
    ら送出され、車輌の室内に供給する空気流の通路となる
    ダクトと、 前記ダクトの空気流の流通を自在に配設し、一側に物品
    の出入口を設けたハウジングと、 前記ハウジング内に配設され、弾性を有し、前記物品の
    外寸より内寸が小さく設定された保持孔が形成されて、
    前記保持孔内に物品を挿入可能な保持体とを具備するこ
    とを特徴とする車輌用冷温装置。
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JP2010058766A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Nhk Spring Co Ltd 車両用アームレストのカップホルダー

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