JPH0565903A - アタツチメント用油圧回路 - Google Patents
アタツチメント用油圧回路Info
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- JPH0565903A JPH0565903A JP22434391A JP22434391A JPH0565903A JP H0565903 A JPH0565903 A JP H0565903A JP 22434391 A JP22434391 A JP 22434391A JP 22434391 A JP22434391 A JP 22434391A JP H0565903 A JPH0565903 A JP H0565903A
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Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】アタッチメント用油圧回路において、作業装置
の緩起動を可能にして作業の安全性を図り、装置全体の
長寿命化を可能にする。 【構成】作業装置1の起動及び停止を操作する方向切換
弁12と、作業装置1に供給される圧油の流量を制御す
る流量制御弁31と、作業装置1入口の負荷圧力と油圧
源21からの圧油の吐出圧力との差圧に応答して作動
し、該差圧を所定値に維持するように油圧ポンプ21か
らの圧油を戻り回路3Bに逃す逃し弁32と、作業装置
1入口の負荷圧力を逃し弁32に導くパイロット回路3
3,34,35に設置され、当該負荷圧力の伝達を制限
し、逃し弁32の応答を遅らせる圧力伝達遅れ手段37
a,37b,37cと、パイロット回路33、34の最
高圧力を規制する圧力制御弁36とを備える。
の緩起動を可能にして作業の安全性を図り、装置全体の
長寿命化を可能にする。 【構成】作業装置1の起動及び停止を操作する方向切換
弁12と、作業装置1に供給される圧油の流量を制御す
る流量制御弁31と、作業装置1入口の負荷圧力と油圧
源21からの圧油の吐出圧力との差圧に応答して作動
し、該差圧を所定値に維持するように油圧ポンプ21か
らの圧油を戻り回路3Bに逃す逃し弁32と、作業装置
1入口の負荷圧力を逃し弁32に導くパイロット回路3
3,34,35に設置され、当該負荷圧力の伝達を制限
し、逃し弁32の応答を遅らせる圧力伝達遅れ手段37
a,37b,37cと、パイロット回路33、34の最
高圧力を規制する圧力制御弁36とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧ショベル等の建設
機械の油圧源よりアタッチメントとしての油圧駆動作業
装置に圧油を供給するアタッチメント用油圧回路に関す
る。
機械の油圧源よりアタッチメントとしての油圧駆動作業
装置に圧油を供給するアタッチメント用油圧回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】油圧ショベル等建設機械の油圧源から圧
油の供給を受けるアタッチメントとしての小型の油圧駆
動作業装置に、例えばハンドブレーカ、カッタ、ネジ締
め機、流体移送用ポンプ等がある。これらの作業装置の
起動、停止は油圧源から離れて作業装置側で行なうのが
普通である。以下この場合のアタッチメント用油圧回路
を図5及び図6を参照しながら説明する。
油の供給を受けるアタッチメントとしての小型の油圧駆
動作業装置に、例えばハンドブレーカ、カッタ、ネジ締
め機、流体移送用ポンプ等がある。これらの作業装置の
起動、停止は油圧源から離れて作業装置側で行なうのが
普通である。以下この場合のアタッチメント用油圧回路
を図5及び図6を参照しながら説明する。
【0003】図5に、アタッチメントとしての作業装置
1を、油圧ショベル本体2から圧油取出部3を介して供
給される圧油により作動させる場合の回路図を示す。作
業装置1は油圧モータ11と、操作レバー12aにより
起動、停止を行なうための方向切換弁12とを有し、方
向切換弁12を図5中右位置に切り換えると油圧ショベ
ル本体2から圧油が送られて油圧モータ11は起動し、
図5中左位置に切り換えると油圧ショベル本体2からの
圧油が直接戻り回路へ流れ、油圧モータ11が停止す
る。油圧ショベル本体2には油圧ポンプ21と、作業装
置1への圧油の供給を制御する操作レバー23aを備え
た方向切換弁23と、回路の最高圧力を規制する圧力制
御弁24が設けられている。通常、方向切換弁23は図
示右位置に保持され、油圧ポンプ21からの圧油は供給
ライン25を介して油圧ショベルの油圧回路に供給され
る。作業装置1を駆動するときは、方向切換弁23を図
示した位置に切換え、作業装置1側の操作レバー12a
を操作することにより方向切換弁12を切り換えて作業
装置1の起動、停止を行なう。
1を、油圧ショベル本体2から圧油取出部3を介して供
給される圧油により作動させる場合の回路図を示す。作
業装置1は油圧モータ11と、操作レバー12aにより
起動、停止を行なうための方向切換弁12とを有し、方
向切換弁12を図5中右位置に切り換えると油圧ショベ
ル本体2から圧油が送られて油圧モータ11は起動し、
図5中左位置に切り換えると油圧ショベル本体2からの
圧油が直接戻り回路へ流れ、油圧モータ11が停止す
る。油圧ショベル本体2には油圧ポンプ21と、作業装
置1への圧油の供給を制御する操作レバー23aを備え
た方向切換弁23と、回路の最高圧力を規制する圧力制
御弁24が設けられている。通常、方向切換弁23は図
示右位置に保持され、油圧ポンプ21からの圧油は供給
ライン25を介して油圧ショベルの油圧回路に供給され
る。作業装置1を駆動するときは、方向切換弁23を図
示した位置に切換え、作業装置1側の操作レバー12a
を操作することにより方向切換弁12を切り換えて作業
装置1の起動、停止を行なう。
【0004】油圧ポンプ21からの圧油吐出量が、作業
装置1の許容流量以上ある場合、ポンプ傾転量や、エン
ジン回転数を小さく調整して油圧ポンプ21の吐出流量
を減少させる。しかし、ポンプ吐出流量の最小値には限
界があり、作業装置1の許容流量以上の圧油が油圧ショ
ベル本体2から吐出される場合が生じる。また、ポンプ
吐出流量の調整が可能な場合でも運転者の誤操作によっ
て、過大な圧油の流量が作業装置1に供給される可能性
もある。このことを考慮し、作業装置1へ流入する圧油
の量を制限する手段として、図5に示すように流量制御
弁31を備えた圧油取出部3を設ける。この流量制御弁
31は、固定絞り31aと、固定絞り31aの前後差圧
を制御する圧力補償弁31bとからなる。これによっ
て、油圧ポンプ21から過大な流量の圧油が供給されて
も流量制御弁31には一定の流量が流れ、これを超える
過大な流量が作業装置1に供給されることはない。
装置1の許容流量以上ある場合、ポンプ傾転量や、エン
ジン回転数を小さく調整して油圧ポンプ21の吐出流量
を減少させる。しかし、ポンプ吐出流量の最小値には限
界があり、作業装置1の許容流量以上の圧油が油圧ショ
ベル本体2から吐出される場合が生じる。また、ポンプ
吐出流量の調整が可能な場合でも運転者の誤操作によっ
て、過大な圧油の流量が作業装置1に供給される可能性
もある。このことを考慮し、作業装置1へ流入する圧油
の量を制限する手段として、図5に示すように流量制御
弁31を備えた圧油取出部3を設ける。この流量制御弁
31は、固定絞り31aと、固定絞り31aの前後差圧
を制御する圧力補償弁31bとからなる。これによっ
て、油圧ポンプ21から過大な流量の圧油が供給されて
も流量制御弁31には一定の流量が流れ、これを超える
過大な流量が作業装置1に供給されることはない。
【0005】また、この時、作業装置1に作用する圧力
が、圧力制御弁24の設定値と等しい値まで上昇した場
合には、油圧ショベル本体2の許容圧力に対し、作業装
置1の許容圧力が低いと、作業装置1が破損に至る恐れ
がある。これを防ぐため、図5に示すように圧力制御弁
132を流量制御弁31の上流側で圧油供給回路と圧油
戻り回路との間のバイパス回路132aに設け、その設
定圧力を作業装置1の許容圧力以下にしておき、バイパ
ス回路132aを介して戻り回路に圧油を逃すことによ
り、作業装置1の入口圧力が設定圧力以上に上昇しない
ように調整する。
が、圧力制御弁24の設定値と等しい値まで上昇した場
合には、油圧ショベル本体2の許容圧力に対し、作業装
置1の許容圧力が低いと、作業装置1が破損に至る恐れ
がある。これを防ぐため、図5に示すように圧力制御弁
132を流量制御弁31の上流側で圧油供給回路と圧油
戻り回路との間のバイパス回路132aに設け、その設
定圧力を作業装置1の許容圧力以下にしておき、バイパ
ス回路132aを介して戻り回路に圧油を逃すことによ
り、作業装置1の入口圧力が設定圧力以上に上昇しない
ように調整する。
【0006】次に、作業装置1を起動したときの作業装
置1の入口圧力(負荷圧力)と、圧油の流量との関係を
図6により説明する。図6(a)は作業装置1の負荷圧
力の変化を、(b)は流量の変化を示す。操作レバー1
2aにより方向切換弁12を図5中左位置にして、作業
装置1が停止しているとき、流量制御弁31の上流側の
圧力は、圧力制御弁132の設定値となり、一方流量制
御弁31の下流側にある方向切換弁12の入口圧力は、
戻り回路の圧損に等しいアンロード圧力となっている。
このアンロード圧力を図6(a)中に破線で示す。
置1の入口圧力(負荷圧力)と、圧油の流量との関係を
図6により説明する。図6(a)は作業装置1の負荷圧
力の変化を、(b)は流量の変化を示す。操作レバー1
2aにより方向切換弁12を図5中左位置にして、作業
装置1が停止しているとき、流量制御弁31の上流側の
圧力は、圧力制御弁132の設定値となり、一方流量制
御弁31の下流側にある方向切換弁12の入口圧力は、
戻り回路の圧損に等しいアンロード圧力となっている。
このアンロード圧力を図6(a)中に破線で示す。
【0007】ここで操作レバー12aにより方向切換弁
12を図5中右位置に切り換えて、作業装置1を起動し
たとき、起動した瞬間は油圧モータ11が停止してお
り、作業装置1に流入する油量は0である。従って、図
6(a)に示すように、作業装置1の入口圧力は、一点
鎖線で表された圧力制御弁132の設定圧力まで急激に
上昇する。作業装置1はこの圧力と油圧モータ11の押
しのけ容積との積に応じた加速度で加速される。また、
このとき、作業装置1に供給される圧油の流量は、図6
(b)に示すように、流量制御弁31の設定値に達する
まで増加して、その後流量一定となる。これに伴い、加
速されていた作業装置1は一定速度になる。圧油の流量
が一定になると、図6(a)に示すように方向切換弁1
2の入口圧力もこの流量にみあった負荷圧力まで低下
し、その後一定となる。
12を図5中右位置に切り換えて、作業装置1を起動し
たとき、起動した瞬間は油圧モータ11が停止してお
り、作業装置1に流入する油量は0である。従って、図
6(a)に示すように、作業装置1の入口圧力は、一点
鎖線で表された圧力制御弁132の設定圧力まで急激に
上昇する。作業装置1はこの圧力と油圧モータ11の押
しのけ容積との積に応じた加速度で加速される。また、
このとき、作業装置1に供給される圧油の流量は、図6
(b)に示すように、流量制御弁31の設定値に達する
まで増加して、その後流量一定となる。これに伴い、加
速されていた作業装置1は一定速度になる。圧油の流量
が一定になると、図6(a)に示すように方向切換弁1
2の入口圧力もこの流量にみあった負荷圧力まで低下
し、その後一定となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような回路にお
いて、作業装置1側の操作レバー12aを操作して、方
向切換弁12を切り換えることにより装置を起動すると
き、作業装置1には起動時の最初から最高圧力(圧力制
御弁132で設定された圧力)が作用し、かつ流量制御
弁31で設定された許容最大流量の圧油が供給される。
このため作業装置1は最大の加速度で起動し、その反動
によって意図しない動きが発生し、思わぬ事故が発生す
る可能性があった。また、同様に急激な起動の繰返しに
よって装置の寿命に悪影響を与えることも考えられる。
いて、作業装置1側の操作レバー12aを操作して、方
向切換弁12を切り換えることにより装置を起動すると
き、作業装置1には起動時の最初から最高圧力(圧力制
御弁132で設定された圧力)が作用し、かつ流量制御
弁31で設定された許容最大流量の圧油が供給される。
このため作業装置1は最大の加速度で起動し、その反動
によって意図しない動きが発生し、思わぬ事故が発生す
る可能性があった。また、同様に急激な起動の繰返しに
よって装置の寿命に悪影響を与えることも考えられる。
【0009】本発明の目的は、以上のような問題点に鑑
み、作業装置の緩起動を可能にして作業の安全性が図
れ、装置全体の長寿命化を可能にするアタッチメント用
油圧回路を提供することである。
み、作業装置の緩起動を可能にして作業の安全性が図
れ、装置全体の長寿命化を可能にするアタッチメント用
油圧回路を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決するた
め、本発明は、建設機械の油圧源から油圧駆動作業装置
のアクチュエータに圧油を供給するアタッチメント用油
圧回路において、前記アクチュエータの起動及び停止を
操作する方向切換弁と、前記アクチュエータに供給され
る圧油の流量を制御する流量制御弁手段と、前記流量制
御弁手段と前記油圧源との間に設置され、前記油圧源の
吐出圧力と前記アクチュエータの負荷圧力との差圧に応
答して作動し、当該差圧を所定値に維持するように油圧
源からの圧油を戻り回路に排出する逃し弁と、前記アク
チュエータの負荷圧力を前記逃し弁に導くパイロット回
路に設置され、当該負荷圧力の伝達を制限し前記逃し弁
の応答を遅らせる圧力伝達遅れ手段とを備えることを特
徴とする。
め、本発明は、建設機械の油圧源から油圧駆動作業装置
のアクチュエータに圧油を供給するアタッチメント用油
圧回路において、前記アクチュエータの起動及び停止を
操作する方向切換弁と、前記アクチュエータに供給され
る圧油の流量を制御する流量制御弁手段と、前記流量制
御弁手段と前記油圧源との間に設置され、前記油圧源の
吐出圧力と前記アクチュエータの負荷圧力との差圧に応
答して作動し、当該差圧を所定値に維持するように油圧
源からの圧油を戻り回路に排出する逃し弁と、前記アク
チュエータの負荷圧力を前記逃し弁に導くパイロット回
路に設置され、当該負荷圧力の伝達を制限し前記逃し弁
の応答を遅らせる圧力伝達遅れ手段とを備えることを特
徴とする。
【0011】尚、好ましくは、前記流量制御弁手段は、
固定絞りと、この固定絞りの上流側に配置され、当該固
定絞りの前後差圧を所定値に維持する圧力補償弁とを有
する。
固定絞りと、この固定絞りの上流側に配置され、当該固
定絞りの前後差圧を所定値に維持する圧力補償弁とを有
する。
【0012】また、好ましくは、前記パイロット回路に
設置され、パイロット回路の最高圧力を規制する圧力制
御弁をさらに備える。
設置され、パイロット回路の最高圧力を規制する圧力制
御弁をさらに備える。
【0013】さらに、好ましくは、前記圧力伝達遅れ手
段は、前記パイロット回路に設けられた絞りとする。
段は、前記パイロット回路に設けられた絞りとする。
【0014】さらに、好ましくは、前記圧力伝達遅れ手
段は、前記パイロット回路に設けられた絞りと、これに
並列に設けられ、前記逃し弁に作動した圧油の戻りのみ
を許す逆止弁とを有する。
段は、前記パイロット回路に設けられた絞りと、これに
並列に設けられ、前記逃し弁に作動した圧油の戻りのみ
を許す逆止弁とを有する。
【0015】さらに、好ましくは、前記圧力伝達遅れ手
段は、前記パイロット回路に設けられたアキュームレー
タとする。
段は、前記パイロット回路に設けられたアキュームレー
タとする。
【0016】
【作用】本発明においては、以上のような構成としたの
で、以下のような作用を奏する。まず、アクチュエータ
を起動した瞬間は油圧モータがまだ停止しており、アク
チュエータに流入する油量は0であるので、アクチュエ
ータの入口圧力は回路圧力まで急激に上昇するが、この
上昇分は逃し弁の設定差圧分程度である。また、起動し
た瞬間は、アクチュエータに流入する油量は0であるの
で、逃し弁から流出する油量は、方向切換弁で戻り回路
に流れていた分量だけ増加し、油圧源の吐出圧力(流量
制御弁手段の上流側圧力)が上昇しようとする。この吐
出圧力の上昇はパイロット回路を介して直ちに逃し弁へ
伝達され、一方、アクチュエータ入口の負荷圧力の上昇
は、パイロット回路に設けた圧力伝達遅れ手段の作用
で、逃し弁へ遅れて伝達される。従って、逃し弁は内蔵
されたばねの作用で開口面積が増加し、より多くの油が
戻り回路に流出するので、油圧ポンプの吐出圧力の上昇
が抑えられる。
で、以下のような作用を奏する。まず、アクチュエータ
を起動した瞬間は油圧モータがまだ停止しており、アク
チュエータに流入する油量は0であるので、アクチュエ
ータの入口圧力は回路圧力まで急激に上昇するが、この
上昇分は逃し弁の設定差圧分程度である。また、起動し
た瞬間は、アクチュエータに流入する油量は0であるの
で、逃し弁から流出する油量は、方向切換弁で戻り回路
に流れていた分量だけ増加し、油圧源の吐出圧力(流量
制御弁手段の上流側圧力)が上昇しようとする。この吐
出圧力の上昇はパイロット回路を介して直ちに逃し弁へ
伝達され、一方、アクチュエータ入口の負荷圧力の上昇
は、パイロット回路に設けた圧力伝達遅れ手段の作用
で、逃し弁へ遅れて伝達される。従って、逃し弁は内蔵
されたばねの作用で開口面積が増加し、より多くの油が
戻り回路に流出するので、油圧ポンプの吐出圧力の上昇
が抑えられる。
【0017】次に、アクチュエータの入口圧力が逃し弁
に遅れて伝えられると、逃し弁は逆に閉じる方向に移動
する。この作動速度は、絞りの設定に依存し、油圧源の
吐出圧力もこの速度に応じた速度でゆるやかに上昇し、
アクチュエータの入口圧力もゆるやかに上昇する。この
回路圧力の上昇により、アクチュエータは圧力と押しの
け容積との積に応じた力で加速され、安全な緩起動が可
能となる。
に遅れて伝えられると、逃し弁は逆に閉じる方向に移動
する。この作動速度は、絞りの設定に依存し、油圧源の
吐出圧力もこの速度に応じた速度でゆるやかに上昇し、
アクチュエータの入口圧力もゆるやかに上昇する。この
回路圧力の上昇により、アクチュエータは圧力と押しの
け容積との積に応じた力で加速され、安全な緩起動が可
能となる。
【0018】また、流量制御弁手段として固定絞りと圧
力補償弁とを設けた場合、固定絞りの前後差圧が逃し弁
の作用とは独立に保たれるので、負荷変動や、負荷変動
による流量変化がある使用例においても、回路の流量を
独立にかつ厳密に制御できる。
力補償弁とを設けた場合、固定絞りの前後差圧が逃し弁
の作用とは独立に保たれるので、負荷変動や、負荷変動
による流量変化がある使用例においても、回路の流量を
独立にかつ厳密に制御できる。
【0019】さらに、上記パイロット回路中に圧力制御
弁を設けた場合、アクチュエータの負荷圧力を直接検出
して制御できるので、厳密な圧力設定が可能となる。
弁を設けた場合、アクチュエータの負荷圧力を直接検出
して制御できるので、厳密な圧力設定が可能となる。
【0020】さらに、圧力伝達遅れ手段として絞りとこ
れに並列な逆止弁とを備えた場合、アクチュエータの負
荷圧力が、高い圧力から低い圧力に変化したとき、その
変化の大部分が上記逆止弁を介して速やかに逃し弁に伝
わるので、時間的な遅れがなく、損失のない減圧制御が
できる。
れに並列な逆止弁とを備えた場合、アクチュエータの負
荷圧力が、高い圧力から低い圧力に変化したとき、その
変化の大部分が上記逆止弁を介して速やかに逃し弁に伝
わるので、時間的な遅れがなく、損失のない減圧制御が
できる。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図1から図4を参
照しながら説明する。図1に、本発明の一実施例による
アタッチメント用油圧回路の図であり、油圧ショベルに
作業用アタッチメントを接続した場合の回路図を示す。
図1において、1はアタッチメントである作業装置、2
は油圧ショベル本体における圧油供給部(以下、単に油
圧ショベル本体という)、3は油圧ショベル本体2に設
けられた圧油取出部である。作業装置1としては、ハン
ドブレーカ、カッタ、ネジ締め機、流体移送用ポンプ等
があり、これらの使用時、アタッチメントとして取出部
3の接続部材3aに連結される。
照しながら説明する。図1に、本発明の一実施例による
アタッチメント用油圧回路の図であり、油圧ショベルに
作業用アタッチメントを接続した場合の回路図を示す。
図1において、1はアタッチメントである作業装置、2
は油圧ショベル本体における圧油供給部(以下、単に油
圧ショベル本体という)、3は油圧ショベル本体2に設
けられた圧油取出部である。作業装置1としては、ハン
ドブレーカ、カッタ、ネジ締め機、流体移送用ポンプ等
があり、これらの使用時、アタッチメントとして取出部
3の接続部材3aに連結される。
【0022】油圧ショベル本体2は、油圧ポンプ21、
タンク22、作業装置1への圧油の供給を制御する操作
レバー23aを備えた方向切換弁23、油圧ポンプ21
から吐出される回路の最高圧力を規制する圧力制御弁2
4より構成されている。油圧ポンプ21は油圧ショベル
の油圧源を構成し、通常は方向切換弁23を図示の位置
に保持し、図示しないメイン油圧回路へ供給ラインで2
5より圧油を供給し、ブーム、アーム等の作業部材を駆
動する。
タンク22、作業装置1への圧油の供給を制御する操作
レバー23aを備えた方向切換弁23、油圧ポンプ21
から吐出される回路の最高圧力を規制する圧力制御弁2
4より構成されている。油圧ポンプ21は油圧ショベル
の油圧源を構成し、通常は方向切換弁23を図示の位置
に保持し、図示しないメイン油圧回路へ供給ラインで2
5より圧油を供給し、ブーム、アーム等の作業部材を駆
動する。
【0023】作業装置1は、上記アタッチメントを取り
付けた油圧アクチュエータである油圧モータ11と、操
作レバー12aを備えた方向切換弁12とからなり、油
圧ショベル本体2の方向切換弁23が図示の位置から切
換えられているとき、方向切換弁12が操作レバー12
aにより、図中右位置に切り換えると油圧ポンプ21か
ら圧油取出部3の供給回路3Aを介して圧油が送られて
油圧モータ11は起動し、図中左位置に切り換えると油
圧ポンプ21からの圧油が直接圧油取出部3の戻り回路
3Bへ流れて油圧モータ11が停止する。
付けた油圧アクチュエータである油圧モータ11と、操
作レバー12aを備えた方向切換弁12とからなり、油
圧ショベル本体2の方向切換弁23が図示の位置から切
換えられているとき、方向切換弁12が操作レバー12
aにより、図中右位置に切り換えると油圧ポンプ21か
ら圧油取出部3の供給回路3Aを介して圧油が送られて
油圧モータ11は起動し、図中左位置に切り換えると油
圧ポンプ21からの圧油が直接圧油取出部3の戻り回路
3Bへ流れて油圧モータ11が停止する。
【0024】このように、作業装置1の起動、停止は操
作レバー23aによって方向切換弁23を図1中左位置
に切り換えた状態で、作業装置1側の操作レバー12a
により方向切換弁12を切り換えて行なう。
作レバー23aによって方向切換弁23を図1中左位置
に切り換えた状態で、作業装置1側の操作レバー12a
により方向切換弁12を切り換えて行なう。
【0025】次に、圧油取出部3の構成を説明する。圧
油取出部3において、圧油供給回路3Aの途中に、作業
装置1へ流入する圧油の量を制限する手段として、流量
制御弁31が設置されている。この流量制御弁31は、
従来のアタッチメント用油圧回路の場合と同様に、固定
絞り31aと、固定絞り31aの前後差圧を一定に保つ
圧力補償弁31bとからなっており、油圧ショベル2か
ら作業装置1の許容流量以上の圧油の流量が供給されて
も、流量制御弁31には一定の流量が流れ、これを超え
る過大な流量が作業装置1に供給されることはない。
油取出部3において、圧油供給回路3Aの途中に、作業
装置1へ流入する圧油の量を制限する手段として、流量
制御弁31が設置されている。この流量制御弁31は、
従来のアタッチメント用油圧回路の場合と同様に、固定
絞り31aと、固定絞り31aの前後差圧を一定に保つ
圧力補償弁31bとからなっており、油圧ショベル2か
ら作業装置1の許容流量以上の圧油の流量が供給されて
も、流量制御弁31には一定の流量が流れ、これを超え
る過大な流量が作業装置1に供給されることはない。
【0026】また、流量制御弁31の上流側で供給回路
3Aと戻り回路3Bとの間のバイパス回路32bに逃し
弁32が設置されている。逃し弁32にはパイロット回
路33,34により作業装置1の入口に作用する負荷圧
力(流量制御弁31の下流側圧力)が閉弁方向端部に導
かれ、パイロット回路35により油圧ポンプ21の吐出
圧力(流量制御弁31の上流側圧力)が開弁方向端部に
導かれ、これら両者の差圧が逃し弁32に内蔵されたば
ね32aで設定した値以上になると、バイパス回路32
bを介して供給回路3Aの圧油が戻り回路3Bからタン
ク22へ戻される。このばね32aによる設定差圧(流
量制御弁31の両端の差圧)は流量制御弁31の圧力補
償弁31bの設定差圧よりも大きくされ、これにより、
流量制御弁31が所定の流量を流すのに必要な差圧が確
保される。
3Aと戻り回路3Bとの間のバイパス回路32bに逃し
弁32が設置されている。逃し弁32にはパイロット回
路33,34により作業装置1の入口に作用する負荷圧
力(流量制御弁31の下流側圧力)が閉弁方向端部に導
かれ、パイロット回路35により油圧ポンプ21の吐出
圧力(流量制御弁31の上流側圧力)が開弁方向端部に
導かれ、これら両者の差圧が逃し弁32に内蔵されたば
ね32aで設定した値以上になると、バイパス回路32
bを介して供給回路3Aの圧油が戻り回路3Bからタン
ク22へ戻される。このばね32aによる設定差圧(流
量制御弁31の両端の差圧)は流量制御弁31の圧力補
償弁31bの設定差圧よりも大きくされ、これにより、
流量制御弁31が所定の流量を流すのに必要な差圧が確
保される。
【0027】さらに、パイロット回路33と戻り回路3
Bとの間のバイパス回路36bには圧力制御弁36が設
置されている。この圧力制御弁36はパイロット回路3
3の最高圧力を規制するもので、内蔵されたばね36a
が、作業装置1の許容圧力や出力の最大値等から求めら
れる値に設定され、作業装置1入口の負荷圧力がその設
定値以上になろうとすると、バイパス回路32bを介し
て圧油を逃し、圧力上昇を抑える。これによりアクチュ
エータ11の異常な負荷圧力の上昇が防げる。尚、この
圧力制御弁32は、パイロット回路33に接続されてい
るので、小型の直動式であれば十分である。
Bとの間のバイパス回路36bには圧力制御弁36が設
置されている。この圧力制御弁36はパイロット回路3
3の最高圧力を規制するもので、内蔵されたばね36a
が、作業装置1の許容圧力や出力の最大値等から求めら
れる値に設定され、作業装置1入口の負荷圧力がその設
定値以上になろうとすると、バイパス回路32bを介し
て圧油を逃し、圧力上昇を抑える。これによりアクチュ
エータ11の異常な負荷圧力の上昇が防げる。尚、この
圧力制御弁32は、パイロット回路33に接続されてい
るので、小型の直動式であれば十分である。
【0028】さらに、パイロット回路34の途中には圧
力伝達遅れ手段としての絞り37aが設置されている。
この絞り37aにより、パイロット回路33の圧力上昇
が逃し弁32へ遅れて伝えられる。
力伝達遅れ手段としての絞り37aが設置されている。
この絞り37aにより、パイロット回路33の圧力上昇
が逃し弁32へ遅れて伝えられる。
【0029】次に、図2により、本実施例によるアタッ
チメント用油圧回路の動作の説明をする。図2(a)は
作業装置1の負荷圧力の変化を、(b)は流量の変化を
示す。操作レバー12aにより方向切換弁12を図1中
左位置にして、作業装置1が停止しているとき、流量制
御弁31の下流側にある方向切換弁12の入口圧力は、
戻り回路の圧損に等しいアンロード圧力にある。図2
(a)中にこのアンロード圧力を破線で示す。また、流
量制御弁31の上流側の圧力は、圧力制御弁32の設定
値にある。即ち、流量制御弁31の上流の圧力はパイロ
ット回路35で逃し弁32に導かれ、作業装置1入口の
圧力はパイロット回路33を介して逃し弁32の閉弁方
向端部に導かれ、両者の差圧が逃し弁32に内蔵された
ばね32aに設定された値を保つように、油圧ポンプ2
1からの圧油の一部を戻り回路3Bへ流出させる。従っ
て、油圧ポンプ21の吐出圧力はアンロード圧力よりも
このばね32aの設定圧力分だけ高い圧力に保たれる。
チメント用油圧回路の動作の説明をする。図2(a)は
作業装置1の負荷圧力の変化を、(b)は流量の変化を
示す。操作レバー12aにより方向切換弁12を図1中
左位置にして、作業装置1が停止しているとき、流量制
御弁31の下流側にある方向切換弁12の入口圧力は、
戻り回路の圧損に等しいアンロード圧力にある。図2
(a)中にこのアンロード圧力を破線で示す。また、流
量制御弁31の上流側の圧力は、圧力制御弁32の設定
値にある。即ち、流量制御弁31の上流の圧力はパイロ
ット回路35で逃し弁32に導かれ、作業装置1入口の
圧力はパイロット回路33を介して逃し弁32の閉弁方
向端部に導かれ、両者の差圧が逃し弁32に内蔵された
ばね32aに設定された値を保つように、油圧ポンプ2
1からの圧油の一部を戻り回路3Bへ流出させる。従っ
て、油圧ポンプ21の吐出圧力はアンロード圧力よりも
このばね32aの設定圧力分だけ高い圧力に保たれる。
【0030】ここで操作レバー12aにより方向切換弁
12を図1中右位置に切り換えて、作業装置1を起動し
たとき、起動した瞬間は油圧モータ11がまだ停止して
おり、作業装置1に流入する油量は0である。従って、
図2(a)に示すように、作業装置1の入口圧力は、一
点鎖線で表された回路圧力まで急激に上昇するが、この
上昇分は上記逃し弁の設定差圧分程度である。作業装置
1は、この圧力と油圧モータ11の押しのけ容積との積
に応じた加速度で加速される。また、起動した瞬間は、
上記のように作業装置に流入する油量は0であるので、
逃し弁32から流出する油量は、方向切換弁12で戻り
回路に流れていた分量だけ増加し、油圧ポンプ21の吐
出圧力(流量制御弁31の上流側圧力)が上昇しようと
する。この油圧ポンプ21の吐出圧力(流量制御弁31
の上流側圧力)の上昇はパイロット回路35を介して直
ちに逃し弁32へ伝達される。一方、作業装置1入口の
負荷圧力の上昇は、パイロット回路34に設けた絞り3
7aの作用で、逃し弁32へ遅れて伝達される。従っ
て、逃し弁32は内蔵されたばね32aの作用で開口面
積が増加し、より多くの油が戻り回路3Bに流出するの
で、図2(a)に示すように油圧ポンプ21の吐出圧力
の上昇が抑えられる。
12を図1中右位置に切り換えて、作業装置1を起動し
たとき、起動した瞬間は油圧モータ11がまだ停止して
おり、作業装置1に流入する油量は0である。従って、
図2(a)に示すように、作業装置1の入口圧力は、一
点鎖線で表された回路圧力まで急激に上昇するが、この
上昇分は上記逃し弁の設定差圧分程度である。作業装置
1は、この圧力と油圧モータ11の押しのけ容積との積
に応じた加速度で加速される。また、起動した瞬間は、
上記のように作業装置に流入する油量は0であるので、
逃し弁32から流出する油量は、方向切換弁12で戻り
回路に流れていた分量だけ増加し、油圧ポンプ21の吐
出圧力(流量制御弁31の上流側圧力)が上昇しようと
する。この油圧ポンプ21の吐出圧力(流量制御弁31
の上流側圧力)の上昇はパイロット回路35を介して直
ちに逃し弁32へ伝達される。一方、作業装置1入口の
負荷圧力の上昇は、パイロット回路34に設けた絞り3
7aの作用で、逃し弁32へ遅れて伝達される。従っ
て、逃し弁32は内蔵されたばね32aの作用で開口面
積が増加し、より多くの油が戻り回路3Bに流出するの
で、図2(a)に示すように油圧ポンプ21の吐出圧力
の上昇が抑えられる。
【0031】次いで、作業装置1の入口圧力が逃し弁3
2に伝えられ、逃し弁32は閉じる方向に移動する。こ
の作動速度は、絞り37aの設定に依存する。従って、
油ポンプ21の吐出圧力もこの速度に応じた速度で、図
2(a)に一点鎖線で示すようにゆるやかに上昇し、作
業装置1の入口圧力も図2(a)に実線で示すようにゆ
るやかに上昇する。このような回路圧力の上昇により、
油圧モータ11は圧力と押しのけ容積との積に応じた力
で加速される。このとき、油圧モータ11に供給される
圧油の流量は、図2(b)に示すように、流量制御弁3
1の前後差圧が圧力補償弁31bの設定差圧に達するま
で増加する。流量制御弁31の前後差圧が圧力補償弁3
1bの設定差圧に達すると、その後流量は一定となる。
これに伴い、加速されていた作業装置1も一定速度にな
る。尚、逃し弁32の設定差圧は圧力補償弁31bの設
定差圧より大きいので、図2(a)に示すように、圧油
の流量が一定になっても、方向切換弁12の入口圧力及
び油圧ポンプ21の吐出圧力は逃し弁32の設定差圧に
達するまでさらに上昇を続け、逃し弁32の設定差圧に
達した後一定となる。
2に伝えられ、逃し弁32は閉じる方向に移動する。こ
の作動速度は、絞り37aの設定に依存する。従って、
油ポンプ21の吐出圧力もこの速度に応じた速度で、図
2(a)に一点鎖線で示すようにゆるやかに上昇し、作
業装置1の入口圧力も図2(a)に実線で示すようにゆ
るやかに上昇する。このような回路圧力の上昇により、
油圧モータ11は圧力と押しのけ容積との積に応じた力
で加速される。このとき、油圧モータ11に供給される
圧油の流量は、図2(b)に示すように、流量制御弁3
1の前後差圧が圧力補償弁31bの設定差圧に達するま
で増加する。流量制御弁31の前後差圧が圧力補償弁3
1bの設定差圧に達すると、その後流量は一定となる。
これに伴い、加速されていた作業装置1も一定速度にな
る。尚、逃し弁32の設定差圧は圧力補償弁31bの設
定差圧より大きいので、図2(a)に示すように、圧油
の流量が一定になっても、方向切換弁12の入口圧力及
び油圧ポンプ21の吐出圧力は逃し弁32の設定差圧に
達するまでさらに上昇を続け、逃し弁32の設定差圧に
達した後一定となる。
【0032】本実施例によれば、作業装置1がゆるやか
に起動するので、反動による事故防止が可能となり、安
全性が向上し、また、装置内部の摺動部分では急加速に
よる悪条件での作動がなくなり、焼付き等の危険性が減
少し、装置の長寿命化が可能となる。また、油圧ポンプ
21の吐出圧力は、常に負荷圧力よりもわずかに高い値
で変化するので、無駄な圧力上昇による損失がない。
に起動するので、反動による事故防止が可能となり、安
全性が向上し、また、装置内部の摺動部分では急加速に
よる悪条件での作動がなくなり、焼付き等の危険性が減
少し、装置の長寿命化が可能となる。また、油圧ポンプ
21の吐出圧力は、常に負荷圧力よりもわずかに高い値
で変化するので、無駄な圧力上昇による損失がない。
【0033】また、流量制御弁31が圧力補償弁31b
を備えることによって、回路の流量も独立にかつ厳密に
制御できる。
を備えることによって、回路の流量も独立にかつ厳密に
制御できる。
【0034】さらに、圧力制御弁36はパイロット回路
33に接続され、負荷圧力を直接検出して制御するの
で、厳密な圧力設定が可能となり、アクチュエータへの
有効活用、長寿命化等が可能となる。また、この圧力制
御弁36は小型の直動式でよく、コスト、重量等が低減
できる。
33に接続され、負荷圧力を直接検出して制御するの
で、厳密な圧力設定が可能となり、アクチュエータへの
有効活用、長寿命化等が可能となる。また、この圧力制
御弁36は小型の直動式でよく、コスト、重量等が低減
できる。
【0035】図3に本発明の他の実施例によるアタッチ
メント用油圧回路の回路図を示す。本実施例では、パイ
ロット回路34中に、圧力伝達遅れ手段として、絞り3
7aとこれに並列な逆止弁37bが設置されている。ま
た、作業装置1においては、方向切換弁112に供給回
路3A側をプレッシャーポートブロック型としたものを
用い、かつ供給回路3Aに逆止弁113およびアンロー
ド弁114を設けている。
メント用油圧回路の回路図を示す。本実施例では、パイ
ロット回路34中に、圧力伝達遅れ手段として、絞り3
7aとこれに並列な逆止弁37bが設置されている。ま
た、作業装置1においては、方向切換弁112に供給回
路3A側をプレッシャーポートブロック型としたものを
用い、かつ供給回路3Aに逆止弁113およびアンロー
ド弁114を設けている。
【0036】本実施例によれば、逆止弁37bを設けた
ので、作業装置1入口の負荷圧力が高い圧力から低い圧
力に変化するときは、その圧力変化が速やかに逃し弁3
2に伝わるので、時間遅れなく減圧制御ができる。ま
た、逆止弁113及びアンード弁114を設けたので、
作業装置1の停止時には、方向切換弁112入口側圧力
(逆止弁113の下流側圧力)が上昇するとアンロード
弁114が開き、油圧ポンプ21からの圧油をバイパス
回路114aを介して逃すので、圧力制御弁36に依存
することなく供給回路3Aの圧力上昇を防止できる。
ので、作業装置1入口の負荷圧力が高い圧力から低い圧
力に変化するときは、その圧力変化が速やかに逃し弁3
2に伝わるので、時間遅れなく減圧制御ができる。ま
た、逆止弁113及びアンード弁114を設けたので、
作業装置1の停止時には、方向切換弁112入口側圧力
(逆止弁113の下流側圧力)が上昇するとアンロード
弁114が開き、油圧ポンプ21からの圧油をバイパス
回路114aを介して逃すので、圧力制御弁36に依存
することなく供給回路3Aの圧力上昇を防止できる。
【0037】図4に本発明のさらに他の実施例によるア
タッチメント用油圧回路の回路図を示す。本実施例で
は、圧力伝達遅れ手段として、アキュームレータ37c
を用いている。これにより、パイロット回路33の圧力
上昇によって圧油がこのアキュームレータ37cに溜
り、アキュームレータ37cが満杯になってからパイロ
ット回路35に圧油を送られるため、パイロット回路3
3の圧力上昇が逃し弁32へ遅れて伝えられる。即ち、
これは絞り37aと同様の作用をする。従って、本実施
例によっても図1に示す実施例と同様の効果が得られ
る。
タッチメント用油圧回路の回路図を示す。本実施例で
は、圧力伝達遅れ手段として、アキュームレータ37c
を用いている。これにより、パイロット回路33の圧力
上昇によって圧油がこのアキュームレータ37cに溜
り、アキュームレータ37cが満杯になってからパイロ
ット回路35に圧油を送られるため、パイロット回路3
3の圧力上昇が逃し弁32へ遅れて伝えられる。即ち、
これは絞り37aと同様の作用をする。従って、本実施
例によっても図1に示す実施例と同様の効果が得られ
る。
【0038】尚、以上の実施例では、流量制御弁31に
圧力補償弁31bを組込んだが、流量制御弁31の前後
差圧は基本的には逃し弁32によっても一定に保たれる
ので、負荷変動がない場合や、負荷変動による流量変化
を許容できる使用例では、圧力補償弁31bを用いず、
固定絞り31aのみで流量制御弁を構成してもよい。
圧力補償弁31bを組込んだが、流量制御弁31の前後
差圧は基本的には逃し弁32によっても一定に保たれる
ので、負荷変動がない場合や、負荷変動による流量変化
を許容できる使用例では、圧力補償弁31bを用いず、
固定絞り31aのみで流量制御弁を構成してもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、作業装置の緩起動を可
能にし作業の安全性が図れ、装置全体の長寿命化が可能
になる。また、油圧源の吐出圧力は、常に負荷圧力より
もわずかに高い値で変化するので、無駄な圧力上昇によ
る損失がない。
能にし作業の安全性が図れ、装置全体の長寿命化が可能
になる。また、油圧源の吐出圧力は、常に負荷圧力より
もわずかに高い値で変化するので、無駄な圧力上昇によ
る損失がない。
【0040】また、流量制御弁手段が圧力補償弁を備え
ることによって、作業装置の流量も独立にかつ厳密に制
御できる。
ることによって、作業装置の流量も独立にかつ厳密に制
御できる。
【0041】さらに、パイロット回路中に圧力制御弁を
設けることによって、負荷圧力を直接検出して制御でき
るので、厳密な圧力設定が可能となり、アクチュエータ
への有効活用、長寿命化等が可能となる。また、この圧
力制御弁は小型の直動式でよく、コスト、重量等が低減
できる。
設けることによって、負荷圧力を直接検出して制御でき
るので、厳密な圧力設定が可能となり、アクチュエータ
への有効活用、長寿命化等が可能となる。また、この圧
力制御弁は小型の直動式でよく、コスト、重量等が低減
できる。
【0042】さらに、圧力伝達遅れ手段として、絞りと
これに並列な逆止弁とを備えることによって、高い負荷
圧力から低い負荷圧力に変化したとき、時間的な遅れが
なく、損失のない減圧制御ができる。
これに並列な逆止弁とを備えることによって、高い負荷
圧力から低い負荷圧力に変化したとき、時間的な遅れが
なく、損失のない減圧制御ができる。
【図1】本発明の一実施例によるアタッチメント用油圧
回路の回路図である。
回路の回路図である。
【図2】図1に示すアタッチメント用油圧回路の起動時
における、作業装置入口の圧力及び流量の変化を示す図
である。
における、作業装置入口の圧力及び流量の変化を示す図
である。
【図3】本発明の他の実施例によるアタッチメント用油
圧回路の回路図である。
圧回路の回路図である。
【図4】本発明のさらに他の実施例によるアタッチメン
ト用油圧回路の回路図である。
ト用油圧回路の回路図である。
【図5】従来のアタッチメント用油圧回路の回路図であ
る。
る。
【図6】図5に示すアタッチメント用油圧回路の起動時
における、作業装置入口の圧力及び流量の変化を示す図
である。
における、作業装置入口の圧力及び流量の変化を示す図
である。
1 作業装置 2 油圧ショベル本体 3 圧油出部 11 油圧モータ 12 方向切換弁 12a 操作レバー 21 油圧ポンプ 23 方向切換弁 31 流量制御弁 31a 固定絞り 31b 圧力補償弁 32 逃し弁 32a ばね 32b バイパス回路 33,34,35 パイロット回路 36 圧力制御弁 36a ばね 36b バイパス回路 37a 絞り 37b 逆止弁 37c アキュームレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有竹 猛 茨城県土浦市神立町650番地 日立建機株 式会社土浦工場内
Claims (6)
- 【請求項1】 建設機械の油圧源から油圧駆動作業装置
のアクチュエータに圧油を供給するアタッチメント用油
圧回路において、前記アクチュエータの起動及び停止を
操作する方向切換弁と、前記アクチュエータに供給され
る圧油の流量を制御する流量制御弁手段と、前記流量制
御弁手段と前記油圧源との間に設置され、前記油圧源の
吐出圧力と前記アクチュエータの負荷圧力との差圧に応
答して作動し、当該差圧を所定値に維持するように油圧
源からの圧油を戻り回路に排出する逃し弁と、前記アク
チュエータの負荷圧力を前記逃し弁に導くパイロット回
路に設置され、当該負荷圧力の伝達を制限し前記逃し弁
の応答を遅らせる圧力伝達遅れ手段とを備えることを特
徴とするアタッチメント用油圧回路。 - 【請求項2】 前記流量制御弁手段は、固定絞りと、こ
の固定絞りの上流側に配置され、当該固定絞りの前後差
圧を所定値に維持する圧力補償弁とを有することを特徴
とする請求項1記載のアタッチメント用油圧回路。 - 【請求項3】 前記パイロット回路に設置され、パイロ
ット回路の最高圧力を規制する圧力制御弁をさらに備え
ることを特徴とする請求項1記載のアタッチメント用油
圧回路。 - 【請求項4】 前記圧力伝達遅れ手段は、前記パイロッ
ト回路に設けられた絞りであることを特徴とする請求項
1記載のアタッチメント用油圧回路。 - 【請求項5】 前記圧力伝達遅れ手段は、前記パイロッ
ト回路に設けられた絞りと、これに並列に設けられ、前
記逃し弁に作動した圧油の戻りのみを許す逆止弁とを有
することを特徴とする請求項1記載のアタッチメント用
油圧回路。 - 【請求項6】 前記圧力伝達遅れ手段は、前記パイロッ
ト回路に設けられたアキュームレータであることを特徴
とする請求項1記載のアタッチメント用油圧回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22434391A JPH0565903A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | アタツチメント用油圧回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22434391A JPH0565903A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | アタツチメント用油圧回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0565903A true JPH0565903A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16812276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22434391A Pending JPH0565903A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | アタツチメント用油圧回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0565903A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002346477A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-03 | Okada Aiyon Corp | トロンメル装置 |
| JP2006316998A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-24 | Eaton Corp | アンチジャークバルブ |
| WO2012087052A3 (ko) * | 2010-12-23 | 2012-10-04 | 두산인프라코어 주식회사 | 건설중장비의 어태치먼트 유량 제어 방법 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP22434391A patent/JPH0565903A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002346477A (ja) * | 2001-05-23 | 2002-12-03 | Okada Aiyon Corp | トロンメル装置 |
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