JPH0565912B2 - - Google Patents
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- JPH0565912B2 JPH0565912B2 JP59055295A JP5529584A JPH0565912B2 JP H0565912 B2 JPH0565912 B2 JP H0565912B2 JP 59055295 A JP59055295 A JP 59055295A JP 5529584 A JP5529584 A JP 5529584A JP H0565912 B2 JPH0565912 B2 JP H0565912B2
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- dictionary
- stroke
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- character
- characters
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Description
(技術分野)
本発明は文字認識に関し、更に具体的には漢字
を含むオンライン文字認識装置に関する。 (技術的背景) 従来分野には特開昭58−82373に示される様に
漢字を細分化した部分集合パターンの組み合せと
して文字認識をする方法がある。 この方法は特開昭58−82373に示す如く漢字を
細分化して細分化された文字の部分集合を認識
し、前記認識された部分集合の集まりとして漢字
を識別するものであつて等価的に認識対象文字を
減ずるとともに辞書に要する記憶容量をも減ずる
ことができ結果として認識に要する処理時間をも
減ずることができる方法である。 しかしながら上記の方法は認識対象漢字数が
2000字以下の常用漢字程度迄であつてそれを越え
る字数例えばJIS第1水準漢字集合2965字やJIS第
1水準漢字集合にも含まれない地名、姓名、企業
名等に用いられる漢字も合せて認識対象としたい
時不具合が生じる。 たとえば文字「彰」は部分パターン176(立)、
0FB(日)、045(十)、065(彡)より構成され特開
昭58−82373の説明によると、文字「彰」として
同定される。 しかしながら対象文字をJIS第1水準漢字集合
迄とすると例えば文字「項」と「頃」は「工」と
「匕」が違うだけで「項」は「〓」とも書くため
「工」と「匕」の相違だけとなり、識別が困難と
なる。 また文字「畔」はストロークの組合せから判断
する文字「桔」と同一ストロークであり筆順を自
由とすると「田」、「半」と「木」、「吉」の部分パ
ターンが構成されるためやはり文字の識別が困難
となる。 以上の例に示す混同がJIS第1水準漢字集合だ
けて約1500種程度存在する。ここでいう一種の中
には2文字の識別だけでなく「上」「土」、「工」
「士」「キ」「干」や、「哨」「悟」「桐」などのよう
に2文字を越える組合せが大半であり、これらを
識別処理することは原理的には可能でも実用上不
可能に近い処理であるといえる。 これを解決するためには筆順を文部省発行の筆
順指導の手引に書かれた内容に固定する等の提案
もあるがこれも実用的とはいえない。 即ち認識対象文字をJIS第1水準漢字集合迄拡
大した場合、従来の認識論理では文字を認識する
ことが実用上不可能に近いということがいえるの
である。 また文字の中には同一又は類似の形象の文字で
意味の異なる文字(重複文字)、例えばエ(え)
と工(こう)、ロ(ろ)と口(くち)ハ(は)と
八(はち)の様なものが多数存在し全字種混在で
認識することが困難であつた。 (発明の目的) 本発明の目的は上記の問題を解決し、対象文字
数が3000字以上となつても簡単な手法で対象文字
を識別することにある。 (発明の概要) 本発明の要点は部分集合パターン(以下部分パ
ターンという。)自体が該部分パターンであるか
否かの検証を部分パターン段階で検証する部分パ
ターン詳細辞書を設け前記詳細辞書により該部分
パターンであるための必要十分条件をチエツクし
た上で部分パターンとして認めその後文字認識に
移る様にしたことと、全く同様の部分パターンか
ら構成される複数の文字に対しては文字詳細辞書
を設け識別する様にしたことを特徴とする。さら
に本発明は同一又は類似の形状からなる複数の文
字に対しては重複辞書を設けると共に若干の処理
により識別することを特徴とする。 (実施例) 第1図は本発明の実施例を示すブロツク図であ
り、1は文字を筆記するときにオンラインで筆記
具の座標を示すタブレツト、2は筆記具の座標か
ら筆記されたストロークを限定するストローク認
識部、3はあらかじめストローク情報が格納され
たストローク辞書、4はストローク認識部2の出
力を蓄積するストローク列レジスタ、5は部分パ
ターンを同定する部分パターン認識部、6はスト
ロークの組合せからなる部分パターンが格納され
た部分パターン辞書、7は部分パターンとなり得
るための諸条件が格納された部分パターン詳細チ
エツク辞書、8は同一又は類似の形象からなる複
数の文字が格納された重複辞書、9は部分パター
ン列レジスタ、10は前記同定された部分パター
ンから文字を識別する文字認識部、11は部分パ
ターンの組合せよりなる文字が格納された文字辞
書、12は部分パターンの位置関係が格納された
文字詳細チエツク辞書である。 次に動作を説明する。タブレツト1に筆記され
たストロークはストローク認識部2に出力されス
トローク辞書3のリフアレンスデータと比較され
た上ある1ケのストロークとして認識されストロ
ーク列レジスタ4へ入力される。ここでいうスト
ロークとはタブレツト上にペンが触れてから離れ
るまでをいう。 本発明の実施例の場合ストロークの角度、方
向、回転、ループを用いて計76ケのストロークに
分類している。従つてストローク辞書3にはこれ
らストロークの特徴が記載されている。第2図は
認識対象ストロークを示す説明図である。第2図
に示すストロークの認識方法は本発明の目的とす
る処ではないので説明を省略するが周知のストロ
ークアナリシス法やK−L展開法等により容易に
認識できる。図中SXXはストロークコードを示
し、スロトークコードの右はその形象を示す。
又、夫々のストロークは方向、長さ等に巾をもた
せてあるため“→”も“〓”もS04として定義さ
れる。 以下の説明は文字「員」を筆記する場合につい
て示す。第3図はその入力イメージ図である。第
3図の○で囲つた数字はストロークの入力順を示
しSXXは入力ストロークコードを示す。 ここで部分パターン認識部5での認識方式の説
明の前に理解を容易にするために各辞書の記述方
法を説明する。 第4図a,bは部分パターン辞書6の例であり
SCはストロークコードを示し、第2図に示した
ものである。 第1行目はストロークコードS04 1ケのスト
ロークで001−0という部分パターンが構成され
ることを意味する。同様に第2行目はストローク
コードS01とS03の組合せで!、×、〓、〓、……
等の部分パターンが構成されることを意味する。
ストロークコード、部分パターンコードの右側は
それぞれのコードが示す代表的な形象が示されて
いる。また部分パターンコードの表示がなく形象
のみ表示されているものは部分パターンでなく独
立の文字であることを示す。 第4図a,bからも明らかなように1ケの部分
パターンは最大7ケのストロークより構成され
る。又、第4図a,bは冗長となるのを避けるた
め本発明を説明するために必要な部分のみを抽出
してあり、実際のものは項目数は約650項目、部
分パターン数約370ケであり先に説明した形象の
み表示している独立の文字に対しては対応する
JIS6226コードが付加されているが説明を簡単に
するため省略した。 次に前述の如く、タブレツト1上に筆記された
ストロークはストローク認識部2で認識されてス
トローク列レジスタ4へ入力されるが、ストロー
ク列レジスタ4は入力順と同一番号を付与された
レジスタにストローク認識部2で認識されたスト
ロークコードが格納される。 このストローク列レジスタ4へ格納されたスト
ロークコード、このストロークの始点及び終点の
座標データと部分パターン辞書6、部分パターン
詳細チエツク辞書7、重複辞書8の情報を用いて
部分パターン認識部5により部分パターン又は7
ストローク以下の部分パターンにならない文字が
認識されるがその様子を第5図a,b,cを用い
て説明する。 第5図a,b,cはストロークコードが入力さ
れる毎に処理の進む様子が図示された部分パター
ン認識状態図である。図中「入力順」は第3図で
示した入力順と同じものであり、「入力ストロー
ク」はその形象を示し、「ストロークコード」は
ストローク認識部2で認識された結果のストロー
クコードを示す。先にも述べた様にストローク列
レジスタ4には第5図「入力順」に相当したレジ
スタ群がありその各レジスタにストロークコード
が格納されている。 先づ入力順でS02“|”が入力されると第4
図からも明らかな如くS02単独では部分パターン
とならないので、入力順については部分パター
ン候補はない。 入力順でS06“”が入力されると入力順
とのストロークを合せてストロークコード上か
らは部分パターン辞書6(第4図)より011−1、
011−2、015−1、015−2、015−3、015−4、
の部分パターンと文字「7」、「う」が候補とな
る。 ここで入力順のS02と入力順のS06が夫々
単独部分パターンの場合が考えられるが入力順
のS02が単独部分パターンとして登録されていな
いので入力順を先頭とする部分パターンは考え
る必要がない。何故なら文字は先頭のストローク
(入力順)から最終ストローク迄が7ケ以下の
場合、そのすべてで単独の文字になるか、又は部
分パターン同士の組合せで文字となる様部分パタ
ーン辞書6、文字辞書11が構成されているため
である。従つて入力順迄の入力ではストローク
S02とS06から構成される部分パターンに限定さ
れる。 なお、第5図中の部分パターンコードは3桁又
は3桁に枝番が1桁ついているがこれは、あるス
トローク群の組合せで表現される部分パターンが
1ケしかない場合に、3桁で表示され、複数ケあ
る場合に枝番を付与して表示されている。 ここで第5図について更に説明するとNo.1、
5、7、16、23、27、40は部分パターン辞書6に
それらのストロークの組合せが存在しないため部
分パターン又は文字はありえない。 また、No.8は入力順のストロークS02が1ス
トロークで1部分パターンになり得ないため入力
順から始まる部分パターンは考慮する必要はな
い。 つぎに、入力順以降からの場合それらのスト
ロークの組合せでは文字にはなり得ない。何故な
ら単独部分パターンで1文字になるものは第1ス
トロークを必ず含むからである。従つて入力順
以降のストロークの組合せの場合は部分パターン
辞書6から1部分パターン1文字の候補があつて
も無視してよい。 そのためNo.2とNo.6は同一ストロークの組合せ
であるがNo.2にある文字「7」、「う」の2候補は
No.6には存在しないこととなる。 さらに説明するとストロークS04は形象が
「−」として示されているが「→」ばかりでなく
「〓」も含まれている。従つてNo.30のようにS04
とS04の組合せで「ン」「ニ」が部分パターン候
補として出力される。 以上のようにストロークS04は最も極端な例で
あるがすべてのストロークはある範囲をもつて定
義される。 また部分パターンは7ストローク以下で定義さ
れているため7ストロークを越える部分パターン
は考える必要がない。 また、部分パターン内のストローク順、ならび
に文字内の部分パターンの筆順は自由としている
が1つの部分パターン内の筆順は自由でも連続し
て筆記されなければならないため、入力順の番号
をとばして複数ケのストロークが1つの部分パタ
ーンとなることはない。したがつて第5図の部分
パターンを示す線は連続している。 次に部分パターン詳細チエツク辞書7について
説明する。第6図は部分パターン詳細チエツク辞
書7の内容を示す説明図である。該部分パターン
詳細チエツク辞書7は筆記されたストロークの組
合せがどの部分パターンなのかを調べるためのも
のである。第6図は説明の便のため第5図のNo.に
対応させてチエツクする項目のみピツクアツプし
書き直したものであり、第6図のNo.欄は第5図No.
欄と対応しており第6図のNo.欄のハイフオン以降
はチエツク順を示しストロークA,B欄はチエツ
ク対象のストロークを記述し、チエツク内容欄は
何をチエツクするのかを記述している。このよう
に各ストロークの始点、終点及び長さ等をチエツ
クするためにはタブレツト1により検出した座標
データを用いることができる。Bコード欄はその
チエツクにより候補がしぼれた場合にその部分パ
ターンコードを記載しJISコード欄は候補がしぼ
れた場合で文字になりうるものに対してその
JIS6226コードを記載している。候補欄には、そ
のチエツク時点で候補として残るものの形象を示
している。 なお当業者であれば容易に理解できると思う
が、この処理に用いる辞書として実際は部分パタ
ーンの欄毎に第6図のチエツク内容に当るチエツ
ク項目の欄と、この各チエツク項目に該当する/
しないのチエツク結果のリフアレンスデータの欄
を設けておく。入力ストロークがあると上記チエ
ツク項目の欄のチエツクを行ないそれによる結果
と上記リフアレンスデータの欄の一致をみる。こ
れが一致することにより候補を決定するという手
順をとるが、正規の手順通り説明すると複雑とな
るため第6図の様な記載方法をとつたものであ
る。 以上説明した第6図の部分パターン詳細チエツ
ク辞書7を用いて部分パターン候補がしぼられて
いく様子を再び第3図と第5図を参照しながら説
明する。 いま第3図でストロークが入力順、と書か
れた場合について説明する。この場合、前記説明
の通り部分パターンとして011−1、011−2、
015−1、015−2015−3、0154、また文字として
「7」、「う」が候補でありストローク形状からは
011−1と考えてよい。 即ち、第6図No.2−1、2−2は部分パターン
011−1が選択される過程を示している。No.2−
1より「S02の始点とS06の始点が接近している」
という条件がありこの条件でチエツクすると選ば
れる部分パターンは011−1()、011−2(〓)、
であり、文字は「7」である。 更にNo.2−2より「S02とS06のY方向長が等
しい」という条件より011−1()が残り他の候
補はすべて排除される。 このようにしてNo.2−2に示される様に部分パ
ターン011−1が残り文字はなくなる。また以上
説明した様に部分パターンとして認めてよいため
の必要且十分な条件を満したもののみ部分パター
ンとして残る構成としている。 以上のようにして第4図に示す部分パターン辞
書6から出現する候補に対して第6図に示す部分
パターン詳細チエツク辞書7によりチエツクした
結果候補として残るものを第7図に示す。第7図
は部分パターン候補を示す図であり第7図の「入
力順」、「入力ストローク」、「ストロークコード」
は第5図と同様でありストロークコードの下に第
1ストロークから該ストロークまでの形象を示す
形象欄が設けられている。 またNo.9以下は途中の入力順のストロークから
始まる部分パターンのためのその形象を各線の左
側の〔 〕内に示す。 以上の如く第7図に候補となる部分パターンが
選ばれる。 これらの情報は部分パターン列レジスタ9へ送
られさらに文字認識部10で処理される。部分パ
ターン列レジスタ9には第7図の状態が格納され
るものと考えてよい。 文字認識部10では以下の手順で処理される。 即ち部分パターン列レジスタ9は10ストローク
あり1部分パターンで1文字になるためのストロ
ーク数7を越えているので単独に文字にはなりえ
ない。 また1つの文字になるため、何らかの部分パタ
ーンどうしの組合せで表現されるため第7図で部
分パターンを示す線が入力順からまでつなが
り合わされて、一本につながる必要がある。 即ち入力順、と〜とおよびの
組合せでも原理的には文字となりうる。いいかえ
ればこの組合せで文字の候補となることとなる。 以上の様に候補となる部分パターンの組合せを
示すと以下の様になる。
を含むオンライン文字認識装置に関する。 (技術的背景) 従来分野には特開昭58−82373に示される様に
漢字を細分化した部分集合パターンの組み合せと
して文字認識をする方法がある。 この方法は特開昭58−82373に示す如く漢字を
細分化して細分化された文字の部分集合を認識
し、前記認識された部分集合の集まりとして漢字
を識別するものであつて等価的に認識対象文字を
減ずるとともに辞書に要する記憶容量をも減ずる
ことができ結果として認識に要する処理時間をも
減ずることができる方法である。 しかしながら上記の方法は認識対象漢字数が
2000字以下の常用漢字程度迄であつてそれを越え
る字数例えばJIS第1水準漢字集合2965字やJIS第
1水準漢字集合にも含まれない地名、姓名、企業
名等に用いられる漢字も合せて認識対象としたい
時不具合が生じる。 たとえば文字「彰」は部分パターン176(立)、
0FB(日)、045(十)、065(彡)より構成され特開
昭58−82373の説明によると、文字「彰」として
同定される。 しかしながら対象文字をJIS第1水準漢字集合
迄とすると例えば文字「項」と「頃」は「工」と
「匕」が違うだけで「項」は「〓」とも書くため
「工」と「匕」の相違だけとなり、識別が困難と
なる。 また文字「畔」はストロークの組合せから判断
する文字「桔」と同一ストロークであり筆順を自
由とすると「田」、「半」と「木」、「吉」の部分パ
ターンが構成されるためやはり文字の識別が困難
となる。 以上の例に示す混同がJIS第1水準漢字集合だ
けて約1500種程度存在する。ここでいう一種の中
には2文字の識別だけでなく「上」「土」、「工」
「士」「キ」「干」や、「哨」「悟」「桐」などのよう
に2文字を越える組合せが大半であり、これらを
識別処理することは原理的には可能でも実用上不
可能に近い処理であるといえる。 これを解決するためには筆順を文部省発行の筆
順指導の手引に書かれた内容に固定する等の提案
もあるがこれも実用的とはいえない。 即ち認識対象文字をJIS第1水準漢字集合迄拡
大した場合、従来の認識論理では文字を認識する
ことが実用上不可能に近いということがいえるの
である。 また文字の中には同一又は類似の形象の文字で
意味の異なる文字(重複文字)、例えばエ(え)
と工(こう)、ロ(ろ)と口(くち)ハ(は)と
八(はち)の様なものが多数存在し全字種混在で
認識することが困難であつた。 (発明の目的) 本発明の目的は上記の問題を解決し、対象文字
数が3000字以上となつても簡単な手法で対象文字
を識別することにある。 (発明の概要) 本発明の要点は部分集合パターン(以下部分パ
ターンという。)自体が該部分パターンであるか
否かの検証を部分パターン段階で検証する部分パ
ターン詳細辞書を設け前記詳細辞書により該部分
パターンであるための必要十分条件をチエツクし
た上で部分パターンとして認めその後文字認識に
移る様にしたことと、全く同様の部分パターンか
ら構成される複数の文字に対しては文字詳細辞書
を設け識別する様にしたことを特徴とする。さら
に本発明は同一又は類似の形状からなる複数の文
字に対しては重複辞書を設けると共に若干の処理
により識別することを特徴とする。 (実施例) 第1図は本発明の実施例を示すブロツク図であ
り、1は文字を筆記するときにオンラインで筆記
具の座標を示すタブレツト、2は筆記具の座標か
ら筆記されたストロークを限定するストローク認
識部、3はあらかじめストローク情報が格納され
たストローク辞書、4はストローク認識部2の出
力を蓄積するストローク列レジスタ、5は部分パ
ターンを同定する部分パターン認識部、6はスト
ロークの組合せからなる部分パターンが格納され
た部分パターン辞書、7は部分パターンとなり得
るための諸条件が格納された部分パターン詳細チ
エツク辞書、8は同一又は類似の形象からなる複
数の文字が格納された重複辞書、9は部分パター
ン列レジスタ、10は前記同定された部分パター
ンから文字を識別する文字認識部、11は部分パ
ターンの組合せよりなる文字が格納された文字辞
書、12は部分パターンの位置関係が格納された
文字詳細チエツク辞書である。 次に動作を説明する。タブレツト1に筆記され
たストロークはストローク認識部2に出力されス
トローク辞書3のリフアレンスデータと比較され
た上ある1ケのストロークとして認識されストロ
ーク列レジスタ4へ入力される。ここでいうスト
ロークとはタブレツト上にペンが触れてから離れ
るまでをいう。 本発明の実施例の場合ストロークの角度、方
向、回転、ループを用いて計76ケのストロークに
分類している。従つてストローク辞書3にはこれ
らストロークの特徴が記載されている。第2図は
認識対象ストロークを示す説明図である。第2図
に示すストロークの認識方法は本発明の目的とす
る処ではないので説明を省略するが周知のストロ
ークアナリシス法やK−L展開法等により容易に
認識できる。図中SXXはストロークコードを示
し、スロトークコードの右はその形象を示す。
又、夫々のストロークは方向、長さ等に巾をもた
せてあるため“→”も“〓”もS04として定義さ
れる。 以下の説明は文字「員」を筆記する場合につい
て示す。第3図はその入力イメージ図である。第
3図の○で囲つた数字はストロークの入力順を示
しSXXは入力ストロークコードを示す。 ここで部分パターン認識部5での認識方式の説
明の前に理解を容易にするために各辞書の記述方
法を説明する。 第4図a,bは部分パターン辞書6の例であり
SCはストロークコードを示し、第2図に示した
ものである。 第1行目はストロークコードS04 1ケのスト
ロークで001−0という部分パターンが構成され
ることを意味する。同様に第2行目はストローク
コードS01とS03の組合せで!、×、〓、〓、……
等の部分パターンが構成されることを意味する。
ストロークコード、部分パターンコードの右側は
それぞれのコードが示す代表的な形象が示されて
いる。また部分パターンコードの表示がなく形象
のみ表示されているものは部分パターンでなく独
立の文字であることを示す。 第4図a,bからも明らかなように1ケの部分
パターンは最大7ケのストロークより構成され
る。又、第4図a,bは冗長となるのを避けるた
め本発明を説明するために必要な部分のみを抽出
してあり、実際のものは項目数は約650項目、部
分パターン数約370ケであり先に説明した形象の
み表示している独立の文字に対しては対応する
JIS6226コードが付加されているが説明を簡単に
するため省略した。 次に前述の如く、タブレツト1上に筆記された
ストロークはストローク認識部2で認識されてス
トローク列レジスタ4へ入力されるが、ストロー
ク列レジスタ4は入力順と同一番号を付与された
レジスタにストローク認識部2で認識されたスト
ロークコードが格納される。 このストローク列レジスタ4へ格納されたスト
ロークコード、このストロークの始点及び終点の
座標データと部分パターン辞書6、部分パターン
詳細チエツク辞書7、重複辞書8の情報を用いて
部分パターン認識部5により部分パターン又は7
ストローク以下の部分パターンにならない文字が
認識されるがその様子を第5図a,b,cを用い
て説明する。 第5図a,b,cはストロークコードが入力さ
れる毎に処理の進む様子が図示された部分パター
ン認識状態図である。図中「入力順」は第3図で
示した入力順と同じものであり、「入力ストロー
ク」はその形象を示し、「ストロークコード」は
ストローク認識部2で認識された結果のストロー
クコードを示す。先にも述べた様にストローク列
レジスタ4には第5図「入力順」に相当したレジ
スタ群がありその各レジスタにストロークコード
が格納されている。 先づ入力順でS02“|”が入力されると第4
図からも明らかな如くS02単独では部分パターン
とならないので、入力順については部分パター
ン候補はない。 入力順でS06“”が入力されると入力順
とのストロークを合せてストロークコード上か
らは部分パターン辞書6(第4図)より011−1、
011−2、015−1、015−2、015−3、015−4、
の部分パターンと文字「7」、「う」が候補とな
る。 ここで入力順のS02と入力順のS06が夫々
単独部分パターンの場合が考えられるが入力順
のS02が単独部分パターンとして登録されていな
いので入力順を先頭とする部分パターンは考え
る必要がない。何故なら文字は先頭のストローク
(入力順)から最終ストローク迄が7ケ以下の
場合、そのすべてで単独の文字になるか、又は部
分パターン同士の組合せで文字となる様部分パタ
ーン辞書6、文字辞書11が構成されているため
である。従つて入力順迄の入力ではストローク
S02とS06から構成される部分パターンに限定さ
れる。 なお、第5図中の部分パターンコードは3桁又
は3桁に枝番が1桁ついているがこれは、あるス
トローク群の組合せで表現される部分パターンが
1ケしかない場合に、3桁で表示され、複数ケあ
る場合に枝番を付与して表示されている。 ここで第5図について更に説明するとNo.1、
5、7、16、23、27、40は部分パターン辞書6に
それらのストロークの組合せが存在しないため部
分パターン又は文字はありえない。 また、No.8は入力順のストロークS02が1ス
トロークで1部分パターンになり得ないため入力
順から始まる部分パターンは考慮する必要はな
い。 つぎに、入力順以降からの場合それらのスト
ロークの組合せでは文字にはなり得ない。何故な
ら単独部分パターンで1文字になるものは第1ス
トロークを必ず含むからである。従つて入力順
以降のストロークの組合せの場合は部分パターン
辞書6から1部分パターン1文字の候補があつて
も無視してよい。 そのためNo.2とNo.6は同一ストロークの組合せ
であるがNo.2にある文字「7」、「う」の2候補は
No.6には存在しないこととなる。 さらに説明するとストロークS04は形象が
「−」として示されているが「→」ばかりでなく
「〓」も含まれている。従つてNo.30のようにS04
とS04の組合せで「ン」「ニ」が部分パターン候
補として出力される。 以上のようにストロークS04は最も極端な例で
あるがすべてのストロークはある範囲をもつて定
義される。 また部分パターンは7ストローク以下で定義さ
れているため7ストロークを越える部分パターン
は考える必要がない。 また、部分パターン内のストローク順、ならび
に文字内の部分パターンの筆順は自由としている
が1つの部分パターン内の筆順は自由でも連続し
て筆記されなければならないため、入力順の番号
をとばして複数ケのストロークが1つの部分パタ
ーンとなることはない。したがつて第5図の部分
パターンを示す線は連続している。 次に部分パターン詳細チエツク辞書7について
説明する。第6図は部分パターン詳細チエツク辞
書7の内容を示す説明図である。該部分パターン
詳細チエツク辞書7は筆記されたストロークの組
合せがどの部分パターンなのかを調べるためのも
のである。第6図は説明の便のため第5図のNo.に
対応させてチエツクする項目のみピツクアツプし
書き直したものであり、第6図のNo.欄は第5図No.
欄と対応しており第6図のNo.欄のハイフオン以降
はチエツク順を示しストロークA,B欄はチエツ
ク対象のストロークを記述し、チエツク内容欄は
何をチエツクするのかを記述している。このよう
に各ストロークの始点、終点及び長さ等をチエツ
クするためにはタブレツト1により検出した座標
データを用いることができる。Bコード欄はその
チエツクにより候補がしぼれた場合にその部分パ
ターンコードを記載しJISコード欄は候補がしぼ
れた場合で文字になりうるものに対してその
JIS6226コードを記載している。候補欄には、そ
のチエツク時点で候補として残るものの形象を示
している。 なお当業者であれば容易に理解できると思う
が、この処理に用いる辞書として実際は部分パタ
ーンの欄毎に第6図のチエツク内容に当るチエツ
ク項目の欄と、この各チエツク項目に該当する/
しないのチエツク結果のリフアレンスデータの欄
を設けておく。入力ストロークがあると上記チエ
ツク項目の欄のチエツクを行ないそれによる結果
と上記リフアレンスデータの欄の一致をみる。こ
れが一致することにより候補を決定するという手
順をとるが、正規の手順通り説明すると複雑とな
るため第6図の様な記載方法をとつたものであ
る。 以上説明した第6図の部分パターン詳細チエツ
ク辞書7を用いて部分パターン候補がしぼられて
いく様子を再び第3図と第5図を参照しながら説
明する。 いま第3図でストロークが入力順、と書か
れた場合について説明する。この場合、前記説明
の通り部分パターンとして011−1、011−2、
015−1、015−2015−3、0154、また文字として
「7」、「う」が候補でありストローク形状からは
011−1と考えてよい。 即ち、第6図No.2−1、2−2は部分パターン
011−1が選択される過程を示している。No.2−
1より「S02の始点とS06の始点が接近している」
という条件がありこの条件でチエツクすると選ば
れる部分パターンは011−1()、011−2(〓)、
であり、文字は「7」である。 更にNo.2−2より「S02とS06のY方向長が等
しい」という条件より011−1()が残り他の候
補はすべて排除される。 このようにしてNo.2−2に示される様に部分パ
ターン011−1が残り文字はなくなる。また以上
説明した様に部分パターンとして認めてよいため
の必要且十分な条件を満したもののみ部分パター
ンとして残る構成としている。 以上のようにして第4図に示す部分パターン辞
書6から出現する候補に対して第6図に示す部分
パターン詳細チエツク辞書7によりチエツクした
結果候補として残るものを第7図に示す。第7図
は部分パターン候補を示す図であり第7図の「入
力順」、「入力ストローク」、「ストロークコード」
は第5図と同様でありストロークコードの下に第
1ストロークから該ストロークまでの形象を示す
形象欄が設けられている。 またNo.9以下は途中の入力順のストロークから
始まる部分パターンのためのその形象を各線の左
側の〔 〕内に示す。 以上の如く第7図に候補となる部分パターンが
選ばれる。 これらの情報は部分パターン列レジスタ9へ送
られさらに文字認識部10で処理される。部分パ
ターン列レジスタ9には第7図の状態が格納され
るものと考えてよい。 文字認識部10では以下の手順で処理される。 即ち部分パターン列レジスタ9は10ストローク
あり1部分パターンで1文字になるためのストロ
ーク数7を越えているので単独に文字にはなりえ
ない。 また1つの文字になるため、何らかの部分パタ
ーンどうしの組合せで表現されるため第7図で部
分パターンを示す線が入力順からまでつなが
り合わされて、一本につながる必要がある。 即ち入力順、と〜とおよびの
組合せでも原理的には文字となりうる。いいかえ
ればこの組合せで文字の候補となることとなる。 以上の様に候補となる部分パターンの組合せを
示すと以下の様になる。
【表】
以上この場合10ケの組合せを番号順に並べかえ
文字辞書11に登録されているか否かをチエツク
する。文字辞書11の例を第8図に示す。 第8図は部分パターン番号とその形象の組合せ
により何の文字になるかを示している。部分パタ
ーン欄は部分パターン3桁と枝番1桁計4桁の組
合せを示している。部分パターン番号の右側は該
部分パターンの形象を参考のため示している。 文字欄は部分パターン欄の部分パターンで組合
せた結果構成される文字のJISコードと該文字の
形象であり形象は参考のため示している。文字詳
細辞書No.は文字詳細チエツク辞書12の項目番号
を示し、文字詳細チエツク辞書12を参照しなげ
ればならないことを示す。また文字辞書11では
枝番を除いた3桁の部分パターンで文字候補を識
別する。さて、今説明している第7図の例の場
合、部分パターンとしては046、197、018として
文字「員」または文字「唄」となることが第8図
により示される。このようにして複数個の文字候
補が出現する場合文字認識部10は文字詳細チエ
ツク辞書12により候補を絞る。 第9図は文字詳細チエツク辞書12の例であり
「No.」は登録番号を示し文字辞書11により示さ
れている番号(第8図)である。候補数は文字候
補の数でありNo.mのところには2が示されてい
る。これは候補が2ケあることを意味する。「部
分パターンA、B」は複数の部分パターンの内ど
れによりチエツクするかを示しここでは046(口)
と197(目)でチエツクすることを示す。 枝番欄については後に説明する。位置関係は部
分パターン相互間の位置関係を示しNo.mではAは
Bの上となつているため筆記された文字にもとづ
くデータより部分パターン046(口)が部分パター
ン197(目)の上となつている場合は文字欄のJIS
コード欄に示す3077で表わされる文字「員」であ
ることになる。 同様にして部分パターン046(口)が部分パター
ン197(目)の左にある場合は文字「唄」であるこ
とになる。 第3図よりも明らかな様に部分パターン046
(口)は部分パターン197(目)の上にあるので筆
記された文字は「員」であることになる。このよ
うに各部分パターン相互の位置関係をチエツクす
るためには、タブレツト1によつて検出した座標
データを用いることができる。 次に第9図の枝番欄について説明する。 第8図説明した如く文字辞書11では枝番を用
いない3桁の部分パターン番号で文字候補を識別
する。これは“口”を“〓”の様に書いた場合
“〓”となつてしまい認識できなくなるのを防ぐ
ために同一形象に近いものを一つにまとめている
ためである。 例えば部分パターン005は第5図No.10に示す様
に005−1(T)、005−2(ト)、005−3(十)、005
−4()の集合体である。そこで、例えば部分
パターン005と部分パターン046よりなる文字は第
8図より明らかなように「占」「吉」「叶」の3文
字がある。このような文字の場合特に「占」と
「吉」は人が筆記するときも一般的にはそれらの
文字間の相違を意識して丁寧に筆記するため005
−2(ト)と005−3(十)を誤ることが少い。従
つてこの特徴を調べることにより文字を識別する
ために枝番の項がある。第9図No.nにおいては部
分パターンAの枝番が2であり、更に記載された
位置関係の条件を満せば文字「占」であることを
意味する。このようにして第9図No.n以降3桁に
より部分パターン005と部分パターン046より文字
「占」「吉」「叶」が識別される。なお第9図で−
が引かれている部分は識別に関与しない部分であ
ることを示す。 以上の説明で明らかな様に文字認識部10より
筆記された文字コードが認識、識別されて出力さ
れる。 次に部分パターンの認識に関して本発明の特徴
となる重複辞書(DJ)8に関して説明する。 文字の中には形象が全く同一または類似してい
てその文字単独では人にも判別できないものがあ
る。これらを重複文字と呼んでいるが重複辞書の
例を第10図に示す。第10図数字、英字、片カ
ナ、平がな、漢字、記号各欄に記載されているも
のが重複文字の例であり、筆記方法のくずれの許
し具合によりこの範囲は拡大するが、ここに挙げ
た例の書き方が全く同一のものや一寸した違した
ないものばかりでありその文字単独では判別し難
いものである。これらの文字は原則として第10
図の順、即ち数字、英字、片カナ、平がな、漢
字、記号の順に選択されるが直前の文字が英字、
片カナ、平がな又は漢字、記号又は数字の場合に
は英字、片カナ、平がな又は漢字、記号を第1候
補として選択するよう部分パターン認識部5は機
能する。 もちろんその第1候補が筆記者の意図した文字
でない場合は筆記者の意志により図示しないスイ
ツチにより、英字、片カナ、平がな又は漢字、記
号のどの字種かを選択し、所望の出力を得ること
ができる。 なお、以上の説明では各種の情報を格納するた
めに辞書という形式で説明したが、これらは辞書
の形式をとらず各々の生起する情報により順次処
理していく処理形式をとることもできる。 即、ストローク辞書3や重複辞書8、文字詳細
チエツク辞書12等は内容も少いため、必ずしも
辞書の形式とする必要はない。 さらに、本発明では部分パターン認識部5と文
字認識部10は別のものとして説明したが別々の
ものにすることなく、前記両処理部を一体のもの
として処理することも可能である。これは前記の
辞書形式をとらなくても実現できることと合せて
当業者であれば容易に理解できることと考えるの
で詳細な説明は省略する。 以上詳細に説明した様に本認識方法により第1
図の構成をとることにより容易に3000字以上の大
量の認識対象文字を有し、しかも全字種混在で、
認識処理に要する処理時間の小さなオンライン文
字認識装置を提供することができる。 さらに又、当業者であれば容易に理解できる様
に本発明は単にハードウエアによる構成によつて
のみ実現されるものではなく入力部およびマイク
ロコンピユータとメモリによつても容易に実現で
きるものであり、マンマシンインタフエースにお
ける有力な入力装置として大きく会社に貢献でき
るものである。 (発明の効果) 本発明は以上説明した様に文字を、ストロー
ク、部分パターン、文字のように階層的に構成し
ていく方式において部分パターン段階で部分パタ
ーン詳細辞書を設け該部分パターンであるための
必要十分条件を検証した上で文字認識を行う様に
した為文字認識部で部分パターンの組合せを検証
する数を飛躍的に減ずることが可能となつた。即
ち本発明の方法を用いない時は第5図で候補とな
る部分パターンすべてに対して組合せを検証する
必要があつたが部分パターン詳細辞書により組合
せを検証する必要のあるものの数は10ケとなり認
識に要する処理時間は飛躍的に少くなつた。 次に文字辞書は部分パターンの代表コード3桁
で検証するため少々いいかげんな文字をかいても
正しく識別される。 さらに同一部分パターン代表コードどうしの組
合せて異つた文字がある場合は文字詳細辞書を設
けたことにより簡単に区別できる。 さらにまた、同一または類似の文字を集めた重
複辞書を設けると共に文字の前後関係で判断して
識別しその識別結果が筆記者の意図した文字でな
い場合には筆記者の意志により筆記文字の意図し
た字種を選択することで所望の出力を得られる様
にしたことにより全字混在での認識が可能とな
り、さらに字種を予め選択してから文字を筆記す
るという従来のオンライン文字認識装置のわずら
わしさがなくなりマンマシンインタフエース上の
制約から大きく脱皮できる装置を提供することが
できる。
文字辞書11に登録されているか否かをチエツク
する。文字辞書11の例を第8図に示す。 第8図は部分パターン番号とその形象の組合せ
により何の文字になるかを示している。部分パタ
ーン欄は部分パターン3桁と枝番1桁計4桁の組
合せを示している。部分パターン番号の右側は該
部分パターンの形象を参考のため示している。 文字欄は部分パターン欄の部分パターンで組合
せた結果構成される文字のJISコードと該文字の
形象であり形象は参考のため示している。文字詳
細辞書No.は文字詳細チエツク辞書12の項目番号
を示し、文字詳細チエツク辞書12を参照しなげ
ればならないことを示す。また文字辞書11では
枝番を除いた3桁の部分パターンで文字候補を識
別する。さて、今説明している第7図の例の場
合、部分パターンとしては046、197、018として
文字「員」または文字「唄」となることが第8図
により示される。このようにして複数個の文字候
補が出現する場合文字認識部10は文字詳細チエ
ツク辞書12により候補を絞る。 第9図は文字詳細チエツク辞書12の例であり
「No.」は登録番号を示し文字辞書11により示さ
れている番号(第8図)である。候補数は文字候
補の数でありNo.mのところには2が示されてい
る。これは候補が2ケあることを意味する。「部
分パターンA、B」は複数の部分パターンの内ど
れによりチエツクするかを示しここでは046(口)
と197(目)でチエツクすることを示す。 枝番欄については後に説明する。位置関係は部
分パターン相互間の位置関係を示しNo.mではAは
Bの上となつているため筆記された文字にもとづ
くデータより部分パターン046(口)が部分パター
ン197(目)の上となつている場合は文字欄のJIS
コード欄に示す3077で表わされる文字「員」であ
ることになる。 同様にして部分パターン046(口)が部分パター
ン197(目)の左にある場合は文字「唄」であるこ
とになる。 第3図よりも明らかな様に部分パターン046
(口)は部分パターン197(目)の上にあるので筆
記された文字は「員」であることになる。このよ
うに各部分パターン相互の位置関係をチエツクす
るためには、タブレツト1によつて検出した座標
データを用いることができる。 次に第9図の枝番欄について説明する。 第8図説明した如く文字辞書11では枝番を用
いない3桁の部分パターン番号で文字候補を識別
する。これは“口”を“〓”の様に書いた場合
“〓”となつてしまい認識できなくなるのを防ぐ
ために同一形象に近いものを一つにまとめている
ためである。 例えば部分パターン005は第5図No.10に示す様
に005−1(T)、005−2(ト)、005−3(十)、005
−4()の集合体である。そこで、例えば部分
パターン005と部分パターン046よりなる文字は第
8図より明らかなように「占」「吉」「叶」の3文
字がある。このような文字の場合特に「占」と
「吉」は人が筆記するときも一般的にはそれらの
文字間の相違を意識して丁寧に筆記するため005
−2(ト)と005−3(十)を誤ることが少い。従
つてこの特徴を調べることにより文字を識別する
ために枝番の項がある。第9図No.nにおいては部
分パターンAの枝番が2であり、更に記載された
位置関係の条件を満せば文字「占」であることを
意味する。このようにして第9図No.n以降3桁に
より部分パターン005と部分パターン046より文字
「占」「吉」「叶」が識別される。なお第9図で−
が引かれている部分は識別に関与しない部分であ
ることを示す。 以上の説明で明らかな様に文字認識部10より
筆記された文字コードが認識、識別されて出力さ
れる。 次に部分パターンの認識に関して本発明の特徴
となる重複辞書(DJ)8に関して説明する。 文字の中には形象が全く同一または類似してい
てその文字単独では人にも判別できないものがあ
る。これらを重複文字と呼んでいるが重複辞書の
例を第10図に示す。第10図数字、英字、片カ
ナ、平がな、漢字、記号各欄に記載されているも
のが重複文字の例であり、筆記方法のくずれの許
し具合によりこの範囲は拡大するが、ここに挙げ
た例の書き方が全く同一のものや一寸した違した
ないものばかりでありその文字単独では判別し難
いものである。これらの文字は原則として第10
図の順、即ち数字、英字、片カナ、平がな、漢
字、記号の順に選択されるが直前の文字が英字、
片カナ、平がな又は漢字、記号又は数字の場合に
は英字、片カナ、平がな又は漢字、記号を第1候
補として選択するよう部分パターン認識部5は機
能する。 もちろんその第1候補が筆記者の意図した文字
でない場合は筆記者の意志により図示しないスイ
ツチにより、英字、片カナ、平がな又は漢字、記
号のどの字種かを選択し、所望の出力を得ること
ができる。 なお、以上の説明では各種の情報を格納するた
めに辞書という形式で説明したが、これらは辞書
の形式をとらず各々の生起する情報により順次処
理していく処理形式をとることもできる。 即、ストローク辞書3や重複辞書8、文字詳細
チエツク辞書12等は内容も少いため、必ずしも
辞書の形式とする必要はない。 さらに、本発明では部分パターン認識部5と文
字認識部10は別のものとして説明したが別々の
ものにすることなく、前記両処理部を一体のもの
として処理することも可能である。これは前記の
辞書形式をとらなくても実現できることと合せて
当業者であれば容易に理解できることと考えるの
で詳細な説明は省略する。 以上詳細に説明した様に本認識方法により第1
図の構成をとることにより容易に3000字以上の大
量の認識対象文字を有し、しかも全字種混在で、
認識処理に要する処理時間の小さなオンライン文
字認識装置を提供することができる。 さらに又、当業者であれば容易に理解できる様
に本発明は単にハードウエアによる構成によつて
のみ実現されるものではなく入力部およびマイク
ロコンピユータとメモリによつても容易に実現で
きるものであり、マンマシンインタフエースにお
ける有力な入力装置として大きく会社に貢献でき
るものである。 (発明の効果) 本発明は以上説明した様に文字を、ストロー
ク、部分パターン、文字のように階層的に構成し
ていく方式において部分パターン段階で部分パタ
ーン詳細辞書を設け該部分パターンであるための
必要十分条件を検証した上で文字認識を行う様に
した為文字認識部で部分パターンの組合せを検証
する数を飛躍的に減ずることが可能となつた。即
ち本発明の方法を用いない時は第5図で候補とな
る部分パターンすべてに対して組合せを検証する
必要があつたが部分パターン詳細辞書により組合
せを検証する必要のあるものの数は10ケとなり認
識に要する処理時間は飛躍的に少くなつた。 次に文字辞書は部分パターンの代表コード3桁
で検証するため少々いいかげんな文字をかいても
正しく識別される。 さらに同一部分パターン代表コードどうしの組
合せて異つた文字がある場合は文字詳細辞書を設
けたことにより簡単に区別できる。 さらにまた、同一または類似の文字を集めた重
複辞書を設けると共に文字の前後関係で判断して
識別しその識別結果が筆記者の意図した文字でな
い場合には筆記者の意志により筆記文字の意図し
た字種を選択することで所望の出力を得られる様
にしたことにより全字混在での認識が可能とな
り、さらに字種を予め選択してから文字を筆記す
るという従来のオンライン文字認識装置のわずら
わしさがなくなりマンマシンインタフエース上の
制約から大きく脱皮できる装置を提供することが
できる。
第1図は本発明の実施例を示すブロツク図、第
2図は認識対象ストロークの説明図、第3図は文
字「員」を筆記する場合の入力イメージ図、第4
図a,bは部分パターン辞書の説明図、第5図
a,b,cは部分パターン認識状態図、第6図は
部分パターン詳細辞書の説明図、第7図は部分パ
ターン候補を示す説明図、第8図は文字辞書の説
明図、第9図は文字詳細チエツク辞書の説明図、
第10図は重複辞書の説明図である。 1……タブレツト、2……ストローク認識部、
3……ストローク辞書、4……ストローク列レジ
スタ、5……部分パターン認識部、6……部分パ
ターン辞書、7……部分パターン詳細チエツク辞
書、8……重複辞書、9……部分パターン列レジ
スタ、10……文字認識部、11……文字辞書、
12……文字詳細チエツク辞書。
2図は認識対象ストロークの説明図、第3図は文
字「員」を筆記する場合の入力イメージ図、第4
図a,bは部分パターン辞書の説明図、第5図
a,b,cは部分パターン認識状態図、第6図は
部分パターン詳細辞書の説明図、第7図は部分パ
ターン候補を示す説明図、第8図は文字辞書の説
明図、第9図は文字詳細チエツク辞書の説明図、
第10図は重複辞書の説明図である。 1……タブレツト、2……ストローク認識部、
3……ストローク辞書、4……ストローク列レジ
スタ、5……部分パターン認識部、6……部分パ
ターン辞書、7……部分パターン詳細チエツク辞
書、8……重複辞書、9……部分パターン列レジ
スタ、10……文字認識部、11……文字辞書、
12……文字詳細チエツク辞書。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 手書文字のストロークを抽出しストローク情
報として順次出力するタブレツトと、文字の特徴
を格納する辞書と、 前記ストローク情報と前記辞書の内容とを比較
して認識を行なう認識部とを有し、手書文字を識
別するオンライン文字認識装置において、 ストローク情報を格納したストローク辞書と、 該ストローク辞書を用いて前記タブレツトから
出力された手書文字のストローク情報を同定する
ストローク認識部と、 所定の自然数nを最大とする数のストロークの
組合せからなる部分パターンを格納した部分パタ
ーン辞書と、 ストロークの組合せが部分パターンとなり得る
ためのストローク間の位置関係を格納した部分パ
ターン詳細辞書と、 連続して出力された前記ストローク認識部の出
力情報の組合せと前記部分パターン辞書を比較し
前記ストローク情報が入力される毎に前記自然数
nストロークを越えない範囲で部分パターン候補
を抽出する第1の処理及び前記ストローク認識部
の出力情報の位置関係と前記部分パターン詳細辞
書を比較し前記部分パターン候補のうち条件に合
致しないものを排除して部分パターンを選択する
第2の処理を有する部分パターン認識部と、 部分パターンを所定のコード順に並べた組合せ
よりなる文字を格納した文字辞書と、 前記部分パターン認識部の出力情報の組合せを
所定のコード順に並べかえるとともに前記文字辞
書を比較して文字を同定する文字認識部とを有
し、 前記タブレツトに書かれた文字を識別すること
を特徴とするオンライン文字認識装置。 2 手書文字のストロークを抽出しストローク情
報として順次出力するタブレツトと、文字の特徴
を格納する辞書と、 前記ストローク情報と前記辞書の内容とを比較
して認識を行なう認識部とを有し、手書文字を識
別するオンライン文字認識装置において、 ストローク情報を格納したストローク辞書と、 該ストローク辞書を用いて前記タブレツトから
出力された手書文字のストローク情報を同定する
ストローク認識部と、 所定の自然数nを最大とする数のストロークの
組合せからなる部分パターンを格納した部分パタ
ーン辞書と、 ストロークの組合せが部分パターンとなり得る
ためのストローク間の位置関係を格納した部分パ
ターン詳細辞書と、 連続して出力された前記ストローク認識部の出
力情報の組合せと前記部分パターン辞書を比較し
前記ストローク情報が入力される毎に前記自然数
nストロークを越えない範囲で部分パターン候補
を抽出する第1の処理及び前記ストローク認識部
の出力情報の位置関係と前記部分パターン詳細辞
書を比較し前記部分パターン候補のうち条件に合
致しないものを排除して部分パターンを選択する
第2の処理を有する部分パターン認識部と、 部分パターンを所定のコード順に並べた組合せ
よりなる文字を格納した文字辞書と、同一部分パ
ターンの組合せよりなる複数の文字に関する識別
条件を前記文字辞書との連結コードごとに文字候
補数を付加して格納した文字詳細辞書と、 前記部分パターン認識部の出力情報の組合せを
所定のコード順に並べかえるとともに前記文字辞
書及び文字詳細辞書を比較して文字を同定する文
字認識部とを有し、 前記タブレツトに書かれた文字を識別すること
を特徴とするオンライン文字認識装置。 3 手書文字のストロークを抽出しストローク情
報として順次出力するタブレツトと、文字の特徴
を格納する辞書と、 前記ストローク情報と前記辞書の内容とを比較
して認識を行なう認識部とを有し、手書文字を識
別するオンライン文字認識装置において、 ストローク情報を格納したストローク辞書と、 該ストローク辞書を用いて前記タブレツトから
出力された手書文字のストローク情報を同定する
ストローク認識部と、 所定の自然数nを最大とする数のストロークの
組合せからなる部分パターンを格納した部分パタ
ーン辞書と、 類似する部分パターンを枝番を有するグループ
として登録し、ストロークの組合せが部分パター
ンとなり得るためのストローク間の位置関係を格
納した部分パターン詳細辞書と、 連続して出力された前記ストローク認識部の出
力情報の組合せと前記部分パターン辞書を比較し
前記ストローク情報が入力される毎に前記自然数
nストロークを越えない範囲で部分パターン候補
を抽出する第1の処理及び前記ストローク認識部
の出力情報の位置関係と前記部分パターン詳細辞
書を比較し前記部分パターン候補のうち条件に合
致しないものを排除して部分パターンを選択する
第2の処理を有する部分パターン認識部と、 部分パターンを所定のコード順に並べた組合せ
よりなる文字を格納した文字辞書と、同一部分パ
ターンの組合せよりなる複数の文字に関する識別
条件を前記文字辞書との連結コードごとに文字候
補数を付加して格納した文字詳細辞書と、 前記部分パターン認識部の出力情報の組合せを
所定のコード順に並べかえて該コードの組み合せ
と前記文字辞書とを比較するとともに、該部分パ
ターン認識部の出力情報に含まれる前記枝番情報
と部分パターン毎の位置情報を前記文字詳細辞書
と比較することにより文字を同定する文字認識部
とを有し、 前記タブレツトに書かれた文字を識別すること
を特徴とするオンライン文字認識装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59055295A JPS60200383A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | オンライン文字認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59055295A JPS60200383A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | オンライン文字認識装置 |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3060081A Division JPH04211886A (ja) | 1991-03-25 | 1991-03-25 | 文字認識方法 |
| JP6194991A Division JPH0792817B2 (ja) | 1994-08-19 | 1994-08-19 | オンライン文字認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60200383A JPS60200383A (ja) | 1985-10-09 |
| JPH0565912B2 true JPH0565912B2 (ja) | 1993-09-20 |
Family
ID=12994580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59055295A Granted JPS60200383A (ja) | 1984-03-24 | 1984-03-24 | オンライン文字認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60200383A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63155389A (ja) * | 1986-12-19 | 1988-06-28 | Toshiba Corp | オンライン文字認識装置 |
| JPS642187A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-06 | Nec Corp | On line successive character recognition device |
| JP3017740B2 (ja) * | 1988-08-23 | 2000-03-13 | ソニー株式会社 | オンライン文字認識装置およびオンライン文字認識方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5730087A (en) * | 1980-07-31 | 1982-02-18 | Fujitsu Ltd | Character characteristic registration processing system |
| JPS5882373A (ja) * | 1981-11-12 | 1983-05-17 | Oki Electric Ind Co Ltd | オンライン文字認識方法 |
-
1984
- 1984-03-24 JP JP59055295A patent/JPS60200383A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60200383A (ja) | 1985-10-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |