JPH0565980B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0565980B2 JPH0565980B2 JP9632986A JP9632986A JPH0565980B2 JP H0565980 B2 JPH0565980 B2 JP H0565980B2 JP 9632986 A JP9632986 A JP 9632986A JP 9632986 A JP9632986 A JP 9632986A JP H0565980 B2 JPH0565980 B2 JP H0565980B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alumina
- phosphor layer
- luminous flux
- mixed
- protective film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、蛍光ランプに関し、とくに蛍光ラ
ンプの光束劣化特性改善に関するものである。 〔従来の技術〕 従来蛍光ランプの光束劣化特性改善に関して
様々な研究がされているが、特に保護膜による改
善効果が顕著である。保護膜とはガラスバルブ内
面上にアルミナ等の金属酸化物被膜を設けたもの
であり、これによりガラスバルブと蛍光体層を分
離し、かつ放電空間とも分離したことにより、ガ
ラス中のナトリウム等の蛍光体層への析出や水銀
との反応を有効に抑制するものである。ここで要
求される条件は、アルミナ等金属酸化物のガラス
に対するコーテイング効果の十分さであり、微粒
子粉体による緻密な膜が検討され、アルミナでは
1つの粒子が20ミリミクロン程度のものが用いら
れていた。 しかし上記のような手法を用いても、蛍光ラン
プの光束劣化が完全に防ぎきれておらず、さらに
光束劣化特性の改善が望まれている。アルミナ等
の中間分離層(保護膜)を設けると光束劣化特性
は、それを設けないときに比べ大きく改善される
のだが、さらに改善するために保護膜の厚さを増
すと蛍光体層膜強度が著しく低下する。そのた
め、保護膜の厚さには限界がある。これをさらに
厚くするには、例えば特開昭60−105160号公報に
示されたように保護膜中に被着強度増加剤を添加
する等の特殊な手段が必要であつた。 そこで、発明者らは、一連の実験により保護膜
としてはある厚み以上では蛍光体層膜強度低下等
の問題で付着することができずにコーテイング効
果が不十分だつたアルミナを、蛍光体層中に混入
し放電空間とガラスとの分離効果を高めることに
より蛍光ランプの光束劣化特性を改善することを
考え、実験によりその効果を確認した。またこの
際アルミナ混入量が60%以下では蛍光体層膜強度
に問題はなかつた。この結果を第2図に示す。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記改善手段においても、第2
図の結果からもわかるように、光束劣性特性は改
善されているものの、初光束値がアルミナ混入に
よつて低下するという問題点があつた。 この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたものであり、光束劣化特性を改善し、かつ
初光束値をアルミナ混入のない場合に近似させ得
る蛍光ランプを提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明にかかる蛍光ランプは、蛍光体層中に
アルミナを混入し、その混入割合をバルブ側にい
くにつれて高くなるようにしたものである。 〔作用〕 この発明においては、保護膜としてはある厚み
以上では、蛍光体層膜強度低下等の問題で付着す
ることができずにコーテイング効果が不十分だつ
たアルミナを、蛍光体層中にも混入し、放電空間
とガラスとの分離効果を高めることにより蛍光ラ
ンプの光束劣化特性を改善できる。ここで、保護
膜としてはアルミナが蛍光体層膜強度上限界の膜
厚をとつていても、蛍光体層中へはさらに混入が
可能であり、この混入によつてもある限界値まで
は蛍光体層膜強度は低下しない。さらに蛍光体層
中のアルミナを、可視光変換寄与率の比較的低い
バルブ側に密にすることにより、初光束値のアル
ミナ混入による低下を抑制する。 〔実施例〕 第1図はこの発明の一実施例を示す要部断面図
である。すなわちバルブ3内面に保護膜4が設け
られており、その保護膜4上には2層の蛍光体層
,が形成されている。この蛍光体層,の
中には前もつて定められたアルミナが分散混入さ
れている。 第1図のような蛍光体層,構造を持つ蛍光
ランプに関し、蛍光体層,の中へ混入するア
ルミナ2の量を変化させる実験を行つた。蛍光体
層,に混入するアルミナ2の粒度分布を第3
図、その不純物成分を第4図に示した。 まず、実験はランプとして環状蛍光ランプ
(FCL30)タイプ、また使用蛍光体は三波長域発
光形希土類蛍光体を用いて行い、保護膜4として
は平均粒径が20mμの粒径をもつアルミナ2を分
散した0.5%濃度のものをバルブ8内面に塗布乾
燥させて用いた。 その結果、表−1および第5a〜第5d図に示
す値を得た。
ンプの光束劣化特性改善に関するものである。 〔従来の技術〕 従来蛍光ランプの光束劣化特性改善に関して
様々な研究がされているが、特に保護膜による改
善効果が顕著である。保護膜とはガラスバルブ内
面上にアルミナ等の金属酸化物被膜を設けたもの
であり、これによりガラスバルブと蛍光体層を分
離し、かつ放電空間とも分離したことにより、ガ
ラス中のナトリウム等の蛍光体層への析出や水銀
との反応を有効に抑制するものである。ここで要
求される条件は、アルミナ等金属酸化物のガラス
に対するコーテイング効果の十分さであり、微粒
子粉体による緻密な膜が検討され、アルミナでは
1つの粒子が20ミリミクロン程度のものが用いら
れていた。 しかし上記のような手法を用いても、蛍光ラン
プの光束劣化が完全に防ぎきれておらず、さらに
光束劣化特性の改善が望まれている。アルミナ等
の中間分離層(保護膜)を設けると光束劣化特性
は、それを設けないときに比べ大きく改善される
のだが、さらに改善するために保護膜の厚さを増
すと蛍光体層膜強度が著しく低下する。そのた
め、保護膜の厚さには限界がある。これをさらに
厚くするには、例えば特開昭60−105160号公報に
示されたように保護膜中に被着強度増加剤を添加
する等の特殊な手段が必要であつた。 そこで、発明者らは、一連の実験により保護膜
としてはある厚み以上では蛍光体層膜強度低下等
の問題で付着することができずにコーテイング効
果が不十分だつたアルミナを、蛍光体層中に混入
し放電空間とガラスとの分離効果を高めることに
より蛍光ランプの光束劣化特性を改善することを
考え、実験によりその効果を確認した。またこの
際アルミナ混入量が60%以下では蛍光体層膜強度
に問題はなかつた。この結果を第2図に示す。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記改善手段においても、第2
図の結果からもわかるように、光束劣性特性は改
善されているものの、初光束値がアルミナ混入に
よつて低下するという問題点があつた。 この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたものであり、光束劣化特性を改善し、かつ
初光束値をアルミナ混入のない場合に近似させ得
る蛍光ランプを提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明にかかる蛍光ランプは、蛍光体層中に
アルミナを混入し、その混入割合をバルブ側にい
くにつれて高くなるようにしたものである。 〔作用〕 この発明においては、保護膜としてはある厚み
以上では、蛍光体層膜強度低下等の問題で付着す
ることができずにコーテイング効果が不十分だつ
たアルミナを、蛍光体層中にも混入し、放電空間
とガラスとの分離効果を高めることにより蛍光ラ
ンプの光束劣化特性を改善できる。ここで、保護
膜としてはアルミナが蛍光体層膜強度上限界の膜
厚をとつていても、蛍光体層中へはさらに混入が
可能であり、この混入によつてもある限界値まで
は蛍光体層膜強度は低下しない。さらに蛍光体層
中のアルミナを、可視光変換寄与率の比較的低い
バルブ側に密にすることにより、初光束値のアル
ミナ混入による低下を抑制する。 〔実施例〕 第1図はこの発明の一実施例を示す要部断面図
である。すなわちバルブ3内面に保護膜4が設け
られており、その保護膜4上には2層の蛍光体層
,が形成されている。この蛍光体層,の
中には前もつて定められたアルミナが分散混入さ
れている。 第1図のような蛍光体層,構造を持つ蛍光
ランプに関し、蛍光体層,の中へ混入するア
ルミナ2の量を変化させる実験を行つた。蛍光体
層,に混入するアルミナ2の粒度分布を第3
図、その不純物成分を第4図に示した。 まず、実験はランプとして環状蛍光ランプ
(FCL30)タイプ、また使用蛍光体は三波長域発
光形希土類蛍光体を用いて行い、保護膜4として
は平均粒径が20mμの粒径をもつアルミナ2を分
散した0.5%濃度のものをバルブ8内面に塗布乾
燥させて用いた。 その結果、表−1および第5a〜第5d図に示
す値を得た。
【表】
この発明は、以上説明したとおり、アルミナを
蛍光体層のバルブの近くに高濃度となるように混
入することにより、この混入による初光束値の低
下を抑制し、光束劣化特性を改善する効果があ
る。
蛍光体層のバルブの近くに高濃度となるように混
入することにより、この混入による初光束値の低
下を抑制し、光束劣化特性を改善する効果があ
る。
第1図はこの発明の一実施例を示す要部断面
図、第2図はアルミナ混入量と全光束の関係を示
す特性図、第3図は蛍光体層に混入したアルミナ
の粒度分布、第4図はその不純物成分をそれぞれ
示す図であり、第5a図は2層蛍光体層の内、第
2層目の蛍光体層のアルミナの混入量を0%とし
た場合の、第1層目の蛍光体層へのアルミナ混入
量と初光束さの関係を、また第5bは同様に第1
層目の蛍光体層のアルミナの混入量を40%とした
ときの、第2層目の蛍光体層へのアルミナ混入量
と初光束との関係をそれぞれ示す特性図である。
また第5c図は同じく第2層目の蛍光体層のアル
ミナ混入量を0%としたときの点灯時間と全光束
の関係を、第5d図は第1層目のアルミナ混入量
を40%としたときの点灯時間と全光束との関係を
示す特性図である。 図中、1は蛍光体、2はアルミナ、3はバル
ブ、4は保護膜である。
図、第2図はアルミナ混入量と全光束の関係を示
す特性図、第3図は蛍光体層に混入したアルミナ
の粒度分布、第4図はその不純物成分をそれぞれ
示す図であり、第5a図は2層蛍光体層の内、第
2層目の蛍光体層のアルミナの混入量を0%とし
た場合の、第1層目の蛍光体層へのアルミナ混入
量と初光束さの関係を、また第5bは同様に第1
層目の蛍光体層のアルミナの混入量を40%とした
ときの、第2層目の蛍光体層へのアルミナ混入量
と初光束との関係をそれぞれ示す特性図である。
また第5c図は同じく第2層目の蛍光体層のアル
ミナ混入量を0%としたときの点灯時間と全光束
の関係を、第5d図は第1層目のアルミナ混入量
を40%としたときの点灯時間と全光束との関係を
示す特性図である。 図中、1は蛍光体、2はアルミナ、3はバル
ブ、4は保護膜である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 バルブ内面に設けた蛍光体層中にアルミナを
混入するとともに、そのアルミナの混入割合が上
記バルブ側に近づくにつれて高くなるようにした
ことを特徴とする蛍光ランプ。 2 蛍光体層を複数層とした場合、アルミナの混
入割合はバルブ側に近い側の蛍光体層が放電路に
近い側の蛍光体層より高いことを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の蛍光ランプ。 3 アルミナの混入量を、バルブ側の蛍光体層中
において、蛍光体重量の5%以上としたことを特
徴とする特許請求の範囲第2項記載の蛍光ラン
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9632986A JPS62252059A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 螢光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9632986A JPS62252059A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 螢光ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62252059A JPS62252059A (ja) | 1987-11-02 |
| JPH0565980B2 true JPH0565980B2 (ja) | 1993-09-20 |
Family
ID=14161969
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9632986A Granted JPS62252059A (ja) | 1986-04-25 | 1986-04-25 | 螢光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62252059A (ja) |
-
1986
- 1986-04-25 JP JP9632986A patent/JPS62252059A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62252059A (ja) | 1987-11-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |