JPH0566233A - 波形表示器 - Google Patents

波形表示器

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JPH0566233A
JPH0566233A JP22726191A JP22726191A JPH0566233A JP H0566233 A JPH0566233 A JP H0566233A JP 22726191 A JP22726191 A JP 22726191A JP 22726191 A JP22726191 A JP 22726191A JP H0566233 A JPH0566233 A JP H0566233A
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Shigeo Tomikawa
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被観測信号を一旦メモリに取込みメモリから
読出したデータに基ずいて被観測信号の波形を表示器に
表示させる形式の波形表示器において、メモリに取込む
信号の先頭位置を自由に選定し、表示される波形の部分
を自由に選択することができる波形表示器を提案する。 【構成】 メモリ9にデータの取込開始指令を与えると
共に、表示器12に水平走査信号を与える鋸歯状波発生
器7の鋸歯状波の立上りの開始指令を与えるトリガ信号
供給路に可変遅延回路15を設け、この可変遅延回路1
5の遅延時間を任意に設定してメモリ9のデータ取込開
始時点を自由に選定し、表示器12に表示される波形の
位置を自由に選定できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は被観測信号をAD変換
して一旦メモリに取込み、メモリから読出して信号の波
形を表示する形式の波形表示器に関する。
【0002】
【従来の技術】観測したい信号を一旦メモリに取込み、
メモリから読出してその信号の波形を表示器に表示させ
る形式の波形表示装置が実用されている。その一例とし
てスペクトラムアナライザと呼ばれる周波数分析装置が
ある。スペクトラムアナライザは本来、被測定信号に含
まれる周波数成分を分析し、その周波数スペクトラムを
表示器に表示させる装置であるが、他の使用方法として
被測定信号の波形を表示器に表示させる波形表示器とし
ても利用することができる。
【0003】図5は従来一般に使われているスペクトラ
ムアナライザの構成を示す。スペクトラムアナライザは
入力端子1に被測定信号SX を入力する。この被測定信
号S X は周波数掃引手段2で周波数分析され、その分析
結果が一定周波数の中間周波信号としてIFフィルタ3
によって取出される。つまり周波数掃引手段2は一般に
周波数混合器によって構成される。この周波数混合器に
被測定信号SX と局部発振器6から周波数掃引信号SW
Pが与えられる。IFフィルタ3は被測定信号SX と周
波数掃引信号の例えば差の周波数を取込み、一定周波数
の中間周波信号を得る。この中間周波信号の時間の経過
方向は周波数軸を意味し、振幅の変化は被測定信号SX
に含まれる周波数成分に対応する。IFフィルタ3によ
って取出された一定周波数の中間周波信号は、ログアン
プ4で対数増幅され、検波器5で検波されて振幅方向の
エンベロープが取出される。
【0004】検波器5の検波出力はAD変換器8でAD
変換され、そのAD変換出力は信号取込用メモリ9に取
込まれる。信号取込用メモリ9に取込んだデータはAD
変換終了毎に画像表示用メモリ10に転送され、画像表
示用メモリ10から読出され、DA変換器11でDA変
換されて表示器12に表示される。このとき表示される
のは図6又は図7に示す周波数スペクトラムである。
【0005】7は鋸歯状波発生器を示す。この鋸歯状波
発生器7から出力される鋸歯状波が局部発振器6と表示
器12に与えられ、局部発振器6では発振周波数を鋸歯
状波の傾斜に従って周波数掃引させる。また表示器12
では鋸歯状波をX軸に入力し、電子ビームをX軸方向に
走査させる。鋸歯状波のスタートのタイミングはトリガ
信号発生器16から出力されるトリガ信号によって与え
られる。このトリガ信号は鋸歯状波発生器7の他に、ア
ドレス発生制御器13にも与えられ、AD変換器8のA
D変換開始指令と信号取込用メモリ9の信号取込発生開
始タイミングを規定している。
【0006】以上の構成により表示器12には周波数ス
ペクトラムが表示され本来のスペクトラムアナライザと
して動作する。スペクトラムアナライザを波形表示器と
して動作させるために任意の直流電圧を出力することが
できる可変直流電圧源14が用意され、スイッチ7Aを
この可変直流電圧源14側に切替ることにより、局部発
振器6は一定周波数の局部発振信号を出力する。従って
このとき周波数掃引手段2は一定周波数の信号を取込む
回路として動作し、IFフィルタ3、ログアンプ4、検
波器5を通じて取出される信号は入力端子1に入力され
る単一周波数の信号が取出され、その信号の時間軸上で
変化する波形がAD変換されて信号取込用メモリ9に取
込まれる。信号取込用メモリ9への信号の取込はトリガ
信号発生器16から出力されるトリガ信号に同期して行
なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】入力信号の波形を表示
するモード(以下これをゼロスパンモードと称す)にお
いて、信号取込用メモリ9へのデータの取込開始はトリ
ガ信号発生器16から出力されるトリガ信号に同期して
行なわれている。このため例えば図8Aに示すように被
測定信号SX がバースト波であったとすると、トリガ信
号TR のタイミングからバースト波の搬送波CYが存在
する区間までに無駄な時間TS が発生し、この無駄な時
間TS の間に得られるAD変換出力が信号取込用メモリ
9に取込まれ、画像表示用メモリ10にも転送されるか
ら本来観測したい搬送波CYだけを表示面の全体に表示
することができない不都合が生じる。つまり表示器12
の時間軸を拡大して表示させると、図8Dに示すように
無信号の期間TS が時間軸方向に拡大されて表示され、
観測したい搬送波CYを表示面全体に拡大して表示する
ことができない欠点が生じる。
【0008】この発明の目的はゼロスパンモード(波形
表示モード)において、被測定信号の任意のタイミング
からその波形を表示器に表示することができる波形表示
器を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明ではAD変換器
と、このAD変換器から出力されるAD変換出力を記憶
する信号取込用メモリと、AD変換器と信号取込用メモ
リにAD変換の開始指令と信号の取込開始指令を出力す
るトリガ信号発生器とを具備し、信号取込用メモリに取
込だ信号波形データを画像表示用メモリに移し、画像表
示用メモリから読出される信号波形データをDA変換
し、アナログ波形を表示器に表示させる形式の波形表示
器において、トリガ信号発生器から出力されるトリガ信
号を可変遅延回路を通じてAD変換器及び信号取込用メ
モリに与え、AD変換器のAD変換動作の開始タイミン
グ及び信号取込用メモリのデータ取込開始タイミングを
任意のタイミングに設定できるように構成する。
【0010】この発明の構成によればAD変換器のAD
変換動作開始のタイミング及び信号取込用メモリのデー
タの取込開始タイミングをトリガ信号のタイミングから
任意に遅延したタイミングに選定できるから、被測定信
号がバースト波のような間欠信号であっても、目的とす
る信号部分だけを信号取込用メモリに取込むことができ
る。
【0011】従って本来観測したい信号部分だけをメモ
リに取込むことができるから、表示器の画面全体に目的
とする信号の波形だけを表示することができ、波形の観
測精度を高めることができる。
【0012】
【実施例】図1にこの発明による波形表示器の一実施例
を示す。図1において図5と対応する部分には同一符号
を付し、その重複説明は省略するが、この発明において
はトリガ信号発生器16から出力されるトリガ信号を、
可変遅延回路15を通じてAD変換器8、信号取込用メ
モリ9、鋸歯状波発生器7に与える構造とするものであ
る。
【0013】つまりこの例ではトリガ信号発生器16と
アドレス発生制御器13との間及び鋸歯状波発生器7と
の間に可変遅延回路15を設け、アドレス発生制御器1
3に供給するトリガ信号を可変遅延回路15に設定した
遅延時間だけ遅延させてアドレス発生制御器13と鋸歯
状波発生器7に供給し、実質的にAD変換器8と信号取
込用メモリ9に与えるAD変換開始指令と、信号取込開
始指令及び鋸歯状波発生器7の鋸歯状波の立上りの開始
を任意の時間だけ遅延させ、鋸歯状波の立上りと信号取
込用メモリ9の信号取込開始点とを図2に示すように同
期させるように構成した場合を示す。
【0014】可変遅延回路15は例えば図3に示すよう
に構成することができる。図3において15Aは遅延時
間を設定するデータラッチ回路を示す。データラッチ回
路15Aに設定したデータをカウンタ15Bにロード
し、カウンタ15Bがフルカウントに達するまでの計数
値を制御する。例えばカウンタ15Bが16進カウンタ
で、データラッチ回路15Aに数値「10」をラッチし
た場合、カウンタ15Bはクロックを6個計数するとフ
ルカウントに達し、クロックの6個分の周期に対応する
時間の遅延時間が得られる。このようにしてデータラッ
チ回路15Aにラッチする数値に応じてカウンタ15B
のフルカウントに至るまでのクロック数を制御すること
ができる。
【0015】カウンタ15Bがフルカウントに達した状
態をアンドゲート15Cで検出し、その検出出力を整時
回路15Dに供給し、整時回路15Dでクロックに同期
させてアンドゲート15Cの一致検出出力を読込む。カ
ウンタ15Bのクロック入力端子CLKには図4Aに示
すクロックPCを与える。またロード入力端子LOAD
には単安定マルチバイブレータ15Fから瞬時H論理と
なるロード指令パルスPLOD(図4G)を与える。カ
ウンタ15Bはこのロード指令パルスPLODが与えら
れる毎に、データラッチ回路15Aにラッチしたデータ
をロードする。単安定マルチバイブレータ15Fは初期
設定信号SET(図4B)と、後述する信号PF (図4
F)が与えられる毎にロード指令パルスPLODを出力
する。
【0016】トリガ信号発生器16から出力されるトリ
ガ信号TR はカウント制御器15Gのクロック入力端子
CLKに与えられる。このカウント制御器15Gはこの
例ではD型フリップフロップによって構成した場合を示
す。D型フリップフロップのデータ入力端子Dに常時H
論理電位を与えておき、トリガ信号TR の立上りのタイ
ミングでこのH論理を読込む。カウント制御器15Gか
ら出力されるH論理信号PD (図4D)はカウンタ15
Bのイネーブル端子ENに与えられる。カウント制御器
15Gからイネーブル端子ENにH論理が入力されると
カウンタ15BはクロックPC の計数を開始し、フルカ
ウントに達すると、アンドゲート15CがH論理を出力
し、このH論理を整時回路15DはクロックPC に同期
して整時し、出力端子15Eに遅延パルスPE (図4
E)を出力する。
【0017】出力端子15Eに出力した遅延パルスPE
はインバータ15Iで極性反転され、この極性反転され
た信号PF (図4F)をオアゲート15Hを通じて単安
定マルチバイブレータ15Fのトリガ端子とカウント制
御器15Gのリセット端子RSTに与える。単安定マル
チバイブレータ15Fは信号PF の立上りエッジでロー
ド指令パルスPLOD(図4G)を出力する。またカウ
ント制御器15Gはリセットされカウンタ15Bのカウ
ント動作を停止させる。この状態で次のトリガ信号TR
が入力されるまでの間、可変遅延回路15は待期状態と
なる。
【0018】可変遅延回路15の出力端子15Eから出
力される遅延パルスPE を図1に示したアドレス発生制
御器13と鋸歯状波発生器7に与え、メモリ9のデータ
の取込開始と、鋸歯状波の立上がりのタイミングとを合
致させることによりメモリ9にはその先頭番地から可変
遅延回路15で与えられた遅延時間TS を経過したタイ
ミングからデータの取込を開始するから、図2Aに示し
たバースト波の搬送波CYが存在するタイミングからメ
モリ9にデータを取込むことができる。よって表示器1
2には図2Eに示すように搬送波CYだけを拡大して表
示することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
可変遅延回路15に被測定信号SX の観測したい信号部
分CYが先頭に位置するような遅延時間TS (図2C参
照)を設定することにより観測したい信号部分CY(図
2A参照)の部分をメモリ9の先頭番地から取込を開始
することができる。
【0020】メモリ9の先頭番地から観測したい信号部
分CYを取込むことができることにより表示器12の時
間軸を拡大すれば表示器12には観測したい信号部分を
図2Eに示すように拡大して表示することができる。従
って観測したい信号部分CYを精度よく観測することが
でき、その効果は実用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】この発明の動作を説明するための波形図。
【図3】この発明の実施例に用いた可変遅延回路の一例
を説明するためのブロック図。
【図4】図3に示した可変遅延回路の動作を説明するた
めの波形図。
【図5】従来の技術を説明するためのブロック図。
【図6】従来の技術の動作を説明するための波形図。
【図7】図6と同様の波形図。
【図8】従来技術の欠点を説明するための波形図。
【符号の説明】
1 入力端子 2 周波数掃引手段 3 IFフィルタ 4 ログアンプ 5 検波器 6 局部発振器 7 鋸歯状波発生器 8 AD変換器 9 メモリ 10 画像表示用メモリ 12 表示器 13 アドレス発生制御器 14 可変電圧源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.入力信号をAD変換するAD変換器
    と、 B.このAD変換器でAD変換した信号を記憶する信号
    取込用メモリと、 C.表示器に水平走査信号を与える鋸歯状波発生器と、 D.上記AD変換器、信号取込用メモリ、鋸歯状波発生
    器にトリガ信号を与え、AD変換動作の開始指令と、メ
    モリへのデータ取込開始指令と、鋸歯状波の立上り開始
    指令を与えるトリガ信号発生器と、 E.このトリガ信号発生器から出力され、上記AD変換
    器及び鋸歯状波発生器に与えるトリガ信号を所望時間遅
    延させる可変遅延回路と、 によって構成した波形表示器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022067961A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 ウシオ電機株式会社 パルス分光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022067961A (ja) * 2020-10-21 2022-05-09 ウシオ電機株式会社 パルス分光装置

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