JPH0566864B2 - - Google Patents

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JPH0566864B2
JPH0566864B2 JP63244679A JP24467988A JPH0566864B2 JP H0566864 B2 JPH0566864 B2 JP H0566864B2 JP 63244679 A JP63244679 A JP 63244679A JP 24467988 A JP24467988 A JP 24467988A JP H0566864 B2 JPH0566864 B2 JP H0566864B2
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JP
Japan
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film
cover sheet
openings
fluid
layer
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JP63244679A
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Karami Hamuzee
Ee Paakaa Deyuan
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International Paper Co
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Publication date
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Publication of JPH02102046A publication Critical patent/JPH02102046A/ja
Publication of JPH0566864B2 publication Critical patent/JPH0566864B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は一般に、使い捨ておむつ、生理用ナプ
キン、使い捨て寝床用パツド、看護用ガーゼ、指
用包帯および失禁用おむつ等の吸収性デバイスに
用いるカバーシートに関する。 [従来技術および発明が解決しようとする課題] 従来、吸収性デバイスは相互に密接に接触して
いるカバーシート、吸収性パツドおよび障壁シー
トから成る。 先行技術のカバーシートは、通常、すきまのあ
いた柔軟なプラスチツクシートから成り、吸収性
デバイス内の吸収性パツドに吸収された液体が流
れ出し、付近の衣類にしみをつけるのを防止す
る。前記の先行技術のすきまのあいた防水性のプ
ラスチツクシートは、ある程度の乾燥度を提供す
る。吸収性デバイスが一般の人々、特に女性に受
け入れられるものとなるためには、人体より排泄
される液体が、人体に密接に接触している前記カ
バーシートを通して、できる限り素早く人体から
遠ざけられ、吸収性パツド内に移され得るもので
なければならない。従つて、このカバーシートを
通しての液体の素早い伝送が吸収性デバイスの発
達における必須要件である。さらに前記の先行技
術のプラスチツクシートは吸収性パツドと接着ま
たは密接な接触状態になつていない。従つて、前
記の吸収性パツドは前記デバイス内において、位
置がずれてしまい、それによつて問題が生じる。 米国特許第3881489号において、表面カバーシ
ートおよび通気性はあるが液体は通さない改良さ
れた裏側シートの中に封入された吸収性主要部を
有する使い捨て吸収性デバイスが提供されてい
る。前記の表面シートは、従来の表面シート、例
えば米国再発行特許第26151号に記載されている
様なものであつてもよい。前記の改良された裏側
シートは、隣接する2つの別個の疎水性層の組み
合わせから成り、裏側シートの効果的な通気性を
有する部分を形成している。第1番目の層は液体
を透過させ、かつ空げき容積が低く、一方、第2
番目の層は液体を透過させ、かつ第1番目の層よ
り空げき容積が高い。前記の2枚の裏側シート層
の前記の組み合わせは液体の通過は妨げるが一
方、気体の通過は許している。前記の先行技術と
結びついている欠点は以下のようなものである。
すなわち、前記表面シートはプラスチツクフイル
ムから作られた典型的な表面シートであり、際立
つた特徴、例えば乾燥度または流体透過性等、を
何ら持たない。 米国特許第3292619号において、非接着性包帯
に関する発明が記載されている。前記の非接着性
包帯は、傷口をおおうべく適用された場合、包帯
の人体側の表面のほんの一部が人体に接触してい
るのみである。前記包帯の人体側の全表面積のう
ちのごくわずかの部分だけが人体に接触している
だけである。前記の発明によれば、吸収性パツド
中への流体取り入れ口の主な場所(複数)は、人
体に接触している包帯の表面の窪み内に位置して
いる。窪みの壁は包帯のボデイーに向つて内部へ
傾斜し、かつ前記包帯の人体側パツドの表面をお
おつている薄いフイルムで裏打ちされている。窪
みの壁を裏打ちしている前記フイルムは穴をあけ
られている。各フイルムの凹部は、流体が入つて
行く多数の開口部を含む。この先行技術の織物
(fabric)の欠点は、織物を押型付きロールと表
面の平滑なロールとの締め付け部を通過させて該
織物に窪みを与えることによつて、該織物を接着
させることである。従つて、織物内の窪みは、流
体を吸収するための吸収性物質において利用でき
る全面積を減少させている。 米国特許第3331728号において、フイルム−繊
維積層体が記載されており、前記積層体は吸収性
物質、例えば生理用ナプキンにおいて用いられて
いるようなもの、をおおうためのカバーシートと
して作られている。前記積層体は、連続的なプロ
セスによつて作られ、前記プロセスにおいて、前
記フイルムはフイルム押し出し機によつて成形さ
れ、ただちに下に横たわる穴のあけられた繊維か
ら成るウエブの上に横たえられる。次に、穴のあ
けられたウエブの下側から吸引が行われ、押し出
されたばかりのフイルムがまだべとべととした、
なまがわきの流動状態のうちに、フイルムと下に
横たわる繊維から成るウエブの間に密接な接着を
確実にすると同時に繊維から成るウエブの開口部
の上に置かれた領域のフイルムを破き、織物を貫
く完全な開口部が形成される。前記の先行技術の
欠点は、前記複合物中の開口部がフイルムおよび
繊維から成るウエブを貫いていることである。こ
のことは、流体が複合物を通過して吸収性物質内
に進入することを許してしまうが、また流体が出
て行くことも許してしまう。従つて生理用ナプキ
ンのような製品内に流体を含む場合、問題を生ず
る。 前記先行技術における欠点は本発明においては
存在しない。なぜならば本発明の繊維−フイルム
基材は、一つのプロセス段階において製造される
完全な複合物であり、フイルムカバー内に開口部
を有し、繊維から成るウエブ内に窪みや穴を持た
ないものである。加えて、本発明品は、製造がよ
り経済的であり、先行技術には見られない特性を
有し、それらは本明細書の残りの部分、図面およ
び特許請求の範囲において、より明白となるであ
ろう。 [課題を解決するための手段および作用] 本発明は、使い捨て物品用カバーシートとして
用いられる繊維−フイルム積層体であつて、開口
部を有するポリエチレン熱可塑性フイルムの少な
くとも一層および均一な厚さの不織ポリプロピレ
ン繊維ウエブから成り、前記フイルムは前記ウエ
ブの表面上に拡がり、かつ固定されているのもの
である。合せ面(land)および溝を有する加熱さ
れた押型付きロールが熱可塑性フイルムの表面に
適用される時に、前記繊維ウエブへの前記フイル
ムの固定は達成される。前記ロールの加熱された
合せ面がわずかに前記フイルムの表面に接触する
時に、前記フイルムの個々の接触面が溶融し、前
記フイルムに開口部が形成されるが、前記繊維ウ
エブには開口部は形成されない。前記フイルムが
溶融し、開口部を形成する時、前記溶融フイルム
は前記個々の開口部で隣接する前記繊維ウエブ層
と接触しており、個々の開口部の少なくとも周縁
部において前記フイルムとウエブは互いに固定さ
れる。 本発明の目的は優れた引張り強度、流体透過特
性および再湿潤特性を有する基材を提供すること
である。 本発明の他の目的は最小流体保持能力を有する
カバーシートを提供することである。 本発明のさらに別の目的は、二つの側面を有す
る一枚のシートを提供することにあり、前記シー
トの一方の側はなめらかで、快適な表面を有し、
他方の側は隣接の吸収性物質に密接に接触したま
までいるのに十分な粗さを持つ繊維状の表面を有
するものである。 先行技術の前記目的は、おむつや生理用ナプキ
ン等の使い捨て物品においてカバーシートとして
用いられるものであつて、優れた引張り強度、最
小流体保持能力、流体透過特性および再湿潤特性
を有する基材を発展させることであつた。 これらの目的の大部分を達成するために、前記
先行技術は分離層を用いて、使い捨て物品を作り
上げた。これらの層は通常、カバーシートとして
用いられるプラスチツク フイルムの層および前
記カバーシートに包まれた吸収性物質の層から成
る。基材が生理用ナプキンをつつむカバーシート
として用いられる場合、前記最表面は、女性に容
認されるためには、月経による流体をわずかでも
保持してはならず、かつ汚れを最小限に抑えなけ
ればならない。他の要件は、以下に示す二つの側
面を有する基材を得ることであり、前記二つの側
面とは、すなわち、一方の側はなめらかで、快適
な表面を有し、他方の側は生理用ナプキン内の吸
収性パツドに密接に接触したままでいて、所々で
前記吸収性パツドを保持するに十分な粗さを有し
ており、それにより、穴のあけられた基材から吸
収性パツドの中に流体が移動するのを促進するも
のである。 本発明は、前記先行技術が、前述の特性を持つ
た二つの側面を有する単一基材を発展させること
では成し得なかつたことを達成するものである。
衛生製品に加えて、本発明は、テープの裏地、テ
イーバツグ、濾過膜、ハンカチ、スポンジ、指用
の包帯、牛乳用フイルターまたはワイン、ビー
ル、油等用のフイルターに用いられる基材とし
て、使用される。 第1図において図示される様に、本発明の基材
10は、熱可塑性ポリエチレン フイルム14等
の少なくとも一つの層に固定され、均一な厚みを
有する少なくとも一つのポリプロピレン繊維層1
2から成るものでもよい。前述の構成物は好まし
い実施態様であるが、前記フイルム層はまたポリ
プロピレン、ポリウレタン、ポリエステル、共ポ
リエステルまたは共ポリプロピレン等の熱可塑性
フイルムのいずれかから成るものでもよい。前記
の繊維層は、ポリオレフイン、レーヨン、ポリエ
ステルまたはアクリル等の合成繊維または綿、木
材パルプ等の天然繊維または合成繊維と天然繊維
の組み合せのいずれかから成るものでもよい。さ
らに、前記の不織繊維ウエブはステープルフアイ
バー、連続的なフイラメントまたはマイクロフア
イバーから作ることができる。 第4図に示される様に、前記フイルム層14
は、前記繊維ウエブ層12の上に配置されてい
る。次に、前記フイルム層14および繊維ウエブ
層12は、機械的に駆動される2つの加熱された
ロールの間に送り込まれる。押型付きロール18
である上側ロールは合せ面および溝を有し、下側
ロールは表面が平滑なロール20である。前記平
滑ロール20は一定温度を保つために冷却されて
もよい。前記押型付きロール18は、開口部の要
求に応じて、様々なパターンを有してもよい。前
記押型付きロール18は、前記ロールの突起した
合せ面が、前記フイルム14の表面にわずかに接
触するような位置に配置される。前記ロール18
の前記の加熱された合せ面21が前記フイルムの
表面に接触する時に、前記フイルムの個々の接触
面が溶融する。前記フイルムが個々の接触面で溶
融する時に、第2図に示される様な、開口部16
が前記フイルム14に作り出され、すなわち形成
される。さらに第3図の挿入図に示されるよう
に、溶けたフイルム22が流れ、それが前記繊維
層中の繊維に接する。それから、前記の繊維−フ
イルム層となつた基材は、前記の加熱されたロー
ルの締め付け部から離れるにつれて、前記溶融フ
イルムは冷え、前記二つの層は前記個々の開口部
において、挿入図で示される様に、少なくともそ
れら開口部の周縁部で相互に固定される。ロール
18の前記の加熱された合せ面21は、どのよう
な方法においても、前記の繊維層の構造または構
成に影響を与たえぬよう注意することが重要であ
る。前記加熱された合せ面21は前記フイルム1
4の表面にのみ接触し、接触点を越えて貫通して
はならない。従つて、前記繊維ウエブの繊維は実
質的には何ら影響をうけず、かつ繊維ウエブは均
一な厚みを維持する。さらに、前記の加熱された
ロールは、前記フイルムにわずかに接するだけで
あるため、前記ロールは、前記繊維ウエブには接
触しない。従つて、先行技術の織物に見られた様
な、窪みや穴は前記繊維ウエブには存在しない。
この方法による固定の結果、本発明の基材は2つ
の側面を有し、一方の側面である表面は穴のあい
たフイルムを有し、他方の側面である繊維層は、
第3図に示される様に、開口部を含まない。前記
フイルムの開口部の形状および寸法は、基材の用
途に応じて変化させてもよいが、前記フイルムは
全表面積の少なくとも1%の開口面積を有するべ
きである。前記開口面積は開口として定義され
る。好ましい開口面積は前記表面積の45%であ
る。前記開口は前記フイルムの表面の大部分にわ
たつて存在してもよく、またこれら開口部は、本
発明が用いられる製品の要件に応じて複数の帯状
に配置してもよい。前記フイルムの厚みは、前記
繊維表面をおおうようにかつ同時に平滑な表面を
生じるように、少なくとも2.54μm(0.1ミル)で
あるべきである。前記フイルムの厚みは少なくと
も、2.54μmが好ましいが、2.54〜381μm(0.1〜
15ミル)の範囲内で変動してもよい。押し出し形
成されかつ硬化されたフイルムを使用することが
好ましいが、加熱され、軟化し、いまだ粘着状態
にある、押し出されたばかりのフイルムを繊維ウ
エブ上に直接、配置してもよく、これによつてウ
エブに対する前記フイルムの固定性を増体、改良
する。前記繊維層は、最終的な用途に応じて、
様々な種類および量の繊維から作られる。前記基
材の前記流体保持能力を最小にするために合成お
よび天然、親水性および疎水性の繊維を混合して
利用することが好ましい。前記繊維ウエブの重量
は、製品デザインに応じて、4.8〜120g/m2(4
〜100g/yd2)の間で変化させてもよい。前記二
つの層を合せた厚みは、機械方向および横方向の
引張り強度、流体保持能力、液体透過特性等の、
所要の物理的性質に応じて変化させてもよい。前
記プロセスにおいて用いられる圧力および温度に
応じて、種々の繊維−フイルム間の接着度を有す
る繊維を用いて、第3図に示される様に、前記の
二つの層を相互に固定させてもよい。 表面処理/押型付けは重要であり、さまざまな
寸法(dimensions)を有する連続または個々に
分離の、どのようなパターンであつてもよい。好
ましい穴あけ方法は、ここに参考としてあげた、
共通譲受人の有する米国特許に記載され、かつ接
着用および開口用の溝付ロールの使用を開示して
いる米国特許第3507943号に記載された技術によ
るものである。しかしながら、型彫り用の雄、雌
ロール、型彫り用および平滑ロールまたは無端ベ
ルト等の他の方法もまた使用してよい。無端ベル
トの場合、開口部を形成しかつ前記両層を接着す
るために、熱風および真空を利用してもよい。熱
可塑性フイルムに穴をあける別の方法が、参考と
してここにあげかつ共通譲受人の米国特許第
3038198号に記載されている。 本明細書に記載されている本発明は、生理用ナ
プキン等の使い捨て物品に用いられた場合に、特
に優れている。なぜならば、本発明が、先行技術
のカバーシートでは得られない、優れた柔軟性、
乾燥度、流体透過特性およびその他の物理的特性
を提供するからである。内部に吸収性の心材また
はパツドを有する使い捨て物品、特に生理用ナプ
キンに本発明のカバーシートを用いる場合、スト
ライクスルー値または流体の透過率は、従来技術
でなされていたように吸収性パツドの上に本発明
のカバーシートをくつ付けなくても、調節するこ
とができる。前記の「ストライクスルー値」と
は、一定量の流体がカバーシートを透過して、吸
収性物質内にしみ込むのに要する時間として定義
される。前記流体がカバーシートを透過するのに
要する時間が短ければ短い程、前記のストライク
スルー値はより良いものである。ストライクスル
ー値を改良するために、先行技術の使い捨て物
品、例えば生理用ナプキン、は接着層を備えてい
る。前記接着層とは、カバーシート全体をおお
い、カバーシートと吸収性パツド層との間に存在
するものである。この付加層は前記カバーシート
と前記吸収性物質との間の良好な接触を確実にす
ることができた。前記吸収性パツドの前記繊維
は、前記のカバーシート上の流体を吸い込むため
に、できる限りカバーシートに接近していなけれ
ばならないので、前記の接触は必要である。本発
明の基材においては中間層は不要である。なぜな
らば、ここで記述されている前記繊維層は前記カ
バーシートにとつて欠くことのできない部分であ
り、それ故カバーシートと吸収性物質との間隔は
それ以上接近させることができないからである。
さらに、前記繊維層は前記疎水性フイルム層上の
流体を吸い込むという優れた役割を果たしてい
る。その時、前記流液は吸い込まれて、前記繊維
層から親水性吸収パツド内に移送される。このこ
とは、先行技術に対し、重要な進歩かつ明確な長
所である。また前記繊維ウエブ中の親水性繊維の
量を変化させることによつて、本発明の基材のス
トライクスルー値を調節することもでき、かつ前
記繊維層中で用いられている繊維の選択によつ
て、流体透過度合いを変化させることもできる。
アクリル繊維およびポリプロピレン繊維、または
綿およびポリプロピレン繊維等の親水性および疎
水性繊維の混合物が、例として挙げられる。さら
に、前記の隣接する吸収性パツド中の親水性繊維
の吸い上げ作用が原因で、流体は前記繊維層から
前記吸収性物質中に吸い込まれる。このようにし
て、本発明の前記カバー素材中には最小量の流体
が保持される。本発明の別の長所は、本発明の前
記フイルムが隣接ウエブを貫通せずに、穴をあげ
られているという事実に起因するものである。従
つて、開口部を有しない前記ウエブ層は、前記フ
イルムに固定された場合、フイルム層と吸収性パ
ツドとの間の緩衝として作用し、これによつて吸
収性物質の粒子が前記フイルムを通過し、着用者
の皮膚に接触するのを妨げる。前記ウエブは繊維
から構成されているため、その表面はけば立つ傾
向を有する。この表面のけば立ちは、本発明にさ
らに別の長所を与える。前記けば立ち表面は、吸
収性パツド等の他の繊維表面にとても容易に付着
するため、これによつて、前記パツドとカバーシ
ートをいつしよに固定し、着用時に、生理用ナプ
キン内における吸収性パツドの移動をなくす。従
つて、前記カバーシートは吸収性パツドに対して
より安定であり、快適かつ良好なパツド安定性が
結果として生じる。本発明が有するさらに別の長
所は、本発明を利用している製品における前記カ
バーシート表面の再湿潤性の減少すなわち前記乾
燥度である。本明細書の目的に対しては再湿潤の
減少も乾燥も同意である。再湿潤は流体の量とし
て定義され、前記流体は、パツドが流体で飽和し
ている場合、吸収性パツドから前記カバーシート
の外側表面に向つて逆流する傾向を有するもので
ある。従つて、前記カバーシートの表面に達する
流体の量が少なければ少ない程、前記表面はより
乾燥したままである。本発明は二通りの方法で再
湿潤を減少させる。まず第一に、前記親水性繊維
を用いることによつて、前記流体が吸収性パツド
から外に向つて動く時、前記パツドから前記流体
を再吸収することによつて、前記流体の移動を遅
らせる。第二に、前記流体が前記繊維層を通過し
てしまつた場合、該流体は疎水性フイルム層と接
触し、かつ前記フイルムに対し生じる流体表面張
力のために実質量の流体が前記フイルム中の開口
部を通じて外側へ流出することはない。 前記フイルム側の前記押型付きロールの効果に
より、本発明の基材は平滑でかつ、織布のように
見える表面を有するものである。前記繊維側面
は、前記フイルムに固定または接着された場合、
前記フイルムに支持を提供するものである。前記
フイルム側表面の平滑さおよび前記繊維側面の緩
衝効果が原因で、前記基材は柔軟性および快適性
もまた提供するものである。使用されるフイルム
表面上の開口部および微小型押(embossing)の
多数の異つた形、深さ等々により、本発明の基材
は織物状の外見を有するものである。たとえば、
型押模様は尖つた物、円、線等々でもよい。ま
た、前記フイルム中の開口部の開口面積百分率を
変化させることによつて、乾燥度に対するストラ
イクスルー値の比を変化させることができる。し
かしながら、前記フイルム中の開口部を多くすれ
ばする程、それはより良好な透過度を与えるもの
であり、そのため前記カバーシート内での再湿潤
および湿潤が起こる機会をますます多くし、それ
は明らかな欠点である。従つて、好ましい開口面
積は表面積の45%である。本発明で用いられる場
合の最適条件は、良好な流体透過性すなわちスト
ライクスルーを与え、一方、前記カバーシート表
面を乾燥状態に保つに十分な量の開口部をカバー
シート中に有することである。本発明の基材の重
要な特性は、適切な厚みの繊維層およびフイルム
を用いることによつて、前記基材が様々な乾燥度
を有することができるということである。 本発明は、また、優れた引張り強度を有し、そ
してそれは本発明の基材内にプラスチツクフイル
ムが組込まれているという事実に起因する。 [実施例] 本発明の実施態様が、先行技術の種々の特性に
対して、優れているか、もしくは実質的に等しい
特性を有するということを例証するために、種々
のカバーシートのストライクスルー値および再湿
潤値を比較する比較テストを行なつた。商品名
「オールウエイズ」の名でプロクター アンド
ギヤンブル(Procter and Gamble)社により製
造されている、二つの全く同一の衛生的な生理用
ナプキンが比較のために、ここでは用いられた。
前記プロクター アンド ギヤンブル社のナプキ
ンのカバーシートは、水素結合によつて、ナプキ
ン内で、前記吸収性物質に接着されている。比較
テストを行なうため、一方のナプキン、以後
「A」と呼ぶ、はプロクタ アンド ギヤンブル
によつて製造されたそのままのカバーシートを付
けてテストされ、他方のナプキン、以後「サンプ
ル」と呼ぶ、は前記カバーシートを注意して除去
し、本発明の基材をカバーシートとして、適切な
位置に配置した。これは、カバーシート以外は同
一の物質が使用されたということを保証するもの
である。前記生理用ナプキンは、プラスチツクフ
イルムのカバーシート内に入れられた吸収性物質
から構成された。ストライクスルー値は、もとも
とのカバーシートを有する「A」を次のような条
件でテストすることによつて得られた。条件とは
以下の通りである。前記ナプキンの重量を測定
し、次に1.5mlの流体をナプキンのカバーシート
上に置く。前記流体が前記ナプキンのカバーシー
トを通過して吸収性の部分内に入りこむまでの時
間を測定した。そして、そのストライクスルー時
間を記録した。適所に本発明のカバーシートを有
する前記「サンプル」について同様のテストを行
ない、ストライクスルー時間をまた記録した。テ
ストされた二つのサンプルのストライクスルー値
の両方ともが消費者にとつて容認できる範囲の値
であつたということが認められるであろう。 前記の湿つた生理用ナプキンを用い、そのカバ
ーシートの上部にフイルターペーパーを配置し、
次に前記フイルムペーパーのそれぞれの上部に
2.3Kg(5.0ポンド)の重りをのせて、再湿潤性を
テストした。前記ナプキン上に前記フイルターペ
ーパーを置く前に、フイルターペーパーの重量を
測定した。前記重りは前記ナプキンを圧縮し、前
記流体のいくらかをナプキンから排出させ、前記
フイルターペーパーに吸収させた。前記重りは、
それぞれのナプキン上に2分間のせられた。次
に、前記の重りおよひフイルターペーパーを除去
した。次に、前記フイルターペーパーの重量を測
定し、それぞれの重量を記録した。それから、初
期重量と最終的な重量との違いが決定された。 前記比較テストの結果を第1表に示す。
【表】 前記の結果から、前記「サンプル」のカバーシ
ートは「A」のカバーシートに比して、乾燥度が
約50%優れ、一方、ストライクスルー値は0.9秒
高いだけであることが証明された。これは、先行
技術の乾燥度に対する実質的な改良である。カバ
ーシートの前記乾燥度は重要な特性である。なぜ
ならば、生理用ナプキンを着用している女性にと
つて、快適性を確保することが最も重要なことだ
からである。試験結果によつて示されるように、
本発明の基材は先行技術よりも低い乾燥度係数を
示し、これによつて優れた品質、先行技術に対す
る実質的な長所を示す。 本発明の実施態様は、先行技術をしのぐ優れた
品質を示すのみならず、それが一つの工程段階で
製造されるため経済的でもある。 本発明を前記の特許請求の範囲に限定すること
を除いては、本発明を限定することは本明細書の
意図するものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、前記複合物の前記二つの層を図示す
る前記繊維−フイルム複合物の図であり、第2図
は、前記フイルム内の開口部を図示するための前
記複合物の図であり、第3図は、前記開口部は前
記繊維ウエブ物質を貫通しないということを図示
するための、第2図の前記開口部を横切る断面図
であり、第4図は、前記フイルムおよび前記繊維
ウエブが、加熱された、押型付きロールおよび平
滑ロールの間を通過させられる時の状態を示す図
である。 10:繊維−フイルム基材、12:ポリプロピ
レン繊維層、14:ポリエチレンフイルム、1
6:開口部、18:押型付きロール、20:平滑
ロール、21:合せ面、22:溶融フイルム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開口部を有する熱可塑性フイルム層の少なく
    とも一つおよび 均一な厚みを有する連続的繊維ウエブ層の少な
    くとも一つから成り、 前記フイルムに配置された前記開口部が周縁部
    を有し、 前記熱可塑性フイルムおよび前記連続的繊維ウ
    エブが、相互に表面を向かい合わせて配置され、 前記繊維ウエブの繊維または均一な厚みに何ら
    影響を与えずに、前記フイルムに前記開口部が配
    置され、 前記開口部が前記周縁部において前記フイルム
    およびウエブが相互に固定されることを特徴とす
    る、使い捨て物品用の繊維ウエブ−フイルム カ
    バーシート基材。 2 前記繊維ウエブが不織合成または天然繊維も
    しくはそれらの組み合せからなる請求項1に記載
    のカバーシート。 3 前記熱可塑性フイルムの厚さが少なくとも
    2.54μm(0.1ミル)である、請求項1に記載のカ
    バーシート。 4 前記カバーシートの開口面積が少なくとも1
    %である、請求項1に記載のカバーシート。 5 前記繊維ウエブの重量が少なくとも4.8g/
    m2(少なくとも4g/yd2)である請求項1に記
    載のカバーシート。 6 前記熱可塑性フイルムが熱軟化状態である、
    請求項1に記載のカバーシート。 7 前記開口部が前記フイルムの表面の大部分に
    わたり存在する請求項1に記載のカバーシート。 8 前記開口部が複数の帯状に配置されている、
    請求項1に記載のカバーシート。 9 前記カバーシートの開口面積が45%である、
    請求項1、7または8に記載のカバーシート。
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