JPH0567840U - ピストンシリンダー型ダンパー - Google Patents
ピストンシリンダー型ダンパーInfo
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- JPH0567840U JPH0567840U JP10430691U JP10430691U JPH0567840U JP H0567840 U JPH0567840 U JP H0567840U JP 10430691 U JP10430691 U JP 10430691U JP 10430691 U JP10430691 U JP 10430691U JP H0567840 U JPH0567840 U JP H0567840U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変形しないロッドを有するピストンシリンダ
ー型ダンパーの提供。 【構成】 シリンダーSが、このシリンダーSに嵌合さ
れるピストンPのロッド1の貫挿保持される円盤状のホ
ルダー2とキャップ3とにより気密に構成され、しか
も、前記ピストンPのピストンヘッド4には、該ピスト
ンPの往動時と復動時とで流量を異にする流路が設けら
れているピストンシリンダー型ダンパーであって、前記
ピストンPが前記ホルダー2とキャップ3に貫挿されて
いる金属製のロッド1の一端部に樹脂成形によって一体
に形成されているプラスチック製の前記ピストンヘッド
4を又他端部には樹脂形成によって一体に形成されてい
るプラスチック製のフック5を有する。
ー型ダンパーの提供。 【構成】 シリンダーSが、このシリンダーSに嵌合さ
れるピストンPのロッド1の貫挿保持される円盤状のホ
ルダー2とキャップ3とにより気密に構成され、しか
も、前記ピストンPのピストンヘッド4には、該ピスト
ンPの往動時と復動時とで流量を異にする流路が設けら
れているピストンシリンダー型ダンパーであって、前記
ピストンPが前記ホルダー2とキャップ3に貫挿されて
いる金属製のロッド1の一端部に樹脂成形によって一体
に形成されているプラスチック製の前記ピストンヘッド
4を又他端部には樹脂形成によって一体に形成されてい
るプラスチック製のフック5を有する。
Description
【0001】
この考案はバネの復元力等によって回動あるいは摺動する可動物の動きを緩衝 するピストンシリンダータイプのエアーダンパーの提供に関する。
【0002】
ピストンシリンダータイプのダンパーは、自動車内にある灰皿、小物入れ、あ るいは開口部分を覆う蓋等のように強いバネの付勢を受けて開き出され、あるい は押し出される部品に組付け、これらの各部品類が緩やかに開き出され、あるい は押し出されるのに都合の良い手段として用いられていた。
【0003】 かかる用途に向けられるピストンシリンダータイプのダンパーは、このダンパ ーの組付けられる取付け空間が通例狭く、しかもダンパーに要請される緩衝力が 必ずしも大きくないことから、比較的小型、軽量のダンパーが求められていた。
【0004】 かかる点から、ダンパーを構成するシリンダーとピストンとをインジェクシヨ ン成形等により提供されるプラスチック製として、ダンパーの小型、軽量化を計 ると共に低いコストでの提供をなしていた。
【0005】
しかしながら、かかるピストンをプラスチック成形品としたダンパーでは、ダ ンパーの繰返し使用に伴ってピストンのロッド部分が変形し、ピストンヘッド部 分に真円をもたらすことができなくなる不都合を有しており、又、強い外力を受 けた場合に該ロッド部分が変形し、同様の不都合を生ずることがあった。
【0006】 かかる点からピストンのロッド部分の断面積を大きく設計し、ピストンロッド の経時的あるいは機械的な変形を防止する構成とした場合、プラスチック成形時 の歪が生じ易くなり、ピストンヘッド部分に目的とする真円をもたらすことがで きなくなる不都合を有していた。
【0007】 このように、ピストンヘッドがシリンダーに対し、偏心円の状態で接する場合 、ピストンヘッドに装着したOリングによるシール性が損われると共に、摩擦に よる損耗が激しく、動作の円滑性を損う不都合を有していた。
【0008】 かかる点から、ピストンをガラス繊維により補強されたプラスチック製とする ことで、ピストンの変形を防止する構成のものにあっては、ピストンヘッドに装 着したOリングが前記のガラス繊維によって損傷され、シール性を著しく損う不 都合を有していた。
【0009】 本考案は、かかる従来ダンパーにおける不都合に鑑み、充分なロッド強度を有 すると共に、ピストンヘッドとシリンダーとの中心線にずれが生ぜず、ピストン ヘッドに装着されるOリングによる良好なシール性の維持されるピストンシリン ダータイプのダンパーの提供を目的としている。
【0010】
本考案はかかる目的を達成するものとしてピストンシリンダ−型ダンパーの構 成を、固定物と可動物の一方、又は可動物相互の一方に連結されるシリンダーS と、他方に連結されて前記のシリンダーSに嵌合されるピストンPとで構成する ものとして、前記シリンダーSが、このシリンダーSに嵌合されるピストンPの ロッド1の貫挿保持される円盤状のホルダー2とキャップ3とにより気密に構成 され、しかも、前記ピストンPのピストンヘッド4には、該ピストンPの往動時 と復動時とで流量を異にする流路が設けられているピストンシリンダー型ダンパ ーとしてあり、しかも前記ピストンPが前記ホルダー2とキャップ3に貫挿され ている金属製のロッド1の一端部に樹脂成形によって一体に形成されているプラ スチック製の前記ピストンヘッド4を又他端部には樹脂形成によって一体に形成 されているプラスチック製のフック5を有する構成としてある。
【0011】
ピストンPが金属製のロッド1に樹脂成形によって形成されているピストンヘ ッド4を有することから、このピストンPはロッド1の部分において経時的な変 形あるいは成形時の収縮歪等を生ずることがなく、このロッド1の変形に伴うピ ストンヘッド4とシリンダーSとの中心線にずれが生じない。
【0012】
以下本考案にかかるピストンシリンダー型ダンパーの典型的な一実施例を添付 の図面について詳細に説明する。 図1はダンパーの緩衝動作状態を示しており、図2は緩衝動作を受けない状態 を示している。又、図3は切断面を異にした無動作状態のダンパーを示している 。図4はピストンヘッド4部分を拡大して示してあり、図5は図4のピストンを 右側から、図6は同ピストンを左側からみて示してあり、更に図7はピストン全 体を断面として、又図8は斜視で示してある。
【0013】 このダンパーを構成するシリンダーSは、一方にフック等の取付け手段6を有 すると共に他方が開口されたプラスチック製の円筒7と、この開口側を塞ぐプラ スチック製のキャップ3及びピストンPのロッド1を支承するプラスチック製の ホルダー2とで構成してある。
【0014】 このホルダー2は、円筒7の開口側に密に嵌合される円盤状をなすものであっ て、外周にある環状溝中にシリンダーSの内周に接するOリング8を組付けてあ ると共に、中央の厚さ方向にロッド1の挿通される孔9を有し、この孔9のキャ ップ3の側に拡径孔部9aを連設し、この拡径孔部9a内に前記ロッド1に組付 けられているOリング10が収まる構成とし、シリンダーSの開口側を該ホルダ ー2によって気密に塞ぐと共に、このホルダー2をキャップ3で円筒7に組付け ている。
【0015】 該キャップ3は、鍔3aを有していると共に、前記のホルダー2の側に円形溝 3bを有し、この円形溝3bで囲まれた前記ホルダー2と反対の側に凹孔3cが 設けてあると共に、この凹孔3cの内底面に前記ロッド1の挿通される孔3dが 設けてあり、前記ホルダー2の側に該孔3dの周側を突き出し、該ホルダー2の 拡径孔部9aに該突縁3eが収まる構成としてある。
【0016】 かかるシリンダーSに対し、ピストンPは、ステンレス等の金属製のロッド1 の一端部にプラスチック製のピストンヘッド4を、又他方端部にプラスチック製 のフック5が、該ロッド1を金型内にインサートした状態で射出成形等により一 体に設けてある。
【0017】 このロッド1に一体成形の方法で設けられているピストンヘッド4は、前記の シリンダーS内に僅かの隙間tをもって嵌め入れられる径寸法をなしていると共 にロッド1の一端部を覆って形成されているボス部4aと周側部4bとの間のシ リンダーSの内奥側に面している肉部をカットし漏斗状に拡開する円形凹部4c とし、ピストンヘッド4に収縮歪み、あるいは径時的な変形の生ずる余地を無く す構成としてある。 又、ボス部4aにはインサ−トされた金型内のロッド1を保持するためのピン 孔4dを設け、インサート成形に適する構成としてある。 又、ロッド1には周回溝1aが設けてあり、この周回溝1a内にピストンヘッ ド4の成形樹脂が入り込み、ロッド1のピストンヘッド4からの抜け出しが防止 される構成としてある。
【0018】 かかる構成からなるピストンヘッド4には周回溝11が鍔部4eと鍔部4fと の間に設けられていると共に、この周回溝11の、シリンダーSの内奥側の部分 が漸次外方に斜上する傾斜面4gとされており、この周回溝11に該周回溝11 の鍔部4e、4fの立上り幅より大きい径のOリング12、12を組付け、この 組付けられたOリング12、12が前記シリンダーSの内周に密に接する構成と してある。
【0019】 かかる構成のピストンヘッド4の前記ホルダー2の設けられている側にある鍔 部4eから前記周回溝11の底部に亙り溝13を開設し、エアーの第1の流路を 形成している。この溝13は、前記周回溝11の傾斜面4gの部分から該周回溝 11の底部に凹設されている構成とし、Oリング12、12が鍔部4eの側に押 動された際に、この周回溝11の底部から溝13を介してエアーが流出入される 構成としてある。 更にピストンヘッド4の前記円形凹部4cの底部に凹孔部14aを介して第2 のエアーの流路とされるオリフィス状の細孔14が設けてある。
【0020】 かかるピストンヘッド4の設けられているロッド1の反対側の端部を覆って設 けられているフック5は、該ロッド1を可動物等に連結できる構成を有しておれ ば良く、図示例に限定されることはない。 このフック5の設けられるロッド1の部分に前記と同様に周回溝1aを設け、 この周回溝1a内にフック5の成形樹脂が入り込み、ロッド1からフック5が抜 け出すのを防止する構成としてある。
【0021】 かかる構成からなるピストンPは、金属製のロッド1にホルダ−2とキャップ 3とを組付けた状態で、ロッド1の側端部分を金型内にインサ−トし、このロッ ド側端部分に夫々ピストンヘッド4とフック5との樹脂成形をなすことで、該ロ ッド1に前記ピストンヘッド4とフック5とが一体に固着された状態のピストン Pを構成してある。
【0022】 かかるピストンシリンダー型のダンパーでは、図1の矢印Yの示す方向にピス トンPが移動される場合、ピストンヘッド4にあるOリング12がシリンダーS の内周面との間の摩擦抵拡によって周回溝11の傾斜面4gの側に移動され、ピ ストンヘッド4の周側とシリンダーSの内周面との間を密にシールすることから シリンダーS内にあるエアーは細孔14を介してのみ移動されるため、ピストン Pは緩衝的に動作し、ダンパー機能を有する。
【0023】 次いでピストンPを図2の矢印Y’の示す方向に移動する場合、ピストンヘッ ド4にあるOリング12は周回溝11の鍔部4eの側に移動されることになり、 シリンダーS内にあるエアーは、前記の細孔14以外にピストンヘッド4の周側 とシリンダーSの内周面との間の隙間tと前記の溝13とを流路として移動され 、ピストンPは軽い押圧力によって動作される。
【0024】 かかる構成からなるダンパーのシリンダーSとピストンPとを、夫々可動部と 固定部に、又は可動部相互に連結することで可動部の緩衝的な開き出し、ないし は摺り出しと、容易な押し込みをなすことができる。 尚、ピストンヘッド4とホルダー2との間に別途コイルバネ(図示省略)を介 在させることによって前記の緩衝機能を更に増す構成としてあっても良い。
【0025】
本考案に係るピストンシリンダー型ダンパーが、ピストンPを構成するロッド 1の部分を金属製とし、この金属製のロッド1の両側に一体に樹脂成形のされた ピストンヘッド4とフック5とを有することから、ピストンヘッド4の中心線と シリンダーSの中心線との間のずれが生じ難く、このピストンヘッド4に組付け られているOリングのシール性が良く、しかも該Oリングの摩擦、老化が生じ難 い特長を有している。
【図1】本考案に係るダンパーの緩衝状態を示す断面図
【図2】同ダンパーの非緩衝状態を示す断面図
【図3】同ダンパーの切断面を異にする断面図
【図4】ピストンヘッド部分の拡大断面図
【図5】同ピストンヘッドの直前で切断した右側断面図
【図6】同ピストンヘッドの左側面図
【図7】同ピストンの断面図
【図8】同斜視図
1 ロッド 2 ホルダー 3 キャップ 4 ピストンヘッド 5 フック 6 取付け手段 7 円筒 8 Oリング 9 孔 10 Oリング 11 周回溝 12 Oリング 13 溝 14 細孔
Claims (1)
- 【請求項1】 固定物と可動物の一方、又は可動物相互
の一方に連結されるシリンダーと、他方に連結されて前
記シリンダーに嵌合されるピストンとよりなり、 前記シンダーが、このシリンダーに嵌合されるピストン
のロッドの貫挿保持される円盤状のホルダーとキャップ
とにより気密に構成されると共に、 前記ピストンのピストンヘッドには、該ピストンの往動
時と復動時とで流量を異にする流路が設けられているピ
ストンシリンダー型ダンパーであって、 前記ピストンが、前記ホルダーとキャップに貫挿されて
いる金属製のロッドの一端部に樹脂成形によって一体に
形成されているプラスチック製の前記ピストンヘッド
を、他端部には樹脂成形によって一体に形成されている
プラスチック製のフックを有していることを特徴とする
ピストンシリンダー型ダンパー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991104306U JP2603440Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | ピストンシリンダー型ダンパー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991104306U JP2603440Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | ピストンシリンダー型ダンパー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0567840U true JPH0567840U (ja) | 1993-09-10 |
| JP2603440Y2 JP2603440Y2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=14377242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991104306U Expired - Fee Related JP2603440Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | ピストンシリンダー型ダンパー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603440Y2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009081894A1 (ja) * | 2007-12-26 | 2009-07-02 | Sugatsune Kogyo Co., Ltd. | ダンパ装置 |
| WO2015114885A1 (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 株式会社パイオラックス | ダンパー装置 |
| CN104895434A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-09-09 | 上海琦天汽车科技有限公司 | 拉绳式空气阻尼器 |
| JPWO2016167336A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2018-01-11 | 株式会社パイオラックス | ダンパー装置 |
| KR20230111891A (ko) * | 2022-01-19 | 2023-07-26 | 주식회사 니프코코리아 | 자동차용 에어댐퍼 |
| KR20240038335A (ko) * | 2022-09-16 | 2024-03-25 | 주식회사 니프코코리아 | 자동차용 에어댐퍼 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5393385A (en) * | 1977-01-27 | 1978-08-16 | Stabilus Gmbh | Gas spring with function of electric switch |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP1991104306U patent/JP2603440Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5393385A (en) * | 1977-01-27 | 1978-08-16 | Stabilus Gmbh | Gas spring with function of electric switch |
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| JPWO2016167336A1 (ja) * | 2015-04-16 | 2018-01-11 | 株式会社パイオラックス | ダンパー装置 |
| US10233994B2 (en) | 2015-04-16 | 2019-03-19 | Piolax, Inc. | Damper device |
| CN104895434A (zh) * | 2015-06-09 | 2015-09-09 | 上海琦天汽车科技有限公司 | 拉绳式空气阻尼器 |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2603440Y2 (ja) | 2000-03-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |