JPH056787Y2 - - Google Patents
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- JPH056787Y2 JPH056787Y2 JP15382787U JP15382787U JPH056787Y2 JP H056787 Y2 JPH056787 Y2 JP H056787Y2 JP 15382787 U JP15382787 U JP 15382787U JP 15382787 U JP15382787 U JP 15382787U JP H056787 Y2 JPH056787 Y2 JP H056787Y2
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Landscapes
- Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は密封包装された被殺菌物の殺菌処理に
用いられるマイクロ波加熱殺菌装置に関する。
用いられるマイクロ波加熱殺菌装置に関する。
<従来技術>
密封包装された被殺菌物、特に食品をマイクロ
波で加熱殺菌する方法は公知である。しかし
100゜C以上の高温で加熱殺菌を行う場合、常圧下
では被殺菌物包装体(以下、包装体と略す)の破
袋を防止するため、マイクロ波を透過し、耐熱・
耐圧性を有する支持体に収納してマイクロ波加熱
を行う必要がある。
波で加熱殺菌する方法は公知である。しかし
100゜C以上の高温で加熱殺菌を行う場合、常圧下
では被殺菌物包装体(以下、包装体と略す)の破
袋を防止するため、マイクロ波を透過し、耐熱・
耐圧性を有する支持体に収納してマイクロ波加熱
を行う必要がある。
従来、赤外線温度センサーを用いるマイクロ波
加熱殺菌装置としては実開昭61−122696号公報、
実開昭61−122697号公報、実開昭61−122698号公
報がしられている。
加熱殺菌装置としては実開昭61−122696号公報、
実開昭61−122697号公報、実開昭61−122698号公
報がしられている。
<考案が解決しようとする問題点>
非接触式の赤外線温度センサーは応答時間が短
く、高速処理の装置に適しているが、物質により
赤外線放射率が異なり、また赤外線を透過したり
するため、赤外線を透過しない同一物質を測定し
ない限り、同じ温度でも赤外線放射量が大きく変
動し、測定値に大きな誤差を生じる。
く、高速処理の装置に適しているが、物質により
赤外線放射率が異なり、また赤外線を透過したり
するため、赤外線を透過しない同一物質を測定し
ない限り、同じ温度でも赤外線放射量が大きく変
動し、測定値に大きな誤差を生じる。
そのため、赤外線温度センサーを用いた前記マ
イクロ波加熱殺菌装置は包装体や支持体あるいは
測定場所に種々の加工や工夫を施している。しか
し実開昭61−122697号公報、および実開昭61−
122698号公報に示されるものは、支持体の測定窓
が塞がれていなかつたり、また、塞がれていても
フイルムのように外力により変形する材質で塞が
れている場合、(実開昭61−122696号公報)、加熱
中に包装体の内圧が上昇し、その内圧のため支持
体の測定窓部分の包装体表面が外側に凸状に膨張
し、変形するため、製品価値が著しく低下し、場
合によつては測定窓部分で破袋を起こすことがあ
る。
イクロ波加熱殺菌装置は包装体や支持体あるいは
測定場所に種々の加工や工夫を施している。しか
し実開昭61−122697号公報、および実開昭61−
122698号公報に示されるものは、支持体の測定窓
が塞がれていなかつたり、また、塞がれていても
フイルムのように外力により変形する材質で塞が
れている場合、(実開昭61−122696号公報)、加熱
中に包装体の内圧が上昇し、その内圧のため支持
体の測定窓部分の包装体表面が外側に凸状に膨張
し、変形するため、製品価値が著しく低下し、場
合によつては測定窓部分で破袋を起こすことがあ
る。
また測定窓の包装体接触側に赤外線を透過しな
い耐熱・耐圧性を有する剛体材料で塞いでも、該
材料が厚かつたり、熱伝導性が悪いと包装体接触
面との温度差が大きく、正確な温度測定ができ
ず、赤外線放射率が小さい物質では放射赤外線量
が少なく測定誤差が大きくなる。さらにマイクロ
波誘電損失の大きい材質では、その材質自体が発
熱し温度が高く表示され、金属のようにマイクロ
波を反射する物質では被殺菌物にマイクロ波が照
射されない部分が生じ、加熱むらの原因となる。
い耐熱・耐圧性を有する剛体材料で塞いでも、該
材料が厚かつたり、熱伝導性が悪いと包装体接触
面との温度差が大きく、正確な温度測定ができ
ず、赤外線放射率が小さい物質では放射赤外線量
が少なく測定誤差が大きくなる。さらにマイクロ
波誘電損失の大きい材質では、その材質自体が発
熱し温度が高く表示され、金属のようにマイクロ
波を反射する物質では被殺菌物にマイクロ波が照
射されない部分が生じ、加熱むらの原因となる。
<問題点を解決するための手段>
上記した問題点を解決するため、本考案は被殺
菌物を充填密封した包装体、マイクロ波を透過
し、かつ耐熱・耐圧性を有する材料からなる支持
体に収納し、マイクロ波加熱室を搬送通過させる
とともに、加熱後の包装体の温度を測定するため
の赤外線温度センサーを設けたマイクロ波加熱殺
菌装置において、前記支持体に透設された測定窓
を含む支持体内面に、マイクロ波を透過し、耐
熱・耐圧性(曲げ強度)を有し、かつ熱伝導性が
高く、0.90以上の赤外線放射率を有する不透明な
薄剛板を取り付けた支持体を用いた殺菌装置であ
る。該薄剛板の材料としてはセラミツクス板が特
に適している。
菌物を充填密封した包装体、マイクロ波を透過
し、かつ耐熱・耐圧性を有する材料からなる支持
体に収納し、マイクロ波加熱室を搬送通過させる
とともに、加熱後の包装体の温度を測定するため
の赤外線温度センサーを設けたマイクロ波加熱殺
菌装置において、前記支持体に透設された測定窓
を含む支持体内面に、マイクロ波を透過し、耐
熱・耐圧性(曲げ強度)を有し、かつ熱伝導性が
高く、0.90以上の赤外線放射率を有する不透明な
薄剛板を取り付けた支持体を用いた殺菌装置であ
る。該薄剛板の材料としてはセラミツクス板が特
に適している。
<作用>
本考案のマイクロ波加熱殺菌装置は前述のよう
な薄剛板を支持体に取り付けるため、内圧上昇に
よる包装体の変形を防止でき、マイクロ波透過性
であるため、被殺菌物に影響を与えることなくマ
イクロ波加熱が行え、薄剛板自体がマイクロ波で
加熱されることもない。
な薄剛板を支持体に取り付けるため、内圧上昇に
よる包装体の変形を防止でき、マイクロ波透過性
であるため、被殺菌物に影響を与えることなくマ
イクロ波加熱が行え、薄剛板自体がマイクロ波で
加熱されることもない。
また、薄くて熱伝導性が良いため、薄剛板の包
装体接触面と温度測定面との温度差がほとんどな
く、さらに赤外線不透過性であるため包装体から
の放射赤外線を遮断でき赤外線放射率が高いため
薄剛板を介していても、包装体の温度を赤外線温
度センサーで正確に測定できる。
装体接触面と温度測定面との温度差がほとんどな
く、さらに赤外線不透過性であるため包装体から
の放射赤外線を遮断でき赤外線放射率が高いため
薄剛板を介していても、包装体の温度を赤外線温
度センサーで正確に測定できる。
<実施例>
以下、本考案を図示の一実施例に基づいて説明
する。
する。
第1図は、本考案のマイクロ波加熱殺菌装置の
一実施例を示す説明図であり、被殺菌物包装体を
収納した支持体7は駆動チエーンあるいはベルト
コンベア等の搬送装置5によりマイクロ波トラツ
プ4aを介して連続的にマイクロ波加熱室1に送
られる。マイクロ波加熱室1において被殺菌物は
マイクロ波発振機2より導波管3を介して照射さ
れるマイクロ波により、マイクロ波加熱室1通過
中に加熱され、マイクロ波トラツプ4bを介して
外へ取り出され、赤外線温度センサー6によつ
て、加熱温度が測定される。
一実施例を示す説明図であり、被殺菌物包装体を
収納した支持体7は駆動チエーンあるいはベルト
コンベア等の搬送装置5によりマイクロ波トラツ
プ4aを介して連続的にマイクロ波加熱室1に送
られる。マイクロ波加熱室1において被殺菌物は
マイクロ波発振機2より導波管3を介して照射さ
れるマイクロ波により、マイクロ波加熱室1通過
中に加熱され、マイクロ波トラツプ4bを介して
外へ取り出され、赤外線温度センサー6によつ
て、加熱温度が測定される。
次に第2図により支持体の構造を説明する。支
持体7は被殺菌物11が充填密封された包装体1
0を収納しうる容積で、包装体10と略同形状の
収納部を有する2枚の板から構成されており、2
枚の板は1対の保持具12により保持されてい
る。支持体7には温度測定窓9が透設されてお
り、その測定窓9を含む支持体内面の包装体10
接触部に薄剛板8が取り付けられており、その薄
剛板8を介して包装体10の温度を赤外線温度セ
ンサー6で測定する構造になつている。なお、当
然のことながら赤外線温度センサー6と薄剛板の
間に障害物が存在してはならない。
持体7は被殺菌物11が充填密封された包装体1
0を収納しうる容積で、包装体10と略同形状の
収納部を有する2枚の板から構成されており、2
枚の板は1対の保持具12により保持されてい
る。支持体7には温度測定窓9が透設されてお
り、その測定窓9を含む支持体内面の包装体10
接触部に薄剛板8が取り付けられており、その薄
剛板8を介して包装体10の温度を赤外線温度セ
ンサー6で測定する構造になつている。なお、当
然のことながら赤外線温度センサー6と薄剛板の
間に障害物が存在してはならない。
支持体7および保持具12の材質はマイクロ波
透過可能で耐熱・耐圧性を有する材質であればよ
く、例えば、支持体7の材質としてはガラスフイ
ラー充填シリコン、ガラスフイラー充填ポリフエ
ニレンサルフアイド、ガラスフイラー充填フツ素
樹脂、シリコン含浸ガラスクロス積層品等が使用
でき、保持具12としてはガラスフイラー充填エ
ポキシ樹脂やエポキシ樹脂含浸ガラスクロス積層
品が使用できる。また薄剛板8の材質としては不
透明で薄く耐熱・耐圧性(曲げ強度)を有し、マ
イクロ波透過性でかつ赤外線放射率が0.90以上と
高く、熱伝導性の優れた材質であればよく、特に
厚さ0.5〜1.0mmの各種セラミツク板が適してい
る。なお透明な材質や赤外線放射率の小さい物質
であつても、他の条件を満足している材質であれ
ば、黒色等に着色し、不透明にし、赤外線放射率
を高めることによつて使用可能となる。
透過可能で耐熱・耐圧性を有する材質であればよ
く、例えば、支持体7の材質としてはガラスフイ
ラー充填シリコン、ガラスフイラー充填ポリフエ
ニレンサルフアイド、ガラスフイラー充填フツ素
樹脂、シリコン含浸ガラスクロス積層品等が使用
でき、保持具12としてはガラスフイラー充填エ
ポキシ樹脂やエポキシ樹脂含浸ガラスクロス積層
品が使用できる。また薄剛板8の材質としては不
透明で薄く耐熱・耐圧性(曲げ強度)を有し、マ
イクロ波透過性でかつ赤外線放射率が0.90以上と
高く、熱伝導性の優れた材質であればよく、特に
厚さ0.5〜1.0mmの各種セラミツク板が適してい
る。なお透明な材質や赤外線放射率の小さい物質
であつても、他の条件を満足している材質であれ
ば、黒色等に着色し、不透明にし、赤外線放射率
を高めることによつて使用可能となる。
次に具体的実施例について述べる。
延伸ナイロン/無延伸ポリプロピレンよりなる
袋に水180gを充填しシリコン含浸ガラスクロス
積層品よりなる支持体7に収納し、第1図に示し
たような装置で、マイクロ波加熱を行い、加熱後
の温度を赤外線温度センサー(立石電機製Z4A−
AA50)で測定した。支持体7の測定窓9は直径
18mmの円形とし、薄剛板8として直径20mm、厚さ
0.6mmのセラミツク板(アルミナ96%)を用いた。
なお比較のため薄剛板8を取り付けていない支持
体7で、前記包装体の温度測定部に黒色の不透明
部を設けたものでも加熱を行つた。
袋に水180gを充填しシリコン含浸ガラスクロス
積層品よりなる支持体7に収納し、第1図に示し
たような装置で、マイクロ波加熱を行い、加熱後
の温度を赤外線温度センサー(立石電機製Z4A−
AA50)で測定した。支持体7の測定窓9は直径
18mmの円形とし、薄剛板8として直径20mm、厚さ
0.6mmのセラミツク板(アルミナ96%)を用いた。
なお比較のため薄剛板8を取り付けていない支持
体7で、前記包装体の温度測定部に黒色の不透明
部を設けたものでも加熱を行つた。
加熱条件は加熱室1に常に包装体が8袋存在す
るように支持体7を間欠的に搬送し、マイクロ波
の総出力5.2KW、1袋当りの加熱時間4分とし
た。測定結果は以下のようになつた。
るように支持体7を間欠的に搬送し、マイクロ波
の総出力5.2KW、1袋当りの加熱時間4分とし
た。測定結果は以下のようになつた。
セラミツク板 有 123〜127 ℃
同上 無 124〜129 ℃
この結果、薄剛板8を介して温度を測定して
も、包装体10の表面を直接測定しても結果に差
は認められなかつた。しかし、薄剛板8なしの支
持体を用いた場合には包装体10の測定窓9部分
が凸状に変形していたが、薄剛板8を使用した場
合は包装体10の全く異常は認められなかつた。
も、包装体10の表面を直接測定しても結果に差
は認められなかつた。しかし、薄剛板8なしの支
持体を用いた場合には包装体10の測定窓9部分
が凸状に変形していたが、薄剛板8を使用した場
合は包装体10の全く異常は認められなかつた。
尚、測定窓は支持体の上側、下側のどちらか一
方、または両側に設けてもよいが、上側の場合
は、加熱により発生した蒸気が上部に溜まるた
め、蒸気の温度を測定することになり、被殺菌物
11の温度を正確に測定できない場合もあり下方
より測定する方が好しい。両側に設ければ、加熱
途中で反転走査を行つても、温度の測定が可能で
あり、複数回の測定もできる。
方、または両側に設けてもよいが、上側の場合
は、加熱により発生した蒸気が上部に溜まるた
め、蒸気の温度を測定することになり、被殺菌物
11の温度を正確に測定できない場合もあり下方
より測定する方が好しい。両側に設ければ、加熱
途中で反転走査を行つても、温度の測定が可能で
あり、複数回の測定もできる。
また、赤外線温度センサーの設置位置は出口側
マイクロ波トラツプ4bの中、もしくは外のどち
らでもよい。
マイクロ波トラツプ4bの中、もしくは外のどち
らでもよい。
<効果>
本考案のマイクロ波加熱殺菌装置を用いること
により、加熱温度を包装体に変形などの異常をき
たすことなく、短時間で正確に測定できる。
により、加熱温度を包装体に変形などの異常をき
たすことなく、短時間で正確に測定できる。
第1図は本考案のマイクロ波加熱殺菌装置の1
実施例を示す説明図、第2図は本考案の装置に用
いる支持体の切断断面図である。 6……赤外線温度センサー、7……支持体、8
……薄剛体、9……測定窓、10……包装体。
実施例を示す説明図、第2図は本考案の装置に用
いる支持体の切断断面図である。 6……赤外線温度センサー、7……支持体、8
……薄剛体、9……測定窓、10……包装体。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 導波管を介してマイクロ波が照射される加熱
室内に、被殺菌物包装体が収納されたマイクロ
波透過可能な耐熱性および耐圧性を有する材料
からなる支持体を搬送通過させると共に、前記
被殺菌物の加熱温度を測定する赤外線温度セン
サーを設けたマイクロ波加熱殺菌装置におい
て、前記支持体に前記センサー用の測定窓を透
設し、前記支持体の内側の前記側定窓を含む前
記被殺菌物包装体との接触面にマイクロ波を透
過し、耐熱・耐圧性(曲げ強度)を有し、かつ
熱伝導性が高く、赤外線放射率が0.90以上の不
透明な薄剛板を取りつけたマイクロ波加熱殺菌
装置。 (2) 支持体に取り付ける薄剛板の材質がセラミツ
クスであることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のマイクロ波加熱殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15382787U JPH056787Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15382787U JPH056787Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0190382U JPH0190382U (ja) | 1989-06-14 |
| JPH056787Y2 true JPH056787Y2 (ja) | 1993-02-22 |
Family
ID=31430010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15382787U Expired - Lifetime JPH056787Y2 (ja) | 1987-10-07 | 1987-10-07 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056787Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008035827A (ja) * | 2006-08-09 | 2008-02-21 | Kiyotsune Shino | マイクロ波加熱方法及びマイクロ波加熱装置 |
-
1987
- 1987-10-07 JP JP15382787U patent/JPH056787Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0190382U (ja) | 1989-06-14 |
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