JPH0567932A - 増幅器 - Google Patents
増幅器Info
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- JPH0567932A JPH0567932A JP2407776A JP40777690A JPH0567932A JP H0567932 A JPH0567932 A JP H0567932A JP 2407776 A JP2407776 A JP 2407776A JP 40777690 A JP40777690 A JP 40777690A JP H0567932 A JPH0567932 A JP H0567932A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F1/00—Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
- H03F1/02—Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation
- H03F1/0205—Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers
- H03F1/0211—Modifications of amplifiers to raise the efficiency, e.g. gliding Class A stages, use of an auxiliary oscillation in transistor amplifiers with control of the supply voltage or current
- H03F1/0216—Continuous control
- H03F1/0233—Continuous control by using a signal derived from the output signal, e.g. bootstrapping the voltage supply
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/20—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers
- H03F3/21—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only
- H03F3/211—Power amplifiers, e.g. Class B amplifiers, Class C amplifiers with semiconductor devices only using a combination of several amplifiers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03F—AMPLIFIERS
- H03F3/00—Amplifiers with only discharge tubes or only semiconductor devices as amplifying elements
- H03F3/30—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor
- H03F3/3069—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output
- H03F3/3076—Single-ended push-pull [SEPP] amplifiers; Phase-splitters therefor the emitters of complementary power transistors being connected to the output with symmetrical driving of the end stage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 SEPP回路の出力段の前段に差動増幅器を
用いる増幅器にあって、高耐圧の差動増幅器を不要と
し、かつ、複数の増幅器を並列駆動する場合の電力損失
の抑制を図る。 【構成】 SEPP回路の出力段Tr1、Tr2の前段に置
かれる差動増幅器OP1 、OP2 の電源を前記出力段の
トランジスタTr1、Tr2に供給する電源+B、−Bとは
別の第2の電源回路E1 、E2 を用いて構成する。
用いる増幅器にあって、高耐圧の差動増幅器を不要と
し、かつ、複数の増幅器を並列駆動する場合の電力損失
の抑制を図る。 【構成】 SEPP回路の出力段Tr1、Tr2の前段に置
かれる差動増幅器OP1 、OP2 の電源を前記出力段の
トランジスタTr1、Tr2に供給する電源+B、−Bとは
別の第2の電源回路E1 、E2 を用いて構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シングル・エンデッド
・プッシュプル(以下、SEPPという。)回路を備え
た増幅器の改良に関する。
・プッシュプル(以下、SEPPという。)回路を備え
た増幅器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】SEPP回路は、負荷に対しては並列、
電源に対しては直列に動作するプッシュプル回路であ
る。従来のSEPP回路の例として、出力トランジスタ
の直流安定度を増すために、各出力トランジスタのエミ
ッタにそれぞれ固定抵抗を挿入し、かつ、各出力トラン
ジスタのベースに直流バイアスを与えるために、ダイオ
ード、半固定抵抗を直列接続したバイアス発生回路を各
出力トランジスタのベースに接続した回路が公知である
(例えば、特開昭53−42540号公報、第1図参
照)。
電源に対しては直列に動作するプッシュプル回路であ
る。従来のSEPP回路の例として、出力トランジスタ
の直流安定度を増すために、各出力トランジスタのエミ
ッタにそれぞれ固定抵抗を挿入し、かつ、各出力トラン
ジスタのベースに直流バイアスを与えるために、ダイオ
ード、半固定抵抗を直列接続したバイアス発生回路を各
出力トランジスタのベースに接続した回路が公知である
(例えば、特開昭53−42540号公報、第1図参
照)。
【0003】しかし、上記従来のSEPP回路は、バイ
アスの安定度が不十分であり、エミッタ抵抗を小さくで
きないために出力損失が発生し、かつ、出力段として歪
が大きい等の欠点を有している。これらの欠点を解消す
るSEPP回路として、信号入力端子と出力トランジス
タのベースとの間に差動増幅器を挿入したものが公知で
ある(例えば、実開昭56−69121号公報または実
公昭59−41622号公報参照。)。
アスの安定度が不十分であり、エミッタ抵抗を小さくで
きないために出力損失が発生し、かつ、出力段として歪
が大きい等の欠点を有している。これらの欠点を解消す
るSEPP回路として、信号入力端子と出力トランジス
タのベースとの間に差動増幅器を挿入したものが公知で
ある(例えば、実開昭56−69121号公報または実
公昭59−41622号公報参照。)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記第2の従来例は第
1の従来例の欠点を克服するものではあるが、差動増幅
器の電源に出力トランジスタに供給する電源を流用して
いるため、差動増幅器としては高耐圧のものが必要とさ
れる問題点を有している。一方、上記SEEP回路を用
いたパワーアンプを複数台並列接続して低インピーダン
ス(1台のパワーアンプで駆動できる負荷インピーダン
スより低いインピーダンス)の負荷を駆動する場合、当
該パワーアンプが負帰還(NFB)をかけているもので
ある場合には出力端に負荷を直接接続することはできな
い。そこで、一般には、各出力端間にミキシング用の抵
抗(または、インピーダンス)を接続していた。
1の従来例の欠点を克服するものではあるが、差動増幅
器の電源に出力トランジスタに供給する電源を流用して
いるため、差動増幅器としては高耐圧のものが必要とさ
れる問題点を有している。一方、上記SEEP回路を用
いたパワーアンプを複数台並列接続して低インピーダン
ス(1台のパワーアンプで駆動できる負荷インピーダン
スより低いインピーダンス)の負荷を駆動する場合、当
該パワーアンプが負帰還(NFB)をかけているもので
ある場合には出力端に負荷を直接接続することはできな
い。そこで、一般には、各出力端間にミキシング用の抵
抗(または、インピーダンス)を接続していた。
【0005】しかしながら、このミキシング抵抗の存在
により、ミキシング抵抗における出力の損失(いわゆる
ミキシングロス)が主じる問題がある。特に、増幅度の
高いアンプでは並列駆動の際の各アンプ相互間での出力
の差が出易すくなり、これを防止するためにミキシング
抵抗を大きくすることが必要となる。しかし、ミキシン
グ抵抗値の増大はミキシングロスの一層の増大を招くこ
とになる。
により、ミキシング抵抗における出力の損失(いわゆる
ミキシングロス)が主じる問題がある。特に、増幅度の
高いアンプでは並列駆動の際の各アンプ相互間での出力
の差が出易すくなり、これを防止するためにミキシング
抵抗を大きくすることが必要となる。しかし、ミキシン
グ抵抗値の増大はミキシングロスの一層の増大を招くこ
とになる。
【0006】したがって、本願第一の発明の目的は、差
動増幅器を用いるSEPP回路の増幅器にあって、高耐
圧の差動増幅器を必要としない増幅器を提供することに
ある。また、本願の他の発明の目的は、複数の増幅器を
並列駆動する場合の電力損失を抑制しうる増幅器を提供
することにある。
動増幅器を用いるSEPP回路の増幅器にあって、高耐
圧の差動増幅器を必要としない増幅器を提供することに
ある。また、本願の他の発明の目的は、複数の増幅器を
並列駆動する場合の電力損失を抑制しうる増幅器を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に記載の発
明は、差動増幅器の電源と出力トランジスタの電源とを
別個に構成して差動増幅器の高耐圧化の要求を排除した
ものである。すなわち、この発明は、少なくとも2個の
トランジスタを用いたシングル・エンデッド・プッシュ
プル回路と、前記トランジスタの各ベース入力端と当該
増幅器の信号入力端との間に、それぞれ介在された差動
増幅器とを有する増幅器であって、前記各差動増幅器
に、前記各トランジスタの電源回路とは別の第2の電源
回路から電源電圧を供給するよう構成した。
明は、差動増幅器の電源と出力トランジスタの電源とを
別個に構成して差動増幅器の高耐圧化の要求を排除した
ものである。すなわち、この発明は、少なくとも2個の
トランジスタを用いたシングル・エンデッド・プッシュ
プル回路と、前記トランジスタの各ベース入力端と当該
増幅器の信号入力端との間に、それぞれ介在された差動
増幅器とを有する増幅器であって、前記各差動増幅器
に、前記各トランジスタの電源回路とは別の第2の電源
回路から電源電圧を供給するよう構成した。
【0008】請求項2に記載の発明は、第2の電源回路
の具体的態様を開示する。すなわち、この発明は、請求
項1記載の増幅器において、前記第2の電源回路は、当
該増幅器の出力電圧で上昇または下降される電圧源であ
って、前記トランジスタのベースを駆動しうる大きさの
電圧値を発生する電圧源により構成した。請求項3に記
載の発明は、差動増幅器の出力過剰による出力トランジ
スタの破壊を防止するために、差動増幅器の帰還ループ
にリミッタ回路を挿入して差動増幅器の出力を制限する
ようにしたものである。すなわち、この発明は、少なく
とも2個のトランジスタを用いたシングル・エンデッド
・プッシュプル回路と、前記トランジスタの各ベース入
力端と当該増幅器の信号入力端との間にそれぞれ介在さ
れた差動増幅器と、を有し、前記各差動増幅器の入力端
と前記各トランジスタの出力端との間に帰還ループが形
成されている増幅器であって、前記帰還ループのそれぞ
れに、前記各差動増幅器の出力を抑制するリミッタ回路
を挿入して構成した。
の具体的態様を開示する。すなわち、この発明は、請求
項1記載の増幅器において、前記第2の電源回路は、当
該増幅器の出力電圧で上昇または下降される電圧源であ
って、前記トランジスタのベースを駆動しうる大きさの
電圧値を発生する電圧源により構成した。請求項3に記
載の発明は、差動増幅器の出力過剰による出力トランジ
スタの破壊を防止するために、差動増幅器の帰還ループ
にリミッタ回路を挿入して差動増幅器の出力を制限する
ようにしたものである。すなわち、この発明は、少なく
とも2個のトランジスタを用いたシングル・エンデッド
・プッシュプル回路と、前記トランジスタの各ベース入
力端と当該増幅器の信号入力端との間にそれぞれ介在さ
れた差動増幅器と、を有し、前記各差動増幅器の入力端
と前記各トランジスタの出力端との間に帰還ループが形
成されている増幅器であって、前記帰還ループのそれぞ
れに、前記各差動増幅器の出力を抑制するリミッタ回路
を挿入して構成した。
【0009】請求項4に記載の発明は、リミッタ回路の
具体的態様を開示する。すなわち、この発明は請求項3
記載の増幅器において、前記リミッタ回路は、差動増幅
器の出力端と帰還信号線との間に跨って接続された所定
バイアス電圧で導通する一方向性導電素子を含んで構成
する。請求項5に記載の発明は、SEPP回路のpus
h側の出力トランジスタとpull側の出力トランジス
タの動作上のバランスをとるために、差動増幅器相互間
を当該差動増幅器に対する第2の電源回路を経由させて
抵抗器または電流源を交叉接続したものである。すなわ
ち、この発明は、少なくとも2個のトランジスタを用い
たシングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記ト
ランジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端
との間にそれぞれ介在された差動増幅器と、前記各トラ
ンジスタの電源回路とは別に構成されて前記差動増幅器
に電源電圧を供給する第2の電源回路と、を有し、前記
差動増幅器の2つの入力端のうち、いずれか一方の入力
端が当該増幅器の信号入力端に接続され、他方の入力端
が前記各トランジスタの出力端に接続されて帰還ループ
が形成されている増幅器であって、前記各差動増幅器の
うち、いずれか一方の差動増幅器の他方の入力端子と前
記第2の電源回路における他方の差動増幅器に対する電
源供給端との間、および他方の差動増幅器の他方の入力
端子と前記第2の電源回路における一方の差動増幅器に
対する電源供給端との間に、それぞれ抵抗器または電流
源を接続して構成した。
具体的態様を開示する。すなわち、この発明は請求項3
記載の増幅器において、前記リミッタ回路は、差動増幅
器の出力端と帰還信号線との間に跨って接続された所定
バイアス電圧で導通する一方向性導電素子を含んで構成
する。請求項5に記載の発明は、SEPP回路のpus
h側の出力トランジスタとpull側の出力トランジス
タの動作上のバランスをとるために、差動増幅器相互間
を当該差動増幅器に対する第2の電源回路を経由させて
抵抗器または電流源を交叉接続したものである。すなわ
ち、この発明は、少なくとも2個のトランジスタを用い
たシングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記ト
ランジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端
との間にそれぞれ介在された差動増幅器と、前記各トラ
ンジスタの電源回路とは別に構成されて前記差動増幅器
に電源電圧を供給する第2の電源回路と、を有し、前記
差動増幅器の2つの入力端のうち、いずれか一方の入力
端が当該増幅器の信号入力端に接続され、他方の入力端
が前記各トランジスタの出力端に接続されて帰還ループ
が形成されている増幅器であって、前記各差動増幅器の
うち、いずれか一方の差動増幅器の他方の入力端子と前
記第2の電源回路における他方の差動増幅器に対する電
源供給端との間、および他方の差動増幅器の他方の入力
端子と前記第2の電源回路における一方の差動増幅器に
対する電源供給端との間に、それぞれ抵抗器または電流
源を接続して構成した。
【0010】請求項6に記載の発明は、SEPP回路を
用いた増幅器を並列駆動させる場合に、出力端に低イン
ピーダンス負荷を直接接続できるようにするために、請
求項3記載の発明と請求項5記載の発明を結合したもの
がある。すなわち、この発明は、入力端子および出力端
子のそれぞれが共通接続されて並列に接続されてなる複
数の増幅器ユニットを有する増幅器において、前記増幅
器ユニットは、少なくとも2個のトランジスタを用いた
シングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記各ト
ランジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端
との間にそれぞれ介在された差動増幅器と、前記各トラ
ンジスタの電源回路とは別に構成されて前記差動増幅器
に電源電圧を供給する第2の電源回路と、を有し、前記
差動増幅器の2つの入力端のうち、いずれか一方の入力
端が当該増幅器の信号入力端に接続され、他方の入力端
が前記各トランジスタの出力端に接続されて帰還ループ
が形成され、前記帰還ループのそれぞれに前記各差動増
幅器の出力を抑制するリミッタ回路が挿入されている増
幅器であって、前記各差動増幅器のうち、いずれか一方
の差動増幅器の他方の入力端子と前記第2の電源回路に
おける他方の差動増幅器に対する電源供給端との間、お
よび他方の差動増幅器の他方の入力端子と前記第2の電
源回路における一方の差動増幅器に対する電源供給端と
の間に、それぞれ抵抗器または電流源を接続して構成し
た。
用いた増幅器を並列駆動させる場合に、出力端に低イン
ピーダンス負荷を直接接続できるようにするために、請
求項3記載の発明と請求項5記載の発明を結合したもの
がある。すなわち、この発明は、入力端子および出力端
子のそれぞれが共通接続されて並列に接続されてなる複
数の増幅器ユニットを有する増幅器において、前記増幅
器ユニットは、少なくとも2個のトランジスタを用いた
シングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記各ト
ランジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端
との間にそれぞれ介在された差動増幅器と、前記各トラ
ンジスタの電源回路とは別に構成されて前記差動増幅器
に電源電圧を供給する第2の電源回路と、を有し、前記
差動増幅器の2つの入力端のうち、いずれか一方の入力
端が当該増幅器の信号入力端に接続され、他方の入力端
が前記各トランジスタの出力端に接続されて帰還ループ
が形成され、前記帰還ループのそれぞれに前記各差動増
幅器の出力を抑制するリミッタ回路が挿入されている増
幅器であって、前記各差動増幅器のうち、いずれか一方
の差動増幅器の他方の入力端子と前記第2の電源回路に
おける他方の差動増幅器に対する電源供給端との間、お
よび他方の差動増幅器の他方の入力端子と前記第2の電
源回路における一方の差動増幅器に対する電源供給端と
の間に、それぞれ抵抗器または電流源を接続して構成し
た。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明によれば、各差動増幅器に
は第2の電源回路から電源電圧が供給される。この場合
に、第2の電源回路の出力電圧を自由に設定できるから
差動増幅器を駆動しうる程度でよく、したがって、高耐
圧の差動増幅器が不要となる。
は第2の電源回路から電源電圧が供給される。この場合
に、第2の電源回路の出力電圧を自由に設定できるから
差動増幅器を駆動しうる程度でよく、したがって、高耐
圧の差動増幅器が不要となる。
【0012】請求項2記載の発明によれば、第2の電源
回路は当該増幅器の出力電圧で上昇されてブートストラ
ップされるため、少なくとも出力トランジスタのベース
を駆動しうる電圧を発生できればよいことになる。請求
項3記載の発明によれば、差動増幅器の出力電圧がリミ
ッタ回路により制限される。この制限電圧を出力トラン
ジスタの仕様に設定することにより、出力トランジスタ
の破壊を防止できる。
回路は当該増幅器の出力電圧で上昇されてブートストラ
ップされるため、少なくとも出力トランジスタのベース
を駆動しうる電圧を発生できればよいことになる。請求
項3記載の発明によれば、差動増幅器の出力電圧がリミ
ッタ回路により制限される。この制限電圧を出力トラン
ジスタの仕様に設定することにより、出力トランジスタ
の破壊を防止できる。
【0013】請求項4記載の発明によれば、一方向性導
電素子は差動増幅回路の出力電圧が一定の値になったと
き導通して負帰還がかかり、その出力電圧を当該導電素
子の順方向電圧で決まる電圧値にクランプする。請求項
5記載の発明によれば、抵抗または電流源により一方
(例えば、push側)の差動増幅器の他方の入力端と
他方(例えば、pull側)の差動増幅器の他方の入力
端間が第2の電源回路を介して接続されることになるた
め、push‐pull動作時におけるpush側とp
ull側の各出力トランジスタ相互の動作バランスが良
好となる。
電素子は差動増幅回路の出力電圧が一定の値になったと
き導通して負帰還がかかり、その出力電圧を当該導電素
子の順方向電圧で決まる電圧値にクランプする。請求項
5記載の発明によれば、抵抗または電流源により一方
(例えば、push側)の差動増幅器の他方の入力端と
他方(例えば、pull側)の差動増幅器の他方の入力
端間が第2の電源回路を介して接続されることになるた
め、push‐pull動作時におけるpush側とp
ull側の各出力トランジスタ相互の動作バランスが良
好となる。
【0014】請求項6記載の発明によれば、各増幅ユニ
ットに請求項5に記載の発明に係る増幅器を用いたた
め、push‐pull動作のバランスが良好であり、
各増幅ユニット間での増幅度のバラツキがなくなるた
め、従来のようなミキシング抵抗を用いることなく、負
荷を出力端子に直接接続することが可能となる。
ットに請求項5に記載の発明に係る増幅器を用いたた
め、push‐pull動作のバランスが良好であり、
各増幅ユニット間での増幅度のバラツキがなくなるた
め、従来のようなミキシング抵抗を用いることなく、負
荷を出力端子に直接接続することが可能となる。
【0015】
【実施例】次に、本願に係る各実施例をそれぞれ図面に
基づいて説明する。 [i ]第1実施例 図1に、請求項1および2に係る発明の実施例を示す。
この増幅器の出力段は、push側のトランジスタTr1
(NPN形バイポーラトランジスタ)およびpull側
のトランジスタTr2(PNP形バイポーラトランジス
タ)によってSEPP回路構成となっている。トランジ
スタTr1、Tr2の各エミッタにはそれぞれエミッタ抵抗
RE1 、RE2 が接続されており、このエミッタ抵抗R
E1 とエミッタ抵抗RE2 との接続点から出力端子OU
Tが引出されている。トランジスタTr1およびトランジ
スタTr2の各ベースには当該トランジスタTr1、Tr2を
駆動するためのオプアンプOP1 、OP2 が接続されて
いる。オプアンプOP1 の非反転入力にはトランジスタ
Tr3、直流バイアス電圧発生回路Vを介して入力端子I
Nからの入力信号が与えられオプアンプOP2 には直接
入力される。オプアンプOP1 、OP2 の各反転入力端
子は対応するトランジスタTr1、Tr2の各エミッタに接
続され、ここに帰還ループが形成されている。Vは直流
バイアス電圧発生回路である。
基づいて説明する。 [i ]第1実施例 図1に、請求項1および2に係る発明の実施例を示す。
この増幅器の出力段は、push側のトランジスタTr1
(NPN形バイポーラトランジスタ)およびpull側
のトランジスタTr2(PNP形バイポーラトランジス
タ)によってSEPP回路構成となっている。トランジ
スタTr1、Tr2の各エミッタにはそれぞれエミッタ抵抗
RE1 、RE2 が接続されており、このエミッタ抵抗R
E1 とエミッタ抵抗RE2 との接続点から出力端子OU
Tが引出されている。トランジスタTr1およびトランジ
スタTr2の各ベースには当該トランジスタTr1、Tr2を
駆動するためのオプアンプOP1 、OP2 が接続されて
いる。オプアンプOP1 の非反転入力にはトランジスタ
Tr3、直流バイアス電圧発生回路Vを介して入力端子I
Nからの入力信号が与えられオプアンプOP2 には直接
入力される。オプアンプOP1 、OP2 の各反転入力端
子は対応するトランジスタTr1、Tr2の各エミッタに接
続され、ここに帰還ループが形成されている。Vは直流
バイアス電圧発生回路である。
【0016】一方、トランジスタTr1のコレクタには高
電位側の電源+Bが供給され、トランジスタTr2のコレ
クタには低電位側の電源−Bが供給される。また、オプ
アンプOP1 、OP2 の電源は電圧源E1 、E2 から供
給される。電圧源E1 、E2 は電源+B、−Bとは別の
電源回路で構成されている。電圧源E1 、E2 はその接
続点が出力端子OUTに接続されているため、出力端子
OUTに表わされる出力電圧分だけ加算されて与えられ
る。すなわち、オプアンプOP1 の正側電源端子につい
ては出力端子OUTの出力電圧に対し、当該電圧源E1
の電圧値が加算された状態で与えられ、かつオプアンプ
OP1 の負側電源端子については出力端子OUTの出力
電圧から電圧源E2 の電圧値だけ下がった電圧が与えら
れる。オプアンプOP2 についても同様である。
電位側の電源+Bが供給され、トランジスタTr2のコレ
クタには低電位側の電源−Bが供給される。また、オプ
アンプOP1 、OP2 の電源は電圧源E1 、E2 から供
給される。電圧源E1 、E2 は電源+B、−Bとは別の
電源回路で構成されている。電圧源E1 、E2 はその接
続点が出力端子OUTに接続されているため、出力端子
OUTに表わされる出力電圧分だけ加算されて与えられ
る。すなわち、オプアンプOP1 の正側電源端子につい
ては出力端子OUTの出力電圧に対し、当該電圧源E1
の電圧値が加算された状態で与えられ、かつオプアンプ
OP1 の負側電源端子については出力端子OUTの出力
電圧から電圧源E2 の電圧値だけ下がった電圧が与えら
れる。オプアンプOP2 についても同様である。
【0017】このように、オプアンプOP1 およびオプ
アンプOP2 の各電源端子には、トランジスタTr1、T
r2に供給する電源+B、−Bのような高電圧ではなく、
電源+B、−Bによって上昇または下降される電圧源E
1 、E2 を用い、このとき、オプアンプOP1 、OP2
の出力電圧は、トランジスタTr1、Tr2のベースを駆動
しうる程度でよいから、オプアンプOP1 、OP2 の電
源電圧は、比較的低い電圧でよいことになる。したがっ
て、オプアンプOP1 、OP2 としては電源+B、−B
に対する場合よりも耐圧の低いものを使用することが可
能となる。その結果、一般的なオプアンプを用いること
ができ、格別高耐圧のオプアンプを用いる必要がない。
回路定数の例とてしては、例えば、RE1 =0.1Ω、
IOUT =50Aとした場合、VRE=5Vで、したがっ
て、E1 、E2 =±10Vでよい。
アンプOP2 の各電源端子には、トランジスタTr1、T
r2に供給する電源+B、−Bのような高電圧ではなく、
電源+B、−Bによって上昇または下降される電圧源E
1 、E2 を用い、このとき、オプアンプOP1 、OP2
の出力電圧は、トランジスタTr1、Tr2のベースを駆動
しうる程度でよいから、オプアンプOP1 、OP2 の電
源電圧は、比較的低い電圧でよいことになる。したがっ
て、オプアンプOP1 、OP2 としては電源+B、−B
に対する場合よりも耐圧の低いものを使用することが可
能となる。その結果、一般的なオプアンプを用いること
ができ、格別高耐圧のオプアンプを用いる必要がない。
回路定数の例とてしては、例えば、RE1 =0.1Ω、
IOUT =50Aとした場合、VRE=5Vで、したがっ
て、E1 、E2 =±10Vでよい。
【0018】電圧源E1 、E2 の具体的な例としては、
図示しないが、例えば、電源+B、−Bの電圧を抵抗等
により分圧して作るか、あるいは電源回路の整流出力を
抵抗により分圧して作ることができる。 [ii]第2実施例 図2に第2実施例を示す。この第2実施例は、電圧源E
1 、E2の一態様を示したものであり、電圧源E1 をR
1 、ツェナーダイオードZD1 およびコンデンサCによ
り構成し、電圧源E2 をR2 、ツェナーダイオードZD
2 およびコンデンサCにより構成したものである。図2
の例では、電源+Bと電源−Bとの間の電圧をR1 、ツ
ェナーダイオードZD1 、ZD2、R2 で分圧し、オプ
アンプOP1 の正側電源端子には出力端子OUTの出力
電圧にツェナーダイオードZD1 の分圧電圧分だけ上乗
せされた電圧が加わり、逆にオプアンプOP2 の負側電
源端子には出力端子OUTの出力電圧からツェナーダイ
オードZD1 の分圧電圧分だけ低下した電圧が加わるこ
とになるため、図1の例と同様な機能が実現される。そ
の他の構成は、図1と同様なので、同一部分には同一の
符号を附してその説明は省略する。
図示しないが、例えば、電源+B、−Bの電圧を抵抗等
により分圧して作るか、あるいは電源回路の整流出力を
抵抗により分圧して作ることができる。 [ii]第2実施例 図2に第2実施例を示す。この第2実施例は、電圧源E
1 、E2の一態様を示したものであり、電圧源E1 をR
1 、ツェナーダイオードZD1 およびコンデンサCによ
り構成し、電圧源E2 をR2 、ツェナーダイオードZD
2 およびコンデンサCにより構成したものである。図2
の例では、電源+Bと電源−Bとの間の電圧をR1 、ツ
ェナーダイオードZD1 、ZD2、R2 で分圧し、オプ
アンプOP1 の正側電源端子には出力端子OUTの出力
電圧にツェナーダイオードZD1 の分圧電圧分だけ上乗
せされた電圧が加わり、逆にオプアンプOP2 の負側電
源端子には出力端子OUTの出力電圧からツェナーダイ
オードZD1 の分圧電圧分だけ低下した電圧が加わるこ
とになるため、図1の例と同様な機能が実現される。そ
の他の構成は、図1と同様なので、同一部分には同一の
符号を附してその説明は省略する。
【0019】[iii ]第3実施例 図3に第3実施例を示す。この第3実施例は、従来例、
第1実施例(図1)および第2実施例(図2)の改良に
関するものである。例えば、第1実施例(図1)の場合
を例にとってその問題点を説明する。図1の回路の場
合、push‐pull動作時における正(push)
の出力時では、トランジスタTr1のコレクタ電流が増加
し、トランジスタTr2のコレクタ電流は減少する。この
とき、出力電圧がA級動作の範囲内である場合には問題
はないが、A級動作範囲を越えた場合、トランジスタT
r2のコレクタ電流がゼロになったにも拘らず、オプアン
プOP2 の反転入力端子−にはトランジスタTのエミッ
タからの帰還がかかっているため、オプアンプOP2 は
トランジスタTr2のコレクタ電流をさらに減少させよう
として出力電圧を増加させ、オプアンプOP2 が正側に
出力可能な最大出力電圧まで出力してしまう。この正の
出力電圧はトランジスタTr2のベースの対して逆バイア
スとして働くことになる。したがって、A級動作範囲を
越えるB級動作やAB級動作では上述のような逆バイア
スによりトランジスタTr2が破損するおそれがあり、オ
プアンプOP2 もそのとき不安定な状態となる。以上の
ことは、トランジスタTr1、オプアンプOP2 について
も同様である。
第1実施例(図1)および第2実施例(図2)の改良に
関するものである。例えば、第1実施例(図1)の場合
を例にとってその問題点を説明する。図1の回路の場
合、push‐pull動作時における正(push)
の出力時では、トランジスタTr1のコレクタ電流が増加
し、トランジスタTr2のコレクタ電流は減少する。この
とき、出力電圧がA級動作の範囲内である場合には問題
はないが、A級動作範囲を越えた場合、トランジスタT
r2のコレクタ電流がゼロになったにも拘らず、オプアン
プOP2 の反転入力端子−にはトランジスタTのエミッ
タからの帰還がかかっているため、オプアンプOP2 は
トランジスタTr2のコレクタ電流をさらに減少させよう
として出力電圧を増加させ、オプアンプOP2 が正側に
出力可能な最大出力電圧まで出力してしまう。この正の
出力電圧はトランジスタTr2のベースの対して逆バイア
スとして働くことになる。したがって、A級動作範囲を
越えるB級動作やAB級動作では上述のような逆バイア
スによりトランジスタTr2が破損するおそれがあり、オ
プアンプOP2 もそのとき不安定な状態となる。以上の
ことは、トランジスタTr1、オプアンプOP2 について
も同様である。
【0020】この第3実施例は、上記のような不具合を
解決することを目的としており、その一例を図3に示し
た。図3に示すように、トランジスタTr1からオプアン
プOP1 への帰還ループ内に、図示する極性の向きでダ
イオードD3 が挿入され、かつ、R3 が挿入されてい
る。同様に、トランジスタTr2からオプアンプOP2 へ
の帰還ループ内に、図示する極性でダイオードD4 が挿
入され、かつ、R4 が挿入されている。これらのダイオ
ードD3 、R3 およびダイオードD4 、R4 はそれぞれ
リミッタ回路を構成する。その他の構成は、図1と同様
なので同一部分には同一の符号を附して説明を省略す
る。
解決することを目的としており、その一例を図3に示し
た。図3に示すように、トランジスタTr1からオプアン
プOP1 への帰還ループ内に、図示する極性の向きでダ
イオードD3 が挿入され、かつ、R3 が挿入されてい
る。同様に、トランジスタTr2からオプアンプOP2 へ
の帰還ループ内に、図示する極性でダイオードD4 が挿
入され、かつ、R4 が挿入されている。これらのダイオ
ードD3 、R3 およびダイオードD4 、R4 はそれぞれ
リミッタ回路を構成する。その他の構成は、図1と同様
なので同一部分には同一の符号を附して説明を省略す
る。
【0021】このような構成によれば、例えば、オプア
ンプOP2 の出力が正側になると、ダイオードD4 のア
ノードに正、カソードに負のバイアスが加わり、ダイオ
ードD4 は導通する。その結果、オプアンプOP2 には
ダイオードD4 を介して負帰還がかかり、オプアンプO
P2 の出力電圧はダイオードD4 の順方向電圧降下V F
の値でロックされ、制限される。したがって、本実施例
によれば、オプアンプOP1 またはオプアンプOP2 が
A級動作範囲を越えた場合の過度の出力を防止すること
ができ、また、B級増幅器、AB級増幅器に第1実施例
等を適用することが可能となる。
ンプOP2 の出力が正側になると、ダイオードD4 のア
ノードに正、カソードに負のバイアスが加わり、ダイオ
ードD4 は導通する。その結果、オプアンプOP2 には
ダイオードD4 を介して負帰還がかかり、オプアンプO
P2 の出力電圧はダイオードD4 の順方向電圧降下V F
の値でロックされ、制限される。したがって、本実施例
によれば、オプアンプOP1 またはオプアンプOP2 が
A級動作範囲を越えた場合の過度の出力を防止すること
ができ、また、B級増幅器、AB級増幅器に第1実施例
等を適用することが可能となる。
【0022】[iv]第4実施例 図4に第4実施例を示す。この第4実施例は、第3実施
例(図3)の改良に関するものである。すなわち、図3
の例は大きな負荷電流を流すことができる回路であり、
換言すれば、低負荷駆動力を有している。しかしなが
ら、もし、負荷が短絡状態になったりすると、非常に大
きな負荷電流が流れ、出力段のトランジスタTr1、Tr2
が破壊されてしまうおそれがある。そこで、本実施例の
目的は、出力段のトランジスタTr1、Tr2の破損防止お
よび出力電流を適正な値に設定可能とすることにある。
例(図3)の改良に関するものである。すなわち、図3
の例は大きな負荷電流を流すことができる回路であり、
換言すれば、低負荷駆動力を有している。しかしなが
ら、もし、負荷が短絡状態になったりすると、非常に大
きな負荷電流が流れ、出力段のトランジスタTr1、Tr2
が破壊されてしまうおそれがある。そこで、本実施例の
目的は、出力段のトランジスタTr1、Tr2の破損防止お
よび出力電流を適正な値に設定可能とすることにある。
【0023】図4に示すように、図3のダイオード
D3 、D4 に代えてツェナーダイオードZD3 、ZD4
が用いられている。ツェナーダイオードZD3 、ZD4
は方向性をもった整流素子ではあるが、逆方向の所定の
ツェナー電圧に達すると逆導通する特性を有している。
図4において、出力端子OUTの出力電圧が過大とな
り、オプアンプOP1 の出力電圧が正に大きくなり過
ぎ、ツェナー電圧に達すると、オプアンプOP1 にはツ
ェナーダイオードZD1 を介して負帰還がかかり、オプ
アンプOP1 の正の出力はツェナーダイオードZD1 の
ツェナー電圧にクランプされることになる。その結果、
トランジスタTr1のベースにはそれ以上の電圧は印加さ
れず、トランジスタTr1に過大な負荷電流が流れてトラ
ンジスタTr1が破損することを防止できる。また、ツェ
ナーダイオードZD1 のツェナー電圧を適当な値に選ぶ
かあるいは適当な分圧抵抗を直列に挿入する等の方法に
よりトランジスタTr1のベース電圧を設定することでト
ランジスタTr1の出力電流を任意の値に設定できる。
D3 、D4 に代えてツェナーダイオードZD3 、ZD4
が用いられている。ツェナーダイオードZD3 、ZD4
は方向性をもった整流素子ではあるが、逆方向の所定の
ツェナー電圧に達すると逆導通する特性を有している。
図4において、出力端子OUTの出力電圧が過大とな
り、オプアンプOP1 の出力電圧が正に大きくなり過
ぎ、ツェナー電圧に達すると、オプアンプOP1 にはツ
ェナーダイオードZD1 を介して負帰還がかかり、オプ
アンプOP1 の正の出力はツェナーダイオードZD1 の
ツェナー電圧にクランプされることになる。その結果、
トランジスタTr1のベースにはそれ以上の電圧は印加さ
れず、トランジスタTr1に過大な負荷電流が流れてトラ
ンジスタTr1が破損することを防止できる。また、ツェ
ナーダイオードZD1 のツェナー電圧を適当な値に選ぶ
かあるいは適当な分圧抵抗を直列に挿入する等の方法に
よりトランジスタTr1のベース電圧を設定することでト
ランジスタTr1の出力電流を任意の値に設定できる。
【0024】[v ]第5実施例 図5に第5実施例を示す。この第5実施例は直流バイア
ス電圧発生回路VによるオプアンプOP1 、OP2 のア
ンバランス動作の防止を図るものである。すなわち、第
1〜第4実施例において、オプアンプOP1 の信号入力
経路には直流バイアス電圧発生回路Vが挿入されてい
る。例えば、図1に示す増幅器を電力増幅器として使用
する場合、オプアンプOP1 の非反転入力+への信号入
力は直流バイアス電圧発生回路Vを介して行われるが、
オプアンプOP2 への信号入力は直接行われることにな
る。そのため、オプアンプOP1 とオプアンプOP2 と
の間で入力信号のアンバランスが生じる。このアンバラ
ンスはトランジスタT r1、Tr2のpush‐pull動
作のアンバランスを招来することになる。この不具合を
解消するための例を図5に示した。
ス電圧発生回路VによるオプアンプOP1 、OP2 のア
ンバランス動作の防止を図るものである。すなわち、第
1〜第4実施例において、オプアンプOP1 の信号入力
経路には直流バイアス電圧発生回路Vが挿入されてい
る。例えば、図1に示す増幅器を電力増幅器として使用
する場合、オプアンプOP1 の非反転入力+への信号入
力は直流バイアス電圧発生回路Vを介して行われるが、
オプアンプOP2 への信号入力は直接行われることにな
る。そのため、オプアンプOP1 とオプアンプOP2 と
の間で入力信号のアンバランスが生じる。このアンバラ
ンスはトランジスタT r1、Tr2のpush‐pull動
作のアンバランスを招来することになる。この不具合を
解消するための例を図5に示した。
【0025】図5において、オプアンプOP1 の反転入
力−側に可変抵抗(または半固定抵抗VR1 を介して電
圧源E1 の負側が接続され、オプアンプOP2 の反転入
力側−側に可変抵抗VR2 、電圧源E1 の正側が接続さ
れている。このように接続することによって、オプアン
プOP1 には可変抵抗VR1 を介して電圧源E2 の直流
電圧が印加され、オプアンプOP2 には可変抵抗VR2
を介して電圧源E1 の直接電圧が印加されるため、直流
バイアス電圧発生回路として機能させることが可能とな
り、直流バイアス電圧発生回路Vの発生電圧に相当する
電圧を供給することになる。このようにした結果、オプ
アンプOP1 、OP2 の非反転側入力端子+相互を直接
接続して入力端子INからの入力信号を均等に与えるこ
とができるため、オプアンプOP1 、OP2 相互間でア
ンバランスな動作となることを防止できる。なお、可変
抵抗VR1 、VR2 は適当な値が選定されれば、固定抵
抗としてもよい。その他の構成は第1図と同様である。
力−側に可変抵抗(または半固定抵抗VR1 を介して電
圧源E1 の負側が接続され、オプアンプOP2 の反転入
力側−側に可変抵抗VR2 、電圧源E1 の正側が接続さ
れている。このように接続することによって、オプアン
プOP1 には可変抵抗VR1 を介して電圧源E2 の直流
電圧が印加され、オプアンプOP2 には可変抵抗VR2
を介して電圧源E1 の直接電圧が印加されるため、直流
バイアス電圧発生回路として機能させることが可能とな
り、直流バイアス電圧発生回路Vの発生電圧に相当する
電圧を供給することになる。このようにした結果、オプ
アンプOP1 、OP2 の非反転側入力端子+相互を直接
接続して入力端子INからの入力信号を均等に与えるこ
とができるため、オプアンプOP1 、OP2 相互間でア
ンバランスな動作となることを防止できる。なお、可変
抵抗VR1 、VR2 は適当な値が選定されれば、固定抵
抗としてもよい。その他の構成は第1図と同様である。
【0026】[vi]第6実施例 図6に第6実施例を示す。この第6実施例は、第5実施
例(図5)における可変抵抗VR1 、VR2 に代えて電
流源I1 、I2 を使用したものである。このように、オ
プアンプOP1 、OP2 の反転入力端子と電源−Bとの
間に電流源I1 、I2 を接続することにより、流れる電
流に見合った直流バイアスを与えることができる。調整
に当っては電流源I1 、I2 を可変電流源とし、最適値
を求めたのち、定電流源として、安定動作を図る。その
他の構成は第5実施例と同様である。
例(図5)における可変抵抗VR1 、VR2 に代えて電
流源I1 、I2 を使用したものである。このように、オ
プアンプOP1 、OP2 の反転入力端子と電源−Bとの
間に電流源I1 、I2 を接続することにより、流れる電
流に見合った直流バイアスを与えることができる。調整
に当っては電流源I1 、I2 を可変電流源とし、最適値
を求めたのち、定電流源として、安定動作を図る。その
他の構成は第5実施例と同様である。
【0027】[vii ]第7実施例 図7および図8に第7実施例を示す。この第7実施例
は、複数台の増幅器を並列駆動する例を開示する。図7
に示すように、従来では、負帰還(NFB)がかかった
アンプA01〜A0nを並列接続してスピーカSP1〜SP
n を駆動する場合、負荷インピーダンスが個々のアンプ
A01〜A0nの一台で駆動可能なインピーダンスより低い
ものである場合には、各アンプA01〜A0nの出力端子を
直接並列接続することができないため、各アンプA01〜
A0nの各出力端の間にそれぞれインピーダンス調整のた
めのミキシング抵抗Rm1〜Rmnを接続することが必要で
あった。しかしながら、出力端にミキシング抵抗Rm1〜
Rmnを接続することは、このミキシング抵抗Rm1〜R mn
において出力の損失(ミキシングロス)を生じさせるこ
ととなる。また、特にアンプA01〜A0nが増幅度の高い
ものである場合、各アンプA01〜A0n相互間で増幅度の
バラツキが出易いため、大きな値のミキシング抵抗Rm1
〜Rmnを用いる必要があり、その場合にミキシングロス
が著しいものとなる。そこで、このような不具合を解消
しうる第7実施例を図8に開示する。
は、複数台の増幅器を並列駆動する例を開示する。図7
に示すように、従来では、負帰還(NFB)がかかった
アンプA01〜A0nを並列接続してスピーカSP1〜SP
n を駆動する場合、負荷インピーダンスが個々のアンプ
A01〜A0nの一台で駆動可能なインピーダンスより低い
ものである場合には、各アンプA01〜A0nの出力端子を
直接並列接続することができないため、各アンプA01〜
A0nの各出力端の間にそれぞれインピーダンス調整のた
めのミキシング抵抗Rm1〜Rmnを接続することが必要で
あった。しかしながら、出力端にミキシング抵抗Rm1〜
Rmnを接続することは、このミキシング抵抗Rm1〜R mn
において出力の損失(ミキシングロス)を生じさせるこ
ととなる。また、特にアンプA01〜A0nが増幅度の高い
ものである場合、各アンプA01〜A0n相互間で増幅度の
バラツキが出易いため、大きな値のミキシング抵抗Rm1
〜Rmnを用いる必要があり、その場合にミキシングロス
が著しいものとなる。そこで、このような不具合を解消
しうる第7実施例を図8に開示する。
【0028】図8に示すように、この第7実施例は、各
アンプA11〜A1nに第5実施例(図5)の増幅器を適用
したものであり各アンプA11〜A1nの入力端子相互およ
び出力端子相互が直接接続されている。各アンプA11〜
A1n自体の構成および動作は図5に示した通りであり、
その説明は省略する。このようにアンプA11〜A1nに図
5の増幅器を用いることにより、従来必要であったミキ
シング抵抗Rm1〜Rmnが不要となり、その結果、ミキシ
ングロスの発生を防止することができる。すなわち、図
5に示す増幅器は入力端子を直結しうるバランスの良い
安定した増幅器であるため、各増幅器を並列接続した場
合の各アンプA11〜A1n間での増幅度のバラツキが極め
て少なく、したがって出力端子を直結することが可能と
なるからである。また、負荷(スピーカSP1 〜S
Pn )に応じて増幅器(アンプA11〜A1n)をそのまま
並列接続すればよいので対応性に富んだ柔軟性のある並
列駆動型の増幅器を構築しうる。
アンプA11〜A1nに第5実施例(図5)の増幅器を適用
したものであり各アンプA11〜A1nの入力端子相互およ
び出力端子相互が直接接続されている。各アンプA11〜
A1n自体の構成および動作は図5に示した通りであり、
その説明は省略する。このようにアンプA11〜A1nに図
5の増幅器を用いることにより、従来必要であったミキ
シング抵抗Rm1〜Rmnが不要となり、その結果、ミキシ
ングロスの発生を防止することができる。すなわち、図
5に示す増幅器は入力端子を直結しうるバランスの良い
安定した増幅器であるため、各増幅器を並列接続した場
合の各アンプA11〜A1n間での増幅度のバラツキが極め
て少なく、したがって出力端子を直結することが可能と
なるからである。また、負荷(スピーカSP1 〜S
Pn )に応じて増幅器(アンプA11〜A1n)をそのまま
並列接続すればよいので対応性に富んだ柔軟性のある並
列駆動型の増幅器を構築しうる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた通り、請求項1および2記載
の発明によれば、第2の電源回路を用いているのでSE
PP回路の前段に配置される差動増幅回路に特別高耐圧
の増幅器を使用することなく、安定動作可能な増幅器を
提供しうる。請求項3および4記載の発明によれば、リ
ミッタ回路により、SEPP回路の前段に配置される差
動増幅器の過大出力による出力トランジスタの破壊を防
止することができる。
の発明によれば、第2の電源回路を用いているのでSE
PP回路の前段に配置される差動増幅回路に特別高耐圧
の増幅器を使用することなく、安定動作可能な増幅器を
提供しうる。請求項3および4記載の発明によれば、リ
ミッタ回路により、SEPP回路の前段に配置される差
動増幅器の過大出力による出力トランジスタの破壊を防
止することができる。
【0030】請求項5記載の発明によれば、SEPP回
路の前段の差動増幅器の入力端に第2の電源回路から電
圧をとっているため、各差動増幅回路の入力を直接接続
することができ、push側とpull側でバランスの
とれた増幅が可能となる。請求項6記載の発明によれ
ば、各増幅器の出力端にミキシング抵抗が不要となり、
出力の電力損失の発生を防止できる。
路の前段の差動増幅器の入力端に第2の電源回路から電
圧をとっているため、各差動増幅回路の入力を直接接続
することができ、push側とpull側でバランスの
とれた増幅が可能となる。請求項6記載の発明によれ
ば、各増幅器の出力端にミキシング抵抗が不要となり、
出力の電力損失の発生を防止できる。
【図1】請求項1の発明に係る第1実施例を示す回路図
である。
である。
【図2】請求項2の発明に係る第2実施例を示す回路図
である。
である。
【図3】請求項3の発明に係る第3実施例を示す回路図
である。
である。
【図4】請求項3または4の発明に係る第4実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図5】請求項5の発明に係る第5実施例を示す回路図
である。
である。
【図6】請求項5の発明に係る第6実施例を示す回路図
である。
である。
【図7】請求項6の発明に係る第7実施例の従来例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図8】請求項6の発明に係る第7実施例を示す回路図
である。
である。
A01〜A0n、A11〜A1n…アンプ +B、−B…電源 C、C1 、C2 …コンデンサ Cc …カップリングコンデンサ D1 、D2 、D3 、D4 …ダイオード E1 、E2 …電圧源 I0 、I1 、I2 …電流源 IN…入力端子 OP1 、OP2 …オプアンプ OUT…出力端子 Rm1〜Rmn…ミキシング抵抗 RE1 、RE2 …エミッタ抵抗 RB …バイアス抵抗 SP1 〜SPn …スピーカ Tr1、Tr2、Tr3…トランジスタ V…直流バイアス電圧発生回路 VR1 、VR2 …可変抵抗 ZD1 、ZD2 …ツェナーダイオードZD
Claims (6)
- 【請求項1】 少なくとも2個のトランジスタを用いた
シングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記トラ
ンジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端と
の間に、それぞれ介在された差動増幅器とを有する増幅
器であって、 前記各差動増幅器に、前記各トランジスタの電源回路と
は別の第2の電源回路から電源電圧を供給するようにし
たことを特徴とする増幅器。 - 【請求項2】 請求項1記載の増幅器において、前記第
2の電源回路は、当該増幅器の出力電圧で上昇または下
降される電圧源であって、前記トランジスタのベースを
駆動しうる大きさの電圧値を発生する電圧源により構成
したことを特徴とする増幅器。 - 【請求項3】 少なくとも2個のトランジスタを用いた
シングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記トラ
ンジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端と
の間にそれぞれ介在された差動増幅器と、を有し、前記
各差動増幅器の入力端と前記各トランジスタの出力端と
の間に帰還ループが形成されている増幅器であって、 前記帰還ループのそれぞれに、前記各差動増幅器の出力
を抑制するリミッタ回路を挿入したことを特徴とする増
幅器。 - 【請求項4】 請求項3記載の増幅器において、前記リ
ミッタ回路は、差動増幅器の出力端と帰還信号線との間
に跨って接続された所定バイアス電圧で導通する一方向
性導電素子を含むことを特徴とする増幅器。 - 【請求項5】 少なくとも2個のトランジスタを用いた
シングル・エンデッド・プッシュプル回路と、前記トラ
ンジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信号入力端と
の間にそれぞれ介在された差動増幅器と、前記各トラン
ジスタの電源回路とは別に構成されて前記差動増幅器に
電源電圧を供給する第2の電源回路と、を有し、前記差
動増幅器の2つの入力端のうち、いずれか一方の入力端
が当該増幅器の信号入力端に接続され、他方の入力端が
前記各トランジスタの出力端に接続されて帰還ループが
形成されている増幅器であって、 前記各差動増幅器のうち、いずれか一方の差動増幅器の
他方の入力端子と前記第2の電源回路における他方の差
動増幅器に対する電源供給端との間、および他方の差動
増幅器の他方の入力端子と前記第2の電源回路における
一方の差動増幅器に対する電源供給端との間に、それぞ
れ抵抗器または電流源を接続したことを特徴とする増幅
器。 - 【請求項6】 入力端子および出力端子のそれぞれが共
通接続されて並列に接続されてなる複数の増幅器ユニッ
トを有する増幅器において、 前記増幅器ユニットは、少なくとも2個のトランジスタ
を用いたシングル・エンデッド・プッシュプル回路と、
前記各トランジスタの各ベース入力端と当該増幅器の信
号入力端との間にそれぞれ介在された差動増幅器と、前
記各トランジスタの電源回路とは別に構成されて前記差
動増幅器に電源電圧を供給する第2の電源回路と、を有
し、前記差動増幅器の2つの入力端のうち、いずれか一
方の入力端が当該増幅器の信号入力端に接続され、他方
の入力端が前記各トランジスタの出力端に接続されて帰
還ループが形成され、前記帰還ループのそれぞれに前記
各差動増幅器の出力を抑制するリミッタ回路が挿入され
ている増幅器であって、 前記各差動増幅器のうち、いずれか一方の差動増幅器の
他方の入力端子と前記第2の電源回路における他方の差
動増幅器に対する電源供給端との間、および他方の差動
増幅器の他方の入力端子と前記第2の電源回路における
一方の差動増幅器に対する電源供給端との間に、それぞ
れ抵抗器または電流源を接続したことを特徴とする増幅
器。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP2407776A JPH0567932A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 増幅器 |
| US07/811,008 US5216382A (en) | 1990-12-27 | 1991-12-19 | Single ended push pull amplifier circuit |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407776A JPH0567932A (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 増幅器 |
Publications (1)
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ID=18517327
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