JPH0568266B2 - - Google Patents
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- JPH0568266B2 JPH0568266B2 JP86168470A JP16847086A JPH0568266B2 JP H0568266 B2 JPH0568266 B2 JP H0568266B2 JP 86168470 A JP86168470 A JP 86168470A JP 16847086 A JP16847086 A JP 16847086A JP H0568266 B2 JPH0568266 B2 JP H0568266B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- modified organopolysiloxane
- polyoxyalkylene
- adhesive
- polyoxyethylene
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
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- Medicinal Preparation (AREA)
- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、貼付試験(パツチテスト)、身体の
疾患部の止血、消毒、保護、および局所または循
環系への薬物投与などの目的で皮膚上に直接貼付
する外用部材(すなわち、医薬用または医療補助
用のいわゆる絆創膏、鎮痛消炎等を目的とする硬
膏剤、パツプ剤等)に関するものである。 [従来の技術] 従来、このような外用部材は紙、不織布、熱可
塑性樹脂などの支持体上に常温で感圧接着性を有
する高分子物質層を積層したものが知られている
が、皮膚に直接長時間にわたり貼付されるため接
着力や刺激性の関係などから適用皮膚面での皮膚
炎、いわゆる絆創膏かぶれを起こすことがよく知
られている。 この絆創膏かぶれを改良するために接着剤成分
の樹脂や生ゴムに対する研究、あるいは皮膚生理
作用を阻害しない通気性のある支持体の研究や支
持体への塗布方法の検討などが試みられている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような試みも効果は少な
く、依然として絆創膏かぶれが接着性皮膚炎の中
でも良く知られた皮膚炎の一つになつている。 本発明者等はこうした事情に鑑み、皮膚刺激を
抑制した外用部材を得るべく鋭意研究を重ねた結
果、特定のシリコン化合物すなわちポリオキシア
ルキレン変性オルガノポリシロキサンを常温で感
圧接着性を有する高分子物質層に配合することに
より、皮膚刺激性を低減させ、絆創膏かぶれを著
しく低減できることを見出し、この知見にもとず
いて本発明を完成するに至つた。 [問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、シートまたはテープ状支持
体上に常温で感圧接着性を有する高分子物質層を
積層してなる外用部材において、該高分子物質層
にポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンを配合してなる外用部材である。 以下、本発明の構成について詳細に述べる。 本発明において使用される支持体としては、和
紙、クラフト紙等の紙類、綿布、スフ、不織布等
の布類、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエステル、ポリカーボネイト、及びこ
れらの共重合体、セロハン等のプラスチツクフイ
ルム、金属箔、及びこれら各種支持体の積層体な
どが挙げられる。 本発明において使用される常温で感圧接着性を
有する高分子物質としては、アクリル系高分子物
質、例えば(メタ)アクリル酸−n−ブチルエス
テル、(メタ)アクリル酸−n−ヘキシルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−2−エチルブチルエス
テル、(メタ)アクリル酸イソオクチルエステル、
(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−n−デシルエステル、
(メタ)アクリル酸−n−ドデシルエステル、(メ
タ)アクリル酸トリデシルエステルなどの(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル及び/又は上記
エステル類と共重合可能な(メタ)アクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、(メ
タ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピ
ルエステル、(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジメチル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アク
リル酸ジメチルアミノエチルエステル、(メタ)
アクリル酸ジエチルアミノエチルエステル、(メ
タ)アクリル酸−2−メトキシエチルエステルの
如き官能基を有する単量体及び/又はアクリロニ
トリル、ビニルアセテート、ビニルプロピオネー
トの如きビニル系単量体との共重合物等、 ゴム系高分子物質、例えばポリイソプレンゴ
ム、ポリイソブチレンゴム、ポリブテンゴム、ブ
チルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエン−スチレン共重合体ゴム、スチレン
−イソプレン−スチレン共重合体ゴム、シリコー
ンゴム、天然ゴム等、 ビニル系高分子物質、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルエーテル、ポリビニルアセテー
ト等が挙げられる。本発明においてはこれらの高
分子物質を、密着性、相溶性等を考慮しながら単
独で又は組合せて使用する。 本発明に用いるポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサンは下記一般式[A]乃至
[D]で表される化合物である。
疾患部の止血、消毒、保護、および局所または循
環系への薬物投与などの目的で皮膚上に直接貼付
する外用部材(すなわち、医薬用または医療補助
用のいわゆる絆創膏、鎮痛消炎等を目的とする硬
膏剤、パツプ剤等)に関するものである。 [従来の技術] 従来、このような外用部材は紙、不織布、熱可
塑性樹脂などの支持体上に常温で感圧接着性を有
する高分子物質層を積層したものが知られている
が、皮膚に直接長時間にわたり貼付されるため接
着力や刺激性の関係などから適用皮膚面での皮膚
炎、いわゆる絆創膏かぶれを起こすことがよく知
られている。 この絆創膏かぶれを改良するために接着剤成分
の樹脂や生ゴムに対する研究、あるいは皮膚生理
作用を阻害しない通気性のある支持体の研究や支
持体への塗布方法の検討などが試みられている。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、このような試みも効果は少な
く、依然として絆創膏かぶれが接着性皮膚炎の中
でも良く知られた皮膚炎の一つになつている。 本発明者等はこうした事情に鑑み、皮膚刺激を
抑制した外用部材を得るべく鋭意研究を重ねた結
果、特定のシリコン化合物すなわちポリオキシア
ルキレン変性オルガノポリシロキサンを常温で感
圧接着性を有する高分子物質層に配合することに
より、皮膚刺激性を低減させ、絆創膏かぶれを著
しく低減できることを見出し、この知見にもとず
いて本発明を完成するに至つた。 [問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、シートまたはテープ状支持
体上に常温で感圧接着性を有する高分子物質層を
積層してなる外用部材において、該高分子物質層
にポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンを配合してなる外用部材である。 以下、本発明の構成について詳細に述べる。 本発明において使用される支持体としては、和
紙、クラフト紙等の紙類、綿布、スフ、不織布等
の布類、塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチ
レン、ポリエステル、ポリカーボネイト、及びこ
れらの共重合体、セロハン等のプラスチツクフイ
ルム、金属箔、及びこれら各種支持体の積層体な
どが挙げられる。 本発明において使用される常温で感圧接着性を
有する高分子物質としては、アクリル系高分子物
質、例えば(メタ)アクリル酸−n−ブチルエス
テル、(メタ)アクリル酸−n−ヘキシルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−2−エチルブチルエス
テル、(メタ)アクリル酸イソオクチルエステル、
(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−n−デシルエステル、
(メタ)アクリル酸−n−ドデシルエステル、(メ
タ)アクリル酸トリデシルエステルなどの(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル及び/又は上記
エステル類と共重合可能な(メタ)アクリル酸、
イタコン酸、マレイン酸、無水マレイン酸、(メ
タ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチルエステ
ル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピ
ルエステル、(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジメチル(メタ)アクリルアミド、(メタ)アク
リル酸ジメチルアミノエチルエステル、(メタ)
アクリル酸ジエチルアミノエチルエステル、(メ
タ)アクリル酸−2−メトキシエチルエステルの
如き官能基を有する単量体及び/又はアクリロニ
トリル、ビニルアセテート、ビニルプロピオネー
トの如きビニル系単量体との共重合物等、 ゴム系高分子物質、例えばポリイソプレンゴ
ム、ポリイソブチレンゴム、ポリブテンゴム、ブ
チルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、スチレン
−ブタジエン−スチレン共重合体ゴム、スチレン
−イソプレン−スチレン共重合体ゴム、シリコー
ンゴム、天然ゴム等、 ビニル系高分子物質、例えばポリビニルアルコ
ール、ポリビニルエーテル、ポリビニルアセテー
ト等が挙げられる。本発明においてはこれらの高
分子物質を、密着性、相溶性等を考慮しながら単
独で又は組合せて使用する。 本発明に用いるポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサンは下記一般式[A]乃至
[D]で表される化合物である。
【化】
【化】
【化】
【化】
(式中、Rは炭素数1乃至3のアルキル基、又は
フエニル基、R′は水素、又は炭素数1乃至12の
アルキル基、pは1乃至5の整数、qは2又は
3、mは5乃至100、nおよびxは1乃至50の整
数である。) 本発明に用いられるポリオキシアルキレン変性
オルガノポリシロキサンの平均分子量は3000以上
を有するものが好ましく、更に好ましくは5000以
上である。また、ポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサン分子中にポリオキシアルキレ
ン基を2〜80重量%含有するものが好ましく、効
果発現の面から更に好ましくは、11〜50重量%で
ある。 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンの配合量は前記高分子物質層中の0.1〜90重
量%、好ましくは0.1〜50重量%である。多量に
配合すると、外用部材の皮膚上への接着性を損な
う傾向にあり好ましくない。 本発明においては上記した必須構成成分に加え
て各種の添加剤、例えば薬剤、溶解・拡散改善
剤、保水剤、角質軟化剤、経皮吸収促進剤等が高
分子物質層中に配合可能である。 これらのものを具体的に例示すれば、薬剤とし
ては、 a 鎮痛消炎剤:例えばサリチル酸、サリチル酸
メチル、サリチル酸グリコール、1−メントー
ル、カンフアー、ノニル酸ワニリルアミド、ト
コフエロール、ハツカ油、チモール、トウガラ
シエキス、トウガラシ末、酢酸トコフエロー
ル、dl−カンフル、アセトアミノフエン、メフ
エナム酸、フルフエナム酸、インドメタシン、
ジクロフエナツク、アルクロエナツク、オキシ
フエンブタゾン、フエニルブタゾン、イブプロ
フエン、フルルブプロフエンなど b 抗菌性物質:例えばニトロフラゾン、ナイス
タチン、アセトスルフアミン、クロトリマゾー
ル、ペンタマイシン、アムホテリシンB、ピロ
ールニトリン、など c 抗生物質:例えばβ−ラクタン系抗生物質
(ペニシリン類、セフアロスポリン類)、オキシ
テトラサイクリン、硫酸フラジオマイシン、エ
リスロマイシン、クロラムフエニコールなど d ビタミン剤:例えばビタミンA、エルゴカル
シフエロール、コレカルシフエロール、オクト
チアミン、リボフラビン酪酸エステルなど e 冠血管拡張剤:例えばニトログリセリン、ニ
フエミピン、ジピリダモール、イソソルバイド
ジナイトレート、エリスリトーステトラニトレ
イト、ペンタエリトーステトラニトレイトなど f 抗ヒスタミン剤:例えば塩酸ジフエンヒドラ
ミン、クロルフエニラミン、ジフエニルイミダ
ゾールなど g コルチコステロイド類:例えばハイドロコー
チゾン、プレゾニゾロン、パラメタゾン、ベク
ロメタゾンプロピオナート、フルメタゾン、ベ
ータメタゾン、プロピオン酸ベクロメタゾン、
デキサメタゾン、トリアムシノロン、トリアム
シノロンアセトニド、フルオシノロン、フルオ
シノロンアセトニド、フルオシノロンアセトニ
ドアセテート、プロピオン酸クロベクゾールな
ど h 催眠鎮痛剤:例えばフエノバルビタール、ア
モバルビタール、シクロバルビタールなどのバ
ルビタール類 i 精神安定剤:例えばフルフエナジン、チオリ
ダジン、ベンゾジアゼピン類(例えばジアゼパ
ム、ロラゼバン、フルニトラゼバン)、クロル
プロマジンなど j 抗高血圧剤:例えばクロニジン、カリクレイ
ンなど k 降圧利尿剤:例えばハイドロサイアザイド、
ベンドロフルメサイアザイドなど l 麻酔剤:例えばリドカイン、ベンゾカイン、
アミノ安息香酸エチルなど m 抗てんかん剤:例えばニトラゼパム、メプロ
バメートなどがあげられる。 経皮吸収促進剤としてはジメチルスルホキサイ
ド、ドデシルスルホキサイド、メチルオクチルス
ルホキサイド、ジメチルデシルホスホキサイド、
モノ又はジエチルアセタミド、N−ヒドロキシエ
チルラクタミド、ジメチルアセトアミド、N,N
−ジメチルドデカミド、ジメチルホルムアミド、
トルイル酸ジエチルアミド、テトラヒドロフルフ
リルアルコール、テトラヒドロフラン、ソルビト
ール、ドデシルピロリドン、メチルピロリドン、
尿素、アジピン酸ジエチル、スクアレン、スクア
ラン、アセチル化ラノリン、セチルラクテート、
ジオクチルセバケート、エトキシ化ステアリルア
ルコール、ラノリン酸ラノリンアルコール、高級
脂肪酸アルコール、サリチル酸、スチルイソオク
タノエート、流動パラフイン、スクワラン、ワセ
リン、アミノ酸、蛋白分解酵素、ニコチン酸エチ
ル、1−メントール、サルプルール、高級脂肪酸
トリグリセリド、ポリオキシアルキレングリコー
ル、脂肪酸モノ(又はジ)エタノールアミド、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、ポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、ポリグリセリン
アルキルエステル、高級アルキルスルホンなどが
あげられる。 また溶解剤、保水剤としてはラノリン、オリー
ブ油、グリセリン、ベンジルアルコール、ブチル
ベンゾエート、シリスチン酸イソプロピル、オク
タノール、1,3−ブチレングリコール、(ポリ)
エチレングリコールなどがあげられる。 その他の任意成分としては、高分子物質層の保
型性を保つための充填剤、接着助剤、軟化剤等が
あげられる。 充填剤としては、シリカ、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、カオリン、雲母、亜鉛華、水酸化アル
ミニウム、硫酸バリウム、澱粉、タルク、クレー
等、接着助剤としては酢酸エチル、酢酸ブチル、
クエン酸トリエチル、ブチルアルコール等、軟化
剤としては各種可塑剤、ポリブテン、ポリイソブ
チレン低重合物などを挙げることができる。 本発明に係る外用部材を製造するには、感圧接
着シート又はテープを製造するに用いる公知の方
法ならいずれでも用いることができる。例えば溶
媒に溶解された高分子物質溶液、又は高分子物質
を水性媒体に分散させたエマルジヨンに、ポリオ
キシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを添
加して分散させ、その後シートまたはテープ状の
支持体上に該溶液又はエマルジヨンを塗布し、乾
燥して外用部材とする方法、上記と同様の方法で
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンを添加することなくシートまたはテープ状の支
持体上に高分子物質層を形成させ、しかる後、該
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンを塗布、又は噴霧等の方法で配合する方法等が
あげられる。 シートまたはテーブ状の支持体上に高分子物質
層(感圧接着剤層)を形成するには、前記高分子
物質溶液又はエマルジヨンを、スプレイコート
法、ロールコート法、グラビアコート法、リバー
スコート法、デイツプコート法、スクリーン印刷
法、フレキソ印刷法等の公知の塗布手段を用いる
ことができる。 塗布膜の乾燥は、水性媒体の液体成分、高分子
溶液中の溶媒等を飛散させるような条件を採用す
れば良い。この目的のためには、熱風乾燥法、赤
外線照射による乾燥法、遠赤外線照射による乾燥
法等によつて、約90〜180℃で1〜10分程度加熱
すればよい。感圧接着性を有する高分子物質層の
厚みは、外用部材の種類によつて異なるが、一般
には乾燥後の厚みが絆創膏類では0.5mm以下、硬
膏剤、パツプ剤等では0.5mm以上が好ましい。 [実施例] 以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する
が本発明はこれらに限定されるものではなく本発
明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可
能である。なお実施例中部とあるのは全て重量部
を表す。なお、皮膚刺激性、保持力および糊残り
は次の方法にて測定した。 皮膚刺激性 各外用部材から幅4cm、長さ7cmの試験片を作
成し、これを絆創膏に比較的かぶれ易い被験者の
前腕部に24時間貼付した後剥離し、試験片剥離後
2時間、5時間、24時間の皮膚刺激性値を評価し
た。刺激性の評価は下記の基準にて行なつた。 紅斑等の反応を認めない ……− かすかな紅斑を認める ……± 紅斑を認める ……+ 強い紅斑を認める …… 強い紅斑と浮腫を認める …… 保持力 各外用部材から幅4cm、長さ7cmの試験片を作
成し、これを被験者の前腕部に24時間貼付して、
試験片が皮膚からはがれるか否かを判定した。 糊残り 各外用部材について、使用時に剥離シートを感
圧接着剤層からはがす際に剥離シート上に接着剤
が残存するか否かを判定した。またヒト前腕部に
外用部材を貼付して24時間経過してから剥がす際
に適用皮膚面に糊残りが生じているか否かを判定
した。 実施例1、比較例1 市販のアクリル酸エステルを主成分とするアク
リル系接着剤と酢酸エチルを主溶剤とする硬化剤
のセツト(サイビノールAT−301、サイデン化
学社製)を用い接着剤80部と硬化剤20部を混合
し、さらに一般式(A)の構造を有し、ポリオキシエ
チレン基を20重量%含有し、平均分子量が6000で
あるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキ
サン4部を混合した。これを塩化ビニルフイルム
上に均一に塗布し、常温で乾燥させて外用部材を
得、これを実施例1とした。また同様の方法でポ
リオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン無
配合の外用部材を得、これを比較例1とした。 実施例1および比較例1の皮膚刺激性評価結果
を表1に示す。
フエニル基、R′は水素、又は炭素数1乃至12の
アルキル基、pは1乃至5の整数、qは2又は
3、mは5乃至100、nおよびxは1乃至50の整
数である。) 本発明に用いられるポリオキシアルキレン変性
オルガノポリシロキサンの平均分子量は3000以上
を有するものが好ましく、更に好ましくは5000以
上である。また、ポリオキシアルキレン変性オル
ガノポリシロキサン分子中にポリオキシアルキレ
ン基を2〜80重量%含有するものが好ましく、効
果発現の面から更に好ましくは、11〜50重量%で
ある。 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキ
サンの配合量は前記高分子物質層中の0.1〜90重
量%、好ましくは0.1〜50重量%である。多量に
配合すると、外用部材の皮膚上への接着性を損な
う傾向にあり好ましくない。 本発明においては上記した必須構成成分に加え
て各種の添加剤、例えば薬剤、溶解・拡散改善
剤、保水剤、角質軟化剤、経皮吸収促進剤等が高
分子物質層中に配合可能である。 これらのものを具体的に例示すれば、薬剤とし
ては、 a 鎮痛消炎剤:例えばサリチル酸、サリチル酸
メチル、サリチル酸グリコール、1−メントー
ル、カンフアー、ノニル酸ワニリルアミド、ト
コフエロール、ハツカ油、チモール、トウガラ
シエキス、トウガラシ末、酢酸トコフエロー
ル、dl−カンフル、アセトアミノフエン、メフ
エナム酸、フルフエナム酸、インドメタシン、
ジクロフエナツク、アルクロエナツク、オキシ
フエンブタゾン、フエニルブタゾン、イブプロ
フエン、フルルブプロフエンなど b 抗菌性物質:例えばニトロフラゾン、ナイス
タチン、アセトスルフアミン、クロトリマゾー
ル、ペンタマイシン、アムホテリシンB、ピロ
ールニトリン、など c 抗生物質:例えばβ−ラクタン系抗生物質
(ペニシリン類、セフアロスポリン類)、オキシ
テトラサイクリン、硫酸フラジオマイシン、エ
リスロマイシン、クロラムフエニコールなど d ビタミン剤:例えばビタミンA、エルゴカル
シフエロール、コレカルシフエロール、オクト
チアミン、リボフラビン酪酸エステルなど e 冠血管拡張剤:例えばニトログリセリン、ニ
フエミピン、ジピリダモール、イソソルバイド
ジナイトレート、エリスリトーステトラニトレ
イト、ペンタエリトーステトラニトレイトなど f 抗ヒスタミン剤:例えば塩酸ジフエンヒドラ
ミン、クロルフエニラミン、ジフエニルイミダ
ゾールなど g コルチコステロイド類:例えばハイドロコー
チゾン、プレゾニゾロン、パラメタゾン、ベク
ロメタゾンプロピオナート、フルメタゾン、ベ
ータメタゾン、プロピオン酸ベクロメタゾン、
デキサメタゾン、トリアムシノロン、トリアム
シノロンアセトニド、フルオシノロン、フルオ
シノロンアセトニド、フルオシノロンアセトニ
ドアセテート、プロピオン酸クロベクゾールな
ど h 催眠鎮痛剤:例えばフエノバルビタール、ア
モバルビタール、シクロバルビタールなどのバ
ルビタール類 i 精神安定剤:例えばフルフエナジン、チオリ
ダジン、ベンゾジアゼピン類(例えばジアゼパ
ム、ロラゼバン、フルニトラゼバン)、クロル
プロマジンなど j 抗高血圧剤:例えばクロニジン、カリクレイ
ンなど k 降圧利尿剤:例えばハイドロサイアザイド、
ベンドロフルメサイアザイドなど l 麻酔剤:例えばリドカイン、ベンゾカイン、
アミノ安息香酸エチルなど m 抗てんかん剤:例えばニトラゼパム、メプロ
バメートなどがあげられる。 経皮吸収促進剤としてはジメチルスルホキサイ
ド、ドデシルスルホキサイド、メチルオクチルス
ルホキサイド、ジメチルデシルホスホキサイド、
モノ又はジエチルアセタミド、N−ヒドロキシエ
チルラクタミド、ジメチルアセトアミド、N,N
−ジメチルドデカミド、ジメチルホルムアミド、
トルイル酸ジエチルアミド、テトラヒドロフルフ
リルアルコール、テトラヒドロフラン、ソルビト
ール、ドデシルピロリドン、メチルピロリドン、
尿素、アジピン酸ジエチル、スクアレン、スクア
ラン、アセチル化ラノリン、セチルラクテート、
ジオクチルセバケート、エトキシ化ステアリルア
ルコール、ラノリン酸ラノリンアルコール、高級
脂肪酸アルコール、サリチル酸、スチルイソオク
タノエート、流動パラフイン、スクワラン、ワセ
リン、アミノ酸、蛋白分解酵素、ニコチン酸エチ
ル、1−メントール、サルプルール、高級脂肪酸
トリグリセリド、ポリオキシアルキレングリコー
ル、脂肪酸モノ(又はジ)エタノールアミド、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、ポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、ポリグリセリン
アルキルエステル、高級アルキルスルホンなどが
あげられる。 また溶解剤、保水剤としてはラノリン、オリー
ブ油、グリセリン、ベンジルアルコール、ブチル
ベンゾエート、シリスチン酸イソプロピル、オク
タノール、1,3−ブチレングリコール、(ポリ)
エチレングリコールなどがあげられる。 その他の任意成分としては、高分子物質層の保
型性を保つための充填剤、接着助剤、軟化剤等が
あげられる。 充填剤としては、シリカ、酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、カオリン、雲母、亜鉛華、水酸化アル
ミニウム、硫酸バリウム、澱粉、タルク、クレー
等、接着助剤としては酢酸エチル、酢酸ブチル、
クエン酸トリエチル、ブチルアルコール等、軟化
剤としては各種可塑剤、ポリブテン、ポリイソブ
チレン低重合物などを挙げることができる。 本発明に係る外用部材を製造するには、感圧接
着シート又はテープを製造するに用いる公知の方
法ならいずれでも用いることができる。例えば溶
媒に溶解された高分子物質溶液、又は高分子物質
を水性媒体に分散させたエマルジヨンに、ポリオ
キシアルキレン変性オルガノポリシロキサンを添
加して分散させ、その後シートまたはテープ状の
支持体上に該溶液又はエマルジヨンを塗布し、乾
燥して外用部材とする方法、上記と同様の方法で
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンを添加することなくシートまたはテープ状の支
持体上に高分子物質層を形成させ、しかる後、該
ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサ
ンを塗布、又は噴霧等の方法で配合する方法等が
あげられる。 シートまたはテーブ状の支持体上に高分子物質
層(感圧接着剤層)を形成するには、前記高分子
物質溶液又はエマルジヨンを、スプレイコート
法、ロールコート法、グラビアコート法、リバー
スコート法、デイツプコート法、スクリーン印刷
法、フレキソ印刷法等の公知の塗布手段を用いる
ことができる。 塗布膜の乾燥は、水性媒体の液体成分、高分子
溶液中の溶媒等を飛散させるような条件を採用す
れば良い。この目的のためには、熱風乾燥法、赤
外線照射による乾燥法、遠赤外線照射による乾燥
法等によつて、約90〜180℃で1〜10分程度加熱
すればよい。感圧接着性を有する高分子物質層の
厚みは、外用部材の種類によつて異なるが、一般
には乾燥後の厚みが絆創膏類では0.5mm以下、硬
膏剤、パツプ剤等では0.5mm以上が好ましい。 [実施例] 以下に実施例をあげて本発明を詳細に説明する
が本発明はこれらに限定されるものではなく本発
明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可
能である。なお実施例中部とあるのは全て重量部
を表す。なお、皮膚刺激性、保持力および糊残り
は次の方法にて測定した。 皮膚刺激性 各外用部材から幅4cm、長さ7cmの試験片を作
成し、これを絆創膏に比較的かぶれ易い被験者の
前腕部に24時間貼付した後剥離し、試験片剥離後
2時間、5時間、24時間の皮膚刺激性値を評価し
た。刺激性の評価は下記の基準にて行なつた。 紅斑等の反応を認めない ……− かすかな紅斑を認める ……± 紅斑を認める ……+ 強い紅斑を認める …… 強い紅斑と浮腫を認める …… 保持力 各外用部材から幅4cm、長さ7cmの試験片を作
成し、これを被験者の前腕部に24時間貼付して、
試験片が皮膚からはがれるか否かを判定した。 糊残り 各外用部材について、使用時に剥離シートを感
圧接着剤層からはがす際に剥離シート上に接着剤
が残存するか否かを判定した。またヒト前腕部に
外用部材を貼付して24時間経過してから剥がす際
に適用皮膚面に糊残りが生じているか否かを判定
した。 実施例1、比較例1 市販のアクリル酸エステルを主成分とするアク
リル系接着剤と酢酸エチルを主溶剤とする硬化剤
のセツト(サイビノールAT−301、サイデン化
学社製)を用い接着剤80部と硬化剤20部を混合
し、さらに一般式(A)の構造を有し、ポリオキシエ
チレン基を20重量%含有し、平均分子量が6000で
あるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキ
サン4部を混合した。これを塩化ビニルフイルム
上に均一に塗布し、常温で乾燥させて外用部材を
得、これを実施例1とした。また同様の方法でポ
リオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン無
配合の外用部材を得、これを比較例1とした。 実施例1および比較例1の皮膚刺激性評価結果
を表1に示す。
【表】
【表】
表1から明らかなように、ポリオキシエチレン
変性オルガノポリシロキサン無配合の比較例に皮
膚刺激性が認められるのに対し、本発明品はいず
れの被験者においても皮膚刺激性が少ないことが
判り、またわずかな刺激性値を示した被験者でも
短時間に刺激性がなくなつていることがわかる。 また、比較例1には、剥離シート上および貼付
皮膚面上での糊残りの現象が見られたのに対して
実施例1ではこれが見られず、かつ皮膚への保持
力も良好であつた。 実施例2、比較例2 市販パツチテスト用絆創膏(鳥居製薬製)に実
施例1で用いたポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサンを120g/m2塗布して外用部材を
得、これを実施例2とした。また、市販パツチテ
スト用絆創膏そのものを比較例2とした。実施例
2および比較例2についての皮膚刺激性の評価結
果を表2に示す。表2から明らかなように比較例
2には皮膚刺激性が認められるのに対し、実施例
2には皮膚刺激性がなく、安全性に優れているこ
とがわかる。また本発明品は糊残り現象もなく保
持力も良好であつたが、市販品には糊残り現象が
見られた。
変性オルガノポリシロキサン無配合の比較例に皮
膚刺激性が認められるのに対し、本発明品はいず
れの被験者においても皮膚刺激性が少ないことが
判り、またわずかな刺激性値を示した被験者でも
短時間に刺激性がなくなつていることがわかる。 また、比較例1には、剥離シート上および貼付
皮膚面上での糊残りの現象が見られたのに対して
実施例1ではこれが見られず、かつ皮膚への保持
力も良好であつた。 実施例2、比較例2 市販パツチテスト用絆創膏(鳥居製薬製)に実
施例1で用いたポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサンを120g/m2塗布して外用部材を
得、これを実施例2とした。また、市販パツチテ
スト用絆創膏そのものを比較例2とした。実施例
2および比較例2についての皮膚刺激性の評価結
果を表2に示す。表2から明らかなように比較例
2には皮膚刺激性が認められるのに対し、実施例
2には皮膚刺激性がなく、安全性に優れているこ
とがわかる。また本発明品は糊残り現象もなく保
持力も良好であつたが、市販品には糊残り現象が
見られた。
【表】
【表】
実施例 3
実施例1中のポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン4部を、一般式(B)の構造を有し、
ポリオキシエチレン基を75重量%含有し、平均分
子量が30000であるポリオキシエチレン変性オル
ガノポリシロキサン45部に変更した以外は実施例
1と同一処方、同様の方法で外用部材を得た。 実施例 4 実施例1中のポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン4部を、一般式(C)の構造を有しポ
リオキシエチレン基を7重量%含有し、平均分子
量が3000であるポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン0.5部に置換した以外は実施例1
と同様にして外用部材を得た。 実施例 5 実施例1中のポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン4部を、一般式(A)の構造を有しポ
リオキシエチレン基を50重量%含有し、平均分子
量が20000であるポリオキシエチレン変性オルガ
ノポリシロキサン20部に置換した以外は実施例1
と同様にして外用部材を得た。 実施例3乃至5についての剥離後2時間後の皮
膚刺激性評価結果を表3に示した。表3から明ら
かなように、実施例3乃至5の外用部材の皮膚刺
激性は少なく、安全性に優れていることがわか
る。尚、実施例3乃至5の外用部材は保持力が良
好であり、糊残りの現象は見られなかつた。
ポリシロキサン4部を、一般式(B)の構造を有し、
ポリオキシエチレン基を75重量%含有し、平均分
子量が30000であるポリオキシエチレン変性オル
ガノポリシロキサン45部に変更した以外は実施例
1と同一処方、同様の方法で外用部材を得た。 実施例 4 実施例1中のポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン4部を、一般式(C)の構造を有しポ
リオキシエチレン基を7重量%含有し、平均分子
量が3000であるポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン0.5部に置換した以外は実施例1
と同様にして外用部材を得た。 実施例 5 実施例1中のポリオキシエチレン変性オルガノ
ポリシロキサン4部を、一般式(A)の構造を有しポ
リオキシエチレン基を50重量%含有し、平均分子
量が20000であるポリオキシエチレン変性オルガ
ノポリシロキサン20部に置換した以外は実施例1
と同様にして外用部材を得た。 実施例3乃至5についての剥離後2時間後の皮
膚刺激性評価結果を表3に示した。表3から明ら
かなように、実施例3乃至5の外用部材の皮膚刺
激性は少なく、安全性に優れていることがわか
る。尚、実施例3乃至5の外用部材は保持力が良
好であり、糊残りの現象は見られなかつた。
【表】
【表】
実施例 6
市販のポリビニルアルコールを主成分とするビ
ニル系接着剤100部に実施例1で用いたのと同じ
ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン
を6部混合し、しかる後ポリエチレンフイルム上
に均一に塗布し、乾燥させ外用部材を得た。 比較例 3 実施例6と同様にしてポリオキシエチレン変性
オルガノポリシロキサン無配合の外用部材を得
た。 実施例6および比較例3の剥離2時間後の皮膚
刺激性評価結果を表4に示す。表4から明らかな
ように比較例3に皮膚刺激性が認められるのに対
し、実施例6は皮膚刺激性が少なく、安全性に優
れていることがわかる。また、比較例3には、剥
離シート上および貼付皮膚面上での糊残りの現象
が見られたのに対して実施例6ではこれが見られ
ず、かつ皮膚への保持力も良好であつた。
ニル系接着剤100部に実施例1で用いたのと同じ
ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン
を6部混合し、しかる後ポリエチレンフイルム上
に均一に塗布し、乾燥させ外用部材を得た。 比較例 3 実施例6と同様にしてポリオキシエチレン変性
オルガノポリシロキサン無配合の外用部材を得
た。 実施例6および比較例3の剥離2時間後の皮膚
刺激性評価結果を表4に示す。表4から明らかな
ように比較例3に皮膚刺激性が認められるのに対
し、実施例6は皮膚刺激性が少なく、安全性に優
れていることがわかる。また、比較例3には、剥
離シート上および貼付皮膚面上での糊残りの現象
が見られたのに対して実施例6ではこれが見られ
ず、かつ皮膚への保持力も良好であつた。
【表】
次に、薬剤を含有する外用部材について実施例
をあげて詳細に説明する。なお、薬物放出性、薬
物溶解性の測定には、次の方法を用いた。 薬物放出性 各外用部材から4cm×7cmの試験片を作成し、
これを健康人の皮膚に所定時間貼付して剥離後の
テープ中に残存する薬物を定量することによつて
接着剤からの薬物の放出性を決定した。 薬物溶解性 各外用部材を1ケ月常温に保存した後、高分子
物質層を顕微鏡にて観察し、薬物の結晶の析出の
有無を調べた。 実施例 7 実施例1で用いたものと同一の接着剤80部と硬
化剤20部に、l−メントール6.9部、サリチル酸
グリコール4.9部、ノニル酸ワニリルアミド0.018
部、および一般式(A)の構造を有し、ポリオキシエ
チレン基を20重量%含有し、平均分子量が6000で
あるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキ
サン5部を加えて混合した後、ポリオレフイン系
不織布に均一に塗布、乾燥させ、外用部材を得
た。 比較例 4 ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン5部を抜去した以外は実施例7と同一処方、同
様の方法で外用部材を得た。 得られた外用部材の皮膚刺激性は表5の結果で
示すように、比較例4に皮膚刺激性が認められる
のに対し、本発明品である実施例7はいづれの被
験者においても皮膚刺激性が少ないことがわか
り、またわずかな刺激性値を示した被験者でも短
時間後に刺激性がなくなつていることがわかる。
また得られた外用部材の皮膚への保持力は良好で
あり、剥離シート上及び貼付皮膚面上での糊残り
現象は見られなかつた。さらに薬物の放出性は良
好であり、薬物溶解性も良好で結晶の析出は見ら
れなかつた。
をあげて詳細に説明する。なお、薬物放出性、薬
物溶解性の測定には、次の方法を用いた。 薬物放出性 各外用部材から4cm×7cmの試験片を作成し、
これを健康人の皮膚に所定時間貼付して剥離後の
テープ中に残存する薬物を定量することによつて
接着剤からの薬物の放出性を決定した。 薬物溶解性 各外用部材を1ケ月常温に保存した後、高分子
物質層を顕微鏡にて観察し、薬物の結晶の析出の
有無を調べた。 実施例 7 実施例1で用いたものと同一の接着剤80部と硬
化剤20部に、l−メントール6.9部、サリチル酸
グリコール4.9部、ノニル酸ワニリルアミド0.018
部、および一般式(A)の構造を有し、ポリオキシエ
チレン基を20重量%含有し、平均分子量が6000で
あるポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキ
サン5部を加えて混合した後、ポリオレフイン系
不織布に均一に塗布、乾燥させ、外用部材を得
た。 比較例 4 ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン5部を抜去した以外は実施例7と同一処方、同
様の方法で外用部材を得た。 得られた外用部材の皮膚刺激性は表5の結果で
示すように、比較例4に皮膚刺激性が認められる
のに対し、本発明品である実施例7はいづれの被
験者においても皮膚刺激性が少ないことがわか
り、またわずかな刺激性値を示した被験者でも短
時間後に刺激性がなくなつていることがわかる。
また得られた外用部材の皮膚への保持力は良好で
あり、剥離シート上及び貼付皮膚面上での糊残り
現象は見られなかつた。さらに薬物の放出性は良
好であり、薬物溶解性も良好で結晶の析出は見ら
れなかつた。
【表】
【表】
実施例8、比較例5
市販の消炎鎮痛プラスターを比較例5とし、こ
れに実施例7で用いたものと同じポリオキシエチ
レン変性オルガノポリシロキサンを120g/m2塗
布して外用部材を得、これを実施例8とした。 皮膚刺激性評価結果を表6に示す。 表6から明らかなように比較例5の市販消炎鎮
痛プラスターには皮膚刺激性が認められるのに対
し、本発明品である実施例8は皮膚刺激性が少な
く、安全性に優れていることがわかる。
れに実施例7で用いたものと同じポリオキシエチ
レン変性オルガノポリシロキサンを120g/m2塗
布して外用部材を得、これを実施例8とした。 皮膚刺激性評価結果を表6に示す。 表6から明らかなように比較例5の市販消炎鎮
痛プラスターには皮膚刺激性が認められるのに対
し、本発明品である実施例8は皮膚刺激性が少な
く、安全性に優れていることがわかる。
【表】
実施例 9
実施例7で用いたものと同じ接着剤80部と硬化
剤20部にl−メントール9.5部、サリチル酸グリ
コール6.8部、ノニル酸ワニリルアミド0.024部、
および一般式(B)の構造を有し、ポリオキシエチレ
ン基を75重量%含有し、平均分子量が30000であ
るポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン45部を加えて混合した後、実施例7の同様の方
法で外用部材を得た。 実施例 10 実施例7で用いたものと同じ接着剤80部と硬化
剤20部にl−メントール6.6部、サリチル酸グリ
コール4.7部、ノニル酸ワニリルアミド0.017部、
および一般式(C)の構造を有し、ポリオキシエチレ
ン基を11重量%含有し、平均分子量が3000である
ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン
0.5部を加えて混合した後、実施例7と同様の方
法で外用部材を得た。 実施例 11 実施例7で用いたものと同じ接着剤80部と硬化
剤20部にl−メントール13.1部、サリチル酸グリ
コール9.3部、ノニル酸ワニリルアミド0.033部、
および一般式(A)の構造を有し、ポリオキシエチレ
ン基を50重量%含有し、平均分子量が20000であ
るポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン100部を加えて混合した後、実施例7と同様の
方法で外用部材を得た。 実施例9乃至11の外用部材の皮膚刺激性の結果
(剥離2時間後)を表7に示した。表7から明ら
かなように、いずれの外用部材にも皮膚刺激性は
少なく、安全性に優れていることがわかる。ま
た、いずれの外用部材も保持力は良好で、糊残り
の現象は見られず、薬物放出性、薬物溶解性も良
好であつた。
剤20部にl−メントール9.5部、サリチル酸グリ
コール6.8部、ノニル酸ワニリルアミド0.024部、
および一般式(B)の構造を有し、ポリオキシエチレ
ン基を75重量%含有し、平均分子量が30000であ
るポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン45部を加えて混合した後、実施例7の同様の方
法で外用部材を得た。 実施例 10 実施例7で用いたものと同じ接着剤80部と硬化
剤20部にl−メントール6.6部、サリチル酸グリ
コール4.7部、ノニル酸ワニリルアミド0.017部、
および一般式(C)の構造を有し、ポリオキシエチレ
ン基を11重量%含有し、平均分子量が3000である
ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサン
0.5部を加えて混合した後、実施例7と同様の方
法で外用部材を得た。 実施例 11 実施例7で用いたものと同じ接着剤80部と硬化
剤20部にl−メントール13.1部、サリチル酸グリ
コール9.3部、ノニル酸ワニリルアミド0.033部、
および一般式(A)の構造を有し、ポリオキシエチレ
ン基を50重量%含有し、平均分子量が20000であ
るポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン100部を加えて混合した後、実施例7と同様の
方法で外用部材を得た。 実施例9乃至11の外用部材の皮膚刺激性の結果
(剥離2時間後)を表7に示した。表7から明ら
かなように、いずれの外用部材にも皮膚刺激性は
少なく、安全性に優れていることがわかる。ま
た、いずれの外用部材も保持力は良好で、糊残り
の現象は見られず、薬物放出性、薬物溶解性も良
好であつた。
【表】
実施例 12
市販のポリビニルアルコールを主成分とするビ
ニル系接着剤100部に、l−メントール11.7部、
サリチル酸メチル12.4部、ハツカ油0.5部、dl−カ
ンフル2.0部、チモール0.5部、酢酸トコフエロー
ル0.3部、サリチル酸グリコール3.4部および実施
例7で用いたのと同じポリオキシエチレン変性オ
ルガノポリシロキサン6部を添加し混合し、次い
でこれをポリオレフイン系不織布に均一に塗布
し、乾燥させて外用部材を得た。 比較例 6 ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン6部を抜去した以外は実施例12と同様にして外
用部材を得、これを比較例6とした。 得られた外用部材の皮膚刺激性(剥離2時間
後)は表8の結果で示すように、比較例6に皮膚
刺激性が認められるのに対し、本発明品である実
施例12の皮膚刺激性は少なかつた。また実施例12
の外用部材は、保持力は良好で、糊残りの現象は
見られず、薬物の放出性、薬物溶解性も良好で結
晶の析出は見られなかつた。
ニル系接着剤100部に、l−メントール11.7部、
サリチル酸メチル12.4部、ハツカ油0.5部、dl−カ
ンフル2.0部、チモール0.5部、酢酸トコフエロー
ル0.3部、サリチル酸グリコール3.4部および実施
例7で用いたのと同じポリオキシエチレン変性オ
ルガノポリシロキサン6部を添加し混合し、次い
でこれをポリオレフイン系不織布に均一に塗布
し、乾燥させて外用部材を得た。 比較例 6 ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン6部を抜去した以外は実施例12と同様にして外
用部材を得、これを比較例6とした。 得られた外用部材の皮膚刺激性(剥離2時間
後)は表8の結果で示すように、比較例6に皮膚
刺激性が認められるのに対し、本発明品である実
施例12の皮膚刺激性は少なかつた。また実施例12
の外用部材は、保持力は良好で、糊残りの現象は
見られず、薬物の放出性、薬物溶解性も良好で結
晶の析出は見られなかつた。
【表】
実施例 13
実施例12と同一の市販ポリビニルアルコールを
主成分とするビニル系接着剤100部に、l−メン
トール11.7部、サリチル酸メチル12.4部、ハツカ
油0.5部、dl−カンフル2.0部、チモール0.5部、酢
酸トコフエロール0.3部、サリチル酸グリコール
3.4部および実施例7で用いたのと同じポリオキ
シエチレン変性オルガノポリシロキサン3部と、
実施例9で用いたのと同じポリオキシエチレン変
性オルガノポリシロキサン3部とを添加、混合
し、次いでこれをポリオレフイン系不織布に均一
に塗布し、乾燥させて外用部材を得た。 比較例 7 ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン計6部を抜去した以外は実施例13と同様にして
外用部材を得、これを比較例7とした。 得られた外用部材の皮膚刺激性(剥離2時間
後)は表9の結果で示すように、比較例7に皮膚
刺激性が認められるのに対し本発明品である実施
例13の皮膚刺激性は少なかつた。また実施例13の
外用部材は、保持力は良好で、糊残りの現象は見
られず、薬物の放出性、薬物溶解性も良好で結晶
の析出は見られなかつた。
主成分とするビニル系接着剤100部に、l−メン
トール11.7部、サリチル酸メチル12.4部、ハツカ
油0.5部、dl−カンフル2.0部、チモール0.5部、酢
酸トコフエロール0.3部、サリチル酸グリコール
3.4部および実施例7で用いたのと同じポリオキ
シエチレン変性オルガノポリシロキサン3部と、
実施例9で用いたのと同じポリオキシエチレン変
性オルガノポリシロキサン3部とを添加、混合
し、次いでこれをポリオレフイン系不織布に均一
に塗布し、乾燥させて外用部材を得た。 比較例 7 ポリオキシエチレン変性オルガノポリシロキサ
ン計6部を抜去した以外は実施例13と同様にして
外用部材を得、これを比較例7とした。 得られた外用部材の皮膚刺激性(剥離2時間
後)は表9の結果で示すように、比較例7に皮膚
刺激性が認められるのに対し本発明品である実施
例13の皮膚刺激性は少なかつた。また実施例13の
外用部材は、保持力は良好で、糊残りの現象は見
られず、薬物の放出性、薬物溶解性も良好で結晶
の析出は見られなかつた。
【表】
[発明の効果]
本発明の外用部材は皮膚刺激性が少なく、人体
安全性が極めて高く、かつ接着性、糊残り、薬物
溶解性、薬物放出性にも優れたものである。
安全性が極めて高く、かつ接着性、糊残り、薬物
溶解性、薬物放出性にも優れたものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 シート又はテープ状支持体上に常温で感圧接
着性を有する高分子物質層を積層してなる外用部
材において、該高分子物質層にポリオキシアルキ
レン変性オルガノポリシロキサンを配合すること
を特徴とする外用部材。 2 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサンが、下記一般式[A]乃至[D]で表され
る化合物より選ばれたものである特許請求の範囲
第1項記載の外用部材。 3 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサンの平均分子量が3000以上である特許請求の
範囲第1項または第2項のいずれかに記載の外用
部材。 4 ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロ
キサンのアルキレンオキシド含有量が11〜50重量
%である特許請求の範囲第1項乃至第3項のいず
れかに記載の外用部材。 【化】 【化】 【化】 【化】 (式中、Rは炭素数1乃至3のアルキル基、又は
フエニル基、R′は水素、又は炭素数1乃至12の
アルキル基、pは1乃至5の整数、qは2又は
3、mは5乃至100、nおよびxは1乃至50の整
数である。)
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61-86518 | 1986-04-15 | ||
| JP8651886 | 1986-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6346163A JPS6346163A (ja) | 1988-02-27 |
| JPH0568266B2 true JPH0568266B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=13889203
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61168470A Granted JPS6346163A (ja) | 1986-04-15 | 1986-07-17 | 外用部材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6346163A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA2223588C (en) * | 1995-06-07 | 2004-01-06 | Noven Pharmaceuticals, Inc. | Transdermal compositions containing low molecular weight drugs which are liquid at room temperatures |
| GB9928071D0 (en) * | 1999-11-29 | 2000-01-26 | Polybiomed Ltd | Blood compatible medical articles |
| JP4621554B2 (ja) * | 2005-07-08 | 2011-01-26 | 花王株式会社 | 角栓除去剤組成物 |
-
1986
- 1986-07-17 JP JP61168470A patent/JPS6346163A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6346163A (ja) | 1988-02-27 |
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