JPH0568488A - 油糧種子由来蛋白質の製造方法 - Google Patents
油糧種子由来蛋白質の製造方法Info
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- JPH0568488A JPH0568488A JP23464991A JP23464991A JPH0568488A JP H0568488 A JPH0568488 A JP H0568488A JP 23464991 A JP23464991 A JP 23464991A JP 23464991 A JP23464991 A JP 23464991A JP H0568488 A JPH0568488 A JP H0568488A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 油糧種子から、酵素活性を有し風味の良好な
蛋白質を製造する方法を提供する。 【構成】 油糧種子から蛋白質を抽出した抽出液を、サ
イクロデキストリンの共存下、限外濾過膜により処理し
て、油糧種子由来蛋白質を得る。
蛋白質を製造する方法を提供する。 【構成】 油糧種子から蛋白質を抽出した抽出液を、サ
イクロデキストリンの共存下、限外濾過膜により処理し
て、油糧種子由来蛋白質を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は油糧種子由来蛋白質の製
造方法に関し、詳しくは油糧種子から、酵素活性を有
し、風味の良好な蛋白質を製造する方法に関する。
造方法に関し、詳しくは油糧種子から、酵素活性を有
し、風味の良好な蛋白質を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
酵素反応に種々の生体由来の酵素が利用されており、例
えば、大豆等の油糧種子から抽出される酵素が用いられ
ているが、酵素反応生産物の風味を改善するために油糧
種子抽出物を限外濾過等の方法で精製して用いている。
しかし、油糧種子特有の大豆臭や青草味等の異臭成分の
蛋白質への吸着が比較的強固であるため限外濾過のみで
は、これらの異臭成分を除くことができなかった。
酵素反応に種々の生体由来の酵素が利用されており、例
えば、大豆等の油糧種子から抽出される酵素が用いられ
ているが、酵素反応生産物の風味を改善するために油糧
種子抽出物を限外濾過等の方法で精製して用いている。
しかし、油糧種子特有の大豆臭や青草味等の異臭成分の
蛋白質への吸着が比較的強固であるため限外濾過のみで
は、これらの異臭成分を除くことができなかった。
【0003】本発明者らは、油糧種子から蛋白質を抽出
する際に、特定の抽出緩衝液を用い蛋白質を抽出し、更
にこれを限外濾過することにより、高分子蛋白質の溶出
を抑制し、特定の分子量範囲を持つ風味の良好な蛋白質
を得る方法について検討したところ、以下に示すような
欠点が明らかとなった。 (1) 抽出法が限定されるため、油糧種子に内在している
酵素を充分に活用できない。 (2) 限外濾過による抽出液の濃縮を行い、酵素活性を上
げようとすると、蛋白質濃度も上がってしまうため、こ
の蛋白質を酵素として用いて酵素反応を行っても酵素反
応生産物の風味が低下する。 即ち、限外濾過法においては遊離の異臭成分は除去でき
ても蛋白質に吸着した異臭成分までは除去できないこと
が最大の欠点であった。
する際に、特定の抽出緩衝液を用い蛋白質を抽出し、更
にこれを限外濾過することにより、高分子蛋白質の溶出
を抑制し、特定の分子量範囲を持つ風味の良好な蛋白質
を得る方法について検討したところ、以下に示すような
欠点が明らかとなった。 (1) 抽出法が限定されるため、油糧種子に内在している
酵素を充分に活用できない。 (2) 限外濾過による抽出液の濃縮を行い、酵素活性を上
げようとすると、蛋白質濃度も上がってしまうため、こ
の蛋白質を酵素として用いて酵素反応を行っても酵素反
応生産物の風味が低下する。 即ち、限外濾過法においては遊離の異臭成分は除去でき
ても蛋白質に吸着した異臭成分までは除去できないこと
が最大の欠点であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる現状において、本
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、油糧
種子抽出液にサイクロデキストリンを添加することによ
り、蛋白質に吸着していない遊離の異臭成分を包括する
と同時に、蛋白質に吸着している異臭成分も包括するこ
とにより蛋白質と分離させることができ、これを更に限
外濾過処理することにより異臭成分を包括したサイクロ
デキストリンを除去することができ、異臭成分の完全な
除去ができることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明は、油糧種子から蛋白質を抽出した抽
出液を、サイクロデキストリンの共存下、限外濾過膜に
より処理することを特徴とする、油糧種子由来蛋白質の
製造方法を提供するものである。
発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究の結果、油糧
種子抽出液にサイクロデキストリンを添加することによ
り、蛋白質に吸着していない遊離の異臭成分を包括する
と同時に、蛋白質に吸着している異臭成分も包括するこ
とにより蛋白質と分離させることができ、これを更に限
外濾過処理することにより異臭成分を包括したサイクロ
デキストリンを除去することができ、異臭成分の完全な
除去ができることを見出し、本発明を完成するに至っ
た。即ち、本発明は、油糧種子から蛋白質を抽出した抽
出液を、サイクロデキストリンの共存下、限外濾過膜に
より処理することを特徴とする、油糧種子由来蛋白質の
製造方法を提供するものである。
【0005】本発明のように限外濾過処理時にサイクロ
デキストリンを共存させることにより、高分子蛋白質或
いは低分子蛋白質を抑制するような条件以外で抽出され
た蛋白質を酵素液として用いた場合でも、更にこの蛋白
質を濃縮したものを酵素液として用いた場合でも、製造
される酵素反応生産物の風味は良好であった。尚、大豆
蛋白質にサイクロデキストリンを添加することにより風
味を改善する方法については報告例があり、例えばファ
インケミカル,12, 5-14(1986)、食品工業, 9, 25-30(1
984)、食品工業, 4, 81-85(1986)、特開昭51−148052号
公報などに述べられている。しかしながらこれらの方法
では、異臭成分はマスキングされているだけで、製品と
なる大豆蛋白質中に存在しており、これを食するとき、
その異臭成分であるアルデヒド、ケトン、アルコール等
を摂取していることになる。しかし、本発明の方法によ
れば、異臭成分は除去されていることになり、これらの
方法とは異なるものである。
デキストリンを共存させることにより、高分子蛋白質或
いは低分子蛋白質を抑制するような条件以外で抽出され
た蛋白質を酵素液として用いた場合でも、更にこの蛋白
質を濃縮したものを酵素液として用いた場合でも、製造
される酵素反応生産物の風味は良好であった。尚、大豆
蛋白質にサイクロデキストリンを添加することにより風
味を改善する方法については報告例があり、例えばファ
インケミカル,12, 5-14(1986)、食品工業, 9, 25-30(1
984)、食品工業, 4, 81-85(1986)、特開昭51−148052号
公報などに述べられている。しかしながらこれらの方法
では、異臭成分はマスキングされているだけで、製品と
なる大豆蛋白質中に存在しており、これを食するとき、
その異臭成分であるアルデヒド、ケトン、アルコール等
を摂取していることになる。しかし、本発明の方法によ
れば、異臭成分は除去されていることになり、これらの
方法とは異なるものである。
【0006】本発明に用いられる油糧種子は、大豆、な
たね、ひまわり、落花生、綿実、紅花、辛子、胡麻、オ
リーブ、コーン等が挙げられ、経済性、蛋白含有量、酵
素活性の点から、大豆が好ましい。油糧種子はそのまま
か、あるいは粉砕してもよく、その場合粉砕物の平均粒
径が0.1mm 以上であることが望ましい。
たね、ひまわり、落花生、綿実、紅花、辛子、胡麻、オ
リーブ、コーン等が挙げられ、経済性、蛋白含有量、酵
素活性の点から、大豆が好ましい。油糧種子はそのまま
か、あるいは粉砕してもよく、その場合粉砕物の平均粒
径が0.1mm 以上であることが望ましい。
【0007】本発明に用いられる抽出液としては、水、
あるいは有機酸の金属塩又は/及び無機酸の金属塩の1
種又は2種以上を含有する水溶液が挙げられる。特に有
機酸及び/又は無機酸のアルカリ金属塩及び/又はアル
カリ土類金属塩が望ましい。有機酸としては、炭素数2
〜8の直鎖又は分岐型の脂肪族カルボン酸、炭素数7〜
12の芳香族カルボン酸等が挙げられ、具体例としては、
酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、
イソプロピオン酸、イソ酪酸、イソ吉草酸などが挙げら
れる。無機酸としては、ハロゲン化水素酸、硫酸、リン
酸、炭酸等が挙げられる。アルカリ金属塩としては、ナ
トリウム塩、カリウム塩等が、アルカリ土類金属塩とし
ては、バリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等が
挙げられる。この金属塩類水溶液の濃度は0.01mM〜1M
の範囲、好ましくは0.1 〜700 mM、更に好ましくは1〜
100 mMの範囲で用いられる。抽出媒体の量は特に規定は
ないが、油糧種子に対して重量比 1.0〜50、好ましくは
2.0〜30である。抽出を行う際の温度、pH等は特に規定
はなく、抽出操作は、油糧種子と抽出媒体とを接触させ
た後、ただ浸漬させるだけでも良く、撹拌を加えても良
いが、油糧種子から不活性な繊維質等が分離してくるこ
とを考えると、撹拌は加えないか、またはあまり強く加
えない方が望ましい。
あるいは有機酸の金属塩又は/及び無機酸の金属塩の1
種又は2種以上を含有する水溶液が挙げられる。特に有
機酸及び/又は無機酸のアルカリ金属塩及び/又はアル
カリ土類金属塩が望ましい。有機酸としては、炭素数2
〜8の直鎖又は分岐型の脂肪族カルボン酸、炭素数7〜
12の芳香族カルボン酸等が挙げられ、具体例としては、
酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、カプリル酸、
イソプロピオン酸、イソ酪酸、イソ吉草酸などが挙げら
れる。無機酸としては、ハロゲン化水素酸、硫酸、リン
酸、炭酸等が挙げられる。アルカリ金属塩としては、ナ
トリウム塩、カリウム塩等が、アルカリ土類金属塩とし
ては、バリウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩等が
挙げられる。この金属塩類水溶液の濃度は0.01mM〜1M
の範囲、好ましくは0.1 〜700 mM、更に好ましくは1〜
100 mMの範囲で用いられる。抽出媒体の量は特に規定は
ないが、油糧種子に対して重量比 1.0〜50、好ましくは
2.0〜30である。抽出を行う際の温度、pH等は特に規定
はなく、抽出操作は、油糧種子と抽出媒体とを接触させ
た後、ただ浸漬させるだけでも良く、撹拌を加えても良
いが、油糧種子から不活性な繊維質等が分離してくるこ
とを考えると、撹拌は加えないか、またはあまり強く加
えない方が望ましい。
【0008】本発明においては、上記のようにして得ら
れた抽出液を、サイクロデキストリンの共存下、限外濾
過膜により処理する。サイクロデキストリンを共存させ
る方法としては、油糧種子から蛋白質を抽出した抽出液
にサイクロデキストリンを添加するか、或いは当該抽出
液にサイクロデキストリンを加えながら限外濾過膜によ
る処理を行うかのいずれでもよい。サイクロデキストリ
ンは、グルコースが6個以上α−1,4 結合した環状オリ
ゴ糖であり、α体、β体、γ体のいずれも本発明に用い
ることができ、またそれらの混合物であっても良い。ま
た分岐サイクロデキストリンも用いることができる。
れた抽出液を、サイクロデキストリンの共存下、限外濾
過膜により処理する。サイクロデキストリンを共存させ
る方法としては、油糧種子から蛋白質を抽出した抽出液
にサイクロデキストリンを添加するか、或いは当該抽出
液にサイクロデキストリンを加えながら限外濾過膜によ
る処理を行うかのいずれでもよい。サイクロデキストリ
ンは、グルコースが6個以上α−1,4 結合した環状オリ
ゴ糖であり、α体、β体、γ体のいずれも本発明に用い
ることができ、またそれらの混合物であっても良い。ま
た分岐サイクロデキストリンも用いることができる。
【0009】本発明におけるサイクロデキストリンの添
加量は、油糧種子抽出液に対して0.01重量%からサイク
ロデキストリンの飽和溶解度までの量である。サイクロ
デキストリンの添加方法は特に規定はなく、油糧種子抽
出液に対して直接添加しても良く、また限外濾過処理膜
による処理時の加水緩衝液の中に添加しておいても構わ
ない。
加量は、油糧種子抽出液に対して0.01重量%からサイク
ロデキストリンの飽和溶解度までの量である。サイクロ
デキストリンの添加方法は特に規定はなく、油糧種子抽
出液に対して直接添加しても良く、また限外濾過処理膜
による処理時の加水緩衝液の中に添加しておいても構わ
ない。
【0010】本発明において用いる限外濾過膜の分画分
子量は5000以上であることが好ましく、更に好ましくは
10000 以上である。分画分子量の上限は、一般に限外濾
過の範囲に属するものなら、限定されるものではない。
限外濾過操作を行う際の温度は、0〜40℃が好ましく、
更に好ましくは5〜30℃の範囲であり、蛋白質の変性、
酵素の失活を防ぐような条件が望ましい。限外濾過を行
う際の操作圧は、特に規定はないが0.5〜10kg/cm2で行
うことが好ましい。本発明の限外濾過工程においては、
蛋白質抽出液を限外濾過により一度濃縮した後、再び金
属塩水溶液を加える操作を、少なくとも1回行うことが
好ましい。濃縮倍率は特に規定されるものではなく、装
置、抽出液量などから任意に決められる。用いる金属塩
は特に規定はないが、特に有機酸及び/又は無機酸のア
ルカリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属塩が望まし
く、そのうち1種又は2種以上用いても良く、蛋白質を
抽出したときに用いた金属塩水溶液と異なっても良い。
更にこの金属塩水溶液の濃度も特に規定されるものでは
なく、蛋白質を抽出したときに用いた濃度と異なっても
良い。
子量は5000以上であることが好ましく、更に好ましくは
10000 以上である。分画分子量の上限は、一般に限外濾
過の範囲に属するものなら、限定されるものではない。
限外濾過操作を行う際の温度は、0〜40℃が好ましく、
更に好ましくは5〜30℃の範囲であり、蛋白質の変性、
酵素の失活を防ぐような条件が望ましい。限外濾過を行
う際の操作圧は、特に規定はないが0.5〜10kg/cm2で行
うことが好ましい。本発明の限外濾過工程においては、
蛋白質抽出液を限外濾過により一度濃縮した後、再び金
属塩水溶液を加える操作を、少なくとも1回行うことが
好ましい。濃縮倍率は特に規定されるものではなく、装
置、抽出液量などから任意に決められる。用いる金属塩
は特に規定はないが、特に有機酸及び/又は無機酸のア
ルカリ金属塩及び/又はアルカリ土類金属塩が望まし
く、そのうち1種又は2種以上用いても良く、蛋白質を
抽出したときに用いた金属塩水溶液と異なっても良い。
更にこの金属塩水溶液の濃度も特に規定されるものでは
なく、蛋白質を抽出したときに用いた濃度と異なっても
良い。
【0011】以上の工程を経て、風味が改善された酵素
活性を有する油糧種子由来の蛋白質が製造されるが、こ
のものは水溶液の状態でも良く、また酵素活性を保持し
たままの乾燥法で乾燥させた固体の状態でもよく、その
形態を規定するものではない。
活性を有する油糧種子由来の蛋白質が製造されるが、こ
のものは水溶液の状態でも良く、また酵素活性を保持し
たままの乾燥法で乾燥させた固体の状態でもよく、その
形態を規定するものではない。
【0012】
【実施例】以下に本発明の実施例を述べるが、本発明は
これらの実施例に限定されるものではない。
これらの実施例に限定されるものではない。
【0013】実施例1 微細化した大豆から、50mM酢酸−50mM塩化カルシウム緩
衝液(pH6.0) を用いて25℃にて蛋白質を抽出し、これに
β−サイクロデキストリン1重量%を加え攪拌し溶解さ
せた。この抽出液を分画分子量13000 の限外濾過膜(旭
化成工業(株)製,ポリアクリロニトリル膜)を用いて
濃縮した後、希釈する操作を繰り返し、分子量 13000
以下の画分を除去した。この蛋白抽出液は酵素活性を持
ち、濃縮しても大豆臭や、青草味は、β−サイクロデキ
ストリンを加えないで単に限外濾過処理したときに比べ
て著しく低下していた。
衝液(pH6.0) を用いて25℃にて蛋白質を抽出し、これに
β−サイクロデキストリン1重量%を加え攪拌し溶解さ
せた。この抽出液を分画分子量13000 の限外濾過膜(旭
化成工業(株)製,ポリアクリロニトリル膜)を用いて
濃縮した後、希釈する操作を繰り返し、分子量 13000
以下の画分を除去した。この蛋白抽出液は酵素活性を持
ち、濃縮しても大豆臭や、青草味は、β−サイクロデキ
ストリンを加えないで単に限外濾過処理したときに比べ
て著しく低下していた。
【0014】実施例2 微細化した大豆から、50mM酢酸−50mM塩化カルシウム緩
衝液(pH6.0) を用いて25℃にて蛋白質を抽出し、これを
分画分子量13000 の限外濾過膜(旭化成工業(株)製,
ポリアクリロニトリル膜) を用いて濃縮した。これに、
β−サイクロデキストリン1重量%を加えた50mM酢酸−
50mM塩化カルシウム緩衝液(pH6.0) を添加して希釈し、
この操作を繰り返すことにより分子量13000 以下の画分
を除去した。この蛋白抽出液は酵素活性を持ち、濃縮し
ても大豆臭や、青草味は、β−サイクロデキストリンを
加えないで単に限外濾過処理したときに比べて著しく低
下していた。
衝液(pH6.0) を用いて25℃にて蛋白質を抽出し、これを
分画分子量13000 の限外濾過膜(旭化成工業(株)製,
ポリアクリロニトリル膜) を用いて濃縮した。これに、
β−サイクロデキストリン1重量%を加えた50mM酢酸−
50mM塩化カルシウム緩衝液(pH6.0) を添加して希釈し、
この操作を繰り返すことにより分子量13000 以下の画分
を除去した。この蛋白抽出液は酵素活性を持ち、濃縮し
ても大豆臭や、青草味は、β−サイクロデキストリンを
加えないで単に限外濾過処理したときに比べて著しく低
下していた。
【0015】
【発明の効果】油糧種子から蛋白質を抽出するにあた
り、抽出液にサイクロデキストリンを共存せしめ、当該
抽出液を限外濾過膜により処理する本発明の方法によ
り、油糧種子特有の種子臭等の異臭成分をほとんど含ま
ない風味の優れた油糧種子由来蛋白質を製造することが
できる。
り、抽出液にサイクロデキストリンを共存せしめ、当該
抽出液を限外濾過膜により処理する本発明の方法によ
り、油糧種子特有の種子臭等の異臭成分をほとんど含ま
ない風味の優れた油糧種子由来蛋白質を製造することが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 織田 敏秀 茨城県鹿島郡波崎町土合本町1丁目8762− 23 花王土合社宅
Claims (5)
- 【請求項1】 油糧種子から蛋白質を抽出した抽出液
を、サイクロデキストリンの共存下、限外濾過膜により
処理することを特徴とする、油糧種子由来蛋白質の製造
方法。 - 【請求項2】 蛋白質が酵素活性を有するものである請
求項1記載の製造方法。 - 【請求項3】 限外濾過膜の分画分子量が5000以上であ
る請求項1記載の製造方法。 - 【請求項4】 限外濾過膜による処理温度が0〜40℃で
ある請求項1記載の製造方法。 - 【請求項5】 油糧種子が、大豆、なたね、ひまわり、
落花生、綿実、紅花、辛子、胡麻、オリーブ及びコーン
からなる群から選ばれたものである請求項1記載の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23464991A JPH0568488A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 油糧種子由来蛋白質の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23464991A JPH0568488A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 油糧種子由来蛋白質の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568488A true JPH0568488A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16974333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23464991A Pending JPH0568488A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | 油糧種子由来蛋白質の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568488A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007535948A (ja) * | 2004-05-07 | 2007-12-13 | バーコン ニュートラサイエンス (エムビー) コーポレイション | タンパク質単離処理におけるフィチン酸の低減 |
| CN102372763A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-03-14 | 新疆银隆农业国际合作股份有限公司 | 一种工业棉仁蛋白的制备方法及其制备的产品和应用 |
| US10167589B2 (en) | 2015-10-02 | 2019-01-01 | Lg Electronics Inc. | Method for controlling rinsing cycle of washing machine |
| US10513817B2 (en) | 2015-10-02 | 2019-12-24 | Lg Electronics Inc. | Washing machine |
| US10738404B2 (en) | 2015-10-02 | 2020-08-11 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method for controlling the same |
| US11021827B2 (en) | 2015-10-02 | 2021-06-01 | Lg Electronics Inc. | Method for controlling washing machine |
-
1991
- 1991-09-13 JP JP23464991A patent/JPH0568488A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007535948A (ja) * | 2004-05-07 | 2007-12-13 | バーコン ニュートラサイエンス (エムビー) コーポレイション | タンパク質単離処理におけるフィチン酸の低減 |
| CN102372763A (zh) * | 2011-10-31 | 2012-03-14 | 新疆银隆农业国际合作股份有限公司 | 一种工业棉仁蛋白的制备方法及其制备的产品和应用 |
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| US10626537B2 (en) | 2015-10-02 | 2020-04-21 | Lg Electronics Inc. | Washing machine |
| US10738404B2 (en) | 2015-10-02 | 2020-08-11 | Lg Electronics Inc. | Washing machine and method for controlling the same |
| US11021827B2 (en) | 2015-10-02 | 2021-06-01 | Lg Electronics Inc. | Method for controlling washing machine |
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