JPH0569151A - プレツプラツプシーム溶接装置 - Google Patents
プレツプラツプシーム溶接装置Info
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- JPH0569151A JPH0569151A JP23454791A JP23454791A JPH0569151A JP H0569151 A JPH0569151 A JP H0569151A JP 23454791 A JP23454791 A JP 23454791A JP 23454791 A JP23454791 A JP 23454791A JP H0569151 A JPH0569151 A JP H0569151A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来のプレップラップシーム溶接装置では金属
ストリップの先行板と後行板の端部のシャー装置の切断
刃返りにより先行板と後行板の重ね合わせ部に切欠キズ
が発生する。また先行板の板厚が異なる場合先行板と後
行板の溶接部に段差が生ずる。これらの問題を解消す
る。 【構成】プレップラップシーム溶接装置に先行板及び後
行板のシャー切断部を別々に圧下する片台形スエージン
グロール19,20;23,24を設ける。この片台形
スエージングロールで薄形に成形した端部を重ねてシー
ム溶接する。
ストリップの先行板と後行板の端部のシャー装置の切断
刃返りにより先行板と後行板の重ね合わせ部に切欠キズ
が発生する。また先行板の板厚が異なる場合先行板と後
行板の溶接部に段差が生ずる。これらの問題を解消す
る。 【構成】プレップラップシーム溶接装置に先行板及び後
行板のシャー切断部を別々に圧下する片台形スエージン
グロール19,20;23,24を設ける。この片台形
スエージングロールで薄形に成形した端部を重ねてシー
ム溶接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属ストリップの先行
板の後端と後行板の先端を接続するプレップラップシー
ム溶接装置に関する。
板の後端と後行板の先端を接続するプレップラップシー
ム溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プレップラップシーム溶接装置(pre
paration lap seamwelder)は
金属ストリップの先行板と後行板の重ね部を予め薄く加
工しておき、これを重ねてシーム溶接すると同時に溶接
部を押し潰しながら接続する装置である。
paration lap seamwelder)は
金属ストリップの先行板と後行板の重ね部を予め薄く加
工しておき、これを重ねてシーム溶接すると同時に溶接
部を押し潰しながら接続する装置である。
【0003】従来一般に金属ストリップのシーム溶接に
は、マッシュシーム溶接法が知られている。マッシュシ
ーム溶接は重ね板を上、下電極円板で挾圧し、溶接と同
時に溶接部を押し潰しながらシーム溶接していくもので
ある。一般には、ストリップ走行ライン上で先行板の後
端と後行板の先端とを、相対する入側および出側クラン
プ装置で保持し、クランプ保持したストリップ端部をシ
ャー装置で切断した後、前記クランプ装置を移動させて
先行板と後行板の切断した両端部を必要量だけ重ね合わ
せ、この重ね合わせた接触部をストリップの幅方向端部
から上部及び下部電極輪で挾み、強大な加圧力と大電流
を与え、昇温軟化した金属の部分を電極輪で平らに潰し
ながら溶接し、その後さらに溶接部をロールで押し潰し
ながら進行するものである。
は、マッシュシーム溶接法が知られている。マッシュシ
ーム溶接は重ね板を上、下電極円板で挾圧し、溶接と同
時に溶接部を押し潰しながらシーム溶接していくもので
ある。一般には、ストリップ走行ライン上で先行板の後
端と後行板の先端とを、相対する入側および出側クラン
プ装置で保持し、クランプ保持したストリップ端部をシ
ャー装置で切断した後、前記クランプ装置を移動させて
先行板と後行板の切断した両端部を必要量だけ重ね合わ
せ、この重ね合わせた接触部をストリップの幅方向端部
から上部及び下部電極輪で挾み、強大な加圧力と大電流
を与え、昇温軟化した金属の部分を電極輪で平らに潰し
ながら溶接し、その後さらに溶接部をロールで押し潰し
ながら進行するものである。
【0004】近年、スキンパスミルでストリップの溶接
部を圧下し、溶接部前後のオフゲージ部を低減させて生
産性を高めることが一般に行われている。その際問題に
なるのが溶接部の仕上り厚みであり、溶接部の仕上り厚
みが厚いと、スキンパスロールが凹み、その凹み部がス
トリップに転写してしまう。そこでこれを改善し溶接部
の仕上り厚みを低減するため、プレップラップシーム溶
接法が採用される。すなわち、マッシュシーム溶接の前
工程として、予め、先行板と後行板の重ね合わせ部をロ
ールで押し潰し、剣先状の潰し部を形成し、その押し潰
された重ね合わせ部を重ね合わせ量が少なくなる方向へ
後退させ、溶接部の重ね合わせ部厚みを薄くし、その後
上記マッシュシーム溶接法と同様の工程でシーム溶接を
行い溶接部の仕上り厚みを低減する。
部を圧下し、溶接部前後のオフゲージ部を低減させて生
産性を高めることが一般に行われている。その際問題に
なるのが溶接部の仕上り厚みであり、溶接部の仕上り厚
みが厚いと、スキンパスロールが凹み、その凹み部がス
トリップに転写してしまう。そこでこれを改善し溶接部
の仕上り厚みを低減するため、プレップラップシーム溶
接法が採用される。すなわち、マッシュシーム溶接の前
工程として、予め、先行板と後行板の重ね合わせ部をロ
ールで押し潰し、剣先状の潰し部を形成し、その押し潰
された重ね合わせ部を重ね合わせ量が少なくなる方向へ
後退させ、溶接部の重ね合わせ部厚みを薄くし、その後
上記マッシュシーム溶接法と同様の工程でシーム溶接を
行い溶接部の仕上り厚みを低減する。
【0005】従来のプレップラップシーム装置とその溶
接工程を説明する。図4に従来のプレップラップシーム
溶接装置の概略側面図を示す。図5に従来の装置を用い
てプレップラップシーム溶接した場合の工程を示す。図
6は先行板と後行板の板厚が薄板基準で140%異なる
条件で従来のプレップラップシーム溶接した場合の例を
示す。
接工程を説明する。図4に従来のプレップラップシーム
溶接装置の概略側面図を示す。図5に従来の装置を用い
てプレップラップシーム溶接した場合の工程を示す。図
6は先行板と後行板の板厚が薄板基準で140%異なる
条件で従来のプレップラップシーム溶接した場合の例を
示す。
【0006】図4に、レール6上に載置されたプレップ
ラップシーム装置の移動台5が示されている。ストリッ
プ4は図4の紙面に直角な方向に走行する。この移動台
5はレール6の上をガイドされストリップ走行ラインに
対し直角方向(図4の紙面に沿う方向)に、図示しない
シリンダ等の駆動源によって、前進後退する。上部テン
パーカラー除去用ブラシ8は移動台5の上部アームの下
側に支持され、移動台の上部アームにマウントされた加
圧シリンダ10によって上下動し、ブラシ8は図示しな
い油圧モータによって駆動させる。下部テンパーカラー
除去用ブラシ9は固定されており、上部テンパーカラー
ブラシ8が下降し、上下テンパーカラーブラシ8,9に
より鋼板表面の酸化膜を除去する。上部スエージンググ
ロール11は、移動台5の上部アームの下側に支持さ
れ、移動台の上部アームにマウントされた加圧シリンダ
12によって上下動し、下部スエージングロール(固
定)13と協働して溶接前にストリップの重ね合わせ部
及び溶接直後の溶接部の板厚を最終的に一定厚みまで押
し潰す。上部電極円板14は上部アームの下側に支持さ
れる加圧シリンダ15により上下動し、加圧シリンダ1
5により溶接に必要な強大な電極加圧力が与えられる。
上部電極円板14に対応する下部電極円板16は移動台
5の下部アームに上下調整可能なように固定されてい
る。金属ストリップの端部を切断するシャー装置17,
18が備えられている。このシャー装置17,18は下
部アームの上側に支持されるシリンダで上下動する下部
シャー17と、これに対応する上部アームの下側に支持
されるシリンダにより上下動する上部シャー18によっ
て構成される。
ラップシーム装置の移動台5が示されている。ストリッ
プ4は図4の紙面に直角な方向に走行する。この移動台
5はレール6の上をガイドされストリップ走行ラインに
対し直角方向(図4の紙面に沿う方向)に、図示しない
シリンダ等の駆動源によって、前進後退する。上部テン
パーカラー除去用ブラシ8は移動台5の上部アームの下
側に支持され、移動台の上部アームにマウントされた加
圧シリンダ10によって上下動し、ブラシ8は図示しな
い油圧モータによって駆動させる。下部テンパーカラー
除去用ブラシ9は固定されており、上部テンパーカラー
ブラシ8が下降し、上下テンパーカラーブラシ8,9に
より鋼板表面の酸化膜を除去する。上部スエージンググ
ロール11は、移動台5の上部アームの下側に支持さ
れ、移動台の上部アームにマウントされた加圧シリンダ
12によって上下動し、下部スエージングロール(固
定)13と協働して溶接前にストリップの重ね合わせ部
及び溶接直後の溶接部の板厚を最終的に一定厚みまで押
し潰す。上部電極円板14は上部アームの下側に支持さ
れる加圧シリンダ15により上下動し、加圧シリンダ1
5により溶接に必要な強大な電極加圧力が与えられる。
上部電極円板14に対応する下部電極円板16は移動台
5の下部アームに上下調整可能なように固定されてい
る。金属ストリップの端部を切断するシャー装置17,
18が備えられている。このシャー装置17,18は下
部アームの上側に支持されるシリンダで上下動する下部
シャー17と、これに対応する上部アームの下側に支持
されるシリンダにより上下動する上部シャー18によっ
て構成される。
【0007】図5、図6はこの装置の作動を示してい
る。1は先行板ストリップ、2は後行板ストリップを示
す。矢印はストリップ走行ラインの通板方向を示す。3
は入側クランプ装置、4は出側クランプ装置である。5
は溶接機本体のフレームに相当する移動台である。入側
クランプ装置3と出側クランプ装置4はストリップ走行
ライン上で相対向する位置に配置されていて、ストリッ
プ走行方向及び上下動し得るように支持される。図5
(a)に示す入側クランプ装置3は前後方向にシフト可
能になっていて、クランプ先端の出し代を調整できるよ
うに構成してある。こうすることによって、ストリップ
切断前期スエージング、リトラクト時に出し代を調整す
ることができる。図5、図6はプレップラップシーム溶
接した場合の工程を示す。また図7はプレップラップシ
ーム溶接時の重ね合わせ部の変化を示している。
る。1は先行板ストリップ、2は後行板ストリップを示
す。矢印はストリップ走行ラインの通板方向を示す。3
は入側クランプ装置、4は出側クランプ装置である。5
は溶接機本体のフレームに相当する移動台である。入側
クランプ装置3と出側クランプ装置4はストリップ走行
ライン上で相対向する位置に配置されていて、ストリッ
プ走行方向及び上下動し得るように支持される。図5
(a)に示す入側クランプ装置3は前後方向にシフト可
能になっていて、クランプ先端の出し代を調整できるよ
うに構成してある。こうすることによって、ストリップ
切断前期スエージング、リトラクト時に出し代を調整す
ることができる。図5、図6はプレップラップシーム溶
接した場合の工程を示す。また図7はプレップラップシ
ーム溶接時の重ね合わせ部の変化を示している。
【0008】(1)先行板1の後端と後行板2の先端を
入出側クランプ4,3で挾み込み、シャー切断する出し
代を設定する。(図5(a)) (2)下部シャー17と上部シャー18でストリップの
端部1a,2aを切断する。(図5(b))、(図7
(a)) (3)前期スエージングを行うために入側クランプ装置
3が前進し、重ね代を設定する。(図5(c))、(図
7(b)) (4)上下スエージングロール13,17で先行板の後
端と後行板の先端を押し潰し、重ね合わせ部厚みをシャ
ー切断時の板厚の150%の厚みにする。(図6
(a))、(図7(c)) (5)入側クランプ装置3を矢印3aの方向にeだけ後
退させ重ね合わせ部厚みを薄くする。(図6(b))、
(図7(d)) (6)上下電極円板14,16で重ね合わせ部に大電流
を流し、重ね合わせ部をシーム溶接すると共に昇温軟化
させる。(図6(c))、(図7(e)) (7) 昇温軟化された溶接部を上下スエージングロー
ル11,13により圧下し、溶接部の厚みを最終的に目
標厚みまで押し潰す。
入出側クランプ4,3で挾み込み、シャー切断する出し
代を設定する。(図5(a)) (2)下部シャー17と上部シャー18でストリップの
端部1a,2aを切断する。(図5(b))、(図7
(a)) (3)前期スエージングを行うために入側クランプ装置
3が前進し、重ね代を設定する。(図5(c))、(図
7(b)) (4)上下スエージングロール13,17で先行板の後
端と後行板の先端を押し潰し、重ね合わせ部厚みをシャ
ー切断時の板厚の150%の厚みにする。(図6
(a))、(図7(c)) (5)入側クランプ装置3を矢印3aの方向にeだけ後
退させ重ね合わせ部厚みを薄くする。(図6(b))、
(図7(d)) (6)上下電極円板14,16で重ね合わせ部に大電流
を流し、重ね合わせ部をシーム溶接すると共に昇温軟化
させる。(図6(c))、(図7(e)) (7) 昇温軟化された溶接部を上下スエージングロー
ル11,13により圧下し、溶接部の厚みを最終的に目
標厚みまで押し潰す。
【0009】以上の従来のプレップラップシーム溶接で
は溶接厚みを板厚0.8mm以上の場合に溶接前の板厚
に対して110%まで低減することができる。しかし、
図8に示すように、先行板1と後行板2の板厚が異なる
場合には、図8(a)のように先行板1と後行板2を重
ね、図8(b)段階での前期スエージング時に、板厚の
薄い方が潰れすぎてしまう。そのため図8(c)のよう
に後行板2を後退させて溶接したとき、板厚の厚い方の
板が溶接部の端が溶け込まず図8(d)に示すように大
きな段差が生じてしまい、溶接部仕上厚みも目標には達
しない。このような場合に電極加圧力を上げて段差を低
減しようとすると、板厚の薄い側の板が潰れすぎ、電極
が先行板と後行板に当り、重ね合わせ部に流れる電流が
小さくなる。そして重ね合わせ部が十分に昇温されず溶
接部がはがれてしまう。
は溶接厚みを板厚0.8mm以上の場合に溶接前の板厚
に対して110%まで低減することができる。しかし、
図8に示すように、先行板1と後行板2の板厚が異なる
場合には、図8(a)のように先行板1と後行板2を重
ね、図8(b)段階での前期スエージング時に、板厚の
薄い方が潰れすぎてしまう。そのため図8(c)のよう
に後行板2を後退させて溶接したとき、板厚の厚い方の
板が溶接部の端が溶け込まず図8(d)に示すように大
きな段差が生じてしまい、溶接部仕上厚みも目標には達
しない。このような場合に電極加圧力を上げて段差を低
減しようとすると、板厚の薄い側の板が潰れすぎ、電極
が先行板と後行板に当り、重ね合わせ部に流れる電流が
小さくなる。そして重ね合わせ部が十分に昇温されず溶
接部がはがれてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のプレップラップ
シーム溶接の場合には、先行板の後端と後行板の先端を
重ね合わせた後にスエージングロールで圧下するが、こ
の際、シャー装置で切断された部分には刃返りが生じ、
その刃返りにより、重ね合わせ部に切欠キズが発生し、
この切欠キズの部分からストリプが破断することがあ
る。また先行板と後行板の板厚が異なる場合には、板厚
の違いにより先行板と後行板の潰される量が異なり、溶
接部には大きな段差が発生する。本発明はこのような問
題点を解消したプレップラップシーム溶接装置を提供す
ることを目的とする。
シーム溶接の場合には、先行板の後端と後行板の先端を
重ね合わせた後にスエージングロールで圧下するが、こ
の際、シャー装置で切断された部分には刃返りが生じ、
その刃返りにより、重ね合わせ部に切欠キズが発生し、
この切欠キズの部分からストリプが破断することがあ
る。また先行板と後行板の板厚が異なる場合には、板厚
の違いにより先行板と後行板の潰される量が異なり、溶
接部には大きな段差が発生する。本発明はこのような問
題点を解消したプレップラップシーム溶接装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、先行板及び後行板を別々に板厚に応じ
てそれぞれ圧下する片台形のスエージングロールを備え
たプレップラップシーム溶接装置を提供するものであ
る。
解決するために、先行板及び後行板を別々に板厚に応じ
てそれぞれ圧下する片台形のスエージングロールを備え
たプレップラップシーム溶接装置を提供するものであ
る。
【0012】
【作用】本発明によれば、シャー装置により切断した先
行板の後端と後行板の先端をそれぞれ別の片台形スエー
ジングロールで、先行板及び後行板の板厚に応じて圧下
することにより上記問題点を解決した。すなわち、 (1) シャー装置で切断した際に発生したバリをそれ
ぞれ押し潰すことができる。その結果そのバリにより発
生する切欠キズが生せず、切欠キズを起点としたストリ
ップの溶接部破断が発生しない。 (2) 先行板と後行板の板厚が異なる場合でも、同一
厚みに潰すことが可能である。その結果先行板と後行板
の板厚差による溶接部の段差が発生しない。
行板の後端と後行板の先端をそれぞれ別の片台形スエー
ジングロールで、先行板及び後行板の板厚に応じて圧下
することにより上記問題点を解決した。すなわち、 (1) シャー装置で切断した際に発生したバリをそれ
ぞれ押し潰すことができる。その結果そのバリにより発
生する切欠キズが生せず、切欠キズを起点としたストリ
ップの溶接部破断が発生しない。 (2) 先行板と後行板の板厚が異なる場合でも、同一
厚みに潰すことが可能である。その結果先行板と後行板
の板厚差による溶接部の段差が発生しない。
【0013】
【実施例】本発明の装置の実施例を図面を参照し説明す
る。図1は片台形スエージングロール装置を備えた実施
例を示す概略側面図、図2はその要部正面図である。図
3は片台形スエージングロールを用いて溶接した場合の
実施例を示す。
る。図1は片台形スエージングロール装置を備えた実施
例を示す概略側面図、図2はその要部正面図である。図
3は片台形スエージングロールを用いて溶接した場合の
実施例を示す。
【0014】本発明の装置は、図4に示した従来のプレ
ップラップシーム装置に改善を加えたもので、図1中に
図4と同じ番号を付したものは図4と同じものである。
図1ではスエージングロール19,20,23,24及
びその圧下シリンダ21,22を備えた点が異なってい
る。このスエージングロールの正面図は図2に示されて
いるように、片台形のロール19とフラット形のロール
20が1組の片台形スエージングロールを形成してい
る。
ップラップシーム装置に改善を加えたもので、図1中に
図4と同じ番号を付したものは図4と同じものである。
図1ではスエージングロール19,20,23,24及
びその圧下シリンダ21,22を備えた点が異なってい
る。このスエージングロールの正面図は図2に示されて
いるように、片台形のロール19とフラット形のロール
20が1組の片台形スエージングロールを形成してい
る。
【0015】本発明ではプレップラップシーム溶接での
前期スエージング工程を2対の片台形スエージングロー
ル19,20;23,24を使用することにより、先行
板2と後行板1の板厚が異なる場合でも溶接部に大きな
段差を生ずることなく、溶接部仕上げ厚みも低減するこ
とができる。片台形スエージングロール19,20;2
3,24は先行板2の後端と後行板1の先端に対してそ
れぞれ備えられ、それぞれ片台形ロール20,24とフ
ラット形ロール19,23の組合わせで構成される。2
対の片台形スエージングロールはそれぞれシリンダ2
1,22を備え上下動可能であり、先行板と後行板でそ
れぞれ圧下力を変えることができる構造になっている。
前期スエージング工程を2対の片台形スエージングロー
ル19,20;23,24を使用することにより、先行
板2と後行板1の板厚が異なる場合でも溶接部に大きな
段差を生ずることなく、溶接部仕上げ厚みも低減するこ
とができる。片台形スエージングロール19,20;2
3,24は先行板2の後端と後行板1の先端に対してそ
れぞれ備えられ、それぞれ片台形ロール20,24とフ
ラット形ロール19,23の組合わせで構成される。2
対の片台形スエージングロールはそれぞれシリンダ2
1,22を備え上下動可能であり、先行板と後行板でそ
れぞれ圧下力を変えることができる構造になっている。
【0016】本発明の装置を用いたシーム装置の工程を
図3の実施例により説明する。図3(a)に示すよう
に、先行板1が板厚1.2mmで後行板2の板厚が0.
8mmの実施例である。前期スエージング工程では、図
3(b)に示すように先行板1(板厚1.2mm)を
2.5tonで圧下し、後行板2(板厚0.8mm)を
0.7tonで圧下し、板厚の厚い側を初めに大きく潰
した。次に図3(c)に示すように、先行板の後端と後
行板の先端を1.2mmラップさせ、R50の電極先端
形状を有する電極円板で溶接を行った。その結果図3
(d)に示すように、溶接部仕上げ厚みは薄い側の板厚
と等しく、溶接部には段差が発生しない。
図3の実施例により説明する。図3(a)に示すよう
に、先行板1が板厚1.2mmで後行板2の板厚が0.
8mmの実施例である。前期スエージング工程では、図
3(b)に示すように先行板1(板厚1.2mm)を
2.5tonで圧下し、後行板2(板厚0.8mm)を
0.7tonで圧下し、板厚の厚い側を初めに大きく潰
した。次に図3(c)に示すように、先行板の後端と後
行板の先端を1.2mmラップさせ、R50の電極先端
形状を有する電極円板で溶接を行った。その結果図3
(d)に示すように、溶接部仕上げ厚みは薄い側の板厚
と等しく、溶接部には段差が発生しない。
【0017】
【発明の効果】本発明装置を用いることによりプレップ
ラップシーム溶接のスエージング工程において、先行板
の後端と後行板の先端を各々の片台形スエージングロー
ルで、各々板厚に応じて加圧力を変化させて押し潰すこ
とにより、溶接部仕上げ厚みを低減することができる。
特に先行板と後行板の板厚が異なる場合、溶接部仕上げ
厚みは薄い側の板厚に等しくすることができ、異厚溶接
の際に発生する溶接部の段差は発生しない。また従来の
スエージング工程では、シャー切断時に発生するバリに
より、重ね合わせ部に切欠キズが生じるが、このバリも
片台形スエージングロールにより、先行板の後端と後行
板の先端を押し潰すため、バリは発生しない。そのため
切欠キズによる破断を防止することができる。
ラップシーム溶接のスエージング工程において、先行板
の後端と後行板の先端を各々の片台形スエージングロー
ルで、各々板厚に応じて加圧力を変化させて押し潰すこ
とにより、溶接部仕上げ厚みを低減することができる。
特に先行板と後行板の板厚が異なる場合、溶接部仕上げ
厚みは薄い側の板厚に等しくすることができ、異厚溶接
の際に発生する溶接部の段差は発生しない。また従来の
スエージング工程では、シャー切断時に発生するバリに
より、重ね合わせ部に切欠キズが生じるが、このバリも
片台形スエージングロールにより、先行板の後端と後行
板の先端を押し潰すため、バリは発生しない。そのため
切欠キズによる破断を防止することができる。
【図1】片台形スエージングロール装置を備えた実施例
のプレップラップシーム溶接装置の側面図である。
のプレップラップシーム溶接装置の側面図である。
【図2】片台形スエージングロールの正面図である。
【図3】片台形スエージングロールを用いて溶接した実
施例の工程図である。
施例の工程図である。
【図4】従来のプレップラップシーム溶接機の概略側面
図に示す。
図に示す。
【図5】従来のプレップラップシーム溶接した場合の工
程を示す。
程を示す。
【図6】従来のプレップラップシーム溶接した場合の工
程を示す。
程を示す。
【図7】従来のプレップラップシーム溶接工程を示す工
程図である。
程図である。
【図8】先行板と後行板の板厚が薄板基準で40%異な
る条件で従来のプレップラップシーム溶接した場合の工
程図である。
る条件で従来のプレップラップシーム溶接した場合の工
程図である。
1 先行板 2 後行板 3 入側クランプ装置 4 出側クラン
プ装置 5 移動台 6 レール 8 上部テンパーカラーブラシ 9 下部テンパーカラーブラシ 10 テンパーカラーブラシシリンダ 11 上部スエージングロール 12 上部スエージングロールシリンダ 13 下部スエージングロール 14 上部電極円板 15 上部電極
円板シリンダ 16 下部電極円板 17 下部シャ
ー 18 上部シャー 19,23 フラットロール 20,24 片台形ロール 21 上部スエージングロールシリンダ 22 下部スエージングロールシリンダ
プ装置 5 移動台 6 レール 8 上部テンパーカラーブラシ 9 下部テンパーカラーブラシ 10 テンパーカラーブラシシリンダ 11 上部スエージングロール 12 上部スエージングロールシリンダ 13 下部スエージングロール 14 上部電極円板 15 上部電極
円板シリンダ 16 下部電極円板 17 下部シャ
ー 18 上部シャー 19,23 フラットロール 20,24 片台形ロール 21 上部スエージングロールシリンダ 22 下部スエージングロールシリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 東 将 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社千 葉製鉄所内 (72)発明者 近藤 道生 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社千 葉製鉄所内 (72)発明者 恒川 裕志 千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式会社千 葉製鉄所内
Claims (1)
- 【請求項1】 プレップラップシーム溶接装置におい
て、先行板の後端と後行板の先端をそれぞれ圧下する片
台形スエージングロールを備えたことを特徴とするプレ
ップラップシーム溶接装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23454791A JPH0569151A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | プレツプラツプシーム溶接装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23454791A JPH0569151A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | プレツプラツプシーム溶接装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569151A true JPH0569151A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16972736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23454791A Pending JPH0569151A (ja) | 1991-09-13 | 1991-09-13 | プレツプラツプシーム溶接装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569151A (ja) |
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- 1991-09-13 JP JP23454791A patent/JPH0569151A/ja active Pending
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|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
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