JPH0569258B2 - - Google Patents
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- JPH0569258B2 JPH0569258B2 JP63029351A JP2935188A JPH0569258B2 JP H0569258 B2 JPH0569258 B2 JP H0569258B2 JP 63029351 A JP63029351 A JP 63029351A JP 2935188 A JP2935188 A JP 2935188A JP H0569258 B2 JPH0569258 B2 JP H0569258B2
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- Japan
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- green
- terbium
- rare gas
- emitting
- phosphor
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/12—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/12—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature
- H01J61/16—Selection of substances for gas fillings; Specified operating pressure or temperature having helium, argon, neon, krypton, or xenon as the principle constituent
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Discharge Lamp (AREA)
- Luminescent Compositions (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、緑色発光する希ガス放電ランプに
関するものである。 〔従来の技術〕 低圧希ガス放電ランプは、水銀を封入した一般
の蛍光ランプに比べ、点灯中の光束劣化が少な
い、温度依存性が少ない、瞬時点灯が可能である
などの特長を有しているが、明るさ、コストなど
の面での問題点が多く、一般照明用光源としては
普及していないのが現状である。しかるに、近
年、フアクシミリなどのOA用光源として希ガス
放電ランプの上記した特長が見直され、明るさ、
光色などの性能向上が強く望まれるような状況に
至つている。このような要請に応えるものとし
て、特公昭58−119151号公報または特公昭58−
119152号公報においては、ネオントアルゴンまた
はネオンとクリプトンの混合ガスを放電収容器に
封入し、これを高周波点灯することにより、ネオ
ン単独を封入したランプに比べ、小電流で移動縞
のない放電が可能な低圧希ガス放電ランプが赤色
光源として開示されている。さらに、Xerox
Disclosure Journal Vol.8 No.3 May/June
1983 P.269において、ネオンおよびキセノンの少
なくとも1種を使用した放電ランプにおいて、
ZnSiO4:Mnを発光媒体として使用した希ガス放
電ランプが緑色光源として開示されている。 さらに、特公昭53−42389号公報には、各種蛍
光体の真空紫外線励起スペクトルにおいて、
200nm以下に高い励起スペクトルを有する緑色蛍
光体が数種類開示されている。また、特公昭48−
37670号公報には、一般式XLn2O2・YSiO2:
ZL′n(ただし、Lnはランタニウム、イツトリウム
またはそれらの混合物であり、L′nはテルビウ
ム、ユーロピウムまたはそれらの混合物であり、
X/Yの比は0.25/1〜1/1であり、Z/Yの
比は0.005/1〜0.4/1である)にて示される、
254nmまたは365nmの水銀共鳴線にて励起される
緑色および赤色蛍光体が開示されている。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、近年、フアクシミリなどのOA
用光源としての緑色光源の要求が高まる中で、よ
り高効率の緑色発光希ガス放電ランプの開発が強
く望まれているにもかかわらず、上記の従来技術
にて示された解決策では、実用上多くの課題を有
していた。たとえば、特公昭58−119151号公報ま
たは特公昭58−119152号公報などに開示されてい
る希ガスのみを使用する希ガス放電ランプにおい
ては、明るさ、光色の点で充分満足されるもので
はなく、実用化されているものは、ネオン発光を
利用した赤色ランプのみである。 さらに、従来開示されている200nm以下の真空
紫外域に励起スペクトルを有する螢光体は、実用
化されているものは少なく、わずかにZn2SiO4:
Mnが緑色螢光体としてきわめて不満足ながら一
部実用化されているのみである。また、特公昭53
−42389号公報においては、セリウム付活または
2価のユーロピウム付活の青色発光螢光体を使用
した気体放電発光素子のみであり、高効率の緑色
発光希ガス放電ランプについては、開示されてお
らず、緑色螢光体としてはZn2SiO4:Mnが開示
されているのみである。さらに、特公昭48−
37670号公報においては、水銀共鳴線の254nmま
たは365nmにより励起される緑色発光螢光体とし
てテルビウム付活イツトリウム・ランタン硅酸塩
が開示されているが、真空紫外域における励起特
性およびその発光についての記述はされておら
ず、さらに特公昭48−37670号公報の構成におけ
る水銀共鳴線を利用したランプでは、OA用光源
として使用した場合、輝度の温度依存性が大き
く、また瞬時点灯性の点で課題があり、OA用光
源としては実用化されていないのが現状である。 この発明は、このような課題を解決するために
なされたものであり、希ガスが発する紫外線によ
り特定の緑色螢光体を発光させ、希ガス放電の特
長すなわち点灯中の光束劣化が少なく、温度依存
性が少なく、瞬時点灯可能などの特性を損なうこ
となく、発光効率を向上させ、OA用光源として
好適な緑色発光希ガス放電ランプを得ることを目
的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は、キセノン、ネオン、ヘリウム、ア
ルゴンおよびクリプトンの少なくとも1種からな
る希ガスより放出される200nm以下の真空紫外線
を可視光に変換する手段として、テルビウム付活
イツトリウム・シリケート螢光体層、または、こ
のテルビウム付活イツトリウム・シリケート螢光
体層にホウ素、アルミニウム、リン、スカンジウ
ムおよびランタニド族元素から選ばれた少なくと
も1種を含有させたものを放電容器となるガラス
管内面に設けたものである。 〔作用〕 この発明においては、キセノン、ネオンおよび
ヘリウムの少なくとも1種からなる希ガスより放
出された200nm以下の真空紫外線によりテルビウ
ム付活イツトリウム・シリケート螢光体が励起さ
れ、543nmに主ピークを有する緑色発光を示すラ
ンプが得られ、かつ従来のZn2SiO4:Mnを使用
した場合に比較し、40〜50%輝度の向上が図れ
る。 さらに、上記テルビウム付活イツトリウム・シ
リケート螢光体に、ホウ素、アルミニウム、リ
ン、スカンジウムおよびランタニド族元素から選
ばれた少なくとも1種を含有させることにより、
200nm以下の真空紫外線励起に対しての放射効率
を一層向上させ得る。 〔実施例 1〕 管外径15mmφ、長さ285mmのガラス管内に化学
組成が(Y093Tb007)2SiO5のテルビウム付活イツ
トリウム・シリケート蛍光体を塗布し、両端に電
極を封着し、ネオンおよびキセノンよりなる混合
ガスを0.5〜10Torr封入したランプをつくり、そ
の特性を調べた、表1は、ネオン、キセノンの混
合比および封入ガス圧を変化させたときのランプ
特性を示す。実験においては、ネオン90%、キセ
ノン10%よりなる混合ガスを3Torr封入したラン
プは、正面輝度で6150cd/m2を示し、従来の
ZnSiO4:Mn蛍光体を使用した場合に比較して
1.5倍の輝度を示し、寿命は9300時間であつた。
関するものである。 〔従来の技術〕 低圧希ガス放電ランプは、水銀を封入した一般
の蛍光ランプに比べ、点灯中の光束劣化が少な
い、温度依存性が少ない、瞬時点灯が可能である
などの特長を有しているが、明るさ、コストなど
の面での問題点が多く、一般照明用光源としては
普及していないのが現状である。しかるに、近
年、フアクシミリなどのOA用光源として希ガス
放電ランプの上記した特長が見直され、明るさ、
光色などの性能向上が強く望まれるような状況に
至つている。このような要請に応えるものとし
て、特公昭58−119151号公報または特公昭58−
119152号公報においては、ネオントアルゴンまた
はネオンとクリプトンの混合ガスを放電収容器に
封入し、これを高周波点灯することにより、ネオ
ン単独を封入したランプに比べ、小電流で移動縞
のない放電が可能な低圧希ガス放電ランプが赤色
光源として開示されている。さらに、Xerox
Disclosure Journal Vol.8 No.3 May/June
1983 P.269において、ネオンおよびキセノンの少
なくとも1種を使用した放電ランプにおいて、
ZnSiO4:Mnを発光媒体として使用した希ガス放
電ランプが緑色光源として開示されている。 さらに、特公昭53−42389号公報には、各種蛍
光体の真空紫外線励起スペクトルにおいて、
200nm以下に高い励起スペクトルを有する緑色蛍
光体が数種類開示されている。また、特公昭48−
37670号公報には、一般式XLn2O2・YSiO2:
ZL′n(ただし、Lnはランタニウム、イツトリウム
またはそれらの混合物であり、L′nはテルビウ
ム、ユーロピウムまたはそれらの混合物であり、
X/Yの比は0.25/1〜1/1であり、Z/Yの
比は0.005/1〜0.4/1である)にて示される、
254nmまたは365nmの水銀共鳴線にて励起される
緑色および赤色蛍光体が開示されている。 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、近年、フアクシミリなどのOA
用光源としての緑色光源の要求が高まる中で、よ
り高効率の緑色発光希ガス放電ランプの開発が強
く望まれているにもかかわらず、上記の従来技術
にて示された解決策では、実用上多くの課題を有
していた。たとえば、特公昭58−119151号公報ま
たは特公昭58−119152号公報などに開示されてい
る希ガスのみを使用する希ガス放電ランプにおい
ては、明るさ、光色の点で充分満足されるもので
はなく、実用化されているものは、ネオン発光を
利用した赤色ランプのみである。 さらに、従来開示されている200nm以下の真空
紫外域に励起スペクトルを有する螢光体は、実用
化されているものは少なく、わずかにZn2SiO4:
Mnが緑色螢光体としてきわめて不満足ながら一
部実用化されているのみである。また、特公昭53
−42389号公報においては、セリウム付活または
2価のユーロピウム付活の青色発光螢光体を使用
した気体放電発光素子のみであり、高効率の緑色
発光希ガス放電ランプについては、開示されてお
らず、緑色螢光体としてはZn2SiO4:Mnが開示
されているのみである。さらに、特公昭48−
37670号公報においては、水銀共鳴線の254nmま
たは365nmにより励起される緑色発光螢光体とし
てテルビウム付活イツトリウム・ランタン硅酸塩
が開示されているが、真空紫外域における励起特
性およびその発光についての記述はされておら
ず、さらに特公昭48−37670号公報の構成におけ
る水銀共鳴線を利用したランプでは、OA用光源
として使用した場合、輝度の温度依存性が大き
く、また瞬時点灯性の点で課題があり、OA用光
源としては実用化されていないのが現状である。 この発明は、このような課題を解決するために
なされたものであり、希ガスが発する紫外線によ
り特定の緑色螢光体を発光させ、希ガス放電の特
長すなわち点灯中の光束劣化が少なく、温度依存
性が少なく、瞬時点灯可能などの特性を損なうこ
となく、発光効率を向上させ、OA用光源として
好適な緑色発光希ガス放電ランプを得ることを目
的とするものである。 〔課題を解決するための手段〕 この発明は、キセノン、ネオン、ヘリウム、ア
ルゴンおよびクリプトンの少なくとも1種からな
る希ガスより放出される200nm以下の真空紫外線
を可視光に変換する手段として、テルビウム付活
イツトリウム・シリケート螢光体層、または、こ
のテルビウム付活イツトリウム・シリケート螢光
体層にホウ素、アルミニウム、リン、スカンジウ
ムおよびランタニド族元素から選ばれた少なくと
も1種を含有させたものを放電容器となるガラス
管内面に設けたものである。 〔作用〕 この発明においては、キセノン、ネオンおよび
ヘリウムの少なくとも1種からなる希ガスより放
出された200nm以下の真空紫外線によりテルビウ
ム付活イツトリウム・シリケート螢光体が励起さ
れ、543nmに主ピークを有する緑色発光を示すラ
ンプが得られ、かつ従来のZn2SiO4:Mnを使用
した場合に比較し、40〜50%輝度の向上が図れ
る。 さらに、上記テルビウム付活イツトリウム・シ
リケート螢光体に、ホウ素、アルミニウム、リ
ン、スカンジウムおよびランタニド族元素から選
ばれた少なくとも1種を含有させることにより、
200nm以下の真空紫外線励起に対しての放射効率
を一層向上させ得る。 〔実施例 1〕 管外径15mmφ、長さ285mmのガラス管内に化学
組成が(Y093Tb007)2SiO5のテルビウム付活イツ
トリウム・シリケート蛍光体を塗布し、両端に電
極を封着し、ネオンおよびキセノンよりなる混合
ガスを0.5〜10Torr封入したランプをつくり、そ
の特性を調べた、表1は、ネオン、キセノンの混
合比および封入ガス圧を変化させたときのランプ
特性を示す。実験においては、ネオン90%、キセ
ノン10%よりなる混合ガスを3Torr封入したラン
プは、正面輝度で6150cd/m2を示し、従来の
ZnSiO4:Mn蛍光体を使用した場合に比較して
1.5倍の輝度を示し、寿命は9300時間であつた。
【表】
管外径15mmφ、長さ285mmのガラス管内にテル
ビウム濃度を変化させたテルビウム付活イツトリ
ウム・シリケート蛍光体を塗布し、輝度測定を行
つた。ガス組成はネオン90%、キセノン10%で、
ガス圧3.0±0.2Torrに固定してランプは試作し
た。その結果を表2に表す。aY2O3・bSiO2:
cTbによつて示される蛍光体において、最適値は
0.1≦c/b≦0.2であり、ランプにおける正面輝
度はc/b=0.1で6530cd/m2であつた。
ビウム濃度を変化させたテルビウム付活イツトリ
ウム・シリケート蛍光体を塗布し、輝度測定を行
つた。ガス組成はネオン90%、キセノン10%で、
ガス圧3.0±0.2Torrに固定してランプは試作し
た。その結果を表2に表す。aY2O3・bSiO2:
cTbによつて示される蛍光体において、最適値は
0.1≦c/b≦0.2であり、ランプにおける正面輝
度はc/b=0.1で6530cd/m2であつた。
管外径8mmφ、長さ285mmのガラス管内に、化
学組成が(Y0.73Sc0.20Tb0.07)2SiO5のテルビウム
付活イツトリウム・スカシジウム・シリケート蛍
光体を塗布し、両端に電極を封着し、ネオンおよ
びキセノンよりなる混合ガスを0.5〜10Torr封入
したランプをつくり、その特性を調べた。表3
は、ネオン、キセノンの混合比および封入ガス圧
を変化させたときのランプ特性を示す。実験にお
いては、ネオン95%、キセノン5%よりなる混合
ガスを1.0Torr封入したランプは、正面輝度で
9030cd/m2を示し、従来のZnSiO4:Mn蛍光体を
使用した場合に比較して、1.6倍の輝度を示し、
寿命は9300時間であつた。第4図には、ガス圧に
対する正面輝度の変化をテルビウム付活イツトリ
ウム・スカジウム・シリケート蛍光体(Y0.73
Sc0.20Tb0.07)2SiO5を使用した場合と、マンガン
付活硅酸亜鉛蛍光体を使用した場合とを示し、第
5図には、ガス圧に対する寿命関係を示す。ま
た、輝度・温度特性は、第3図に示したものと同
様に−20℃〜150℃まできわめて良好であつた。
学組成が(Y0.73Sc0.20Tb0.07)2SiO5のテルビウム
付活イツトリウム・スカシジウム・シリケート蛍
光体を塗布し、両端に電極を封着し、ネオンおよ
びキセノンよりなる混合ガスを0.5〜10Torr封入
したランプをつくり、その特性を調べた。表3
は、ネオン、キセノンの混合比および封入ガス圧
を変化させたときのランプ特性を示す。実験にお
いては、ネオン95%、キセノン5%よりなる混合
ガスを1.0Torr封入したランプは、正面輝度で
9030cd/m2を示し、従来のZnSiO4:Mn蛍光体を
使用した場合に比較して、1.6倍の輝度を示し、
寿命は9300時間であつた。第4図には、ガス圧に
対する正面輝度の変化をテルビウム付活イツトリ
ウム・スカジウム・シリケート蛍光体(Y0.73
Sc0.20Tb0.07)2SiO5を使用した場合と、マンガン
付活硅酸亜鉛蛍光体を使用した場合とを示し、第
5図には、ガス圧に対する寿命関係を示す。ま
た、輝度・温度特性は、第3図に示したものと同
様に−20℃〜150℃まできわめて良好であつた。
【表】
管外径15mmφ、長さ285mmのガス管内に、テル
ビウム濃度を変化させたテルビウム付活イツトリ
ウム・スカンジウム・シリケート蛍光体を塗布
し、輝度測定を行つた、ガス組成はネオン50%、
クリプトン40%、キセノン10%で、ガス圧3.0±
0.27Torrに固定してランプを試作した。その結
果を表4に示す。
ビウム濃度を変化させたテルビウム付活イツトリ
ウム・スカンジウム・シリケート蛍光体を塗布
し、輝度測定を行つた、ガス組成はネオン50%、
クリプトン40%、キセノン10%で、ガス圧3.0±
0.27Torrに固定してランプを試作した。その結
果を表4に示す。
管外径10mmφ、長さ285mmのガラス管内に、ス
カンジウム濃度を変化させたテルビウム付活イツ
トリウム・スカンジウム・シリケート蛍光体を塗
布し、試作したランプの輝度測定を行つた。ガス
組成はキセノン20%、アルゴン30%、ヘリウム50
%で、ガス圧1.5±0.2Torrに固定した。その結果
を表5に示す。aY2O3:bSc2O3・cSiO2:dTbテ
ルビウム付活イツトリウム・スカンジウム・シリ
ケート蛍光体において、最適値は0.01≦b/a≦
0.5であり、ランプにおける正面輝度は、b/a
=0.274で6856cd/m2であつた。
カンジウム濃度を変化させたテルビウム付活イツ
トリウム・スカンジウム・シリケート蛍光体を塗
布し、試作したランプの輝度測定を行つた。ガス
組成はキセノン20%、アルゴン30%、ヘリウム50
%で、ガス圧1.5±0.2Torrに固定した。その結果
を表5に示す。aY2O3:bSc2O3・cSiO2:dTbテ
ルビウム付活イツトリウム・スカンジウム・シリ
ケート蛍光体において、最適値は0.01≦b/a≦
0.5であり、ランプにおける正面輝度は、b/a
=0.274で6856cd/m2であつた。
管外径8mmφ、長さ285mmのガラス管内に化学
組成が(Y0.83Gd0.10Tb0.07)2SiO5のテルビウム付
活イツトリウム・ガドリウム・シリケート蛍光体
を塗布し、両端に電極を封着し、ネオンおよびキ
セノンよりなる混合ガスを0,5〜10Torr封入
したランプをつくり、その特性を調べた。表6
は、ネオン、キセノンの混合比および封入ガス圧
を変化させたときのランプ特性を示す。実際にお
いては、ネオン95%、キセノン5%よりなる混合
ガスを2.5Torr封入したランプは、正面輝度で
7960cd/m2を示し、従来のZnSiO4:Mn蛍光体を
使用した場合に比較して、1.7倍の輝度を示し、
寿命は9500時間であつた。第6図には、ガス圧に
対する正面輝度の変化を、テルビウム付活イツト
リウム・ガドリニウム・シリケート蛍光体
(Y0.83Gd0.10Tb0.07)2SiO5を使用した場合と、マン
ガン付活硅酸亜鉛蛍光体を使用した場合とを示
し、第7図には、ガス圧に対する寿命関係を示
す。また、輝度、温度特性は第3図に示すものと
同様に−20℃〜150℃まで、きわめて良好であつ
た。
組成が(Y0.83Gd0.10Tb0.07)2SiO5のテルビウム付
活イツトリウム・ガドリウム・シリケート蛍光体
を塗布し、両端に電極を封着し、ネオンおよびキ
セノンよりなる混合ガスを0,5〜10Torr封入
したランプをつくり、その特性を調べた。表6
は、ネオン、キセノンの混合比および封入ガス圧
を変化させたときのランプ特性を示す。実際にお
いては、ネオン95%、キセノン5%よりなる混合
ガスを2.5Torr封入したランプは、正面輝度で
7960cd/m2を示し、従来のZnSiO4:Mn蛍光体を
使用した場合に比較して、1.7倍の輝度を示し、
寿命は9500時間であつた。第6図には、ガス圧に
対する正面輝度の変化を、テルビウム付活イツト
リウム・ガドリニウム・シリケート蛍光体
(Y0.83Gd0.10Tb0.07)2SiO5を使用した場合と、マン
ガン付活硅酸亜鉛蛍光体を使用した場合とを示
し、第7図には、ガス圧に対する寿命関係を示
す。また、輝度、温度特性は第3図に示すものと
同様に−20℃〜150℃まで、きわめて良好であつ
た。
【表】
管外径8mmφ、長さ250mmのガラス管内にテル
ビウム濃度を変化させたテルビウム付活イツトリ
ウム・ガドリニウム・シリケート蛍光体を塗布
し、輝度測定を行つたガス組成はキセノン15%、
アルゴン60%、クリプトン25%がガス圧1.0±
0.1Torrに固定して、ランプを試作した。その結
果を表7に示す。
ビウム濃度を変化させたテルビウム付活イツトリ
ウム・ガドリニウム・シリケート蛍光体を塗布
し、輝度測定を行つたガス組成はキセノン15%、
アルゴン60%、クリプトン25%がガス圧1.0±
0.1Torrに固定して、ランプを試作した。その結
果を表7に示す。
管外径10mmφ、長さ255mmのガラス管内にガド
リニウム濃度を変化させたテルビウム付活イツト
リウム・ガドリニウム・シリケート蛍光体を塗布
し、試作したランプの輝度測定を行つた。ガス組
成はネオン95%、キセノン5%でガス圧0.5±
0.05Torrに固定してランプを試作した。その結
果を表8に示す。表中の記号は、aY2O3・bGd2
O3・cSC2O3:dTbで示されるテルビウム付活ガ
ドリニウム・イツトリウム・シリケート蛍光体に
おいて、ガドリニウムの最適値は、0.01≦b/a
≦0.70であり、ランプにおける正面輝度は、b/
a=0.120で12350cd/m2であつた。
リニウム濃度を変化させたテルビウム付活イツト
リウム・ガドリニウム・シリケート蛍光体を塗布
し、試作したランプの輝度測定を行つた。ガス組
成はネオン95%、キセノン5%でガス圧0.5±
0.05Torrに固定してランプを試作した。その結
果を表8に示す。表中の記号は、aY2O3・bGd2
O3・cSC2O3:dTbで示されるテルビウム付活ガ
ドリニウム・イツトリウム・シリケート蛍光体に
おいて、ガドリニウムの最適値は、0.01≦b/a
≦0.70であり、ランプにおける正面輝度は、b/
a=0.120で12350cd/m2であつた。
【表】
管径8mmφ、長さ150mmのガラス管内に、ホウ
素、リン、アルミニウムを別々に含有させたテル
ビウム付活イツトリウム・シリケート蛍光体を塗
布し、封入ガス組成は、キセノン10%、ネオン40
%、アルゴン50%で、0.07±0.02Torrのガス圧で
ランプを試作した。この試作ランプの輝度の測定
結果を表9に示す。このように、シリカの一部を
ホウ素、リン、アルミニウムで置換しても、輝度
向上に対し、同様な効果が得られた。
素、リン、アルミニウムを別々に含有させたテル
ビウム付活イツトリウム・シリケート蛍光体を塗
布し、封入ガス組成は、キセノン10%、ネオン40
%、アルゴン50%で、0.07±0.02Torrのガス圧で
ランプを試作した。この試作ランプの輝度の測定
結果を表9に示す。このように、シリカの一部を
ホウ素、リン、アルミニウムで置換しても、輝度
向上に対し、同様な効果が得られた。
以上のようにこの発明によれば、キセノン、ネ
オン、ヘリウム、アルゴンおよびクリプトンの少
なくとも1種からなる希ガスより放出される
200nm以下の真空紫外線を可視光に変換する手段
として、テルビウム付活イツトリウム・シリケー
ト蛍光体層をガラス管内面に設けたので、希ガス
放電ランプが有する点灯中の光束劣化および温度
依存性が少なく瞬時点灯である特長を維持しつ
つ、従来のZn2SiO4:Mnを使用したものに比較
し、輝度を40〜50%も向上させ得る。また、その
テルビウム付活イツトリウム・シリケート蛍光体
層にホウ素、アルミニウム、リン、スカンジウム
およびランタニド族元素から選ばれた少なくとも
1種を含有させたので、200nm以下の真空紫外線
励起に対しての放射効率を一層向上させる効果を
奏する。
オン、ヘリウム、アルゴンおよびクリプトンの少
なくとも1種からなる希ガスより放出される
200nm以下の真空紫外線を可視光に変換する手段
として、テルビウム付活イツトリウム・シリケー
ト蛍光体層をガラス管内面に設けたので、希ガス
放電ランプが有する点灯中の光束劣化および温度
依存性が少なく瞬時点灯である特長を維持しつ
つ、従来のZn2SiO4:Mnを使用したものに比較
し、輝度を40〜50%も向上させ得る。また、その
テルビウム付活イツトリウム・シリケート蛍光体
層にホウ素、アルミニウム、リン、スカンジウム
およびランタニド族元素から選ばれた少なくとも
1種を含有させたので、200nm以下の真空紫外線
励起に対しての放射効率を一層向上させる効果を
奏する。
第1図はY2SiO5:TbとZnSiO4:Mnとを使用
した場合におけるガス圧と正面輝度との関係を示
す図、第2図はガス組成をNe:Xe=90:10に固
定した場合のガス圧と寿命との関係を示す図、第
3図はこの発明における温度−輝度特性の関係を
示す図、第4図は(Y0.73Sc0.20Tb0.07)2SiO5と
ZnSiO4:Mnとを使用した場合におけるガス圧と
正面輝度との関係を示す図、第5図はガス組成を
Ne:Xe=90:10に固定した場合のガス圧と寿命
との関係を示す図、第6図は(Y0.83Gd0.10Tb0.07)
2SiO5とZnSiO5:Mnとを使用した場合における
ガス圧と正面輝度との関係を示す図、第7図はガ
ス組成Ne:Xe=95:5に固定した場合のガス圧
と寿命との関係を示す図、第8図は(Y0.73Sc0.20
Tb0.07)2SiO5とZnSiO4:Mnとを使用した場合に
おける点灯中の光束維持率の関係を示す図であ
る。
した場合におけるガス圧と正面輝度との関係を示
す図、第2図はガス組成をNe:Xe=90:10に固
定した場合のガス圧と寿命との関係を示す図、第
3図はこの発明における温度−輝度特性の関係を
示す図、第4図は(Y0.73Sc0.20Tb0.07)2SiO5と
ZnSiO4:Mnとを使用した場合におけるガス圧と
正面輝度との関係を示す図、第5図はガス組成を
Ne:Xe=90:10に固定した場合のガス圧と寿命
との関係を示す図、第6図は(Y0.83Gd0.10Tb0.07)
2SiO5とZnSiO5:Mnとを使用した場合における
ガス圧と正面輝度との関係を示す図、第7図はガ
ス組成Ne:Xe=95:5に固定した場合のガス圧
と寿命との関係を示す図、第8図は(Y0.73Sc0.20
Tb0.07)2SiO5とZnSiO4:Mnとを使用した場合に
おける点灯中の光束維持率の関係を示す図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ガラス管内部に200mm以下の真空紫外線を発
する希ガスを封入し、かつ上記ガラス管の内面に
上記真空紫外線により緑色発光する蛍光体層を形
成した緑色発光希ガス放電ランプにおいて、上記
希ガスをキセノン、ネオン、ヘリウム、アルゴ
ン、クリプトンのうち少なくとも1種とするとと
もに、上記緑色発光蛍光体がテルビウム付活イツ
トリウム・シリケートであることを特徴とする緑
色発光希ガス放電ランプ。 2 緑色発光蛍光体が、ホウ素、アルミニウム、
リン、スカンジウムおよびランタニド族元素から
選ばれた少なくとも1種を含有するテルビウム付
活イツトリウム・シリケート蛍光体である請求項
1記載の緑色発光希ガス放電ランプ。 3 緑色発光蛍光体が、テルビウム付活イツトリ
ウム・スカンジウム・シリケートである請求項2
記載の緑色発光希ガス放電ランプ。 4 緑色発光蛍光体が、テルビウム付活イツトリ
ウム・ガドリニウム・シリケートである請求項2
記載の緑色発光希ガス放電ランプ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63029351A JPH01200549A (ja) | 1987-08-10 | 1988-02-10 | 緑色発光希ガス放電ランプ |
| PCT/JP1988/000788 WO1989001700A1 (fr) | 1987-08-10 | 1988-08-09 | Lampe a luminescence a gaz rares emettant de la lumiere verte |
| DE3855685T DE3855685T2 (de) | 1987-08-10 | 1988-08-09 | Grünlichtausstrahlende entladungsbirne mit seltenem gas |
| KR1019890700149A KR920007132B1 (ko) | 1987-08-10 | 1988-08-09 | 녹색발광 희가스방전램프 |
| EP88906913A EP0331738B1 (en) | 1987-08-10 | 1988-08-09 | Green light emitting rare gas discharge lamp |
| US07/696,271 US5159237A (en) | 1987-08-10 | 1991-05-01 | Green-light-emitting rare gas discharge lamp |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62-199360 | 1987-08-10 | ||
| JP19936087 | 1987-08-10 | ||
| JP63029351A JPH01200549A (ja) | 1987-08-10 | 1988-02-10 | 緑色発光希ガス放電ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01200549A JPH01200549A (ja) | 1989-08-11 |
| JPH0569258B2 true JPH0569258B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=16406466
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63029351A Granted JPH01200549A (ja) | 1987-08-10 | 1988-02-10 | 緑色発光希ガス放電ランプ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01200549A (ja) |
| KR (1) | KR920007132B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1989001700A1 (fr) * | 1987-08-10 | 1989-02-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Lampe a luminescence a gaz rares emettant de la lumiere verte |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP63029351A patent/JPH01200549A/ja active Granted
- 1988-08-09 KR KR1019890700149A patent/KR920007132B1/ko not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR890702235A (ko) | 1989-12-23 |
| JPH01200549A (ja) | 1989-08-11 |
| KR920007132B1 (ko) | 1992-08-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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