JPH056936A - 半導体部品とその製造方法 - Google Patents
半導体部品とその製造方法Info
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- JPH056936A JPH056936A JP3156786A JP15678691A JPH056936A JP H056936 A JPH056936 A JP H056936A JP 3156786 A JP3156786 A JP 3156786A JP 15678691 A JP15678691 A JP 15678691A JP H056936 A JPH056936 A JP H056936A
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- semiconductor
- circuit layer
- insulating substrate
- substrate
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、半導体部品とその製造方法に関
し、苛酷な温度条件下でも耐え得る半導体部品、特に、
赤外ダイオードアレイと組み合わせて赤外線撮像装置と
したときにその効果を発揮する半導体部品とその製造方
法を提供することを目的とするものである。 【構成】 絶縁基板2上に薄層化された半導体回路層1
1を形成した半導体部品において、絶縁基板2と半導体
回路層11とが親水性膜13w、23wを介して貼り合
わした構成とする。上記の半導体回路層11が赤外線ダ
イオードアレイ300より得られる信号を処理する信号
処理回路111である場合は、該赤外線ダイオードアレ
イ300と膨張率が同じ程度である上記絶縁基板2が選
択される。これによって、赤外線ダイオードアレイ30
0が過酷な熱サイクル下で使用されても信号処理回路1
11との接続が外れることはない。
し、苛酷な温度条件下でも耐え得る半導体部品、特に、
赤外ダイオードアレイと組み合わせて赤外線撮像装置と
したときにその効果を発揮する半導体部品とその製造方
法を提供することを目的とするものである。 【構成】 絶縁基板2上に薄層化された半導体回路層1
1を形成した半導体部品において、絶縁基板2と半導体
回路層11とが親水性膜13w、23wを介して貼り合
わした構成とする。上記の半導体回路層11が赤外線ダ
イオードアレイ300より得られる信号を処理する信号
処理回路111である場合は、該赤外線ダイオードアレ
イ300と膨張率が同じ程度である上記絶縁基板2が選
択される。これによって、赤外線ダイオードアレイ30
0が過酷な熱サイクル下で使用されても信号処理回路1
11との接続が外れることはない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体部品とその製造
方法に関し、特に赤外線撮像装置に用いる半導体装置と
その製造方法に関するものである。
方法に関し、特に赤外線撮像装置に用いる半導体装置と
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】赤外線撮像装置は赤外線ダイオードアレイ
と、該ダイオードアレイより得られる画像信号を処理す
る信号処理回路よりなっている。近年、部品の小型化、
回路の高密化が要請されるに至って、上記2つの要素を
フリップチップボンディングによって接合したハイブリ
ッド構造の赤外線撮像装置が用いられるようになってい
る。
と、該ダイオードアレイより得られる画像信号を処理す
る信号処理回路よりなっている。近年、部品の小型化、
回路の高密化が要請されるに至って、上記2つの要素を
フリップチップボンディングによって接合したハイブリ
ッド構造の赤外線撮像装置が用いられるようになってい
る。
【0003】すなわち、図4に示すように信号処理回路
111と赤外線ダイオードアレイ300の電極にインジ
ウム等のバンプ11b、31bを形成し、両バンプ11
b、31bを圧着するものである。
111と赤外線ダイオードアレイ300の電極にインジ
ウム等のバンプ11b、31bを形成し、両バンプ11
b、31bを圧着するものである。
【0004】一方、半導体回路の高速化(低誘電率
化)、高強度化等を目的として薄層化された半導体回路
層を絶縁基板上に貼り付けた構成(SOI:Silicon on
Insula-tor)が開発されている。
化)、高強度化等を目的として薄層化された半導体回路
層を絶縁基板上に貼り付けた構成(SOI:Silicon on
Insula-tor)が開発されている。
【0005】すなわち、図5(a)に示すように、片面
の所定深さ迄に回路層110が形成されたシリコンのウ
ェハー120を上記回路層110側に支持基板210を
接着剤Aで貼り付けて支持させておいて(図5
(b))、上記シリコンウェハー120の回路層110
に対向する側を該回路層110を残してエッチングある
いは選択ポリッシングによって除去し(図5(c))、
更に、その後、回路層110の上記支持基板210の反
対側に接着剤Bで絶縁基板200を貼り付ける(図5
(d))。もちろん、半導体回路層210の上側に貼り
付けた支持基板210、接着剤Aはその後取り除かれる
(図5(e)、(f))。
の所定深さ迄に回路層110が形成されたシリコンのウ
ェハー120を上記回路層110側に支持基板210を
接着剤Aで貼り付けて支持させておいて(図5
(b))、上記シリコンウェハー120の回路層110
に対向する側を該回路層110を残してエッチングある
いは選択ポリッシングによって除去し(図5(c))、
更に、その後、回路層110の上記支持基板210の反
対側に接着剤Bで絶縁基板200を貼り付ける(図5
(d))。もちろん、半導体回路層210の上側に貼り
付けた支持基板210、接着剤Aはその後取り除かれる
(図5(e)、(f))。
【0006】尚、上記選択ポリッシングとは応用物理誌
第56巻第11号70〜74ページに記載するように、
シリコンと二酸化シリコンのポリッシング性が著しく異
なることを利用した化学的作用と研磨作用を併用したエ
ッチング方法である。
第56巻第11号70〜74ページに記載するように、
シリコンと二酸化シリコンのポリッシング性が著しく異
なることを利用した化学的作用と研磨作用を併用したエ
ッチング方法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】赤外線ダイオードアレ
イ300は液体窒素温度で使用可能となるところから、
使用時には液体窒素温度(77K)下に、不使用時は常
温(300K)下におかれるという苛酷な温度環境にさ
らされる。このような温度環境下で、上記ハイブリッド
構造とすると、赤外線ダイオードアレイ300を形成し
た基板と信号処理回路111を形成した基板との熱膨張
率が異なるため、上記フリップチップボンディングがな
されるバンプ11b、31bに応力が集中して、該ボン
ディングが外れ、両基板間の電気的接続が保たれない等
の不都合が生じる。
イ300は液体窒素温度で使用可能となるところから、
使用時には液体窒素温度(77K)下に、不使用時は常
温(300K)下におかれるという苛酷な温度環境にさ
らされる。このような温度環境下で、上記ハイブリッド
構造とすると、赤外線ダイオードアレイ300を形成し
た基板と信号処理回路111を形成した基板との熱膨張
率が異なるため、上記フリップチップボンディングがな
されるバンプ11b、31bに応力が集中して、該ボン
ディングが外れ、両基板間の電気的接続が保たれない等
の不都合が生じる。
【0008】そこで、信号処理回路111(図5の回路
層110)を赤外線ダイオードアレイ300と同じ程度
の熱膨張率を有する絶縁基板200に貼り付けてSOI
構造とした上で、赤外線ダイオードアレイ300とフリ
ップチップボンディングによってハイブリッド化するこ
とによって、上記不都合を除去することが考えられる。
層110)を赤外線ダイオードアレイ300と同じ程度
の熱膨張率を有する絶縁基板200に貼り付けてSOI
構造とした上で、赤外線ダイオードアレイ300とフリ
ップチップボンディングによってハイブリッド化するこ
とによって、上記不都合を除去することが考えられる。
【0009】しかしながら、上記SOI形成方法では、
接着剤を使用しているところから、該接着剤が赤外線撮
像装置が置かれる苛酷な温度条件下で劣化し、耐久性が
確保できない難点があった。
接着剤を使用しているところから、該接着剤が赤外線撮
像装置が置かれる苛酷な温度条件下で劣化し、耐久性が
確保できない難点があった。
【0010】この発明は上記従来の事情に鑑みて提案さ
れたものであって、苛酷な温度条件下でも耐え得る半導
体部品、特に、赤外線ダイオードアレイと組み合わせて
赤外線撮像装置としたときにその効果を発揮する半導体
部品とその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
れたものであって、苛酷な温度条件下でも耐え得る半導
体部品、特に、赤外線ダイオードアレイと組み合わせて
赤外線撮像装置としたときにその効果を発揮する半導体
部品とその製造方法を提供することを目的とするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために以下の手段を採用している。すなわち、図
1に示すように絶縁基板2上に薄層化された半導体回路
層11を形成した半導体部品において、絶縁基板2と半
導体回路層11とが親水性膜13w、23wを介して貼
り合わされたものである。
成するために以下の手段を採用している。すなわち、図
1に示すように絶縁基板2上に薄層化された半導体回路
層11を形成した半導体部品において、絶縁基板2と半
導体回路層11とが親水性膜13w、23wを介して貼
り合わされたものである。
【0012】上記半導体回路層11が赤外線ダイオード
アレイ300とハイブリッド化される場合には上記絶縁
基板2の膨張率を赤外線ダイオードアレイ300の膨張
率と同じ程度にする。
アレイ300とハイブリッド化される場合には上記絶縁
基板2の膨張率を赤外線ダイオードアレイ300の膨張
率と同じ程度にする。
【0013】上記構成の半導体部品は、以下の手順で製
造される。即ち、図2に示すように、片面に親水性膜2
3wを形成した絶縁基板2と、同じく片面に親水性膜1
3wを形成した半導体基板1を、上記親水性膜13w、
23w相互が面接するように貼り合わせておいて、その
後半導体基板1を薄層化して回路素子を形成した半導体
回路層11とする。
造される。即ち、図2に示すように、片面に親水性膜2
3wを形成した絶縁基板2と、同じく片面に親水性膜1
3wを形成した半導体基板1を、上記親水性膜13w、
23w相互が面接するように貼り合わせておいて、その
後半導体基板1を薄層化して回路素子を形成した半導体
回路層11とする。
【0014】上記製造手順において半導体基板1がエピ
タキシャル層を備えている場合には該エピタキシャル層
側に親水性膜13wを形成し、選択エッチングを用いて
該エピタキシャル層のみを絶縁基板2上に残すことがで
きる。また、上記半導体基板1がバルク基板である場合
には、半導体基板1に予め半導体回路層11となる深さ
にチャネルストップ15を形成しておいて、該チャネル
ストップ15側に親水性膜13wを形成し、選択ポリッ
シング法で絶縁基板2上にチャネルストップ15のみを
残すようにする。
タキシャル層を備えている場合には該エピタキシャル層
側に親水性膜13wを形成し、選択エッチングを用いて
該エピタキシャル層のみを絶縁基板2上に残すことがで
きる。また、上記半導体基板1がバルク基板である場合
には、半導体基板1に予め半導体回路層11となる深さ
にチャネルストップ15を形成しておいて、該チャネル
ストップ15側に親水性膜13wを形成し、選択ポリッ
シング法で絶縁基板2上にチャネルストップ15のみを
残すようにする。
【0015】
【作用】絶縁基板2と半導体基板1を親水性処理する
と、それによって得られた親水性膜13w、23w相互
が接着性を発現することとなる。そこで、親水性膜13
w、23wを介して半導体基板1を絶縁基板2に接着さ
せると、接着剤なしに強力な接合が得られる。また、赤
外線ダイオードアレイ300と膨張率が同じ程度の絶縁
基板2を使用するとともに、半導体回路層11に上記赤
外線ダイオードアレイ300より得られる信号を処理す
る信号処理回路111を形成して、上記赤外線ダイオー
ドアレイ300とハイブリッド構造にすることによっ
て、常温から液体窒素温度の熱サイクルで使用されても
バンプ部(接続部)に伸縮による応力が働くことがな
い。
と、それによって得られた親水性膜13w、23w相互
が接着性を発現することとなる。そこで、親水性膜13
w、23wを介して半導体基板1を絶縁基板2に接着さ
せると、接着剤なしに強力な接合が得られる。また、赤
外線ダイオードアレイ300と膨張率が同じ程度の絶縁
基板2を使用するとともに、半導体回路層11に上記赤
外線ダイオードアレイ300より得られる信号を処理す
る信号処理回路111を形成して、上記赤外線ダイオー
ドアレイ300とハイブリッド構造にすることによっ
て、常温から液体窒素温度の熱サイクルで使用されても
バンプ部(接続部)に伸縮による応力が働くことがな
い。
【0016】
【実施例】図2は本発明の手順を示すフロー図である。
後の工程(同図(g)参照)で半導体回路層11(例え
ば図4に示した信号処理回路111)に成形される厚さ
5μm以上のSi半導体基板1と、該半導体基板1が接
着される厚さ1〜3μmのAl2 O3 、AlN、SOS
(シリコン・オン・サファイア)等の絶縁基板2が用意
される。上記半導体基板1及び絶縁基板2の片面にSi
O2 、PSG(Pho-sph Silicate Glass)、BPSG
(Boron Phosph SilicateGlass )等の酸化膜13、2
3がCVD、スパッタリング等の方法で形成される(図
2(a))。その後、該半導体基板1及び絶縁基板2を
H2 O2 とH2 SO4 が1対1の溶液に浸漬し、80〜
100℃で10〜20分程度ボイルして、上記酸化膜1
3、23上に親水性膜13w、23wが形成される(図
2(b))。
後の工程(同図(g)参照)で半導体回路層11(例え
ば図4に示した信号処理回路111)に成形される厚さ
5μm以上のSi半導体基板1と、該半導体基板1が接
着される厚さ1〜3μmのAl2 O3 、AlN、SOS
(シリコン・オン・サファイア)等の絶縁基板2が用意
される。上記半導体基板1及び絶縁基板2の片面にSi
O2 、PSG(Pho-sph Silicate Glass)、BPSG
(Boron Phosph SilicateGlass )等の酸化膜13、2
3がCVD、スパッタリング等の方法で形成される(図
2(a))。その後、該半導体基板1及び絶縁基板2を
H2 O2 とH2 SO4 が1対1の溶液に浸漬し、80〜
100℃で10〜20分程度ボイルして、上記酸化膜1
3、23上に親水性膜13w、23wが形成される(図
2(b))。
【0017】このような親水性処理が施された半導体基
板1と絶縁基板2との上記親水性膜13w、23wが接
するように接合される(図2(c))。ここで、親水性
処理は半導体基板1と絶縁基板2に形成された酸化膜1
3、23の水酸基が水素結合する。従って、上記のよう
に2つの親水性膜13w、23wが接合されたとき、両
面の水酸基が相互に反応して吸着性を発現することにな
る。この吸着性は更に次工程(図2(d))の熱処理炉
4における酸素と窒素の混合雰囲気中で400℃、20
分程度の熱処理をすることによって強力となる。
板1と絶縁基板2との上記親水性膜13w、23wが接
するように接合される(図2(c))。ここで、親水性
処理は半導体基板1と絶縁基板2に形成された酸化膜1
3、23の水酸基が水素結合する。従って、上記のよう
に2つの親水性膜13w、23wが接合されたとき、両
面の水酸基が相互に反応して吸着性を発現することにな
る。この吸着性は更に次工程(図2(d))の熱処理炉
4における酸素と窒素の混合雰囲気中で400℃、20
分程度の熱処理をすることによって強力となる。
【0018】その後、図2(e)に示すように、半導体
基板1が回路を形成するに必要な厚さ、例えば2〜5μ
mに迄薄層化される。この薄層化の方法には以下の2つ
の方法がある。
基板1が回路を形成するに必要な厚さ、例えば2〜5μ
mに迄薄層化される。この薄層化の方法には以下の2つ
の方法がある。
【0019】すなわち、真性半導体上にエピタキシャル
層を成長させた半導体基板1では、上記酸化膜13をエ
ピタキシャル層側の面に形成しておき、薄層化に際して
は真性層とエピタキシャル層の不純物濃度の差を利用し
た選択エッチング(硝酸、フッ酸、酢酸の混合液を用い
る)を用いる。
層を成長させた半導体基板1では、上記酸化膜13をエ
ピタキシャル層側の面に形成しておき、薄層化に際して
は真性層とエピタキシャル層の不純物濃度の差を利用し
た選択エッチング(硝酸、フッ酸、酢酸の混合液を用い
る)を用いる。
【0020】一方、半導体基板1が真性のバルクである
場合には、図3に示すように上記酸化膜13を形成する
前段階で半導体回路層11となる部分に幅1μm程度、
深さ2〜5μm、ピッチ20〜40μmのチャネルスト
ップ溝14を形成し、該チャネルストップ溝14にSi
O2 をCVD法で被着してチャネルストップ15を形成
しておく。その後、上記酸化膜形成工程で該チャネルス
トップ15を形成した側に酸化膜13を形成しておき、
薄層化工程では選択ポリッシング法を用いる。すなわ
ち、エチレンジアミンピロカテコールを含浸した繊維
で、上記半導体基板(シリコン)1のバルクをポリッシ
ングしていくと、シリコンは少しずつ研磨され、SiO
2 よりなる半導体回路層11となる部分の高さに形成さ
れた上記チャネルストップ15までポリッシングされる
と、研磨が止まることを利用したものである。
場合には、図3に示すように上記酸化膜13を形成する
前段階で半導体回路層11となる部分に幅1μm程度、
深さ2〜5μm、ピッチ20〜40μmのチャネルスト
ップ溝14を形成し、該チャネルストップ溝14にSi
O2 をCVD法で被着してチャネルストップ15を形成
しておく。その後、上記酸化膜形成工程で該チャネルス
トップ15を形成した側に酸化膜13を形成しておき、
薄層化工程では選択ポリッシング法を用いる。すなわ
ち、エチレンジアミンピロカテコールを含浸した繊維
で、上記半導体基板(シリコン)1のバルクをポリッシ
ングしていくと、シリコンは少しずつ研磨され、SiO
2 よりなる半導体回路層11となる部分の高さに形成さ
れた上記チャネルストップ15までポリッシングされる
と、研磨が止まることを利用したものである。
【0021】このようにして薄層化が完了すると、例え
ば、赤外線ダイオードアレイからの信号を処理するMO
Sトランジスタ等の回路素子の形成が行われて、半導体
回路層11となる(図2(f))。この素子形成は絶縁
基板2からの温度による不純物の浸み込みを阻止する目
的で400℃〜500℃の低温で処理されるのが望まし
い。
ば、赤外線ダイオードアレイからの信号を処理するMO
Sトランジスタ等の回路素子の形成が行われて、半導体
回路層11となる(図2(f))。この素子形成は絶縁
基板2からの温度による不純物の浸み込みを阻止する目
的で400℃〜500℃の低温で処理されるのが望まし
い。
【0022】この工程でMOSトランジスタを形成する
場合、イオン注入によるソースドレインの形成、あるい
はゲートとしての多結晶シリコンの形成、更に酸化膜の
形成、ソースドレイン、ゲートの取り出し電極の形成等
があるが、既に公知であるのでここでは説明を省略す
る。尚、上記ソースドレインのイオン注入後、高温(1
100℃)でのアニール処理が必要であるが絶縁基板2
から半導体回路層11への不純物の浸み込みを避けるた
めに、その時間も数十秒にとどめられる。
場合、イオン注入によるソースドレインの形成、あるい
はゲートとしての多結晶シリコンの形成、更に酸化膜の
形成、ソースドレイン、ゲートの取り出し電極の形成等
があるが、既に公知であるのでここでは説明を省略す
る。尚、上記ソースドレインのイオン注入後、高温(1
100℃)でのアニール処理が必要であるが絶縁基板2
から半導体回路層11への不純物の浸み込みを避けるた
めに、その時間も数十秒にとどめられる。
【0023】更に、ソースと赤外線ダイオードアレイ3
00との接続のためにバンプ11bが形成され、最後に
赤外線ダイオードアレイ300に形成されたバンプ31
bと、上記半導体回路層11に形成された信号処理回路
111のバンプ11bとがフリップチップボンディング
によって接合される。
00との接続のためにバンプ11bが形成され、最後に
赤外線ダイオードアレイ300に形成されたバンプ31
bと、上記半導体回路層11に形成された信号処理回路
111のバンプ11bとがフリップチップボンディング
によって接合される。
【0024】上記構成において、絶縁基板2として膨張
率が赤外線ダイオードアレイ300と膨張率が同程度の
材質を選択すると、上記信号処理回路111と赤外線ダ
イオードアレイ300とをフリップチップボンディング
でハイブリッドに接合した赤外線撮像装置は、常温から
液体窒素温度の間の熱サイクル下で使用されても、上記
フリップチップボンディング部に応力が集中しないの
で、耐久性を増すことになる。また、絶縁基板2上と半
導体回路層11が接着剤を使用しないで接着されている
ので、上記熱サイクルに起因する接着剤の劣化によって
耐久性を低下させることもない。
率が赤外線ダイオードアレイ300と膨張率が同程度の
材質を選択すると、上記信号処理回路111と赤外線ダ
イオードアレイ300とをフリップチップボンディング
でハイブリッドに接合した赤外線撮像装置は、常温から
液体窒素温度の間の熱サイクル下で使用されても、上記
フリップチップボンディング部に応力が集中しないの
で、耐久性を増すことになる。また、絶縁基板2上と半
導体回路層11が接着剤を使用しないで接着されている
ので、上記熱サイクルに起因する接着剤の劣化によって
耐久性を低下させることもない。
【0025】尚、上記実施例では半導体回路層11に形
成される回路が赤外線ダイオードアレイ300より得ら
れる信号を処理する信号処理回路111を例にしたが、
この発明は基本的にはSOI構造全般に適用することが
できる。また、絶縁基板2と半導体回路層11の接着剤
を用いないで接合しているので、その後の回路形成の段
階で所定温度に加熱されても半導体回路層11への接着
剤による不純物の侵入がなく、回路特性を劣化させるこ
とはない。
成される回路が赤外線ダイオードアレイ300より得ら
れる信号を処理する信号処理回路111を例にしたが、
この発明は基本的にはSOI構造全般に適用することが
できる。また、絶縁基板2と半導体回路層11の接着剤
を用いないで接合しているので、その後の回路形成の段
階で所定温度に加熱されても半導体回路層11への接着
剤による不純物の侵入がなく、回路特性を劣化させるこ
とはない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明は、絶縁基
板と半導体回路層とが接着剤を用いないで親水性膜を介
して貼り合わされているので、接着剤を用いた場合に生
じる欠陥、例えば、熱サイクルによる劣化、あるいは素
子形成時の接着剤より不純物のしみ込みを防止すること
ができる。特にこの発明に係る半導体部品と赤外線ダイ
オードアレイとがハイブリッド構造で組み合わされて赤
外線撮像素子とされたとき、上記熱サイクルに耐える効
果が一層顕著となる。
板と半導体回路層とが接着剤を用いないで親水性膜を介
して貼り合わされているので、接着剤を用いた場合に生
じる欠陥、例えば、熱サイクルによる劣化、あるいは素
子形成時の接着剤より不純物のしみ込みを防止すること
ができる。特にこの発明に係る半導体部品と赤外線ダイ
オードアレイとがハイブリッド構造で組み合わされて赤
外線撮像素子とされたとき、上記熱サイクルに耐える効
果が一層顕著となる。
【図1】本発明の概念図である。
【図2】本発明の手順を示すフロー図である。
【図3】本発明の更に詳しい手順を示すフロー図であ
る。
る。
【図4】従来例概念図である。
【図5】従来例フロー図である。
1 半導体基板
2 絶縁基板
11 半導体回路層
13w 親水性膜
15 チャネルストップ
23w 親水性膜
111 信号処理回路
300 赤外線ダイオードアレイ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 大工 博
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
(72)発明者 山田 競
神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地
富士通株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 絶縁基板(2) 上に薄層化された半導体回
路層(11)を形成した半導体部品において、絶縁基板(2)
と半導体回路層(11)とが親水性膜(13w) 、(23w) を介し
て貼り合わされたことを特徴とする半導体部品。 - 【請求項2】 上記半導体回路層(11)が赤外線ダイオー
ドアレイ(300) より得られる信号を処理する信号処理回
路(111) であって、かつ、上記絶縁基板(2)が赤外線ダ
イオードアレイ(300) と膨張率が同じ程度である請求項
1に記載の半導体部品。 - 【請求項3】 絶縁基板(2) 上に薄層化された半導体回
路層(11)を形成する方法において、片面に親水性膜(23
w) を形成した絶縁基板(2) と、同じく片面に親水性膜
(13w) を形成した半導体基板(1) を、上記親水性膜(13
w) 、(23w) 相互が面接するように貼り合わせ、その
後、半導体基板(1) を薄層化して回路素子を形成した半
導体回路層(11)となしたことを特徴とする半導体部品の
製造方法。 - 【請求項4】 上記半導体基板(1) が半導体回路層(11)
となるエピタキシャル層を備え、該エピタキシャル層の
側の面に上記親水性膜(13w) が形成されるとともに、上
記薄層化に選択エッチングを用いた請求項3に記載の半
導体部品の製造方法。 - 【請求項5】 上記半導体基板(1) がバルク基板であっ
て、予め半導体回路層(11)となる深さにチャネルストッ
プ(15)が形成され、該チャネルストップ(15)が形成され
た側に上記親水性膜(13w) が形成されるとともに、上記
薄層化に選択ポリッシング法を用いる請求項3に記載の
半導体部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3156786A JPH056936A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体部品とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3156786A JPH056936A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体部品とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH056936A true JPH056936A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15635281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3156786A Withdrawn JPH056936A (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 半導体部品とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056936A (ja) |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP3156786A patent/JPH056936A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |