JPH056971Y2 - - Google Patents

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JPH056971Y2
JPH056971Y2 JP1985057070U JP5707085U JPH056971Y2 JP H056971 Y2 JPH056971 Y2 JP H056971Y2 JP 1985057070 U JP1985057070 U JP 1985057070U JP 5707085 U JP5707085 U JP 5707085U JP H056971 Y2 JPH056971 Y2 JP H056971Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歯科医療で歯牙の洗浄・拡大などを
行なう歯科治療用振動式加工装置に関するもので
ある。
(従来の技術とその課題) 従来、歯科治療用振動式加工装置として、例え
ば、 特開昭57−14341号公報 特公昭55−52751号公報 昭和12年実用新案出願公告第11082号公報に
開示されているものがある。
従来技術においては、フアイルとしてのやす
りドリル22が取付けられる器具保持装置10の
先端に1対の爪部50と、この両爪部にその内周
が嵌合している環状のロツク装置14とが設けて
あり、両爪部の間にやすりドリル22を挿入した
後、ロツク装置14を回転させることにより、2
本の爪部がやすりドリル22を挟持するようにな
つている。洗浄液は両爪部の間の溝58を通り、
やすりドリル22へと導かれるようになつてい
る。
また従来技術においては、フアイルとしての
器機軸12を保持する締付体10が2つの締付部
材14および16によつて構成されており、それ
ぞれに貫通孔26および28が設けてある。貫通
孔の軸線はそれぞれ器機軸12の主軸線に対して
同じ距離だけ横にずれている。器機軸12を取付
けるには、貫通孔26および28の軸線を一致さ
せて器機軸12を挿入した後、第2図示のよう
に、締付部材14をねじ回して貫通孔の軸線をず
らし、器機軸12を保持する。
しかしながら、上記の従来技術,では、部
品点数が多く、構成が複雑であり、製造が煩雑で
ある。またフアイルの着脱に手間がかかる。さら
にフアイルを取付けるためのロツク装置や締付部
材があるために死角が大きくなり、フアイルによ
つて治療する部分が見えにくく、作業が行ないづ
らいという欠点がある。
また従来技術においては、ホルダ1の先端に
透孔3を設け、この透孔3の後端側に傾斜面4が
形成されており、針9は透孔3に挿入されたと
き、その後端部が傾斜面2で曲げられて、針自身
の弾性復元力によつてホルダ1に取り付けられる
ものである。
しかしこの従来技術は、針に沿つて流体を供
給するための流路や、振動発生装置を一切有しな
い極めて単純な構成である。しかも、傾斜面4は
ホルダ1の側面を一定深さだけ削り落として形成
したものであるため、傾斜面が外部に露出するこ
とになり、針に流体を供給することは不可能であ
る。仮に、この露出部を他の部材で埋め合わせた
としても、ホルダ1自信に流体の通過孔が形成さ
れていないため、実際に歯科治療を行なうには、
洗浄液を別のチユーブ等を用いて供給することに
なる。このことは、患者の口腔内にホルダ1と洗
浄液供給用チユーブとを同時に入れることにな
り、治療に手間がかかるばかりか、患者に苦痛を
与えることになる。
本考案の第1の目的は、簡単な構成でフアイル
の着脱を容易にするとともに、水や洗浄液などの
流体を確実にフアイルの先端に到達させることに
ある。
本考案の第2の目的は、フアイルの取付部を小
さくして死角を小さくすることにある。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するための本考案は、振動発生
装置に流体の通過孔が設けてあり、この振動発生
装置の先端にフアイル取付部が設けてあり、この
フアイル取付部にはフアイル取付孔が通過孔に連
通して設けてあり、このフアイル取付孔にその基
端部が挿入取付けされ下端が上記フアイル取付部
より突出するフアイルとを具備しており、フアイ
ルは弾性材より形成されており、このフアイル取
付部には、僅かに「へ」の字状に屈曲された曲げ
部が設けてあり、フアイルはフアイル取付孔に挿
入されたとき、曲げ部の形成された位置でその外
側面が取付孔の内壁に弾接するとともに、上記曲
げ部の開口側および奥側の2ケ所の内側面が弾接
して支持され、フアイル取付孔の内壁とフアイル
の外周との間に流体が通過可能の連続した〓間が
形成されていることを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面を参照し説明す
る。
第1,2図に示すように、振動発生装置(図示
せず。)を内蔵した歯科治療用振動式加工装置1
の先端部には、フアイルホルダ2のねじ部3がね
じ込まれている。歯科治療用振動式加工装置1の
内部には、水や洗浄液などの流体が通過可能な流
体通過孔(図示せず。)が形成してある。フアイ
ルホルダ2の中心には、上記した流体通過孔と連
通する通過孔4が形成されている。フアイルホル
ダ2は振動発生装置の一部をなし、その先端は彎
曲されてフアイル取付部5となつており、通過孔
4に連通して僅かに大径のフアイル取付孔6が開
口して設けてある。通過孔4トフアイル取付孔6
との接続部分は段差となり、挿入されるフアイル
7の位置決め部となつている。フアイル取付孔6
にはフアイル7の基端部が挿入されるようになつ
ており、これによつてフアイル7はフアイルホル
ダ2に取付けられる。
フアイル7はバネ用ステンレス鋼などの弾性材
より形成され、歯牙の根管の奥まで挿入できるよ
うに先端が尖つており、本実施例では根管拡大が
容易なようにその先端が捩られている。
フアイル7の外径は、フアイル取付孔6の内径
より小さくなつており、フアイル7の基端部がフ
アイル取付孔6に挿入されたとき、両者間に水や
洗浄液などの流体が通過可能の連続し〓間6aが
形成されるように設定されている。本実施例で
は、取付孔6の内径が0.9mm、フアイル7の外径
が0.8mmで、両者間の〓間6aは0.1mmとなるよう
設定されている。フアイル7の基端部が挿入され
るフアイル取付部5の長さの略2分の1に相当す
る位置には、僅かに「へ」の字状に屈曲された曲
げ部が形成されている。フアイル7がフアイル取
付孔6に挿入されると、曲げ部の形成された位置
でフアイル7の外側面がフアイル取付孔6の内壁
に弾接し、さらに曲げ部を境として、フアイル取
付部5の開口側および奥側の2ケ所において、フ
アイル7の内側面がフアイル取付孔6の内壁に弾
接する。すなわち、フアイル取付部5の曲げ部に
おいてフアイル7の外側面が取付孔6の内面の一
側に弾接し(第4図)、さらに曲げ部を境として
フアイル7の開口側および奥側の内側面が取付孔
6の内面の他側に弾接し(第3,5図)、フアイ
ル7は取付孔6内に曲げ部で1点および開口側、
奥側で2点の合計3点に弾接して圧入状態となり
支持される。
瞬間6aは、フアイル取付孔6の内面とフアイ
ル7との弾接部分(3点)の反対側に連続して生
成される。連通孔4を通過した流体は〓間6aを
通つてフアイル7の先端まで導かれる。
本考案は上記構成であり、水や洗浄液などの流
体は、図示しない振動発生装置の通過孔およびフ
アイルホルダ2の通過孔4を通り、フアイル取付
孔6とフアイル7との〓間6aを通つてフアイル
7の根元に到達する。そして流体はフアイル7に
沿つて流れ、フアイル7の先端まで確実に到達す
る。歯牙の根管を洗浄・拡大するときは、根管内
にフアイル7を挿入し、振動発生装置を作動さ
せ、水や洗浄液などを供給し、フアイル7を根管
内に挿入し、洗浄・拡大などの加工を行なう。
なお、上述の実施例では、フアイル取付孔6の
断面を円形とし、フアイル7も断面を円形とした
が、これに限らず他の形状でもよく、両者の間に
流体が通過可能の〓間6aが形成されればよい。
また〓間6aには、水や洗浄液の他、空気など
を通過させるようにしてもよい。
(効果) 以上のように本考案の歯科治療用振動式加工装
置によれば、フアイルは、あらかじめ屈曲された
フアイル取付孔に挿入するだけで取付けることが
でき、従来のようにロツク装置などの特別な別部
材を設ける必要がないため、フアイルの取付部を
極めて小さくすることができる。そのため、死角
が小さくなつて作業がし易くなり、治療や加工を
的確に行なうことができる。またフアイルを取外
すときも、フアイルを引抜くだけでよいため、フ
アイルの着脱作業が極めて容易になる。またフア
イルの取付強さは、フアイル取付部の屈曲角度を
調節することによつて調節することができ、取付
け強さの調整も容易である。フアイルはフアイル
取付孔に挿入されたとき、その後端が位置決め部
に当接するため、定められた位置に確実に取付け
でき、フアイルの先端までの寸法を正確にできる
ため、フアイルが最適に共振振動して根管の洗
浄・拡大などを効率よく行なえる。さらにフアイ
ルホルダにフアイルの外径より僅かに大きい内径
のフアイル取付孔を設け、その中間位置を屈曲す
るだけなので、製造が極めて容易である。水など
の流体は、通過孔からフアイル取付孔とフアイル
との〓間を通り、しかもこの〓間はフアイル基端
部外周面に絡みつくように生成されているため、
流体が拡散することなくフアイルの先端まで伝わ
つて確実に治療部に到達する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図はフアイルホルダの拡大断面図、第2図は
本考案に係る歯科治療用振動式加工装置の正面
図、第3〜5図はそれぞれ第1図A−A線、B−
B線、C−C線に沿う拡大断面図である。 1……歯科治療用振動式加工装置、2……フア
イルホルダ、4……通過孔、5……フアイル取付
部、6……フアイル取付孔、6a……〓間、7…
…フアイル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 流体の通過孔が設けてある振動発生装置と、こ
    の振動発生装置の先端に設けたフアイル取付部
    と、このフアイル取付部に上記通過孔に連通して
    設けたフアイル取付孔と、このフアイル取付孔に
    その基端部が挿入取付けされ下端が上記フアイル
    取付部より突出するフアイルとを具備し、 上記フアイルは弾性材より形成されており、 上記フアイル取付部には、僅かに「へ」の字状
    に屈曲された曲げ部が設けてあり、 上記フアイルは上記フアイル取付孔に挿入され
    たとき、上記曲げ部の形成された位置でその外側
    面が取付孔の内壁に弾接するとともに、上記曲げ
    部の開口側および奥側の2ケ所の内側面が弾接し
    て支持され、 上記フアイル取付孔の内壁と上記フアイルの外
    周との間に流体が通過可能の連続した〓間が形成
    されている ことを特徴とする歯科治療用振動式加工装置。
JP1985057070U 1985-04-17 1985-04-17 Expired - Lifetime JPH056971Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985057070U JPH056971Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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JP1985057070U JPH056971Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS61174913U JPS61174913U (ja) 1986-10-31
JPH056971Y2 true JPH056971Y2 (ja) 1993-02-23

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ID=30581254

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985057070U Expired - Lifetime JPH056971Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5552751A (en) * 1978-10-14 1980-04-17 Kurausu Shiyunaidaa Hansu Clamping body for clamping to apparatus shaft
US4330278A (en) * 1980-06-30 1982-05-18 Howard Martin Endodontic flow-through ultrasonic instrument holder device

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Publication number Publication date
JPS61174913U (ja) 1986-10-31

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