JPH0569820U - 走水防止ケーブル - Google Patents

走水防止ケーブル

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JPH0569820U
JPH0569820U JP927192U JP927192U JPH0569820U JP H0569820 U JPH0569820 U JP H0569820U JP 927192 U JP927192 U JP 927192U JP 927192 U JP927192 U JP 927192U JP H0569820 U JPH0569820 U JP H0569820U
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JP
Japan
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cable
cable core
heat
expandable material
water
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Pending
Application number
JP927192U
Other languages
English (en)
Inventor
安司 秋谷
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波付きアルミシースのような金属シースを有
するケーブルの、長手方向の走水を防止する。 【構成】 ケーブルコア1上に熱膨張性材料を被覆し、
その外側に波付きアルミシース3および塩化ビニル樹脂
などからなる防食層4を順に押出被覆し、これらの押出
時の熱で、前記熱膨張性材料を膨張させ、この熱膨張層
2によって走水経路のケーブルコア1と波付きアルミシ
ース3間の間隙を埋める。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーブル長手方向の走水を防止した走水防止ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、CVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ケーブル)などのゴム・プラ スチック絶縁電力ケーブルにおいては、ケーブルコア内への水の浸入を防止する ため、ケーブルコア外周に鉛やアルミなどの金属シースが設けられている。
【0003】 また、このようなケーブルにおいて、従来より、吸水性テープを遮蔽層の座床 や押えテープとして巻回して、ケーブル長手方向の走水を防止することが行われ ている。吸水性テープは、外部からの水の浸入に対し、自重の数十倍から数百倍 の水を吸収して膨潤し、長手方向の走水を防止する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような吸水性テープは、ケーブルコアと金属シースとの間 隙の小さいケーブルでは、比較的容易に走水防止効果を上げることができるが、 間隙の大きいケーブル(たとえばCVケーブルでは、通常 220kV用以上)では、 十分な走水防止効果を上げることができないという問題があった。
【0005】 本考案はこのような問題を解決するためになされたもので、波付きアルミシー スのような、ケーブルコアとの間に大きなギャップのある金属シースが設けられ たケーブルであっても、長手方向の走水を完全に防止することができる走水防止 効果に優れたケーブルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案の走水防止ケーブルは、ケーブルコアと、その外周に被覆された金属シ ースとの間に、その間隙を埋める熱膨張性材料の熱膨張層を設けたことを特徴と している。
【0007】 本発明において、熱膨張性材料としては、比較的低温で膨張し、かつ体積膨張 率の高いものが好ましく、さらに、ケーブルの特性上、耐火性、難燃性、耐熱性 に優れたものがより好ましい。このようなものとしては、たとえば、セラミック スと難燃ゴムの複合材であるファイヤーバリヤー(住友スリーエム社 商品名) などがあげられる。ちなみに、このファイヤーバリヤーは、膨張開始温度 120℃ 、体積膨張率 5〜11倍(平均 8倍)で、かつ耐火性、難燃性、耐熱性に優れた熱 膨張性複合材料で、フィルムまたはパテ状で供されている。
【0008】 このような材料からなる熱膨張層を設けるには、上記したような熱膨張性材料 をケーブルコア外周に、たとえばファイヤーバリヤーのフィルムの場合には巻回 もしくは縦沿えによって被覆し、金属シースを設けた後、加熱し膨張させればよ い。また、金属シースを押出しによって被覆する場合には、その際の熱で同時に 加熱膨張させるようにしてもよい。さらに、金属シース上に、塩化ビニル樹脂な どの防食層を押出被覆する場合には、その熱を利用するようにしてもよい。
【0009】 なお、熱膨張性材料の被覆は、その熱膨張によって最終的にケーブルコアと金 属シースとの間の間隙が埋めらるようにすればよく、したがって、必ずしもケー ブルコア外周全面に施す必要はない。また、厚さなども、熱膨張性材料の種類や 埋めるべき間隙などによって適宜きめられる。
【0010】
【作用】
本考案の走水防止ケーブルにおいては、熱膨張性材料の熱膨張層によって、ケ ーブルコアと金属シースとの間の間隙を埋めるようにしたので、波付きアルミシ ースケーブルのようなケーブルコアと金属シースとの間の間隙が非常に大きいも のであっても、その長手方向の走水を完全に防止することができる。
【0011】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は、本考案の走水防止ケーブルの一実施例を示す縦断面図である。
【0013】 図において、1は、導体上に内部半導電層、絶縁体、外部半導電層を順に設け てなるケーブルコアを示している。このようなケーブルコア1上には、ファイヤ ーバリヤーなどの熱膨張性材料の熱膨張層2を介して波付きアルミシース3が施 され、さらに、その上に、塩化ビニル樹脂などからなる防食層4が設けられてい る。ケーブルコア1と波付きアルミシース3との間の間隙は熱膨張層2によって 完全に埋められている。
【0014】 このケーブルは、次のようにして製造される。
【0015】 まず、図2(a)に示すように、ケーブルコア1の外周全体に、フィルム状の ものを巻回または縦添えするか、あるいはパテ状のものを塗布するなどの方法で 、熱膨張性材料5が、たとえば厚さ 1.5〜2.5mm で被覆される。
【0016】 次いで、図3に示すように、この熱膨張性材料5の被覆の外側に、たとえばケ ーブルコア1からの距離が谷部で 1.5mm程度、山部で 4〜6 mm程度の波付きアル ミシース3が 500℃程度の温度で押出被覆され、続いて、その上に、溶融した塩 化ビニル樹脂などが押出されて防食層4が形成される。しかして、このとき同時 に、これらの波付きアルミシース3や塩化ビニル樹脂の押出時の熱で、熱膨張性 材料5が膨張し、ケーブルコア1と波付きアルミシース3との間の間隙が熱膨張 層2で完全に埋められた上記構造の走水防止ケーブルが得られる。
【0017】 このようにして得られた走水防止ケーブルは、走水経路となるケーブルコア1 と波付きアルミシース3との間の間隙が熱膨張層2によって完全に埋められてい るので、ケーブル長手方向の走水を完全に防止することができる。
【0018】 また、膨張後の熱膨張性材料の熱抵抗と、ケーブルコア1の表面放熱抵抗とは ほぼ同等であるが、熱膨張率を50%程度に抑えることにより、その熱抵抗を30% 程度低減することができる。
【0019】 さらに、熱膨張性材料5として耐火性もしくは難燃性のものを使用すれば、地 絡時の防災効果を向上させることができる。
【0020】 なお、上記実施例は、熱膨張性材料5をケーブルコア1外周全体に被覆した例 であるが、部分的に被覆するようにしてもよく、その例として、たとえば図3乃 至図5に示す例をあげることができる。すなわち、ケーブル長手方向または円周 方向に間隔をあけて被覆したり、らせん状に被覆することもできる。
【0021】 また、図4の例では、熱膨張性材料5の非被覆部に吸水性テープ6を巻回して いるが、本発明においては、このように、熱膨張性材料と吸水性テープの併用も 可能で、ケーブルコア1上に吸水性テープ巻回層を設け、その上に熱膨張性材料 の熱膨張層2を設ける二層構造としてもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の走水防止ケーブルにおいては、外部からの水の 浸入および走水経路となるケーブルコアと金属シースとの間の間隙が、熱膨張性 材料の熱膨張層で埋められているので、優れた走水防止特性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の走水防止ケーブルの一実施例を示す縦
断面図。
【図2】図1に示す実施例の製造方法を説明する図。
【図3】熱膨張性材料のケーブルコア外周への被覆態様
の一例を示す側面図。
【図4】熱膨張性材料のケーブルコア外周への被覆態様
の他の例を示す側面図。
【図5】熱膨張性材料のケーブルコア外周への被覆態様
の他の例を示す側面図。
【符号の説明】
1………ケーブルコア 2………熱膨張性材料の熱膨張層 3………波付きアルミシース 4………防食層 5………熱膨張性材料

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルコアと、その外周に被覆された
    金属シースとの間に、その間隙を埋める熱膨張性材料の
    熱膨張層を設けたことを特徴とする走水防止ケーブル。
JP927192U 1992-02-27 1992-02-27 走水防止ケーブル Pending JPH0569820U (ja)

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JP927192U JPH0569820U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 走水防止ケーブル

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JP927192U JPH0569820U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 走水防止ケーブル

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JPH0569820U true JPH0569820U (ja) 1993-09-21

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JP927192U Pending JPH0569820U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 走水防止ケーブル

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051399A (ja) * 2005-08-19 2007-03-01 Shinko Wire Co Ltd 耐食性ワイヤロープ及びその製造方法
CN113077930A (zh) * 2021-04-13 2021-07-06 宁波容合电线有限公司 一种热膨胀纱线填充线缆及其加工工艺
CN114334266A (zh) * 2020-10-10 2022-04-12 天津首瑞智能电气有限公司 一种线缆
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