JPH0569875B2 - - Google Patents

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JPH0569875B2
JPH0569875B2 JP17234587A JP17234587A JPH0569875B2 JP H0569875 B2 JPH0569875 B2 JP H0569875B2 JP 17234587 A JP17234587 A JP 17234587A JP 17234587 A JP17234587 A JP 17234587A JP H0569875 B2 JPH0569875 B2 JP H0569875B2
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JP
Japan
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lamp
weight
rubber
styrene
sealing material
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Tadashi Kitamura
Takeshi Yanagihara
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Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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  • Sealing Material Composition (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、ランプ用シール材組成物に関し、詳
しくは、車輌用灯具のランプのレンズ部とハウジ
ング部との接着シールに使用する新規なランプ用
シール材組成物に関する。 [発明の背景] 従来から車輌用灯具のランプのレンズ部とハウ
ジング部との接着シールには、ブチルゴムを主成
分とするホツトメルト型シール材組成物を用いる
ことが知られており、産業上ホツトメルト型シー
ル材組成物は益々重要な基盤を確立しつつある。 しかしその実体を見ると車輌の高級化、軽量
化、低コスト化の指向とともにランプを形成する
器材が多様化しつつある。例えばランプのレンズ
部材としてはガラス、アクリル、ポリカーボネー
ト(以下PCと略称)、アクリロニトリル−スチレ
ン(以下ASと略称)共重合樹脂の素材等が、ハ
ウジング部材としてはアクリロニトリル−ブタジ
エン−スチレン(以下ABSと略称)共重合樹脂、
ポリプロピレン(以下PPと略称)樹脂、アクリ
ロニトリル−アクリルゴム−スチレン(以下
AASと略称)共重合樹脂、アクリロニトリル−
(エチレン−プロピレン−ジエンモノマー)−スチ
レン(以下AESと略称)共重合樹脂、ポリエー
テルスルホン樹脂、ポリエーテルエステルケトン
樹脂、PC−ABS複合材、シエルモールドコンパ
ウンド(SMC)素材等やこれらのクロムメツキ
素材などが使用されるようになつたことから、多
種多様なランプハウジング方式に対応可能な十分
な接着力とランプシール特性を発揮するランプ用
シール材組成物の開発が強く望まれており、特に
重要な性質としてランプ内の曇り防止がある。従
来、このランプの曇り防止の要求に対して幾つか
の試みがなされてきた。例えば、特開昭60−
92379号では無機の吸着剤を含有させたシール材
組成物を使用する方法を提案している。この方法
によれば、確かにランプ内の曇り防止効果は認め
られるが、事実上重要な問題点を有していて、実
用化が不可能である。無機の吸着剤を含有させた
シール材組成物を溶融吐出装置である一般的なホ
ツトメルトアプリケーターで吐出させた場合、経
時でアプリケータ−内部で沈降分離してノズルを
詰まらせるトラブルを発生しやすいことや、特に
決定的な問題点としてアプリケーター内部の吐出
機構を形成しているシリンダーヘツド、ケーシン
グ部が短時間に摩耗劣化し、装置が結果として破
損してしまうトラブルを発生し、前記の方法では
実施が不可能との結論に達する。 又、別の対応策として広く採用されている方法
として、ランプ自身の構造に改良を加えて外気が
自由にランプ内を出入り可能なように小さい穴を
設けた灯具とする、いわゆる開放型のランプとす
る提案が実施されているが本質的な解決策とは言
難く、市場では密閉型、開放型によらず曇り防止
効果が高く、且つホツトメルトアプリケーター特
性が良好な優れたランプ用シール材組成物の出現
が望まれている。 [発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は、前記した如き市場の要望、即
ち各種の器材への密着性、接着シール性はもとよ
り、灯具としての重要な性質であるランプ内の曇
り防止効果が高く、ホツトメルトアプリケーター
特性が良好な性質を兼ね備えている新規なランプ
用シール材組成物を提供することにある。 ランプ内の曇り発生原因は種々予想されるが、
その最も主要な原因はシール材原料およびハウジ
ング部材から発生する水分の気散であり、一部に
加水分解生成物のガス状物質であることが本発明
者らの検討結果から明らかになつており、問題発
生原因として重要な水蒸気の発生を無くすことが
最も良好な問題解決に当ると推定された。 [問題点を解決するための手段及び作用効果] 前記した如き市場の強い要望に対して鋭意検討
した結果、ポリオレフイン系のシール材に分子量
200以上のエナミン又はケチミンを含有させるこ
とにより、シール材組成物からの水分の発生は全
く無くすことができ、且つランプハウジング部材
から発生する水分、特に外気の混入で入る水分を
容易に取り除くことができ、前記問題を解決でき
ることが判明し、又ホツトメルトアプリケーター
特性においても全く支障がないことが確認され、
本発明に到達した。 即ち、本発明は、灯具のレンズ部とプラスチツ
クを基材としたハウジング部との接着シールに使
用するポリオレフイン系のシール材100重量部に
対して、分子量が200以上のエナミン又はケチミ
ンを0.5〜30重量部添加配合してなることを特徴
とするランプ用シール材組成物であり、好ましく
はエナミン又はケチミンの単独での沸点(常圧)
が200℃以上であることがよく、ランプ用シール
材組成物が熱可塑性を示すいわゆるホツトメルト
型であることは生産性の点で現状機器が使用でき
るので好ましい。また特に好ましくは、ポリオレ
フイン系のシール材として分子量が2万〜150万
の範囲のブチルゴム、ポリイソブチレンゴム、ス
チレン−ブタジエン系ゴム、天然ゴム、合成ポリ
イソプレンゴム、スチレン−イソプレン系ゴム、
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン系ゴム
などから選ばれた1種以上のベースポリマー5〜
40重量%と、ロジン又はロジンエステル誘導体、
(水添)テルペン系樹脂、テルペン−フエノール
系樹脂、(水添)芳香族系石油樹脂、脂肪族系石
油樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等から選ば
れた少なくとも1種以上の粘着性付与剤の20〜60
重量%と、ポリエチレン系ワツクス、ポリプロピ
レン系ワツクス等から選ばれた少なくても1種以
上のワツクスの1〜20重量%と、可塑剤の5〜30
重量%からなるポリオレフイン系のシール材の
100重量部をベース組成物とし、分子量が200以上
のエナミン又はケチミンを0.5〜30重量部含有さ
せたランプ用シール材組成物は各種ハウジング部
材との接着性、シール材の熱安定性、耐候性、ラ
ンプシール特性の点で優れているので大いに好ま
しい。 本発明で言うランプ用シール材組成物とは、ポ
リマー、粘着性付与剤、ワツクス、可塑剤等から
なるベース成分と、エナミン又はケチミンを主成
分とするランプ用シール材組成物である。 本発明のランプ用シール材組成物で使用される
ポリマーとしてはオレフイン系の以下に示す物が
代表的である(括弧内は商品名を示す。以下同
様)。 ブチル系合成ゴム(日本ブチル065、同365、ポ
リサーXL−20)、ポリイソブチレンゴム(エクソ
ン−ビスタネツクスL−80、同L−120)、スチレ
ン−エチレン−ブチレン−スチレンブロツク共重
合体(クレイトンG−1657、同GX−1726、同G
−1652、同GX−1701)、スチレン−イソプレン
−スチレンブロツク共重合体(カリフレツクス
TR−1107、同TR−1117、JSR−SIS−5000)、
スチレン−ブタジエン−スチレンブロツク共重合
体(カリフレツクスTR−1102、同TR−1101、
同TR−2000、アサプレンT−431、ソルプレン
T−414、JSR−TR−2000)、エチレン−プロピ
レン共重合体ゴム(JSR−EP−11、同EP−07、
同EP−02、同EP−43、同EP−93)、アクリルゴ
ム(Nipol AR−51)、ポリエステルエラストマ
ー(デユポンハイトレル)、変性ポリエチレン
(MI値5〜200g/10分)、アイオノマー樹脂(三
井ポリケミカルハイミラン樹脂)、エチレン−ア
クリル酸共重合体(アクリル酸含有量1〜15%、
MI値1〜50g/10分),エチレン−酢酸ビニル共
重合体(酢酸ビニル含有量10〜45%、MI値1〜
2500g/10分)、天然ゴム、合成天然ゴム等の熱
可塑性エラストマーと称するポリマーが代表的で
あり、これらの1種以上、好ましくは2種以上を
併用して使用することがよく、多くても5種以内
が好ましい。特に好ましくはブチル系合成ゴム
(日本ブチル065、ポリサーXL−20,AIDクロロ
ブチル1066)、ポリイソブチレンゴム(エクソン
−ビスタネツクスL−80、同L−120)、スチレン
−エチレン−ブチレン−スチレンブロツク共重合
体(クレイトンG−1657,GX−1726,G−
1652,GX−1701)、スチレン−イソプレン−ス
チレンブロツク共重合体(カリフレツクスTR−
1107,TR−1117)、スチレン−ブタジエン−ス
チレン共重合体(カリフレツクスTR−1102,
TR−1101,TR−2000、アサプレンT−414,T
−431)の内いずれか2種類ないし3種類を主成
分とする熱可塑性エラストマーを使用することは
耐候性の点、水蒸気透過性の点で好ましい。一般
的にはポリマーが5重量%未満では耐熱性が損な
われ、40重量%を越える量では作業性、特に溶融
粘度が高くなりすぎてアプリケーター特性が損な
われるので好ましくなく、約5重量%から40重量
%の範囲が最適である。 本発明のランプ用シール材組成物で使用される
粘着性付与剤としては、例えば水添石油樹脂(ア
ルコンPシリーズ等)、脂肪族系石油樹脂(クレ
イトンAシリーズ等)、テルペン系樹脂(クリア
ロンPシリーズ、YSレジンPシリーズ等)、テル
ペンフエノール樹脂(YSポリスターTシリーズ
等)、ロジン又はロジンエステル又は水添ロジン
系樹脂(ベンセルA、エステルガムH、スーパー
エステルAシリーズ等)、ジシクロペンタジエン
系樹脂(エスコレツツ5300等)、エポキシ樹脂
(エピコート、エピクロン)、アクリル樹脂(レジ
ミツクス)等が代表的であり、1種又は2種以上
の混合物を20〜60重量%の範囲で使用することが
好ましいが、特に制約はない。 本発明のランプ用シール材組成物で使用される
ワツクスとしては、例えばポリエチレン系ワツク
ス(ネオワツクスシリーズ、ハイワツクスシリー
ズ)、ポリプロピレン系ワツクス(ビスコールシ
リーズ)、パラフインワツクス、マイクロクリス
タリンワツクスなどが代表的であり、1種又は2
種以上の混合物を1〜20重量%の範囲で使用する
ことが好ましいが、特に制約はない。 本発明のランプ用シール材組成物で使用される
可塑剤としては、例えばアタクチツクポリプロピ
レン、液状ポリブデン、分子量5000〜12000の低
分子量のポリイソブチレン(ビスタネツクス
LMMS)、パラフイン系オイル、ナフテン系オイ
ル、直鎖脂肪族酸エステル類が代表的であり、こ
れらの1種又は2種以上の混合物を5〜30重量%
の範囲で使用することが好ましいが、特に制約は
ない。 又、本発明のランプ用シール材組成物で使用さ
れる分子量が200以上のケチミンとは、一級のア
ミノ基を持つジアミン(脂肪族又は芳香族のジア
ミン)とケトンとを公知の方法で反応して得られ
るいわゆるブロツクドアミン化合物であり、例え
ばヘキサメチレンジアミン/メチルイソブチルケ
トン型ケチミン、ヘキサメチレンジアミン/シク
ロヘキサノン型ケチミン、ヘキサメチレンジアミ
ン/イソホロン型ケチミン、トリレンジアミン/
メチルイソブチルケトン型ケチミン、トリレンジ
アミン/シクロヘキサノン型ケチミン、トリレン
ジアミン/イソホロン型ケチミン、N−(3−ブ
トキシプロパノール)ジエチレンジアミン/メチ
ルイソブチルケトン型ケチミン、フエニレンジア
ミン/ジイソブチルケトン型ケチミン、フエニレ
ンジアミン/トリメチルシクロヘキサノン型ケチ
ミン、フエニレンジアミン/メチルイソブチルケ
トン型ケチミン、ジアミノジフエニルメタン/イ
ソホロン型ケチミン、ジアミノジフエニルメタ
ン/シクロヘキサノン型ケチミンなどや、ビスフ
エノールAまたはビスフエノールF型の2官能性
のエポキシ樹脂に2当量以上の過剰なジアミンを
作用させて得た両末端一級のアミノ基を有するオ
リゴマーとケトンを公知の方法で反応させて得た
変成ケチミンや、ジイソシアネート化合物を分子
量2000以下のジオール成分と反応させて得た両末
端イソシアナート基を有するプレポリマーを加水
分解してジアミンとし、さらにケトンを反応させ
て得た変成ケチミンなどが代表的な例として挙げ
られる。 又、本発明のランプ用シール材組成物で使用さ
れる分子量が200以上のエナミンとは、二級のア
ミノ基を有するジアミンとアルデヒド又はケトン
を公知の方法で反応して得られるいわゆるブロツ
クドイミン化合物であり、例えばSchering社よ
り発表開示されている(TU−0131)炭素数34の
ダイマー脂肪酸/ピペリジン/トリメチルシクロ
ヘキサノン型エナミン、(TU−1047)炭素数34
のダイマー脂肪酸/ピペリジン/シクロヘキサノ
ン型エナミン、(TU−0833)炭素数34のダイマ
ー脂肪酸/N−アミノエチルピペリジン/トリメ
チルシクロヘキサノン型エナミンの如き炭素数34
のダイマー脂肪酸/ピペリジン化合物/ケトン型
エナミン類や、アジピン酸/ピペラジン化合物/
ケトン型エナミン類の如き脂肪酸で変成されたエ
ナミン、同じくN−アミノエチルピペラジン/イ
ソブチルアルデヒド型エナミン(TU−0415)、
ピペラジン/イソブチルアルデヒド型エナミン
(TU−0571)、2−メチルピペラジン/イソブチ
ルアルデヒド型エナミン(TU−0572)、ジピペ
ラジンプロパン/トリメチルシクロヘキサノン型
エナミン(TU−0649)、ジピペラジンプロパ
ン/イソブチルアルデヒド型エナミン、2−メチ
ルピペラジン/イソホロン型エナミン、2−メチ
ルピペラジン/ジイソブチルケトン型エナミン、
N−アミノエチルピペラジン/シクロヘキサノン
型エナミン等の如き未変成エナミンや、ポリオー
ルとジイソシアナート化合物とから得られる末端
イソシアナート基を有するプレポリマーとN−ヒ
ドロキシエチルピペラジン及びイソブチルアルデ
ヒド等のアルデヒド類もしくはシクロヘキサノ
ン、イソホロンなどのケトン類を反応させて得ら
れるプレポリマー型エナミン等が代表的であつ
て、エナミン又は前記したケチミンは好ましくは
単独の常圧での沸点が200℃以上、特に好ましく
は、300℃以上とすることは、アプリケーター時
の臭気の発生が著しく軽減されるので好ましい。 本発明において、前記エナミン又はケチミンの
分子量は200以上である。分子量が200未満では常
温で比較的飛散しやすいことから、製造上、取扱
上問題がある。 又、本発明において、前記エナミン又はケチミ
ンの含有量はポリオレフイン系のシール材100重
量部に対して0.5〜30重量部である。0.5重量部未
満では十分な水分の捕獲作用がされず、曇り防止
効果が顕著に発揮されないし、一方、30重量部を
越えて使用すると曇り防止効果は有るが、ランプ
用シール材組成物自体が半液状に近づき著しく剛
性力が低下したり、或いは相溶性不良で層分離し
たりして、接着強度適正に欠ける結果となる。 なお本発明のシール材組成物に、必要に応じて
公知の顔料、充填剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
又は老化防止剤、シランカツプリング剤、チタネ
ート化合物、加硫剤、加硫促進剤を使用すること
は何ら問題ない。具体的に述べると、顔料ないし
充填剤としては、100メツシユ以下の例えばカー
ボンブラツク、タルク、クレー、シリカ、硫酸バ
リウム、炭酸カルシウム、炭酸バリウム、酸化マ
グネシウム、酸化チタン等の塗料や接着剤に一般
的に使用される充填剤を、紫外線吸収材としては
例えばベンゾトリアゾール系、オキサゾリツクア
シツドアミド系のものを、酸化防止剤又は老化防
止剤としては例えばヒンダードフエノール系、リ
ン酸エステル系のものを、シランカツプリング剤
としては例えばアミノシラン、エポキシシラン、
アクリロイルシラン、メルカプトシラン、イソシ
アナートシラン、ビニルシラン等を、チタネート
化合物としては例えばイソプロピルトリイソステ
アロイルチタネート、イソプロピルトリス(ジオ
クテルパイロホスフエート)チタネート、テトラ
イソプロピルビス(ジオクテルホスフアイト)チ
タネート等を、加硫剤としては例えばイオウ、過
酸化物、ジオキシム化合物等を、加硫促進剤とし
てはチアゾール誘導体、スルフオンアミド誘導
体、チウラムスルフイド誘導体等があり、ランプ
用シール材組成物の塗色、熱安定性、耐候性、接
着耐久性、耐熱性等の促進等の目的から使用する
ことが可能である。 本願組成物の製造において、各成分はシグマブ
レード型ニーダー等の強力な攪拌混合装置によつ
て混合すればよく、特に制約するものはない。一
般的には120℃〜200℃の範囲の温度下で数時間か
けて均一になるまで行えばよく、特に制約はない
が好ましくはエナミン又はケチミンの添加配合時
には組成物系中の水分を十分除去した後に添加配
合することが望ましい。 [実施例] 以下、本発明の実施例を示すが、特に本発明を
制約するものではない。尚、実施例中の各成分の
割合は重量部である。 下記の表記載中の曇り発生の有無については、
密封された試験管内にランプ用シール材組成物を
入れ、130℃/72時間放置し、取り出して試験管
内壁への曇りの発生の有無を確認する方法を用い
た。 下記表1に示す各成分をジグマブレード型ニー
ダによつて、120℃〜200℃下で均一になるまで数
時間攪拌した。尚、エナミン又はケミチンの添加
は、攪拌開始30分後とし、組成物系中に水分が存
するときは除去後、添加した。
【表】
【表】 実施例1〜10は、ランプ用シール材組成物の曇
り防止効果を最も主原因である水蒸気を例にとつ
て測定した結果である。この結果から、明らかに
ケチミン又はエナミンの添加なしの系では、捕獲
水分量はほとんど0であり、曇り防止作用がな
く、一方、ケチミン又はエナミンをポリオレフイ
ン系のシール材100重量部に対して0.5〜30重量部
使用した系では水蒸気の捕獲水分量は十分高く、
曇り防止効果が高かつた。特にポリオレフイン系
のシール材100重量部に対して3〜15重量部の範
囲が軟化点、即ち耐熱性への影響が小さいことか
ら大いに好ましい。一方、30重量部を越えて使用
した場合はもはやランプ用シール材組成物が半液
状になつたり、相溶性に問題が発生し、その結
果、層分離を起こしたりし、耐熱剛性、接着力が
著しく低下することから望ましくない。 又、本実施例において曇りを発生しなかつたラ
ンプ用シール材組成物を用いて、レンズ部が硬質
ガラス、ハウジング部がクロムメツキされた
ABS部材とからなるヘツドランプ、又はレンズ
部がポリアクリルメタクリレート、ハウジング部
がPP部材とからなるリヤーランプに、ノードソ
ンのホツトメルトアプリケーターにて溶融温度
190℃にて塗布接着シールした物を恒温槽内に75
℃/200時間放置したり、また200時間の点灯試験
を実施したものは全く曇り現象を発生せず、曇り
現象のないランプ用シール材組成物として顕著な
効果を持つことが改めて確認された。またホツト
メルトアプリケーターのポンプ部等の摩耗は全く
観察されず、きわめて良好な作業性を有している
ことも確認された。 本実施例中に使用した符号に対する原料名と製
造メーカーは下記の如くである。 ブチルゴム065,268:日本ブチル SEBS(スチレン−エチレン−ブチレン−スチ
レンブロツク共重合体)(G−1657,G−1726):
シエル化学 SBS(スチレン−ブタジエン−スチレンブロツ
ク共重合体)(T−431):旭化成 APP(アタクテイツクポリプロピレン):本出
願人製品 L−80(ポリイソブチレン):エクソン化学 LMMS(低分子ポリイソブチレン):エクソン
化学 アルコンP−125:荒川化学 クリアロンP−125,YSポリスターT−115:
安原油脂 S−145,ネオワツクスL:安原油脂 ビスコール660P:三洋化成 HV−300(液状ポリブデン):日本石油化学 エピクロン834(ビスフエノールF型エポキシ樹
脂):大日本インキ チヌビン327,イルガノツクス1010:加商 チタンホワイト:石原産業(銘柄R−930) カーボンブラツク:三菱化成工業(銘柄
MA100) KBM−603(アミノシラン):信越シリコーン ケチミン−1:エピキユアーH3:シエル化学
[N−(3−ブトキシプロパノール)ジエチレ
ンジアミン/メチルイソブチルケトン型ケチ
ミン]
【化】 エナミンTU−0131(炭素数の34ダイマー脂肪
酸/ピペラジン/トリメチルシクロヘキノン型エ
ナミン):Schering社
【化】 エナミンTU−0649(ジピペラジンプロパン/
トリメチルシクロヘキサノン型エナミン):
Schering社
【化】 エナミンTU−1047(炭素数34のダイマー脂肪
酸/ピペラジン/シクロヘキサノン型エナミ
ン):Schering社
【化】 [本発明の効果] 本発明によれば、各種の器材への密着性、接着
シール性はもとより、灯具としての重要な性質で
あるランプ内の曇り防止効果が高く、ホツトメル
トアプリケーター特性が良好な性質を兼ね備えて
いる新規なランプ用シール材組成物を提供でき
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 灯具のレンズ部とプラスチツクを基材とした
    ハウジング部との接着シールに使用するランプ用
    シール材組成物において、ポリオレフイン系のシ
    ール材100重量部に対して、分子量が200以上のエ
    ナミン又はケチミンを0.5〜30重量部添加配合し
    てなることを特徴とするランプ用シール材組成
    物。 2 エナミン又はケチミンの単独での沸点(常
    圧)が200℃以上であることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のランプ用シール材組成物。 3 ランプ用シール材組成物が熱可塑性を示すい
    わゆるホツトメルト型であることを特徴とする特
    許請求の範囲第2項記載のランプ用シール材組成
    物。 4 ポリオレフイン系のシール材が分子量が2万
    〜150万の範囲のブチルゴム、ポリイソブチレン
    ゴム、スチレン−ブタジエン系ゴム、天然ゴム、
    合成ポリイソプレンゴム、スチレン−イソプレン
    系ゴム、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレ
    ン系ゴムなどから選ばれた1種以上のベースポリ
    マー5〜40重量%と、ロジン又はロジンエステル
    誘導体、(水添)テルペン系樹脂、テルペン−フ
    エノール系樹脂、(水添)芳香族系石油樹脂、脂
    肪族系石油樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂等
    から選ばれた少なくとも1種以上の粘着性付与剤
    の20〜60重量%と、ポリエチレン系ワツクス、ポ
    リプロピレン系ワツクス等から選ばれた少なくと
    も1種以上のワツクスの1〜20重量%と、可塑剤
    の5〜30重量%からなることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載のランプ用シール材組成物。
JP17234587A 1987-07-10 1987-07-10 Sealing material composition for lamp Granted JPS6416888A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17234587A JPS6416888A (en) 1987-07-10 1987-07-10 Sealing material composition for lamp

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17234587A JPS6416888A (en) 1987-07-10 1987-07-10 Sealing material composition for lamp

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Publication Number Publication Date
JPS6416888A JPS6416888A (en) 1989-01-20
JPH0569875B2 true JPH0569875B2 (ja) 1993-10-01

Family

ID=15940186

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