JPH10204414A - 外壁材用シーリング剤組成物および外壁材 - Google Patents

外壁材用シーリング剤組成物および外壁材

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JPH10204414A
JPH10204414A JP2104597A JP2104597A JPH10204414A JP H10204414 A JPH10204414 A JP H10204414A JP 2104597 A JP2104597 A JP 2104597A JP 2104597 A JP2104597 A JP 2104597A JP H10204414 A JPH10204414 A JP H10204414A
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JP
Japan
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sealing agent
weight
styrene
component
wall material
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JP2104597A
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Michinari Yoshimi
道成 吉見
Shin Takahashi
伸 高橋
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Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラップジョイント部にシーリング剤を有した
外壁材の製造時におけるシーリング剤と間紙とのブロッ
キング、夏場での外壁材施工時における外壁材とシーリ
ング剤の剥離を防止し得る外壁材用シーリング剤および
該シーリング剤を用いた外壁材の提供。 【解決手段】 熱可塑性エラストマー、粘着付与剤、ワ
ックスおよび可塑剤を主成分とし、ワックスが数平均分
子量20000以下の結晶性ポリプロピレンであり、そ
の量が組成物中20〜40重量%である組成物を外壁材
用シーリング剤とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場内で生産され
る、ラップジョイント部を有する外壁材のラップジョイ
ント部のプレシーリングに用いられる、ホットメルトシ
ーリング剤に関するものであり、更には該シーリング剤
の施されたラップジョイント部を有する外壁材に関する
ものであり、本発明は建材製造技術に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】建築物の構築において、工場内で外壁パ
ネル等を製造し、それらを建築現場で取り付けるという
工法が広く採用されてきている。この様な工法に用いら
れる外壁材を製造する際に、外壁材のラップジョイント
部にホットメルト接着剤を応用したプレシーリングが行
われている。このプレシーリングに用いられるシーリン
グ剤としては、通常、ラップジョイントした場合に、十
分なシール性を有するという理由で、弾性を有する粘着
タイプが使用されている。しかしながら粘着タイプのホ
ットメルト接着剤には、間紙とのブロッキングやゴミな
どの付着という問題があり、それを解決するために表面
粘着性をなくす検討が行われているが未だ十分に改良さ
れたものは見いだされていない。一方、弾性面で言え
ば、非常に良好な弾性を有するホットメルト接着剤も検
討使用されているが、外壁材施工時にプレシーリング剤
は50%近くまで圧縮されるため、単に弾性を有するホ
ットメルト接着剤からなるプレシーリング剤では圧縮強
度が高くなり、外壁材の施工を困難にしたり、外壁材の
そり・浮き・割れ等を引き起こすという問題を生じ、こ
れを解決する手段として、ホットメルト接着剤を溶融状
態で不活性ガスを機械的に混合させたものをノズルから
発泡状に吐出させシーリング剤とする方法が検討されて
いる。しかしながら、この方法も、発泡したシーリング
剤の密着力が、特に夏場において、低下するために、外
壁材を重ね合わせた時にこすれて外壁材からシーリング
剤が脱落してしまったり、シーリング剤塗布後、間紙を
外壁材との間にはさみ入れてすぐに梱包されるため、シ
ーリング剤と間紙がブロッキングを引き起こし、間紙を
取るときにシーリング剤が剥がれるなどの問題を発生さ
せてている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、工場内で生
産される、ラップジョイント部にシーリング剤を有した
外壁材の製造時における、シーリング剤と間紙とのブロ
ッキングを防ぎ、かつ夏場での外壁材施工時においても
外壁材から剥がれにくいシーリング剤を提供しようとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、熱可塑性
エラストマー、粘着付与剤、ワックスおよび液状炭化水
素系可塑剤からなる公知の組成のホットメルトシーリン
グ剤において、ワックスとして特定のものを用いると、
優れたシーリング剤が得られること、さらには該シーリ
ング剤を用い、不活性ガス混入機を使用し、発泡状のホ
ットメルトシーリング剤としてプレシーリングした外壁
材は、外壁材、外壁パネルとして優れた性能を持つこと
を見い出して、本発明を完成したのである。即ち本発明
は、熱可塑性エラストマー、粘着付与剤、ワックスおよ
び可塑剤を主成分とする外壁材用シーリング剤組成物に
おいて、ワックスが数平均分子量20000以下の結晶
性ポリプロピレンであり、その量が組成物中20〜40
重量%であることを特徴とする外壁材用シーリング剤組
成物に関するものであり、また本発明は、下記4成分を
含有し、それぞれの含有量が(A)成分15〜35重量
%、(B)成分20〜40重量%、(C)成分20〜40重
量%および(D)成分5〜20重量%であることを特徴と
する外壁材用シーリング剤組成物に関するものである。 (A)成分:スチレンーイソプレンースチレンブロック共
重合体、スチレンーブタジエンースチレンブロック共重
合体またはこれらブロック共重合体の水素添加物。 (B)成分:粘着付与剤。 (C)成分:数平均分子量20000以下の結晶性ポリプ
ロピレンを主成分とするワックス。 (D)成分:液状炭化水素系可塑剤。 さらに本発明は、発泡させた上記外壁材用シーリング剤
組成物をラップジョイント部のシーリング剤として用い
てあることを特徴とする外壁材に関するものである。
【0005】
【実施の形態】以下、本発明についてさらに詳しく説明
する。 [(A)成分:熱可塑性エラストマー]本発明で使用され
る熱可塑性エラストマーとしては、スチレン−イソプレ
ン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエン
−スチレンブロック共重合体またはこれらのブロック共
重合体の水素添加物が挙げられ、それらは、一般に各
々、SIS(スチレン−イソプレン−スチレン)系、SB
S(スチレン−ブタジエン−スチレン)系およびSEBS
(スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン)系またはS
EPS(スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン)系
熱可塑性エラストマーと呼ばれるもので、X−Y−Xで
表される3元ブロック共重合体である。ここでXはスチ
レンの末端ブロックでYがゴム相中間ブロックであり、
ゴム相中間ブロックがポリイソプレン、ポリブタジエン
またはそれらの水素添加物である。これら共重合体のブ
ロックの数平均分子量が、スチレンブロックは2,00
0〜125,000、ゴム相中間ブロックは10,000
〜250,000、またスチレンブロックの重量が共重
合体の全重量に対して約10〜50wt%の範囲内にある
共重合体が本発明にとり好ましい。その様なものの市販
品としては、例えばSIS系ではシェル化学(株)製のカ
リフレックスTR−1107、カリフレックスTR−1
111、カリフレックスTR−1112、カリフレック
スTR−1117などが挙げられる。SBS系では同じ
くシェル化学(株) 製のカリフレックスTR−110
1、カリフレックスTR−1102など、SEBS(S
EPS)系では同社製のクレイトンG−1650、クレ
イトンG−1652、クレイトンG−1657、クレイ
トンG−1726など、クラレ(株)製のセプトン200
2、セプトン2003、セプトン2043、セプトン2
063などがある。とりわけ、SEBSとSEPS系の
ものは熱安定性に優れており本発明にとり好ましい。
(A)成分の量が組成物中15重量%に満たないと硬化物
の弾性が低下し、シール性を十分に発揮出来ないことが
あり、35重量%を越えると粘度が高くなり塗工性が低
下する。
【0006】[(B)成分:粘着付与剤]本発明で使用さ
れる粘着付与剤としては、ロジン系、テルペン系、石油
樹脂系など公知のものが挙げられる。ロジン系粘着付与
剤の具体例として天然ロジン、重合ロジンおよびそれら
の誘導体(変成ロジンおよびその水添加物、メタノール
エステルやグリセリンエステルやペンタエリスリトール
エステル、それらの水添加物)などが挙げられる。市販
品としては、荒川化学工業(株)のガムロジン、ウッドロ
ジン、エステルガムA、エステルガムH、ハーキュレス
(株)のペンセルA、ペンセルC、フォーラル85、フォ
ーラル105、ヘンタリンCなどが挙げられる。テルペ
ン系ではポリテルペン系樹脂、テルペンフェノール系樹
脂およびそれらの水添加物などが挙げられる。市販品と
しては、ヤスハラケミカル(株)のYSレジンA−11
5、YSレジンTo−105、YSポリスターT−11
5、YSポリスター2130、クリアロンP−115、
クリアロンM−125などが挙げられる。又、石油樹脂
系ではスチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエ
ン、インデン、メチルインデンなどから成る芳香族系石
油樹脂、C5留分を主原料とする脂肪族系石油樹脂、シ
クロペンタジエン系石油樹脂、脂肪族/芳香族又は脂肪
族/脂環族共重合系石油樹脂およびこれらを水添した水
添石油樹脂などが挙げられ、市販品としては、トーネッ
クス(株)のエスコレッツ2101、日本ゼオン(株)のク
イントンC−100、荒川化学工業(株)のアルコンP−
90、アルコンP−115、アルコンM−100、ピコ
社のピコペール110SF、グッドイヤー社のウィング
タック95、ウィングタック115、三井石油化学(株)
のペトロジン#100、ペトロジン#120、丸善石油
化学(株)のマルカレッツH−800、マルカレッツH−
790などが挙げられる。これらの粘着付与剤は外壁材
に対する接着性を増大させる働きをするものであり、本
発明にとって好ましいのは石油樹脂系であり、さらには
水添石油樹脂であるが、上記の粘着付与剤は一種単独だ
けでなく二種以上を組み合わせて使用することによっ
て、シーリング剤組成物における各成分の相溶性、熱安
定性、色調、凝集力などのバランスを保つことも好まし
いことである。粘着付与剤の配合量は、20〜40重量
%以下が好ましい。配合量が20重量%未満では充分な
接着性能が得られず、40重量%を超えるとシーリング
剤の凝集力が落ち、その結果接着力、耐熱性、可撓性が
低下し、さらに間紙とのブロッキングが生じ本発明の目
的を達成することが出来なくなる。
【0007】[(C)成分:数平均分子量20,000以
下の結晶性ポリプロピレン]本発明においてワックスは
シーリング剤組成物の加熱溶融時の流動性・非粘着性を
増大させ、かつ室温における凝集力の向上、軟化点の調
整の働きをするものである。数平均分子量20,000
以下の結晶性ポリプロピレンは、プロピレンの重合体ま
たはアイソタクテイックポリプロピレンを分解して得ら
れる粉末状のポリプロピレン等であり、市販品として例
えばビスコール330P(数平均分子量15,000、R
&B軟化点152℃)、ビスコール550P(数平均分子
量4,000、R&B軟化点150℃)、ビスコール66
0P(数平均分子量3,000、R&B軟化点145
℃)、ビスコールTS−200(数平均分子量3,50
0、R&B軟化点145℃)(いずれも三洋化成工業(株)
製)などが挙げられる。ポリプロピレンの結晶性の程度
はJIS-K-7122(プラスチックの転移熱測定方法)
に規定される示差走査熱分析法によって測定される結晶
化熱で評価することができ、例えば前記ビスコール66
0Pは19.8Kcal/gの結晶化熱を有するポリプロピレ
ンであり、またビスコール550Pは24.9Kcal/gの
結晶化熱を有するポリプロピレンである。なお、後記す
る非晶性ポリプロピレンには、結晶化熱が殆どない。上
記結晶性ポリプロピレンを用いることにより、外壁材に
対する優れた接着耐熱性と加熱溶融時の流動性に優れた
シーリング剤組成物が得られるのである。なお、その特
性は分子量が1,000〜5,000の結晶性ポリプロピ
レンを用いると、より一層顕著に優れたシーリング剤組
成物が得られるので本発明にとり、そのようなポリプロ
ピレンを用いるのが格別に好ましい。本発明の組成物中
における、かかるポリプロピレンの配合量は、20重量
%〜40重量%が好ましい。20重量%未満では間紙と
のブロッキング性の問題が発生し、また、十分な凝集力
や耐熱性が得られず、溶融時の流動性も不足する、一
方、40重量%を超えるとシーリング剤組成物の可撓性
が低下し、耐寒性が失われることがある。本発明におい
て上記結晶性ポリプロピレンを採用するとき、その一部
を、主にアイソタックテイックポリプロピレンの副生成
物として分離される非晶性アタクテイックポリプロピレ
ン例えばビスタロン(R&B軟化点125℃〜155℃
千葉ファインケミカル)、ビスタックL(R&B軟化点5
0℃〜60℃千葉ファインケミカル)などや、非晶性ポ
リアルファオレフィン例えば、プロピレンとエチレン、
ブテン-1やヘキセンなどを共重合した低分子量の非晶性
ポリマーで、市販品として宇部レキセン(株)のウベタッ
ク2304、ウベタック2115、イーストマン社のイ
ーストボンドM−5Fなどに置き換えることが可能であ
るが、その置換率を結晶性ポリプロピレンの70wt%以
上にすると、結晶性ポリプロピレンによる特性が失われ
る様になるので70wt%以上にするのは避けるのが好ま
しい。また、結晶性ポリプロピレンとしての結晶性を損
なわない範囲で他のモノマーが共重合されたポリプロピ
レンを用いることも可能である。さらに、結晶性ポリプ
ロピレンと他のワックス例えば、パラフィンワックス、
マイクロワックス、低分子量ポリエチレンを発明の特徴
を損なわない範囲で併用することも可能である。
【0008】[(D)成分:液状炭化水素系可塑剤]本発
明で使用される液状炭化水素系可塑剤は、一般に合成ゴ
ムの増量油あるいはプロセスオイルと称されるパラフィ
ン系、ナフテン系、芳香族炭化水素系の石油系高沸留分
および液状ロジン、液状テルペンなどの液状樹脂および
ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリイソプレン、ポリ
ブタジエンさらにそれらの水素添加物などの液状炭化水
素系合成ゴムなどがある。市販品としては、プロセスオ
イルではシェルフレックス(シェル化学(株))、ダイアナ
プロセスオイル(出光興産(株))、ダイマロン,YSオイ
ル(ヤスハラケミカル(株))、流動パラフィンなどがあ
り、液状炭化水素系合成ゴムではクラプレンLIR(ク
ラレ(株))、出光ポリブテン(出光石油化学(株))、日石
ポリブテン(日本石油化学(株))などがある。これらの液
状炭化水素系可塑剤は、単独での使用あるいは数種類の
併用も可能である。これらの液状炭化水素系可塑剤は、
接着剤の柔軟性、外壁パネルへの密着性、溶融粘度の低
下及び溶融塗工時の流動性の向上の為に用いられる。本
発明の組成物中におけるかかる液状炭化水素系可塑剤の
配合量は、5重量%〜20重量%が好ましい。5重量%
未満ではシーリング剤組成物の可撓性が低下し、耐寒性
が失われる。また、溶融時の流動性も不足する、一方、
20重量部を超えるとシーリング剤組成物の凝集力が低
下し、耐熱性が損なわれる。
【0009】[その他の成分]さらに本発明のシーリン
グ剤組成物に充填剤、老化防止剤、紫外線防止剤などを
添加剤として併用することもできる。充填剤の例として
タルク、シリカ、炭酸カルシウム、カーボンブラック、
亜鉛華、酸化チタン、無機顔料などがあり、各々、溶融
塗工時の液垂れ防止や糸切れの改善、加熱溶融中のシー
リング剤組成物の熱安定性の向上、揺変性の付与、着色
などのために目的に応じて使用される。老化防止剤は加
熱溶融中の熱酸化に対する、紫外線防止剤はオゾンや紫
外線に対する保護を目的として、全組成物の内、各々3
重量%の範囲内で添加して使用するのが好ましい。
【0010】[シーリング剤組成物の特性]本発明のシ
ーリング剤組成物は、上述した様な構成によって得られ
るが、溶融発泡装置の適性粘度から考慮して、シーリン
グ剤はその溶融粘度が150〜200℃において100
0〜20000cps(センチポイズ)の範囲に入るものが
好ましい。またシーリング剤組成物の軟化点(R&B式)
としては110℃以上のものが好ましい。軟化点が11
0℃未満であると、高温の環境に曝されると極く弱い応
力によってもシーリング部に接着不良が生じ易くなる、
また、製造工程においてシーリング剤の固化が遅く間紙
とのブロッキングが生じ好ましくない。上記軟化点(R
&B式)はJISー Kー 6863(ホットメルト接着剤の
軟化点試験方法)に準じて測定したものである。
【0011】[シーリング剤の調製方法]本発明のシー
リング剤は、好ましくは窒素気流下通常140℃以上2
50℃以下の温度で、加熱型溶融撹拌槽と称する溶解槽
で撹拌羽根の回転により、組成物を構成する各成分を同
時または順次に溶解混合する方法、ニーダーと称する双
発回転羽根で加熱下シェアを掛けて各成分を同時または
順次に投入し混練りする方法、また押出機で単軸あるい
は2軸のスクリュウにより加熱下溶融混合する方法など
通常のホットメルト接着剤の製造で用いられるいずれか
の方法によって製造が可能である。
【0012】[シーリング剤の適用方法]本発明のシー
リング剤が適用される外壁材しては、石膏ボード、モル
タルボード、硬質木片セメントボード、金属ボードなど
あり、通常装飾のために表面が塗装されたものに適用さ
れる。塗布方法としては、ホットメルトシーリング剤を
溶融状態で不燃性ガスを機械的に混合し、ノズルから塗
布し、シーリング剤が発泡状態のビードにできる装置が
使用され、具体的にはノードソン社製フォームメルトア
プリーケーターFM−151等が使用できる。アプリー
ケーターの吐出条件としては、塗布温度が160℃以上
220℃以下になる条件が好ましい。塗布温度が160
℃以下ではホットメルトシーリング剤の溶融が困難にな
り吐出性が悪くなり好ましくない。一方220℃以上で
は加熱温度が高いためホットメルトシーリング剤の加熱
安定性が悪くなるため好ましくない。シーリング剤の発
泡倍率としては高ければ高い程シーリング剤が弾性を有
することになり好ましいが、通常は2.5倍〜4倍程度
で行うのが好ましい。2.5倍以下では十分な弾性が得
られず発泡による施工性の改良が得られない可能性が高
く、一方、発泡倍率が4倍を越えると発泡の具合が不均
一になったり、塗布時にビード幅が不均一になる等の塗
布性が悪くなる恐れがあるとともに装置の面でも問題が
生じる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例に基づい
て具体的に説明する。尚、各例で得られた接着剤の評価
方法は以下の方法によって行った。 a.相溶性 190℃溶融時に目視によって分離の有無を見た。 b.溶融粘度 JISーKー6862に準じて、190℃に加熱してB型
回転粘度計にて測定した。 c.R&B軟化点 JISーKー6863(ホットメルト接着剤の軟化点試験
方法)に準じて測定した。 d−1. 密着性(密着力) 23℃の基材にシーリング剤をビード状に塗布した。塗
工品を23℃に24時間放置後、ビードの一部を剥が
し、フックを掛けデジタル式バネばかりにて23℃の環
境下で90度剥離強度を測定した。同様に60℃の環境
下においても90度剥離強度を測定した。 d−2.密着性(耐横ずれ性/施工性) 23℃の基材にシーリング剤をビード状に塗布した。塗
工品を23℃に24時間放置後、23℃の環境下でビー
ドの真横から荷重100gで押さえビードのずれを観察
した。 ○:剥がれ、ずれなし ×:剥がれ、ずれあり 同様に5℃に24Hr放置後、5℃の環境下で評価を行
った、さらに、60℃の24Hr放置後、60℃の環境
下で評価を行った。 e. ブロッキング強度 60℃の基材に塗布後、オープンタイム15秒で、PE
フィルム(20μm)をのせ、10gf/ビードの荷重で圧
着した。23℃に24Hr放置後23℃における90度
剥離強度を測定した。同様に60℃に24Hr放置後2
3℃における90度剥離強度を測定した。 f.塗布条件 発泡用ホットメルトアプリケーターであるFM−151
型(ノードソン(株)製)を使用して評価した。発泡条件は
以下の条件によって行った。
【0014】〇 実施例1〜4および比較例1〜3 窒素気流下、170℃に加熱されたニーダーにクレイト
ンG−1652を2.5kg、アルコンP−115を2.5
kg、イルガノックス1010を100gr、チヌビン32
7を100gr投入して約30分間溶融混合した。次に、
プロセスオイルPW380を1kg投入して約30分溶融
混合した。充分に混合されているのを確認してからビス
コール660Pを4kg投入して約1時間溶融混後、約3
0分間減圧下170℃加熱状態にて脱泡した後、抜き出
してシーリング剤を得た。前述の評価方法による評価結
果を配合組成と共に実施例1として第1表に示した。実
施例2〜4および比較例1〜3も同様にして溶融混合、
評価し第1表に示した。表1から明らかな様に、実施例
1〜4では何れも良好な性能が得られたが、比較例1〜
3では十分な性能のものは得られなかった。
【0015】
【表1】
【0016】表1における配合成分の詳細は以下のとお
り。 *1 クレイトン G-1652 :SEBS系ブロック共重合体
(シェル化学社製) *2 アルコン P-115:水添石油樹脂(荒川化学社製) *3 ビスコール 660P : 低分子量ポリプロピレン(三洋
化成社製) *4 マイクロワックス #155 :マイクロワックス(日本
石油社製) *5 ダイアナプロセスオイル PW-380 :プロセスオイル
(出光興産社製) *6 イルガノックス 1010 :酸化防止剤(チバガイギー
社製) *7 チヌビン327:紫外線吸収剤(チバガイギー社製)
【0017】
【発明の効果】本発明のシーリング剤組成物によって、
外壁パネルに対して良好な密着性を示し、高温下での施
工が容易になった。しかも、短時間での梱包でもブロッ
キングが生じないよう改良されたため、間紙を剥がす時
にシーリング剤が剥がれるなどのトラブルがなくなり作
業性の著しい向上が得られた。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性エラストマー、粘着付与剤、ワ
    ックスおよび可塑剤を主成分とする外壁材用シーリング
    剤組成物において、ワックスが数平均分子量20000
    以下の結晶性ポリプロピレンであり、その量が組成物中
    20〜40重量%であることを特徴とする外壁材用シー
    リング剤組成物。
  2. 【請求項2】 下記4成分を含有し、それぞれの含有量
    が(A)成分15〜35重量%、(B)成分20〜40重量
    %、(C)成分20〜40重量%および(D)成分5〜20
    重量%であることを特徴とする外壁材用シーリング剤組
    成物。 (A)成分:スチレンーイソプレンースチレンブロック共
    重合体、スチレンーブタジエンースチレンブロック共重
    合体またはこれらブロック共重合体の水素添加物。 (B)成分:粘着付与剤。 (C)成分:数平均分子量20000以下の結晶性ポリプ
    ロピレンを主成分とするワックス。 (D)成分:液状炭化水素系可塑剤。
  3. 【請求項3】 発泡させた請求項1または請求項2記載
    の外壁材用シーリング剤組成物をラップジョイント部の
    シーリング剤として用いてあることを特徴とする外壁
    材。
JP2104597A 1997-01-20 1997-01-20 外壁材用シーリング剤組成物および外壁材 Pending JPH10204414A (ja)

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JP (1) JPH10204414A (ja)

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