JPH0569879B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0569879B2 JPH0569879B2 JP62502587A JP50258787A JPH0569879B2 JP H0569879 B2 JPH0569879 B2 JP H0569879B2 JP 62502587 A JP62502587 A JP 62502587A JP 50258787 A JP50258787 A JP 50258787A JP H0569879 B2 JPH0569879 B2 JP H0569879B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sample
- leather
- sheepskin
- hide
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C14—SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
- C14C—CHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
- C14C11/00—Surface finishing of leather
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C14—SKINS; HIDES; PELTS; LEATHER
- C14C—CHEMICAL TREATMENT OF HIDES, SKINS OR LEATHER, e.g. TANNING, IMPREGNATING, FINISHING; APPARATUS THEREFOR; COMPOSITIONS FOR TANNING
- C14C9/00—Impregnating leather for preserving, waterproofing, making resistant to heat or similar purposes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
請求の範囲
1 春期および夏期に使用するはき物の表甲用皮
革の製法であつて、 ウール付羊皮を、水と表面活性剤とを含有する
浴中に浸漬し、 浴中浸漬されたウール付羊皮の肉そぎをおこな
い、 肉そぎされたウール付羊皮を洗浄し、 洗浄されたウール付羊皮を酸洗いし、 酸洗いされたウール付羊皮をなめし、 ウール付羊皮の脱酸をおこない、 脱酸されたウール付羊皮の後なめしをおこな
い、 ウール付羊皮を、アクリル・エステルをベース
にした樹脂水溶液を用いて処理し、次にこの樹脂
を重合させてウール付羊皮を強固にし、 アクリル・エステルで処理されたウール付羊皮
を、乾燥と染色の工程を有する第一の仕上げ処理
をおこない、 ウール付羊皮のせん孔をおこない、ウール付羊
皮に孔を形成し、 孔付のウール付羊皮を、メタクリル樹脂水溶液
にて処理し、次いでこのメタクリル樹脂を、孔の
内表面に相応する箇所で重合させ、 メタクリル樹脂で処理されたウール付羊皮を、
乾燥と染色の工程を有する第二の仕上げ処理をお
こなう各段階を有する、春期および夏期に使用す
るはき物の表甲用皮革の製法。 2 請求の範囲第1項記載の製法において、アク
リル・エステルのポリマ化合物が、50℃の水と脱
酸剤とから成る中和浴液に添加され、この浴液に
皮を浸し、約6のPH値にすることを特徴とする製
法。 3 請求の範囲第2項記載の製法において、アク
リル・タイプの樹脂を、中和が完了してから1時
間後に、7g/の濃度まで添加することを特徴
とする製法。 4 請求の範囲第3項記載の製法において、アク
リル・タイプの樹脂を、樹脂自体が完全に皮に浸
透してから30分ないし2時間経過後、まず、小量
の蟻酸添加により重合させ、樹脂が皮の繊維に結
合されるようにし、次いで、乾燥状態で第2回目
の重合を行なうため、直接、乾燥した皮に約100
〜120℃の温度で4秒から8秒の間20Kg/m2の圧
力をかけることを特徴とする製法。 5 請求の範囲第1項記載の製法において、メタ
クリル樹脂による処理が、せん孔皮を50°〜60℃
に保たれた浴水中へ浸すことによつて行なわれ、
この浴水中へ、メタクリル樹脂を、予め重合させ
たのち、添加し、しかも浴水中の樹脂の割合は約
4〜6g/であり、更に蟻酸の添加により、前
記メタクリル樹脂の最終的重合を、約60℃の温度
で約30〜45′の間、行なうことを特徴とする製法。 6 春期および夏期に使用するはき物の表甲用
の、孔を有し且つ内側にウールの付いた羊皮であ
つて、アクリル・エステル樹脂での処理によつて
強化された繊維状組織を有し、孔の内表面に相応
する箇所がメタクリル樹脂での処理によつて増大
した強度を有する、上記羊皮。 明細書 本発明は、はき物の表甲用皮革の製法とその製
品に関するものである。詳言すれば、本発明は、
春期・夏期に用いるはき物と、内表にウールの付
いた表甲の製法を利用するさいに必要な、密度と
強度の高い特徴をもつせん孔皮を得るために、ウ
ール付羊皮を処理する方法に関するものである。 この方法は、ウール付羊皮の従来の処理とは、
それぞれ後なめし工程とせん孔工程のあとに、ア
クリル樹脂およびメタクリル樹脂で前記羊皮を処
理する点で異なつている。 気温の高い月々、特に夏期に敵したはき物は、
現在も公知であり、その種のはき物には、子牛の
皮製で内側にはライニングのない表甲が用いら
れ、この表甲は特殊な使用に必要な、密度と強度
が高いという特徴をもつている。 しかしながら、この種の皮製品は、衛生に良く
ない欠点がある。穴があるため、表甲の内表面と
足の皮膚との間に摩擦が生じ、きわめて不快であ
り、また、内部と外部との熱交換が不十分であ
る。はき物の内部を最適温度に保つためには十分
な熱交換が必要である。 加えて、夏期用はき物のための皮製品の公知解
決策は、おおむね布などの材料が用いられてい
る。これらの材料は発汗を吸収できるが、天候や
衝撃その他の外的ストレスなどのため、質の低下
が急速であるから、長もちするはき物を造る場合
には勧められない。 したがつて、暑い季節用のはき物の表甲であつ
て、せん孔されていながら、既述の欠点が無く、
加えて、強さ、耐久性快適さという望ましい特徴
をもつはき物が造れる表甲を製造する皮革製品が
必要なことは明らかである。 この要求を満たすために、本発明は、夏期用は
き物の表甲製造用原材料として、ウール付羊皮か
ら得られるせん孔皮を用いることを提案する。こ
の種の羊皮は、内表面にウールの層があるので、
コーテイングを形成することができ、このコーテ
イングは、その本来的性質により内部温度を一定
に保つことができ、かつまた、空気の循環を可能
にするので、足の過熱を防止し、したがつて発汗
も防止される。また、内側が静電防止的性格をも
つているので、ほこりの侵入も低減される。さら
に、本発明による羊皮は、足のどの部分にも局所
的な圧迫を生じさせない特性をもつているので、
均一の快適性が保証される。最後に、この羊皮
は、末梢血液の循環を高め、体内に生成される静
電エネルギーを吸収する作用をもつ点で、きわめ
て適切なものである。 しかしなから、ウール付羊皮の原材料を活用す
るには、その元の特徴のいくつかを考慮の外に置
くことはできない。たとえば、その特徴とは、毛
が多いので目の粗い繊維の織物の感触があること
や、はき物の表甲として用いるには適さない極め
て短い繊維をもつていることである。 この結果、ウール付羊皮から出発して、春・夏
用はき物に適したせん孔皮革製品にするために、
本発明は、それぞれ後なめし工程とせん孔工程の
あとにアクリル樹脂及びメタクリル樹脂による処
理を行なうことを提案するものである。 この処理によつて2つの目的が達成される。す
なわち、 a 原皮に高い密度と強度を与え、そのため皮
が、次のせん孔工程で破れる危険がなくなり、
所望のモデルに適合させて表甲を造ることがで
きる。 b 孔の内表面に相当する箇所の強度が増加する
ため、孔が拡がつたり、はいているとき前記内
表面に相当する箇所で皮が破れるのが防止され
る。 上述のように、本発明による製法の基本処理
は、羊皮の繊維状の組織の内側をアクリル樹脂で
処理し、次いで樹脂に2ステージの重合を行な
い、更に、従来式の手続により後なめしを仕上げ
を伴なうなめし処理の間に、孔の内表面に相応す
る箇所をメタクリル樹脂で処理し、次いで樹脂を
重合させるというものである。 皮の処理を示す従来のフローシートに、浸浴作
業や乾式作業の種々のステツプを示しておいた。 より詳しく言えば、浸浴により行なわれる従来
の作業は、次の処理ステツプで順次行なわれる。
すなわち、 a 浸漬ステツプ。このステツプでは、浸漬液に
漬けて有機残渣や血液を原皮から除去し、原皮
を軟化させる。これにより、引き続き行なわれ
る銀面繊維の処理をぬかすことができる。前記
浸漬液は冷水と表面活性剤、たとえば
FORYLL BB(吸収剤の混合物で陰イオン、非
イオンの両方がある。ヘンケル社の製品で、市
販されている)とで作られる。原皮には、次に
酵素製剤(すい臓バクテリアから得られた酵素
ベース製品)、たとえばREVERDASE 120(ロ
ーヌ・プレーヌ社)を作用させ、再び、天然の
水分を取戻させる。 b 肉そぎステツプ。皮はぎ後に残つている肉片
や脂肪塊を除去し、更に、皮下層も除かれるの
で、より一様かつ迅速になめしが行なわれる。 c 洗浄ステツプ。残つている汚れや脂肪部分を
除去する。残つている脂肪は、このステツプの
後、より一様に分布するようにされる。このス
テツプの処理は、乳化ペルクロロエチレンを用
いることで、スピードアツプされる。 d 酸洗いステツプ。このステツプは生物学的な
状態から無生物学的状態への移行ステツプで、
原皮には、クロム塩を透過させるのに一層適す
るようにすることによつて、クロムでなめす準
備処理が施される。 e なめしステツプ。クロム塩による従来式の処
理が行なわれ(塩基性硫酸クロム、PH2.8)、皮
は、軟化されると同時に十分に高密度になり、
弾性が乏しくなり、発汗が生じても差支えない
状態のものになる。 f 脱酸ステツプ。約48時間のなめし熟成期のあ
と、ビームの上に載せて、蛋白質に結合した水
解可能の酸は、中和作用を発揮する緩衝塩混合
物から成る化合物(たとえばCORATIL ND、
ヘンケル社製)により、中和される(酸がある
と、染めが不均一になる)。 g 後なめしステツプ。このステツプでは、原皮
は更に強度が与えられ、生地が裏打ちに適する
にされる。 従来式の乾式処理は、これに対して、仕上
げ、せん孔、再仕上げの各処理ステツプから成
つている。 本発明によれば、これらのステツプは、アクリ
ル樹脂による処理が行なわれる既述の2つのステ
ツプに統合される。 より詳しく言えば、後なめしステツプ、それ
も、このステツプの最終段階のさいに、繊維状組
織を強化するため、アクリル樹脂、それも、アク
リル・エステルを用いる。アクリル・エステル
は、繊維のなかに入り込み、重合され、繊維の格
子を太くし、原皮を更に高密度にし、強化する。
次のせん孔工程には、この強さが必要なのであ
る。 第2の処理は、本発明によれば、せん孔工程の
あとで乾式処理の間に行なわれ、孔の内側の原皮
露出表面をメタクリル樹脂で処理し、原皮表面
の、この内壁に相応する箇所を強化し、使用中に
皮が拡がつたり裂けたりしないようにする。 したがつて、本発明の特殊な1つの目的は、夏
期にはくはき物の表甲を製造するための皮革の製
法を提供することである。この製法の場合、まず
ウール付羊皮が浸浴処理と乾式処理され、前記浸
浴処理には、浸漬、肉そぎ、洗浄、酸洗い、なめ
し、脱酸、後なめしの各ステツプが含まれ、前記
乾式処理には第1の仕上げステツプ、せん孔ステ
ツプ、第2の仕上げステツプが含まれている。こ
の製法の特徴とするところは、後なめしステツプ
の最終段階で、皮をアクリル・エステルをベース
とした樹脂水溶液で処理し、次いで、この樹脂を
重合させ、当初の繊維格子を太くし、さらにま
た、前記せん孔ステツプ後に、皮をメタクリル樹
脂水溶液で処理し、次いで樹脂を、孔の内表面に
相応する箇所で重合することにある。 本発明により、後なめし工程の最終段階で用い
られるアクリル・ポリマーの種類は、従来式の処
理のさいに用いられるメラミン・タイプの樹脂も
しくはウレイン酸、ジシアンジアミド、ポリウレ
タン、オレオマレイン酸等等のタイプの樹脂と比
較すると、興味深いし、また斬新でもある。 実際、前記樹脂のいくつかのもの、詳言すれ
ば、広く用いられているポリウレタン樹脂やオレ
オマレイン樹脂は、原皮に十分な程度の高密度と
強度を与えることはできないことが、よく知られ
ている。 また、メラミンやウレイン酸の樹脂も、原皮に
軟かな感触を与える利点はあるが、前記の理由と
同じ理由で用いることはできない。 これに対して、所望の強度特性を与えることの
できるジシアンジアミドは、本発明の目的を満足
させることはできない。なぜなら、クロムによる
なめしステツプの特徴を、とりわけ染色ステツプ
への皮の適応性を、著しく損うからである。 本発明の提案によれば、アクリル樹脂は水溶液
で用いられ、分散水の形式では用いないのは、表
面沈積の代りに原皮内へよりよく浸透するように
するためである。表面沈積が生じれば、皮は過度
に硬くなる。本発明のこの提案により、皮革用の
陰イオン染料の生産を確実に増加させることがで
きる。 本発明による製法の場合、アクリル・エステル
のポリマー化合物は、50℃の水と脱酸剤(たとえ
ば既述のコラチルND)とから成る中和浴に加え
られる。この浸浴で原皮は約PH6に調整する。 本発明の提案になる中和浴を用いることによ
り、クロム塩が定着するに加えて、水溶液で用い
るアクリル・エステルのポリマー化合物、たとえ
ば、アイキヤツプ(Icap)社のICATAN38が効
果的に浸透する。 アクリル・エステル樹脂は、完全に中和されて
から約1時間後に、7g/の濃度で添加するの
が好ましい。こうすることにより、原皮の繊維
に、それも、原皮自体の強度が低いところ、詳言
すれば、側面部の、組織が余り弛緩していず、繊
維が長い箇所の繊維に十分浸透することができ
る。 更に、本発明によれば、アクリル・エステル樹
脂が完全に原皮内に浸透してから30分から2時間
後に、まず、蟻酸を少量添加して重合させる。次
いで、完全に乾燥した状態の原皮に直接に第2回
目の重合を、20Kg/cm2の圧力により約100〜120℃
の温度で4〜8秒間行なう。 ウール付きの原皮に、小さなパンチを有するプ
レートのあるプレスでせん孔したのち、既述の方
法によりメタクリル樹脂により処理を行なう。 この処理は、せん孔した原皮を50〜60℃の水に
漬け、そのなかへメタクリル酸の前重合樹脂を添
加し(たとえば、ヘンケル社のDRASIL−ANG)
する。濃度は4〜6g/とする。次いで、樹脂
は60℃の温度で、約30〜45分間、蟻酸を添加し重
合させる。 こうすることにより、樹脂はせん孔原皮の、孔
内壁に相当する箇所に沈着する。その箇所で樹脂
は、せん孔ステツプのさい繊維により吸収され
る。この結果、既述の好ましい効果が得られ、皮
の表面の強度が高くなる。 本発明の目的は、上述の方法により得られる皮
革を提供することにもある。 次に本発明の実施例を添付図面につき説明する
が、もとより本発明は図面の実施例に限定される
ものではない。 第1図は本発明による方法のブロツク図、 第2図は本発明の方法により得られた皮革を実
際に用いたくつの略示斜視図である。 第1図には、ウール付羊皮処理の種々の処理ス
テツプが示してあり、これらのステツプは、グル
ープAとグループBに分けられている。グループ
Aには浸浴作業の特徴をなす種々のステツプが集
められ、グループBには乾式作業の特徴をなす複
数ステツプが集められている。本発明による独自
のステツプは、アクリル樹脂とメタクリル樹脂そ
れぞれによる2つの処理から成つている。これら
2つの処理は、グループAでは後なめしステツプ
の最終段階の間に行なわれ、グループBではせん
孔ステツプのあとで行なわれる。 グループAでは、浸漬ステツプ、肉そぎステツ
プ、洗浄ステツプ、酸洗い作業による移行ステツ
プ等を含む生物学的処理段階と、なめしステツ
プ、脱酸ステツプ、後なめしステツプ等を含む非
生物学的段階とが区別できる。 乾式作業Bは、仕上げ、せん孔、本発明の特徴
であるメタクリル・ポリマー化合物による処理、
再仕上げの各ステツプを含んでいる。 上述の技術及び本発明の特徴は次のように要約
することができる。 a ウール付羊皮を冷水浴させる(原皮1枚につ
き水20)。この浸浴水は、FORYLL BB、す
なわちヘンケル社製の市販表面活性剤1g/
を含むものとする。浸漬したまま1夜おいて、
翌朝、水道の流水で、水がきれになるまで洗浄
する。次いでFORYLL BB(1g/25)と
REVERDSE 120(0.2g/)を加え、原皮を
48時間浸漬する(浸漬ステツプ)。 b 肉そぎステツプのあと、35〜38℃の水に1.5
g/のベルクロロエチレン(溶剤として)と
3g/のFORYLL BB(表面活性剤として)
を加え、原皮1枚当り20の割合の浴水に漬け
たのち、流水で洗う。 c 塩40g/の冷水(約4°Be′)を用意し、原
皮1枚当り20の量にして、30分間漬ける。次
いで、2.5g/の有機酸(たとえば、BASF
社のBASCAF F)を加え、約2時間おく。次
いで更に、蟻酸3g/を加え、原皮をPH2.8
で2〜3時間漬ける(酸洗いステツプ)。この
ステツプは、原皮をクロムなめしステツプに送
る準備のためのステツプであり、原皮にクロム
塩を迅速に浸透させるものである。クロム塩
は、浴水が酸性のため、反応が鈍くなり、その
結果、一様な浸透が阻害されるからである。塩
の添加は、酸の効果で原皮が膨張するのを防止
するために必要となる。 d 前記原皮は次いで以下の処理を受ける(なめ
しステツプ)。 液状クロム塩、たとえばヘンケル社の市販
GRASSAN DHSを1.6g/の割合で含有す
る冷水(1原皮当り20とする)に原皮を2時
間浸漬する。浴水を1時間放置してから、
BASF社の市販IMPLENAL APを添加し、原
皮を更に1時間浸漬させる。最後に10g/の
液状クロム塩を加え、この浴水に原皮を2〜3
時間漬ける。終りに、炭酸ナトリウム1g/
と重炭酸ナトリウム1g/を加え、原皮を3
〜4時間漬ける。そのあと原皮をビームの上に
拡げておく。 このように行なわれる方法により、はき物の
表甲に適するような皮が得られる。すなわち、
原皮は約90℃の限界温度で十分になめされ、柔
かなラバーの感触となり、十分に密度が高く、
弾性に乏しく、発汗にも耐える皮となるのであ
る。 事実、次のようなことが観察される。すなわ
ち、塩基性硫酸クロムを加えると、約2.8のPH
値にすることで一様に浸透が容易にされるのに
加えて、合成亜硫酸を添加すると、電解質に対
する安定性が高められ(GRASSAN DHS)、
更に掩蔽薬(IMPLENAL AP)を加えると、
クロムによるなめし作業が完全かつ安定的に行
なわれうるのである。最終段階でのアルカリ性
化合物の最後の添加には、クロム化合物の分子
をより大きくし、原皮の繊維の間に定着させ、
強じんななめし皮を得る目的がある。 e 脱酸ステツプでは、なめした原皮をビーム上
で48時間熟成させたのち、45℃の水に漬け(原
皮1枚につき20の水)、次いでCORATIL
NDを2g/添加して、1時間放置したの
ち、GRASSAN DHS3g/を添加し、さら
に1時間おく。 f 後なめしステツプは、従来方式による後なめ
しステツプを行なつたのち、アクリル樹脂によ
る処理を挿入して完了する。この処理は本発明
の特徴をなすものである。実際には、原皮を
7.8g/のCORATIL NDと7g/の
ICATAN38を加えた45〜50℃の温度の浴水に
漬ける。 原皮の肉側を裏打ちし、予め乾燥させてから
染色したのち、乾式作業ステツプが始まる。 g 脂肪族ポリウレタン(アスタシン・フイニツ
シユPUD)を原皮当り80〜100g含有する分散
水に110℃、150気圧で浸漬し、重合コーテイン
グを行なう従来式処理を済ませたのち、せん孔
工程を行なう。本発明の特徴をなす第2ステツ
プでは、ヘンケル社のDRASIL−ANGを含有
する50〜60℃の浴水に原皮が漬けられる。この
浴水は前重合メタクリル樹脂水溶液で、濃度は
4〜6g/である。次いで、蟻酸を加え、60
℃で45分以上処理する。これによつて、せん孔
皮表面に、それも孔hの内側部分に相応する箇
所に沈着が生ぜしめられ、更に仕上げが行なわ
れる。 第2図は、本発明により得られた、はき物の表
甲用皮革を用いたくつを示したものである。ウー
ル層1が、はき物の内側に見える。また、ベルベ
ツト皮もしくはけば立てされた皮2には孔3が設
けられているのがわかる。 はき物の表甲用の皮革にもとめられる性質を測
定する標準テストの結果を、次に報告しておこ
う。 このテストは、本発明による製法で処理したの
ちの雄羊皮の試料(試料A)と、非処理試料(試
料B)とを用いて次の点について行なわれた。 引張り強さと伸び強さの測定、 引裂き抵抗の測定、 ボール法による皮革の銀面の押延ばし強さ及び
引張り強さの測定、 軽量の皮を連続的に反復して折曲げて、耐摩耗
度を測定し、かつまた表面サイジングの反復使用
耐性を測定する。 試料A(本発明による処理) 標準手続き:UNI ISO 3376−引張り強さ及び
引伸し強さ。 適宜の状態にした試料を、引張りテスト機にか
け、引張り応力にさらし、破断させる。 引張り強さは、試料の横断面面積で破断荷重を
除すことで得られ、その値はN/mm2で表わす。 最終的な伸びは、試料の当初の長さと最終長さ
との差で算出される。この差は、試料の当初の長
さに対するパーセンテージで表わす。 条件設定とテステイング;通常の大気、A1タ
イプ(20±2℃、相対湿度65±) −UNI ISO 2589−皮革−機械的テスト−厚さ
測定
革の製法であつて、 ウール付羊皮を、水と表面活性剤とを含有する
浴中に浸漬し、 浴中浸漬されたウール付羊皮の肉そぎをおこな
い、 肉そぎされたウール付羊皮を洗浄し、 洗浄されたウール付羊皮を酸洗いし、 酸洗いされたウール付羊皮をなめし、 ウール付羊皮の脱酸をおこない、 脱酸されたウール付羊皮の後なめしをおこな
い、 ウール付羊皮を、アクリル・エステルをベース
にした樹脂水溶液を用いて処理し、次にこの樹脂
を重合させてウール付羊皮を強固にし、 アクリル・エステルで処理されたウール付羊皮
を、乾燥と染色の工程を有する第一の仕上げ処理
をおこない、 ウール付羊皮のせん孔をおこない、ウール付羊
皮に孔を形成し、 孔付のウール付羊皮を、メタクリル樹脂水溶液
にて処理し、次いでこのメタクリル樹脂を、孔の
内表面に相応する箇所で重合させ、 メタクリル樹脂で処理されたウール付羊皮を、
乾燥と染色の工程を有する第二の仕上げ処理をお
こなう各段階を有する、春期および夏期に使用す
るはき物の表甲用皮革の製法。 2 請求の範囲第1項記載の製法において、アク
リル・エステルのポリマ化合物が、50℃の水と脱
酸剤とから成る中和浴液に添加され、この浴液に
皮を浸し、約6のPH値にすることを特徴とする製
法。 3 請求の範囲第2項記載の製法において、アク
リル・タイプの樹脂を、中和が完了してから1時
間後に、7g/の濃度まで添加することを特徴
とする製法。 4 請求の範囲第3項記載の製法において、アク
リル・タイプの樹脂を、樹脂自体が完全に皮に浸
透してから30分ないし2時間経過後、まず、小量
の蟻酸添加により重合させ、樹脂が皮の繊維に結
合されるようにし、次いで、乾燥状態で第2回目
の重合を行なうため、直接、乾燥した皮に約100
〜120℃の温度で4秒から8秒の間20Kg/m2の圧
力をかけることを特徴とする製法。 5 請求の範囲第1項記載の製法において、メタ
クリル樹脂による処理が、せん孔皮を50°〜60℃
に保たれた浴水中へ浸すことによつて行なわれ、
この浴水中へ、メタクリル樹脂を、予め重合させ
たのち、添加し、しかも浴水中の樹脂の割合は約
4〜6g/であり、更に蟻酸の添加により、前
記メタクリル樹脂の最終的重合を、約60℃の温度
で約30〜45′の間、行なうことを特徴とする製法。 6 春期および夏期に使用するはき物の表甲用
の、孔を有し且つ内側にウールの付いた羊皮であ
つて、アクリル・エステル樹脂での処理によつて
強化された繊維状組織を有し、孔の内表面に相応
する箇所がメタクリル樹脂での処理によつて増大
した強度を有する、上記羊皮。 明細書 本発明は、はき物の表甲用皮革の製法とその製
品に関するものである。詳言すれば、本発明は、
春期・夏期に用いるはき物と、内表にウールの付
いた表甲の製法を利用するさいに必要な、密度と
強度の高い特徴をもつせん孔皮を得るために、ウ
ール付羊皮を処理する方法に関するものである。 この方法は、ウール付羊皮の従来の処理とは、
それぞれ後なめし工程とせん孔工程のあとに、ア
クリル樹脂およびメタクリル樹脂で前記羊皮を処
理する点で異なつている。 気温の高い月々、特に夏期に敵したはき物は、
現在も公知であり、その種のはき物には、子牛の
皮製で内側にはライニングのない表甲が用いら
れ、この表甲は特殊な使用に必要な、密度と強度
が高いという特徴をもつている。 しかしながら、この種の皮製品は、衛生に良く
ない欠点がある。穴があるため、表甲の内表面と
足の皮膚との間に摩擦が生じ、きわめて不快であ
り、また、内部と外部との熱交換が不十分であ
る。はき物の内部を最適温度に保つためには十分
な熱交換が必要である。 加えて、夏期用はき物のための皮製品の公知解
決策は、おおむね布などの材料が用いられてい
る。これらの材料は発汗を吸収できるが、天候や
衝撃その他の外的ストレスなどのため、質の低下
が急速であるから、長もちするはき物を造る場合
には勧められない。 したがつて、暑い季節用のはき物の表甲であつ
て、せん孔されていながら、既述の欠点が無く、
加えて、強さ、耐久性快適さという望ましい特徴
をもつはき物が造れる表甲を製造する皮革製品が
必要なことは明らかである。 この要求を満たすために、本発明は、夏期用は
き物の表甲製造用原材料として、ウール付羊皮か
ら得られるせん孔皮を用いることを提案する。こ
の種の羊皮は、内表面にウールの層があるので、
コーテイングを形成することができ、このコーテ
イングは、その本来的性質により内部温度を一定
に保つことができ、かつまた、空気の循環を可能
にするので、足の過熱を防止し、したがつて発汗
も防止される。また、内側が静電防止的性格をも
つているので、ほこりの侵入も低減される。さら
に、本発明による羊皮は、足のどの部分にも局所
的な圧迫を生じさせない特性をもつているので、
均一の快適性が保証される。最後に、この羊皮
は、末梢血液の循環を高め、体内に生成される静
電エネルギーを吸収する作用をもつ点で、きわめ
て適切なものである。 しかしなから、ウール付羊皮の原材料を活用す
るには、その元の特徴のいくつかを考慮の外に置
くことはできない。たとえば、その特徴とは、毛
が多いので目の粗い繊維の織物の感触があること
や、はき物の表甲として用いるには適さない極め
て短い繊維をもつていることである。 この結果、ウール付羊皮から出発して、春・夏
用はき物に適したせん孔皮革製品にするために、
本発明は、それぞれ後なめし工程とせん孔工程の
あとにアクリル樹脂及びメタクリル樹脂による処
理を行なうことを提案するものである。 この処理によつて2つの目的が達成される。す
なわち、 a 原皮に高い密度と強度を与え、そのため皮
が、次のせん孔工程で破れる危険がなくなり、
所望のモデルに適合させて表甲を造ることがで
きる。 b 孔の内表面に相当する箇所の強度が増加する
ため、孔が拡がつたり、はいているとき前記内
表面に相当する箇所で皮が破れるのが防止され
る。 上述のように、本発明による製法の基本処理
は、羊皮の繊維状の組織の内側をアクリル樹脂で
処理し、次いで樹脂に2ステージの重合を行な
い、更に、従来式の手続により後なめしを仕上げ
を伴なうなめし処理の間に、孔の内表面に相応す
る箇所をメタクリル樹脂で処理し、次いで樹脂を
重合させるというものである。 皮の処理を示す従来のフローシートに、浸浴作
業や乾式作業の種々のステツプを示しておいた。 より詳しく言えば、浸浴により行なわれる従来
の作業は、次の処理ステツプで順次行なわれる。
すなわち、 a 浸漬ステツプ。このステツプでは、浸漬液に
漬けて有機残渣や血液を原皮から除去し、原皮
を軟化させる。これにより、引き続き行なわれ
る銀面繊維の処理をぬかすことができる。前記
浸漬液は冷水と表面活性剤、たとえば
FORYLL BB(吸収剤の混合物で陰イオン、非
イオンの両方がある。ヘンケル社の製品で、市
販されている)とで作られる。原皮には、次に
酵素製剤(すい臓バクテリアから得られた酵素
ベース製品)、たとえばREVERDASE 120(ロ
ーヌ・プレーヌ社)を作用させ、再び、天然の
水分を取戻させる。 b 肉そぎステツプ。皮はぎ後に残つている肉片
や脂肪塊を除去し、更に、皮下層も除かれるの
で、より一様かつ迅速になめしが行なわれる。 c 洗浄ステツプ。残つている汚れや脂肪部分を
除去する。残つている脂肪は、このステツプの
後、より一様に分布するようにされる。このス
テツプの処理は、乳化ペルクロロエチレンを用
いることで、スピードアツプされる。 d 酸洗いステツプ。このステツプは生物学的な
状態から無生物学的状態への移行ステツプで、
原皮には、クロム塩を透過させるのに一層適す
るようにすることによつて、クロムでなめす準
備処理が施される。 e なめしステツプ。クロム塩による従来式の処
理が行なわれ(塩基性硫酸クロム、PH2.8)、皮
は、軟化されると同時に十分に高密度になり、
弾性が乏しくなり、発汗が生じても差支えない
状態のものになる。 f 脱酸ステツプ。約48時間のなめし熟成期のあ
と、ビームの上に載せて、蛋白質に結合した水
解可能の酸は、中和作用を発揮する緩衝塩混合
物から成る化合物(たとえばCORATIL ND、
ヘンケル社製)により、中和される(酸がある
と、染めが不均一になる)。 g 後なめしステツプ。このステツプでは、原皮
は更に強度が与えられ、生地が裏打ちに適する
にされる。 従来式の乾式処理は、これに対して、仕上
げ、せん孔、再仕上げの各処理ステツプから成
つている。 本発明によれば、これらのステツプは、アクリ
ル樹脂による処理が行なわれる既述の2つのステ
ツプに統合される。 より詳しく言えば、後なめしステツプ、それ
も、このステツプの最終段階のさいに、繊維状組
織を強化するため、アクリル樹脂、それも、アク
リル・エステルを用いる。アクリル・エステル
は、繊維のなかに入り込み、重合され、繊維の格
子を太くし、原皮を更に高密度にし、強化する。
次のせん孔工程には、この強さが必要なのであ
る。 第2の処理は、本発明によれば、せん孔工程の
あとで乾式処理の間に行なわれ、孔の内側の原皮
露出表面をメタクリル樹脂で処理し、原皮表面
の、この内壁に相応する箇所を強化し、使用中に
皮が拡がつたり裂けたりしないようにする。 したがつて、本発明の特殊な1つの目的は、夏
期にはくはき物の表甲を製造するための皮革の製
法を提供することである。この製法の場合、まず
ウール付羊皮が浸浴処理と乾式処理され、前記浸
浴処理には、浸漬、肉そぎ、洗浄、酸洗い、なめ
し、脱酸、後なめしの各ステツプが含まれ、前記
乾式処理には第1の仕上げステツプ、せん孔ステ
ツプ、第2の仕上げステツプが含まれている。こ
の製法の特徴とするところは、後なめしステツプ
の最終段階で、皮をアクリル・エステルをベース
とした樹脂水溶液で処理し、次いで、この樹脂を
重合させ、当初の繊維格子を太くし、さらにま
た、前記せん孔ステツプ後に、皮をメタクリル樹
脂水溶液で処理し、次いで樹脂を、孔の内表面に
相応する箇所で重合することにある。 本発明により、後なめし工程の最終段階で用い
られるアクリル・ポリマーの種類は、従来式の処
理のさいに用いられるメラミン・タイプの樹脂も
しくはウレイン酸、ジシアンジアミド、ポリウレ
タン、オレオマレイン酸等等のタイプの樹脂と比
較すると、興味深いし、また斬新でもある。 実際、前記樹脂のいくつかのもの、詳言すれ
ば、広く用いられているポリウレタン樹脂やオレ
オマレイン樹脂は、原皮に十分な程度の高密度と
強度を与えることはできないことが、よく知られ
ている。 また、メラミンやウレイン酸の樹脂も、原皮に
軟かな感触を与える利点はあるが、前記の理由と
同じ理由で用いることはできない。 これに対して、所望の強度特性を与えることの
できるジシアンジアミドは、本発明の目的を満足
させることはできない。なぜなら、クロムによる
なめしステツプの特徴を、とりわけ染色ステツプ
への皮の適応性を、著しく損うからである。 本発明の提案によれば、アクリル樹脂は水溶液
で用いられ、分散水の形式では用いないのは、表
面沈積の代りに原皮内へよりよく浸透するように
するためである。表面沈積が生じれば、皮は過度
に硬くなる。本発明のこの提案により、皮革用の
陰イオン染料の生産を確実に増加させることがで
きる。 本発明による製法の場合、アクリル・エステル
のポリマー化合物は、50℃の水と脱酸剤(たとえ
ば既述のコラチルND)とから成る中和浴に加え
られる。この浸浴で原皮は約PH6に調整する。 本発明の提案になる中和浴を用いることによ
り、クロム塩が定着するに加えて、水溶液で用い
るアクリル・エステルのポリマー化合物、たとえ
ば、アイキヤツプ(Icap)社のICATAN38が効
果的に浸透する。 アクリル・エステル樹脂は、完全に中和されて
から約1時間後に、7g/の濃度で添加するの
が好ましい。こうすることにより、原皮の繊維
に、それも、原皮自体の強度が低いところ、詳言
すれば、側面部の、組織が余り弛緩していず、繊
維が長い箇所の繊維に十分浸透することができ
る。 更に、本発明によれば、アクリル・エステル樹
脂が完全に原皮内に浸透してから30分から2時間
後に、まず、蟻酸を少量添加して重合させる。次
いで、完全に乾燥した状態の原皮に直接に第2回
目の重合を、20Kg/cm2の圧力により約100〜120℃
の温度で4〜8秒間行なう。 ウール付きの原皮に、小さなパンチを有するプ
レートのあるプレスでせん孔したのち、既述の方
法によりメタクリル樹脂により処理を行なう。 この処理は、せん孔した原皮を50〜60℃の水に
漬け、そのなかへメタクリル酸の前重合樹脂を添
加し(たとえば、ヘンケル社のDRASIL−ANG)
する。濃度は4〜6g/とする。次いで、樹脂
は60℃の温度で、約30〜45分間、蟻酸を添加し重
合させる。 こうすることにより、樹脂はせん孔原皮の、孔
内壁に相当する箇所に沈着する。その箇所で樹脂
は、せん孔ステツプのさい繊維により吸収され
る。この結果、既述の好ましい効果が得られ、皮
の表面の強度が高くなる。 本発明の目的は、上述の方法により得られる皮
革を提供することにもある。 次に本発明の実施例を添付図面につき説明する
が、もとより本発明は図面の実施例に限定される
ものではない。 第1図は本発明による方法のブロツク図、 第2図は本発明の方法により得られた皮革を実
際に用いたくつの略示斜視図である。 第1図には、ウール付羊皮処理の種々の処理ス
テツプが示してあり、これらのステツプは、グル
ープAとグループBに分けられている。グループ
Aには浸浴作業の特徴をなす種々のステツプが集
められ、グループBには乾式作業の特徴をなす複
数ステツプが集められている。本発明による独自
のステツプは、アクリル樹脂とメタクリル樹脂そ
れぞれによる2つの処理から成つている。これら
2つの処理は、グループAでは後なめしステツプ
の最終段階の間に行なわれ、グループBではせん
孔ステツプのあとで行なわれる。 グループAでは、浸漬ステツプ、肉そぎステツ
プ、洗浄ステツプ、酸洗い作業による移行ステツ
プ等を含む生物学的処理段階と、なめしステツ
プ、脱酸ステツプ、後なめしステツプ等を含む非
生物学的段階とが区別できる。 乾式作業Bは、仕上げ、せん孔、本発明の特徴
であるメタクリル・ポリマー化合物による処理、
再仕上げの各ステツプを含んでいる。 上述の技術及び本発明の特徴は次のように要約
することができる。 a ウール付羊皮を冷水浴させる(原皮1枚につ
き水20)。この浸浴水は、FORYLL BB、す
なわちヘンケル社製の市販表面活性剤1g/
を含むものとする。浸漬したまま1夜おいて、
翌朝、水道の流水で、水がきれになるまで洗浄
する。次いでFORYLL BB(1g/25)と
REVERDSE 120(0.2g/)を加え、原皮を
48時間浸漬する(浸漬ステツプ)。 b 肉そぎステツプのあと、35〜38℃の水に1.5
g/のベルクロロエチレン(溶剤として)と
3g/のFORYLL BB(表面活性剤として)
を加え、原皮1枚当り20の割合の浴水に漬け
たのち、流水で洗う。 c 塩40g/の冷水(約4°Be′)を用意し、原
皮1枚当り20の量にして、30分間漬ける。次
いで、2.5g/の有機酸(たとえば、BASF
社のBASCAF F)を加え、約2時間おく。次
いで更に、蟻酸3g/を加え、原皮をPH2.8
で2〜3時間漬ける(酸洗いステツプ)。この
ステツプは、原皮をクロムなめしステツプに送
る準備のためのステツプであり、原皮にクロム
塩を迅速に浸透させるものである。クロム塩
は、浴水が酸性のため、反応が鈍くなり、その
結果、一様な浸透が阻害されるからである。塩
の添加は、酸の効果で原皮が膨張するのを防止
するために必要となる。 d 前記原皮は次いで以下の処理を受ける(なめ
しステツプ)。 液状クロム塩、たとえばヘンケル社の市販
GRASSAN DHSを1.6g/の割合で含有す
る冷水(1原皮当り20とする)に原皮を2時
間浸漬する。浴水を1時間放置してから、
BASF社の市販IMPLENAL APを添加し、原
皮を更に1時間浸漬させる。最後に10g/の
液状クロム塩を加え、この浴水に原皮を2〜3
時間漬ける。終りに、炭酸ナトリウム1g/
と重炭酸ナトリウム1g/を加え、原皮を3
〜4時間漬ける。そのあと原皮をビームの上に
拡げておく。 このように行なわれる方法により、はき物の
表甲に適するような皮が得られる。すなわち、
原皮は約90℃の限界温度で十分になめされ、柔
かなラバーの感触となり、十分に密度が高く、
弾性に乏しく、発汗にも耐える皮となるのであ
る。 事実、次のようなことが観察される。すなわ
ち、塩基性硫酸クロムを加えると、約2.8のPH
値にすることで一様に浸透が容易にされるのに
加えて、合成亜硫酸を添加すると、電解質に対
する安定性が高められ(GRASSAN DHS)、
更に掩蔽薬(IMPLENAL AP)を加えると、
クロムによるなめし作業が完全かつ安定的に行
なわれうるのである。最終段階でのアルカリ性
化合物の最後の添加には、クロム化合物の分子
をより大きくし、原皮の繊維の間に定着させ、
強じんななめし皮を得る目的がある。 e 脱酸ステツプでは、なめした原皮をビーム上
で48時間熟成させたのち、45℃の水に漬け(原
皮1枚につき20の水)、次いでCORATIL
NDを2g/添加して、1時間放置したの
ち、GRASSAN DHS3g/を添加し、さら
に1時間おく。 f 後なめしステツプは、従来方式による後なめ
しステツプを行なつたのち、アクリル樹脂によ
る処理を挿入して完了する。この処理は本発明
の特徴をなすものである。実際には、原皮を
7.8g/のCORATIL NDと7g/の
ICATAN38を加えた45〜50℃の温度の浴水に
漬ける。 原皮の肉側を裏打ちし、予め乾燥させてから
染色したのち、乾式作業ステツプが始まる。 g 脂肪族ポリウレタン(アスタシン・フイニツ
シユPUD)を原皮当り80〜100g含有する分散
水に110℃、150気圧で浸漬し、重合コーテイン
グを行なう従来式処理を済ませたのち、せん孔
工程を行なう。本発明の特徴をなす第2ステツ
プでは、ヘンケル社のDRASIL−ANGを含有
する50〜60℃の浴水に原皮が漬けられる。この
浴水は前重合メタクリル樹脂水溶液で、濃度は
4〜6g/である。次いで、蟻酸を加え、60
℃で45分以上処理する。これによつて、せん孔
皮表面に、それも孔hの内側部分に相応する箇
所に沈着が生ぜしめられ、更に仕上げが行なわ
れる。 第2図は、本発明により得られた、はき物の表
甲用皮革を用いたくつを示したものである。ウー
ル層1が、はき物の内側に見える。また、ベルベ
ツト皮もしくはけば立てされた皮2には孔3が設
けられているのがわかる。 はき物の表甲用の皮革にもとめられる性質を測
定する標準テストの結果を、次に報告しておこ
う。 このテストは、本発明による製法で処理したの
ちの雄羊皮の試料(試料A)と、非処理試料(試
料B)とを用いて次の点について行なわれた。 引張り強さと伸び強さの測定、 引裂き抵抗の測定、 ボール法による皮革の銀面の押延ばし強さ及び
引張り強さの測定、 軽量の皮を連続的に反復して折曲げて、耐摩耗
度を測定し、かつまた表面サイジングの反復使用
耐性を測定する。 試料A(本発明による処理) 標準手続き:UNI ISO 3376−引張り強さ及び
引伸し強さ。 適宜の状態にした試料を、引張りテスト機にか
け、引張り応力にさらし、破断させる。 引張り強さは、試料の横断面面積で破断荷重を
除すことで得られ、その値はN/mm2で表わす。 最終的な伸びは、試料の当初の長さと最終長さ
との差で算出される。この差は、試料の当初の長
さに対するパーセンテージで表わす。 条件設定とテステイング;通常の大気、A1タ
イプ(20±2℃、相対湿度65±) −UNI ISO 2589−皮革−機械的テスト−厚さ
測定
【表】
平均引張り強さ=12.1N/mm2
平均最終伸び、%=41.87%
標準手続きUNI ISO 3377 IUP 8−引裂き強
さの測定。 所定形状のスリツトを設けた長方形の試料を、
引張りテスト機のクランプの間に取付けられた一
対の試料ホルダーの突出端部に引掛ける。この試
料ホルダーを分離するのに必要な最大伸び応力
を、引裂き強さの値と見なす。 条件設定とテステイング:通常の大気、A2タ
イプ(23±2℃、相対湿度50±5%) 引張り速度:100±10mm/min. 試料 引裂き強さ(N/mm) 1 51.6 2 44.5 3 42.3 平均引裂き強さ=46.12N/mm 標準手続UNI ISO 3379−皮革銀面の押伸ばし
及び引張り強さ−ボール法 鋼球を、縁辺部に沿つてしつかり固定したデイ
スク状皮革試料切片の肉側中央部に押付ける。 鋼球の圧力と試料の押伸ばし度は、皮革銀面が
圧潰され、(起りうることだが)皮革が破れたそ
の瞬間に記録する。 条件設定及びテステイング:通常の大気、A1
タイプ(20±2℃、65±5%U.R.)
さの測定。 所定形状のスリツトを設けた長方形の試料を、
引張りテスト機のクランプの間に取付けられた一
対の試料ホルダーの突出端部に引掛ける。この試
料ホルダーを分離するのに必要な最大伸び応力
を、引裂き強さの値と見なす。 条件設定とテステイング:通常の大気、A2タ
イプ(23±2℃、相対湿度50±5%) 引張り速度:100±10mm/min. 試料 引裂き強さ(N/mm) 1 51.6 2 44.5 3 42.3 平均引裂き強さ=46.12N/mm 標準手続UNI ISO 3379−皮革銀面の押伸ばし
及び引張り強さ−ボール法 鋼球を、縁辺部に沿つてしつかり固定したデイ
スク状皮革試料切片の肉側中央部に押付ける。 鋼球の圧力と試料の押伸ばし度は、皮革銀面が
圧潰され、(起りうることだが)皮革が破れたそ
の瞬間に記録する。 条件設定及びテステイング:通常の大気、A1
タイプ(20±2℃、65±5%U.R.)
【表】
平均圧潰発生荷重:230.6N
圧潰発生時の平均押伸ばし:5.8mm
平均破断荷重:558.6N
破断時の平均押伸ばし:8.3mm
標準手続:UNI 8433/TUP 20−軽量皮革
の反復使用抵抗(連続的折曲げ使用)と皮革表面
サイジングの反復使用抵抗の測定。 この測定は、テスト器具の2つの端末にそれぞ
れ試料をクランプして行なう。 2つのクランプ端末の片方は不動にし、他方の
端末は、100+5サイクル/分の振動数、22.5°の
振幅で振動し、試料も一緒に振動せしめられる。 条件設定とテステイング:通常の気圧、A1タ
イプ(20°±2℃、相対湿度65±5%) 長方形の試料6片、サイズ70×45mm、シヤーリ
ングにより作る。テスト・サイクルの数:50000
サイクル。 テスト後の試料にひび割れその他の劣化現象は
見られなかつた。 試料B(非処理試料) 標準手続:UNI ISO 3376−引張り強さと延
伸強さの測定。 試料は、調製後、引張り強さテスト機にかけ、
破断するまで、引張り応力にさらす。 引張り強さは、試料横断面積で最終引張り荷重
を除して計算し、N/mm2で表わす。 最終伸びは、試料の始めの長さと最終長さとの
差を計算して得られる。この差は、試料の最初の
長さに対するパーセンテージで表わす。 条件設定及びテステイング:通常の大気、A1
タイプ(20±2℃、相対湿度65±5%) −UNI ISO 2589−皮革−機械的テスト−厚さ
測定
サイジングの反復使用抵抗の測定。 この測定は、テスト器具の2つの端末にそれぞ
れ試料をクランプして行なう。 2つのクランプ端末の片方は不動にし、他方の
端末は、100+5サイクル/分の振動数、22.5°の
振幅で振動し、試料も一緒に振動せしめられる。 条件設定とテステイング:通常の気圧、A1タ
イプ(20°±2℃、相対湿度65±5%) 長方形の試料6片、サイズ70×45mm、シヤーリ
ングにより作る。テスト・サイクルの数:50000
サイクル。 テスト後の試料にひび割れその他の劣化現象は
見られなかつた。 試料B(非処理試料) 標準手続:UNI ISO 3376−引張り強さと延
伸強さの測定。 試料は、調製後、引張り強さテスト機にかけ、
破断するまで、引張り応力にさらす。 引張り強さは、試料横断面積で最終引張り荷重
を除して計算し、N/mm2で表わす。 最終伸びは、試料の始めの長さと最終長さとの
差を計算して得られる。この差は、試料の最初の
長さに対するパーセンテージで表わす。 条件設定及びテステイング:通常の大気、A1
タイプ(20±2℃、相対湿度65±5%) −UNI ISO 2589−皮革−機械的テスト−厚さ
測定
【表】
平均引張り強さ=18.97N/mm2
平均最終伸び、%=51.0%
標準手続:UNI ISO 3377−支承強さの測定。
所定形状のカツトされたスリツトをもつ長方形
の試料を、引張りテスト機のクランプの間に固定
された試料ホルダー対の突出端部に引掛ける。こ
の試料ホルダーを分離するのに要する最大伸び荷
重を、引裂き強さと見なす。 条件設定とテステイング:通常の大気、A2タ
イプ(23±2℃、相対湿度50±5%) 引張り速度:100±10mm/min. 試料 引裂き強さ(N/mm) 1 73.1 2 68.6 3 64.1 平均引裂き強さ=68.6N/mm 標準手続UNI ISO 3379−皮革銀面の押伸ばし
強さ及び引張り強さ−ボール法 鋼球を、デイスク状にカツトされ、縁辺部に沿
つてしつかり固定された皮革試料の内側中央部に
押付ける。 鋼球の押圧力と試料の押伸ばし度は、皮革銀面
が圧潰され、(起りうることだが)皮革が破れた
その瞬間に記録される。 条件設定及びテステイング:通常の大気A1(20
±2℃相対湿度65±5%)。
の試料を、引張りテスト機のクランプの間に固定
された試料ホルダー対の突出端部に引掛ける。こ
の試料ホルダーを分離するのに要する最大伸び荷
重を、引裂き強さと見なす。 条件設定とテステイング:通常の大気、A2タ
イプ(23±2℃、相対湿度50±5%) 引張り速度:100±10mm/min. 試料 引裂き強さ(N/mm) 1 73.1 2 68.6 3 64.1 平均引裂き強さ=68.6N/mm 標準手続UNI ISO 3379−皮革銀面の押伸ばし
強さ及び引張り強さ−ボール法 鋼球を、デイスク状にカツトされ、縁辺部に沿
つてしつかり固定された皮革試料の内側中央部に
押付ける。 鋼球の押圧力と試料の押伸ばし度は、皮革銀面
が圧潰され、(起りうることだが)皮革が破れた
その瞬間に記録される。 条件設定及びテステイング:通常の大気A1(20
±2℃相対湿度65±5%)。
【表】
平均破断荷重:528.6N
平均破断時押伸ばし:9.5mm
標準手続:UNI 8433/IUP 20−軽量皮革及び
皮革表面サイジングの反復使用抵抗の測定(反復
的折曲げの連続) この測定は、テスト器具の2つのクランプにそ
れぞれ試料を取付けて行なう。 2つのクランプのうちの1つは固定し、他方の
クランプは100+5サイクル/minの振動数、
22.5°の振幅で振動し、試料も一緒に振動せしめ
られる。 条件設定及びテステイング:通常の大気、A1
タイプ(20°±2℃、相対湿度65±5%)。 長方形の試料6片、サイズ70×45mm、シヤーリ
ングにより作つたもの。 テステイング・サイクル数−50000サイクル。 テストの終了後、試料は破損その他の劣化は認
められない。 次の表は、上述の技術テストの結果をまとめた
ものである。
皮革表面サイジングの反復使用抵抗の測定(反復
的折曲げの連続) この測定は、テスト器具の2つのクランプにそ
れぞれ試料を取付けて行なう。 2つのクランプのうちの1つは固定し、他方の
クランプは100+5サイクル/minの振動数、
22.5°の振幅で振動し、試料も一緒に振動せしめ
られる。 条件設定及びテステイング:通常の大気、A1
タイプ(20°±2℃、相対湿度65±5%)。 長方形の試料6片、サイズ70×45mm、シヤーリ
ングにより作つたもの。 テステイング・サイクル数−50000サイクル。 テストの終了後、試料は破損その他の劣化は認
められない。 次の表は、上述の技術テストの結果をまとめた
ものである。
【表】
この表から分かるのは、試料Aの値は、はき物
の表甲用シープ皮の値より良いだけでなく、ラム
皮の値よりも、同じくすぐれているということで
ある。 以上、本発明を若干の実施例について説明した
が、言うまでもなく、独占権の対象である本発明
の思想と範囲を逸脱することなしに、種々の変化
形や変更が可能であると考えねばならない。
の表甲用シープ皮の値より良いだけでなく、ラム
皮の値よりも、同じくすぐれているということで
ある。 以上、本発明を若干の実施例について説明した
が、言うまでもなく、独占権の対象である本発明
の思想と範囲を逸脱することなしに、種々の変化
形や変更が可能であると考えねばならない。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT48666/86A IT1199294B (it) | 1986-11-18 | 1986-11-18 | Procedimento per la produzione di pelli destinate alla fabbricazione di tomaie per calzature e relativo prodotto |
| IT48666-A/86 | 1986-11-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02500444A JPH02500444A (ja) | 1990-02-15 |
| JPH0569879B2 true JPH0569879B2 (ja) | 1993-10-01 |
Family
ID=11267929
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62502587A Granted JPH02500444A (ja) | 1986-11-18 | 1987-04-13 | はき物の表甲用皮革の製法とその製品 |
Country Status (22)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0324734B1 (ja) |
| JP (1) | JPH02500444A (ja) |
| KR (1) | KR890700169A (ja) |
| CN (1) | CN1013205B (ja) |
| AU (1) | AU606059B2 (ja) |
| BG (1) | BG50390A3 (ja) |
| CS (1) | CS275887B6 (ja) |
| DD (1) | DD279691A5 (ja) |
| FI (1) | FI892363A7 (ja) |
| HU (1) | HU203386B (ja) |
| IL (1) | IL84437A (ja) |
| IT (1) | IT1199294B (ja) |
| MA (1) | MA21110A1 (ja) |
| NZ (1) | NZ222559A (ja) |
| PL (1) | PL156512B1 (ja) |
| PT (1) | PT86161B (ja) |
| RO (1) | RO103963B1 (ja) |
| RU (1) | RU1777608C (ja) |
| TR (1) | TR23044A (ja) |
| WO (1) | WO1988003958A1 (ja) |
| YU (1) | YU209087A (ja) |
| ZA (1) | ZA878523B (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009249422A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Toyota Boshoku Corp | 皮革の孔開け加工方法 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5172228B2 (ja) | 2007-06-28 | 2013-03-27 | ミドリホクヨー株式会社 | 革 |
| RU2494151C2 (ru) * | 2008-05-16 | 2013-09-27 | Мидори Хокуйо Ко., Лтд. | Верхнее покрытие |
| CN103484577B (zh) * | 2013-10-21 | 2015-11-25 | 晋江市香江皮革有限公司 | 一种耐曲折皮革的生产方法 |
| CN103866053B (zh) * | 2014-04-02 | 2015-09-30 | 宁夏盐池美雅滩羊裘皮有限公司 | 一种鞣制滩羊二毛裘皮的工艺 |
| KR101686896B1 (ko) * | 2016-08-31 | 2016-12-15 | 허민수 | 양모섬유를 이용한 신발 및 신발의 제조에 이용되는 갑피의 제조방법 |
| CN119144772A (zh) * | 2024-11-14 | 2024-12-17 | 德州兴隆皮革制品有限公司 | 一种带有通风功能的沙发革及制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3843320A (en) * | 1972-05-31 | 1974-10-22 | Us Agriculture | Graft polymerization of vinyl monomers onto chrome-tanned hides and skins |
-
1986
- 1986-11-18 IT IT48666/86A patent/IT1199294B/it active
-
1987
- 1987-04-13 RO RO139647A patent/RO103963B1/ro unknown
- 1987-04-13 EP EP87902692A patent/EP0324734B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-13 JP JP62502587A patent/JPH02500444A/ja active Granted
- 1987-04-13 HU HU872363A patent/HU203386B/hu not_active IP Right Cessation
- 1987-04-13 AU AU73025/87A patent/AU606059B2/en not_active Ceased
- 1987-04-13 WO PCT/IT1987/000034 patent/WO1988003958A1/en not_active Ceased
- 1987-04-13 FI FI892363A patent/FI892363A7/fi not_active IP Right Cessation
- 1987-11-11 IL IL84437A patent/IL84437A/xx unknown
- 1987-11-13 ZA ZA878523A patent/ZA878523B/xx unknown
- 1987-11-16 NZ NZ222559A patent/NZ222559A/en unknown
- 1987-11-17 MA MA21351A patent/MA21110A1/fr unknown
- 1987-11-17 CS CS878241A patent/CS275887B6/cs unknown
- 1987-11-17 DD DD87309129A patent/DD279691A5/de not_active IP Right Cessation
- 1987-11-18 YU YU02090/87A patent/YU209087A/xx unknown
- 1987-11-18 PL PL1987268885A patent/PL156512B1/pl unknown
- 1987-11-18 CN CN87107924A patent/CN1013205B/zh not_active Expired
- 1987-11-18 TR TR807/87A patent/TR23044A/xx unknown
- 1987-11-18 PT PT86161A patent/PT86161B/pt not_active IP Right Cessation
-
1988
- 1988-07-14 KR KR1019880700826A patent/KR890700169A/ko not_active Ceased
-
1989
- 1989-05-17 RU SU894614040A patent/RU1777608C/ru active
- 1989-05-17 BG BG088487A patent/BG50390A3/xx unknown
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009249422A (ja) * | 2008-04-02 | 2009-10-29 | Toyota Boshoku Corp | 皮革の孔開け加工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FI892363L (fi) | 1989-05-17 |
| DD279691A5 (de) | 1990-06-13 |
| CN87107924A (zh) | 1988-06-01 |
| EP0324734A1 (en) | 1989-07-26 |
| WO1988003958A1 (en) | 1988-06-02 |
| IT8648666A0 (it) | 1986-11-18 |
| HUT50362A (en) | 1990-01-29 |
| AU7302587A (en) | 1988-06-16 |
| NZ222559A (en) | 1990-01-29 |
| BG50390A3 (bg) | 1992-07-15 |
| CS275887B6 (en) | 1992-03-18 |
| KR890700169A (ko) | 1989-03-10 |
| ZA878523B (en) | 1988-10-26 |
| HU203386B (en) | 1991-07-29 |
| FI892363A0 (fi) | 1989-05-17 |
| RU1777608C (ru) | 1992-11-23 |
| PT86161B (pt) | 1990-11-20 |
| RO103963B1 (en) | 1993-12-22 |
| AU606059B2 (en) | 1991-01-31 |
| MA21110A1 (fr) | 1988-07-01 |
| JPH02500444A (ja) | 1990-02-15 |
| IL84437A0 (en) | 1988-04-29 |
| EP0324734B1 (en) | 1991-04-03 |
| TR23044A (tr) | 1989-02-13 |
| CN1013205B (zh) | 1991-07-17 |
| IL84437A (en) | 1991-05-12 |
| PL268885A1 (en) | 1988-08-18 |
| PT86161A (en) | 1987-12-01 |
| IT1199294B (it) | 1988-12-30 |
| FI892363A7 (fi) | 1989-05-17 |
| YU209087A (en) | 1988-12-31 |
| PL156512B1 (en) | 1992-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5234755A (en) | Water absorptive and retentive flexible cloth and method for producing same | |
| CN111705171B (zh) | 一种舞蹈鞋用牛皮鞋面革的生产方法 | |
| CN105648122B (zh) | 猾子皮两性植物鞣剂鞣制工艺 | |
| JPH04168200A (ja) | 革用柔軟充填剤 | |
| JPH0569879B2 (ja) | ||
| US4614520A (en) | Leather processing | |
| US4999024A (en) | Leather tanning process | |
| KR100593412B1 (ko) | 참치스킨을 이용한 피혁원단 및 그 제조방법 | |
| JP4926138B2 (ja) | 自動車シーツ用スプリットレザーおよびその製造方法 | |
| JP5460028B2 (ja) | インパネ用皮革 | |
| KR20040037328A (ko) | 향기나는 피혁 가공방법 | |
| US4259854A (en) | Method of obtaining natural leather with hair for warm unlined shoes | |
| JPH0655960B2 (ja) | 爬虫類皮革の製造方法 | |
| RU2202622C1 (ru) | Способ мягчения рыбных кож | |
| JPS6122000B2 (ja) | ||
| US3189402A (en) | Abrasion defleshing partially tanned fur-skins | |
| JPH08199481A (ja) | 耐久抗ピル性を有する羊毛調アクリル繊維布帛の製造方法 | |
| EP1941094B1 (en) | Procedure for the processing of cellulose material to obtain a product similar to leather | |
| US3542910A (en) | Method of making fibrous sheet material | |
| JP3041760B2 (ja) | 豚生皮製紐の製法 | |
| CS225830B2 (en) | The present manufacturing process of the animal hairs and leathers from natural rabbit,sheep and goat skins | |
| JPH06306765A (ja) | 耐水性の良好なコラーゲン繊維 | |
| JPH10130699A (ja) | 生皮の製法 | |
| JP3852908B2 (ja) | カンガルー皮を原料とする和楽器用胴皮の製造方法 | |
| SU1194884A1 (ru) | Способ выработки меховых шкур |