JPH0569984U - 配線基板のシャーシへの取付構造 - Google Patents
配線基板のシャーシへの取付構造Info
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Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 新たな部品を必要とすることなく、かつ簡便
な加工工程でシャーシへの配線基板の取付けを可能とす
る。 【構成】 平板状のシャーシ32の隅角部34近傍にお
いて、第1および第2側部35,37からは、それぞれ
上方に折曲がる第1折曲片36および第2折曲片38を
形成し、第2折曲片38の遊端部38dを切起こして第
3折曲片39に形成する。こうしてシャーシ32から折
曲げられて相互に平行な第1および第3折曲片36,3
9によって、配線基板24の隅角部44を支持した状態
で、ボルト43をねじ孔41に螺着して配線基板24を
シャーシ32へ取付ける。前記第3折曲片39を切起こ
すための切欠き39cは、該シャーシ32の打抜き形成
時に同時に形成することができ、このようにして絞り加
工などの煩雑な工程を必要とすることなく、またスペー
サなどの新たな部品を不要とすることができる。
な加工工程でシャーシへの配線基板の取付けを可能とす
る。 【構成】 平板状のシャーシ32の隅角部34近傍にお
いて、第1および第2側部35,37からは、それぞれ
上方に折曲がる第1折曲片36および第2折曲片38を
形成し、第2折曲片38の遊端部38dを切起こして第
3折曲片39に形成する。こうしてシャーシ32から折
曲げられて相互に平行な第1および第3折曲片36,3
9によって、配線基板24の隅角部44を支持した状態
で、ボルト43をねじ孔41に螺着して配線基板24を
シャーシ32へ取付ける。前記第3折曲片39を切起こ
すための切欠き39cは、該シャーシ32の打抜き形成
時に同時に形成することができ、このようにして絞り加
工などの煩雑な工程を必要とすることなく、またスペー
サなどの新たな部品を不要とすることができる。
Description
【0001】
本考案は、自動車の電子制御装置などを収納する筐体として好適に実施され、 前記筐体を構成するシャーシへの前記電子制御装置の配線基板の取付構造に関す る。
【0002】
自動車に搭載され、内燃機関の制御や自動変速機の制御などを行う電子制御装 置は、マイクロコンピュータやパワー素子が実装された配線基板が、筐体内に収 納されて構成される。前記筐体は、シャーシと蓋とが組合わせられて構成されて おり、前記配線基板はシャーシにねじ止めなどによって取付けられる。
【0003】 図5は、典型的な従来技術の取付構造を説明するための断面図である。筐体1 は、シャーシ2と蓋3とが組合わせられて構成されている。シャーシ2の隅角部 4には、押型を用いて図6で拡大して示すように絞り加工が施されて、架台5が 形成されている。この架台5にはねじ孔5aが形成されており、該ねじ孔5aに は配線基板7の隅角部6に形成された挿通孔8を挿通したボルト9が螺着される 。こうして配線基板7は、その裏面7aに形成された配線パターンや、該裏面7 aから突出した電子部品10の端子10aが、シャーシ2と接触することなく保 持される。
【0004】 図7は、他の従来技術の取付構造を説明するための断面図である。この従来技 術では、筐体11を構成するシャーシ12の隅角部14には、挿通孔13が形成 されており、この挿通孔13にはスペーサ15の取付突起15aが挿通し、該取 付突起15aはかしめ止めされる。こうして図8で示されるようにシャーシ12 に固定されたスペーサ15には、そのねじ孔15bに配線基板7の挿通孔8を挿 通したボルト9が螺着され、配線基板7がシャーシ12に取付けられる。
【0005】
上述の図5および図6で示される従来技術では、シャーシ2の板厚が厚いとき には、架台5を形成することが困難である。また該シャーシ2を材料の鉄板など から打抜き形成する工程とは別に、前記押型を用いた絞り加工を行う必要があり 、工程が煩雑である。
【0006】 また図7および図8で示される従来技術では、スペーサ15などの新たな別部 品が必要となり、部品代が嵩むとともに、スペーサ15をシャーシ12へ取付け るためのかしめ止め工程が必要となり、工程も増加する。
【0007】 本考案の目的は、新たな部品を必要とすることなく、かつ簡便な加工工程で実 現することができる配線基板のシャーシへの取付構造を提供することである。
【0008】
本考案は、板状のシャーシの隅角部近傍において、交差する2つの側部のうち 、第1の側部を折曲げて第1折曲片を形成し、第2の側部は、前記第1の側部側 の端部を切起こして第3折曲片を形成した後、折曲げて第2折曲片に形成し、 少なくとも前記第1および第3折曲片によって配線基板を支持するとともに、 配線基板を挿通したボルトがシャーシの第1および第3折曲片間に形成されたね じ孔に螺着されることを特徴とする配線基板のシャーシへの取付構造である。
【0009】
本考案に従えば、電子部品の実装された配線基板を収納する筐体などを構成す るシャーシは、板状に形成されており、その隅角部近傍において、交差する2つ の側部のうち、第1の側部は折曲げられて第1折曲片に形成され、第2の側部は 、前記第1の側部側の端部が切起こされて第3折曲片に形成された後、折曲げら れて第2折曲片に形成されている。すなわち、たとえば第1および第2折曲片は 、シャーシ本体の上方に90度折曲げられて形成されており、第3折曲片は、前 記第2折曲片からさらに90度折曲げられて、すなわち第1折曲片と平行に形成 されている。
【0010】 したがって、少なくとも第1および第3折曲片は配線基板の架台となり、シャ ーシの第1および第3折曲片間に形成されたねじ孔に、配線基板を挿通したボル トが螺着されることによって、配線基板の端部は撓むことなく、第1および第3 折曲片によって支持固定される。
【0011】 前記第3折曲片のための切込みは、原料板からのシャーシの打抜き形成時に同 時に形成することができる。したがって、絞り加工などの煩雑な加工工程を必要 とすることなく、またスペーサなどの新たな部品を必要とすることなく、配線基 板をシャーシへ取付けることができる。
【0012】
図1は、本考案の一実施例の取付構造を説明するための分解斜視図である。マ イクロコンピュータなどの集積回路21や、パワーIC22などの電子部品23 が実装され、自動車の電子制御装置として用いられる配線基板24は、筐体31 内に収納された後、自動車のカウルサイドなどに取付けられる。筐体31は、大 略的に、板状のシャーシ32と、箱型の蓋33とを含んで構成されており、自動 車の点火ノイズなどを遮断するために、かつ塑性変形可能な鉄やアルミなどの金 属材料によって形成されている。
【0013】 図2はシャーシ32の平面図であり、図3はそのシャーシ32の展開図である 。シャーシ32の各隅角部34近傍では、垂直に交差する第1側部35には第1 折曲片36が延設されており、また第2側部37には第2折曲片38が延設され ている。前記第1および第2折曲片36,38には、それぞれ所定の折曲線36 a,38aでの折曲げを可能とするように、その基端部36b,38bには切欠 き36c,38cがそれぞれ形成されている。また前記第2折曲片38の遊端部 38d側は、第3折曲片39に形成される。この第3折曲片39と前記第1折曲 片36との間には、切欠き39cが形成されている。これによって該第3折曲片 39は、その折曲線39aから折曲げて切起こすことができる。
【0014】 このように形成されるシャーシ32は、たとえば仮想線40で示される原料板 から打抜きなどによって形成され、またその後、第1折曲片36の基端部36b 付近に、いわゆるバーリング加工などによってねじ孔41が形成される。さらに その後、第3折曲片39が、折曲線39aで折曲げられ、さらに第1および第2 折曲片36,38がそれぞれ折曲線36a,38aで折曲げられて、シャーシ3 2が完成する。
【0015】 なお、前記第1折曲片36の折曲線36aは、第1側部35の端面35aより も内方に形成されており、また第2折曲片38の折曲線38aも、第2側部37 の端面37aよりも内方に形成されている。したがって、前記第1および第3折 曲片36,39は、配線基板24の架台となり、図4で示されるように該第1お よび第3折曲片36,39の支持端部36e,39e上には、配線基板24の隅 角部44が乗載される。配線基板24の前記隅角部44において、第1および第 3折曲片36,39間には挿通孔45が形成されており、この挿通孔45を挿通 したボルト43が、シャーシ32の前記ねじ孔41に螺着されることによって、 該隅角部44が弯曲することなく、確実にシャーシ32にねじ止め固定される。
【0016】 一方、箱型に形成される前記蓋33の開口端部33aからは、前記第1折曲片 36に対応した位置に爪46が形成されており、また第2折曲片38に対応した 位置に爪48が形成されている。上述のようにして配線基板24がシャーシ32 にねじ止め固定された後、該蓋33がシャーシ32に組付けられ、前記爪46, 48が折曲げられる。このとき、蓋33の前記開口端部33a側の端面33bは 、前記第1および第2側部35,37に当接しており、したがってシャーシ32 は蓋33内に嵌り込むことなく組付けられる。
【0017】 このように本考案に従うシャーシ32への配線基板24の取付構造では、前記 第1〜第3折曲片36,38,39の切欠き36c,38c,39cは、原料板 からの該シャーシ32の打抜き形成時に同時に形成されるので、絞り加工などの 煩雑な加工工程を必要とすることなく、簡便に実現することができる。また該シ ャーシ32の第1および第2側部35,37を折曲げて形成した第1および第3 折曲片36,39によって配線基板24を支持するので、スペーサなどの新たな 部品が必要となることなく、低コストで実現することができる。さらにまた、従 来技術の項で述べたような絞り加工やスペーサを用いる場合に比べて、挿通孔4 5を隅角部44のより外方側に形成することができ、電子部品23の実装密度を 向上することできる。
【0018】
以上のように本考案によれば、シャーシの隅角部近傍において、交差する2つ の側部のうち、第1の側部を折曲げて形成した第1折曲片と、第2の側部を切起 こした後、折曲げて形成した第3折曲片とによって配線基板の隅角部を支持する ので、絞り加工などの煩雑な工程を必要とすることなく、またスペーサなどの新 たな部品を必要とすることなく、配線基板のシャーシへの取付けを簡便な構造で 実現することができる。
【図1】本考案の一実施例の取付構造を説明するための
分解斜視図である。
分解斜視図である。
【図2】シャーシ32の平面図である。
【図3】シャーシ32の展開図である。
【図4】シャーシ32への配線基板24および蓋33の
取付構造を説明するための断面図である。
取付構造を説明するための断面図である。
【図5】典型的な従来技術の取付構造を説明するための
断面図である。
断面図である。
【図6】図5で示される従来技術に用いられるシャーシ
2の隅角部4付近を拡大して示す斜視図である。
2の隅角部4付近を拡大して示す斜視図である。
【図7】他の従来技術の取付構造を説明するための断面
図である。
図である。
【図8】図7に示される従来技術に用いられるシャーシ
12の隅角部14付近を拡大して示す斜視図である。
12の隅角部14付近を拡大して示す斜視図である。
23 電子部品 24 配線基板 31 筐体 32 シャーシ 33 蓋 34,44 隅角部 35 第1側部 36 第1折曲片 37 第2側部 38 第2折曲片 39 第3折曲片 41 ねじ孔 43 ボルト 46,48 爪
Claims (1)
- 【請求項1】 板状のシャーシの隅角部近傍において、
交差する2つの側部のうち、第1の側部を折曲げて第1
折曲片を形成し、第2の側部は、前記第1の側部側の端
部を切起こして第3折曲片を形成した後、折曲げて第2
折曲片に形成し、 少なくとも前記第1および第3折曲片によって配線基板
を支持するとともに、配線基板を挿通したボルトがシャ
ーシの第1および第3折曲片間に形成されたねじ孔に螺
着されることを特徴とする配線基板のシャーシへの取付
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP986192U JPH0569984U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 配線基板のシャーシへの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP986192U JPH0569984U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 配線基板のシャーシへの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569984U true JPH0569984U (ja) | 1993-09-21 |
Family
ID=11731924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP986192U Withdrawn JPH0569984U (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 配線基板のシャーシへの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0569984U (ja) |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP986192U patent/JPH0569984U/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960606 |