JPH0714687U - 電子部品収納ケース - Google Patents

電子部品収納ケース

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JPH0714687U
JPH0714687U JP4585693U JP4585693U JPH0714687U JP H0714687 U JPH0714687 U JP H0714687U JP 4585693 U JP4585693 U JP 4585693U JP 4585693 U JP4585693 U JP 4585693U JP H0714687 U JPH0714687 U JP H0714687U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品収納ケースにおいて、取り付け時
(ネジ止め時)の金属粉のケース内部空間内への侵入を
防止しつつ作業能率を改善すると共に、ネジの緩みを防
止し、ケースの剛性を向上させる。 【構成】 上下ケースにおいて内部空間外方にフランジ
部を形成し、そこに取り付け孔を穿設すると共に、プリ
ント基板の端部にも貫通孔を穿設する。次いで、ネジを
取り付け孔と貫通孔に挿通して上下ケースとプリント基
板とを共締めする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は電子部品収納ケースに関し、より具体的には取り付け時に金属粉( 切り粉)がケース内部に侵入することがないと共に、剛性を向上させた電子部品 収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、車両の運転はマイクロコンピュータなどを用いて制御されており、車両 内にはそのための電子部品がケースに収納されて配置される。図4以下を参照し て従来の電子部品収納ケースを説明すると、それはSP材などの金属薄板(板金 材)をプレス加工してなる上ケース10および下ケース12をを備え、その内部 にはプリント基板14が載置される。より具体的には、図示の如く、上ケース1 0は大略立方体のボックス状であって、その下方開口端に下ケース12が嵌め合 わされる。下ケース12は図5に良く示す様に、プレス加工によって台座部12 0が突設されると共に、その端縁は局所的に折曲されてアングル部122が形成 される。プリント基板14は図4に示す様に下ケース12の台座部120に載置 されてネジで固定され、続いて上ケース10でその上から覆われ、上ケース10 に穿設した取り付け孔から下ケース12のアングル部122のネジ孔にネジ16 を挿通して上ケース10と下ケース12を固定している。
【0003】 そして、ネジ嵌めないしはネジを緩めるとき、アングル部122のネジ孔との 摩擦により金属粉(切り粉)が生じて下ケース12内に散乱する恐れがあるため 、図8および図9に示す如く、アングル部122には予めゴム製のブシュ18が 被せられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
この様に従来技術に係る電子部品収納ケースにおいては、ネジ止めないしはネ ジを緩める際に発生する恐れがある金属粉を防止するために、ゴム製ブシュ18 を使用している結果、部品点数が多くなってコストも増加する他、組み付け時( ネジ止め時)に先立ってこのゴム製ブシュ18をアングル部122に予め被せて おく工程が必要となり、作業が煩瑣となる不都合があった。
【0005】 更に、電子部品収納ケースは前述の如く車両内、例えば車室内に配置されるが 、車室内の急激な温度変化によって下ケース12の台座部120にネジ止めされ ていたプリント基板が膨張収縮し、ネジが緩む恐れもある。
【0006】 更には、電子部品収納ケースは車両運転に必要な電子制御ユニットを収納して いるため、重量を大きく増加させない範囲で、ケースの剛性は高ければ高いほど 望ましい。
【0007】 従って、この考案の目的は上記した従来技術の不都合を解消することにあり、 取り付け時(ネジ止め時)にケース内に金属粉(切り粉)が侵入することを防止 しつつ作業能率を改善すると共に、部品点数を減少してコストを低減させた電子 部品収納ケースを提供することにある。
【0008】 更には、この考案は、取り付け後のネジの緩みを効果的に防止する様にした電 子部品収納ケースを提供することにある。
【0009】 更には、この考案は、ケースの剛性を一層向上させた電子部品収納ケースを提 供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するためにこの考案のは、請求項1項に示す如く、上ケー スと、下ケースと、該上下ケースで画成される内部空間内に収容されるプリント 基板とからなる電子部品収納ケースにおいて、前記上ケースと下ケースのそれぞ れの端部に前記内部空間の外方においてフランジ部を形成してそこに取り付け孔 を穿設すると共に、前記プリント基板に貫通孔を穿設し、前記取り付け孔および 貫通孔にネジを挿通して前記上下ケースとプリント基板とを共締めする様に構成 した。
【0011】
【作用】
上下ケースに内部空間外でフランジ部を形成し、ケースとプリント基板とを共 締めする様にしたので、取り付け時に金属粉が内部空間内に侵入することがない と共に、もはやゴムブシュが不要となって部品点数が減少してコストが低減する 。更に、フランジ部でネジ止めすることから、基板保持に対する接触面積を大き くとることができて摩擦面が増加し、ネジが緩みにくくなる。更に、ケースの剛 性も向上する。
【0012】
【実施例】
以下、添付図面に即してこの考案の実施例を説明する。
【0013】 図1ないし図3はこの考案に係る電子部品収納ケースを示しており、従来技術 と同様に、上ケース10と下ケース12とプリント基板14とを備える。ここで 、上ケース10は四隅の角部において内部空間100(図3に示す)の外方で横 方向にフランジ部102が突設され、そこに取り付け孔104が穿設される。下 ケース12においてもその内部空間124(図3に示す)の外方で同様に横方向 にフランジ部126が突設され、そこに取り付け孔128が穿設される。上下ケ ース10,12は従来技術と同様に鉄板材を用い、周知のプレス成形手段によっ て図示の形状に絞り成形される。
【0014】 更に、プリント基板14の端部には貫通孔140が穿設される。そして、ネジ 16を取り付け孔104,貫通孔140および取り付け孔128を挿通させ、上 下ケース10,12とプリント基板14とを共締めして一体化する。
【0015】 そして、取り付け時(ネジ止め時)には上下ケース10,12とプリント基板 14とは密着させられた状態でネジ止めされるので、ネジ16が下ケース14の 取り付け孔128と摩擦して金属粉(切り粉)を生じることがあってもケース内 部空間100,124に侵入する恐れがなく、よってブシュ18の使用が不要と なって部品点数が減少して製作コストが低減する。また、ネジの本数も減少して いるので、その意味でも部品点数および製作コストは低減する。
【0016】 更に、上下ケース10,12ともネジ止め部をフランジ絞り形状としているた め、上ケース10の剛性を向上させることができる。即ち、従来技術の場合には 上ケースは図9に示す如く端部において断面逆L字状を呈するのに対し、この考 案に係る上ケースにおいては図3に示す如く断面クランク状となって剛性(強度 )が増加する。
【0017】 更に、上下ケースにフランジ部102,126を設けてそこでネジ止めする様 にしたので、ネジの緩みを防止することができる。即ち、ネジ16のネジ締め付 け部160を介してフランジ部全体でプリント基板を保持することとなり、摩擦 面が増加することから、ネジの緩みを防止することができる。
【0018】 この実施例は上記の如く構成したので、取り付け(ネジ止め時)に金属粉(切 り粉)のケースへの侵入を防止しながら、ゴム製ブシュを不要として部品点数の 削減および製作コストの低減を図ると共に、ゴム製ブシュの取り付け作業を不要 とすることで作業能率を改善することができる。更に、単位面積当たりの面圧を 減少することでネジの緩みも防止できると共に、フランジ部を設ける構成とした ことでケースの剛性も一層増加する。
【0019】 尚、フランジ部をケースの四隅に形成したが、場合によって対角線上の2か所 としても良い。
【0020】
【考案の効果】
請求項1項にあっては、取り付け時(ネジ止め時)に金属粉(切り粉)のケー ス内部への侵入を防止しつつ作業能率を改善し、部品点数および製作コストを低 減することができる。更に、ネジの緩みも防止できると共に、ケースの剛性も向 上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る電子部品収納ケースを全体的に
示す説明斜視図である。
【図2】この考案に係る電子部品収納ケースの取り付け
(ネジ止め)作業を示す説明図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】従来技術に係る電子部品収納ケースを全体的に
示す説明斜視図である。
【図5】従来技術に係る電子部品収納ケースの下ケース
を示す説明斜視図である。
【図6】従来技術に係る電子部品収納ケースの下ケース
に形成されたアングル部を示す説明斜視図である。
【図7】従来技術で使用されるゴム製のブシュを示す説
明斜視図である。
【図8】従来技術に係る電子部品収納ケースの取り付け
(ネジ止め)作業を示す説明図である。
【図9】従来技術に係る電子部品収納ケースの端部の説
明断面図である。
【符号の説明】
10 上ケース 12 下ケース 14 プリント基板 18 ゴム製ブシュ 100 内部空間(上ケースの) 102 フランジ部 120 台座 122 アングル部 124 内部空間(下ケースの) 126 フランジ部 128 取り付け孔 160 ネジ締め付け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと、下ケースと、該上下ケース
    で画成される内部空間内に収容されるプリント基板とか
    らなる電子部品収納ケースにおいて、前記上ケースと下
    ケースのそれぞれの端部に前記内部空間の外方において
    フランジ部を形成してそこに取り付け孔を穿設すると共
    に、前記プリント基板に貫通孔を穿設し、前記取り付け
    孔および貫通孔にネジを挿通して前記上下ケースとプリ
    ント基板とを共締めする様に構成したことを特徴とする
    電子部品収納ケース。
JP1993045856U 1993-07-30 1993-07-30 電子部品収納ケース Expired - Lifetime JP2586966Y2 (ja)

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