JPH0570019U - パルス幅変調電力増幅器 - Google Patents

パルス幅変調電力増幅器

Info

Publication number
JPH0570019U
JPH0570019U JP1825592U JP1825592U JPH0570019U JP H0570019 U JPH0570019 U JP H0570019U JP 1825592 U JP1825592 U JP 1825592U JP 1825592 U JP1825592 U JP 1825592U JP H0570019 U JPH0570019 U JP H0570019U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
delay
transistor
circuit
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1825592U
Other languages
English (en)
Inventor
博亮 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP1825592U priority Critical patent/JPH0570019U/ja
Publication of JPH0570019U publication Critical patent/JPH0570019U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのパルス入力信号から相互に遅延関係を
有する複数の駆動用パルス信号を発生させて複数の電力
増幅用素子を駆動する。 【構成】 パルス幅変調電力増幅器において、パルス幅
変調されたパルス入力信号26は遅延パルス発生回路5
2において例えば2つに分割され、立上り時及び立下り
時に相互に遅延関係を有する2つの駆動用パルス信号7
0、72を発生する。そして、これら駆動用パルス信号
は駆動回路54へ入力されて、電力増幅用素子としての
MOS−FET T12、T4をそれぞれ独立して駆動
するが、前記遅延のために両FETが同時にオン状態に
なることが防止される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パルス幅変調(PWM)電力増幅器に係り、特に、複数のFET( 電界効果トランジスタ)が同時にオンすることを防止するパルス幅変調電力増幅 器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パルス幅変調は、スイッチングレギュレータやオーディオ機器等のパ ルス幅変調電力増幅器に使用されている。 例えば図6はオーディオ機器等に用いられるNチャネルパワーMOS−FET による増幅器を示し、このPWM電力増幅器は、オペアンプ等を内蔵する三角波 発生部2から出力された例えば500KHz程度のキャリア信号としての三角波 4を、PWM用コンパレータ6、抵抗R1〜R5、コンデンサC1、C2を適宜 組み合わせてなるPWM変調部5のPWM用コンパレータ6の+入力端子へ入力 し、このコンパレータ6へ入力した上記三角波4と上記コンパレータ6の−入力 端子へ入力したアナログの入力信号8とを比較し、入力信号8の振幅に応じてパ ルス幅を変えるようにしてパルス幅変調を行うようになっている。
【0003】 そして、このコンパレータ6からの出力信号は、パルス幅変調されたパルス入 力信号として多数の抵抗R6〜R13、コンデンサC5〜C10、トランジスタ T1〜T4、T11、T13、ダイオードD1、D2、コイルL1等を適宜組み 合わせて形成した駆動回路18へ入力されて上記トランジスタ内の電界効果トラ ンジスタを駆動する。そして、この駆動回路18からの出力信号は、コイルL2 、L3、コンデンサC11、C12、抵抗R14、R15等を適宜組み合わせて 形成したローパスフィルタ24を介して負荷へ供給されるようになっている。 また、他の電力増幅器の一例としては例えば図7に示すような純コンプリメン タリ形の増幅器が知られている。
【0004】 この増幅器においては、パルス幅変調されたPWMパルス入力信号26から2 つの駆動用パルス信号を発生させるために、まず、パルス入力信号26を、共に ベースのアースされたNPNトランジスタT5のエミッタ及びPNPトランジス タT6のエミッタへ入力している。NPNトランジスタT5の出力は、接合構造 が相互に異なってエミッタ同士が接続された2つのPチャネル用のトランジスタ T7、T8のベースへ入力されると共に抵抗R16、コンデンサC13を介して アースされている。また、トランジスタT7のコレクタは+Vcc電源へ接続さ れている。
【0005】 一方、上記PNPトランジスタT6の出力は、同様に接合構造が相互に異なっ てエミッタ同士が接続された2つのNチャネル用のトランジスタT9、T10の ベースへ入力されると共に抵抗R17、コンデンサC14を介してアースされて いる。また、トランジスタT10のコレクタは−Vcc電源へ接続されている。 そして、上記2つのPチャネル用トランジスタT7、T8のエミッタ出力は、 ソースが+Vcc電源へ接続されたPチャネル用のMOS−FET(電界効果ト ランジスタ)T12のゲートへ接続され、また、2つのNチャネル用トランジス タT9、T10のエミッタ出力は、ソースが−Vcc電源へ接続されたNチャネ ル用のMOS−FET T14へ接続されており、そして、両MOS−FET T12、T14のドレインは、出力フィルタとしてのローパスフィルタを介して 負荷へ接続されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、FETは一般的には高速動作素子として知られているが、実際には オン、オフ動作時に若干の遅れが生ずることは避けられない。例えば図8に示す ようなFETの動作測定回路において、MOS−FET T16のゲート−ソー ス間に例えば50Ωの抵抗R18を接続すると共に出力側のドレイン−ソース間 に15Ωの抵抗R20及び直流電源48を接続し、入力側に図9(A)に示すよ うな例えば振幅15Vの入力パルス50を入力したものと仮定する。すると、出 力側には図9(B)に示すような遅延した出力波形52が現れることになる。す なわち、入力パルスがその最大振幅の90%に低下した時から出力パルスがその 最大振幅の10%までに上昇するまでの遅れL1は約15nsであり、そして、 出力波形がその最大振幅の10%から90%に達するまでに要する立上り時間L 2は約45nsであり、結果的に出力波形が立上る時にはL1+L2=60ns の遅れが生ずる。
【0007】 これに対して、入力パルスが立上る時から出力波形がその最大振幅の90%に 低下するまでの遅れL3は約45nsであり、そして、出力波形がその最大振幅 の90%から10%に達するまでに要する立下り時間L4は約55nsであり、 結果的に出力波形が立下る時にはL3+L4=100nsの遅れが生ずる。この ように、FETにあっては、総合的にオンする時の遅延時間よりもオフする時の 遅延時間が長くなる傾向にある。 このために、図6及び図7に示すような先の増幅器においては、Pチャネル用 のFET T12のゲート及びNチャネル用のFET T14のゲートにはそれ ぞれ図10(A)、(B)に示すような相互に遅延のない同一駆動用パルスが付 与されているので、各FET T12、T14のドレイン−ソースのオン部分は それぞれ図10(C)、(D)のようになる。すなわち、両FETの立下り時の 遅れは立上り時の遅れよりもかなり大きくなり、結果的にオン、オフの過渡時に おいて両FETの動作遅れに起因して両FETが僅かな時間だけ共にオンする短 絡時間L5が発生し、ショート状態になっていた。
【0008】 この現象は、特にスイッチング周波数を上げると顕著になり、消費電力が増大 するという問題が発生するのみならず、不要輻射も増大するという問題点があっ た。 本考案は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案された ものである。本考案の目的は、1つのパルス入力信号から相互に遅延関係を有す る2つの駆動用パルス信号を発生することにより複数の電力増幅用素子が同時に オンすることを防止したパルス幅変調電力増幅器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記問題点を解決するために、パルス幅変調されたパルス入力信号 に基づいて駆動回路に含まれた複数の電力増幅用素子を駆動させるパルス幅変調 電力増幅器において、前記駆動回路の前段に、前記パルス入力信号に基づいて立 上り時及び立下り時に相互に遅延関係を有する複数の駆動用パルス信号を発生さ せる遅延パルス発生回路を設けるように構成したものである。
【0010】
【作用】
本考案は、以上のように構成されたので、遅延パルス発生回路は、これに入力 されるパルス入力信号に基づいて相互に遅延関係を有する複数、例えば2つの駆 動用パルス信号を発生する。そして、この2つの駆動用パルス信号は駆動回路へ 入力されて、それぞれ独立して相補関係にある電力増幅用素子、例えばMOS− FETを駆動することになる。この時、動作遅れが生じても上記2つの駆動用パ ルス信号は相互に遅延されているので、両電力増幅用素子が同時にオン状態にな ることを防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下に、本考案に係るパルス幅変調電力増幅器の一実施例を添付図面に基づい て詳述する。 図1は本考案に係るパルス幅変調電力増幅器を示す回路図、図2は図1に示す 回路中の主要部分の電圧波形を示す波形図である。尚、図7に示す従来装置と同 一部分には同一符号を付す。 まず、この電力増幅器は、1つのパルス入力信号26に基づいて相互に遅延関 係を有する複数、例えば2つの駆動用パルス信号を発生させる遅延パルス発生回 路52と、これより出力される2つの駆動用パルス信号により駆動される複数、 例えばPチャネル用の電力増幅用素子としてのP−MOS−FET T12とN チャネル用の電力増幅用素子としてのN−MOS−FET T14との2つの素 子を有する駆動回路54を備えている。
【0012】 具体的には、上記遅延パルス発生回路52は、例えばロジック用ICのNOT 回路よりなるバッファ56を有しており、このバッファ56には、アナログの入 力信号を三角波によりパルス幅変調することにより形成されたPWMパルス入力 信号26が入力され、出力インピーダンスを低下するようになっている。尚、こ のバッファ56としてNOT回路を用いて信号を反転する必要はなく、通常のバ ッファを用いるようにしてもよい。 上記バッファ56の出力側には、逆方向になされた第1ダイオードD4及び順 方向になされた第2ダイオードD6がそれぞれ接続されると共に上記第1ダイオ ードD4の出力側には例えばNOT回路よりなる第1バッファ58が接続され、 上記第2ダイオードD6の出力側には同様に例えばNOT回路よりなる第2バッ ファ60が接続されている。そして、上記第1及び第2バッファ58、60の入 力側は、抵抗R24、R26の直列接続を介して結合されると共にこの抵抗R2 4、R26の接続点はコンデンサC16を介してアースされており、コンデンサ C16に電荷が蓄積される際にこれと抵抗R24、R26により決定される時定 数だけ各パルス信号を遅延し得るように構成されている。
【0013】 そして、上記第1バッファ58の出力は、抵抗R28を介してNPNトランジ スタT20のベースへ接続されると共にこのベースは抵抗R30を介してアース されている。また、第2バッファ60の出力は、抵抗R32を介してPNPトラ ンジスタT22のベースへ接続されると共にこのベースは抵抗R34を介して+ 5Vの電源へ接続されている。 上記NPNトランジスタT20のエミッタはアースされ、このコレクタは抵抗 R36を介してPNPトランジスタT24のベースへ接続されると共にこのトラ ンジスタT24のエミッタとベースは抵抗R38を介して接続される。また、P NPトランジスタT22のエミッタは+5Vの電源へ接続され、このコレクタは 抵抗R39を介してNPNトランジスタT26のベースへ接続されると共にこの トランジスタT26のベースとエミッタとは抵抗40を介して接続される。
【0014】 また、一方のトランジスタT24のエミッタは+Vccの電源へ接続されると 共にこのエミッタとコレクタの間には、エミッタ側を順方向とするツェナダイオ ードZD1が接続されている。他方のトランジスタT26のエミッタは−Vcc の電源へ接続されると共にこのエミッタとコレクタとの間にはコレクタ側を順方 向とするツェナダイオードZD2が接続されている。また、このトランジスタT 26のコレクタと上記トランジスタT24のエミッタとの間には抵抗R42が接 続されると共に上記トランジスタT26のエミッタとトランジスタ24のコレク タとの間には抵抗R44が接続される。 そして、上記トランジスタT24のコレクタは、相互に異なる構造になされた NPNトランジスタT28とPNPトランジスタT30のベースへ接続されてお り、一方のトランジスタT28のコレクタは+Vccの電源へ接続されていると 共に他方のトランジスタT30のコレクタは−Vccの電源へ接続されている。
【0015】 そして、上記両トランジスタT28、T30のエミッタは、電力増幅用素子と しての前記Pチャネル用のMOS−FET T12のゲートへ共通に接続されて おり、ゲートパルスを印加するように構成されている。 また、前記トランジスタT26のコレクタは、相互に異なる構造になされたN PNトランジスタT32とPNPトランジスタT34のベースへ接続されており 、一方のトランジスタT34のコレクタは−Vccの電源へ接続されると共に他 方のトランジスタT32のコレクタは+Vccの電源へ接続されている。そして 、両トランジスタT32、T34のエミッタは、電力増幅用素子としての前記N チャネル用のMOS−FET T14のゲートへ共通に接続されており、相補的 なゲートパルスを印加するように構成されている。 そして、このNチャネル用のMOS−FET T14のソースは−Vccの電 源へ接続されると共にPチャネル用のMOS−FET T12のソースは+Vc cの電源へ接続されている。これら両FET T12、T14のドレインは相互 に接続されて、後段の出力フィルタとしてのローパスフィルタ側へ出力を送出し 得るように構成される(図6参照)。
【0016】 次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。 まず、前段にてパルス幅変調された図2(A)に示すようなパルス入力信号2 6は遅延パルス発生回路52のバッファ56へ入力されて出力インピーダンスが 下げられた後2つに分割されて、一方は第1ダイオードD4及び第1バッファ5 8を介して駆動回路54側へ導入され、他方は第2ダイオードD6及び第2バッ ファ60を介して駆動回路54側へ導入される。この遅延パルス発生回路52に おいては、分割された2つのパルス波は、それぞれ抵抗R24、R26及びコン デンサC16の作用によりコンデンサC16に電荷が蓄積するときに遅延が生じ 、図2(B)、(C)に示すように相互に遅延時間ΔL6の遅延を有する2つの 駆動用パルス信号70、72が発生する。 そして、これら2つの駆動用パルス信号70、72は、それぞれ独立して動作 するPチャネル回路及びNチャネル回路へ入力される。
【0017】 遅延パルス発生回路52及び駆動回路54における各主要ポイントの電圧波形 を図2中にそれぞれ示す。 すなわち、図2(A)はバッファ56の出力側であるポイントAの電圧波形を 示し、図2(B)は第1バッファ58の出力側であるポイントBの電圧波形を示 し、図2(C)は第2バッファ60の出力側であるポイントCの電圧波形を示し 、図2(D)はトランジスタT20のコレクタ側の電圧波形を示し、図2(E) はトランジスタT22のコレクタ側の電圧波形を示し、図2(F)はトランジス タT24のコレクタ側の電圧波形を示し、図2(G)はトランジスタT26のコ レクタ側の電圧波形を示し、図2(H)はPチャネル用のMOS−FET T1 2のゲートパルス波形を示し、図2(I)はNチャネル用のMOS−FET T 14のゲートパルス波形を示す。また、図2(H)において斜線の部分はPチャ ネル用のMOS−FET T12がオン状態の区間を示し、図2(I)において 斜線の部分はNチャネル用のMOS−FET T14がオン状態の区間を示す。 尚、VzD1及びVzD2は、ツェナダイオードZD1及びZD2の両端の電圧を示 す。
【0018】 図2(D)の電圧波形と図2(E)の電圧波形は、それぞれトランジスタT2 0及びトランジスタT22の各ゲートへ入力される図2(B)の電圧波形と図2 (C)の電圧波形とによるオン、オフ動作により各波形を反転した波形となる。 また、図2(F)の電圧波形は、トランジスタT24のオン、オフ動作に応じ て、+Vccとこれより定電圧ダイオードであるツェナダイオードZD1の電圧 降下VzD1を引いた電位との間を変動し、図2(G)の電圧波形は、トランジス タT26のオン、オフ動作に応じて、−Vccとこれより定電圧ダイオードであ るツェナダイオードZD2の電圧降下VzD1を合わせた電位との間を変動する。 そして、トランジスタT24のオン、オフに応じて2つのトランジスタT28 、T30は互いに交代にオン、オフされ、この結果、Pチャネル用のMOS−F ET T12のゲートには図2(F)に示すと同様な図2(H)に示すようなゲ ートパルス波形が印加されてこれをオン、オフする。
【0019】 また、トランジスタT26のオン、オフに応じて2つのトランジスタT32、 T34も互いに交代にオン、オフされ、この結果、Nチャネル用のMOS−FE T T14のゲートには、図2(G)に示すと同様な図2(I)に示すようなゲ ートパルス波形が印加されてこれをオン、オフする。 この時、各FET T12、T14のオン、オフ動作は一般的に図9(A)、 (B)に示すようにオフ状態になる時の遅延時間がオン状態になる時の遅延時間 よりも長くなる。例えば、図2(H)の出力波形に注目するとFET T12が オフからオンする時には時間L10の遅れが生ずるが、オンからオフするときに は時間L10よりも長い時間L12の遅れが生ずる。
【0020】 このようにオン、オフ時における遅延時間が発生しても各FET T12、T 14を駆動する両駆動用パルス信号70、72(図2(B)、(C)参照)は相 互に遅延されているので、両FET T12、T14のオン、オフ過渡時におい て共にオン状態となる状態が発生することを阻止でき、例えば、FET T12 がオン状態からオフ状態に変わってから時間ΔL7後にFET T14がオフ状 態からオン状態となる。この時の時間ΔL7を調整するには、図2(B)、(C )に示す時間ΔL6の大きさ、例えば第1及び第2バッファ58、60の前段に 設けた抵抗R24、R26の抵抗値またはコンデンサC16の容量の大きさを適 宜調整する。 このように、相互に遅延関係を有する2つの駆動用パルス信号70、72によ りFET T12、T14を駆動することにより、2つのFETが瞬時でも共に オン状態となることをなくすことができ、消費電力及び不要輻射を減少させるこ とができる。
【0021】 尚、上記実施例においては、駆動用パルス信号において遅延時間ΔL6を発生 させるために、遅延パルス発生回路52をダイオード、抵抗、コンデンサにより 構成したが、これに限定されず、図3及び図4に示すように波形のなまりに起因 する電圧差を用いるようにしてもよい。 すなわち、PWMパルス入力を入力する入力端子80に抵抗R50、R52を 接続してパルス入力を2つに分割し、各抵抗R50、R52をそれぞれトランジ スタT30、T32の各ベースへ接続する。そして、各トランジスタT30、T 32のベース間に抵抗R54、R56の直列接続を結合し、この抵抗R54、R 56の接続点及び両トランジスタT30、T32のエミッタをアースすると共に 各コレクタを出力端とする。 このように構成された回路の入力端子80に図4に示すように立下り時におけ る両FETのスレシホルドレベルを通過する時間に遅延時間ΔL6を生ずるよう な波形のなまりを有するPWMパルス入力を加えることにより、ポイントJにお いて例えば+0.6Vの電位になればトランジスタT30はオンしてPチャネル MOS−FETのオン信号が発生し、ポイントKにおいて例えば−0.6Vの電 位になればトランジスタT32はオンしてNチャネルMOS−FETのオン信号 が発生することになる。
【0022】 更に、遅延時間ΔL6を発生させるために図5に示すようにロジックICの伝 達遅延時間を利用するようにしてもよい。すなわち、PWMパルス入力を2つに 分割し、一方には、NAND回路82、84、86、88を直列に接続し、最後 に一方の入力端子をNAND回路88の出力に接続して他方の入力端子をPWM パルス入力側へ直接接続したNAND回路90を設ける。 また、他方には同様にNAND回路92、94、96、98を直列に接続し、 最後に一方の入力端子をNAND回路98の出力に接続して他方の入力端子をP WMパルス入力側へ直接接続したNOR回路100を設けるようにしてもよい。 尚、本考案はオーディオ機器のみならず、CDラジカセ、ビデオムービ等のポ ータブル機器用のモータドライバ等にも適用することができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のパルス幅変調電力増幅器によれば、次のような 優れた作用効果を発揮することができる。 相互に遅延関係を有する複数の駆動用パルス信号によりそれぞれ独立的に複数 の電力増幅用素子を駆動するようにしたので、スイッチング周波数を上げても電 力増幅用素子が同時にオン状態となってショート状態が発生することを阻止する ことができる。 従って、ショートによる大きな電流が流れることを阻止でき、省電力化及びヒ ートシンクの小型化に寄与できるのみならず、不要輻射の増加を防止することが できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るパルス幅変調電力増幅器を示す回
路図である。
【図2】図1に示す回路中の主要部分の電圧波形を示す
波形図である。
【図3】本考案の増幅器の遅延パルス発生回路の他の実
施例を示す回路図である。
【図4】図3に示す回路に入力されるPWMパルス波を
示す波形図である。
【図5】本考案の増幅器の遅延パルス発生回路の更に他
の実施例を示す回路図である。
【図6】従来のNチャネルパワーMOS−FETによる
増幅器の回路図を示す。
【図7】従来の純コンプリメンタリ形の増幅器の回路図
を示す。
【図8】FETの動作測定回路を示す回路図である。
【図9】図8に示す測定回路の入力パルスと出力波形の
関係を示す波形図である。
【図10】2つのFETが同時にオン状態になることを
説明するための波形図である。
【符号の説明】
26…パルス入力信号、52…遅延パルス発生回路、5
4…駆動回路、56…バッファ、58…第1バッファ、
60…第2バッファ、70,72…駆動用パルス信号、
T12…Pチャネル用のMOS−FET(電力増幅用素
子)、T14…Nチャネル用のMOS−FET(電力増
幅用素子)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス幅変調されたパルス入力信号に
    基づいて駆動回路に含まれた複数の電力増幅用素子を駆
    動させるパルス幅変調電力増幅器において、前記駆動回
    路の前段に、前記パルス入力信号に基づいて立上り時及
    び立下り時に相互に遅延関係を有する複数の駆動用パル
    ス信号を発生させる遅延パルス発生回路を設けるように
    構成したことを特徴とするパルス幅変調電力増幅器。
JP1825592U 1992-02-27 1992-02-27 パルス幅変調電力増幅器 Pending JPH0570019U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1825592U JPH0570019U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 パルス幅変調電力増幅器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1825592U JPH0570019U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 パルス幅変調電力増幅器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0570019U true JPH0570019U (ja) 1993-09-21

Family

ID=11966575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1825592U Pending JPH0570019U (ja) 1992-02-27 1992-02-27 パルス幅変調電力増幅器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0570019U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048701A (ja) * 2002-05-14 2004-02-12 Sony Corp オーディオ装置及びオーディオ装置の制御方法
JP2006042296A (ja) * 2003-11-26 2006-02-09 Yamaha Corp D級増幅器
JP2011019285A (ja) * 2003-11-26 2011-01-27 Yamaha Corp D級増幅器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170608A (en) * 1981-04-10 1982-10-20 Sony Corp Amplifying circuit for pulse-width-modulated signal
JPS57192113A (en) * 1981-05-22 1982-11-26 Hitachi Ltd Pulse width modulation amplifying circuit
JPS59122005A (ja) * 1982-12-27 1984-07-14 Pioneer Electronic Corp パルス幅変調電力増幅器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57170608A (en) * 1981-04-10 1982-10-20 Sony Corp Amplifying circuit for pulse-width-modulated signal
JPS57192113A (en) * 1981-05-22 1982-11-26 Hitachi Ltd Pulse width modulation amplifying circuit
JPS59122005A (ja) * 1982-12-27 1984-07-14 Pioneer Electronic Corp パルス幅変調電力増幅器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004048701A (ja) * 2002-05-14 2004-02-12 Sony Corp オーディオ装置及びオーディオ装置の制御方法
JP2006042296A (ja) * 2003-11-26 2006-02-09 Yamaha Corp D級増幅器
JP2011019285A (ja) * 2003-11-26 2011-01-27 Yamaha Corp D級増幅器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6538481B1 (en) Driving control device, power converting device, method of controlling power converting device and method of using power converting device
US7239185B2 (en) Driver circuit connected to pulse shaping circuitry
US5621342A (en) Low-power CMOS driver circuit capable of operating at high frequencies
US5304863A (en) Transformer driver having unlimited duty cycle capability by inserting narrow pulses during unlimited duty cycles
JP2020099147A (ja) 絶縁ゲート型デバイス駆動装置
CN109687861B (zh) 一种抗噪声的高压栅驱动电路
US6998733B2 (en) Pulse current generation circuit
JP3509851B2 (ja) 電子回路装置及びこれを使用したスィチング回路装置
US5034875A (en) Voltage multiplier circuit
JP4705264B2 (ja) スイッチングレギュレータ
KR100582172B1 (ko) D급 증폭기
JPH08213892A (ja) スルーレート制御駆動回路および電気信号発生方法
JP3988555B2 (ja) D級増幅器
JP4253318B2 (ja) スイッチング手段駆動回路、スイッチング手段の駆動方法、電源装置、及びスイッチング回路
JPH10327021A (ja) 増幅器用電圧供給回路
JP2906564B2 (ja) Pwm増幅器
JP2555107B2 (ja) 波形整形回路
US5789965A (en) Driver circuit
JP3633540B2 (ja) 降圧コンバータおよび降圧コンバータのfet駆動方法
JPH05259851A (ja) スイッチング駆動回路
JPH0570018U (ja) パルス幅変調電力増幅器
JPH0318118A (ja) Mosfetのドライブ回路
JPH06244698A (ja) ゲート・ドライブ回路
JPH04100409A (ja) BiCMOS回路
JP2006270799A (ja) デューティ調整回路