JPH0570041B2 - - Google Patents
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- JPH0570041B2 JPH0570041B2 JP59196883A JP19688384A JPH0570041B2 JP H0570041 B2 JPH0570041 B2 JP H0570041B2 JP 59196883 A JP59196883 A JP 59196883A JP 19688384 A JP19688384 A JP 19688384A JP H0570041 B2 JPH0570041 B2 JP H0570041B2
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- Japan
- Prior art keywords
- steam
- exhaust gas
- pressure
- temperature
- drum
- Prior art date
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- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、脱硝装置を備えた排熱回収ボイラに
関する。
関する。
最近の電力需要の変化に伴ない、起動停止およ
び低負荷運転が容易で中間負荷運用に適したガス
タービンを用い、これを組合せたコンバインドサ
イクルプラントが採用される傾向が大となつてい
る。即ち、従来の火力プラントはベース負荷運用
が主目的とされていたが、原子力の台頭とともに
原子力プラントがベース負荷運用を担当し、火力
プラントには夜間停止や極低負荷運用が要求され
るようになつた。この場合、火力プラントに対し
ては、その低負荷運転時には勿論、停止後の再起
動時においても環境既制、即ち窒素酸化物
(NOx)抑制への対応力が強く要求される状況に
ある。通常、上記ガスタービンからは高温のガス
が排出され、この排ガスを利用した排熱回収ボイ
ラが使用されているが、当該排ガス中には多量の
NOxが含まれているため、排熱回収ボイラには
脱硝装置が内蔵され、排煙中のNOxの低減が計
られている。このような排熱回収ボイラを図によ
り説明する。
び低負荷運転が容易で中間負荷運用に適したガス
タービンを用い、これを組合せたコンバインドサ
イクルプラントが採用される傾向が大となつてい
る。即ち、従来の火力プラントはベース負荷運用
が主目的とされていたが、原子力の台頭とともに
原子力プラントがベース負荷運用を担当し、火力
プラントには夜間停止や極低負荷運用が要求され
るようになつた。この場合、火力プラントに対し
ては、その低負荷運転時には勿論、停止後の再起
動時においても環境既制、即ち窒素酸化物
(NOx)抑制への対応力が強く要求される状況に
ある。通常、上記ガスタービンからは高温のガス
が排出され、この排ガスを利用した排熱回収ボイ
ラが使用されているが、当該排ガス中には多量の
NOxが含まれているため、排熱回収ボイラには
脱硝装置が内蔵され、排煙中のNOxの低減が計
られている。このような排熱回収ボイラを図によ
り説明する。
第7図は従来の排熱回収ボイラの系統図であ
る。図で、1はガスタービン、2はガスタービン
1から排出される排ガスの消音を行なうサイレン
サ、3はサイレンサ2からの排ガスが導入される
排熱回収ボイラのダクトである。4は蒸気を過熱
する過熱器、5a,5bは缶水を蒸発させる高圧
蒸発器、6は排ガス中のNOxを除去する脱硝装
置、7は高圧節炭器、8は缶水を蒸発させる低圧
蒸発器、9は低圧節炭器であり、これらはダクト
3内に順に配置されている。10は例えば60Kg/
cm2級の高圧ドラム。11は高圧ドラム10の缶水
を導く降水管、12は高圧給水管、13は高圧上
昇管である。14は例えば7Kg/cm2級の低圧ドラ
ム、15は降水管である。上記排熱回収ボイラに
おいて、過熱器4、高圧蒸発器5a,5b、高圧
節炭器7、ドラム10等により高圧系が構成さ
れ、低圧蒸発器8、低圧節炭器9、ドラム14に
より低圧系が構成され、これら高圧系と低圧系に
より、上記排熱回収ボイラは混圧自然循環ボイラ
を構成している。
る。図で、1はガスタービン、2はガスタービン
1から排出される排ガスの消音を行なうサイレン
サ、3はサイレンサ2からの排ガスが導入される
排熱回収ボイラのダクトである。4は蒸気を過熱
する過熱器、5a,5bは缶水を蒸発させる高圧
蒸発器、6は排ガス中のNOxを除去する脱硝装
置、7は高圧節炭器、8は缶水を蒸発させる低圧
蒸発器、9は低圧節炭器であり、これらはダクト
3内に順に配置されている。10は例えば60Kg/
cm2級の高圧ドラム。11は高圧ドラム10の缶水
を導く降水管、12は高圧給水管、13は高圧上
昇管である。14は例えば7Kg/cm2級の低圧ドラ
ム、15は降水管である。上記排熱回収ボイラに
おいて、過熱器4、高圧蒸発器5a,5b、高圧
節炭器7、ドラム10等により高圧系が構成さ
れ、低圧蒸発器8、低圧節炭器9、ドラム14に
より低圧系が構成され、これら高圧系と低圧系に
より、上記排熱回収ボイラは混圧自然循環ボイラ
を構成している。
ここで、上記排熱回収ボイラの高圧系の動作の
概略を説明する。ガスタービン1から排出された
排ガスはサイレンサ2を介してダクト3に供給さ
れる。一方、給水は、低圧節炭器9において排ガ
スにより加熱され、高圧節炭器7に供給されてさ
らに加熱された後ドラム10に導入される。ドラ
ム10の缶水は降水管11、高圧給水管12を経
て高圧蒸発器5a,5bに導入され、ここで排ガ
スにより加熱されて蒸発する。蒸発した蒸気は高
圧上昇管13を経てドラム10に導入される。ド
ラム10の蒸気は過熱器4に送られ、ここで過熱
された後過熱蒸気となつて蒸気タービンに供給さ
れる。脱硝装置6は2分された高圧蒸発器5a,
5bの間に設置され、通過する排ガス中に含まれ
るNOxを除去し、排煙中のNOxを低減してこれ
を規制値以下に抑制する。
概略を説明する。ガスタービン1から排出された
排ガスはサイレンサ2を介してダクト3に供給さ
れる。一方、給水は、低圧節炭器9において排ガ
スにより加熱され、高圧節炭器7に供給されてさ
らに加熱された後ドラム10に導入される。ドラ
ム10の缶水は降水管11、高圧給水管12を経
て高圧蒸発器5a,5bに導入され、ここで排ガ
スにより加熱されて蒸発する。蒸発した蒸気は高
圧上昇管13を経てドラム10に導入される。ド
ラム10の蒸気は過熱器4に送られ、ここで過熱
された後過熱蒸気となつて蒸気タービンに供給さ
れる。脱硝装置6は2分された高圧蒸発器5a,
5bの間に設置され、通過する排ガス中に含まれ
るNOxを除去し、排煙中のNOxを低減してこれ
を規制値以下に抑制する。
[発明が解決しようとする課題]
ところで、脱硝装置6の脱硝特性は排ガス温度
に大きく依存している。これを第8図に示す。第
8図で、横軸には排ガス温度が、縦軸には脱硝率
がとつてある。図から明らかなように、有効な脱
硝は排ガス温度がある範囲内(例えば約200℃〜
約400℃)にあるときに行なわれ、排ガス温度が
上記範囲にない場合にはその脱硝率は極度に低下
し有効な脱硝が不可能となる。
に大きく依存している。これを第8図に示す。第
8図で、横軸には排ガス温度が、縦軸には脱硝率
がとつてある。図から明らかなように、有効な脱
硝は排ガス温度がある範囲内(例えば約200℃〜
約400℃)にあるときに行なわれ、排ガス温度が
上記範囲にない場合にはその脱硝率は極度に低下
し有効な脱硝が不可能となる。
一方、特にガスタービンから排出される排ガス
特性は、従来火力の排ガス特性と比較して第9図
に示すように、低負荷域で排ガス量が多く、か
つ、低温となる傾向を有している。第9図で、横
軸には負荷が、縦軸には排ガス量および排ガス温
度がとつてあり、又、実線A1はガスタービン排
ガス量、破線A2は従来火力の排ガス量、実線B1
はガスタービン排ガス温度、破線B2は従来火力
の排ガス温度である。
特性は、従来火力の排ガス特性と比較して第9図
に示すように、低負荷域で排ガス量が多く、か
つ、低温となる傾向を有している。第9図で、横
軸には負荷が、縦軸には排ガス量および排ガス温
度がとつてあり、又、実線A1はガスタービン排
ガス量、破線A2は従来火力の排ガス量、実線B1
はガスタービン排ガス温度、破線B2は従来火力
の排ガス温度である。
前述のように、特にガスタービンは起動停止お
よび低負荷運転される場合が多く、起動初期およ
び低負荷運転時には第9図に示すように排ガス量
が多く、かつ、排ガス温度が低い状態となる。特
に、起動初期においては、脱硝装置6の上流側に
配置されるガスタービン1、サイレンサ2、ダク
ト3の入口部、過熱器4、高圧蒸発器5aおよび
脱硝装置6自体が降温しているため、排ガスの熱
はこれらの機器に奪われ、排ガス温度は著るしく
低下する。したがつて、起動初期および低負荷運
転時の排ガス温度は第8図に示す有効な脱硝の温
度範囲外となり、有効な脱硝が行なわれず、大き
な排ガス量とも相俟つて、排煙中のNOxの総量
は規制値を遥かに超える大きな量となる。
よび低負荷運転される場合が多く、起動初期およ
び低負荷運転時には第9図に示すように排ガス量
が多く、かつ、排ガス温度が低い状態となる。特
に、起動初期においては、脱硝装置6の上流側に
配置されるガスタービン1、サイレンサ2、ダク
ト3の入口部、過熱器4、高圧蒸発器5aおよび
脱硝装置6自体が降温しているため、排ガスの熱
はこれらの機器に奪われ、排ガス温度は著るしく
低下する。したがつて、起動初期および低負荷運
転時の排ガス温度は第8図に示す有効な脱硝の温
度範囲外となり、有効な脱硝が行なわれず、大き
な排ガス量とも相俟つて、排煙中のNOxの総量
は規制値を遥かに超える大きな量となる。
このような欠点を除くため、脱硝装置6を高温
域に設置することも考えられるが、そのようにす
ると、定常負荷帯における運転時、排ガス温度は
上記有効脱硝温度範囲を超える高温となつて低温
の場合と同様に有効な脱硝は行なわれず、しか
も、高温域に設置するため脱硝装置6を構成する
材料として耐高温材料を使用しなければならない
という不都合を生じることになる。
域に設置することも考えられるが、そのようにす
ると、定常負荷帯における運転時、排ガス温度は
上記有効脱硝温度範囲を超える高温となつて低温
の場合と同様に有効な脱硝は行なわれず、しか
も、高温域に設置するため脱硝装置6を構成する
材料として耐高温材料を使用しなければならない
という不都合を生じることになる。
さらに、特開昭57−196002号広報に示されてい
るように、過熱器に蒸気を注入して過熱器を加熱
し、通過する排ガス温度を高める手段も考えられ
るが、このような手段は、過熱器内の蒸気と注入
された蒸気との温度差により過熱器内に凝縮水を
生じ、この凝縮水が蛇行形状の過熱器の曲がり角
部分に衝突し、最終的にその部分を腐食させ、か
つ、タービンのブレードを損傷するという不都合
がある。又、本来、蒸気だけを処理することを前
提とする構造である過熱器に、上記凝縮水を抜き
取る装置を付加するのは極めて困難である。
るように、過熱器に蒸気を注入して過熱器を加熱
し、通過する排ガス温度を高める手段も考えられ
るが、このような手段は、過熱器内の蒸気と注入
された蒸気との温度差により過熱器内に凝縮水を
生じ、この凝縮水が蛇行形状の過熱器の曲がり角
部分に衝突し、最終的にその部分を腐食させ、か
つ、タービンのブレードを損傷するという不都合
がある。又、本来、蒸気だけを処理することを前
提とする構造である過熱器に、上記凝縮水を抜き
取る装置を付加するのは極めて困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、起動初期または低負荷運
転時においても、排ガス中に含まれるNOxを有
効に、かつ、何等の不都合も生じることなく低減
することができる排熱回収ボイラを提供するにあ
る。
のであり、その目的は、起動初期または低負荷運
転時においても、排ガス中に含まれるNOxを有
効に、かつ、何等の不都合も生じることなく低減
することができる排熱回収ボイラを提供するにあ
る。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するため、本発明は、排ガス
により加熱される蒸発器と、この蒸発器と接続さ
れた蒸気発生用のドラムと、前記蒸発器の下流に
配置され前記排ガス中の窒素酸化物を除去する脱
硝装置とを備えた排熱回収ボイラにおいて、前記
蒸発器へ入る缶水に蒸気を供給する蒸気供給手段
を設けたことを特徴とする。
により加熱される蒸発器と、この蒸発器と接続さ
れた蒸気発生用のドラムと、前記蒸発器の下流に
配置され前記排ガス中の窒素酸化物を除去する脱
硝装置とを備えた排熱回収ボイラにおいて、前記
蒸発器へ入る缶水に蒸気を供給する蒸気供給手段
を設けたことを特徴とする。
[作用]
排熱回収ボイラの起動時又は低負荷運転時、蒸
気供給手段により缶水に蒸気が供給されると、蒸
発器の温度が上昇し、蒸発器を通過する排ガスの
温度を上昇させ、有効な脱硝を可能とする。
気供給手段により缶水に蒸気が供給されると、蒸
発器の温度が上昇し、蒸発器を通過する排ガスの
温度を上昇させ、有効な脱硝を可能とする。
[実施例]
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本発明の第1の実施例に係る排熱回収
ボイラの系統図である。図で、第7図に示す部分
と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。16は混圧ボイラにおいて用いられる昇圧ポ
ンプ、17はドラム10と昇圧ポンプ16とを連
結する循環用連絡管、18は昇圧ポンプ16の出
口に管路により接続されたミキシングヒータ、1
9は他系統から引き出された蒸気系を示す。蒸気
系19からの蒸気はミキシングヒータ18および
ドラム10に供給される。
ボイラの系統図である。図で、第7図に示す部分
と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。16は混圧ボイラにおいて用いられる昇圧ポ
ンプ、17はドラム10と昇圧ポンプ16とを連
結する循環用連絡管、18は昇圧ポンプ16の出
口に管路により接続されたミキシングヒータ、1
9は他系統から引き出された蒸気系を示す。蒸気
系19からの蒸気はミキシングヒータ18および
ドラム10に供給される。
ボイラ起動前又は低負荷運転時、ドラム10の
高温の缶水が昇圧ポンプ16に供給される。この
缶水は昇圧ポンプ16により昇圧されてミキシン
グヒータ18へ送られる。送られた缶水はミキシ
ングヒータ18において蒸気系19からの蒸気を
混入されて昇温し、昇温した缶水は高圧蒸発器5
a,5bを経てドラム10に入る。このように、
ドラム10、循環用連絡管17、昇圧ポンプ1
6、ミキシングヒータ18、高圧蒸発器5a,5
b、ドラム10の循環の継続することにより、脱
硝装置6の上流の高圧蒸発器5aおよび過熱器4
を含む系内全体の温度を高めることができる。
高温の缶水が昇圧ポンプ16に供給される。この
缶水は昇圧ポンプ16により昇圧されてミキシン
グヒータ18へ送られる。送られた缶水はミキシ
ングヒータ18において蒸気系19からの蒸気を
混入されて昇温し、昇温した缶水は高圧蒸発器5
a,5bを経てドラム10に入る。このように、
ドラム10、循環用連絡管17、昇圧ポンプ1
6、ミキシングヒータ18、高圧蒸発器5a,5
b、ドラム10の循環の継続することにより、脱
硝装置6の上流の高圧蒸発器5aおよび過熱器4
を含む系内全体の温度を高めることができる。
一方、缶水を1atgの飽和温度100℃まで昇温す
ることは容易であるが、200℃約16atgへ昇温昇圧
することは、ミキシングヒータ18への蒸気注入
のみでは時間がかかる。このため、蒸気系19か
らドラム10へ蒸気を供給することにより、ドラ
ム圧力を増大させながら昇温を速かに行なう。な
お、蒸気注入によりドラム10の缶水が増加した
場合には、缶水低減弁等によりこれを系外へブロ
ーする。かくして、脱硝装置6の入口の排ガス温
度は充分に高くなり、脱硝装置6における早期の
NH3の注入が可能となり、NOxを有効に除去す
ることができる。
ることは容易であるが、200℃約16atgへ昇温昇圧
することは、ミキシングヒータ18への蒸気注入
のみでは時間がかかる。このため、蒸気系19か
らドラム10へ蒸気を供給することにより、ドラ
ム圧力を増大させながら昇温を速かに行なう。な
お、蒸気注入によりドラム10の缶水が増加した
場合には、缶水低減弁等によりこれを系外へブロ
ーする。かくして、脱硝装置6の入口の排ガス温
度は充分に高くなり、脱硝装置6における早期の
NH3の注入が可能となり、NOxを有効に除去す
ることができる。
本実施例における昇温、昇圧を実施した場合の
1例を第2図に示す。図で、横軸には起動からの
時間が、又、縦軸には排ガス量、NOx総量およ
び脱硝装置入口排ガス温度がとられている。図
中、実線C1はドラム圧力が30atgのときの排ガス
温度を、又、一点鎖線C2はドラム圧力が10atgの
ときの排ガス温度を示す。なお、缶水およびメタ
ル熱容量を考慮し、ドラム圧力を大気圧から
10atgまで昇温、昇圧するに要する必要蒸気量は
約20トンである。2つの曲線C1,C2から明らか
なように、ドラム圧力が高い程缶水温度が高く、
脱硝装置6の入口の排ガス温度も高くなる。ドラ
ム圧力30atgとしたとき、当該排ガス温度は起動
時において200℃を超え、有効脱硝範囲にある。
これに対して、ドラム圧力10atgの場合には排ガ
ス温度は200℃未満であり、これが200℃を超える
のは相当時間経過後となる。
1例を第2図に示す。図で、横軸には起動からの
時間が、又、縦軸には排ガス量、NOx総量およ
び脱硝装置入口排ガス温度がとられている。図
中、実線C1はドラム圧力が30atgのときの排ガス
温度を、又、一点鎖線C2はドラム圧力が10atgの
ときの排ガス温度を示す。なお、缶水およびメタ
ル熱容量を考慮し、ドラム圧力を大気圧から
10atgまで昇温、昇圧するに要する必要蒸気量は
約20トンである。2つの曲線C1,C2から明らか
なように、ドラム圧力が高い程缶水温度が高く、
脱硝装置6の入口の排ガス温度も高くなる。ドラ
ム圧力30atgとしたとき、当該排ガス温度は起動
時において200℃を超え、有効脱硝範囲にある。
これに対して、ドラム圧力10atgの場合には排ガ
ス温度は200℃未満であり、これが200℃を超える
のは相当時間経過後となる。
破線Dはガスタービン1、サイレンサ2を経て
供給される排ガス量を示す。又、実線F1はドラ
ム圧力が30atgであるときのボイラ出口から排出
されるNOx総量、一点鎖線F2はドラム圧力が
10atgであるときのNOx総量を示す。EはNOx規
制値である。曲線F1から明らかなように、起動
時にはドラム圧力が30atgの場合排ガス温度が200
℃を超えているので、脱硝が有効に行なわれて排
出されるNOx総量は規制値を超えることはない。
これに対して、ドラム圧力が10atgの場合、排ガ
ス温度が200℃以上となるにはある程度の時間を
要し、それ以前においては脱硝が有効に行なわれ
ず、曲線F2に示すように、起動初期において排
出されるNOx総量が規制値を大幅に超えること
になる。即ち、ドラム圧力が高いほど昇温が早
く、早急な起動が可能となる。なお、ドラム圧力
が10atgの場合であつても、従来の装置と比較す
ると、ボイラ起動を早くすることができる。
供給される排ガス量を示す。又、実線F1はドラ
ム圧力が30atgであるときのボイラ出口から排出
されるNOx総量、一点鎖線F2はドラム圧力が
10atgであるときのNOx総量を示す。EはNOx規
制値である。曲線F1から明らかなように、起動
時にはドラム圧力が30atgの場合排ガス温度が200
℃を超えているので、脱硝が有効に行なわれて排
出されるNOx総量は規制値を超えることはない。
これに対して、ドラム圧力が10atgの場合、排ガ
ス温度が200℃以上となるにはある程度の時間を
要し、それ以前においては脱硝が有効に行なわれ
ず、曲線F2に示すように、起動初期において排
出されるNOx総量が規制値を大幅に超えること
になる。即ち、ドラム圧力が高いほど昇温が早
く、早急な起動が可能となる。なお、ドラム圧力
が10atgの場合であつても、従来の装置と比較す
ると、ボイラ起動を早くすることができる。
第3図a乃至dはボイラ起動時の缶水温度が常
温である場合の諸量の特性を示す図である。各図
とも横軸には時間がとつてあり、又、縦軸には、
第3図a,cでは排出されるNOx総量(曲線G、
で示される)が、又、第3図b,dでは脱硝装置
入口排出ガス温度(曲線I,I′で示される)およ
び排出ガス量(曲線H,H′で示される)がとつ
てある。横軸における時間T1はガスタービン点
火時、時間T2,T2′はガスタービン併入時、時間
T3,T3′はプラント全負荷時を示す。第3図a,
bはガスタービン併入を早期に実施した場合の特
性であり、この場合、曲線Gから明らかなよう
に、排出されるNOxの総量はガスタービン併入
時間T2以後相当時間にわたつて直線Eで示され
るNOx規制値を超える。第3図c,dは排出さ
れるNOxの総量がNOx規制値を超えないように
タービン併入時間を調整した場合の特性図であ
る。この場合、ガスタービン併入時間T2′は排出
ガス温度が200℃を超えた時点に調整されなけれ
ばならない。これを、本実施例の特性と比較する
と、排出されるNOx総量をNOx規制値以下に抑
えてガスタービンを起動するための起動時間は、
本実施例の場合、従来装置より約3時間短縮する
ことができることになる。
温である場合の諸量の特性を示す図である。各図
とも横軸には時間がとつてあり、又、縦軸には、
第3図a,cでは排出されるNOx総量(曲線G、
で示される)が、又、第3図b,dでは脱硝装置
入口排出ガス温度(曲線I,I′で示される)およ
び排出ガス量(曲線H,H′で示される)がとつ
てある。横軸における時間T1はガスタービン点
火時、時間T2,T2′はガスタービン併入時、時間
T3,T3′はプラント全負荷時を示す。第3図a,
bはガスタービン併入を早期に実施した場合の特
性であり、この場合、曲線Gから明らかなよう
に、排出されるNOxの総量はガスタービン併入
時間T2以後相当時間にわたつて直線Eで示され
るNOx規制値を超える。第3図c,dは排出さ
れるNOxの総量がNOx規制値を超えないように
タービン併入時間を調整した場合の特性図であ
る。この場合、ガスタービン併入時間T2′は排出
ガス温度が200℃を超えた時点に調整されなけれ
ばならない。これを、本実施例の特性と比較する
と、排出されるNOx総量をNOx規制値以下に抑
えてガスタービンを起動するための起動時間は、
本実施例の場合、従来装置より約3時間短縮する
ことができることになる。
このように、本実施例では、ドラムの缶水を、
循環用連絡管、昇圧ポンプ、ミキシングヒータ、
高圧蒸発管を経て循環させる循環系を設け、か
つ、蒸気を、ドラムおよびミキシングヒータに供
給して系内の温度を昇温するようにしたので、起
動時又は低負荷運転時に脱硝装置入口の排ガス温
度を脱硝有効範囲内の高温とすることができ、
NOxを有効に低減することができ、又、ガスタ
ービンの起動時間を大幅に短縮することができ
る。さらに、上記の循環系を設けてこの系に蒸気
を導入するようにしたので、循環系を設けずに蒸
気又は温水を直接蒸発器に供給する場合に比較し
て、系内の加熱を均一かつ充分に行なうことがで
きる。さらに又、ミキシングヒータに蒸気を導入
するようにしたので、構造物の振動を抑えること
ができる。
循環用連絡管、昇圧ポンプ、ミキシングヒータ、
高圧蒸発管を経て循環させる循環系を設け、か
つ、蒸気を、ドラムおよびミキシングヒータに供
給して系内の温度を昇温するようにしたので、起
動時又は低負荷運転時に脱硝装置入口の排ガス温
度を脱硝有効範囲内の高温とすることができ、
NOxを有効に低減することができ、又、ガスタ
ービンの起動時間を大幅に短縮することができ
る。さらに、上記の循環系を設けてこの系に蒸気
を導入するようにしたので、循環系を設けずに蒸
気又は温水を直接蒸発器に供給する場合に比較し
て、系内の加熱を均一かつ充分に行なうことがで
きる。さらに又、ミキシングヒータに蒸気を導入
するようにしたので、構造物の振動を抑えること
ができる。
第4図は本発明の第2の実施例に係る排熱回収
ボイラの蒸発管の管寄部の構成の概略図である。
図で、5a,5bは第1図に示すものと同じ高圧
蒸発器、20は高圧蒸発器5a,5bの管寄、2
1は管寄20に連結された各蒸発器管である。2
2は管寄20内に挿入された蒸気混入管、23は
蒸気混入管22に形成された蒸気噴出口、24は
蒸気連結管である。蒸気噴出口23は蒸気混入管
22の上部において各蒸発器管21の入口方向に
向けてこれと同一ピツチで形成されている。管寄
20には第1図に示すドラム10からの缶水が直
接導入され、又、蒸気連絡管24には第1図に示
す蒸気系19からの蒸気が直接導入される。即
ち、本実施例においては第1図に示すミキシング
ヒータ18および昇圧ポンプ16は使用されな
い。本実施例では、缶水は管寄20において蒸気
混入管22の蒸気噴出口23から噴出される蒸気
により昇温される。その他の構成および動作は第
1図に示す実施例のものと同じである。
ボイラの蒸発管の管寄部の構成の概略図である。
図で、5a,5bは第1図に示すものと同じ高圧
蒸発器、20は高圧蒸発器5a,5bの管寄、2
1は管寄20に連結された各蒸発器管である。2
2は管寄20内に挿入された蒸気混入管、23は
蒸気混入管22に形成された蒸気噴出口、24は
蒸気連結管である。蒸気噴出口23は蒸気混入管
22の上部において各蒸発器管21の入口方向に
向けてこれと同一ピツチで形成されている。管寄
20には第1図に示すドラム10からの缶水が直
接導入され、又、蒸気連絡管24には第1図に示
す蒸気系19からの蒸気が直接導入される。即
ち、本実施例においては第1図に示すミキシング
ヒータ18および昇圧ポンプ16は使用されな
い。本実施例では、缶水は管寄20において蒸気
混入管22の蒸気噴出口23から噴出される蒸気
により昇温される。その他の構成および動作は第
1図に示す実施例のものと同じである。
このように、本実施例では、蒸発器の管寄に缶
水を導入し、これに蒸気を混入して昇温を行なう
ようにしたので、第1の実施例と同じ効果(ただ
し、ミキシングヒータによる効果を除く)を奏す
るとともに、昇圧ポンプおよびミキシングヒータ
を除いたので、簡単な構成とすることができる。
水を導入し、これに蒸気を混入して昇温を行なう
ようにしたので、第1の実施例と同じ効果(ただ
し、ミキシングヒータによる効果を除く)を奏す
るとともに、昇圧ポンプおよびミキシングヒータ
を除いたので、簡単な構成とすることができる。
第5図は本発明の第3の実施例に係る排熱回収
ボイラの系統図である。図で、第1図に示す部分
と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。26は蒸気タービン、27は過熱器4から蒸
気タービン26へ蒸気を供給する主蒸気管、28
は蒸気タービン26への蒸気量を調節する蒸気タ
ービン加減弁、29は蒸気タービン26をバイパ
スするタービンバイパス管、30はタービンバイ
パス管29の蒸気量を調節するタービンバイパス
弁、31は復水器である。これらの諸装置はボイ
ラ装置に既設のものである。
ボイラの系統図である。図で、第1図に示す部分
と同一部分には同一符号を付して説明を省略す
る。26は蒸気タービン、27は過熱器4から蒸
気タービン26へ蒸気を供給する主蒸気管、28
は蒸気タービン26への蒸気量を調節する蒸気タ
ービン加減弁、29は蒸気タービン26をバイパ
スするタービンバイパス管、30はタービンバイ
パス管29の蒸気量を調節するタービンバイパス
弁、31は復水器である。これらの諸装置はボイ
ラ装置に既設のものである。
ボイラ運転中、過熱器4で過熱された蒸気は主
蒸気管27により蒸気タービン加減弁28を経て
蒸気タービン26に供給され、発電が行なわれ
る。蒸気タービン26から排出された蒸気は復水
器31に送られ、給水となつて図示されていない
復水ポンプにより低圧節炭器9へ供給される。蒸
気タービン26に供給される蒸気量は蒸気タービ
ン加減弁28により調節され、余分の蒸気はター
バンバイパス管29を通り、タービンバイパス弁
30を経て復水器31に直接排出される。主蒸気
管27、蒸気タービン加減弁28、タービンバイ
パス管29、タービンバイパス弁30、復水器3
1はいずれも既設されている。
蒸気管27により蒸気タービン加減弁28を経て
蒸気タービン26に供給され、発電が行なわれ
る。蒸気タービン26から排出された蒸気は復水
器31に送られ、給水となつて図示されていない
復水ポンプにより低圧節炭器9へ供給される。蒸
気タービン26に供給される蒸気量は蒸気タービ
ン加減弁28により調節され、余分の蒸気はター
バンバイパス管29を通り、タービンバイパス弁
30を経て復水器31に直接排出される。主蒸気
管27、蒸気タービン加減弁28、タービンバイ
パス管29、タービンバイパス弁30、復水器3
1はいずれも既設されている。
さて、前述のように、脱硝装置6で有効な脱硝
が行なわれるには、脱硝装置6の入口の排ガス温
度がある範囲内の高い温度でなければならない。
ここで、ボイラ停止後の再起動時の場合を考える
と、再起動の時点において、循環する温水の温度
が相当の高温であれば排ガス温度も高温となり、
蒸気系19の蒸気の使用量も僅かで済み、かつ、
排ガス温度を短時間で高温となし得る。本実施例
は、第1、第2の実施例の手段に加えて、さら
に、再起動時の排ガス温度を高温に保持する方法
を併用するものである。以下、この方法を第6図
を参照しながら説明する。
が行なわれるには、脱硝装置6の入口の排ガス温
度がある範囲内の高い温度でなければならない。
ここで、ボイラ停止後の再起動時の場合を考える
と、再起動の時点において、循環する温水の温度
が相当の高温であれば排ガス温度も高温となり、
蒸気系19の蒸気の使用量も僅かで済み、かつ、
排ガス温度を短時間で高温となし得る。本実施例
は、第1、第2の実施例の手段に加えて、さら
に、再起動時の排ガス温度を高温に保持する方法
を併用するものである。以下、この方法を第6図
を参照しながら説明する。
第6図で、横軸には時間、縦軸にはドラム圧力
がとつてある。ボイラ停止時、従来の停止方法で
は、ガスタービン1が停止過程に入ると、これに
伴なつてドラム10の圧力が第6図の実線Jで示
すように圧力P0がら低下してゆき、ガスタービ
ン1の停止時T4には圧力P1に低下する。そして、
この状態でボイラバンキング状態に入る。バンキ
ング中にボイラは自然放熱等で冷却されるので、
ドラム10の圧力は圧力P1からさらに低下する。
したがつて、ボイラ再起動時T5において、ドラ
ム圧力は極めて低い圧力P2になつており、缶水
の温度も低い。
がとつてある。ボイラ停止時、従来の停止方法で
は、ガスタービン1が停止過程に入ると、これに
伴なつてドラム10の圧力が第6図の実線Jで示
すように圧力P0がら低下してゆき、ガスタービ
ン1の停止時T4には圧力P1に低下する。そして、
この状態でボイラバンキング状態に入る。バンキ
ング中にボイラは自然放熱等で冷却されるので、
ドラム10の圧力は圧力P1からさらに低下する。
したがつて、ボイラ再起動時T5において、ドラ
ム圧力は極めて低い圧力P2になつており、缶水
の温度も低い。
これに反して、本実施例の方法では、上記従来
の方法と異なる方法が採用される。即ち、プラン
ト停止過程において、タービンバイパス管29を
経て復水器31へダンプされる蒸気量をタービン
バイパス弁30によつて絞り込む。これにより、
ドラム10の圧力は第6図の2点鎖線J′に示すよ
うに上昇し、ボイラバンキング状態に入る時間
T4においては圧力P3まで昇圧される。上述のよ
うに、バンキング中にボイラは冷却され、ドラム
圧力も2点鎖線J′に示すように低下してゆく。し
かしながら、ボイラバンキング開始時T4におい
て圧力P3まで昇圧されたドラム圧力は、バンキ
ング中の冷却による圧力低下があつても、ボイラ
再起動時T4においては、従来の圧力P2よりは遥
かに高い圧力P4に保持される。この結果、温水
温度も高い温度に保持され、ボイラ再起動時に排
ガスから奪われる熱量は大幅に減少し、排ガスの
温度を高温に保持することができ、結局、僅かな
蒸気量で、かつ、短時間で排ガス温度を高温とす
ることができる。
の方法と異なる方法が採用される。即ち、プラン
ト停止過程において、タービンバイパス管29を
経て復水器31へダンプされる蒸気量をタービン
バイパス弁30によつて絞り込む。これにより、
ドラム10の圧力は第6図の2点鎖線J′に示すよ
うに上昇し、ボイラバンキング状態に入る時間
T4においては圧力P3まで昇圧される。上述のよ
うに、バンキング中にボイラは冷却され、ドラム
圧力も2点鎖線J′に示すように低下してゆく。し
かしながら、ボイラバンキング開始時T4におい
て圧力P3まで昇圧されたドラム圧力は、バンキ
ング中の冷却による圧力低下があつても、ボイラ
再起動時T4においては、従来の圧力P2よりは遥
かに高い圧力P4に保持される。この結果、温水
温度も高い温度に保持され、ボイラ再起動時に排
ガスから奪われる熱量は大幅に減少し、排ガスの
温度を高温に保持することができ、結局、僅かな
蒸気量で、かつ、短時間で排ガス温度を高温とす
ることができる。
なお、タービンバイパス弁30の絞り込みによ
るドラム圧力の昇圧が許容圧力以上になるのを避
けるため、圧力検出器を設けてドラム圧力を検出
し、これに応じてタービンバイパス弁30の開度
を制御する手段を備えることもできる。
るドラム圧力の昇圧が許容圧力以上になるのを避
けるため、圧力検出器を設けてドラム圧力を検出
し、これに応じてタービンバイパス弁30の開度
を制御する手段を備えることもできる。
このように、本実施例では、ボイラ停止時にド
ラム圧力を昇圧する方法を併用したので、第1の
実施例と同じ効果を奏するばかりでなく、蒸気の
使用量を減少することができ、かつ、排ガス温度
の昇温を短時間で行なうことができる。又、蒸気
系へ供給される他系統からの蒸気が、何等かの理
由で得られなくなつても、上記の方法の併用によ
りNOxの低減を充分に行なうことができる。
ラム圧力を昇圧する方法を併用したので、第1の
実施例と同じ効果を奏するばかりでなく、蒸気の
使用量を減少することができ、かつ、排ガス温度
の昇温を短時間で行なうことができる。又、蒸気
系へ供給される他系統からの蒸気が、何等かの理
由で得られなくなつても、上記の方法の併用によ
りNOxの低減を充分に行なうことができる。
なお、上記実施例の説明では、排ガス源として
ガスタービンについて説明したが、排ガス源はガ
スタービンに限ることはなく、工業炉や産業処理
設備等であつても適用することができる。又、昇
圧ポンプを循環ポンプとして利用する例について
説明したが、自然循環の場合ポンプは不要であ
り、ポンプを用いる場合でも昇圧ポンプに限らず
給水ポンプを利用することもできる。勿論既設の
ポンプとは別に循環用ポンプを用いても差支えな
い。
ガスタービンについて説明したが、排ガス源はガ
スタービンに限ることはなく、工業炉や産業処理
設備等であつても適用することができる。又、昇
圧ポンプを循環ポンプとして利用する例について
説明したが、自然循環の場合ポンプは不要であ
り、ポンプを用いる場合でも昇圧ポンプに限らず
給水ポンプを利用することもできる。勿論既設の
ポンプとは別に循環用ポンプを用いても差支えな
い。
以上述べたように、本発明では、ドラムの缶水
を蒸発器を介して循環させるとともに、蒸発器入
口およびドラムに蒸気を供給して、循環水を加熱
するとともにドラム圧力を昇圧するようにしたの
で、起動初期又は低負荷運転時においても脱硝装
置入口の排ガス温度を高温とすることができ、こ
れにより排ガス中に含まれるNOxを有効に低減
することができる。
を蒸発器を介して循環させるとともに、蒸発器入
口およびドラムに蒸気を供給して、循環水を加熱
するとともにドラム圧力を昇圧するようにしたの
で、起動初期又は低負荷運転時においても脱硝装
置入口の排ガス温度を高温とすることができ、こ
れにより排ガス中に含まれるNOxを有効に低減
することができる。
第1図は本発明の第1の実施例に係る排熱回収
ボイラの系統図、第2図および第3図a,b,
c,dは排ガス量、排ガス温度およびNOx総量
の特性図、第4図は本発明の第2の実施例に係る
排熱回収ボイラの一部の概略図、第5図は本発明
の第3の実施例に係る排熱回収ボイラの系統図、
第6図はドラム圧力の特性図、第7図は従来の排
熱回収ボイラの系統図、第8図は脱硝率の特性
図、第9図は排ガス量および排ガス温度の特性図
である。 1……ガスタービン、4……過熱器、5a,5
b……蒸発器、6……脱硝装置、7……高圧節炭
器、9……低圧節炭器、10,14……ドラム、
16……昇圧ポンプ、17……循環用連絡管、1
8……ミキシングヒータ、19……蒸気系、20
……管寄、21……蒸発器管、22……蒸気混入
管、24……蒸気連絡管、26……蒸気タービ
ン、28……蒸気タービン加減弁、29……ター
ビンバイパス管、30……タービンバイパス弁、
31……復水器。
ボイラの系統図、第2図および第3図a,b,
c,dは排ガス量、排ガス温度およびNOx総量
の特性図、第4図は本発明の第2の実施例に係る
排熱回収ボイラの一部の概略図、第5図は本発明
の第3の実施例に係る排熱回収ボイラの系統図、
第6図はドラム圧力の特性図、第7図は従来の排
熱回収ボイラの系統図、第8図は脱硝率の特性
図、第9図は排ガス量および排ガス温度の特性図
である。 1……ガスタービン、4……過熱器、5a,5
b……蒸発器、6……脱硝装置、7……高圧節炭
器、9……低圧節炭器、10,14……ドラム、
16……昇圧ポンプ、17……循環用連絡管、1
8……ミキシングヒータ、19……蒸気系、20
……管寄、21……蒸発器管、22……蒸気混入
管、24……蒸気連絡管、26……蒸気タービ
ン、28……蒸気タービン加減弁、29……ター
ビンバイパス管、30……タービンバイパス弁、
31……復水器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 排ガスにより加熱される蒸発器と、この蒸発
器と接続された蒸気発生用のドラムと、前記蒸発
器の下流に配置され前記排ガス中の窒素酸化物を
除去する脱硝装置とを備えた排熱回収ボイラにお
いて、前記蒸発器へ入る缶水に蒸気を供給する蒸
気供給手段を設けたことを特徴とする排熱回収ボ
イラ。 2 特許請求の範囲第1項において、前記蒸気供
給手段は、前記缶水に蒸気を混入するミキシング
ヒータを含むことを特徴とする排熱回収ボイラ。 3 特許請求の範囲第1項において、前記蒸気供
給手段は、前記蒸発器の管寄せに挿入された蒸気
混入管を含むことを特徴とする排熱回収ボイラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19688384A JPS6176803A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 排熱回収ボイラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19688384A JPS6176803A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 排熱回収ボイラ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6176803A JPS6176803A (ja) | 1986-04-19 |
| JPH0570041B2 true JPH0570041B2 (ja) | 1993-10-04 |
Family
ID=16365236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19688384A Granted JPS6176803A (ja) | 1984-09-21 | 1984-09-21 | 排熱回収ボイラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6176803A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8276382B2 (en) * | 2009-03-17 | 2012-10-02 | General Electric Company | Systems and methods for pre-warming a heat recovery steam generator and associated steam lines |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57196002A (en) * | 1981-05-25 | 1982-12-01 | Babcock Hitachi Kk | Boiler device for recovering waste heat |
-
1984
- 1984-09-21 JP JP19688384A patent/JPS6176803A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6176803A (ja) | 1986-04-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |