JPH0571457B2 - - Google Patents
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- JPH0571457B2 JPH0571457B2 JP60083886A JP8388685A JPH0571457B2 JP H0571457 B2 JPH0571457 B2 JP H0571457B2 JP 60083886 A JP60083886 A JP 60083886A JP 8388685 A JP8388685 A JP 8388685A JP H0571457 B2 JPH0571457 B2 JP H0571457B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、熱収縮性容器入りコーヒー飲料の
製法に関するものである。 〔従来技術〕 一般に、コーヒー飲料は、缶に入れられ缶入り
コーヒー飲料として販売されている。この種の缶
入りコーヒー飲料は、コーヒー飲料を缶に入れて
密封巻締し、これを加圧加熱殺菌釜(レトルト
釜)内に入れ、加圧加熱して容器内のコーヒー飲
料を殺菌し製造されている。この場合、上記密封
缶内には必ず少量の空気が含まれており、それが
加圧加熱釜による加圧加熱によつて膨張し、缶の
内圧が著しく高くなり、場合によつては缶の破裂
を生じる。このような缶の破裂現象を防止するた
め、加圧加熱殺菌釜内の加圧圧力を容器内圧より
高く保持し、缶の破裂を防止することが行われて
いる。 最近、この分野にプラスチツク容器を採用する
ことが試みられ注目をあつめている。プラスチツ
ク容器は成形の自由度が高いことから所望の形状
への賦形が容易であり、かつコストが安い。しか
しながら、プラスチツク容器は、加圧加熱殺菌釜
内に入れて加圧加熱殺菌を行うと耐圧性が非常に
弱いため、変形や破裂が生じる。また、含気プラ
スチツク容器の加圧が熱殺菌に用いられる定差圧
レトルト方式(レトルト釜内圧力を容器内圧と同
圧もしくは常時一定圧力だけ差をもたせた状態で
殺菌する)を採用した場合でも容器が熱収縮し、
初期の形状を保てないため、プラスチツク成形品
をコーヒー飲料の容器に用いる場合には、予めコ
ーヒー飲料のみを加圧加熱殺菌しておき、これを
プラスチツク容器に注入し密封することが行われ
ている。しかしながら、このようにしてもプラス
チツク容器自体に付着している雑菌がコーヒー飲
料とともに密封され、これが保管中に増殖してコ
ーヒー飲料を腐敗に導く。したがつて、このよう
なプラスチツク容器入りコーヒー飲料は、冷蔵流
通下で短期保存用として扱われているにすぎな
い。このような欠点を解消するため、プラスチツ
ク容器自体を加熱加圧殺菌することも考えられた
が、この場合には、やはり容器自体の熱収縮が起
こるため、実用的にかなり難点がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 一方、ポリエチレンとアルミニウム箔とをラミ
ネートした材料からなるカツプ状容器にコーヒー
等の飲料を入れて密封し、これを、レトルト殺菌
の目的で、加圧加熱する際に、上記カツプ型容器
の蓋体として、容器内外の圧力差により上下に撓
んで圧力差を吸収するシール蓋を用いるという技
術が提案されている(実開昭59−765号公報)。こ
の技術は、シール蓋が圧力の変化に応じて上下に
撓み変形して圧力差を吸収することにより、容器
本体自体の変形を防止するものであるが、殺菌温
度は、80〜100℃程度であり、100℃を超える温度
でのレトルト殺菌を行うと、たとえシール蓋を使
用したとしても容器本体自体の変形を防止するこ
とはできない。また、この技術によれば、シール
蓋が上方に膨張したり、下方に窪んだりした状態
になることから、外観的に、消費者に対する悪印
象(腐敗によつて蓋部が押し上げられたかのよう
な悪印象)を与えるおそれがある。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、加熱加圧殺菌時の熱によつて容器自体が変
形せず、しかも高温での加熱加圧殺菌に耐えうる
熱収縮性容器入りコーヒー飲料の製法を提供する
ことを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の熱収縮
性容器入りコーヒー飲料の製法は、コーヒー飲料
を容器に入れて密封し、これを加圧加熱釜内にお
いて加熱加圧殺菌する熱収縮性容器入りコーヒー
飲料の製法であつて、上記容器として熱収縮性合
成樹脂製のものを用い、上記加熱加圧殺菌時の圧
力を下記の(A)−(B)の圧力に設定して行うという構
成をとる。 (A):非熱収縮性容器にコーヒー飲料を充填し加熱
加圧するときの非熱収縮性容器内の圧力。 (B):下記の(a)−(A)の圧力。 (a):熱収縮性合成樹脂製容器にコーヒー飲料を
充填し加熱加圧するときの熱収縮性合成樹脂
製容器内の圧力(a) (A):上記圧力(A) 〔作 用〕 この発明においては、加圧加熱殺菌釜内におけ
る殺菌時において、その圧力を上記のようにA−
Bの圧力に設定して行うため、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の熱収縮性材料からなる容器を用
いても、容器自体が熱圧変形せず、初期の形状を
保持する。これは、100℃を超える温度において、
加圧加熱殺菌する場合でも同様である。したがつ
て、コーヒー飲料の長期保存性の劣化はもとよ
り、蓋が上下に撓んだり膨張したりするという外
観の劣化も生じない。これについて、図面を参照
して説明する。 図面において、Aは熱収縮性容器を用いて加圧
加熱殺菌をするときの熱収縮性容器内の圧力曲
線、Bは金属缶のような熱収縮性容器を用いた時
の非熱収縮性容器内の圧力曲線、Cは本発明によ
る圧力曲線である。なお、圧力曲線Aは、実際に
は熱収縮性容器内の圧力を直接測定すると破裂し
て測定不能となるため、熱収縮性容器内の圧力
と、加圧加熱殺菌釜内圧力とを同圧となるよう制
御して容器の破裂を防止して測定される。 したがつて、圧力曲線Aは、熱収縮性容器を用
いて加圧加熱殺菌するときの熱収縮性容器内の圧
力と同圧となるよう制御された加圧加熱殺菌釜内
の圧力曲線を意味する。 通常、金属缶等の非熱収縮性容器を用いた場合
には、曲線Bに示すように、加圧加熱殺菌釜内の
圧力が上昇するにともない、容器の内圧も上昇
し、加圧加熱殺菌釜内の内圧が下がると、容器の
内圧も下がる。ところが、熱収縮性合成樹脂製容
器を用いると、釜内の圧力が下がつても、曲線A
の右端に示すように、容器の内圧は下がらないま
まとなつてしまう。これは、容器が熱収縮し内容
積は小さくなつたが、容器内のコーヒー飲料、空
気量は変化しないためであり、そのため、容器内
の残存空気が膨張し、容器自体が胴膨れして変形
する。これを急激に冷やすと、ところどころ凹ん
で変形が一層著しくなる。 そこで、この発明者らが、容器内圧を中心に研
究を重ねた結果、加圧加熱殺菌時において、非熱
収縮性容器を用いた時の容器内の圧力(曲線B)
を基準に、この圧力から、熱収縮性合成樹脂製容
器の熱収縮にもとづく容器内圧の上昇にみあう圧
力α(曲線Aの圧力−曲線Bの圧力)を減じた値
に、加圧加熱殺菌釜内の圧力を設定(曲線C)す
ると、上記殺菌終了後に、熱収縮性合成樹脂製容
器の内圧が下がるようになり、容器の変形が阻止
されることをつきとめ、この発明に到達した。な
お、上記曲線A,Bは、あらかじめ予備実験によ
り、求めうるものである。 つぎにこの発明を詳しく説明する。 この発明の熱収縮性容器入りコーヒー飲料は、
コーヒー飲料と、これを密封収容する熱収縮性合
成樹脂製容器と、加圧加熱殺菌釜とを用いる。 上記コーヒー飲料は、特に制限するものではな
く、コーヒーを有効成分とする各種の飲料があげ
られる。その代表例としては、ブラツクコーヒ
ー、ミルクコーヒー、香辛料入りコーヒー等があ
げられる。 上記熱収縮性合成樹脂製容器は、特に制限する
ものではなく、各種のプラスチツク材料製のもの
があげられ、またその形状も自由である。通常、
カツプ状の容器と、その開口を密封する蓋材とか
ら構成されている。上記容器の代表的な構成材料
を例示するとポリエチレン、ナイロン、ポリカー
ボネート、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン等
があげられる。これらは単独で用いてもよいし、
あるいはそれらの数種以上を組み合わせて複合材
料として用いてもよい。その複合材の代表例とし
ては、ナイロンとポリプロピレン、ポリカーボネ
ートとポリプロピレン、ポリオレフインとエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とポリオレフイ
ン、ポリプロピレンポリ塩化ビニリデンとポリプ
ロピレン、ポリエチレンとポリ塩化ビニリデンと
ポリエチレン、ポリプロピレンとエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物とポリプロピレン、ポリ
エチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物とポリエチレン等があげられる。このなかでも
ポリプロピレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物とポリプロピレンの三層構造複合体が気
密性に富んでおり、長期保存性の点において好結
果をもたらす。しかしながら、中心層に上記エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を用いたハイ
バリヤータイプの複合体は熱収縮性が高いため、
加圧加熱殺菌時において、その操作に注意を要す
るのである。また、上記エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物に代えてポリ塩化ビニリデンを用
いたハイバリヤータイプの複合材も上記と同様熱
収縮性が高いため、これも加圧加熱殺菌条件等の
設定において注意を要する。 この発明は、例えば上記のような熱収縮性合成
樹脂製容器のカツプ状の容器本体にコーヒー飲料
を充填し、これの開口に同材料からなる蓋材を冠
着し、両者の接合部をヒートシール等の公知の密
封方法により密封したのち、加熱加圧釜内におい
て熱圧殺菌を行う。例えば、これを圧力制御可能
な蒸気式レトルト機等の加圧加熱殺菌釜内に入
れ、115℃で15分程度加圧加熱殺菌する。この場
合、上記加圧加熱殺菌時の釜内の圧力は、予備実
験によつて求められた曲線Aと曲線Bとから、そ
の圧力差α分を求め、その圧力差αを上記曲線B
から減じた圧力に設定して行われる。この場合、
上記圧力差α等は、経時的に変化するため、釜内
の圧力もそれに応じて調節される。この場合、殺
菌の初期から殺菌の終期まで圧力差αが保たれる
ことは必要ではなく(曲線Aの右端側ではαが異
常に高くなるからそれを保ち得ない)、加熱加圧
殺菌の初期から最高圧力時を含む大部分の時間帯
に圧力差αが保たれれば、熱収縮性合成樹脂製容
器の変形は防止される。 このようにして得られた熱収縮性容器入りコー
ヒー飲料は、加圧加熱殺菌によりコーヒー飲料自
体の殺菌がなされていて極めて長期保存性を有す
るうえ、熱収縮性容器自体の熱収縮変形が防がれ
ているため、初期の美麗な形状がそのまま保たれ
ている。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明の熱収縮性容器入りコ
ーヒー飲料の製法では、加熱加圧殺菌時における
殺菌釜内の圧力を(A)−(B)に設定して行うため、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等の熱収縮性材料か
らなる容器を用い、これにコーヒー飲料を充填密
封して100℃を超える温度で加熱加圧殺菌をして
も、容器本体の変形が全く生じない。したがつ
て、前記提案法のように、蓋が上方に膨らんだ
り、下方に凹んだりして外観が見苦しくなつてい
るという事態を招くことなく、コーヒー飲料の殺
菌を行うことができる。 つぎに、実施例について比較例と併せて説明す
る。 〔準 備〕 まず、容器に充填するコーヒー飲料としてつぎ
のようなコーヒー飲料を準備した。すなわち、市
販のアイスコーヒー用レギユラーコーヒー(シテ
イロースト)を公知のコーヒーミルで粉砕し、こ
の粉砕コーヒー100gを公知の方法によりドリツ
プ抽出してコーヒー抽出液100gをつくり、この
コーヒー抽出液を用い、これにグラニユー糖およ
び水を添加し、抽出液50%、グラニユー糖8%お
よび水42%の組成のコーヒー飲料をつくつた。ま
た、このコーヒー飲料を充填する容器としてポリ
プロピレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物(エバール)とポリプロピレンの三層複合体
からなる内容積500mlのブロー成形ボトル容器
(プラスチツク容器)と、内容積500mlの金属缶を
準備した。 上記のようなコーヒー飲料および容器を用い、
つぎのようにして容器入りコーヒー飲料を作製し
た。 実施例 1 上記内容積500mlのブロー成形カツプ形ボトル
内に上記のようにして得られたコーヒー飲料480
mlを常温で充填し、上記ボトルの開口に蓋をし、
その接合部をヒートシールにより密封した。この
場合の蓋は、ポリエステルとアルミニウムとポリ
プロピレンのラミネートシール蓋を用いた。つぎ
に、この密封体を圧力制御可能な蒸気式レトルト
機に入れ、115℃、27分の条件のレトルト殺菌を
施し製品とした。この場合の加圧加熱殺菌は、予
めテストにより、図面に示す曲線A,Bを求め、
その圧力差αを測定し、それに基づき曲線Cをつ
くり、この曲線Cに準じて釜内の圧力を調節して
行つた。 比較例 1 加圧加熱殺菌を定差圧レトルト方式(レトルト
釜内の圧力を容器の内圧より常時一定圧力だけ高
くした状態で殺菌する方式)により行い、それ以
外は実施例1と同様にして製品を製造した。 尚、容器内の圧力変化測定用としては、熱収縮
変形による内圧測定不能を防止するため、金属缶
を用い、容器変形の官能評価については、実施例
と同じくプラスチツク容器を用いた。
製法に関するものである。 〔従来技術〕 一般に、コーヒー飲料は、缶に入れられ缶入り
コーヒー飲料として販売されている。この種の缶
入りコーヒー飲料は、コーヒー飲料を缶に入れて
密封巻締し、これを加圧加熱殺菌釜(レトルト
釜)内に入れ、加圧加熱して容器内のコーヒー飲
料を殺菌し製造されている。この場合、上記密封
缶内には必ず少量の空気が含まれており、それが
加圧加熱釜による加圧加熱によつて膨張し、缶の
内圧が著しく高くなり、場合によつては缶の破裂
を生じる。このような缶の破裂現象を防止するた
め、加圧加熱殺菌釜内の加圧圧力を容器内圧より
高く保持し、缶の破裂を防止することが行われて
いる。 最近、この分野にプラスチツク容器を採用する
ことが試みられ注目をあつめている。プラスチツ
ク容器は成形の自由度が高いことから所望の形状
への賦形が容易であり、かつコストが安い。しか
しながら、プラスチツク容器は、加圧加熱殺菌釜
内に入れて加圧加熱殺菌を行うと耐圧性が非常に
弱いため、変形や破裂が生じる。また、含気プラ
スチツク容器の加圧が熱殺菌に用いられる定差圧
レトルト方式(レトルト釜内圧力を容器内圧と同
圧もしくは常時一定圧力だけ差をもたせた状態で
殺菌する)を採用した場合でも容器が熱収縮し、
初期の形状を保てないため、プラスチツク成形品
をコーヒー飲料の容器に用いる場合には、予めコ
ーヒー飲料のみを加圧加熱殺菌しておき、これを
プラスチツク容器に注入し密封することが行われ
ている。しかしながら、このようにしてもプラス
チツク容器自体に付着している雑菌がコーヒー飲
料とともに密封され、これが保管中に増殖してコ
ーヒー飲料を腐敗に導く。したがつて、このよう
なプラスチツク容器入りコーヒー飲料は、冷蔵流
通下で短期保存用として扱われているにすぎな
い。このような欠点を解消するため、プラスチツ
ク容器自体を加熱加圧殺菌することも考えられた
が、この場合には、やはり容器自体の熱収縮が起
こるため、実用的にかなり難点がある。 〔発明が解決しようとする課題〕 一方、ポリエチレンとアルミニウム箔とをラミ
ネートした材料からなるカツプ状容器にコーヒー
等の飲料を入れて密封し、これを、レトルト殺菌
の目的で、加圧加熱する際に、上記カツプ型容器
の蓋体として、容器内外の圧力差により上下に撓
んで圧力差を吸収するシール蓋を用いるという技
術が提案されている(実開昭59−765号公報)。こ
の技術は、シール蓋が圧力の変化に応じて上下に
撓み変形して圧力差を吸収することにより、容器
本体自体の変形を防止するものであるが、殺菌温
度は、80〜100℃程度であり、100℃を超える温度
でのレトルト殺菌を行うと、たとえシール蓋を使
用したとしても容器本体自体の変形を防止するこ
とはできない。また、この技術によれば、シール
蓋が上方に膨張したり、下方に窪んだりした状態
になることから、外観的に、消費者に対する悪印
象(腐敗によつて蓋部が押し上げられたかのよう
な悪印象)を与えるおそれがある。 この発明は、このような事情に鑑みなされたも
ので、加熱加圧殺菌時の熱によつて容器自体が変
形せず、しかも高温での加熱加圧殺菌に耐えうる
熱収縮性容器入りコーヒー飲料の製法を提供する
ことを目的とする。 〔課題を解決するための手段〕 上記の目的を達成するため、この発明の熱収縮
性容器入りコーヒー飲料の製法は、コーヒー飲料
を容器に入れて密封し、これを加圧加熱釜内にお
いて加熱加圧殺菌する熱収縮性容器入りコーヒー
飲料の製法であつて、上記容器として熱収縮性合
成樹脂製のものを用い、上記加熱加圧殺菌時の圧
力を下記の(A)−(B)の圧力に設定して行うという構
成をとる。 (A):非熱収縮性容器にコーヒー飲料を充填し加熱
加圧するときの非熱収縮性容器内の圧力。 (B):下記の(a)−(A)の圧力。 (a):熱収縮性合成樹脂製容器にコーヒー飲料を
充填し加熱加圧するときの熱収縮性合成樹脂
製容器内の圧力(a) (A):上記圧力(A) 〔作 用〕 この発明においては、加圧加熱殺菌釜内におけ
る殺菌時において、その圧力を上記のようにA−
Bの圧力に設定して行うため、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の熱収縮性材料からなる容器を用
いても、容器自体が熱圧変形せず、初期の形状を
保持する。これは、100℃を超える温度において、
加圧加熱殺菌する場合でも同様である。したがつ
て、コーヒー飲料の長期保存性の劣化はもとよ
り、蓋が上下に撓んだり膨張したりするという外
観の劣化も生じない。これについて、図面を参照
して説明する。 図面において、Aは熱収縮性容器を用いて加圧
加熱殺菌をするときの熱収縮性容器内の圧力曲
線、Bは金属缶のような熱収縮性容器を用いた時
の非熱収縮性容器内の圧力曲線、Cは本発明によ
る圧力曲線である。なお、圧力曲線Aは、実際に
は熱収縮性容器内の圧力を直接測定すると破裂し
て測定不能となるため、熱収縮性容器内の圧力
と、加圧加熱殺菌釜内圧力とを同圧となるよう制
御して容器の破裂を防止して測定される。 したがつて、圧力曲線Aは、熱収縮性容器を用
いて加圧加熱殺菌するときの熱収縮性容器内の圧
力と同圧となるよう制御された加圧加熱殺菌釜内
の圧力曲線を意味する。 通常、金属缶等の非熱収縮性容器を用いた場合
には、曲線Bに示すように、加圧加熱殺菌釜内の
圧力が上昇するにともない、容器の内圧も上昇
し、加圧加熱殺菌釜内の内圧が下がると、容器の
内圧も下がる。ところが、熱収縮性合成樹脂製容
器を用いると、釜内の圧力が下がつても、曲線A
の右端に示すように、容器の内圧は下がらないま
まとなつてしまう。これは、容器が熱収縮し内容
積は小さくなつたが、容器内のコーヒー飲料、空
気量は変化しないためであり、そのため、容器内
の残存空気が膨張し、容器自体が胴膨れして変形
する。これを急激に冷やすと、ところどころ凹ん
で変形が一層著しくなる。 そこで、この発明者らが、容器内圧を中心に研
究を重ねた結果、加圧加熱殺菌時において、非熱
収縮性容器を用いた時の容器内の圧力(曲線B)
を基準に、この圧力から、熱収縮性合成樹脂製容
器の熱収縮にもとづく容器内圧の上昇にみあう圧
力α(曲線Aの圧力−曲線Bの圧力)を減じた値
に、加圧加熱殺菌釜内の圧力を設定(曲線C)す
ると、上記殺菌終了後に、熱収縮性合成樹脂製容
器の内圧が下がるようになり、容器の変形が阻止
されることをつきとめ、この発明に到達した。な
お、上記曲線A,Bは、あらかじめ予備実験によ
り、求めうるものである。 つぎにこの発明を詳しく説明する。 この発明の熱収縮性容器入りコーヒー飲料は、
コーヒー飲料と、これを密封収容する熱収縮性合
成樹脂製容器と、加圧加熱殺菌釜とを用いる。 上記コーヒー飲料は、特に制限するものではな
く、コーヒーを有効成分とする各種の飲料があげ
られる。その代表例としては、ブラツクコーヒ
ー、ミルクコーヒー、香辛料入りコーヒー等があ
げられる。 上記熱収縮性合成樹脂製容器は、特に制限する
ものではなく、各種のプラスチツク材料製のもの
があげられ、またその形状も自由である。通常、
カツプ状の容器と、その開口を密封する蓋材とか
ら構成されている。上記容器の代表的な構成材料
を例示するとポリエチレン、ナイロン、ポリカー
ボネート、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレン等
があげられる。これらは単独で用いてもよいし、
あるいはそれらの数種以上を組み合わせて複合材
料として用いてもよい。その複合材の代表例とし
ては、ナイロンとポリプロピレン、ポリカーボネ
ートとポリプロピレン、ポリオレフインとエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体ケン化物とポリオレフイ
ン、ポリプロピレンポリ塩化ビニリデンとポリプ
ロピレン、ポリエチレンとポリ塩化ビニリデンと
ポリエチレン、ポリプロピレンとエチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物とポリプロピレン、ポリ
エチレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物とポリエチレン等があげられる。このなかでも
ポリプロピレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体
ケン化物とポリプロピレンの三層構造複合体が気
密性に富んでおり、長期保存性の点において好結
果をもたらす。しかしながら、中心層に上記エチ
レン−酢酸ビニル共重合体ケン化物を用いたハイ
バリヤータイプの複合体は熱収縮性が高いため、
加圧加熱殺菌時において、その操作に注意を要す
るのである。また、上記エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物に代えてポリ塩化ビニリデンを用
いたハイバリヤータイプの複合材も上記と同様熱
収縮性が高いため、これも加圧加熱殺菌条件等の
設定において注意を要する。 この発明は、例えば上記のような熱収縮性合成
樹脂製容器のカツプ状の容器本体にコーヒー飲料
を充填し、これの開口に同材料からなる蓋材を冠
着し、両者の接合部をヒートシール等の公知の密
封方法により密封したのち、加熱加圧釜内におい
て熱圧殺菌を行う。例えば、これを圧力制御可能
な蒸気式レトルト機等の加圧加熱殺菌釜内に入
れ、115℃で15分程度加圧加熱殺菌する。この場
合、上記加圧加熱殺菌時の釜内の圧力は、予備実
験によつて求められた曲線Aと曲線Bとから、そ
の圧力差α分を求め、その圧力差αを上記曲線B
から減じた圧力に設定して行われる。この場合、
上記圧力差α等は、経時的に変化するため、釜内
の圧力もそれに応じて調節される。この場合、殺
菌の初期から殺菌の終期まで圧力差αが保たれる
ことは必要ではなく(曲線Aの右端側ではαが異
常に高くなるからそれを保ち得ない)、加熱加圧
殺菌の初期から最高圧力時を含む大部分の時間帯
に圧力差αが保たれれば、熱収縮性合成樹脂製容
器の変形は防止される。 このようにして得られた熱収縮性容器入りコー
ヒー飲料は、加圧加熱殺菌によりコーヒー飲料自
体の殺菌がなされていて極めて長期保存性を有す
るうえ、熱収縮性容器自体の熱収縮変形が防がれ
ているため、初期の美麗な形状がそのまま保たれ
ている。 〔発明の効果〕 以上のように、この発明の熱収縮性容器入りコ
ーヒー飲料の製法では、加熱加圧殺菌時における
殺菌釜内の圧力を(A)−(B)に設定して行うため、ポ
リエチレン、ポリプロピレン等の熱収縮性材料か
らなる容器を用い、これにコーヒー飲料を充填密
封して100℃を超える温度で加熱加圧殺菌をして
も、容器本体の変形が全く生じない。したがつ
て、前記提案法のように、蓋が上方に膨らんだ
り、下方に凹んだりして外観が見苦しくなつてい
るという事態を招くことなく、コーヒー飲料の殺
菌を行うことができる。 つぎに、実施例について比較例と併せて説明す
る。 〔準 備〕 まず、容器に充填するコーヒー飲料としてつぎ
のようなコーヒー飲料を準備した。すなわち、市
販のアイスコーヒー用レギユラーコーヒー(シテ
イロースト)を公知のコーヒーミルで粉砕し、こ
の粉砕コーヒー100gを公知の方法によりドリツ
プ抽出してコーヒー抽出液100gをつくり、この
コーヒー抽出液を用い、これにグラニユー糖およ
び水を添加し、抽出液50%、グラニユー糖8%お
よび水42%の組成のコーヒー飲料をつくつた。ま
た、このコーヒー飲料を充填する容器としてポリ
プロピレンとエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン
化物(エバール)とポリプロピレンの三層複合体
からなる内容積500mlのブロー成形ボトル容器
(プラスチツク容器)と、内容積500mlの金属缶を
準備した。 上記のようなコーヒー飲料および容器を用い、
つぎのようにして容器入りコーヒー飲料を作製し
た。 実施例 1 上記内容積500mlのブロー成形カツプ形ボトル
内に上記のようにして得られたコーヒー飲料480
mlを常温で充填し、上記ボトルの開口に蓋をし、
その接合部をヒートシールにより密封した。この
場合の蓋は、ポリエステルとアルミニウムとポリ
プロピレンのラミネートシール蓋を用いた。つぎ
に、この密封体を圧力制御可能な蒸気式レトルト
機に入れ、115℃、27分の条件のレトルト殺菌を
施し製品とした。この場合の加圧加熱殺菌は、予
めテストにより、図面に示す曲線A,Bを求め、
その圧力差αを測定し、それに基づき曲線Cをつ
くり、この曲線Cに準じて釜内の圧力を調節して
行つた。 比較例 1 加圧加熱殺菌を定差圧レトルト方式(レトルト
釜内の圧力を容器の内圧より常時一定圧力だけ高
くした状態で殺菌する方式)により行い、それ以
外は実施例1と同様にして製品を製造した。 尚、容器内の圧力変化測定用としては、熱収縮
変形による内圧測定不能を防止するため、金属缶
を用い、容器変形の官能評価については、実施例
と同じくプラスチツク容器を用いた。
【表】
比較例 2
蒸気式レトルト釜による加圧加熱殺菌を取り止
め、コーヒー飲料480mlを湯煎で85℃まで昇温さ
せ、直ちに前記プラスチツク製容器に充填し、ヒ
ートシールにより密封して製品とした。これは従
来のホツトパツク方式といわれている方式にもと
づくものである。 以上の実施例および比較例で得られた熱収縮性
容器入りコーヒー飲料を各30個ずつ用い、それぞ
れ10個ずつをサンプルとして容器の変形、保存性
試験に供した。その結果はつぎのとおりである。 (容器変形の官能評価) 一般パネル10名を使用して、上記のようにして
得られた実施例および比較例1,2をそれぞれサ
ンプルA,B,Cとし、そのサンプルA,B,C
についてシエツフエの一対比較法にて外観変形の
状態を官能評価させた。その結果は第2表のとお
りであり、実施例品であるサンプルAの外観変形
が比較例1とは5%有意で、比較例2のものに比
べて1%有意で優れていることがわかる。
め、コーヒー飲料480mlを湯煎で85℃まで昇温さ
せ、直ちに前記プラスチツク製容器に充填し、ヒ
ートシールにより密封して製品とした。これは従
来のホツトパツク方式といわれている方式にもと
づくものである。 以上の実施例および比較例で得られた熱収縮性
容器入りコーヒー飲料を各30個ずつ用い、それぞ
れ10個ずつをサンプルとして容器の変形、保存性
試験に供した。その結果はつぎのとおりである。 (容器変形の官能評価) 一般パネル10名を使用して、上記のようにして
得られた実施例および比較例1,2をそれぞれサ
ンプルA,B,Cとし、そのサンプルA,B,C
についてシエツフエの一対比較法にて外観変形の
状態を官能評価させた。その結果は第2表のとお
りであり、実施例品であるサンプルAの外観変形
が比較例1とは5%有意で、比較例2のものに比
べて1%有意で優れていることがわかる。
【表】
(保存性試験)
サンプルA(実施例品)、B(比較例1品)、C
(比較例2品)をそれぞれ40℃の雰囲気中に入れ、
7日後、14日後、35日後に取り出しそれぞれ下記
の項目の試験を行つた。 (1) 官能評価 7名のコーヒー専門パネルにより、5段階の
評点を付与することにより、内容物の味を、冷
凍保存品を標準として評価した。その結果を第
3表に示す。
(比較例2品)をそれぞれ40℃の雰囲気中に入れ、
7日後、14日後、35日後に取り出しそれぞれ下記
の項目の試験を行つた。 (1) 官能評価 7名のコーヒー専門パネルにより、5段階の
評点を付与することにより、内容物の味を、冷
凍保存品を標準として評価した。その結果を第
3表に示す。
【表】
第3表において、+は標準品より味が優れて
いることを示し、−は味が劣つていることを示
す。 (2) 微生物試験 サンプルA,B,Cを37℃の雰囲気中に保存
し、7日、14日、35日後に取り出し各5検体標
準寒天培養法(37℃、48hr)にてサンプル1ml
当たりの一般生菌数を測定するとともに、さら
に各々5検体について、100℃、10分間のヒー
トシヨツクを与えたのち、サンプル1mlを変法
TGC培地で嫌気培養(55℃、48hr)し、耐熱
性芽胞菌の成育の有無を判定した。その結果を
第4表および第5表に示す。
いることを示し、−は味が劣つていることを示
す。 (2) 微生物試験 サンプルA,B,Cを37℃の雰囲気中に保存
し、7日、14日、35日後に取り出し各5検体標
準寒天培養法(37℃、48hr)にてサンプル1ml
当たりの一般生菌数を測定するとともに、さら
に各々5検体について、100℃、10分間のヒー
トシヨツクを与えたのち、サンプル1mlを変法
TGC培地で嫌気培養(55℃、48hr)し、耐熱
性芽胞菌の成育の有無を判定した。その結果を
第4表および第5表に示す。
【表】
【表】
第4表、第5表から明らかなように、サンプ
ルA(実施例品)は、いずれも一般生菌数およ
び耐熱性芽胞菌が見られず、優れた長期保存性
を有することがうかがえる。 (3) 褐色度の測定 サンプルA,B,Cを製造直後および40℃雰
囲気下において、7日、14日、35日間保管しち
のちの褐色度を、日本電色工業社製の比色計を
用い、透過色L値を測定することにより求め
た。透過色L値が小さい程褐変の程度が大きい
ことを示している。なお、測定にあたつてはコ
ーヒー固形分が1%になるように希釈して行つ
た。その結果を第6表に示す。
ルA(実施例品)は、いずれも一般生菌数およ
び耐熱性芽胞菌が見られず、優れた長期保存性
を有することがうかがえる。 (3) 褐色度の測定 サンプルA,B,Cを製造直後および40℃雰
囲気下において、7日、14日、35日間保管しち
のちの褐色度を、日本電色工業社製の比色計を
用い、透過色L値を測定することにより求め
た。透過色L値が小さい程褐変の程度が大きい
ことを示している。なお、測定にあたつてはコ
ーヒー固形分が1%になるように希釈して行つ
た。その結果を第6表に示す。
【表】
第6表より、サンプルA(実施例品)は、従
来レトルト法によるサンプルBとほぼ同程度の
褐色度合を有しており、加熱殺菌時においてメ
イラード反応が良好に進行して色および香りが
好適な状態になつていることがうかがえ、この
状態は経日によつて褐色変化があまり進まず保
存性がよい(0日目と35日後とのL値の差が小
さいことからわかる)ことがわかる。 以上のように、サンプルA(実施例品)は、容
器の変形が殆どなく、しかも保存性試験において
も良好な成績を示し、従来のレトルト法およびホ
ツトパツク方式による製品に比べて優れているこ
とがわかる。
来レトルト法によるサンプルBとほぼ同程度の
褐色度合を有しており、加熱殺菌時においてメ
イラード反応が良好に進行して色および香りが
好適な状態になつていることがうかがえ、この
状態は経日によつて褐色変化があまり進まず保
存性がよい(0日目と35日後とのL値の差が小
さいことからわかる)ことがわかる。 以上のように、サンプルA(実施例品)は、容
器の変形が殆どなく、しかも保存性試験において
も良好な成績を示し、従来のレトルト法およびホ
ツトパツク方式による製品に比べて優れているこ
とがわかる。
図面は、この発明の加圧加熱殺菌時の圧力を説
明するための圧力曲線図である。 A…熱収縮性容器を用いた時の容器内の圧力曲
線。B…熱収縮性容器を用いた時の容器内の圧力
曲線。C…本発明における圧力曲線。
明するための圧力曲線図である。 A…熱収縮性容器を用いた時の容器内の圧力曲
線。B…熱収縮性容器を用いた時の容器内の圧力
曲線。C…本発明における圧力曲線。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コーヒー飲料を容器に入れて密封し、これを
加圧加熱釜内において加熱加圧殺菌する熱収縮性
容器入りコーヒー飲料の製法であつて、上記容器
として熱収縮性合成樹脂製のものを用い、上記加
熱加圧殺菌時の圧力を下記の(A)−(B)の圧力に設定
して行うことを特徴とする熱収縮性容器入りコー
ヒー飲料の製法。 (A):非熱収縮性容器にコーヒー飲料を充填し加熱
加圧するときの非熱収縮性容器内の圧力。 (B):下記の(a)−(A)の圧力。 (a):熱収縮性合成樹脂製容器にコーヒー飲料を
充填し加熱加圧するときの熱収縮性合成樹脂
製容器内の圧力(a) (A):上記圧力(A)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8388685A JPS61244724A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 熱収縮性容器入りコーヒー飲料の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8388685A JPS61244724A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 熱収縮性容器入りコーヒー飲料の製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61244724A JPS61244724A (ja) | 1986-10-31 |
| JPH0571457B2 true JPH0571457B2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=13815137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8388685A Granted JPS61244724A (ja) | 1985-04-18 | 1985-04-18 | 熱収縮性容器入りコーヒー飲料の製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61244724A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59785U (ja) * | 1982-06-28 | 1984-01-06 | 石井 和則 | 洋服箱 |
| JPS59106344U (ja) * | 1982-12-28 | 1984-07-17 | 藤森工業株式会社 | 飲料用包装袋 |
-
1985
- 1985-04-18 JP JP8388685A patent/JPS61244724A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61244724A (ja) | 1986-10-31 |
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