JPH057177Y2 - - Google Patents

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JPH057177Y2
JPH057177Y2 JP1986173004U JP17300486U JPH057177Y2 JP H057177 Y2 JPH057177 Y2 JP H057177Y2 JP 1986173004 U JP1986173004 U JP 1986173004U JP 17300486 U JP17300486 U JP 17300486U JP H057177 Y2 JPH057177 Y2 JP H057177Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この考案は、円形小物部品の供給・挿入具に関
し、主に、小径のリング状に成形された線はんだ
(リングはんだ)を相手側部材のはんだ付け箇所
に、または円形ワツシヤや円形スペーサを相手側
部材の所定の箇所に、それぞれ1個ずつ供給、挿
入するための工具である。
【従来の技術】
円形小物部品がリングはんだであるときに、こ
の部品を相手側部材の所定箇所に供給して設置、
挿入する作業の進め方について、第8図を参照し
ながら説明する。 第8図は、ある組立ユニツトをはんだ付け作業
によつて作るときの、各部品の設置状態を示す側
断面図である。組立ユニツト50は、キヤツプ5
1の中心部に、リングはんだ20と補強板54を
先に置いてから半導体素子ユニツト53を挿入
し、同じくキヤツプ51の底面の3箇所(図では
1箇所だけ示す)にガラス端子52を挿入し、こ
れにリングはんだ10を挿入する−というもの
で、全体を治具55に入れた状態で作業する。そ
して、これらを治具55とともに加熱炉に入れ
て、はんだ付けをする。このはんだ付け作業は、
いわゆる置きろう方式である。第9図は、この組
立ユニツト50の完成状態を示す。 ここで用いられるリングはんだ10,20の所
定箇所への供給と設置、挿入はピンセツトや特殊
な挟み具によつておこなわれていた。 なお、前記の例では、円形小物部品としてリン
グはんだの場合を説明したが、その他に一般に
は、円形スペーサやワツシヤなどにも適用され
る。
【考案が解決しようとする問題点】
前記の従来例において、この場合、リングはん
だ10,20が非常に小さく、例えば前者が線
径:0.5mm、リング外径:2mm、後者が線径:0.5
mm、リング外径:3mmである。それに加えてま
た、相手側の狭い空間での作業である。例えば、
キヤツプ51の中心部にある凹部内径は5mm、ガ
ラス端子52の中心から内壁面までの距離は2mm
である。 したがつて、ピンセツトや挟み具を用いて、リ
ングはんだ10,20を所定箇所にその都度、供
給し、正しい姿勢で設置、挿入する作業には、非
常に時間がかかる。その所定箇所までリングはん
だ10,20を運ぶ途中で落とすこともあり、や
り直し作業も大変である。そのため、作業者の疲
労も著しく、要するに量産性に乏しい作業方法で
ある。 この考案は、上述の点に鑑み、リング状部品を
容易かつ確実に1つずつ相手側部材に供給して嵌
合できるようにしたリング状部品の供給・挿入具
を提供することを目的とする。
【問題点を解決すにための手段】
この考案は、上述の目的を達成するため、複数
のリング状部品を貯蔵するためのホツパーと、該
ホツパーから吐出されるリング状部品を一列に並
べて先端の放出口に進行させるための整列溝と、
該放出口に出没して前記リング状部品の進行を阻
止・許可するための第1の阻止具と、前記リング
状部品の進行方向に対して当該リング状部品のほ
ぼ外径寸法に相当する間隔だけ前記第1の阻止具
の手前位置で前記整列溝に出没して前記リング状
部品の進行を阻止・許可するための第2の阻止具
と、前記第1および第2の阻止具に係合し、第1
の阻止具が進行阻止位置で第2の阻止具が進行許
可位置である第1位置と第1の阻止具が進行許可
位置で第2の阻止具が進行阻止位置である第2位
置とに当該第1および第2の阻止具を操作するた
めの操作部材とを備え、前記リング状部品を1つ
ずつ相手側部材に供給して嵌合させるためのリン
グ状部品の供給・挿入具において、前記第1およ
び第2の阻止具が第1位置にあるときに前記相手
側部材が挿入可能で前記放出口に向かつて開くU
字形切欠きを前記整列溝の底面に設けたことを特
徴としている。
【作用】
この考案においては、まず、操作部材により第
1および第2の阻止具を第1位置にし、振動を加
える等してホツパー内のリング状部品を整列溝に
一列に並べ、先端のリング状部品を第1の阻止具
により阻止される放出口まで進行させる。 その状態で、相手側部材をU字形切欠きを通し
て先端のリング状部品に挿入し、嵌合させる。 その後、操作部材を操作して第1および第2の
阻止具を第2位置にすると、先端のリング状部品
より後方の部品は第2の阻止具により進行を阻止
され、相手側部材が挿入されたU字形切欠きは放
出口に向かつて開いているので、先端のリング状
部品は相手側部材に嵌合させた状態で解放するこ
とができる。 そして、操作部材により第1および第2の阻止
具を第1位置に戻すことにより、次のリング状部
品の供給・挿入を行うことができる。
【実施例】
この考案の実施例を、以下に図を参照しながら
説明する。なお、ここで説明する実施例では、円
形小物部品はリングはんだである。 まず、第1実施例について述べる。第1図は、
この考案に係る第1〜第3実施例を共通に示す分
解斜視図、第2図は第1実施例の先端部の拡大断
面図で、同図aは部品放出直前を示し、同図bは
部品放出後を示す。 第1図で、この供給・挿入具は大別すると、リ
ングはんだ10を貯蔵するホツパー2、リングは
んだ10を一列に整列させて送る溝3、およびリ
ングはんだ10を一個ずつ放出する機構からなつ
ている。 ホツパー2は本体1の右端部にある、多数個の
リングはんだ10を貯蔵する空間である。このホ
ツパー2の左端には、漏斗形を平面的にした吐出
口2aがある。この吐出口2aには浅いU字形の
溝3が接続され、この溝3の内部を、リングはん
だ10は一列に整列して送られる。溝3の他方の
端部は開口して放出口4になる。この放出口4
は、後述するように、いろいろな形を取り得る。 さて、この放出口4から、リングはんだ10を
一個ずつ放出するための部材が、第1、第2スト
ツパ5,6と、操作金具7とである。第1、第2
ストツパ5,6はバネ板で作られ、各々先端がほ
ぼ直角に近く折り曲げられ、他方の端部で本体1
の側面に互いに対向して固定される。なお、その
先端はリングはんだ10の直径寸法に相当する間
隔をもち、第1ストツパ5の方が前方にある。操
作金具7は、後述するように、操作ボタン7a
に、付け根が一部細くなつている軸を接続したも
のである。第2ストツパ6を操作金具7の細くな
つた付け根部分に嵌め、軸部を本体1に開けられ
た孔に緩く嵌挿させる。その端部は第1ストツパ
5によつて外方に出ることが阻止される。 本体1の上面には、固定蓋8Aが符号を付して
ないネジで固定され、可動蓋8Bが、その左端部
で固定蓋8Aの右端部に嵌め込まれ、その右端部
で止め金具9により着脱可能に押し止めされる。
この固定蓋8A、可動蓋8Bは透明材料で作るこ
とができる。 なお、以上に説明した内容は、第1〜第3実施
例に共通したものである。 第2図で、第1実施例における、本体1と溝3
との先端部および第1、第2ストツパ5,6、操
作金具7の構成をより詳細に説明する。 第1ストツパ5の先端部5aで、本体1の先端
および溝3の先端を阻止することができ、中間部
5bは操作金具7の軸端部と接触している。 また、本体1の先端部にストツパ1aが貫通し
て開けられ、これに第2ストツパ6の折り曲げら
れた先端部6aを嵌める。また、第2ストツパ6
の中間部6bは、操作金具7の操作ボタン7aの
付け根の首部に嵌められる。 そして、溝3の先端部の底部には、U字形切欠
き3bがその開口を左側にして設けられている。
以上のような構成であるから、この第1実施例の
作用は次のようになる。 (1) ホツパー2に多数個のリングはんだ10を貯
蔵しておき(第1図参照)、 (2) ホツパー2に細かい振動を加えると、リング
はんだ10がホツパー2の出口2aから1個ず
つ溝3に導かれる。そして、 (3) 溝3の中で一列に整列されて進行するリング
はんだ10は、溝3の他方の開口部を閉鎖して
いる第1ストツパ5の先端部5aのところで進
行が阻止される(第2図a参照)。 (4) その状態で、溝3の先端部を、リングはんだ
10を供給、挿入すべき相手側部材の所定の箇
所−例えば、ガラス端子52の外周上部(第8
図参照)−に移動し、ガラス端子52の端子棒
で、U字形切欠き3bおよびリングはんだ10
の中心穴を貫通させる。 (5) 操作金具7の操作ボタン7aを押して、その
軸先端で第1ストツパ5の中間部5bを押し下
げ、先端部5aを下げて溝3の開口部を開放す
る。その状態で、本体1を右方向に引くと、リ
ングはんだ10は溝3の開口から放出され、所
定の箇所−例えば、ガラス端子52の外周面−
に緩く嵌る形で供給、挿入される。なお、この
とき第2ストツパ6の先端部6aは溝3を閉鎖
する位置にあるから、次のリングはんだ10は
阻止され、放出されることはない。ついで、 (6) 操作金具7の操作ボタン7aの押し下げを解
除すると、第1ストツパ5は、その弾性によ
り、溝3の開口部を閉鎖する位置に戻り(第2
図a参照)、同時に第2ストツパ6も、その弾
性により元の位置に戻り、溝3を開放する。そ
こで、次のリングはんだ10が前進して放出可
能位置まできて第1ストツパ5の先端部5aに
よつて阻止される。そして、 (7) 再び前記4項に戻り、同様に繰り返すことに
よつて、次々にリングはんだ10を供給、挿入
することができる。 また、第8図のキヤツプ51の中心凹部に、
リングはんだ20を落とし込むときには、前記
5項で、本体1を細かく振動させながら溝3の
左開口部から放出すればよい(第2図b参照)。
もちろん、この場合にはU字形切欠き3bは機
能してない。 この第1実施例では、リングはんだ10を所
定箇所まで運ぶとき、すなわち第2図aの状態
にあるとき、リングはんだ10は溝3の底面と
ともに両側壁で支えられているので、少々の振
動や衝撃を受けても脱落するおそれがない。 次に、第2実施例について第3図を参照しなが
ら説明する。なお、第3図はこの実施例の先端部
の拡大断面図で、同図aは部品放出直前のもの、
同図bは部品放出後のものである。 この実施例の、前記の第1実施例と異なる点
は、本体11の先端部の上半分が切り欠かれてい
る、すなわち、第1実施例を示す第2図で、本体
1のスリツト1aから左部分がないことである。 こうすることによつて、第8図aでガラス端子
52の外周にリングはんだ10を挿入するときに
は第1実施例と差異はないが、キヤツプ51の中
心凹部にリングはんだ20を挿入するときに、本
体1の左先端部から左方向に放出することもでき
るし、上方向に放出することもできるので、細か
い振動の加えやすい方向を選ぶことができる。こ
のことは、リングはんだ20が小さく軽いため
に、実際にやつてみると大きいメリツトである。 第3実施例について第4図の先端部拡大断面図
を参照しながら説明する。なお、同図a,bの示
す状態は既に述べた第2図、第3図の場合の状態
と同じである。 この実施例では、第2実施例の溝13の先端
部、溝底13aが除去されて溝23となり、その
代わりに第2実施例の第1ストツパ5の先端部5
aの隅部に方形の底板が設けられ、第1ストツパ
25となる点が、第2実施例と異なる。なお、2
5aは第1ストツパ25の先端部、25cはこの
先端部25aの隅部に設けた方形の受板である。 この第3実施例のこれまでと異なる作用は、操
作金具7を押し下げることで受板25cを引き、
リングはんだ10を放出できることである。すな
わち、本体21に細かい振動を加える必要がなく
なる。 なお、この第3実施例において、受板25cに
その上辺に開口するU字形中空部を設けることが
できる。こうすることによつて、リングはんだ1
0を第8図のガラス端子52に挿入することもで
きるようになる。 次に第4実施例について、第5図の分解斜視図
を参照しながら説明する。この実施例は、本体3
1、固定蓋38A、可動蓋38Bが、図に示すよ
うに湾曲していることである。関連部材も、これ
に関連して若干形状が異なるが詳細説明は省略す
る。 この第4実施例によると、リングはんだ10を
供給、挿入すべき箇所が奥まつたところにあつて
も、工具の先端部にリングはんだ10を供給、挿
入しやすい姿勢をとらせることができる。これを
具体的に第7図を参照しながら説明する。この図
は、第8図の組立ユニツト50のガラス端子52
にリングはんだ10を、第4実施例を用いて挿入
するときの、相対位置関係を示す。一点鎖線B
は、第4実施例の本体31(第5図参照)を側面
から見た中心線で、その先端部がガラス端子52
の軸線にほぼ直角になつている。第1〜第3実施
例との比較を第6図で見ることができる。すなわ
ち、第6図の一点鎖線Aは第1〜第3実施例の本
体1,11,21を側面から見た中心線で、明ら
かにその先端部がガラス端子52の軸線に直角な
線に対し傾斜している。これはリングはんだ10
の挿入がやりにくいことを意味する。本体1,1
1,21(一点鎖線A)を水平方向に近くしよう
とするとキヤツプ51が邪魔になつて限度があ
る。これに対し、第4実施例では、一点鎖線B
(本体31)を水平方向に近づける必要がない
(第7図参照)。 もちろん、この第4実施例でも、固定蓋38
A、可動蓋38Bを透明材料にすることができ
る。理由は、第1〜第3実施例のときと同じであ
る。 ところで、前記のすべての実施例で、本体1,
11,21,31はペングリツプのように把持す
ることができ、このことがこの供給・挿入具の使
いやすさの要因一つになつている。
【考案の効果】
以上のようなこの考案によれば、第1および第
2の阻止具が第1位置にあるときに相手側部材が
挿入可能で放出口に向かつて開くU字形切欠きを
整列溝の底面に設けたので、第1および第2の阻
止具を第1位置にしてU字形切欠きを通して先端
のリング状部品を相手側部材に嵌合させ、その
後、操作部材を操作して第1および第2の阻止具
を第2位置にして先端のリング状部品を開放して
から第1位置に戻すという操作により、リング状
部品を1つずつ容易かつ確実に相手側部材に供
給・嵌合させることができる。 従つて、作業時間が短縮でき、量産作業に用い
て作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る第1〜第3実施例を共
通に示す分解斜視図、第2図はこの実施例の先端
部の拡大断面図で、同図aは部品放出直前を示
し、同図bは部品放出後を示し、第3図は同じく
第2実施例の先端部の拡大断面図で、同図aは部
品放出直前を示し、同図bは部品放出後を示し、
第4図は同じく第3実施例の先端部の拡大断面図
で、同図aは部品放出直前を示し、同図bは備品
放出後を示し、第5図は同じく第4実施例の分解
斜視図、第6図は第1〜第3実施例と相手側部材
との相対位置関係図、第7図は第4実施例と相手
側部材との相対位置関係図、第8図は、この考案
の適用対象である組立ユニツトの部品設置、挿入
状態を示す側断面図、第9図は、この組立ユニツ
トの完成状態を示す側断面図である。 符号説明、1,11,21,31……本体、2
……ホツパー、3,13,23……溝、3a,1
3a……溝底、3b,13b……U字形切欠き、
4……放出口、5,25……第1ストツパ、6…
…第2ストツパ、7……操作金具、8A,8B,
38A,38B……蓋、10,20……リングは
んだ、25c……受板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のリング状部品を貯蔵するためのホツパー
    と、該ホツパーから吐出されるリング状部品を一
    列に並べて先端の放出口に進行させるための整列
    溝と、該放出口に出没して前記リング状部品の進
    行を阻止・許可するための第1の阻止具と、前記
    リング状部品の進行方向に対して当該リング状部
    品のほぼ外径寸法に相当する間隔だけ前記第1の
    阻止具の手前位置で前記整列溝に出没して前記リ
    ング状部品の進行を阻止・許可するための第2の
    阻止具と、前記第1および第2の阻止具に係合
    し、第1の阻止具が進行阻止位置で第2の阻止具
    が進行許可位置である第1位置と第1の阻止具が
    進行許可位置で第2の阻止具が進行阻止位置であ
    る第2位置とに当該第1および第2の阻止具を操
    作するための操作部材とを備え、前記リング状部
    品を1つずつ相手側部材に供給して嵌合させるた
    めのリング状部品の供給・挿入具において、前記
    第1および第2の阻止具が第1位置にあるときに
    前記相手側部材が挿入可能で前記放出口に向かつ
    て開くU字形切欠きを前記整列溝の底面に設けた
    ことを特徴とするリング状部品の供給・挿入具。
JP1986173004U 1986-11-11 1986-11-11 Expired - Lifetime JPH057177Y2 (ja)

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JPS6379380U JPS6379380U (ja) 1988-05-25
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ID=31110063

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6379380U (ja) 1988-05-25

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