JPH0571802B2 - - Google Patents
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- JPH0571802B2 JPH0571802B2 JP59183617A JP18361784A JPH0571802B2 JP H0571802 B2 JPH0571802 B2 JP H0571802B2 JP 59183617 A JP59183617 A JP 59183617A JP 18361784 A JP18361784 A JP 18361784A JP H0571802 B2 JPH0571802 B2 JP H0571802B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B19/00—Bolts without screw-thread; Pins, including deformable elements; Rivets
- F16B19/04—Rivets; Spigots or the like fastened by riveting
- F16B19/08—Hollow rivets; Multi-part rivets
- F16B19/10—Hollow rivets; Multi-part rivets fastened by expanding mechanically
- F16B19/1027—Multi-part rivets
- F16B19/1036—Blind rivets
- F16B19/1045—Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like
- F16B19/1054—Blind rivets fastened by a pull - mandrel or the like the pull-mandrel or the like being frangible
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
〔発明の技術分野〕
本発明は、複数の加工部品を相互に固定連結す
るための盲固定具に係り特に、多体構造の盲固定
具に関し、この固定具は、ピン(またはスピンド
ル)およびスリーブを有し、さらに、連結される
部品の合計厚さの広い範囲にわたつて使用し得る
ように固定具を調節するための手段を有する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来例による多体構造の盲固定具は、米国特許
第3148578号、3302510号、3369289号、4012984
号、4312613号および4364697号明細書に示されて
いる。 盲固定具を用いる多くの場合に於て、一つの固
定具が広い把握範囲を有すること、即ち、一つの
固定具で、合計厚さの相違する部品の異なる群を
相連結し得ることが望まれ、同時に、固定具が部
品を相引寄せる能力を有することが望まれ、さら
に、固定具が部品の盲側に把握係合する比較的広
い接触面積、即ち、“足面積”を有することが望
まれる。さらに、使用の多くの場合に於て、取付
け後、上記ピンとスリーブとが機械的に相ロツク
されることが望まれる。 〔発明の目的〕 本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、広い接触面積を有するとともに、連結さ
れる部品の合計厚さの広い範囲にわたつて使用す
ることのできる盲固定具を提供することを目的と
する。 〔発明の概要〕 本発明は、新規な多体構造の盲固定具を提供す
るものであり、この固定具は把握調節手段を有す
る。把握調節手段は、スリーブの盲側の膨張を助
け、拡大された“足面積”を与えて部品間の把握
保持力を高める働きをする。同時に、把握調節手
段は、種々な程度に半径方向外方に変形するよう
に作られ、これによりその長さが種々に変えら
れ、単一の固定具構造により広い把握範囲が得ら
れる。 さらに、把握調節手段は、スリーブ上の盲頭の
形成を助けて、部品を相引寄せることを促進す
る。 本発明の固定具は、さらに、ピンとスリーブと
を内部に形成されたロツクによりロツクするため
の手段を有する。盲固定具のための“内部に形成
されたロツク”の例は、米国特許第3288016号お
よび第3915052号明細書に示されている。本発明
に於ける上記ロツク構造は、実質的に“押出し”
により形成される。即ち、スリーブ中のロツク肩
部とピン上の押出し領域との係合により内部ロツ
クが形成され、この場合、ロツクのための材料
は、実質的には半径方向内方に押出された(流動
された)金属および少量の上記ロツク肩部から剪
断された金属により形成される。この構造は、ま
た、上記ロツク肩部の材料が半径方向外方に流動
することを容易にし、これにより、スリーブの径
部の相当な長さにわたつて孔充填(遊隙充填)が
行われる。 〔発明の実施例〕 以下、添付図面に従い本発明の実施例について
説明する。 第1図に於て、盲固定具10は、中空スリーブ
12、ピン(またはスピンドル)14および把握
調節スリーブ16を有し、図に於ては、相連結さ
れるぺき加工部品22および24中の同軸心の孔
18および20中に置かれている。部品22およ
び24は、固定具10の最小把握厚に相当する合
計厚を有する。仮想線26は、固定具10の最大
把握厚に相当する部品の合計厚を示し、図中の寸
法Dは、固定具10が作動し得る最小厚と最大厚
との間の差の最大範囲を示す。 中空スリーブ12は、均等外径の真直な径部2
8を有し、その前端は拡大頭30に終る。図示に
於ては、スリーブ12は、飛出し型の頭30を有
するが、沈頭型の頭も用いられ得る。 スリーブ12は中心貫通孔を有し、この孔は孔
部32を有し、孔部32は、径部28中を予定長
さ延びて、小径孔部34に連通し、孔部34は、
径部28中を、スリーブの頭30を超える距離だ
け延び、固定具10の盲端に於て部品24の内面
近くまで至る。孔部32と小径孔部34との接合
部には、輪形ロツク肩部36が作られる。 ピン14は、細長くて平滑なピン径部38を有
し、径部38は、その後端(固定具10の盲端)
に於て、拡大頭40に終り、ピン14のの反対端
(前端)は引張り部42を有し、この上に、多数
の輪形引張り溝43が作られる。小径で平滑な径
部47が、引張り部42を、輪形破断頚部溝46
を経て、大径の中間案内および停止領域44に連
結する。破断頚部溝46は一般に閉じられ得、米
国特許第3292482号(発明者、Fry)に示された
型のものであり、ピン14の最弱部を形成する。
案内および停止領域44と、大径で輪形の成形領
域(または押出し領域)50との間には輪形のロ
ツク溝48が作られる。 把握調節スリーブ16は、管形構造であり、ピ
ンの頭40とスリーブの径部28との間に於て、
ピン14上に置かれた管形構造であり、その小径
柱部54の両端に置かれた一組の同様なフランジ
52により形成された外側波形を有する。このフ
ランジ52により形成された両端構造により、ス
リーブ16をいずれの方向からもピン14上に置
くことが許される。 調節スリーブ16の中心孔56は、ピン14の
径部の最大直径を形成する成形領域50に対して
僅かな遊隙を有する。案内および停止領域44
は、スリーブの孔部34の直径に等しいか、また
はこれより僅かに小さい直径を有し、ピン14の
径部がスリーブ12に対して動かされる時にピン
14の前端が案内される。引張り部42およびこ
れに近い径部47は、案内および停止領域44よ
り小さい直径を有し、従つて、小径孔部34に対
して遊隙を有する。成形領域50は、スリーブの
径部の孔部32にぴたりと嵌合するか、または僅
かに干渉嵌合するような直径を有する。調節スリ
ーブ16のフランジ52の外径は、スリーブ12
の径部28の外径より小であり、ピンの頭40の
外径よりも小である。フランジ52の一つの係合
面を受入れてこれを捕捉するために、半径方向内
方にテーパーする凹み部58が作られる。調節ス
リーブ16およびスリーブ12がピン14上に組
立てられた後に、スリーブの頭30が“かしめら
れて”(打出されて)半径方向内方に出る突出部
152が作られ、突出部152は、固定具10の
上述の構成部分を、取扱いの容易のために、相互
に保つ役をする。 固定具10は、取付け工具53によりセツト
(取付け)され得る。この取付け工具53は、周
知の型のものであり得るので、詳細な説明は省略
するが、上記工具はチヤツク顎(図示なし)を有
し、上記顎は引張り部42の引張り溝に把握係合
し得、アンビル55がスリーブの拡大頭30に係
合する。工具が作動されると、上記顎がアンビル
から遠ざかる方向に動かされ、ピン14とスリー
ブ12との間に軸心方向力が与えられる。アンビ
ル55は中心孔57を有し、中心孔57は、引張
り部42を遊隙を以て受入れるが、案内および停
止領域44より小さい直径を有し、これにより、
後述の目的が達せられる。アンビル55の係合面
59は平らであり、従つて、スリーブの頭30の
外面の平面形部に面接触し得る。上記平面形部6
1は、スリーブ頭30の直径の約1/2にわたり、
アンビル55に対する良好な接触面が与えられ、
これにより、取付け荷重が加えられた時の変形が
極小にされる。 工具53により加えられる軸心方向力の大きさ
が増加すると、ピン14はスリーブ12中に引入
れられ、スリーブの径部28の盲端は、(第2C
図に示す盲頭60のごとく)広げられて、拡大さ
れたチユーリツプ形の盲頭を形成する。また、調
節スリーブ16は、スリーブ径部28中に盲頭を
形成して、(部品22,24のごとき)部品をと
もに引張ることを容易にするばかりでなく、盲頭
の形成を促進して、後方部品24の盲側に対する
拡大された“足面積”(係合頭面積)を与える。
さらに重要なことは、調節スリーブ16の構造で
あり、これにより、固定具10に対して広い把握
範囲が与えられ得る。上述のことがらは、段階図
第2A〜2C図および第3A〜3C図により明ら
かにされ得る。 さて、第2A〜2C図について説明する。第2
A図に於ては、ピン14は、すでにスリーブ12
に対して距離d2だけ引張られている。この位置に
於ては、部品24の盲側の近くに於て、スリーブ
12の径部中に僅かな量の“ふくらみ”が生じ得
る。案内および停止領域44は、スリーブの小径
孔部34中に部分的に進入している。上記領域4
4の半径方向外面には、上記孔部34中へ最初の
進入を容易にするために丸みが付けられている。 ピン14がスリーブの径部28中にさらに(例
えば、第2B図に示す距離d2だけ)引張られる
と、径部28に近いフランジ52が孔部32中に
入れられる。このことが起る時に、フランジ52
は、スリーブの径部28の係合端面から輪形リン
グ62を剪断し得、フランジ52の孔部32中へ
の進入が容易にされる。上記のごとく剪断された
スリーブ径部28の端部は、チユーリツプ形盲頭
60の形成が始められる時にフランジ52上に於
て半径方向外方に広げられる。調節スリーブ16
の柱部54は、未だそれほどに半径方向外方に変
形されてない。柱部54の半径方向外方変形によ
りスリーブ16の長さの変化が生ずるが、この変
化が、(連結される)部品の厚さによつて異なる
ことにより、把握厚の相違に対する調節が行われ
るのである。ピンの頭40中の半径方向内方にテ
ーパーする凹み58は、ピン頭に係合する一つの
フランジ52を半径方向内方に押し、ピン頭40
がスリーブの孔56中に押込まれる傾向を皆無に
する。 固定具10の、第2B図に示した状態に於て
は、成形領域50がスリーブのロツク肩部36に
係合し、肩部36の若干の材料および肩部に近い
小径孔部34の部分を半径方向内方に、ピン14
中のロツク溝48中に押出す。同時に、領域50
は、肩部36およびこれに近い孔部の部分を半径
方向外方に膨らませて、スリーブの径部28と、
後方部品24の孔20との間の隙間を充たす。 固定具10の、第2C図に示した状態に於て
は、ピン14はすでに距離d3だけ動かされ、この
運動により、盲頭60の形成が完了され、同時に
ピンのロツク溝48は、成形領域50によりこの
溝中に押出されたスリーブの材料によつて充たさ
れている。この時に、破断頚部溝46は、スリー
ブの拡大頭30の外端の近くに置かれ、ピン14
をさらに動かすことは、案内および停止領域44
がアンビル55の孔57の周りの停止面59に係
合することによつて禁止される。工具によりピン
14とスリーブ12との間にさらに力を加えるこ
とにより、ピン14の径部が破断頚部溝46の所
で破断される。これにより、固定具10の取付け
が完了する。 取付けの間に、領域50はスリーブの径部をも
膨張させ、領域50がスリーブの小径孔部34内
で動く距離にわたつて部品の孔20および18が
充たされる。ロツク溝48は、その最大深さまで
は充たされないが、十分な深さまでは充たされ、
ピン14とスリーブ12との軸心方向分離を防ぐ
に十分な剪断面積が与えられる。 この第2A〜2C図に示された最小把握状態に
於ては、調節スリーブ26の柱部54は、さほど
半径方向外方に変形されていないが、ある構造に
於ては、最小把握状態に於ても坐屈が生じ得る。
いずれにしても、この固定具10に於ては、把握
が第2A〜2C図の最小把握から第3A〜3C図
の最大把握に増大するにつれて大きな柱部54の
半径方向外方への坐屈が生じる。上記坐屈の増大
により、スリーブ16の軸心方向長さが変化さ
れ、必要な把握調節が行われる。この状況は、第
3A〜3C図に示す最大把握状態に於ける固定具
10の取付けにより明らかにされ得る。 第3A〜3C図に於て、固定具10は、同軸心
の孔18aおよび20aを有する部品22aおよ
び24aに組合わされた状態に於て示され、部品
22aおよび24aの合計厚さが固定具10に対
する最大把握を定める。第3A〜3C図に於て、
固定具10のピン14は、第2A〜2C図に示し
たのと同じ距離だけ動かされ、第3Aおよび3B
図に示された固定具10の中間状態は、第2Aお
よび2B図に示された状態とほぼ同様であるが、
第3B図に示された状態に於ては、盲頭60が、
部品24aの盲側にある後面により近くある。即
ち、盲頭60の形成は、ピン14が距離d3だけ動
かされる前に完了している。第3C図は、第2A
〜2C図に示した最小把握状態の場合と同様に、
ピン14が距離d3だけ動かされた時に、ロツク溝
48がほぼ充たされ、破断頚部溝46がスリーブ
の拡大頭30の外面近くに置かれていることを示
す。同時に、部品の孔18a,20aとスリーブ
の径部28との間の隙間は、領域50により膨張
されたスリーブの小径孔部34からの材料により
充たされている。しかし、ここに於て、調節スリ
ーブ16は、把握の差に順応するように機能す
る。 即ち、ピン14がその完了位置に向けて動かさ
れる時に、調節スリーブ16の柱部54が半径方
向外方に坐屈し、第3C図に“ふくらみ部”64
として示すごとく、長さの変化が生じる。この坐
屈(および従つて生ずる長さの変化)は、ロツク
溝48がスリーブのロツク肩部36および、これ
に近いスリーブ壁から押出された材料により実質
的に充たされるまで続き、ロツク溝48は、案内
および停止領域44がアンビル55の平らな停止
面59に係合した時には実質的に充たされ、上記
係合によりピンの運動が禁止され、ついで、ピン
14の径部が、スリーブ頭30の外端近くに置か
れた破断頚部の溝46の所で、第3C図に示すご
とく破断される。結局に於て、ピン14は、把握
の大小に拘らず同じ全距離d3だけ動く。 調節スリーブ16は、スリーブの径部28の孔
32中への進入を保証するに充分な強度を有する
ようにフランジ52とともに作られ、フランジ5
2も、孔32中での運動の際に破壊を生じないよ
うな充分な強度および剛性を有する。同時に、柱
部54には、スリーブの孔32中に進入してチユ
ーリツプ形の盲頭60を形成するに必要とされる
力に於て実質的な変形または坐屈を生じないよう
に柱強度が与えられる。この点に関して、リング
62の剪断は、過度の荷重発生を伴わずにこのよ
うな進入が行われることを助け、またこれと同時
に、柱部54の坐屈は、破断頚部溝46の破断が
生ずる荷重よりも小さい荷重によりこのような進
入が行われた後に発生し、早期破断が防止され
る。 第2A〜2C図および第3A〜3C図に示され
た固定具10の機能を考察することにより明らか
にされるごとく、調節スリーブ16が径部28の
孔32中に進入する時に、スリーブ12のチユー
リツプ形膨張により、後方部品24,24aが前
方部品22,22aに向けて押され、両部品が良
好に引寄せられ得る。また、スリーブの径部28
が、進入するフランジ52(これは一般に、その
一体性を保つ)上で半径方向外方に動くことによ
り、部品24,24aの盲面に係合する盲頭60
上に大きな表面(“足面積”)が形成される。この
ように、部品22と24(22aと24a)が比
較的大きな把握力により引寄せられることばかり
でなく、盲頭60上に大きな“足面積”が形成さ
れることによつて、作られた連結の引張強度特性
が高められる。 固定具10の構造に於ては、ピン14の引張り
は必ずしも把握調節によらない。スリーブ12
は、部品22,24,22a,24aの孔18,
20,18a,20a中に遊隙嵌合し、この遊隙
嵌合は、ぴつたりした嵌合から、予定最大の遊隙
を有する嵌合まで変えられ得る。ロツク溝48
は、上記嵌合の変化に応じ得る予定容積を有し、
しかもピン14とスリーブ12との間の充分なロ
ツクを与え得る。成形領域50は、ピン14の軸
心に対して横方向に延びる面66を有し、面66
の半径方向外方端68(第1図)には、ロツク肩
部36およびこれに近い孔部から半径方向内方に
押出されてロツク溝48を充たすか、または外方
に押出されて製品の孔を充たす材料を剪断するこ
とを防ぐために大きな丸みが付けられる。同様
に、停止領域44の面67も僅かに丸められ、こ
の面67と上記面66とにより、ピン14とスリ
ーブ12との分離を防ぐための比較的広い有効幅
を有するロツク溝が形成される。 調節スリーブ16および中空スリーブ12の相
対硬度は、上述の機能を行うに要する形状ととも
に容易に定められ得る。図示のごとく作られた固
定具10の一つに於ては、ピンは、RC48〜5
2の硬度を有する合金鋼で作られ、スリーブ12
は、RB38の硬度を有する5056アルミニウムで
作られ、調節スリーブ16は、RB90〜94の
硬度を有する炭素鋼で作られる。 調節スリーブは種々な形を有し得る。例えば、
ピン頭40に近いフランジ52を省き得るが、こ
の場合には、残された単一のフランジ52をスリ
ーブの径部28の近くに置くようにすることを要
する。調節スリーブの他の変形は、第4〜6図に
示すごとくであり、これらの図に於ては、第1図
中の構成部分と同様な構成部分には、接尾字b,
cおよびdを付した記号が与えられている。 第4図に於ては、調節スリーブ16bは、両端
に、柱部54bから半径方向内方に出る輪形フラ
ンジ52bを有する。坐屈は柱部54b中に生ず
る。 第5図に於ては、スリーブ16cは均等断面を
有するが、中心部54cは、半径方向変形(坐
屈)を容易にするために焼鈍(軟化)される。 第6図は、第4図のスリーブの変形を示し、ス
リーブ16dは、柱部54dの一端から半径方向
内方に出る一つの輪形フランジ52dのみを有
し、この形に於ては、フランジ付き端がスリーブ
の径部28の対向端(接触端)に係合するように
置かれる。 前述したごとく、ピン14は、最小把握から最
大把握に至る把握の全範囲にわたつて、スリーブ
12に対して実質的に同じ距離d3だけ動き、同時
に成形領域50は、ロツク肩部36との係合点か
らスリーブの小径孔部32中を、全把握範囲にわ
たつて一定距離だけ動く。従つて、部品中の孔を
充たすための膨張および溝48のロツクのために
用いられ得る材料の量は一般に同じである。しか
も、上記のごとく用いられ得るスリーブの材料
は、スリーブの径部28と部品中の孔18,2
0,18a,20aとの間の遊隙が最大である場
合に於ても、上記遊隙を充たすと同時に、ロツク
溝48内にロツクを形成するに充分であることを
要する。反対に、最小遊隙状態に於ては、ロツク
溝48がスリーブから押出された余分の材料を受
入れるに足りる容積を持たなければならない。な
ぜならば、もし上記容積が過小であると、ピン1
4が最終所望位置に達する前に溝48が完全に充
たされるに至り、破断頚部溝46の破断が、スリ
ーブ12内の遠過ぎる位置で早期に発生するから
である。本発明の構造に於ては、ロツク溝48は
最大遊隙と最小遊隙との間の変化に応じ得る貯槽
として働くに充分な容積を有し、しかも、ピン1
4とスリーブ12との間に良好なロツクを与え得
る。なおこの点に関して、ロツク溝48は極めて
広い幅(面66と67との間の距離)を有し、こ
の溝中に押出されたロツク材料は、ピン14とス
リーブ12との分離に抗する大きな剪断面積を有
し得る。溝48の深さは、所望容積を与えると同
時に、破断頚部溝46の所望の破断の前に、破損
または相当な変形が生ずることを防ぐに充分な強
度を有するように定められる。 一実施例に於ては、下記の寸法を有するピン1
4およびスリーブ12が公称5/32″の固定具に対
して充分である。 ピン14 径部38 直径 .106″(2.7mm) 成形領域50 直径 .108″(2.75mm) ロツク溝48 直径 .079″(2.1mm) 幅 .031″(0.79mm) 停止領域44 直径 .095″(2.4mm) スリーブ12 孔部32 直径 .107″(2.73mm) 小径孔部34 直径 .097″(2.46mm) 径部28 直径 .158″(4.01mm) 平面61 直径 .200″(5.08mm) 部品22,24 孔18,20と径部28 最小値 .001″(0.025mm) との間の全遊隙 最大値 .005″(0.127mm) 第7および8図は、ロツク溝48の貯槽のよう
な機能を示し、これら両図に於ては、第1図中の
構成部分と同じ部分は、同じ記号番号の後に接尾
字“e”および“f”をそれぞれ付して示されて
いる。 第7図は、固定具10eが、孔18eおよび2
0eをそれぞれ有する部品22eおよび24eを
固定連結した状態を示し、これらの孔18eおよ
び20eは、スリーブの径部28eに対して最大
の遊隙を有する。成形領域50eがスリーブの径
部28eを膨張させて、小径孔部34eを形成す
るスリーブの材料により孔18eおよび20eを
充たしているが、なお充分な過剰材料によりロツ
ク溝48eがその幅にわたつて充分に充たされて
いる。このように、最大遊隙状態に於ては、ロツ
ク溝48eは、その幅にわたつて実質的に充たさ
れ、しかもなお、その深さには余裕がある。従つ
て、ピンの分離に抗する有効剪断面積はロツク溝
48eの幅により定められる。図示に於ては、溝
48eはその深さの約半分まで充たされている。 第8図は、固定具10fが、孔18fおよび2
0fをそれぞれ有する部品22fおよび24fを
固定連結した状態を示し、これらの孔はスリーブ
の径部28fに対して最小の遊隙を有する。この
場合には、ロツク溝48fは、スリーブの膨張に
より孔18fおよび20fが充たされた後に過剰
のスリーブ材料により実質的に完全に充たされ
る。ロツク溝48fが完全に充たされた時に、即
ち、停止領域44fが取付け工具のアンビル55
に係合した後に、ピン14fが、破断頚部溝46
fの破断のための所望位置に置かれる。最小遊隙
状態の場合、ロツク溝48fが完全に充たされる
ことは必ずしも必要ではなく、むしろ完全に充た
されることが生ずるのであれば、このことがピン
14がその運動を実質的に完了して破断のための
所望最終位置に達した時に生ずることが必要とさ
れる。 最大遊隙状態(第7図)に於ける溝48e中へ
のロツクのためのスリーブ材料は、上記溝の最大
深さまで達しないが、第8図に示す大きな充填状
態に於けるのと実質的に同様に有効なピン14e
のための保持力を与える。なぜならば、ロツクの
有効剪断面積は、最大遊隙状態に於ても最も最小
遊隙状態に於ても同じだからである。 相当な幅および容積のロツク溝48を設けるこ
とにより、多量の過剰スリーブ材料を、孔充填お
よびロツク形成のために受入れることが可能にさ
れる。同時に、上記相当な幅により大きな有効剪
断面積が与えられ、ピン保持力が高められる。ま
た、上記相当な幅により、上記溝に過度な深さを
与えることを要せずに、上記溝に所望の容積を与
えることが可能にされる。即ち、ロツク溝48を
破断頚部溝46よりも浅くすることが可能にされ
る。 第2A〜2C図に示すごとく、固定具10は、
部品22および24の最小把握状態に於ては、孔
18および20の相当な長さにわたつて孔充填を
行う。この孔充填は、部品22および24の両端
間に行われるものであり、最小把握状態に於ては
両部品の合計厚さの少なくとも約1/2におよぶこ
とが望ましい。孔充填およびロツク形成の両者の
ための材料は、スリーブ12の径部28からのも
のである。 前述の公称5/32″の固定具に於ては、ロツク溝
48の幅はその直径の約1/3である。また、孔充
填およびロツク形成は、ピン14の全運動距離の
少なくとも約1/3〜1/2にわたつて起こり得、ロツ
ク溝48の幅は、孔充填長さの約1/3である。こ
れらの比率は、勿論固定具のサイズの相違によつ
て異なる。 ある場合には、停止肩部44がスリーブ頭30
内に於てピン破断位置に達することが望まれるこ
とがあるが、このことは、第9図に示す改変構造
によつて行われ得る。第9図に於ては、第1図に
於けると同様な構成部分は、同記号番号の後に接
尾字“g”を付して示してある。 第9図の固定具10(部分的にのみ示されてい
る)に於ては、そのスリーブ12gの頭30g中
に於て小径孔部34gの外端に皿孔70が作ら
れ、取付け工具53gのアンビル55gは、上記
皿孔70中に係合し得る飛出しリング72を有す
る。従つて、ピン14g上の停止領域44gは、
小径孔部34g内に於てリング72に係合し、破
断頚部溝46gに於ける破断がスリーブ頭30g
内の遠くで生ずる。 上述に於ては、アンビル55は平面59を有
し、この面が停止領域44に係合して、ピン14
の運動を拘束すると述べられているが、このこと
は、通常のアンビルを別の輪形で可消費の平らな
ワツシヤまたはリングとともに用いることによつ
ても行われ得、上記ワツシヤを固定具10の附属
部品とし、これをスリーブ頭の平面61に係合し
得るように作り、これに停止領域44より小さい
内径を与え、停止領域44がこれに係合してピン
14の運動を停止するようにすることも出来る。
るための盲固定具に係り特に、多体構造の盲固定
具に関し、この固定具は、ピン(またはスピンド
ル)およびスリーブを有し、さらに、連結される
部品の合計厚さの広い範囲にわたつて使用し得る
ように固定具を調節するための手段を有する。 〔発明の技術的背景とその問題点〕 従来例による多体構造の盲固定具は、米国特許
第3148578号、3302510号、3369289号、4012984
号、4312613号および4364697号明細書に示されて
いる。 盲固定具を用いる多くの場合に於て、一つの固
定具が広い把握範囲を有すること、即ち、一つの
固定具で、合計厚さの相違する部品の異なる群を
相連結し得ることが望まれ、同時に、固定具が部
品を相引寄せる能力を有することが望まれ、さら
に、固定具が部品の盲側に把握係合する比較的広
い接触面積、即ち、“足面積”を有することが望
まれる。さらに、使用の多くの場合に於て、取付
け後、上記ピンとスリーブとが機械的に相ロツク
されることが望まれる。 〔発明の目的〕 本発明はこのような点を考慮してなされたもの
であり、広い接触面積を有するとともに、連結さ
れる部品の合計厚さの広い範囲にわたつて使用す
ることのできる盲固定具を提供することを目的と
する。 〔発明の概要〕 本発明は、新規な多体構造の盲固定具を提供す
るものであり、この固定具は把握調節手段を有す
る。把握調節手段は、スリーブの盲側の膨張を助
け、拡大された“足面積”を与えて部品間の把握
保持力を高める働きをする。同時に、把握調節手
段は、種々な程度に半径方向外方に変形するよう
に作られ、これによりその長さが種々に変えら
れ、単一の固定具構造により広い把握範囲が得ら
れる。 さらに、把握調節手段は、スリーブ上の盲頭の
形成を助けて、部品を相引寄せることを促進す
る。 本発明の固定具は、さらに、ピンとスリーブと
を内部に形成されたロツクによりロツクするため
の手段を有する。盲固定具のための“内部に形成
されたロツク”の例は、米国特許第3288016号お
よび第3915052号明細書に示されている。本発明
に於ける上記ロツク構造は、実質的に“押出し”
により形成される。即ち、スリーブ中のロツク肩
部とピン上の押出し領域との係合により内部ロツ
クが形成され、この場合、ロツクのための材料
は、実質的には半径方向内方に押出された(流動
された)金属および少量の上記ロツク肩部から剪
断された金属により形成される。この構造は、ま
た、上記ロツク肩部の材料が半径方向外方に流動
することを容易にし、これにより、スリーブの径
部の相当な長さにわたつて孔充填(遊隙充填)が
行われる。 〔発明の実施例〕 以下、添付図面に従い本発明の実施例について
説明する。 第1図に於て、盲固定具10は、中空スリーブ
12、ピン(またはスピンドル)14および把握
調節スリーブ16を有し、図に於ては、相連結さ
れるぺき加工部品22および24中の同軸心の孔
18および20中に置かれている。部品22およ
び24は、固定具10の最小把握厚に相当する合
計厚を有する。仮想線26は、固定具10の最大
把握厚に相当する部品の合計厚を示し、図中の寸
法Dは、固定具10が作動し得る最小厚と最大厚
との間の差の最大範囲を示す。 中空スリーブ12は、均等外径の真直な径部2
8を有し、その前端は拡大頭30に終る。図示に
於ては、スリーブ12は、飛出し型の頭30を有
するが、沈頭型の頭も用いられ得る。 スリーブ12は中心貫通孔を有し、この孔は孔
部32を有し、孔部32は、径部28中を予定長
さ延びて、小径孔部34に連通し、孔部34は、
径部28中を、スリーブの頭30を超える距離だ
け延び、固定具10の盲端に於て部品24の内面
近くまで至る。孔部32と小径孔部34との接合
部には、輪形ロツク肩部36が作られる。 ピン14は、細長くて平滑なピン径部38を有
し、径部38は、その後端(固定具10の盲端)
に於て、拡大頭40に終り、ピン14のの反対端
(前端)は引張り部42を有し、この上に、多数
の輪形引張り溝43が作られる。小径で平滑な径
部47が、引張り部42を、輪形破断頚部溝46
を経て、大径の中間案内および停止領域44に連
結する。破断頚部溝46は一般に閉じられ得、米
国特許第3292482号(発明者、Fry)に示された
型のものであり、ピン14の最弱部を形成する。
案内および停止領域44と、大径で輪形の成形領
域(または押出し領域)50との間には輪形のロ
ツク溝48が作られる。 把握調節スリーブ16は、管形構造であり、ピ
ンの頭40とスリーブの径部28との間に於て、
ピン14上に置かれた管形構造であり、その小径
柱部54の両端に置かれた一組の同様なフランジ
52により形成された外側波形を有する。このフ
ランジ52により形成された両端構造により、ス
リーブ16をいずれの方向からもピン14上に置
くことが許される。 調節スリーブ16の中心孔56は、ピン14の
径部の最大直径を形成する成形領域50に対して
僅かな遊隙を有する。案内および停止領域44
は、スリーブの孔部34の直径に等しいか、また
はこれより僅かに小さい直径を有し、ピン14の
径部がスリーブ12に対して動かされる時にピン
14の前端が案内される。引張り部42およびこ
れに近い径部47は、案内および停止領域44よ
り小さい直径を有し、従つて、小径孔部34に対
して遊隙を有する。成形領域50は、スリーブの
径部の孔部32にぴたりと嵌合するか、または僅
かに干渉嵌合するような直径を有する。調節スリ
ーブ16のフランジ52の外径は、スリーブ12
の径部28の外径より小であり、ピンの頭40の
外径よりも小である。フランジ52の一つの係合
面を受入れてこれを捕捉するために、半径方向内
方にテーパーする凹み部58が作られる。調節ス
リーブ16およびスリーブ12がピン14上に組
立てられた後に、スリーブの頭30が“かしめら
れて”(打出されて)半径方向内方に出る突出部
152が作られ、突出部152は、固定具10の
上述の構成部分を、取扱いの容易のために、相互
に保つ役をする。 固定具10は、取付け工具53によりセツト
(取付け)され得る。この取付け工具53は、周
知の型のものであり得るので、詳細な説明は省略
するが、上記工具はチヤツク顎(図示なし)を有
し、上記顎は引張り部42の引張り溝に把握係合
し得、アンビル55がスリーブの拡大頭30に係
合する。工具が作動されると、上記顎がアンビル
から遠ざかる方向に動かされ、ピン14とスリー
ブ12との間に軸心方向力が与えられる。アンビ
ル55は中心孔57を有し、中心孔57は、引張
り部42を遊隙を以て受入れるが、案内および停
止領域44より小さい直径を有し、これにより、
後述の目的が達せられる。アンビル55の係合面
59は平らであり、従つて、スリーブの頭30の
外面の平面形部に面接触し得る。上記平面形部6
1は、スリーブ頭30の直径の約1/2にわたり、
アンビル55に対する良好な接触面が与えられ、
これにより、取付け荷重が加えられた時の変形が
極小にされる。 工具53により加えられる軸心方向力の大きさ
が増加すると、ピン14はスリーブ12中に引入
れられ、スリーブの径部28の盲端は、(第2C
図に示す盲頭60のごとく)広げられて、拡大さ
れたチユーリツプ形の盲頭を形成する。また、調
節スリーブ16は、スリーブ径部28中に盲頭を
形成して、(部品22,24のごとき)部品をと
もに引張ることを容易にするばかりでなく、盲頭
の形成を促進して、後方部品24の盲側に対する
拡大された“足面積”(係合頭面積)を与える。
さらに重要なことは、調節スリーブ16の構造で
あり、これにより、固定具10に対して広い把握
範囲が与えられ得る。上述のことがらは、段階図
第2A〜2C図および第3A〜3C図により明ら
かにされ得る。 さて、第2A〜2C図について説明する。第2
A図に於ては、ピン14は、すでにスリーブ12
に対して距離d2だけ引張られている。この位置に
於ては、部品24の盲側の近くに於て、スリーブ
12の径部中に僅かな量の“ふくらみ”が生じ得
る。案内および停止領域44は、スリーブの小径
孔部34中に部分的に進入している。上記領域4
4の半径方向外面には、上記孔部34中へ最初の
進入を容易にするために丸みが付けられている。 ピン14がスリーブの径部28中にさらに(例
えば、第2B図に示す距離d2だけ)引張られる
と、径部28に近いフランジ52が孔部32中に
入れられる。このことが起る時に、フランジ52
は、スリーブの径部28の係合端面から輪形リン
グ62を剪断し得、フランジ52の孔部32中へ
の進入が容易にされる。上記のごとく剪断された
スリーブ径部28の端部は、チユーリツプ形盲頭
60の形成が始められる時にフランジ52上に於
て半径方向外方に広げられる。調節スリーブ16
の柱部54は、未だそれほどに半径方向外方に変
形されてない。柱部54の半径方向外方変形によ
りスリーブ16の長さの変化が生ずるが、この変
化が、(連結される)部品の厚さによつて異なる
ことにより、把握厚の相違に対する調節が行われ
るのである。ピンの頭40中の半径方向内方にテ
ーパーする凹み58は、ピン頭に係合する一つの
フランジ52を半径方向内方に押し、ピン頭40
がスリーブの孔56中に押込まれる傾向を皆無に
する。 固定具10の、第2B図に示した状態に於て
は、成形領域50がスリーブのロツク肩部36に
係合し、肩部36の若干の材料および肩部に近い
小径孔部34の部分を半径方向内方に、ピン14
中のロツク溝48中に押出す。同時に、領域50
は、肩部36およびこれに近い孔部の部分を半径
方向外方に膨らませて、スリーブの径部28と、
後方部品24の孔20との間の隙間を充たす。 固定具10の、第2C図に示した状態に於て
は、ピン14はすでに距離d3だけ動かされ、この
運動により、盲頭60の形成が完了され、同時に
ピンのロツク溝48は、成形領域50によりこの
溝中に押出されたスリーブの材料によつて充たさ
れている。この時に、破断頚部溝46は、スリー
ブの拡大頭30の外端の近くに置かれ、ピン14
をさらに動かすことは、案内および停止領域44
がアンビル55の孔57の周りの停止面59に係
合することによつて禁止される。工具によりピン
14とスリーブ12との間にさらに力を加えるこ
とにより、ピン14の径部が破断頚部溝46の所
で破断される。これにより、固定具10の取付け
が完了する。 取付けの間に、領域50はスリーブの径部をも
膨張させ、領域50がスリーブの小径孔部34内
で動く距離にわたつて部品の孔20および18が
充たされる。ロツク溝48は、その最大深さまで
は充たされないが、十分な深さまでは充たされ、
ピン14とスリーブ12との軸心方向分離を防ぐ
に十分な剪断面積が与えられる。 この第2A〜2C図に示された最小把握状態に
於ては、調節スリーブ26の柱部54は、さほど
半径方向外方に変形されていないが、ある構造に
於ては、最小把握状態に於ても坐屈が生じ得る。
いずれにしても、この固定具10に於ては、把握
が第2A〜2C図の最小把握から第3A〜3C図
の最大把握に増大するにつれて大きな柱部54の
半径方向外方への坐屈が生じる。上記坐屈の増大
により、スリーブ16の軸心方向長さが変化さ
れ、必要な把握調節が行われる。この状況は、第
3A〜3C図に示す最大把握状態に於ける固定具
10の取付けにより明らかにされ得る。 第3A〜3C図に於て、固定具10は、同軸心
の孔18aおよび20aを有する部品22aおよ
び24aに組合わされた状態に於て示され、部品
22aおよび24aの合計厚さが固定具10に対
する最大把握を定める。第3A〜3C図に於て、
固定具10のピン14は、第2A〜2C図に示し
たのと同じ距離だけ動かされ、第3Aおよび3B
図に示された固定具10の中間状態は、第2Aお
よび2B図に示された状態とほぼ同様であるが、
第3B図に示された状態に於ては、盲頭60が、
部品24aの盲側にある後面により近くある。即
ち、盲頭60の形成は、ピン14が距離d3だけ動
かされる前に完了している。第3C図は、第2A
〜2C図に示した最小把握状態の場合と同様に、
ピン14が距離d3だけ動かされた時に、ロツク溝
48がほぼ充たされ、破断頚部溝46がスリーブ
の拡大頭30の外面近くに置かれていることを示
す。同時に、部品の孔18a,20aとスリーブ
の径部28との間の隙間は、領域50により膨張
されたスリーブの小径孔部34からの材料により
充たされている。しかし、ここに於て、調節スリ
ーブ16は、把握の差に順応するように機能す
る。 即ち、ピン14がその完了位置に向けて動かさ
れる時に、調節スリーブ16の柱部54が半径方
向外方に坐屈し、第3C図に“ふくらみ部”64
として示すごとく、長さの変化が生じる。この坐
屈(および従つて生ずる長さの変化)は、ロツク
溝48がスリーブのロツク肩部36および、これ
に近いスリーブ壁から押出された材料により実質
的に充たされるまで続き、ロツク溝48は、案内
および停止領域44がアンビル55の平らな停止
面59に係合した時には実質的に充たされ、上記
係合によりピンの運動が禁止され、ついで、ピン
14の径部が、スリーブ頭30の外端近くに置か
れた破断頚部の溝46の所で、第3C図に示すご
とく破断される。結局に於て、ピン14は、把握
の大小に拘らず同じ全距離d3だけ動く。 調節スリーブ16は、スリーブの径部28の孔
32中への進入を保証するに充分な強度を有する
ようにフランジ52とともに作られ、フランジ5
2も、孔32中での運動の際に破壊を生じないよ
うな充分な強度および剛性を有する。同時に、柱
部54には、スリーブの孔32中に進入してチユ
ーリツプ形の盲頭60を形成するに必要とされる
力に於て実質的な変形または坐屈を生じないよう
に柱強度が与えられる。この点に関して、リング
62の剪断は、過度の荷重発生を伴わずにこのよ
うな進入が行われることを助け、またこれと同時
に、柱部54の坐屈は、破断頚部溝46の破断が
生ずる荷重よりも小さい荷重によりこのような進
入が行われた後に発生し、早期破断が防止され
る。 第2A〜2C図および第3A〜3C図に示され
た固定具10の機能を考察することにより明らか
にされるごとく、調節スリーブ16が径部28の
孔32中に進入する時に、スリーブ12のチユー
リツプ形膨張により、後方部品24,24aが前
方部品22,22aに向けて押され、両部品が良
好に引寄せられ得る。また、スリーブの径部28
が、進入するフランジ52(これは一般に、その
一体性を保つ)上で半径方向外方に動くことによ
り、部品24,24aの盲面に係合する盲頭60
上に大きな表面(“足面積”)が形成される。この
ように、部品22と24(22aと24a)が比
較的大きな把握力により引寄せられることばかり
でなく、盲頭60上に大きな“足面積”が形成さ
れることによつて、作られた連結の引張強度特性
が高められる。 固定具10の構造に於ては、ピン14の引張り
は必ずしも把握調節によらない。スリーブ12
は、部品22,24,22a,24aの孔18,
20,18a,20a中に遊隙嵌合し、この遊隙
嵌合は、ぴつたりした嵌合から、予定最大の遊隙
を有する嵌合まで変えられ得る。ロツク溝48
は、上記嵌合の変化に応じ得る予定容積を有し、
しかもピン14とスリーブ12との間の充分なロ
ツクを与え得る。成形領域50は、ピン14の軸
心に対して横方向に延びる面66を有し、面66
の半径方向外方端68(第1図)には、ロツク肩
部36およびこれに近い孔部から半径方向内方に
押出されてロツク溝48を充たすか、または外方
に押出されて製品の孔を充たす材料を剪断するこ
とを防ぐために大きな丸みが付けられる。同様
に、停止領域44の面67も僅かに丸められ、こ
の面67と上記面66とにより、ピン14とスリ
ーブ12との分離を防ぐための比較的広い有効幅
を有するロツク溝が形成される。 調節スリーブ16および中空スリーブ12の相
対硬度は、上述の機能を行うに要する形状ととも
に容易に定められ得る。図示のごとく作られた固
定具10の一つに於ては、ピンは、RC48〜5
2の硬度を有する合金鋼で作られ、スリーブ12
は、RB38の硬度を有する5056アルミニウムで
作られ、調節スリーブ16は、RB90〜94の
硬度を有する炭素鋼で作られる。 調節スリーブは種々な形を有し得る。例えば、
ピン頭40に近いフランジ52を省き得るが、こ
の場合には、残された単一のフランジ52をスリ
ーブの径部28の近くに置くようにすることを要
する。調節スリーブの他の変形は、第4〜6図に
示すごとくであり、これらの図に於ては、第1図
中の構成部分と同様な構成部分には、接尾字b,
cおよびdを付した記号が与えられている。 第4図に於ては、調節スリーブ16bは、両端
に、柱部54bから半径方向内方に出る輪形フラ
ンジ52bを有する。坐屈は柱部54b中に生ず
る。 第5図に於ては、スリーブ16cは均等断面を
有するが、中心部54cは、半径方向変形(坐
屈)を容易にするために焼鈍(軟化)される。 第6図は、第4図のスリーブの変形を示し、ス
リーブ16dは、柱部54dの一端から半径方向
内方に出る一つの輪形フランジ52dのみを有
し、この形に於ては、フランジ付き端がスリーブ
の径部28の対向端(接触端)に係合するように
置かれる。 前述したごとく、ピン14は、最小把握から最
大把握に至る把握の全範囲にわたつて、スリーブ
12に対して実質的に同じ距離d3だけ動き、同時
に成形領域50は、ロツク肩部36との係合点か
らスリーブの小径孔部32中を、全把握範囲にわ
たつて一定距離だけ動く。従つて、部品中の孔を
充たすための膨張および溝48のロツクのために
用いられ得る材料の量は一般に同じである。しか
も、上記のごとく用いられ得るスリーブの材料
は、スリーブの径部28と部品中の孔18,2
0,18a,20aとの間の遊隙が最大である場
合に於ても、上記遊隙を充たすと同時に、ロツク
溝48内にロツクを形成するに充分であることを
要する。反対に、最小遊隙状態に於ては、ロツク
溝48がスリーブから押出された余分の材料を受
入れるに足りる容積を持たなければならない。な
ぜならば、もし上記容積が過小であると、ピン1
4が最終所望位置に達する前に溝48が完全に充
たされるに至り、破断頚部溝46の破断が、スリ
ーブ12内の遠過ぎる位置で早期に発生するから
である。本発明の構造に於ては、ロツク溝48は
最大遊隙と最小遊隙との間の変化に応じ得る貯槽
として働くに充分な容積を有し、しかも、ピン1
4とスリーブ12との間に良好なロツクを与え得
る。なおこの点に関して、ロツク溝48は極めて
広い幅(面66と67との間の距離)を有し、こ
の溝中に押出されたロツク材料は、ピン14とス
リーブ12との分離に抗する大きな剪断面積を有
し得る。溝48の深さは、所望容積を与えると同
時に、破断頚部溝46の所望の破断の前に、破損
または相当な変形が生ずることを防ぐに充分な強
度を有するように定められる。 一実施例に於ては、下記の寸法を有するピン1
4およびスリーブ12が公称5/32″の固定具に対
して充分である。 ピン14 径部38 直径 .106″(2.7mm) 成形領域50 直径 .108″(2.75mm) ロツク溝48 直径 .079″(2.1mm) 幅 .031″(0.79mm) 停止領域44 直径 .095″(2.4mm) スリーブ12 孔部32 直径 .107″(2.73mm) 小径孔部34 直径 .097″(2.46mm) 径部28 直径 .158″(4.01mm) 平面61 直径 .200″(5.08mm) 部品22,24 孔18,20と径部28 最小値 .001″(0.025mm) との間の全遊隙 最大値 .005″(0.127mm) 第7および8図は、ロツク溝48の貯槽のよう
な機能を示し、これら両図に於ては、第1図中の
構成部分と同じ部分は、同じ記号番号の後に接尾
字“e”および“f”をそれぞれ付して示されて
いる。 第7図は、固定具10eが、孔18eおよび2
0eをそれぞれ有する部品22eおよび24eを
固定連結した状態を示し、これらの孔18eおよ
び20eは、スリーブの径部28eに対して最大
の遊隙を有する。成形領域50eがスリーブの径
部28eを膨張させて、小径孔部34eを形成す
るスリーブの材料により孔18eおよび20eを
充たしているが、なお充分な過剰材料によりロツ
ク溝48eがその幅にわたつて充分に充たされて
いる。このように、最大遊隙状態に於ては、ロツ
ク溝48eは、その幅にわたつて実質的に充たさ
れ、しかもなお、その深さには余裕がある。従つ
て、ピンの分離に抗する有効剪断面積はロツク溝
48eの幅により定められる。図示に於ては、溝
48eはその深さの約半分まで充たされている。 第8図は、固定具10fが、孔18fおよび2
0fをそれぞれ有する部品22fおよび24fを
固定連結した状態を示し、これらの孔はスリーブ
の径部28fに対して最小の遊隙を有する。この
場合には、ロツク溝48fは、スリーブの膨張に
より孔18fおよび20fが充たされた後に過剰
のスリーブ材料により実質的に完全に充たされ
る。ロツク溝48fが完全に充たされた時に、即
ち、停止領域44fが取付け工具のアンビル55
に係合した後に、ピン14fが、破断頚部溝46
fの破断のための所望位置に置かれる。最小遊隙
状態の場合、ロツク溝48fが完全に充たされる
ことは必ずしも必要ではなく、むしろ完全に充た
されることが生ずるのであれば、このことがピン
14がその運動を実質的に完了して破断のための
所望最終位置に達した時に生ずることが必要とさ
れる。 最大遊隙状態(第7図)に於ける溝48e中へ
のロツクのためのスリーブ材料は、上記溝の最大
深さまで達しないが、第8図に示す大きな充填状
態に於けるのと実質的に同様に有効なピン14e
のための保持力を与える。なぜならば、ロツクの
有効剪断面積は、最大遊隙状態に於ても最も最小
遊隙状態に於ても同じだからである。 相当な幅および容積のロツク溝48を設けるこ
とにより、多量の過剰スリーブ材料を、孔充填お
よびロツク形成のために受入れることが可能にさ
れる。同時に、上記相当な幅により大きな有効剪
断面積が与えられ、ピン保持力が高められる。ま
た、上記相当な幅により、上記溝に過度な深さを
与えることを要せずに、上記溝に所望の容積を与
えることが可能にされる。即ち、ロツク溝48を
破断頚部溝46よりも浅くすることが可能にされ
る。 第2A〜2C図に示すごとく、固定具10は、
部品22および24の最小把握状態に於ては、孔
18および20の相当な長さにわたつて孔充填を
行う。この孔充填は、部品22および24の両端
間に行われるものであり、最小把握状態に於ては
両部品の合計厚さの少なくとも約1/2におよぶこ
とが望ましい。孔充填およびロツク形成の両者の
ための材料は、スリーブ12の径部28からのも
のである。 前述の公称5/32″の固定具に於ては、ロツク溝
48の幅はその直径の約1/3である。また、孔充
填およびロツク形成は、ピン14の全運動距離の
少なくとも約1/3〜1/2にわたつて起こり得、ロツ
ク溝48の幅は、孔充填長さの約1/3である。こ
れらの比率は、勿論固定具のサイズの相違によつ
て異なる。 ある場合には、停止肩部44がスリーブ頭30
内に於てピン破断位置に達することが望まれるこ
とがあるが、このことは、第9図に示す改変構造
によつて行われ得る。第9図に於ては、第1図に
於けると同様な構成部分は、同記号番号の後に接
尾字“g”を付して示してある。 第9図の固定具10(部分的にのみ示されてい
る)に於ては、そのスリーブ12gの頭30g中
に於て小径孔部34gの外端に皿孔70が作ら
れ、取付け工具53gのアンビル55gは、上記
皿孔70中に係合し得る飛出しリング72を有す
る。従つて、ピン14g上の停止領域44gは、
小径孔部34g内に於てリング72に係合し、破
断頚部溝46gに於ける破断がスリーブ頭30g
内の遠くで生ずる。 上述に於ては、アンビル55は平面59を有
し、この面が停止領域44に係合して、ピン14
の運動を拘束すると述べられているが、このこと
は、通常のアンビルを別の輪形で可消費の平らな
ワツシヤまたはリングとともに用いることによつ
ても行われ得、上記ワツシヤを固定具10の附属
部品とし、これをスリーブ頭の平面61に係合し
得るように作り、これに停止領域44より小さい
内径を与え、停止領域44がこれに係合してピン
14の運動を停止するようにすることも出来る。
第1図は本発明による固定具の一組の部品への
取付けの前の状態および取付け工具のアンビルを
示す一部断面一部切欠立面図、第2A〜2C図は
最小合計厚さを有する二部品へ上記固定具を取付
ける段階を示す図、第3A〜3C図は第2A〜2
C図と同様であるが、上記取付け具を最大合計厚
さを有する二部品へ取付ける段階を示す図、第4
図乃至第6図は異なる構造の把握調節手段の断面
図、第7図乃至第8図は最大および最小孔充填状
態に於ける、ピンとスリーブとの間のロツクを示
す部分図、第9図は他形の固定具および他形の取
付け工具を示す部分図である。 10…固定具、12…スリーブ、14…ピン、
22,24…連結される部品、16…把握調節ス
リーブ、18,20…上記部品中の孔、28…ス
リーブの径部、30…スリーブの拡大頭、34…
スリーブの小径孔部、36…ロツク肩部、38…
ピンの径部、40…ピンの拡大頭、42…ピンの
引張り部、43…引張り溝、44…停止領域、4
8…ロツク溝、50…成形領域、53…取付け工
具、55…上記工具のアンビル。
取付けの前の状態および取付け工具のアンビルを
示す一部断面一部切欠立面図、第2A〜2C図は
最小合計厚さを有する二部品へ上記固定具を取付
ける段階を示す図、第3A〜3C図は第2A〜2
C図と同様であるが、上記取付け具を最大合計厚
さを有する二部品へ取付ける段階を示す図、第4
図乃至第6図は異なる構造の把握調節手段の断面
図、第7図乃至第8図は最大および最小孔充填状
態に於ける、ピンとスリーブとの間のロツクを示
す部分図、第9図は他形の固定具および他形の取
付け工具を示す部分図である。 10…固定具、12…スリーブ、14…ピン、
22,24…連結される部品、16…把握調節ス
リーブ、18,20…上記部品中の孔、28…ス
リーブの径部、30…スリーブの拡大頭、34…
スリーブの小径孔部、36…ロツク肩部、38…
ピンの径部、40…ピンの拡大頭、42…ピンの
引張り部、43…引張り溝、44…停止領域、4
8…ロツク溝、50…成形領域、53…取付け工
具、55…上記工具のアンビル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合計厚さ即ち把握範囲が予定最小値から予定
最大値迄変わる多数の加工部品を固定連結するた
めの盲固定具に於て、中心貫通孔、径部および一
端にある拡大頭を有する中空スリーブ、および、
径部および拡大頭を有するピンを有し、上記ピン
の径部は上記スリーブの上記中心孔中に置かれ、
上記ピンの頭は、上記スリーブの頭と反対の上記
スリーブ径部の端に置かれ、上記ピンは、上記ス
リーブ径部に対して動き得、上記ピンと上記スリ
ーブとの間に加えられた軸心方向力に呼応して上
記スリーブを変形させて、上記スリーブ頭と反対
の端に盲頭を形成させ、上記ピン径部は、その予
定位置に破断頚部溝を有し、上記予定位置は、上
記盲頭が形成された時に上記破断頚部溝が、把持
範囲内の異なる厚さに対して、上記スリーブ頭の
通常区域内にある様に定められ、さらに特徴とし
て、上記ピン頭40と上記スリーブ径部28の上
記反対端との間に把持調節手段16,16b,1
6c,16dが置かれ、これにより、上記スリー
ブ径部28から上記盲頭60が形成され、上記盲
頭60が形成された時に上記破断頚部溝46,4
6e,46f,46gがスリーブ頭30の上記通
常区域に置かれ、上記把持調節手段16,16
b,16c,16dは、上記スリーブ頭12,1
2e,12fの上記中心孔内で動いて上記盲頭6
0,60e,60fを形成し、上記最小厚さから
上記最大厚さに行くにつれて大きくなる度合に半
径外方向に変形され、上記調整手段16,16
b,16c,16dのより大きな半径方向変形に
より、これに近い上記スリーブ径部からより大き
な直径の盲頭が形成され、加工部品の厚さが大に
なつたことにより上記盲頭の軸心方向長さが短く
なることが補償されるごとく構成され、さらに上
記把持調節手段16,16b,16c,16dは
全体として管形の構造であり、ピン頭40を介し
てピンから加えられる軸方向力により上記半径外
方向に変形し得る部分54,54b,54c,5
4dを有することを特徴とする盲固定具。 2 把握調節手段16,16b,16c,16d
は、上記スリーブ頭30,30e,30fと反対
側の上記スリーブ12,12e,12fの端に係
合するフランジ52を有し、上記半径方向に変形
し得る部分54,54b,54c,54dは、上
記調節手段16,16b,16c,16dの上記
フランジの近くに置かれることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の盲固定具。 3 前記フランジ52は、上記中心孔中で動く時
にその形を保ち得ることを特徴とする特許請求の
範囲第2項記載の盲固定具。 4 把握調節手段16,16b,16c,16d
は、前記半径方向に変形し得る部分に隣接する位
置に前記スリーブ径部に盲頭を形成させるフラン
ジ52,52b,52dを有していることを特徴
とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載の盲
固定具。 5 把握調節手段16,16b,16c,16d
の上記半径方向に変形し得る部分54,54b,
54dは、上記把握調節手段の残部よりも弱めら
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の盲固定具。 6 把握調節手段16,16b,16c,16d
は、上記半径方向変形を行うために軟化された部
分54cを有することを特徴とする特許請求の範
囲第5項記載の盲固定具。 7 把握調節手段16,16b,16c,16d
は、上記スリーブ12,12e,12fとは別に
作られることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第6項のいずれかの項に記載の盲固定具。 8 把握調節手段16,16b,16c,16d
は、上記ピン14,14e,14fとは別に作ら
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第7項のいずれかの項に記載の盲固定具。 9 把握調節手段16,16b,16c,16d
は、上記スリーブ径部28の上記中心孔32,3
2e,32f中への進入を容易にするための楔体
を形成し得ることを特徴とする特許請求の範囲第
1項乃至第8項のいずれかの項に記載の盲固定
具。 10 上記把握調節手段16,16b,16c,
16dは、上記スリーブ12,12e,12fの
上記中心孔内での運動を容易にするため、上記ス
リーブ径部28の壁からリング状の材料62を剪
断し得ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
乃至第9項のいずれかの項に記載の盲固定具。 11 スリーブ径部28は、加工部品の同軸心孔
中に、予定の最小および最大遊〓を以て置かれ
得、上記ピン14,14e,14fは大径の押出
し領域50を有し、上記スリーブ12,12e,
12fの上記中心孔は、上記径部28中に置かれ
て上記領域50と予定の干渉係合をするロツク形
成孔部34を有し、上記ピン14,14e,14
f中には、上記押出し領域50のすぐ近くにロツ
ク溝48が置かれ、上記押出し領域50は、上記
ロツク形成孔部34中で動いて上記スリーブ径部
28を半径方向に膨張させて、上記同軸心孔との
間の上記遊〓を充たすとともに、過剰材料を上記
ロツク溝48中に押込んで上記ピン14,14
e,14fと上記スリーブ12,12e,12f
との間のロツクを形成し得、上記ロツク溝48
は、相当な幅および所望の容積を形成する予定の
深さを有し、上記深さは、上記ピン14,14
e,14fが動かされて上記破断頚部溝46,4
6e,46f,46gが上記予定位置に置かれた
時に、上記最大遊〓の場合には上記ロツク溝48
がその幅にわたつて充たされるが全深さまでは充
たされず、上記最小遊〓の場合には上記過剰材料
の量が上記所望容積を超えない様に定められるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第10
項のいずれかの項に記載の盲固定具。 12 ロツク形成孔部34は、上記スリーブ径部
28中で延びる小径孔部34を有し、この孔部は
上記スリーブ径部28中で上記スリーブ頭30,
30e,30fから、上記最小厚さの周りの位置
まで延びて、大径孔部32に連結し、上記ロツク
形成孔部34と上記大径孔部32との接合部にロ
ツク肩部36が形成されることを特徴とする特許
請求の範囲第11項に記載の盲固定具。 13 上記ピン14,14e,14fは案内領域
44を有し、上記領域44は、上記ロツク形成孔
部34中にぴたりと嵌合し得る直径を有し、上記
押出し領域50は、上記大径孔部32中にぴたり
と嵌合し得る直径を有し、上記案内領域44は、
上記押出し領域50を上記大径孔部32中で案内
して、上記ロツク肩部36および上記ロツク形成
孔部34に係合させることを特徴とする特許請求
の範囲第12項記載の盲固定具。 14 上記案内領域44の後面は上記ロツク溝4
8の前側を形成することを特徴とする特許請求の
範囲第13項記載の盲固定具。 15 上記案内領域44の前面は、上記破断頚部
溝46が上記予定位置に置かれた時に上記ピン1
4,14e,14fの運動を停めるために係合し
得る停止面を形成することを特徴とする特許請求
の範囲第14項記載の盲固定具。 16 上記スリーブ12,12e,12fとは別
に作られた手段を有し、この手段は、上記スリー
ブ頭30,30e,30fから上記中心孔中に入
り、上記スリーブ頭30,30e,30f内の予
定距離の点に於て上記停止面に係合し得ることを
特徴とする特許請求の範囲第15項記載の盲固定
具。 17 上記押出し領域50は、上記ロツク形成孔
部34に沿つて、少なくとも上記加工部品22,
24,22a,24aの上記最小厚さの約半分に
等しい距離だけ動き得ることを特徴とする特許請
求の範囲第11項乃至第16項のいずれかに記載
の盲固定具。 18 上記押出し領域50は、上記ロツク形成孔
部34に、上記破断頚部溝46を上記予定位置に
置くために上記ピン14,14e,14fが上記
スリーブ12,12e,12fに対して動かされ
る距離の少なくとも約1/3〜約1/2に等しい距離の
間係合され得ることを特徴とする特許請求の範囲
第11項乃至第16項のいずれかに記載の盲固定
具。 19 上記ロツク溝48は、上記押出し領域50
により係合された上記ロツク形成孔部34の長さ
の約1/3に等しい幅を有することを特徴とする特
許請求の範囲第18項記載の盲固定具。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US528449 | 1983-09-01 | ||
| US06/528,449 US4627775A (en) | 1983-09-01 | 1983-09-01 | Blind fastener with grip compensating means |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6073109A JPS6073109A (ja) | 1985-04-25 |
| JPH0571802B2 true JPH0571802B2 (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=24105726
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59183617A Granted JPS6073109A (ja) | 1983-09-01 | 1984-09-01 | 盲固定具 |
Country Status (13)
| Country | Link |
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| US (1) | US4627775A (ja) |
| JP (1) | JPS6073109A (ja) |
| AU (1) | AU575581B2 (ja) |
| BR (1) | BR8404324A (ja) |
| CA (1) | CA1247891A (ja) |
| DE (2) | DE8425831U1 (ja) |
| ES (2) | ES293241Y (ja) |
| FR (1) | FR2551512B1 (ja) |
| GB (2) | GB2145794B (ja) |
| IL (1) | IL72795A0 (ja) |
| IT (1) | IT1179420B (ja) |
| NL (1) | NL8402635A (ja) |
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