JPH0572220A - 流体速度検出装置 - Google Patents
流体速度検出装置Info
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- JPH0572220A JPH0572220A JP25723791A JP25723791A JPH0572220A JP H0572220 A JPH0572220 A JP H0572220A JP 25723791 A JP25723791 A JP 25723791A JP 25723791 A JP25723791 A JP 25723791A JP H0572220 A JPH0572220 A JP H0572220A
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- fluid
- velocity
- equation
- hole
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 例えば音響部品として一般によく知られてい
るスピーカとマイクロホンとを用いることによつて従来
にない安く、精度のよい、かつ装置を簡単にできるよう
にした。 【構成】 壁面に穴が穿設された包囲体の内部空間の圧
力を所定の周波数で変動せしめると共に、前記壁面の穴
を測定対象である流体の流れに接するように配設し、そ
れによつて発生する前記包囲体の内部空間の圧力変化に
基づいて前記流体の速度を算出し、かつその速度を算出
する構成とする。
るスピーカとマイクロホンとを用いることによつて従来
にない安く、精度のよい、かつ装置を簡単にできるよう
にした。 【構成】 壁面に穴が穿設された包囲体の内部空間の圧
力を所定の周波数で変動せしめると共に、前記壁面の穴
を測定対象である流体の流れに接するように配設し、そ
れによつて発生する前記包囲体の内部空間の圧力変化に
基づいて前記流体の速度を算出し、かつその速度を算出
する構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パイプ等を流れる流
体の速度(流速)を検出する流体速度検出装置に関する
ものである。
体の速度(流速)を検出する流体速度検出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来の流体速度検出装置として、例えば
エアフローセンサを例にとって説明する。即ちエアフロ
ーセンサは、気体の流れの中に細いヒーター線を気体の
流れ方向に直交するように配置し、そのヒーター線に一
定の電流をパルス状に供給して発熱せしめ、そのヒータ
ー線の放熱による抵抗変化を検出することによつて、流
体の流速を検出するものであつた。
エアフローセンサを例にとって説明する。即ちエアフロ
ーセンサは、気体の流れの中に細いヒーター線を気体の
流れ方向に直交するように配置し、そのヒーター線に一
定の電流をパルス状に供給して発熱せしめ、そのヒータ
ー線の放熱による抵抗変化を検出することによつて、流
体の流速を検出するものであつた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の流体速度検出装置にあつては、ヒーター線が
直接流体に接触する構成であるので、流体に塵挨、薬剤
の蒸気等が混入されていた場合にはそれがヒーター線に
付着したり、またヒーター線の表面が流体中の前記薬剤
の蒸気等に直接的に長時間接触することによつて変化し
て放熱状態が経年変化し、流体とヒーター線との熱的関
係が変わってしまい誤差が徐々に大きくなる恐れが多分
にあるという恐れがあつた。
うな従来の流体速度検出装置にあつては、ヒーター線が
直接流体に接触する構成であるので、流体に塵挨、薬剤
の蒸気等が混入されていた場合にはそれがヒーター線に
付着したり、またヒーター線の表面が流体中の前記薬剤
の蒸気等に直接的に長時間接触することによつて変化し
て放熱状態が経年変化し、流体とヒーター線との熱的関
係が変わってしまい誤差が徐々に大きくなる恐れが多分
にあるという恐れがあつた。
【0004】また、ヒーター線の抵抗値変化を大きくと
るために、非常に細いヒーター線を用いるので塵挨が大
きく、かつそれが高速で移動するものであつた場合に
は、ヒーター線に非常に大きな外力が作用し、塑性変形
する恐れがあつたので、風上側にフィルタを設ける必要
があつた。
るために、非常に細いヒーター線を用いるので塵挨が大
きく、かつそれが高速で移動するものであつた場合に
は、ヒーター線に非常に大きな外力が作用し、塑性変形
する恐れがあつたので、風上側にフィルタを設ける必要
があつた。
【0005】さらに、流体の速度に比例した外力がその
細いヒーター線に当り、ヒーター線が流量抵抗として流
体に常時作用する構成であるので、速度の大きな流体を
測定対象とした場合には、ヒーター線が伸びてしまい測
定誤差が大きくなり、またヒーター線の弾性限界を越え
るような外力が作用した場合にはヒーター線は測定初期
の抵抗値のものと違ってしまう恐れがあつた。
細いヒーター線に当り、ヒーター線が流量抵抗として流
体に常時作用する構成であるので、速度の大きな流体を
測定対象とした場合には、ヒーター線が伸びてしまい測
定誤差が大きくなり、またヒーター線の弾性限界を越え
るような外力が作用した場合にはヒーター線は測定初期
の抵抗値のものと違ってしまう恐れがあつた。
【0006】この発明は、上記のような技術領域と全く
異なる小生の研究領域、すなわち音響技術の原理を適応
させることによつて上記のような問題点を解消させたも
ので、例えば音響部品として一般によく知られているス
ピーカとマイクロホンとを用いることによつて維持管理
が容易で、従来になく安く、かつ精度のよい流体速度検
出装置を提供することを目的とする。
異なる小生の研究領域、すなわち音響技術の原理を適応
させることによつて上記のような問題点を解消させたも
ので、例えば音響部品として一般によく知られているス
ピーカとマイクロホンとを用いることによつて維持管理
が容易で、従来になく安く、かつ精度のよい流体速度検
出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、流体の流通
路の上側に設けられ、かつその流通路に接する壁面に孔
が穿設された包囲体と、該包囲体の内部空間の圧力を所
定の周波数で変動せしめるための音圧発生手段と、前記
包囲体の内部空間に発生する圧力変化に基づいて前記流
体の速度を算出する流速検出手段とを備え、前記流体の
速度を算出する構成とする。
路の上側に設けられ、かつその流通路に接する壁面に孔
が穿設された包囲体と、該包囲体の内部空間の圧力を所
定の周波数で変動せしめるための音圧発生手段と、前記
包囲体の内部空間に発生する圧力変化に基づいて前記流
体の速度を算出する流速検出手段とを備え、前記流体の
速度を算出する構成とする。
【0008】
【作用】この発明による流体速度装置は、包囲体の実空
間容積、孔の寸法等によって決まるヘルムホルツ共振周
波数で該包囲体の中の気体の圧力を変動させ、かつその
包囲体の孔を介して測定流体と作用させ、そのときの包
囲体内の圧力変動を検出することによつて流体の速度を
簡単に測定する。
間容積、孔の寸法等によって決まるヘルムホルツ共振周
波数で該包囲体の中の気体の圧力を変動させ、かつその
包囲体の孔を介して測定流体と作用させ、そのときの包
囲体内の圧力変動を検出することによつて流体の速度を
簡単に測定する。
【0009】
【実施例】図1に基づいて、この発明の基本原理の理論
の概要を説明する。図1において、1は肉厚hのパイプ
で、その中を一端Aから他端Bに向けて測定対象である
気体(流体)が流速Vfで流通している。2は前記パイ
プ1の壁面に穿設された直径2rの小径の孔、3は前記
パイプ1の壁面に穿設された孔2に対して所定の間隔で
対向配置されたスピーカ等の音圧発生手段で、所定の周
波数で駆動される。4は前記音圧発生手段3から発生さ
れた音波(ここでは音圧と同義である)が疎密波とな
り、孔2を通過した後に円弧状に拡散形成される音波の
回折波動である。
の概要を説明する。図1において、1は肉厚hのパイプ
で、その中を一端Aから他端Bに向けて測定対象である
気体(流体)が流速Vfで流通している。2は前記パイ
プ1の壁面に穿設された直径2rの小径の孔、3は前記
パイプ1の壁面に穿設された孔2に対して所定の間隔で
対向配置されたスピーカ等の音圧発生手段で、所定の周
波数で駆動される。4は前記音圧発生手段3から発生さ
れた音波(ここでは音圧と同義である)が疎密波とな
り、孔2を通過した後に円弧状に拡散形成される音波の
回折波動である。
【0010】次に、上記基本構成に基づき流速Vfが求
められる原理を図2乃至図4に基づいて説明する。ま
ず、図2に示されるようにパイプ1の壁面に穿設された
孔2の部分には斜線で示されるように直径2r、厚さ
(肉厚)hの空気(密度ρ)の円柱が形成され、それに
よつて音響学上における直径2r、長さhの音響管5が
形成されているものと考えられる。この音響管5に対し
て、下方から音圧発生手段3が対面するように配置され
(図1参照)、前記音圧発生手段3は所定周波数で正弦
波駆動される。
められる原理を図2乃至図4に基づいて説明する。ま
ず、図2に示されるようにパイプ1の壁面に穿設された
孔2の部分には斜線で示されるように直径2r、厚さ
(肉厚)hの空気(密度ρ)の円柱が形成され、それに
よつて音響学上における直径2r、長さhの音響管5が
形成されているものと考えられる。この音響管5に対し
て、下方から音圧発生手段3が対面するように配置され
(図1参照)、前記音圧発生手段3は所定周波数で正弦
波駆動される。
【0011】ここで、前記音圧発生手段3が所定周波数
で正弦波駆動されると前記音響管5の上側開口端では、
図3に示すように半径r、厚さ(πr)/2の空気(密
度ρ)の円柱状空気部(質量:m)6が、前記音圧発生
手段3と音響管5内の空気バネ(図6における空気バネ
1c)とにより速度Vv(t)(変位:X(t))で上下に単
振動させられるものと考えられる。このときの円柱状空
気部6の質量m(以下、付加質量という)は次式により
表わされる。
で正弦波駆動されると前記音響管5の上側開口端では、
図3に示すように半径r、厚さ(πr)/2の空気(密
度ρ)の円柱状空気部(質量:m)6が、前記音圧発生
手段3と音響管5内の空気バネ(図6における空気バネ
1c)とにより速度Vv(t)(変位:X(t))で上下に単
振動させられるものと考えられる。このときの円柱状空
気部6の質量m(以下、付加質量という)は次式により
表わされる。
【0012】
【数1】
【0013】ただし、(π・r)/2は理論的に計算で
きものである。また、この振動系の運動エネルギーは、
(1/2)m・vv 2である。
きものである。また、この振動系の運動エネルギーは、
(1/2)m・vv 2である。
【0014】ここで、図1の如くパイプ1内をA方向か
らB方向に向けて気体が流速Vfで流れ、かつ前記音響
管5の上端面にも前記気体が速度Vfで流れているもの
と仮定すると、図3に斜線で示した付加質量mの部分の
円柱状空気部6はA方向から流れる気体によつて外力を
受け、図4に斜線C及びDで示すように速度Vfに比例
した量(図4においてLで示される)だけ下流(B方
向)に流される。その結果、図4に実線で示す部分の円
柱状空気部6が音響管5の上端面に沿って、破線で示す
円柱状空気部6’まで風下B方向にLだけずれ、円柱状
空気部6の付加質量mの部分に蓄えられたエネルギーも
空気の流れによつて風下、即ちB方向に持ち去られる。
つまり、エネルギーの散逸が発生するのである。そこ
で、時間tの間にずれ量(変位量)Lが発生してその付
加質量mの部分の平面断面積をAとすると
らB方向に向けて気体が流速Vfで流れ、かつ前記音響
管5の上端面にも前記気体が速度Vfで流れているもの
と仮定すると、図3に斜線で示した付加質量mの部分の
円柱状空気部6はA方向から流れる気体によつて外力を
受け、図4に斜線C及びDで示すように速度Vfに比例
した量(図4においてLで示される)だけ下流(B方
向)に流される。その結果、図4に実線で示す部分の円
柱状空気部6が音響管5の上端面に沿って、破線で示す
円柱状空気部6’まで風下B方向にLだけずれ、円柱状
空気部6の付加質量mの部分に蓄えられたエネルギーも
空気の流れによつて風下、即ちB方向に持ち去られる。
つまり、エネルギーの散逸が発生するのである。そこ
で、時間tの間にずれ量(変位量)Lが発生してその付
加質量mの部分の平面断面積をAとすると
【0015】
【数2】 となる。ただし、Kは定数である。時間tの間に散逸し
たエネルギー量D・tは、
たエネルギー量D・tは、
【0016】
【数3】
【0017】単位時間当りに散逸するエネルギー量D
は、
は、
【0018】
【数4】
【0019】ただし、d=(mKVf)/(πr2)であ
る。数1を数4に代入すると
る。数1を数4に代入すると
【0020】
【数5】
【0021】このとき、流体の速度Vfは
【0022】
【数6】
【0023】となる。すなわち、音響管5のダンパ係数
dが分かれば、流速Vfが分かる。
dが分かれば、流速Vfが分かる。
【0024】次に、各具体的構成を示し、それらのダン
パ係数dの求め方及び流速Vfの求め方について図5及
び図6を参照しながら説明する。 まず図5に基づいて
説明する。なお同図において図1と同一構成またはそれ
と均等のものには同一符号を付してその説明は省略す
る。
パ係数dの求め方及び流速Vfの求め方について図5及
び図6を参照しながら説明する。 まず図5に基づいて
説明する。なお同図において図1と同一構成またはそれ
と均等のものには同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0025】図中、7はパイプ1壁面に穿設された孔2
を外側から気密状に覆う密閉用ハウジング(包囲体)
で、そのハウジング7の壁面には該壁面の一部を形成す
るように薄型スピーカ等の音圧発生手段10が取り付け
られ、その音圧発生手段10は、前記ハウジング7の容
積V0、孔2の直径2rの寸法等によつて決まるヘルム
ホルツ共振周波数に出力周波数が設定された駆動回路1
1によつて正弦波駆動され、前記ハウジング7内の内圧
を前記ヘルムホルツ共振周波数で変化せしめる。
を外側から気密状に覆う密閉用ハウジング(包囲体)
で、そのハウジング7の壁面には該壁面の一部を形成す
るように薄型スピーカ等の音圧発生手段10が取り付け
られ、その音圧発生手段10は、前記ハウジング7の容
積V0、孔2の直径2rの寸法等によつて決まるヘルム
ホルツ共振周波数に出力周波数が設定された駆動回路1
1によつて正弦波駆動され、前記ハウジング7内の内圧
を前記ヘルムホルツ共振周波数で変化せしめる。
【0026】なお、図5においてはパイプ1の壁面に孔
2を穿設したが、ハウジング7の壁面の一部分で前記パ
イプ1の壁面の一部を形成せしめ、かつその壁面に孔2
を穿接し、壁面を共用する構成にしても良く、またその
孔2の形状は円形のみならず、長方形、正方形等の方形
であつてもよく、またその寸法形状はその時々の設計仕
様で決められることは言うまでもないことである。8は
コンデンサーマイクロホン(音圧検出手段)で、ハウジ
ング7内に取り付けられ、該ハウジング内の圧力(音
圧)変動を検出する。9は増幅回路等からなる係数回路
で、前記マイクロホン8からの検出出力を所定の増幅率
で増幅して前記パイプ1内の気体の流速V fを検出して
出力する。
2を穿設したが、ハウジング7の壁面の一部分で前記パ
イプ1の壁面の一部を形成せしめ、かつその壁面に孔2
を穿接し、壁面を共用する構成にしても良く、またその
孔2の形状は円形のみならず、長方形、正方形等の方形
であつてもよく、またその寸法形状はその時々の設計仕
様で決められることは言うまでもないことである。8は
コンデンサーマイクロホン(音圧検出手段)で、ハウジ
ング7内に取り付けられ、該ハウジング内の圧力(音
圧)変動を検出する。9は増幅回路等からなる係数回路
で、前記マイクロホン8からの検出出力を所定の増幅率
で増幅して前記パイプ1内の気体の流速V fを検出して
出力する。
【0027】次に、上記図5に示す構成に基づいて前記
音響管5のダンパ係数dの算出論理を図6を参照しなが
ら説明する。
音響管5のダンパ係数dの算出論理を図6を参照しなが
ら説明する。
【0028】まず図5及び図6において、P0は大気
圧、△P(t)は音圧発生手段10の駆動によつて発生す
るハウジング7内の圧力(音圧)変化量、X(t)はパイ
プ1の孔2の部分に発生する付加質量mを形成する円柱
状空気部6の上下方向の変位量、U(t)は音圧発生手段
10の受圧面(例えばスピーカのコーン紙に相当する)
の変位量、rはパイプ1の孔2の半径(付加質量mを形
成する円柱状空気部6の半径でもある)、V0はハウジ
ング7内の実空間容積、Sは音圧発生手段10の受圧面
の面積、γは気体の比熱比(空気の場合は1.4)、Vf
は測定対象の気体の流速、Aは付加質量mを形成する円
柱状空気部6の断面積(孔2の開口面積)、mは円柱状
空気部6の質量(付加質量)、dは音響管5に発生する
ダンパ係数として設定すると図5に示す構成のものは図
6に示す振動系の物理モデルと等価と考えることが出来
る。
圧、△P(t)は音圧発生手段10の駆動によつて発生す
るハウジング7内の圧力(音圧)変化量、X(t)はパイ
プ1の孔2の部分に発生する付加質量mを形成する円柱
状空気部6の上下方向の変位量、U(t)は音圧発生手段
10の受圧面(例えばスピーカのコーン紙に相当する)
の変位量、rはパイプ1の孔2の半径(付加質量mを形
成する円柱状空気部6の半径でもある)、V0はハウジ
ング7内の実空間容積、Sは音圧発生手段10の受圧面
の面積、γは気体の比熱比(空気の場合は1.4)、Vf
は測定対象の気体の流速、Aは付加質量mを形成する円
柱状空気部6の断面積(孔2の開口面積)、mは円柱状
空気部6の質量(付加質量)、dは音響管5に発生する
ダンパ係数として設定すると図5に示す構成のものは図
6に示す振動系の物理モデルと等価と考えることが出来
る。
【0029】すなわち、前記物理モデルにおける円柱状
空気部6の部分は、円柱状空気部6自身の付加質量m、
ハウジング7内に発生する空気バネ(またはハウジング
7内に発生し、それが音響管5を介して円柱状空気部6
に伝わるので、音響管5に発生するとも言える)1c、
音響管5に発生するダンパ1bなどの制御要素から構成
されている。そこで図6において、次の数7及び数8が
成立する。
空気部6の部分は、円柱状空気部6自身の付加質量m、
ハウジング7内に発生する空気バネ(またはハウジング
7内に発生し、それが音響管5を介して円柱状空気部6
に伝わるので、音響管5に発生するとも言える)1c、
音響管5に発生するダンパ1bなどの制御要素から構成
されている。そこで図6において、次の数7及び数8が
成立する。
【0030】
【数7】
【0031】
【数8】
【0032】上記数7及び数8をラプラス変換して整理
する。ここで、パイプ1内の気体の流速Vfとダンパ係
数dとが比例関係にあることが前提条件にあるため、音
圧発生手段10の駆動周波数が上記の如くヘルムホルツ
共振周波数に設定されると、その共振角周波数ωrは
する。ここで、パイプ1内の気体の流速Vfとダンパ係
数dとが比例関係にあることが前提条件にあるため、音
圧発生手段10の駆動周波数が上記の如くヘルムホルツ
共振周波数に設定されると、その共振角周波数ωrは
【0033】
【数9】
【0034】により
【数10】
【0035】と設定できる。すなわち
【0036】
【数11】
【0037】が成立する。つぎに、上記数11より△P
(s)からU(s)までの伝達関数は
(s)からU(s)までの伝達関数は
【0038】
【数12】
【0039】上記数12において、音圧発生手段10の
駆動周波数(または駆動角周波数)をヘルムホルツ共振
周波数(またはヘルムホルツ共振角周波数)とし、かつ
駆動電圧をピーク値が一定な正弦波と設定しているの
で、U(iω)=定数値、△P(iω)=マイクロホン8の
出力電圧値と設定できる。
駆動周波数(または駆動角周波数)をヘルムホルツ共振
周波数(またはヘルムホルツ共振角周波数)とし、かつ
駆動電圧をピーク値が一定な正弦波と設定しているの
で、U(iω)=定数値、△P(iω)=マイクロホン8の
出力電圧値と設定できる。
【0040】それゆえに、上記数12からダンパ係数d
を算術計算により求め、その結果を数6に代入すること
により測定対象の流体の流速Vfは求められる。
を算術計算により求め、その結果を数6に代入すること
により測定対象の流体の流速Vfは求められる。
【0041】次に図7に示す装置に基づいて実施例を説
明する。図7において、図5に示したものと同一構成の
もの、またはそれと均等なものには同一符号を付してそ
の説明を省略する。
明する。図7において、図5に示したものと同一構成の
もの、またはそれと均等なものには同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0042】すなわち同図は、パイプ1は左右水平方向
に延設され、そのパイプ1の頂部には孔2が穿設され、
かつその孔2を上方から覆うようにハウジング7が設置
されている状態が示されており、その詳細及び検出回路
は次のようである。13はハウジング7を左右同一容積
に仕切るための仕切り板で、その仕切り板13の中央部
分は、その仕切り板13によつて形成される第1及び第
2ハウジング7a、7bを交互に加圧するための薄型ス
ピーカ等の音圧発生手段10で形成されている。また前
記仕切り板13によつて仕切られた第1ハウジング7a
は、孔2を介して前記パイプ1の内部空間と連通し、ま
た第2ハウジング7bは完全に密閉され、第1及び第2
ハウジング7a及び7bのそれぞれには、同一特性のマ
イクロホン8、14が配設され、マイクロホン8からの
出力信号は加算回路21に、またマイクロホン14から
の出力信号は第1絶対値回路20及び加算回路21にそ
れぞれ接続されている。
に延設され、そのパイプ1の頂部には孔2が穿設され、
かつその孔2を上方から覆うようにハウジング7が設置
されている状態が示されており、その詳細及び検出回路
は次のようである。13はハウジング7を左右同一容積
に仕切るための仕切り板で、その仕切り板13の中央部
分は、その仕切り板13によつて形成される第1及び第
2ハウジング7a、7bを交互に加圧するための薄型ス
ピーカ等の音圧発生手段10で形成されている。また前
記仕切り板13によつて仕切られた第1ハウジング7a
は、孔2を介して前記パイプ1の内部空間と連通し、ま
た第2ハウジング7bは完全に密閉され、第1及び第2
ハウジング7a及び7bのそれぞれには、同一特性のマ
イクロホン8、14が配設され、マイクロホン8からの
出力信号は加算回路21に、またマイクロホン14から
の出力信号は第1絶対値回路20及び加算回路21にそ
れぞれ接続されている。
【0043】なお、音圧発生手段10は上記で説明した
ヘルムホルツ共振周波数に設定された正弦波を出力する
駆動回路11によつて駆動される。
ヘルムホルツ共振周波数に設定された正弦波を出力する
駆動回路11によつて駆動される。
【0044】次に図7に示した構成のものによつてダン
パ係数dが求められ、かつ流速Vfが求められる論理を
説明する。すなわち、△P1(t)は音圧発生手段10の駆
動によつて発生した第1ハウジング7a内の内圧変化
量、△P2(t)は音圧発生手段10の駆動によつて発生し
た第2ハウジング7b内の内圧変化量、X(t)はパイプ
1の孔2の部分に発生する円柱状空気部6の上下方向の
変位量、U(t)は音圧発生手段10の受圧面の左右方向
の変位量、rはパイプ1の孔2の半径、V0は第1及び
第2ハウジング7a及び7bの実空間容積、Sは音圧発
生手段10の受圧面の面積、γは気体の比熱比(空気の
場合は1.4)、Vfはパイプ1内を流通する気体の流速、
Aは円柱状空気部6の断面積、mは前記円柱状空気部6
の質量、dは音響管5に発生するダンパ係数、C0は音
速として設定すると
パ係数dが求められ、かつ流速Vfが求められる論理を
説明する。すなわち、△P1(t)は音圧発生手段10の駆
動によつて発生した第1ハウジング7a内の内圧変化
量、△P2(t)は音圧発生手段10の駆動によつて発生し
た第2ハウジング7b内の内圧変化量、X(t)はパイプ
1の孔2の部分に発生する円柱状空気部6の上下方向の
変位量、U(t)は音圧発生手段10の受圧面の左右方向
の変位量、rはパイプ1の孔2の半径、V0は第1及び
第2ハウジング7a及び7bの実空間容積、Sは音圧発
生手段10の受圧面の面積、γは気体の比熱比(空気の
場合は1.4)、Vfはパイプ1内を流通する気体の流速、
Aは円柱状空気部6の断面積、mは前記円柱状空気部6
の質量、dは音響管5に発生するダンパ係数、C0は音
速として設定すると
【0045】
【数13】
【0046】
【数14】
【0047】ここで、△P2(s)の振幅の絶対値と△P
1(s)+△P2(s)の振幅の絶対値との比をとると
1(s)+△P2(s)の振幅の絶対値との比をとると
【0048】
【数15】
【0049】上記数15中において、|△P2(s)|はマ
イクロホン14の出力の絶対値、すなわち第1絶対値回
路20の出力であり、また|△P1(s)+△P2(s)|はマ
イクロホン8及び14のそれぞれの出力を加算回路21
で加算したものの絶対値、すなわちマイクロホン8及び
14のそれぞれの加算回路22からの加算出力を第2絶
対値回路22で絶対値をとったものであり、かつV0、
A、π、γ、K、C0のそれぞれは定数で、前記係数回
路24の係数として設定されるものであるので、Vfを
求めることが出来る。
イクロホン14の出力の絶対値、すなわち第1絶対値回
路20の出力であり、また|△P1(s)+△P2(s)|はマ
イクロホン8及び14のそれぞれの出力を加算回路21
で加算したものの絶対値、すなわちマイクロホン8及び
14のそれぞれの加算回路22からの加算出力を第2絶
対値回路22で絶対値をとったものであり、かつV0、
A、π、γ、K、C0のそれぞれは定数で、前記係数回
路24の係数として設定されるものであるので、Vfを
求めることが出来る。
【0050】すなわち、双方のマイクロホン8、14出
力を、それぞれの出力側に接続された加算回路21を介
して第2絶対値回路22に供給し、その絶対値出力で、
マイクロホン14の出力が接続された第1絶対値回路2
0の出力を、次段の割算回路23において除算し、その
除算結果に対して、係数回路24で係数を掛けて流速V
fを算出する。なお、前記係数回路24の係数は、数1
5における定数V0、A、π、γ、K、C0の大きさによ
りその状況に合わせて設定される。
力を、それぞれの出力側に接続された加算回路21を介
して第2絶対値回路22に供給し、その絶対値出力で、
マイクロホン14の出力が接続された第1絶対値回路2
0の出力を、次段の割算回路23において除算し、その
除算結果に対して、係数回路24で係数を掛けて流速V
fを算出する。なお、前記係数回路24の係数は、数1
5における定数V0、A、π、γ、K、C0の大きさによ
りその状況に合わせて設定される。
【0051】また、上記図7で説明した構成のものの要
部詳細については図8に示されているように、第1ハウ
ジング7aの内底面は鞍状に形成され、その頂部に孔2
が穿設されているが、図9に示されているように、内底
面を孔2に向けて傾くテーパ面26で形成せしめ、第1
ハウジング7a内に水滴等が発生した場合などには、そ
の水滴はテーパ面26を落下して孔2方向に集められ、
その孔2を介してパイプ1内に水滴等を排出し易くする
構成にしてもよい。
部詳細については図8に示されているように、第1ハウ
ジング7aの内底面は鞍状に形成され、その頂部に孔2
が穿設されているが、図9に示されているように、内底
面を孔2に向けて傾くテーパ面26で形成せしめ、第1
ハウジング7a内に水滴等が発生した場合などには、そ
の水滴はテーパ面26を落下して孔2方向に集められ、
その孔2を介してパイプ1内に水滴等を排出し易くする
構成にしてもよい。
【0052】次に図10にパイプ1に穿設される孔の位
置及びその形状について示し、その説明をする。図10
において、孔25はハウジング7がパイプ1に取り付け
られる取付部に近接して設けられている。換言すると、
図11に示すようにハウジング7の底壁を形成する部分
の内のパイプ1の一番低い位置に設けることによつて、
ハウジング7内で発生した水滴等はその孔25に向けて
矢印方向に落下することになる。
置及びその形状について示し、その説明をする。図10
において、孔25はハウジング7がパイプ1に取り付け
られる取付部に近接して設けられている。換言すると、
図11に示すようにハウジング7の底壁を形成する部分
の内のパイプ1の一番低い位置に設けることによつて、
ハウジング7内で発生した水滴等はその孔25に向けて
矢印方向に落下することになる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、流体
の流通路の上側に設けられ、かつその流通路に接する壁
面に孔が穿設された包囲体と、該包囲体の内部空間の圧
力を所定の周波数で変動せしめるための音圧発生手段
と、前記包囲体の内部空間に発生する圧力変化に基づい
て前記流体の速度を算出する流速検出手段とを備えてな
ることを特徴とする流体速度検出装置であるので、測定
装置が安価になると共に、水滴がハウジング内に入るこ
とが防止できるので保守管理が簡単になるという極めて
大きな効果が発揮される。
の流通路の上側に設けられ、かつその流通路に接する壁
面に孔が穿設された包囲体と、該包囲体の内部空間の圧
力を所定の周波数で変動せしめるための音圧発生手段
と、前記包囲体の内部空間に発生する圧力変化に基づい
て前記流体の速度を算出する流速検出手段とを備えてな
ることを特徴とする流体速度検出装置であるので、測定
装置が安価になると共に、水滴がハウジング内に入るこ
とが防止できるので保守管理が簡単になるという極めて
大きな効果が発揮される。
【0054】また小規模な製造設備で作成することが出
来るので、設備投資が少なくて済むという極めて大きな
産業上の効果が発揮される。
来るので、設備投資が少なくて済むという極めて大きな
産業上の効果が発揮される。
【図1】本発明の原理を説明するための構成説明図であ
る。
る。
【図2】図1を説明するための作用説明図である。
【図3】図1を説明するための作用説明図である。
【図4】図1を説明するための作用説明図である。
【図5】本発明の原理を説明するために示した図1の構
成説明図を具体化した構成説明図である。
成説明図を具体化した構成説明図である。
【図6】図5に示した構成説明図のモデルと等価な振動
系の物理モデルである。
系の物理モデルである。
【図7】本発明の実施例を説明するための図である。
【図8】図7に示した実施例の要部拡大図である。
【図9】図7に示した部分の他の実施例の説明図であ
る。
る。
【図10】本発明の他の実施例を説明するための図であ
る。
る。
【図11】図10の要部断面説明図である。
1 パイプ 2、25 孔 3、10 スピーカ(音圧発生手段) 7 ハウジング 8、14 マイクロホン(音圧検出手段) 9、24 係数回路 11 駆動回路 13 仕切り板 20、22 絶対値回路 21 加算回路 23 除算回路 17 ハウジング 26 テーパ面
【数16】
【数17】
【数18】
【数19】
【数20】
【数21】
【数22】
【数23】
Claims (1)
- 【請求項1】 流体の流通路の上側に設けられ、かつそ
の流通路に接する壁面に孔が穿設された包囲体と、該包
囲体の内部空間の圧力を所定の周波数で変動せしめるた
めの音圧発生手段と、前記包囲体の内部空間に発生する
圧力変化に基づいて前記流体の速度を算出する流速検出
手段とを備えてなることを特徴とする流体速度検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25723791A JPH0572220A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 流体速度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25723791A JPH0572220A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 流体速度検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0572220A true JPH0572220A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17303594
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25723791A Pending JPH0572220A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 流体速度検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0572220A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5807367A (en) * | 1996-11-27 | 1998-09-15 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent article having lateral barriers |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP25723791A patent/JPH0572220A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5807367A (en) * | 1996-11-27 | 1998-09-15 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Absorbent article having lateral barriers |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010529 |