JPH0572422U - ヒータ断線検出装置 - Google Patents

ヒータ断線検出装置

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JPH0572422U
JPH0572422U JP1119792U JP1119792U JPH0572422U JP H0572422 U JPH0572422 U JP H0572422U JP 1119792 U JP1119792 U JP 1119792U JP 1119792 U JP1119792 U JP 1119792U JP H0572422 U JPH0572422 U JP H0572422U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無接点リレーを使用するものであっても、ヒー
タの断線検出が可能になり、ヒータの保守点検が容易に
できるヒータ断線検出装置を得ることにある。 【構成】射出成形機のヒータH2に電力を供給する回路
に、無接点リレーSSRを直列に接続し、SSRをオン
オフ制御することによりヒータH2を所定温度にするヒ
ータ制御回路と、ヒータ制御回路に流れる電流を検出す
る電流検出器CTと、CTで検出された検出電流に基づ
きヒータH2の断線を検出したとき所定時間断線検出信
号を出力する断線検出噐Dと、SSRに並列に接続さ
れ、ヒータH2の断線を検出する際にSSRが強制的に
短絡される第1の接触器接点M1と、断線検出噐Dに直
列に接続され、SSRが短絡されたとき断線検出噐Dの
電気回路を閉路し、断線検出信号を出力する第2の接触
器接点M2とを具備している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばノズル部またはバレル部と組み合わされるヒータを、所定温 度に制御するため、半導体素子からなる無接点リレー(ソリッドステートリレー )をオンオフ制御するヒータ制御回路を備えた射出成形機のヒータ断線検出装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形機のバレル部には、円滑な樹脂の流出を行うため、ヒータが設 けられているが、このヒータの断線を検出装置として、図3に示すように構成さ れたものがある。これは、実開平2ー38611号公報と類似したものであり、 ヒータ電源E2、ノーヒューズブレーカNFB、電磁接触器MC、ヒータH1、 電流検出器CT1、断線検出器D1、表示ランプL1から構成されている。
【0003】 このような構成ものにおいて、電磁接触器MCは例えば20秒周期でオンオフ され、これによりヒータH1にはヒータ電源E2からの電力が供給され、ヒータ H1が加熱される。ヒータH1が断線せず正常状態では、断線検出器D1から検 出信号が出力されないので、表示ランプL1は点灯しない。
【0004】 ところが、ヒータH1が断線すると、断線検出器D1から検出信号が出力され るので、表示ランプL1は点灯することから、ヒータH1の断線状態を検出する ことができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図3の例では、電磁接触器MCは前述したように例えば20秒 周期でしかオンオフできないので、応答性が悪いことから、最近入力回路、駆動 回路およびフォトカプラからなる無接点リレーが使用されたものが、例えば特開 平2ー186581号公報で示すように公知となっている。
【0006】 この場合、無接点リレーの制御方式として、PID制御方式と%制御方式があ る。PID制御方式は、比例積分微分演算を利用する方式であり、この場合には オンオフ動作する制御周期は、例えば1秒と短いので、電磁接触器に比べて応答 性が遥かに高いというメリットがあるものの、この反面図3のような断線検出器 D1では、制御周期が短いことからヒータの断線検出は不可能である。
【0007】 また、%制御方式は、周波数分のパルス波形数、例えば60HZの場合には1 20のパルス波形数のうちの何%かをオンさせる制御方式であり、この場合はP ID制御方式よりオンオフ時間のばらつきを防ぐことができるというメリットを 有するが、この場合もヒータの断線を検出できないことがある。
【0008】 そこで、本考案は、無接点リレーを使用するものであっても、ヒータの断線検 出が可能になり、ヒータの保守点検が容易にでき、射出成形機の性能維持または 製品の品質維持が可能となるヒータ断線検出装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するため、射出成形機のヒータに電力を供給する回 路に、半導体素子からなる無接点リレーを直列に接続し、このリレーをオンオフ 制御することにより前記ヒータを所定温度にするヒータ制御回路と、 このヒータ制御回路に流れる電流を検出する電流検出器と、 この電流検出器で検出された検出電流に基づき前記ヒータの断線を検出したと き所定時間断線検出信号を出力する断線検出噐と、 前記リレーに並列に接続され、前記ヒータの断線を検出する際に前記リレーを 強制的に短絡する第1の接触器と、
【0010】 前記断線検出噐に直列に接続され、前記接触器により前記リレーが短絡された とき断線検出噐の電気回路を閉路し、断線検出信号を出力する第2の接触器とを 具備している。
【0011】
【作用】
本考案によれば、無接点リレーに並列に第1の接触器が接続され、断線検出噐 に直列に第2の接触器が接続されているので、第1,第2の動作によりヒータの 断線検出が可能になり、ヒータの保守点検が容易にでき、射出成形機の性能維持 または製品の品質維持が可能となる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照して説明する。図1は本考案の概 略構成を示すブロック図でる。ヒータ制御回路は、射出成形機のヒータH2に電 力を供給するヒータ電源E2とヒューズFを含む回路に、前述した無接点リレー SSRを直列に接続し、このリレーSSRを図示しない制御器によりオンオフ制 御し、これによりヒータH2を所定温度にする。
【0013】 電流検出器CTはヒータ制御回路に流れる電流を検出するものであり、断線検 出噐Dは電流検出器CTで検出された検出電流に基づき、ヒータH2の断線を検 出したとき断線検出信号が出力され、かつこの断線検出信号は、断線検出噐Dに 有する電源(図示せず)が遮断されない限り継続して出力される。
【0014】 電磁接触器接点(第1の接触器)M1は、リレーSSRに並列に接続され、図 2に示す制御回路に接続された電磁接触器コイルMの付勢により閉路され、消勢 により開路される。電磁接触器接点(第2の接触器)M2は、断線検出器Dの出 力回路に接続されている表示ランプL2、断線検出器電源E1に直列に接続され 、図2に示す制御回路に接続された電磁接触器コイルMの付勢により閉路され、 消勢により開路される。
【0015】 電磁接触器コイルMは、図2に示すように制御母線P,N間に、タイマ接点T Sを介して直列に接続されている。また、ツインタイマTは制御母線P,N間に 接続され、これは周期的例えば10〜15分(任意に設定可能)に1回付勢され 、かつその付勢継続時間が成形上および断線検出上支障がないように設定されて いる。
【0016】 このように構成されたヒータ断線検出装置において、ツインタイマTが付勢さ れないとき、すなわち、電磁接触器接点M1,M2が閉路されないときは、ヒー タH2にはヒータ電源E2からの電力がリレーSSRを介して供給されるので、 ヒータH2は通常通り加熱される。
【0017】 そして、ヒータH2が所定温度となったとき、制御母線P,Nに電圧が印加さ れると、ツインタイマTが付勢されてタイマ接点TSが閉路すると、電磁接触器 コイルMが付勢され、電磁接触器接点M1,M2が閉路する。これにより、リレ ーSSRが短絡され、ヒータH2が強制通電され、また断線検出器Dに電圧が印 加される。この場合、ヒータH2が断線していない状態にあっては、断線検出器 Dから断線検出信号が出力されず、表示ランプL2は点灯しない。
【0018】 ところが、この状態でヒータH2が何等かの理由により断線すると、断線検出 器Dから断線検出信号が出力されるので、表示ランプL2は点灯する。この場合 、断線検出信号は、断線検出器電源E1を遮断しない限り継続して出力されるの で、ヒータH2の断線を検知できる。これによりヒータの保守点検が容易にでき 、射出成形機の性能維持または製品の品質維持が可能となる。以上述べた効果は 、リレーSSRの制御方式が、前述したPID制御方式、%制御方式のいずれで あっても可能である。ヒータH2は、射出成形機のバレル部、ノズル部のいずれ に使用しても断線を検知が可能であるが、ノズル部は樹脂などが漏れてヒータに 被る機会が多く、しかもノズル部は他の部分に比べてもっともヒータの断線しや すい部分であるので、本実施例を特にノズル部に使用した場合有効である。
【0019】 本考案は、前述した実施例に限定されず、例えば以下のように変形して実施し てもよい。すなわち、実施例ではツインタイマTと電磁接触器Mを組み合わせた ものをあげたが、これに限らずヒータH2の断線を検出する際に、リレーSSR に並列に接続される接触器の操作だけでヒータH2に強制通電するようにしても よい。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、無接点リレーを使用するものであっても、ヒータの断線検出 が可能になり、ヒータの保守点検が容易にでき、射出成形機の性能維持または製 品の品質維持が可能となるヒータ断線検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるヒータ断線検出装置の概略構成を
示すブロック図。
【図2】図1の電磁接触器の制御回路を示す図。
【図3】従来のヒータ断線検出装置の概略構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
SSR…無接点リレー(ソリッドステーリレー)、H2
…ヒータ、E2…ヒータ電源、E1…断線検出器電源、
CT…電流検出器、D…断線検出器、L2…表示ラン
プ、M…電磁接触器、M1,M2…電磁接触器接点、F
…ヒューズ、T…ツインタイマ、TS…ツインタイマ接
点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 射出成形機のヒータに電力を供給する回
    路に、半導体素子からなる無接点リレーを直列に接続
    し、このリレーをオンオフ制御することにより前記ヒー
    タを所定温度にするヒータ制御回路と、 このヒータ制御回路に流れる電流を検出する電流検出器
    と、 この電流検出器で検出された検出電流に基づき前記ヒー
    タの断線を検出したとき所定時間断線検出信号を出力す
    る断線検出噐と、 前記リレーに並列に接続され、前記ヒータの断線を検出
    する際に前記リレーが強制的に短絡する第1の接触器
    と、 前記断線検出噐に直列に接続され、前記接触器により前
    記リレーが短絡されたとき前記断線検出噐の電気回路を
    閉路し、断線検出信号を出力する第2の接触器と、 を備えたヒータ断線検出装置。
JP1119792U 1992-03-05 1992-03-05 ヒータ断線検出装置 Expired - Lifetime JP2551913Y2 (ja)

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