JPH0572726A - 非静電性の長期粘着トナーおよび該トナーを用いた像形成方法 - Google Patents

非静電性の長期粘着トナーおよび該トナーを用いた像形成方法

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JPH0572726A
JPH0572726A JP4041739A JP4173992A JPH0572726A JP H0572726 A JPH0572726 A JP H0572726A JP 4041739 A JP4041739 A JP 4041739A JP 4173992 A JP4173992 A JP 4173992A JP H0572726 A JPH0572726 A JP H0572726A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階調化した像を像レセプターに低温度で逆転
写特性を改善して転写するための非静電性の長期粘着ト
ナーと、このトナーを用いた像形成方法を提供する。 【構成】 架橋化合物を、熱可塑性ターポリマー、固体
可塑剤、および顔料からなる有機非静電性長期粘着トナ
ーに混合し、このトナーを潜像に塗布し、続いて伝導熱
を用いて前記像を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、長期にわたり粘着性を
持つトナーに関し、特に、階調化した像を、低温度で、
逆転写を低減して、像レセプターに転写するための改良
された非−静電性長期粘着トナーに関するものである。
また、本発明は、これらトナーを逆転写を防止するため
に用いる方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性樹脂および可塑剤から調製され
た長期粘着材は、当業者には公知である。熱可塑性樹脂
と可塑剤との混合物を加熱すると、前記混合物は粘着性
を帯び、冷却した後でも、長い間、粘着性を維持する。
かかる特性は、遅延粘着または遅延硬化として知られて
おり、接着組成物の調製に有用であると見いだされてい
た。さらに、かかる特性は、加熱、階調化によって像ど
おりに露光されたマスターを得て、この階調化した像を
像レセプター上に原像のコピーを得るために転写する、
という盛上げ印刷(thermography)に有用
であるとも見いだされていた。前述の工程では、長期粘
着特性は、像どおりの粘着エレメントを覆う連続したフ
ィルムの形態で得られる。
【0003】長期粘着トナーおよび前述の転写プロセス
は、4色校正刷り(proof)を作製するために用い
ることができる。例えば、シアン、マゼンタ、黄色、お
よび黒からなる4色校正刷りを調製する場合、シアン・
トナーの像がレセプターに転写される。そして、マゼン
タ・トナーの像が、見当(register)内の二つ
の像とともに、同じレセプターに転写される。さらに、
黄色の像が転写され、最後に黒の像が転写され、その結
果、全ての4つの像が見当の内に存在する。しかし、次
ぎの色が転写される時に、レセプター上に転写されてい
るトナー像が粘着性を持ち続けていると、レセプター上
のその像は、次ぎの色の光重合体表面に逆転写し易くな
り、それによって、レセプターから前記光重合体へ一部
像の損失が生じることになる。逆転写問題およびそれに
より生じる像の損失は、印刷工業では、受け入れ難いも
のである。
【0004】1984年、7月24日にヘルド(Hel
d)に公布された米国特許第4, 461, 823号に
は、粘着像領域の多重転写が記述されており、この多重
転写では、長期粘着トナーを用い、トナーは、熱可塑性
樹脂(例えば、ポリスチレン)を、可塑剤またはメチル
メタクリラート(90)/メタクリル酸(10)共重合
体およびトリフェニルホスファート可塑剤と、混合する
ことによって、調製される。染料または着色顔料を前記
樹脂/可塑剤組成物に混合することができる。これらの
トナーにおける主な問題点の一つは、次ぎの色の転写時
に幾分かの逆転写を生じることなしに、階調化した像を
像レセプターに転写することが難しい点である。
【0005】1984年の9月4日にヘルド(Hel
d)に公布された米国特許第4, 469, 25号には、
電子回路を作製するための長期粘着トナーが記載されて
いる。有機重合体および可塑剤の例は、第1欄に記載さ
れており、ポリスチレンおよびN-シクロヘキシル-p−ト
ルエンサルフォンアミド、ポリ(メチルメタクリラー
ト)(90)/メタクリル酸(10)およびトリフェニ
ルホスファートを含んでいる。これらトナーを使用する
主な問題点の一つは、低温度で、充分量のトナーを像レ
セプターに転写することが難しい点にある。
【0006】1970年の4月14日にチトー(Tit
ow)に公布された米国特許第3,405, 469号に
は、インク転写工程および印刷定着工程を有する印刷方
法で使用するための微粒子インク・システムが記載され
ている。前記微粒子インクは、二つの成分を有する。す
なわち、主要な樹脂バインダーとしてエポキシ樹脂、お
よび低融点ポリアミドに分散される前記エポキシ樹脂用
の硬化剤、の二つである。前記インク転写工程では、微
粒子インクは基板に塗布される。前記印刷定着工程で
は、前記二つの成分が、前記ポリアミドを溶解し、それ
により前記硬化剤をエポキシ樹脂に接触させるのに、充
分な温度まで加熱することによって、溶融される。接触
すると、エポキシ樹脂は硬化し、その像は前記基板に定
着される。
【0007】1973年の3月27日にハーゲンバッハ
(Hagenbach)に公布された米国特許第3, 7
23, 114号には、本質的に、固体の、自由流動性
で、未架橋の熱硬化性樹脂(ジアリルフタレイトの重合
体、ジアリルイソフタレイトの重合体、またはこれら重
合体の混合物)を有する微粉砕着色樹脂からなる静電描
写方式(electrostatographic)の
現像パウダーが記載されている。前記熱硬化は、前記ア
リル基を架橋する。これらの静電描写トナーは、改良さ
れた蓄電特性を有する最終コピーを与える。
【0008】1986年の4月1日に岸(Kishi)
等に公布された米国特許第4, 579, 02号には、そ
の上にトナー像を支持している支持部材を定着ローラに
圧接することにより、該支持部材の上にトナー像を定着
する方法が、記載されており、ここでは、弾性率改善剤
がトナーの弾性率を向上させるために用いられる。これ
らの弾性率改善剤は、トナー材、多価アルコール、多価
アミド、および多価カルボン酸の弾性率を促進する薬剤
を含んでいる。
【0009】1989年の10月16日に出願の出願番
号第07/422, 361号の出願人および譲受人の同
時係属出願には、有機の、熱可塑性ターポリマ、固体可
塑剤および選択的には着色料からなる非静電性長期粘着
トナーが記載されており、ここでは、該トナーは、低温
度で、階調化した像を像レセプターに転写するのに適し
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のトナーが有する
問題点の一つは、階調化した像を像レセプターに逆転写
という問題なしに転写することが大変困難であることで
ある。というのは、レセプター上に転写した像は粘着性
を維持しているからである。したがって、多層転写を用
いた像形成、例えば、4色校正刷りを作成する場合、従
来のトナーを用いて、低温度で、行われる像形成は、劣
ったものであった。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、
(i) 酸基を有する有機熱可塑性重合体、(ii)
約30から90重量%の固体可塑剤、(iii) 以下
の(a)(b)から選択された架橋化合物、 (a) 次ぎの一般式のβ−ジケトン化合物、
【0012】
【化2】
【0013】ここで、Mは金属カチオン、RとR1 は、
同じでも、異なっていてもよく、炭素数1ないし18の
アルキル、炭素数1ないし18の置換アルキル、炭素数
6ないし30のアクリル、または、炭素数6ないし30
の置換アクリル、+nは、金属の価数、Jは、0ないし
+n−1、そして、X- は、OH、Cl、F、硫酸塩、
塩素酸塩、燐酸塩、アセタート、炭素数1ないし18の
アクリルカルボン酸塩、または炭素数6ないし30のア
クリルカルボン酸塩からなる群から選ばれたものであ
る、そして、 (b) M+n(R−)n 、M+n(CO2 R′−)n およ
びM+n(OR−)n 、からなる群から選ばれた少なくと
も一つの有機金属化合物であり、ここで、R、R′、お
よびR′′は、炭素数1ないし30の直鎖炭化水素、ま
たは炭素数10ないし30の直鎖または分枝の置換炭化
水素を有してなる群からそれぞれ選ばれたものであり、
Mは金属、nは少なくとも2で、前記金属の価数に等し
い数である、有機金属化合物と、を有してなる非静電性
長期粘着トナーに関するものである。
【0014】本発明の他の実施例によれば、トナー受着
領域と背景領域とを有する潜像を有するエレメントから
像を形成する方法が提供される。この方法は、以下の
(a)〜(e)から構成される。
【0015】(a) 前記エレメントの潜像に、前述の
タイプの長期粘着トナーを、非粘着の階調化した像を得
るために、塗布する工程、(b) 前記階調化した像
を、トナーに粘着性を与えてトナーを活性化するに充分
な温度まで、加熱する工程、(c) 前記粘着階調化エ
レメントを、トナーが未だ活性化している間に、像レセ
プターに密着させる工程、(d) 前記エレメントを前
記像レセプターから分離し、それにより、前記活性化し
た長期粘着トナーを前記レセプターに像どおりに転写す
る工程、および(e) 前記レセプター上に転写された
階調化した像を、その長期粘着トナーを架橋させるため
に、前記トナー活性化温度より高い90℃から400℃
までの温度に、加熱する工程。
【0016】以下、さらに詳しく本発明を説明する。
【0017】前記“長期粘着トナー”という用語は、通
常の室温では非−粘着性であるが、昇温過程において次
第に粘着性を帯び、たとえ、トナーの温度がトナーが粘
着性を帯び始めた温度以下の温度(室温を含む)になっ
ても、一定の間粘着性を保つトナーを、意味する。この
ようなトナーは、時には遅延粘着トナーとして言及され
ている。
【0018】前記“非静電性”という用語は、そのトナ
ー粒子に帯電ロッドが近接した時に、トナーが前記帯電
ロッドからひき剥されることも、吸着されることもない
ことを、意味する。
【0019】粘着性の潜像は、粘着性のトナー受着領域
と非粘着性の背景領域とを有している。この潜像は、感
光性層を有する支持体からなる複数のフィルムから形成
される。該フィルムは、それらの上に像どおりの粘着性
および非粘着性の像を、直接に、例えば、化学線照射に
よって、もしくは、溶液処理、熱処理、または他の手段
によって、形成することができる。好ましくは、前記粘
着性の像は、ポジティブな作用、またはネガティブな作
用の組成物からなる感光性の層中に形成される。好適な
ポジティブな作用の組成物は、光硬化性、例えば、光重
合性組成物[例えば、チューおよびコーエン(Chu
and Cohen)の米国特許第3,649, 268
号に記載されている]であり、好適なネガティブな作用
の組成物は、例えば、アベルおよびグロッサ(Abel
e andGrossa)の米国特許第4, 243, 7
41号、コーエンおよびファン(Cohen andF
an)の米国特許第4, 174, 216号、ドーバー
(Dueber)の米国特許第4, 162, 162号、
およびケンプ(Kempf)の米国特許第4, 859,
551号に記載されている。
【0020】ここで使用されている“光重合性”および
“光硬化性”という用語は、感光性の複数層の少なくと
も一つの層の分子量が、露光領域のレオロジー的および
熱的な挙動が変化するに充分なだけ化学線に露光される
ことによって、増加するという系を、意味する。
【0021】前記したように、従来のトナーが有する問
題点の一つは、階調化した像を像レセプターに逆転写と
いう問題なしに転写することが大変困難であることであ
る。というのは、レセプター上に転写した像は粘着性を
維持しているからである。したがって、多層転写を用い
た像形成、例えば、4色校正刷りを作成する場合、従来
のトナーを用いて、低温度で、行われる像形成は、劣っ
たものであった。
【0022】このような逆転写問題は、架橋化合物を、
有機の、熱可塑性ターポリマー、固体可塑剤、および顔
料からなる非−静電性長期粘着トナーに混合し、このト
ナーを潜像に塗布し、続いて伝導熱を用いて前記像を硬
化させることによって、改善できるということが、判明
した。
【0023】前記“熱硬化”という用語は、転写された
階調化した像に熱を加えて、そのターポリマー/可塑剤
混合物中に重合体酸基を有する架橋化合物の金属塩を充
分に架橋させることを言う。
【0024】本発明のトナーは、後述の実施例1に説明
したように、容易に調製できる。これらのトナーは、階
調化した像の像レセプターへの低温度での高品質な転写
を促進し、改善された逆転写特性を現す。マルチコピー
転写は、低温度で生じ得、それにより工程を簡単化し、
熱歪みを解消する。その結果、問題点が大幅に解消され
る。
【0025】本発明の非静電性の長期粘着トナーは、有
機の熱可塑性ターポリマー、固体可塑剤、およびβ−ジ
ケトンと有機金属化合物からなる群から選択される架橋
性化合物、とを有してなる。さらに、前記ターポリマー
/可塑剤混合物に着色料を添加してもよい。
【0026】前記有機熱可塑性ターポリマーは、ほぼ同
じ重量パーセントの、スチレン、アルファ−メチルスチ
レン、およびアクリル酸とメタクリル酸からなる群から
選択される酸、とから構成されるもので、溶液重合法の
ような従来技術を用いて調製することができる。好適な
酸は、アクリル酸である。
【0027】前記ターポリマーの平均分子量は、1, 0
00から100, 000、好ましくは、1, 500から
10, 000、最も好ましくは、2, 000から8, 0
00の範囲内にある。このターポリマーの配合量は、ポ
リマーと可塑剤の合計重量の10%から70%、さらに
好ましくは、20%から50%である。分子量20,0
0のメチルメタクリレート/アクリル酸(90/10)
共重合体のようなアクリレートを主成分とする他のポリ
マーも、同様に用いることができる。
【0028】固形可塑剤は、前記有機熱可塑性ターポリ
マーに添加される。本発明を実施するに好適な可塑剤
は、トリフェニルホスファート、ジフェニルフタレー
ト、ジシクロヘキシルフタレート、またはN-シクロヘキ
シル-p−トルエンスルフォンアミドを含む。この可塑剤
の配合量は、合計重量の約30%ないし約90%であ
る。しかし、好適な範囲は、約50%ないし約70%で
ある。
【0029】さらに、染料や顔料のような着色料を、前
記のターポリマー/可塑剤混合物に添加することができ
る。当業者に知られている多くの染料および顔料が使用
可能である。本発明を実施するに好適な着色料は、前記
ターポリマー−可塑剤混合物に混合可能なカーボンブラ
ックのような染料または顔料を含む。この着色料の配合
量は、合計トナー重量の0%ないし50%、より好まし
くは、0. 5%ないし20%である。
【0030】前記架橋性化合物は、β−ジケトン化合物
または有機金属化合物が可能である。
【0031】用いることのできるβ−ジケトン化合物
は、以下の一般式で示される。
【0032】
【化3】
【0033】式中、Mは、Al+3、Ca+2、Ni+2、C
+3、Mg+2のような金属カチオンであり、RおよびR
1 は、同一でも異なっていてもよく、炭素原子1ないし
18のアルキル、(炭素原子1ないし10のアルキル、
炭素原子1ないし10のアルコキシ、塩素、臭素、等の
ハロゲン、アミノ、および当業者に知られている他の置
換基)で置換された炭素原子1ないし18の置換アルキ
ル、炭素原子6ないし30のアリル、(炭素原子1ない
し10のアルキル、炭素原子1ないし10のアルコキ
シ、塩素、臭素等のハロゲン、アミノ、ヒドロキシル、
ニトロ、および当業者に知られている他の置換基)で置
換された炭素原子6ないし30の置換アリル、であり、
n金属の原子価であり、Jは0ないしn−1、そして、
- は、OH、Cl、F、硫酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、
燐酸塩、酢酸塩、炭素原子1ないし18のアルキルカル
ボキシラート、炭素原子6ないし30のアリルカルボキ
シラート、である。
【0034】β−ジケトンの好適な金属塩は、亜鉛アセ
チルアセトナート、チタンアセチルアセトナート、カル
シウムアセチルアセトナート、アルミニウムオクタデカ
ノイルアセトナート、アルミニウムベンゾイルアセトナ
ート、カルシウムオクタデカノイルアセトナート、カル
シウムベンゾイルアセトナート、ニッケルアセチルアセ
トナート、クロムアセチルアセトナート、アルミニウム
ジアセチルアセトナート水酸化物、カルシウムアセチル
アセトナート水酸化物、アルミニウムジアセチルアセト
ナート塩化物、アルミニウムオクタノイルアセトナー
ト、カルシウムオクタノイルアセトナート、アルミニウ
ムドデカノイルアセトナート、カルシウムドデカノイル
アセトナート、ニッケルベンゾイルアセトナート、クロ
ムベンゾイルセトナート、アルミニウムp−メトキシベ
ンゾイルアセトナート、アルミニウムトリフルオロアセ
トナート、アルミニウムヘキサフルオロアセチルアセト
ナート、マグネシウムアセチルアセトナート、等を含
む。
【0035】二価の塩が、トナー中のポリマー酸官能基
と架橋することにより、逆転写を防止し易くすること、
が明らかであると思われる。前記像にトナーを塗布した
後およびレセプターへの転写後に、架橋反応を促進する
ために、前記転写像を加熱する。
【0036】本発明を実施するのに用いることのできる
有機金属化合物は、下記式の化合物の少なくとも一つを
含む。
【0037】M+n(R−)n 、M+n(CO2 R′−)n
またはM+n(OR″−)n 式中、R、R′、R′′は、炭素原子1ないし30の直
鎖または分枝の炭化水素、もしくは(Cl、Br、I 、
F等のハロゲン、一つまたはそれ以上のヒドロキシル
基、ニトロシクロペンチル、シクロヘキシル、例えば、
フェニル、ナフチル等のアリル、からなる群から選択さ
れた一つの置換基)で置換された炭素原子1ないし30
の直鎖または分枝の炭化水素からなる群からそれぞれ選
択された一つであり、Mは、Bi、Ca、Ce、Co、
Fe、Mg、Mn、Mo、Ni、Pb、Ti、V、Z
n、Zr等であり、n、少なくとも2で、金属(M)の
原子価と同じである。トナー中に、一つまたはそれ以上
の有機金属カルボキシラートまたはアルコキシド・タイ
プの化合物を存在させてもよい。
【0038】有機金属化合物の例としては、ここでは、
前記式M+n(CO2 R′−)n のM+nに置換基(リガン
ド)がアタックしているが、プロピオナート、ブチラー
ト、ヘキソエート(hexoate)、オクトエート
(octoate)、ノノエート(nonoate)、
2−エチルヘキソエート(2−ethlhexoat
e)、ネオデカノエート(neodecanoat
e)、ナフテナート(naphthenate)、エト
キシド(ethoxide)、ブチル、イソプロピル、
等からなる群から選択され、亜鉛ナフテナート(zin
c naphthenate)、亜鉛2−エチルヘキソ
エート(zinc 2−ethylhexoate)、
亜鉛オクチエート(zinc octoate)、ジル
コニウムオクトエート(zirconium octo
ate)、ジルコニウム2−チルヘキソエート(zir
coniumu 2−ethylhexoate)、マ
ンガンオクトエート(manganese octoa
te)、バリウム2−エチルヘキソエート(bariu
m 2−ethylhexoate)、コバルトナフテ
ナート(cobalt naphthenate)、カ
ルシウムオクトエート、カルシウムナフテナート、カル
シウム2−エチルヘキソエート、カルシウムノノエー
ト、ニッケルオクトエート、ビスマスオクトエート、ビ
スマスネオデカノエート、ビスマス2−エチルヘキソエ
ート、鉛オクトエート、コバルトオクトエート、鉛ナフ
テナート、セリウムナフテナート、セリウム2−エチル
ヘキソエート、テトラブチルチタナート、テトラ−2−
エチルヘキシルチタナート、チタニウムテトラエトキシ
ド、テトライソプロピルチタナート、米国、オハイオ、
クリーブランドのムーニイ インコーポレイテッド(M
ooney,Inc.)により製造されたネオデカノ酸
(neodecanoic acid)のカルシウム、
セリウム、コバルト、鉛、マンガン、亜鉛およびジルコ
ニウムの各塩、およびこれら化合物の混合物を含む。
【0039】前記架橋性化合物の配合量は、トナーの全
重量を基準にして金属塩の約2ないし30%である。
【0040】トナー粒子寸法は、0. 2ないし30マイ
クロメータの範囲内に分散しており、トナー粒子の50
%は、米国特許第3, 620, 726号に記載されてい
るように、1マイクロメータ未満の粒子寸法である。
【0041】本発明のトナーは、支持体上の光重合性ま
たは光硬化性組成物からなる光重合性または光硬化性エ
レメントを階調化するために用いられる。前記光重合性
または光硬化性組成物とは、以下のように説明されるも
のである。すなわち、(1)光重合性モノマーが単独ま
たは共存可能なバインダーとともに配合されている組成
物、または(2)光重合性の基がポリマー主鎖に結合し
ており、光に対して活性になって、隣接ポリマー鎖上の
類似の基または他の反応の座と反応して架橋され得る組
成物、である。後者のタイプの光重合性系では、そのモ
ノマーまたはペンダント(pendant)光重合性基
が付加重合可能であり、例えば、ビニルモノマーでは、
その光重合された鎖長は、単一の光化学反応によって開
始された多くの類似な単位の付加分を含むことができ
る。類似の化合物の二量化が含まれる場合には、例え
ば、ベンゾフェノンまたはシンナモイル(cinnam
oyl)化合物では、感光性置換基の平均分子量は、一
度の光化学挙動により最高で二倍になり得るだけであ
る。光重合性分子が一つ以上の反応の座を有する場合
は、架橋網目構造が形成される。
【0042】単一モノマーまたはモノマー−ポリマー・
バインダー組成物のどちらか一方が用いられる場合に
は、感光性の層は、好ましくは、遊離ラジカルを発生す
る、付加重合開始剤を含む。可塑剤、および他の公知の
添加剤を、前記感光性の層に添加してもよい。
【0043】本発明を実施するに用いることができる、
遊離ラジカルにより開始され、鎖成長する、付加重合性
の層は、米国特許第3, 060, 023号、第3, 26
1,86号および第3, 380, 831号に記載されて
いる。これらの層は、ここに参照することにより併合さ
れるものである。前記モノマー−ポリマー・バインダー
系および好適な遊離ラジカルを発生する付加重合開始剤
に使用するポリマーは、米国特許第3, 060, 023
号に記載されており、これらポリマーは参照することに
よりここに併合されるものである。
【0044】本発明を実施するのに好適な光二量化物質
は、高分子量ポリオールのケイ皮酸エステル、カルコン
とベンゾフェノン型の基を含むポリマー、および196
5年に米国、ニューヨークのジョン ウィリー アンド
サンズ インコーポレイテッド(John Wile
y & Sons,Inc.)刊、ジャロミィア コー
サー(Jaromir Kosar)著の“感光性の系
(Light−Sensitive System
s)”の第4章に開示の他の物質を含む。一つ以上の隣
接重合鎖と架橋して網目構造を形成できる光重合性物質
は、米国特許第3,418, 295号および第3, 46
9, 982号に記載されている。
【0045】付加重合開始剤を発生し、化学線、例えば
紫外線および可視光線照射により活性化し得る好適な遊
離ラジカルは、米国特許第3, 060,023号および
前掲の他の特許に列挙されている。
【0046】前記感光性層に添加し得る可塑剤として
は、ジアルキルフタレート、ポリオキシエチレン(4)
モノラウリルエーテル、ポリエチレングリコール、トリ
エチレングリコールジアセテート、アルキルホスファー
ト、等が含まれる。
【0047】感光性層は、厚み0. 0003ないし0.
004インチ(0. 0076ないし0. 10mm)であ
り、その上に前記感光層を接着させる、ポリマーフィル
ム、プラスチック、金属もしくは紙のようなシート等の
支持体上に形成される。この感光性組成物は、当業者に
周知の条件で、前記支持体上にラミネートするか、塗布
するか、できる。米国特許第3, 060, 026号に記
載されているような公知の保護フィルムを、前記感光性
層の上に形成することができる。保護フィルム、例え
ば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、等
は、像にしたがった露光が行われている間は、置いてお
くことができるが、非静電性長期粘着トナーが粘着性の
描像表面に塗布される前に除去される。
【0048】前記光重合性層は、通常、ネガティブな透
明画もしくはポジティブな透明画工程を介して、化学線
に露出される。前記透明画は、実質的に不透明な領域と
実質的に透明な領域からなる像伝達透明画であり、前記
不透明領域は実質的に同一な光学密度領域である。
【0049】本発明の工程に用いられる感光性組成物
は、通常、その最大感受性を紫外領域に示す。したがっ
て、照射源は、このタイプの照射の効果的な量を、出射
しなければならず、その照射は、波長領域が320〜4
00nmで、青色に感受性のある光重合体には、波長領
域が400〜500nmであり、通常、ココモ(Kok
omo:登録商標)およびレキサン(Lexan:登録
商標)のような好適なフィルタを用いる。例えば、紫外
線放射を320〜400nmの範囲内に濾波するために
は、レキサンフィルタが用いられ、ココモフィルタが青
色放射を400〜500nmの範囲内に濾波するために
用いられる。好適な照射源としては、カーボンアーク、
水銀蒸気アーク、特有紫外放射蛍光物質を有する蛍光
灯、アルゴングロー灯、電子発光ユニットおよび写真用
投光照明灯が挙げられる。照射露光時間は、1秒の何分
の一から何分間まで変化させることができ、それは、照
射強度、使用される照射源の型式、光重合体エレメント
から照射源までの距離、および光重合体エレメントの特
性と量に依存してなされる。一般に、露光時間は、10
秒から10分の範囲内であり、標準の市販放射源を使用
する場合は、それ以上の範囲である。
【0050】像どおりの露光と、カバーシートの除去の
後、像は、粘着像領域を前述したタイプの非静電性長期
粘着トナー粒子で階調化することによって現像される。
このトナー粒子は、主として、粘着像領域に接着する。
非粘着性の背景領域に残存しているトナーの全ては、当
業者に周知の方法、例えば、拭き取り、空気装置等、に
よって除去される。長期粘着トナー粒子は、トナー粒子
を少なくともトナー粒子が粘着性を帯び始める温度まで
加熱することによって、活性化される。
【0051】前記活性化粘着性の階調化された像伝達基
板は、その後、像レセプターに、20℃ないし70℃の
範囲の低温度で、加圧状態で、密着される。本発明を実
施するに好適な像レセプターとしては、紙、クロムコー
ト(Kromekote:登録商標)のような非コート
紙またはコート紙、ポリエチレンテレフタレートのよう
なフィルム、またはアルミニウム銅被覆ガラスファイバ
ーのような金属、エポキシ、またはフェノール樹脂板が
挙げられる。
【0052】像レセプターからエレメントを剥離する
と、トナーは接着性が劣化し、その部分が像レセプター
に像どおりに転写する。この点において、転写された階
調化した像は、粘着性を持っており、長期粘着トナー粒
子の温度をトナー粒子の活性温度以下に低下させた後
も、前記長期粘着トナー粒子は一定の時間粘着性を維持
する。前記レセプター上の転写階調化像は、その後、前
記トナーの活性温度以上の、トナーを不活性化する温度
である約90℃ないし400℃まで加熱される。像は、
ここではもう非粘着性となっており、したがって、次ぎ
の転写像を受着できる。この工程が繰り返されて各付加
転写像が受着され、その結果、逆転写特性が改善された
多層像が作製される。
【0053】後述のタイプの長期粘着トナーを受着可能
な像、その上にトナーを塗布する方法および転写像を加
熱する加熱源は、本発明の工程を実施するのに必須であ
る。
【0054】米国特許第4, 069, 791号に記載さ
れた自動階調化装置と米国特許第4, 461, 823号
に記載された階調化および転写装置、参照によりここに
併合される前記特許の装置の説明は、本発明を実施する
のに用いることができる。
【0055】転写像を硬化させるのに、放射熱および伝
導熱を用いてもよい。本発明を実施するに好適な熱源と
しては、ホットプレート、石英ヒータ、カル−ロッドヒ
ータ(cal−rod heaters)、等が挙げら
れる。
【0056】前述のタイプの長期粘着階調化像は、像レ
セプターへの単層または多層転写に用いることができ、
この転写は同一のもしくは異なったトナーを用いて行わ
れる。前記転写像はまた次ぎに続く長期粘着トナーによ
り続いて階調化することができ、高密度転写層を形成す
る。
【0057】多色像は、所要数の感光性エレメント、例
えば、少なくとも二つ、好ましくは四つの感光性エレメ
ントを調製し、各エレメントを異なった色の別々の透明
画を通して露光し、各像どおりの粘着エレメントを適当
な色の長期粘着トナーで階調化することにより、少なく
とも一つの像レセプター上に調製することができる。そ
して、各階調化像は、同一のレセプターに見当の内側に
転写され、その後、架橋するために加熱される。熱処理
後、転写像は、非粘着となる。したがって、本発明のト
ナーを用いれば、全く逆転写なしに、4色校正刷りを作
製することができる。
【0058】本発明は、光学密度の高い階調化像を調製
するために有用であり、この調製では、エレメント表面
の像の密度が所望の点にまで達成されるように、エレメ
ント上の粘着化した階調化像が次ぎに続くトナーで何度
も再階調化される。最初の転写の後にエレメント上に残
った階調化像を再加熱し、続いて、この再加熱階調化像
を異なった像レセプターに幾分か転写し、転写した階調
化像をその長期粘着トナーの活性温度以下に降温(トナ
ーは未だ粘着性を維持している)し、転写した階調化像
をさらに長期粘着トナー乾燥微粒子で再階調化すること
によって、異なった像レセプター上に高い光学密度を得
ることができる。
【0059】レジスト像は、階調化像を銅被覆ラミネー
ト材に転写することにより、形成することができ、前記
ラミネート材としては、フェノール樹脂またはガラスフ
ァイバーエポキシ板に、例えば、つづいて公知の方法で
エッチングもしくはめっきした材料がある。
【0060】リトグラフ(石版)印刷板(Lithog
raphic printingplates)もま
た、階調化像をリトグラフの表面、例えば、アルミニウ
ム板に、20℃から70℃の範囲の温度で、転写するこ
とによって、作製することができる。そして、この転写
像は、この像の刷りをつくるために、処理され、インク
が塗られる。
【0061】今までは、エレメントから像を従来のトナ
ーを用いて像レセプターに転写することが、全く困難で
あった。以下の実施例に示すように、ここに説明したト
ナーは、低温度で、逆転写を低減して、像を像レセプタ
ーに転写することが可能である。
【0062】以下、本発明の実施例を説明するが、本発
明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0063】
【実施例】以下の実施例において、全てのパーセンテー
ジは、特に断らない限り、重量パーセンテージである。
【0064】全てのトナーは、特に断らない限り、実施
例1に記載した手順にしたがって評価された。
【0065】(実施例1)シアン・トナーは、以下の手
順にしたがって調製した。
【0066】22. 6グラム(6. 6%)のヘリオゲン
(Heliogen:登録商標)青K7090[ミシガ
ン49423、ホランドのバスフ・コーポレーション
(BASF Corp.)製]、244. 4グラム(6
1. 1%)のトリフェニルフォスファート[米国、ミズ
リー63167、セントルイスのモンサント・カンパニ
ー(Monsanto Company)製]および1
29. 2グラム(32.3%)のターポリマー(ほぼ等
重量パーセントのスチレン、アルファ−メチル−スチレ
ンおよびアクリル酸からなり、約2500の平均分子量
を有する)とを、2クォートのバーンマリー容器(Ba
in Marie container)[米国、ウィ
スコンシン53913、バラブーのレ・ビュー・プロダ
クト(LeBeau Products)製]に入れ
た。6インチ(15. 24cm)のステンレス鋼の鎖を
加え、混合物を、ペイント・コンディショナー(Pai
ntConditioner)、型式MKI−R[米
国、ニュージャージ07083、ユニオンのレッド・デ
ビル・インコートレイテッド(Red Devil,I
nc.)製]上で、30分間、振盪した。
【0067】前記混合物を、連続した溶融帯状物が形成
されるように、2ロール・ゴム・ミルに50〜55℃で
徐々に加えた。前記ミルは、6インチ(15.24c
m)径のロールを持ち、13インチ(30. 48cm)
の幅があった[米国、オハイオ、セーレムのウィリアム
・スロップ・アンド・サンズ(William Thr
opp & Sons)製]。前記混合物はドクター刃
で切断し、再び前記ミルに戻し、20分間かけて再び帯
状物にした。そして、分散には、回転ロールで、さらに
20分間かけた。帯状混合物は、ロールから離した後、
冷やして、ハンマーミルに供給するのに充分に小さい大
きさの1〜3インチ(2. 54〜7. 62cm)のチッ
プに切断した。
【0068】そして、前記チップは、ライツミル(Re
itz mill)に供給し、コースパウダー(cou
rse powder)にした。このパウダーは、8イ
ンチ(20. 32cm)のジェットミル[米国、ニュー
ジャージ、パルミラのジェット プルバライザー カン
パニー(Jet Pulverizer Co.)製]
に50グラム/分で供給した。粒子サイズは、コールタ
ー・カウンター(Coulter Counter)型
式TAII[米国、フロリダ33010、ハイアレアの
コールター エレクトロニクス インコーポレイテッド
(Coulter Electronics, In
c.)製]で測定したところ、30ミクロン径であっ
た。数平均径は1. 6ミクロンであり、体積平均径は1
3. 0ミクロンであった。
【0069】2ロールミルの温度は、かなり厳密に制御
された。温度が55℃以上になると、溶融物は流動的に
なりすぎて、ミルから滴り落ちる。温度が50℃以下に
なると、塊となって溶けず、分散が行われない。
【0070】粉末化した亜鉛アセチルアセトナートを、
10グラムのトナーに対して1. 0グラムの亜鉛アセチ
ルアセトナートの割合で、前記トナーに添加した。この
添加は、容器中でトナーとともにブレンダー[オスタラ
イザー、リクエファイアー・ブレンダー(Osteri
zer,Liquefier Blender)]を用
いて物理的に混合することによって、行った。
【0071】米国特許第4, 461, 823号に記載の
ものと同じ光重合性エレメントは、真空フレーム内に置
いた。このエレメントは、前記真空フレームのガラスカ
バーに面するカバーシートを有する。再生すべき物体の
ポジティブなハーフトーン像を伝達する透明画を、次ぎ
に、前記カバーシート上に置き、真空フレームのガラス
カバーを閉じた。水柱約25インチ(ほぼ635kg/
2 )の真空にして、確実に透明画とエレメントとを密
着させた。5KWの水銀蒸気光源を58インチ(147.
3cm)の距離から用いて、前記光重合体エレメントを
35秒間露光した。この化学線への露光の結果、光重合
性層表面の非露光領域は像の形どおりに粘着性を持ち、
露光領域は非粘着であった。
【0072】次ぎに、前記エレメントを真空フレームか
ら出し、カバーシートを剥離した。そして、露光したエ
レメントを手操作によりプラスチックハンドルに取り付
けられているアクリル製のパッド材を用いて階調化し
た。これによって、前述のようにして調製したトナーが
前記露光した光重合性表面に塗布された。トナー粒子は
前記粘着領域に接着し、残余のトナーはエレメントから
特殊な布[ラス−スチック(Las−Stik:登録商
標)米国、オハイオ、ハミルトンのラス−スチック マ
ニュファクチュアリング カンパニー(Las−Sti
k Manufacturing Co.)製]で拭き
取った。階調化したエレメントは、次ぎに、加熱板上で
135°F(57. 2℃)で約1分間加熱した。そし
て、像は、シャンピオン ペーパー カンパニー(Ch
ampion Paper Co.)製のクロムコート
(Kromekote:登録商標)レセプターに、転写
速度3. 5ft/min(0. 5cm/sec)で、5
0℃の金属加熱ロールと非加熱ロールを有するデュポン
製の変形クロマリン(Cromalin:登録商標)ラ
ミネータにより、転写した。次ぎに、クロムコート(登
録商標)上の転写像は、周知の方法により熱板上で、2
00°F(94℃)、3分間、加熱した。この像は、加
熱前は粘着性があるが、加熱して、その結果、架橋した
後は、もう粘着性を持たない。
【0073】前記転写トナー像は、ターゲット1インチ
につき150ラインにおいて2〜97%ドットの解像度
を有する優れた品質であった。密度は、マクベス(Ma
cbeth反射密度計で測定の結果、均一に約1. 30
であった。
【0074】(比較例)シアン・トナーを、亜鉛アセチ
ルアセトナートがトナーに添加されないことを除いて実
施例1に記載した手順にしたがって、調製した。このト
ナーは、実施例1に記載したような転写像をつくるため
に用いたが、転写像は加熱しなかった。紙の上の像は、
逆転写に対し粘着性を維持していた。
【0075】(実施例2)マゼンタ・トナーを、以下の
構成を除いて、実施例1の手順にしたがって、調製し
た。22. 2グラムのクインド(Quindo:登録商
標)マゼンタ RV−6803[米国、ニュージャージ
07508のモバイ コーポレーション(Mobay
Corp.)製]と、4. 2グラムのインドファスト
ブリリアント スカーレット R−6300(Indo
fast Brilliant Scarlet R−
6300)(モバイ コーポレーション製)と、20
0. 0グラムのトリフェニルホスファートおよび前述か
ら得られたターポリマ173. 6グラムとを、使用して
マゼンタ・トナーを調製した。
【0076】1. 0グラムの亜鉛アセチルアセトナート
塩を、前記マゼンタ・トナーに、実施例1に記載と同様
の方法で、添加した。
【0077】粒子径寸法は、コールター・カウンターで
測定したところ、30ミクロン径であった。数平均径は
1. 6ミクロンで、体積平均径は3. 0ミクロンであっ
た。
【0078】このトナーは、実施例1で記載したような
転写像を得るために用いた。この転写像は、加熱下の逆
転写に対し非粘着であった。
【0079】前記転写トナー像は、ターゲット1インチ
につき150ラインにおいて2〜97%ドットの解像度
を有する優れた品質であった。密度は、マクベス(Ma
cbeth反射密度計で測定の結果、均一に約1. 20
であった。
【0080】(実施例3)黒のトナーを、以下の構成を
除いて、実施例1の手順にしたがって、調製した。
31. 2グラムのスターリングNS[米国、マサチューセ
ッツ02254、ウォールサムのカボット コーポレー
ション(Cabot Corp.)製]と、240グラ
ムのトリフェニルホスファート、および前述から得られ
たターポリマー128. 8グラムとを、使用して黒のト
ナーを調製した。
【0081】1. 0グラムの亜鉛アセチルアセトナート
塩を、前記黒のトナー10グラムに、実施例1に記載と
同様の方法で、添加した。
【0082】粒子径寸法は、マイクロトラック(Mic
rotrac:登録商標)粒子分析器[米国、ペンシル
ベニア19450、ノースウェルズのリーズ アンド
ノースロップ インストルメンツ(Leeds and
Northrup Instruments)製]で
測定したところ、2. 3ミクロンであった。
【0083】このトナーは、実施例1で記載したような
転写像を得るために用いた。この転写像は、加熱下の逆
転写に対し非粘着であった。
【0084】前記転写トナー像は、ターゲット1インチ
につき150ラインにおいて2〜97%ドットの解像度
を有する優れた品質であった。密度は、マクベス(Ma
cbeth反射密度計で測定の結果、均一に約1. 30
であった。
【0085】(実施例4)黄色のトナーを、以下の構成
を除いて、実施例1の手順にしたがって、調製した。
【0086】28. 0グラムのダラマー(Dalama
r:登録商標)黄色、YT−858-D[米国、ニュージャ
ージ07114、ニューワークのホーバック インコー
ポレーション(Heubach Inc.)製]と、2
40グラムのトリフェニルホスファートおよび前述から
得られたターポリマー173. 6グラムとを、使用して
黄色のトナーを調製した。
【0087】そして、10グラムの黄色のトナーを1.
0グラムの亜鉛アセチルアセトナート塩に、実施例1に
記載と同様の方法で、添加した。
【0088】粒子径寸法は、マイクロトラック(Mic
rotrac:登録商標)粒子分析器で測定したとこ
ろ、3. 0ミクロンであった。
【0089】このトナーは、実施例1で記載したような
転写像を得るために用いた。この転写像は、加熱下の逆
転写に対し非粘着であった。
【0090】前記転写トナー像は、ターゲット1インチ
につき150ラインにおいて2〜97%ドットの解像度
を有する優れた品質であった。密度は、マクベス(Ma
cbeth反射密度計で測定の結果、均一に約1. 10
であった。
【0091】(実施例5)前述のトナーと転写工程を用
いて4色校正刷りを得た。第1に、シアン像を、実施例
1のトナーを用い、実施例1に記載のようにして、クロ
ムコート(登録商標)紙上に形成した。第2に、露出お
よび転写工程の間に、標準ピン見当合わせを用いて、見
当内の前記シアン像の上に、転写を行うことを除いて、
実施例1に記載のようにして、マゼンタ像を、実施例2
のトナーを用いて、形成した。第3に、上記のようにし
て、見当内の前記マゼンタ像の上に、黄色の像を、実施
例4のトナーを用いて、形成した。最後に、見当内の前
記黄色の像の上に、黒の像を、実施例4のトナーを用い
て、転写した。各転写が終了した後、転写像を、200
°Fの熱板の上で、周知の方法によって、5分間加熱し
た。前記像は、熱処理により充分に架橋され、前記紙か
ら次ぎの光重合体表面へ像の逆転写は生じなかった。こ
のようにして、高品質な4色校正刷りが得られた。
【0092】(実施例6)以下の構成以外は同じにし
て、実施例5を繰り返した。12×12インチの校正刷
りに対し、380°Fで、約2分間、石英ヒータの約1
0インチ下を通過させることにより、転写像を加熱し
た。同様に、紙から次ぎの光重合体表面へ像の逆転写は
生じなかった。
【0093】(実施例7)以下の構成以外は同じにし
て、実施例1、2、3、および4に記載のように、トナ
ーを調製した。亜鉛アセチルアセトナートの代りにチタ
ニウムアセチルアセトナートを使用した。米国、デラウ
ェア、ウィルミントンのデュポン・ドウ・ヌムール・ア
ンド・カンパニー製のチゾール(Tyzor:登録商
標)を乾燥して、チタニウム塩を生成し、この乾燥品
を、トナーの着色部分と混合するために、粉末に粉砕し
た。伝導熱と放射熱の両方を用いて、転写像を硬化した
ところ、前述と同じ結果を得た。
【0094】(実施例8)黒のトナーを実施例7に記載
したように、調製した。このトナーは、以下の構成以
外、実施例1と同じようにして、使用した。トナー像
は、ケイ酸塩で被覆した表面を有するリトグラフ印刷板
を形成するために、アルミニウム板に転写した。光重合
体階調化エレメントを、50℃の二つのローラにより構
成されたニップ(nip)で高圧で挟んで、前記アルミ
ニウム板に密着させた。均一に見える像がアルミニウム
板に転写された。つづいて、前記転写像を、200°F
の伝導熱で、5分間加熱して、より耐久性のある像を得
た。アラビアゴム製の洗浄剤溶液を前記アルミニウム板
に塗布した。そして、前記転写像をリトグラフ印刷板と
して用いたところ、25000回の刷りが得られた。
【0095】(実施例9)光重合体フィルムが以下の組
成を有すること以外は同じにして実施例5を繰り返し
た。
【0096】 成 分 乾燥重量(%) ポリメチルメタクリラート [エルバサイト(Elvacite:登録商標)2051] 19. 3 ポリブチルメタクリラート [エルバサイト(Elvacite:登録商標)2045] 9. 2 ポリビニルアセタート [バイナック(Vinac :登録商標)B15] 18. 5 トリメチロルプロパントリメタクリラート 27. 4 エトキシ化トリメチロルプロパントリアクリラート 7. 6 ポリエチレングリコール(4)ラウリルエーテル [ブリジ(Brij:登録商標)30] 7. 6 2, 2′−ビス(o-クロロフェニル)−4, 4′−5, 5′− テトラ−フェニルビイミダゾール 2. 4 2, 2′−ビス(o-クロロフェニル)−4, 4′−5, 5′− テトラキス−(m-メトキシフェニル)−ビイミダゾール 2. 4 2−メルカプトベンゾクサゾール 2. 4 2−(N-エチル−1, 2, 3, 4−テトラヒドロ−6− キノリリデン)−1−クロマノン 0. 6 1−(2′−ニトロ−4′, 5′−ジメトキシ)フェニル−1− (4-t−ブチル−フェニロキシ)エタン 2. 8 フィルムは、米国特許第4, 461, 823号に記載さ
れたように、調製し、7milのゼラチン下塗りフィル
ム上に90mg/dm2 のコーテング重量で、メチレン
クロライド溶媒からコートした。この光重合体フィルム
に0. 5milのポリエステルのカバーシートをラミネ
ートした。
【0097】各色分解のために、このフィルムを、ま
ず、ココモ(登録商標)フィルターを有する紫外光に露
光し、像の形どおりに5kWの水銀蒸気光源を前記像の
フレームまで約40インチの距離から約40秒間露光し
て、既にドーバーの特許およびケンプの特許に記載され
ているように、像の形に沿った(重合)阻害体を生成し
た。次ぎに、青色光に露光した。この青色光は、前記光
源と同じ光源を用いたが、レキサン(登録商標)ポリカ
ーボナートフィルターを介して紫外光を濾波したもので
ある。これによりモノマーが重合される部分は、最初の
露光によって阻害体が形成されていない部分である。
【0098】その結果は、4色校正刷りが実施例5にお
けるポジティブな色分解の代りにネガティブな色分解か
ら形成されたこと以外、実施例5と同様であった。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトナー
は、熱可塑性ターポリマー、固体可塑剤、および顔料か
らなる成分に、架橋化合物を混合したものであり、本発
明の像形成方法は、本発明のトナーを潜像に塗布し、続
いて伝導熱を用いて前記像を硬化させるものである。
【0100】本発明によれば、低温度で、逆転写を低減
して、像を像レセプターに転写することが可能であり、
多層転写を用いた像形成、例えば、4色校正刷りを作成
する場合、低温度でも、優れた像形成を行うことがで
き、それにより工程を簡単化し、熱歪みを解消できる。

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (i)酸基を含有する有機熱可塑性ポリ
    マーと、 (ii)配合量30重量%から90重量%の固体可塑剤
    と、 (iii) (a)下記一般式で示されるβ- ジケトン化合物であ
    り、 【化1】 式中、Mは、金属カチオン、 RおよびR1 は、同じであっても異なっていてもよく、
    炭素原子1から18のアルキル、炭素原子1から18の
    置換アルキル、炭素原子6から30のアリルであり、 +nは、前記金属の原子価であり、 Jは、0からn−1であり、 X- は、OH、Cl、F、硫酸塩、硝酸塩、塩素酸塩、
    燐酸塩、アセタート、炭素原子1から18のアルキルカ
    ルボキシラート、炭素原子6から30のアリルカルボキ
    シラート、からなる群から選ばれる、β−ジケトン化合
    物と、 (b) M+n(R−)n 、M+n(CO2 R′−)n およ
    びM+n(OR′′−)n、からなる群から選ばれる少な
    くとも一つの有機金属化合物であり、式中、R、R′、
    およびR′′は、炭素数1ないし30の直鎖または分枝
    の炭化水素、または炭素数10ないし30の直鎖または
    分枝の置換炭化水素からなる群からそれぞれ選ばれたも
    のであり、Mは金属であり、nは少なくとも2で、前記
    金属の価数に等しい数である、有機金属化合物と、 からなる群から選ばれた架橋性化合物と、を有すること
    を特徴とする非静電性の長期粘着トナー。
  2. 【請求項2】 前記有機熱可塑性ポリマーが、スチレ
    ン、アルファ−メチルスチレン、およびアクリル酸とメ
    タクリル酸からなる群から選ばれた酸と、ほぼ同一の重
    量パーセンテージからなるターポリマーであり、該ター
    ポリマーが1000から100000の範囲の平均分子
    量を有し、配合重量が10%から70%の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の非静電性の長期粘着ト
    ナー。
  3. 【請求項3】 前記有機熱可塑性ポリマーが本質的にメ
    チルメタクリラートおよびアクリル酸から構成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の非静電性の長期粘
    着トナー。
  4. 【請求項4】 炭素原子10から30の前記直鎖または
    分枝の炭化水素が、ハロゲン、一つまたはそれ以上のヒ
    ドロキシ基、ニトロシクロペンチル、シクロヘキシル、
    およびアリルからなる群から選ばれた置換基の少なくと
    も一つで、置換されていることを特徴とする請求項1に
    記載の非静電性の長期粘着トナー。
  5. 【請求項5】 前記β−ジケトンが亜鉛アセチルアセト
    ナートであることを特徴とする請求項1に記載の非静電
    性の長期粘着トナー。
  6. 【請求項6】 前記β−ジケトンがチタンアセチルアセ
    トナートであることを特徴とする請求項1に記載の非静
    電性の長期粘着トナー。
  7. 【請求項7】 前記β−ジケトンがアルミニウムアセチ
    ルアセトナートであることを特徴とする請求項1に記載
    の非静電性の長期粘着トナー。
  8. 【請求項8】 前記β−ジケトンの式中のM+nに結合し
    た前記置換基が、プロピオナート、ブチラート、ヘキソ
    エート、オクトエート、ノノエート、2- エチルヘキソ
    エート、ネオデカノエート、ナフテナート、エトキシ
    ド、ブチルおよびイソプロピルからなる群から選ばれ、
    Mが、Bi、Ca、Ce、Co、Fe、Mg、Mo、M
    n、Ni、Pb、Ti、V、Zn、およびZrからなる
    群から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の非静
    電性の長期粘着トナー。
  9. 【請求項9】 前記有機金属化合物が、亜鉛ナフテナー
    ト、亜鉛2−エチルヘキソエート、亜鉛オクトエート、
    ジルコニウムオクトエート、ジルコニウム2−エチルヘ
    キソエート、マンガンオクトエート、マンガンナフテナ
    ート、マンガン2−エチルヘキソエート、バリウム2−
    エチルヘキソエート、コバルトナフテナート、カルシウ
    ムオクトエート、カルシウムナフテナート、カルシウム
    2−エチルヘキソエート、カルシウムノノエート、ニッ
    ケルオクトエート、ビスマスオクトエート、ビスマスネ
    オデカノエート、ビスマス2−エチルヘキソエート、鉛
    オクトエート、コバルトオクトエート、鉛ナフテナー
    ト、セリウムナフテナート、セリウム2−エチルヘキソ
    エート、テトラブチルチタナート、テトラ−2−エチル
    ヘキシルチタナート、チタニウムテトラエトキシド、テ
    トライソプロピルチタナート、カルシウム、セリウム、
    コバルト、鉛、マンガン、亜鉛およびジルコニウムの各
    ネオデカノエート、およびこれらの混合物からなる群か
    ら選ばれることを特徴とする請求項1に記載の非静電性
    の長期粘着トナー。
  10. 【請求項10】 前記酸がアクリル酸であることを特徴
    とする請求項1に記載の非静電性の長期粘着トナー。
  11. 【請求項11】 前記可塑剤がトリフェニルホスファー
    トであることを特徴とする請求項1に記載の非静電性の
    長期粘着トナー。
  12. 【請求項12】 0. 5重量%から50重量%の着色剤
    が添加されていることを特徴とする請求項1に記載の非
    静電性の長期粘着トナー。
  13. 【請求項13】 前記ターポリマーが合計トナー重量の
    20%〜50%添加されていることを特徴とする請求項
    2に記載の非静電性の長期粘着トナー。
  14. 【請求項14】 前記ターポリマーが、1500から1
    0000の範囲の分子量を有することを特徴とする請求
    項2に記載の非静電性の長期粘着トナー。
  15. 【請求項15】 前記ターポリマーが、2000から8
    000の範囲の分子量を有することを特徴とする請求項
    2に記載の非静電性の長期粘着トナー。
  16. 【請求項16】 前記可塑剤が、合計トナー重量の約5
    0%から70%の範囲の量を添加されていることを特徴
    とする請求項1または11に記載の非静電性の長期粘着
    トナー。
  17. 【請求項17】 トナー受着領域と背景領域とを有する
    潜像を持つエレメントから像を形成する方法であって、 (a) 前記エレメントの潜像に前記請求項1の長期粘
    着トナーを非粘着性の階調化した像を得るために塗布す
    る工程と、 (b) 前記トナーに粘着性を与えることによりトナー
    を活性化するに充分な温度まで、前記階調化した像を加
    熱する工程と、 (c) 前記粘着階調化エレメントを、トナーが活性化
    している間に、像レセプターに密着させる工程と、 (d) 前記エレメントを前記像レセプターから分離
    し、それにより、前記活性化した長期粘着トナー部分を
    前記レセプターに像どおりに転写する工程と、および (e) 前記レセプター上に転写された階調化した像
    を、その長期粘着トナーを架橋させるために、前記トナ
    ー活性化温度より高い90℃から400℃までの温度
    に、加熱する工程と、を有することを特徴とする像形成
    方法。
  18. 【請求項18】 前記工程(d)の後に、 (d′)前記粘着化した階調化像の温度を、前記長期粘
    着トナーが粘着性を維持するトナー活性化温度以下に低
    下する工程と、 (d′′)前記エレメント上の粘着性を維持しているト
    ナー上に長期粘着トナー乾燥粒子を塗布する工程と、 (d′′′)工程(b)から(d)を、工程(c)にお
    いて分解像レセプターを用いて、少なくとも一回繰り返
    す工程と、 を行うことを特徴とする請求項17に記載の像形成方
    法。
  19. 【請求項19】 前記階調化像を20℃から70℃の範
    囲の温度で転写することを特徴とする請求項17または
    18に記載の像形成方法。
  20. 【請求項20】 トナー受着領域と背景領域とを有する
    潜像を持つエレメントから像を形成する方法であって、 (a) 前記エレメントの潜像に前記請求項1の長期粘
    着トナーを非粘着性の階調化した像を得るために塗布す
    る工程と、 (b) 前記トナーに粘着性を与えることによりトナー
    を活性化するに充分な温度まで、前記階調化した像を加
    熱する工程と、 (c) 前記粘着階調化エレメントを、トナーが活性化
    している間に、像レセプターに密着させる工程と、 (d) 前記エレメントを前記像レセプターから分離
    し、それにより、前記活性化した長期粘着トナー部分を
    前記レセプターに像どおりに転写する工程と、 (e) 前記像レセプター上の粘着化した階調化像の温
    度を、前記長期粘着トナーが粘着性を維持するトナー活
    性化温度以下に低下する工程と、 (f) 前記階調化転写像の密度を向上するために、前
    記像レセプター上の粘着性を維持しているトナー上に、
    長期粘着トナー乾燥粒子を塗布する工程と、 (g) 前記レセプター上に転写された階調化した像
    を、その長期粘着トナーを架橋させるために、前記トナ
    ー活性化温度より高い90℃から400℃までの温度
    に、加熱する工程と、を有することを特徴とする像形成
    方法。
  21. 【請求項21】 前記工程(g)の後に、工程(b)か
    ら(f)を、工程(c)において異なった像レセプター
    を用いて、少なくとも一回繰り返すことを特徴とする請
    求項20に記載の像形成方法。
  22. 【請求項22】 前記階調化像を20℃から70℃の範
    囲の温度で転写することを特徴とする請求項20または
    21に記載の像形成方法。
  23. 【請求項23】 トナー受着領域と背景領域とを有する
    潜像を持つエレメントから像を形成する方法であって、 (a) 前記エレメントの潜像に前記請求項1の長期粘
    着トナーを非−粘着性の階調化した像を得るために塗布
    する工程と、 (b) 前記トナーに粘着性を与えることによりトナー
    を活性化するに充分な温度まで、前記階調化した像を加
    熱する工程と、 (c) 前記粘着階調化エレメントを、トナーが活性化
    している間に、像レセプターに密着させる工程と、 (d) 前記エレメントを前記像レセプターから分離
    し、それにより、前記活性化した長期粘着トナー部分を
    前記レセプターに像どおりに転写する工程と、 (e) 前記レセプター上に転写された階調化した像
    を、その長期粘着トナーを架橋させるために、前記トナ
    ー活性化温度より高い90℃から400℃までの温度
    に、加熱し、 工程(a)と(d)工程を、異なった色分解透明画を介
    して化学線を露光することにより形成された粘着性のト
    ナー受着領域と非粘着性の背景領域とを有する異なった
    エレメントを用いて、少なくとも2回繰り返し、前記転
    写工程が前記分解透明画に適切な色のトナーを単一の像
    レセプター上へ見当の内側に転写することによって達成
    される、工程と、を有することを特徴とする像形成方
    法。
  24. 【請求項24】 前記工程(d)の後に、 (d′)前記エレメント上の粘着化した階調化像の温度
    を、前記長期粘着トナーが粘着性を維持するトナー活性
    化温度以下に低下する工程と、 (d′′)前記エレメント上の粘着性を維持しているト
    ナー上に長期粘着トナー乾燥粒子を塗布する工程と、 (d′′′)工程(b)から(d)を、工程(c)にお
    いて分解像レセプターを用いて、少なくとも一回繰り返
    す工程と、を行うことを特徴とする請求項23に記載の
    像形成方法。
  25. 【請求項25】 前記像レセプターが紙であることを特
    徴とする請求項23に記載の像形成方法。
  26. 【請求項26】 前記像レセプターがコート紙であるこ
    とを特徴とする請求項23に記載の像形成方法。
  27. 【請求項27】 前記像レセプターがアルミニウム板で
    あり、像転写の後に、該像を約150℃の温度まで加熱
    し、リトグラフ溶液で処理し、リトグラフ印刷板として
    用いることを特徴とする請求項17または18に記載の
    像形成方法。
  28. 【請求項28】 前記階調化像を20℃から70℃の範
    囲の温度で転写することを特徴とする請求項23に記載
    の像形成方法。
  29. 【請求項29】 前記階調化像を20℃から70℃の範
    囲の温度で転写することを特徴とする請求項27に記載
    の像形成方法。
  30. 【請求項30】 前記工程(a)から(d)を4回繰り
    返すことを特徴とする請求項23に記載の像形成方法。
  31. 【請求項31】 前記工程(b)から(d′′′)を4
    回繰り返すことを特徴とする請求項24に記載の像形成
    方法。
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