JPH0572931B2 - - Google Patents
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- JPH0572931B2 JPH0572931B2 JP60000461A JP46185A JPH0572931B2 JP H0572931 B2 JPH0572931 B2 JP H0572931B2 JP 60000461 A JP60000461 A JP 60000461A JP 46185 A JP46185 A JP 46185A JP H0572931 B2 JPH0572931 B2 JP H0572931B2
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は接着性に優れた変性ポリオレフイン組
成物に関する。更に詳しくはポリスチレン及び/
又はエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物との接
着性及び押出加工性に優れた低結晶性もしくは非
晶性のエチレン・α−オレフインランダム共重合
体、粘着付与剤及び変性ポリエチレンとからなる
変性ポリオレフイン組成物に関する。 〔従来の技術〕 エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物に代表さ
れるオレフイン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(以
下EVOHと略すことがある)はガスバリヤー性、
耐油性、機械的強度等に優れている反面水分透過
性が大きいので、水分を含む食品包装用フイルム
や中空容器等には単一では使用出来ない欠点を有
している。この欠点を改良する方法として、耐水
性に優れたスチレン系樹脂(以下PSと略すこと
がある)やポリオレフイン系樹脂を積層すること
が提案されているが、該樹脂は極性基を有しない
為、直接EVOHと積層しても層間接着力が非常
に低く、実用に耐えないが現状であつた。 そこで、かかる欠点を改良する方法として種々
の方法、例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体
(以下EVAと略すことがある)と粘着付与剤との
組成物を用いる方法(特開昭53−129271号公報、
特開昭53−147733号公報、特開昭54−10384号公
報等)、あるいは変性ポリオレフインにEVA及び
脂肪族系石油樹脂を配合してなるポリオレフイン
組成物(特開昭53−127546号公報)が提案されて
いる。しかしながら特開昭53−129271号公報等に
具体的に開示されているロジン、エステルガム、
シクロペンタジエン樹脂、テルペン樹脂またはβ
−ピネン樹脂等の粘着付与剤あるいは特開昭53−
127546号公報に開示された脂肪族系石油樹脂と
EVAとの組成物からなる接着剤はいずれもPSと
EVOHとの接着力の改良効果、色相、耐候性が
充分でない。 又、オレフイン系ポリマーに対して脂環族又は
芳香族の高分子低重合物を添加した組成物をPS
やEVOHと共押出することが提案されている
(特公昭52−50052号公報)が、かかる方法におい
ても接着力の改良効果が不十分である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 かかる状況に鑑み、本発明者らは接着性、とく
にスチレン系樹脂とオレフイン・酢酸ビニル共重
合体鹸化物層との接着性、押出成形性、色相、フ
イルム均一厚み性に優れた熱可塑性樹脂組成物を
得るべく種々検討した結果、低結晶性もしくは非
晶性のエチレン・α−オレフインランダム共重合
体を主成分とし、これに極性を持たない特定の粘
着付与剤及び不飽和カルボン酸またはその誘導体
をグラフトした変性ポリエチレンを添加した組成
物が上記特性を有していることが分かり、本発明
を完成するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本願発明によれば、メルトフロート
が0.1ないし50g/min、密度が0.850ないし0.900
g/cm3、エチレン含有量が30ないし95モル%、お
よびX線による結晶化度が40%以下のエチレン・
α−オレフインランダム共重合体(A)60ないし98重
量%、 脂肪族系炭化水素樹脂及び/又は芳香族系炭化
水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化水素樹脂か
らなる粘着付与剤(B)1ないし40重量%、および不
飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が
0.01ないし10重量%、密度が0.905ないし0.980
g/cm3、及びX線による結晶化度が45%以上の変
性エチレン単独重合体もしくは変性エチレン・α
−オレフイン共重合体(C)0.1ないし20重量%、 とからなることを特徴とする接着用変性ポリオレ
フイン組成物が提供される。 〔作用〕 本発明の接着用変性ポリオレフイン組成物(以
下単に組成物と略すことがある)に用いるエチレ
ン・α−オレフインランダム共重合体(A)とは、メ
ルトフローレート(MFR2:ASTM D 1238、
L)が0.1ないし50g/10min、好ましくは0.2な
いし20g/10min、密度が0.850ないし0.900g/
cm3、好ましくは0.855ないし0.895g/cm3、エチレ
ン含有量:30ないし95モル%、好ましくは40ない
し92モル%及びX線による結晶化度:40%以下、
好ましくは30%以下のエチレン・α−オレフイン
ランダム共重合体である。 MFR2が上記範囲以外のものはいずれにしても
溶融粘度が高過ぎるか低過ぎるため成形性、接着
強度に劣る。密度が0.900g/cm3を越えるものは
PSとの接着強度が劣る。またX線による結晶化
度が40%を越えるものはPSとの接着強度が劣る。 本発明のエチレン・α−オレフインランダム共
重合体(A)を構成するα−オレフインとは、通常炭
素数2〜20のα−オレフイン、具体的には例えば
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセ
ン、1−テトラデセン、1−オクタデセン等であ
り、それぞれ単独あるいは二種以上の混合物から
なる。 本発明のエチレン・α−オレフインランダム共
重合体(A)は前述の如く、低結晶性もしくは非晶性
のポリオレフインであり、低結晶性の共重合体は
その融点(ASTM D 3418)が通常100℃以下
である。 本発明の組成物における粘着付与剤(B)として
は、脂肪族系炭化水素樹脂及び/又は芳香族系炭
化水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化水素樹脂
が用いられる。この粘着剤は、通常粘着付与樹脂
として、粘着テープ、塗料、およびホトメルト接
着剤用分野に用いられている固形の非晶性ポリマ
ーであり、極性を持たないものであるため、本発
明の組成物を構成する、主成分のエチレン・α−
オレフインランダム共重合体に対する分散性が優
れているという特徴を有するものであり、なかで
も、軟化点(環球法)が105ないし150℃、好まし
くは110ないし140℃及び芳香族核への水素添加率
が80%以上、好ましくは85%以上の脂環族系炭化
水素が特に好ましい。 本発明の組成物に用いる変性ポリエチレン(C)と
は、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフ
ト量が0.01ないし10重量%、好ましくは0.1ない
し5重量%、密度が0.905ないし0.980g/cm3、好
ましくは0.920ないし0.970g/cm3及びX線による
結晶化度が45%以上、好ましくは50ないし80%の
グラフト変性ポリエチレンである。不飽和カルボ
ン酸等のグラフト量が0.01重量%未満のものは
EVOHとの接着性が改良されず、一方10重量%
を越えるものは架橋のため、分散性が低下し、や
はりEVOHとの接着性が低下する。密度が0.905
g/cm3未満およびX線による結晶化度が45%未満
のものは接着性は改良されるものの、製品ペレツ
トがブロツキングしやすい欠点がある。 本発明に用いる変性ポリエチレン(C)の基体とな
るポリエチレン(D)は、通常メルトフローレート
(MFR3:ASTM D 1238、E)が0.01ないし
100g/10min、密度が0.905ないし0.980g/cm3、
X線による結晶化度が45%以上のエチレンの単独
重合体あるいはエチレンと少量の他の1種以上の
α−オレフイン、具体的には例えばプロピレン、
1−ブテン、4−メチル−1−ぺンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−デセン等との共重合
体であり、エチレン−不飽和カルボン酸エステル
共重合体などとは区別されるものである。 前記ポリエチレン(D)にグラフトする不飽和カル
ボン酸またはその誘導体としては、アクリル酸、
マレイン酸、フマール酸、テトラヒドロフタル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イ
ソクロトン酸、ナジツク酸 (エンドシス−ビシ
クロ〔2,2,1〕ヘプト−5−エン−2,3−
ジカルボン酸)などの不飽和カルボン酸、または
その誘導体、例えば酸ハライド、アミド、イミ
ド、無水物、エステルなどが挙げられ、具体的に
は、塩化マレニル、マレイミド、無水マレイン
酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モノメチル、
マレイン酸ジメチル、ジリシジルマレエートなど
が例示される。これらの中では、不飽和ジカルボ
ン酸またはその酸無水物が好適であり、とくにマ
レイン酸、ナジツク酸 またはこれらの酸無水物
が好適である。 該不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ば
れるグラフトモノマーを前記ポリエチレン(D)にグ
ラフト共重合して変性物を製造するには、従来公
知の種々の方法を採用することができる。たとえ
ば、ポリエチレン(D)を溶融させグラフトモノマー
を添加してグラフト共重合させる方法あるいは溶
媒に溶解させグラフトモノマーを添加してグラフ
ト共重合させる方法がある。いずれの場合にも、
前記グラフトモノマーを効率よくグラフト共重合
させるためには、ラジカル開始剤の存在下に反応
を実施することが好ましい。グラフト反応は通常
60ないし350℃の温度で行われる。ラジカル開始
剤の使用割合はポリエチレン(D)100重量部に対し
て通常0.001ないし1重量部の範囲である。ラジ
カル開始剤としては有機ペルオキシド、有機ペル
エステル、例えばベンゾイルペルオキシド、ジク
ロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシドベンゾエー
ト)ヘキシン−3、1,4−ビス(tert−ブチル
ペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイル
ペルオキシド、tert−ブチルペルアセテート、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペ
ルオキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、tert−ブチルペルベンゾエート、tert−ブチ
ルペルフエニルアセテート、tert−ブチルペルイ
ソブチレート、tert−ブチルペル−sec−オクト
エート、tert−ブチルペルピバレート、クミルペ
ルピバレートおよびtert−ブチルペルジエチルア
セテート、その他アゾ化合物、例えばアゾビスイ
ソブチロニトリル、ジメチルアゾイソブチレート
がある。これらのうちではジクミルペルオキシ
ド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1,4−
ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベ
ンゼンなどのジアルキルペルオキシドが好まし
い。 本発明に用いる変性ポリエチレン(C)は前記ポリ
エチレン(D)により一部が希釈されていてもよい
が、その場合は不飽和カルボン酸等のグラフト量
は全体で前記範囲内である必要がある。 本発明の接着用ポリオレフイン組成物は前記エ
チレン・α−オレフインランダム共重合体(A)40な
いし98重量%、好ましくは60ないし90重量%、前
記粘着付与剤(B)1ないし50重量%、好ましくは5
ないし40重量%および前記変性ポリエチレン(C)
0.1ないし20重量%、好ましくは1ないし15重量
%とから構成される。エチレン・α−オレフイン
ランダム共重合体(A)の量が40重量%未満では、樹
脂の流動性が高すぎ、成形性が困難であり、接着
性が低下する。粘着付与剤(B)の量が1重量%未満
では、PSに対する接着性が低下する。変性エチ
レン重合体(C)の量が0.1重量%未満では、EVOH
に対する接着性が低下する。 本発明の組成物を得るには、前記エチレン・α
−オレフインランダム共重合体(A)、粘着付与剤(B)
及び変性ポリエチレン(C)とを前記範囲で種々公知
の方法、例えばヘンシエルミキサー,V−ブレン
ダー、リボンブレンダー、タンブラブレンダー等
で混合する方法、あるいは混合後、一軸押出機、
二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等で
溶融混練後、造粒あるいは粉砕する方法を採用す
ればよい。 本発明の組成物には前記成分に加えて、耐熱安
定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、顔料、染料、発
錆防止剤等を本発明の目的を損わない範囲で配合
しておいてもよい。 本発明の組成物を用いて、PSとEVOHからな
る積層構造物を製造する方法としては、例えば組
成物、PS及びEVOHをそれぞれ別個の押出機で
溶融後三層構造のダイに供給し、組成物を中間層
として共押出し成形する方法、予めPS層及び
EVOH層を成形し、PS層及びEVOH層との間に
組成物を溶融押出する、所謂サンドイツチラミネ
ート法等が挙げられる。これらの中では層間接着
力の点で、共押出し成形法を用いることが好まし
い。共押出し成形法としてはフラツト・ダイを用
いるT−ダイ法とサーキユラー・ダイを用いるイ
ンフレーシヨン法とがある。フラツト・ダイはブ
ラツク・ボツクスを使用したシングル・マニフオ
ールド形式あるいはマルチ・マニフオールド形式
のいずれも用いても良い。インフレーシヨン法に
用いるダイについてもいずれも公知のダイを用い
ることができる。 本発明の組成物を用いた積層構造物に用いるス
チレン系樹脂(PS)としては、ポリスチレン、
耐衝撃性ポリスチレン(ゴム配合ポリスチレン)、
AS樹脂(SAN)、ABS等が挙げられる。 本発明の組成物を用いた積層構造物に用いるオ
レフイン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(EVOH)
としては、オレフイン含有量が15ないし60モル
%、好ましくは25ないし50モル%のオレフイン・
酢酸ビニル共重合体をその鹸化度が50%以上、好
ましくは90%以上になるように鹸化したものが挙
げられる。オレフイン含有量が15モル%未満のも
のは熱分解し易く、溶融成形が困難で、又延伸性
にも劣り、かつ吸水し膨潤し易く耐水生が劣る。 一方、オレフイン含有量が60モル%を越えると
耐ガス透過性に劣る。又、鹸化度が50%未満のも
のも耐ガス透過性に劣る。共重合されるオレフイ
ンとしては具体的には、エチレン・プロピレン、
1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラ
デセン、1−オクダデセンが例示でき、中でも機
械的強度、成形性の点からエチレンとの共重合体
が好ましい。 本発明の組成物を用いてPSとEVOHとから構
成される積層構造体の各々の厚さは、PSが0.02
〜5mm、EVOHが0.01〜1mm、接着層が0.01〜1
mmの範囲にあることが望ましい。 〔発明の効果〕 本発明の接着用変性ポリオレフイン組成物は、
従来のEVAと石油樹脂との組成物あるいは更に
変性ポリオレフインを加えた組成物等に比べて、
PS及びEVOHとの接着性に優れ且つ、色相、耐
候性、押出成形性、フイルムの均一性等にも優れ
るという特徴を有しているので、PS及びEVOH
と積層して耐ガス透過性、防湿性に優れた食品
用、医薬用等のフイルム包装材、圧空成形カツ
プ、中空瓶などに好適に用いることができる。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの
例に何ら制約されるものではない。 実施例1〜3、比較例1,2 エチレン・プロピレンランダム共重合体
(EPR−I;エチレン含有量80モル%、MFR21.2
g/10min、密度0.88g/cm3、結晶化度6%)と
無水マレイン酸グラフト高密度ポリエチレン
(MAH−HDPE;無水マレイン酸グラフト率2.1
g/100gポリマー、MFR32.4g/10min、密度
0.960g/cm3、結晶化度76%)と脂環族系水添石
油樹脂(商品名 アルコンP125、軟化点125℃、
臭素価2、荒川化学(株)製)を表1の割合でタンブ
ラーで混合し、200℃に設定した40mmφ一軸押出
機(ダルメージスクリユー)で混練造粒し、接着
性樹脂組成物を得た。 続いて、ハイインパクトポリスチレン(商品名
トーポレツクスHI830−05三井東圧化学(株)製)、
エチレン−ビニルアルコール共重合体(MFR2
1.3g/10min、密度1.19g/cm3、エチレン含有量
32mol%、商品名 クラレエバールEP−F(株)ク
ラレ製)および上記接着性樹脂組成物を用いて、
下記条件で3層水冷インフレフイルムを成形し
た。 フイルム層構成:ポリスチレン(外)/接着性
樹脂組成物(中)/エチレン・ビニルアルコ
ール共重合体(内)=100/20/20μ 押出機 :40mmφ押出機210℃(外層用) 40mmφ押出機210℃(中間層用) 40mmφ押出機210℃(内層用) 成形速度:15m/min 得られた3層フイルムのポリスチレン層と接着
性樹脂組成物層の界面接着力(FPSg/15mm幅)
およびエチレン・ビニルアルコール共重合体層と
接着性樹脂組成物層の界面接着力(FEVOHg/15
mm幅)を剥離速度300mm/minでT型剥離し、求
めた。結果を表1に示す。 実施例 4 実施例3で用いたEPR−Iの代りに、エチレ
ン・1−ブテンランダム共重合体(EBR−I;
エチレン含有量90モル%、MFR27.0g/10min、
密度0.887g/cm3、結晶化度15%)を用い表1に
示す割合で使用する他は実施例1と同様に行つ
た。結果を表1に示す。 実施例 5 実施例2で用いたアルコンP125の代りに脂環
族系水添石油樹脂(商品名 アルコンP135、軟
化点135℃、臭素化2、荒川化学(株)製)を用いる
他は実施例2と同様に行つた。結果を表1に示
す。 実施例 6 実施例2で用いたアルコンP125の代りに、脂
環族系水添石油樹脂(商品名 アルコンP90、軟
化点90℃、臭素化2、荒川化学(株)製)を用いる他
は実施例2と同様に行つた。結果を表1に示す。 実施例 7 実施例2で用いたMAH−HDPEの代りに、無
水マレイン酸グラフトエチレン−1−ブテン共重
合体(1−ブテン含有量3.2モル%、密度0.930
g/cm3、結晶化度55%)を用いる他は実施例2と
同様に行なつた。結果を表1に示す。 比較例 3 無水マレイン酸グラフトHDPE(無水マレイン
酸グラフト率0.3g/100g、MFR24.1g/
10min、密度0.96g/cm3、結晶化度76%)と実施
例1で用いたアルコンP125を表1の割合で使用
する他は実施例1と同様に行つた。結果を表1に
示す。 比較例 4 エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA:
MFR22.5g/10min、酢酸ビニル含有量19重量
%)と実施例1で用いたアルコンP125を表1の
割合で用いる他は実施例1と同様に行なつた。結
果を表1に示す。 比較例 5 無水マレイン酸グラフトEVA(MFR24.2g/
10min、酢酸ビニル含有量19重量%、無水マレイ
ン酸グラフト率0.3g/100gポリマー)と実施例
1で用いたアルコンP125を表1の割合で用いる
他は実施例1と同様に行つた。結果を表1に示
す。 比較例 6 比較例4で用いたEVA、実施例1で用いた
MAH−HDPEと脂肪族系環状炭化水素樹脂(軟
化点100℃、臭素化40、数平均分子量1200)を表
1の割合で混合する他は実施例1と同様に行なつ
た。結果を表1に示す。
成物に関する。更に詳しくはポリスチレン及び/
又はエチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物との接
着性及び押出加工性に優れた低結晶性もしくは非
晶性のエチレン・α−オレフインランダム共重合
体、粘着付与剤及び変性ポリエチレンとからなる
変性ポリオレフイン組成物に関する。 〔従来の技術〕 エチレン・酢酸ビニル共重合体鹸化物に代表さ
れるオレフイン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(以
下EVOHと略すことがある)はガスバリヤー性、
耐油性、機械的強度等に優れている反面水分透過
性が大きいので、水分を含む食品包装用フイルム
や中空容器等には単一では使用出来ない欠点を有
している。この欠点を改良する方法として、耐水
性に優れたスチレン系樹脂(以下PSと略すこと
がある)やポリオレフイン系樹脂を積層すること
が提案されているが、該樹脂は極性基を有しない
為、直接EVOHと積層しても層間接着力が非常
に低く、実用に耐えないが現状であつた。 そこで、かかる欠点を改良する方法として種々
の方法、例えばエチレン・酢酸ビニル共重合体
(以下EVAと略すことがある)と粘着付与剤との
組成物を用いる方法(特開昭53−129271号公報、
特開昭53−147733号公報、特開昭54−10384号公
報等)、あるいは変性ポリオレフインにEVA及び
脂肪族系石油樹脂を配合してなるポリオレフイン
組成物(特開昭53−127546号公報)が提案されて
いる。しかしながら特開昭53−129271号公報等に
具体的に開示されているロジン、エステルガム、
シクロペンタジエン樹脂、テルペン樹脂またはβ
−ピネン樹脂等の粘着付与剤あるいは特開昭53−
127546号公報に開示された脂肪族系石油樹脂と
EVAとの組成物からなる接着剤はいずれもPSと
EVOHとの接着力の改良効果、色相、耐候性が
充分でない。 又、オレフイン系ポリマーに対して脂環族又は
芳香族の高分子低重合物を添加した組成物をPS
やEVOHと共押出することが提案されている
(特公昭52−50052号公報)が、かかる方法におい
ても接着力の改良効果が不十分である。 〔発明が解決しようとする問題点〕 かかる状況に鑑み、本発明者らは接着性、とく
にスチレン系樹脂とオレフイン・酢酸ビニル共重
合体鹸化物層との接着性、押出成形性、色相、フ
イルム均一厚み性に優れた熱可塑性樹脂組成物を
得るべく種々検討した結果、低結晶性もしくは非
晶性のエチレン・α−オレフインランダム共重合
体を主成分とし、これに極性を持たない特定の粘
着付与剤及び不飽和カルボン酸またはその誘導体
をグラフトした変性ポリエチレンを添加した組成
物が上記特性を有していることが分かり、本発明
を完成するに至つた。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち、本願発明によれば、メルトフロート
が0.1ないし50g/min、密度が0.850ないし0.900
g/cm3、エチレン含有量が30ないし95モル%、お
よびX線による結晶化度が40%以下のエチレン・
α−オレフインランダム共重合体(A)60ないし98重
量%、 脂肪族系炭化水素樹脂及び/又は芳香族系炭化
水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化水素樹脂か
らなる粘着付与剤(B)1ないし40重量%、および不
飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト量が
0.01ないし10重量%、密度が0.905ないし0.980
g/cm3、及びX線による結晶化度が45%以上の変
性エチレン単独重合体もしくは変性エチレン・α
−オレフイン共重合体(C)0.1ないし20重量%、 とからなることを特徴とする接着用変性ポリオレ
フイン組成物が提供される。 〔作用〕 本発明の接着用変性ポリオレフイン組成物(以
下単に組成物と略すことがある)に用いるエチレ
ン・α−オレフインランダム共重合体(A)とは、メ
ルトフローレート(MFR2:ASTM D 1238、
L)が0.1ないし50g/10min、好ましくは0.2な
いし20g/10min、密度が0.850ないし0.900g/
cm3、好ましくは0.855ないし0.895g/cm3、エチレ
ン含有量:30ないし95モル%、好ましくは40ない
し92モル%及びX線による結晶化度:40%以下、
好ましくは30%以下のエチレン・α−オレフイン
ランダム共重合体である。 MFR2が上記範囲以外のものはいずれにしても
溶融粘度が高過ぎるか低過ぎるため成形性、接着
強度に劣る。密度が0.900g/cm3を越えるものは
PSとの接着強度が劣る。またX線による結晶化
度が40%を越えるものはPSとの接着強度が劣る。 本発明のエチレン・α−オレフインランダム共
重合体(A)を構成するα−オレフインとは、通常炭
素数2〜20のα−オレフイン、具体的には例えば
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メ
チル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デセ
ン、1−テトラデセン、1−オクタデセン等であ
り、それぞれ単独あるいは二種以上の混合物から
なる。 本発明のエチレン・α−オレフインランダム共
重合体(A)は前述の如く、低結晶性もしくは非晶性
のポリオレフインであり、低結晶性の共重合体は
その融点(ASTM D 3418)が通常100℃以下
である。 本発明の組成物における粘着付与剤(B)として
は、脂肪族系炭化水素樹脂及び/又は芳香族系炭
化水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化水素樹脂
が用いられる。この粘着剤は、通常粘着付与樹脂
として、粘着テープ、塗料、およびホトメルト接
着剤用分野に用いられている固形の非晶性ポリマ
ーであり、極性を持たないものであるため、本発
明の組成物を構成する、主成分のエチレン・α−
オレフインランダム共重合体に対する分散性が優
れているという特徴を有するものであり、なかで
も、軟化点(環球法)が105ないし150℃、好まし
くは110ないし140℃及び芳香族核への水素添加率
が80%以上、好ましくは85%以上の脂環族系炭化
水素が特に好ましい。 本発明の組成物に用いる変性ポリエチレン(C)と
は、不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフ
ト量が0.01ないし10重量%、好ましくは0.1ない
し5重量%、密度が0.905ないし0.980g/cm3、好
ましくは0.920ないし0.970g/cm3及びX線による
結晶化度が45%以上、好ましくは50ないし80%の
グラフト変性ポリエチレンである。不飽和カルボ
ン酸等のグラフト量が0.01重量%未満のものは
EVOHとの接着性が改良されず、一方10重量%
を越えるものは架橋のため、分散性が低下し、や
はりEVOHとの接着性が低下する。密度が0.905
g/cm3未満およびX線による結晶化度が45%未満
のものは接着性は改良されるものの、製品ペレツ
トがブロツキングしやすい欠点がある。 本発明に用いる変性ポリエチレン(C)の基体とな
るポリエチレン(D)は、通常メルトフローレート
(MFR3:ASTM D 1238、E)が0.01ないし
100g/10min、密度が0.905ないし0.980g/cm3、
X線による結晶化度が45%以上のエチレンの単独
重合体あるいはエチレンと少量の他の1種以上の
α−オレフイン、具体的には例えばプロピレン、
1−ブテン、4−メチル−1−ぺンテン、1−ヘ
キセン、1−オクテン、1−デセン等との共重合
体であり、エチレン−不飽和カルボン酸エステル
共重合体などとは区別されるものである。 前記ポリエチレン(D)にグラフトする不飽和カル
ボン酸またはその誘導体としては、アクリル酸、
マレイン酸、フマール酸、テトラヒドロフタル
酸、イタコン酸、シトラコン酸、クロトン酸、イ
ソクロトン酸、ナジツク酸 (エンドシス−ビシ
クロ〔2,2,1〕ヘプト−5−エン−2,3−
ジカルボン酸)などの不飽和カルボン酸、または
その誘導体、例えば酸ハライド、アミド、イミ
ド、無水物、エステルなどが挙げられ、具体的に
は、塩化マレニル、マレイミド、無水マレイン
酸、無水シトラコン酸、マレイン酸モノメチル、
マレイン酸ジメチル、ジリシジルマレエートなど
が例示される。これらの中では、不飽和ジカルボ
ン酸またはその酸無水物が好適であり、とくにマ
レイン酸、ナジツク酸 またはこれらの酸無水物
が好適である。 該不飽和カルボン酸またはその誘導体から選ば
れるグラフトモノマーを前記ポリエチレン(D)にグ
ラフト共重合して変性物を製造するには、従来公
知の種々の方法を採用することができる。たとえ
ば、ポリエチレン(D)を溶融させグラフトモノマー
を添加してグラフト共重合させる方法あるいは溶
媒に溶解させグラフトモノマーを添加してグラフ
ト共重合させる方法がある。いずれの場合にも、
前記グラフトモノマーを効率よくグラフト共重合
させるためには、ラジカル開始剤の存在下に反応
を実施することが好ましい。グラフト反応は通常
60ないし350℃の温度で行われる。ラジカル開始
剤の使用割合はポリエチレン(D)100重量部に対し
て通常0.001ないし1重量部の範囲である。ラジ
カル開始剤としては有機ペルオキシド、有機ペル
エステル、例えばベンゾイルペルオキシド、ジク
ロルベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキ
シド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(ペルオキシドベンゾエー
ト)ヘキシン−3、1,4−ビス(tert−ブチル
ペルオキシイソプロピル)ベンゼン、ラウロイル
ペルオキシド、tert−ブチルペルアセテート、
2,5−ジメチル−2,5−ジ(tert−ブチルペ
ルオキシ)ヘキシン−3、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサ
ン、tert−ブチルペルベンゾエート、tert−ブチ
ルペルフエニルアセテート、tert−ブチルペルイ
ソブチレート、tert−ブチルペル−sec−オクト
エート、tert−ブチルペルピバレート、クミルペ
ルピバレートおよびtert−ブチルペルジエチルア
セテート、その他アゾ化合物、例えばアゾビスイ
ソブチロニトリル、ジメチルアゾイソブチレート
がある。これらのうちではジクミルペルオキシ
ド、ジ−tert−ブチルペルオキシド、2,5−ジ
メチル−2,5−ジ(tert−ブチルペルオキシ)
ヘキシン−3、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(tert−ブチルペルオキシ)ヘキサン、1,4−
ビス(tert−ブチルペルオキシイソプロピル)ベ
ンゼンなどのジアルキルペルオキシドが好まし
い。 本発明に用いる変性ポリエチレン(C)は前記ポリ
エチレン(D)により一部が希釈されていてもよい
が、その場合は不飽和カルボン酸等のグラフト量
は全体で前記範囲内である必要がある。 本発明の接着用ポリオレフイン組成物は前記エ
チレン・α−オレフインランダム共重合体(A)40な
いし98重量%、好ましくは60ないし90重量%、前
記粘着付与剤(B)1ないし50重量%、好ましくは5
ないし40重量%および前記変性ポリエチレン(C)
0.1ないし20重量%、好ましくは1ないし15重量
%とから構成される。エチレン・α−オレフイン
ランダム共重合体(A)の量が40重量%未満では、樹
脂の流動性が高すぎ、成形性が困難であり、接着
性が低下する。粘着付与剤(B)の量が1重量%未満
では、PSに対する接着性が低下する。変性エチ
レン重合体(C)の量が0.1重量%未満では、EVOH
に対する接着性が低下する。 本発明の組成物を得るには、前記エチレン・α
−オレフインランダム共重合体(A)、粘着付与剤(B)
及び変性ポリエチレン(C)とを前記範囲で種々公知
の方法、例えばヘンシエルミキサー,V−ブレン
ダー、リボンブレンダー、タンブラブレンダー等
で混合する方法、あるいは混合後、一軸押出機、
二軸押出機、ニーダー、バンバリーミキサー等で
溶融混練後、造粒あるいは粉砕する方法を採用す
ればよい。 本発明の組成物には前記成分に加えて、耐熱安
定剤、耐候安定剤、帯電防止剤、顔料、染料、発
錆防止剤等を本発明の目的を損わない範囲で配合
しておいてもよい。 本発明の組成物を用いて、PSとEVOHからな
る積層構造物を製造する方法としては、例えば組
成物、PS及びEVOHをそれぞれ別個の押出機で
溶融後三層構造のダイに供給し、組成物を中間層
として共押出し成形する方法、予めPS層及び
EVOH層を成形し、PS層及びEVOH層との間に
組成物を溶融押出する、所謂サンドイツチラミネ
ート法等が挙げられる。これらの中では層間接着
力の点で、共押出し成形法を用いることが好まし
い。共押出し成形法としてはフラツト・ダイを用
いるT−ダイ法とサーキユラー・ダイを用いるイ
ンフレーシヨン法とがある。フラツト・ダイはブ
ラツク・ボツクスを使用したシングル・マニフオ
ールド形式あるいはマルチ・マニフオールド形式
のいずれも用いても良い。インフレーシヨン法に
用いるダイについてもいずれも公知のダイを用い
ることができる。 本発明の組成物を用いた積層構造物に用いるス
チレン系樹脂(PS)としては、ポリスチレン、
耐衝撃性ポリスチレン(ゴム配合ポリスチレン)、
AS樹脂(SAN)、ABS等が挙げられる。 本発明の組成物を用いた積層構造物に用いるオ
レフイン・酢酸ビニル共重合体鹸化物(EVOH)
としては、オレフイン含有量が15ないし60モル
%、好ましくは25ないし50モル%のオレフイン・
酢酸ビニル共重合体をその鹸化度が50%以上、好
ましくは90%以上になるように鹸化したものが挙
げられる。オレフイン含有量が15モル%未満のも
のは熱分解し易く、溶融成形が困難で、又延伸性
にも劣り、かつ吸水し膨潤し易く耐水生が劣る。 一方、オレフイン含有量が60モル%を越えると
耐ガス透過性に劣る。又、鹸化度が50%未満のも
のも耐ガス透過性に劣る。共重合されるオレフイ
ンとしては具体的には、エチレン・プロピレン、
1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペ
ンテン、1−オクテン、1−デセン、1−テトラ
デセン、1−オクダデセンが例示でき、中でも機
械的強度、成形性の点からエチレンとの共重合体
が好ましい。 本発明の組成物を用いてPSとEVOHとから構
成される積層構造体の各々の厚さは、PSが0.02
〜5mm、EVOHが0.01〜1mm、接着層が0.01〜1
mmの範囲にあることが望ましい。 〔発明の効果〕 本発明の接着用変性ポリオレフイン組成物は、
従来のEVAと石油樹脂との組成物あるいは更に
変性ポリオレフインを加えた組成物等に比べて、
PS及びEVOHとの接着性に優れ且つ、色相、耐
候性、押出成形性、フイルムの均一性等にも優れ
るという特徴を有しているので、PS及びEVOH
と積層して耐ガス透過性、防湿性に優れた食品
用、医薬用等のフイルム包装材、圧空成形カツ
プ、中空瓶などに好適に用いることができる。 〔実施例〕 次に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明す
るが、本発明はその要旨を越えない限りこれらの
例に何ら制約されるものではない。 実施例1〜3、比較例1,2 エチレン・プロピレンランダム共重合体
(EPR−I;エチレン含有量80モル%、MFR21.2
g/10min、密度0.88g/cm3、結晶化度6%)と
無水マレイン酸グラフト高密度ポリエチレン
(MAH−HDPE;無水マレイン酸グラフト率2.1
g/100gポリマー、MFR32.4g/10min、密度
0.960g/cm3、結晶化度76%)と脂環族系水添石
油樹脂(商品名 アルコンP125、軟化点125℃、
臭素価2、荒川化学(株)製)を表1の割合でタンブ
ラーで混合し、200℃に設定した40mmφ一軸押出
機(ダルメージスクリユー)で混練造粒し、接着
性樹脂組成物を得た。 続いて、ハイインパクトポリスチレン(商品名
トーポレツクスHI830−05三井東圧化学(株)製)、
エチレン−ビニルアルコール共重合体(MFR2
1.3g/10min、密度1.19g/cm3、エチレン含有量
32mol%、商品名 クラレエバールEP−F(株)ク
ラレ製)および上記接着性樹脂組成物を用いて、
下記条件で3層水冷インフレフイルムを成形し
た。 フイルム層構成:ポリスチレン(外)/接着性
樹脂組成物(中)/エチレン・ビニルアルコ
ール共重合体(内)=100/20/20μ 押出機 :40mmφ押出機210℃(外層用) 40mmφ押出機210℃(中間層用) 40mmφ押出機210℃(内層用) 成形速度:15m/min 得られた3層フイルムのポリスチレン層と接着
性樹脂組成物層の界面接着力(FPSg/15mm幅)
およびエチレン・ビニルアルコール共重合体層と
接着性樹脂組成物層の界面接着力(FEVOHg/15
mm幅)を剥離速度300mm/minでT型剥離し、求
めた。結果を表1に示す。 実施例 4 実施例3で用いたEPR−Iの代りに、エチレ
ン・1−ブテンランダム共重合体(EBR−I;
エチレン含有量90モル%、MFR27.0g/10min、
密度0.887g/cm3、結晶化度15%)を用い表1に
示す割合で使用する他は実施例1と同様に行つ
た。結果を表1に示す。 実施例 5 実施例2で用いたアルコンP125の代りに脂環
族系水添石油樹脂(商品名 アルコンP135、軟
化点135℃、臭素化2、荒川化学(株)製)を用いる
他は実施例2と同様に行つた。結果を表1に示
す。 実施例 6 実施例2で用いたアルコンP125の代りに、脂
環族系水添石油樹脂(商品名 アルコンP90、軟
化点90℃、臭素化2、荒川化学(株)製)を用いる他
は実施例2と同様に行つた。結果を表1に示す。 実施例 7 実施例2で用いたMAH−HDPEの代りに、無
水マレイン酸グラフトエチレン−1−ブテン共重
合体(1−ブテン含有量3.2モル%、密度0.930
g/cm3、結晶化度55%)を用いる他は実施例2と
同様に行なつた。結果を表1に示す。 比較例 3 無水マレイン酸グラフトHDPE(無水マレイン
酸グラフト率0.3g/100g、MFR24.1g/
10min、密度0.96g/cm3、結晶化度76%)と実施
例1で用いたアルコンP125を表1の割合で使用
する他は実施例1と同様に行つた。結果を表1に
示す。 比較例 4 エチレン・酢酸ビニル共重合体(EVA:
MFR22.5g/10min、酢酸ビニル含有量19重量
%)と実施例1で用いたアルコンP125を表1の
割合で用いる他は実施例1と同様に行なつた。結
果を表1に示す。 比較例 5 無水マレイン酸グラフトEVA(MFR24.2g/
10min、酢酸ビニル含有量19重量%、無水マレイ
ン酸グラフト率0.3g/100gポリマー)と実施例
1で用いたアルコンP125を表1の割合で用いる
他は実施例1と同様に行つた。結果を表1に示
す。 比較例 6 比較例4で用いたEVA、実施例1で用いた
MAH−HDPEと脂肪族系環状炭化水素樹脂(軟
化点100℃、臭素化40、数平均分子量1200)を表
1の割合で混合する他は実施例1と同様に行なつ
た。結果を表1に示す。
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 メルトフロートが0.1ないし50g/min、密
度が0.850ないし0.900g/cm3、エチレン含有量が
30ないし95モル%。およびX線による結晶化度が
40%以下のエチレン・α−オレフインランダム共
重合体(A)60ないし98重量%、 脂肪族系炭化水素樹脂及び/又は芳香族系炭化
水素樹脂を水素添加した脂環族系炭化水素樹脂か
らなる粘着付与剤(B)1ないし40重量%、及び、 不飽和カルボン酸またはその誘導体のグラフト
量が0.01ないし10重量%、密度が0.905ないし
0.980g/cm3、及びX線による結晶化度が45%以
上の変性エチレン単独重合体もしくは変性エチレ
ン・α−オレフイン共重合体(C)0.1ないし20重量
%、 とからなることを特徴とする接着用変性ポリオレ
フイン組成物。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP60000461A JPS61162539A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | 接着用変性ポリオレフイン組成物 |
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|---|---|---|---|
| JP60000461A JPS61162539A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | 接着用変性ポリオレフイン組成物 |
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ID=11474431
Family Applications (1)
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