JPH0573330U - 車両用ディスクブレーキの摩耗警報装置 - Google Patents

車両用ディスクブレーキの摩耗警報装置

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JPH0573330U
JPH0573330U JP1276392U JP1276392U JPH0573330U JP H0573330 U JPH0573330 U JP H0573330U JP 1276392 U JP1276392 U JP 1276392U JP 1276392 U JP1276392 U JP 1276392U JP H0573330 U JPH0573330 U JP H0573330U
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JP
Japan
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pad
disc
disc rotor
friction pad
rotor
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JP1276392U
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English (en)
Inventor
智之 高木
吉人 花里
守 村仲
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Hitachi Astemo Ltd
Original Assignee
Nissin Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 摩耗インジケータの部品点数の削減と組付工
程を簡略にするとともに、確実に警報音を運転者に知ら
せる。 【構成】 キャリパブラケット3に設けられたパットガ
イド部3cに装着されるパッドリテーナ9に、ディスク
軸方向の弾性力を有し、所定量以上摩耗した摩擦パッド
6がディスクロータ2に摺接するときに、摩擦パッド裏
板8に押されてディスクロータ2側へ進出するスプリン
グ部9dと、このスプリング部9dの進出によりディス
クロータ2の側面に接触するインジケータ部9eとを一
体形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、摩擦パッドが所定量以上摩耗すると、金属薄板製の摩耗インジケー タをディスクロータの側面に接触させる車両用ディスクブレーキの摩耗警報装置 に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の摩耗警報装置は、摩擦パッドが所定量以上摩耗すると、摩耗インジケ ータをディスクロータの側面に接触させることによって生ずる異音により運転者 に警報するもので、一般には、例えば、特開昭57−140934号公報や実公 平2−32896号公報に示されるように、ブラケットに設けられたパットガイ ド部にパッドリテーナを装着して摩擦パッドの裏板の耳片を支承するとともに、 裏板の端部に摩耗インジケータを固設し、該摩耗インジケータの先端を裏板の側 部からディスクロータの側面に向けて摩擦パッドの摩耗限界点まで突出させてい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述の構成では、パッドリテーナと摩耗インジケータとが別体なので 、組付工数が増え、また、コスト的にも不利である。さらに、摩擦パッドが摩耗 限界点以上に摩耗した場合に、摩擦パッドのライニングの摩耗が摩耗インジケー タの摩耗よりも早いため、走行時でも摩耗インジケータがディスクロータの側面 に接触して警報音を発し、運転者がブレーキの警報であることを感知しにくい場 合がある。
【0004】 そこで本考案は、部品点数が少なく、組付工程も簡略化され、かつコスト的に も有利で、所定量以上摩耗した摩擦パッドがディスクロータに摺接するときに、 確実に警報音を発して運転者に知らせる車両用ディスクブレーキの摩耗警報装置 を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため本考案は、キャリパ支持部材に設けられたパットガイド部 に装着され、ディスクロータの側部に配設された摩擦パッドの裏板の耳片を支承 するパッドリテーナに、ディスクロータの軸方向の弾性力を有し、所定量以上摩 耗した前記摩擦パッドがディスクロータに摺接するときに、前記裏板に当接して ディスクロータ側へ進出するスプリング部と、このスプリング部の進出によりデ ィスクロータの側面に接触するインジケータ部とを一体形成したことを特徴とし 、さらに、前記パッドリテーナをディスク回入側に配設し、該パッドリテーナの インジケータ部に、前記耳片の端面を弾接して摩擦パッドをディスク回出側へ付 勢するパッド押圧部を形成したことを特徴としている。
【0006】
【作 用】
かかる構成により、制動時に所定量以上摩耗した摩擦パッドがディスクロータ に摺接すると、スプリング部が摩擦パッドの裏板に押されてディスクロータ側へ 進出し、インジケータ部をディスクロータの側面に接触して警報音を発する。
【0007】 また、ブレーキ操作を解除すると摩擦パッドの押圧力がなくなり、スプリング 部が裏板に押されなくなるので、スプリング部の復元力によりインジケータ部が ディスクロータの側面から離れるとともに、スプリング部に押されて摩擦パッド が後退する。
【0008】 さらに、インジケータ部に、耳片の端面に弾接するパッド押圧部を形成したパ ッドリテーナをディスクロータの回入側に配設することにより、摩擦パッドはデ ィスクロータの回出側のトルク受部に押しつけられるので、制動時のライニング とディスクロータの摺接による摩擦パッドと回出側のトルク受部との打音の発生 を防止できる。
【0009】
【実施例】 以下、本考案の第1実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。
【0010】 ディスクブレーキ1は、矢印A方向へ回転するディスクロータ2の一側で車体 に固設されたキャリパブラケット3に、ディスクロータ2の外側へディスク軸方 向に並設される一対のキャリパ支持腕3a,3aが延設され、両キャリパ支持腕 3a,3aの間に、キャリパボティ4が、取付腕4a,4aにそれぞれ突設され た摺動ピン5を、キャリパ支持腕3aの案内孔3bにそれぞれ挿通して、ディス ク軸方向に支持されている。
【0011】 ディスクロータ2の両側に対向配置される摩擦パッド6,6は、それぞれライ ニング7を裏板8に貼着し、裏板8の両側部にそれぞれ突設した耳片8aを、前 記キャリパ支持腕3aのディスクロータ2の両側に設けられたコ字形のパットガ イド部3c,3cに装着される金属薄板製のパッドリテーナ9を介して支承され 、制動及び制動解除時にパッドリテーナ9にてディスク軸方向の移動を円滑に案 内される。
【0012】 パッドリテーナ9は、ディスクロータ2の外周を跨いで配設される連結片9a と、該連結片9aの下部両端に突出して、パットガイド部3c,3cに装着され るコ字形のリテーナ部9b,9bと、連結片9aの下部中央から突出してキャリ パ支持腕3aの内側に凹設されたロータ溝3dに係止される係止爪9cとを有し ている。
【0013】 また、両リテーナ部9b,9bのディスクロータ2側には、ディスクロータ2 の外周側に延出し、摩擦パッド6側へ折返してディスクロータ2の軸方向の弾性 力を有するスプリング部9dと、該スプリング部9dから裏板8方向へ屈曲し、 ディスクロータ2と裏板7との間で、さらにディスクロータ2の側面側へ彎曲し て先端をディスクロータ2の側面に対向するインジケータ部9eがそれぞれ一体 形成されており、スプリング部9dのインジケータ部9e側には、ライニング7 が所定量以上摩耗した前記摩擦パッド6の裏板8が当接する当接片9f,9fが 設けられている。
【0014】 前記スプリング部9dは、ディスクロータ2の側面とわずかな間隙をもって配 設され、この間隙とインジケータ部9eとディスクロータ2の側面との間隙の量 によりライニング7の摩耗限界が設定される。
【0015】 前記裏板8の耳片8aには、インジケータ部9eを回避し、ディスク内周側と 外周側が前記当接片9f,9fに当接する凹部8bが形成されている。
【0016】 このように構成することにより、制動時にライニング7が所定量以上摩耗した 摩擦パッド6がディスクロータ2の側面に摺接するときに、裏板8の凹部8bの ディスク内周側と外周側が前記当接片9f,9fに当接し、スプリング部9dが 裏板8に押されてディスクロータ2側へ進出し、インジケータ部9eをディスク ロータ2の側面に接触して警報音を発する。
【0017】 また、制動解除時には摩擦パッド6のディスクロータ2への押圧力がなくなる ので、スプリング部9dがその弾性力により復帰し、インジケータ部9eがディ スクロータ2の側面から離間するとともに、スプリング部9dの弾性力により裏 板8を介して摩擦パッド6が後退し、ディスクロータ2の側面とライニング7の 引き摺りが防止できる。
【0018】 したがって、インジケータ部9eは、制動時にのみディスクロータ2の側面に 接触して警報音を発し、制動解除時には離間するので、摩擦パッド6の交換時期 を確実に運転者に警報できる。
【0019】 また、前記当接片9f,9fは、摩擦パッド6の組付時から車体取付けまでの 間に、摩擦パッド6が脱落するのを防止する。
【0020】 図4は、摩擦パッド10の裏板11の耳片11aの下部を切り欠いて、パッド リテーナ12のインジケータ部12aを回避できるようにし、パッドリテーナ1 2のスプリング部12bのディスク外周側に突設した当接片12cを耳片11a で押すようにした本考案の第2実施例を示すものである。
【0021】 尚、上記各実施例では、パッドリテーナ9,12をディスク回入側に配置した もので説明したが、ディスク回出側に配置してもよい。
【0022】 図5乃至図7は本考案の第3実施例を示すもので、パッドリテーナ20は、キ ャリパ支持腕3aのディスク回入側のパットガイド部3c,3cにそれぞれ設け られ、パットガイド部3cに装着されるリテーナ部20aに、ディスクロータ2 の軸方向の弾性力を有するスプリング部20bと、該スプリング部20bに連続 して先端をディスクロータ2の側面に対向するインジケータ部20cを一体に形 成している。
【0023】 インジケータ部20cは、スプリング部20bから反ディスク方向へ屈曲して 、リテーナ部20aと略同長に延出して折り返す長いループ部20dを有し、該 ループ部20dは、ディスクロータ2の周方向の弾性力を有している。
【0024】 また、摩擦パッド21は、裏板22の耳片22aにインジケータ部20cが挿 入される窓部22bを形成しており、該窓部22bのライニング23側端面に前 記ループ部20dが弾接し、摩擦パッド21をディスク回出側へ押圧するパッド 押圧部となっている。
【0025】 これにより、摩擦パッド21は、ディスク回出側(図5及び図6における矢印 B方向)のトルク受部(図示せず)に押し付けられるので、制動時のライニング 23とディスクロータ2の摺接による裏板22と回出側のトルク受部との打音の 発生を防止できる。
【0026】 また、ライニング23が所定量以上摩耗したときの制動時には、窓部22bの リテーナ部20a側がスプリング部20bを押して、インジケータ部20cをデ ィスクロータ2の側面に接触して警報音を発する。
【0027】 この際に、摩擦パッド21は、ライニング23とディスクロータ2の摺接によ って回出側のトルク受部に強く押し付けられるので、ループ部20dが窓部22 bのライニング23側端面から離れ、ループ部20dが警報音を増幅する。
【0028】
【考案の効果】
本考案の摩耗警報装置は以上のように、キャリパ支持部材に設けられたパット ガイド部に装着されるパッドリテーナに、ディスクロータの軸方向の弾性力を有 し、所定量以上摩耗した摩擦パッドがディスクロータに摺接するときに、摩擦パ ッド裏板に押されてディスクロータ側へ進出するスプリング部と、このスプリン グ部の進出によりディスクロータの側面に接触するインジケータ部とを一体形成 したので、制動時に所定量以上摩耗した摩擦パッドがディスクロータに摺接する ときには、インジケータ部がディスクロータの側面に接触して警報音を発し、ブ レーキ操作を解除すると摩擦パッドの押圧力がなくなり、スプリング部が裏板に 押されなくなるので、スプリング部の復元力によりインジケータ部がディスクロ ータの側面から離れる。
【0029】 したがって、パッドリテーナと摩耗インジケータが一体となるので、従来に比 べて部品点数が少なく、組付工程も簡略化され、かつコスト的にも有利となる。 また、制動時にのみ警報音を発するから確実に運転者に知らせることができる。 さらに、摩擦パッドの後退時には、スプリング部の復元力により摩擦パッドが確 実に引き戻されてディスクロータとの引き摺りを防止できる。
【0030】 また、インジケータ部に、耳片の端面に弾接するパッド押圧部を形成したパッ ドリテーナをディスクロータの回入側に配設することにより、摩擦パッドはディ スクロータの回出側のトルク受部に押しつけられるので、制動時のライニングと ディスクロータの摺接による摩擦パッドと回出側のトルク受部との打音の発生を 防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例を示すディスクブレーキ
の平面図
【図2】 図1のII−II断面図
【図3】 本考案の第1実施例のパッドリテーナの斜視
【図4】 本考案の第2実施例の要部を示す断面図
【図5】 本考案の第3実施例の要部を示す断面平面図
【図6】 本考案の第3実施例の要部を示す断面図
【図7】 本考案の第3実施例のパッドリテーナの斜視
【符号の説明】
1…ディスクブレーキ、2…ディスクロータ、3…キャ
リパブラケット、3a…キャリパ支持腕、3c…パッド
ガイド部、4…キャリパボディ、6,10,21…摩擦
パッド、7,23…ライニング、8,11,22…裏
板、8a,11a,22a…耳片、9,12,20…パ
ッドリテーナ、9b,20a…リテーナ部、9d,12
b,20b…スプリング部、9e,12a,20c…イ
ンジケータ部、20d…ループ部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリパ支持部材に設けられたパットガ
    イド部に装着され、ディスクロータの側部に配設された
    摩擦パッドの裏板の耳片を支承するパッドリテーナに、
    ディスクロータの軸方向の弾性力を有し、所定量以上摩
    耗した前記摩擦パッドがディスクロータに摺接するとき
    に、前記裏板に当接してディスクロータ側へ進出するス
    プリング部と、このスプリング部の進出によりディスク
    ロータの側面に接触するインジケータ部とを一体形成し
    たことを特徴とする車両用ディスクブレーキの摩耗警報
    装置。
  2. 【請求項2】 前記パッドリテーナをディスク回入側に
    配設し、該パッドリテーナのインジケータ部に、前記耳
    片の端面を弾接して摩擦パッドをディスク回出側へ付勢
    するパッド押圧部を形成したことを特徴とする請求項1
    記載の車両用ディスクブレーキの摩耗警報装置。
JP1276392U 1992-03-13 1992-03-13 車両用ディスクブレーキの摩耗警報装置 Pending JPH0573330U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010236616A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Nissin Kogyo Co Ltd 車両用ディスクブレーキ

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