JPH0573536B2 - - Google Patents

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JPH0573536B2
JPH0573536B2 JP23123388A JP23123388A JPH0573536B2 JP H0573536 B2 JPH0573536 B2 JP H0573536B2 JP 23123388 A JP23123388 A JP 23123388A JP 23123388 A JP23123388 A JP 23123388A JP H0573536 B2 JPH0573536 B2 JP H0573536B2
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JP
Japan
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torque converter
gear
bolt
screw hole
manipulator
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JP23123388A
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Shuichi Sasaki
Kanji Ootaka
Katsumi Suzuki
Hiroshi Miura
Shigeru Nemoto
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はねじ穴位置の位相合わせ装置に関し、
一層詳細には、例えば、自動車のエンジンにトル
クコンバータをボルトによつて組み付ける作業を
自動化された工程で行う場合において、定位置に
あるナツトランナに対してトルクコンバータを所
定角度ずつ回転させながらそのねじ穴の位置を正
確に適合させることを可能とするねじ穴位置の位
相合わせ装置に関する。
[発明の背景] 従来、自動車のエンジン組立工程において、例
えば、トルクコンバータをエンジンに組み付ける
作業は専ら作業員の手作業で行われている。
実際、トルクコンバータをエンジンに組み付け
るには、エンジンのクランクシヤフト端部に取り
付けられたドライブプレートに対してトルクコン
バータをボルトによつて固定しなければならな
い。トルクコンバータは円形状を呈するのが一般
的であるため、ドライブプレートの円周上に等間
隔に穿設した孔部からトルクコンバータのフラン
ジ部に同様に設けられているねじ穴にボルトを螺
入して両者を一体化する。人手によるボルトの締
結作業の場合、作業員がラチエツトレンチや手持
ち式のナツトランナで1つ1つボルトを挿入し締
め付けている。
ところで、このような手作業の工程では、生産
効率が悪いことから、必然的に工程の自動化が要
請されるに至る。然しながら、ボルトの締結作業
の自動化にあつては、ボルトの締結毎にナツトラ
ンナを次のねじ穴位置に移動させなければなら
ず、この結果、その機構が大型且つ複雑化してし
まう。一方、逆に、ワークであるエンジンとトル
クコンバータをねじ穴の間隔に対応させて回動す
ることが考えられるが、ナツトランナの位置とワ
ークのボルト穴の位置の位相合わせの精度を出す
のが困難で、この種の装置はこれまで実用化され
ていない。
[発明の目的] 本発明は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、パルスモータ、減速機、クラツ
チ等を介して駆動制御されるギヤをトルクコンバ
ータのスタータギヤに噛合させ、パルスモータの
パルス数に応じてトルクコンバータを連結される
ねじ穴の間隔に対応する角度ずつ回転するよう構
成することにより、正確にナツトランナの位置に
対してねじ穴位置の位相を合わせることを可能と
し、これによつてトルクコンバータの組付工程の
自動化に資するねじ穴位置の位相合わせ装置を提
供することを目的とする。
[目的を達成するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明はトルク
コンバータをエンジンに組み付ける際にそのねじ
穴位置をナツトランナ等の締付装置に対して位相
合わせする装置であつて、トルクコンバータの外
周に刻設されたギヤに対して噛合するギヤを備え
たギヤボツクスと、前記ギヤボツクスのギヤを駆
動する回転駆動源と、前記回転駆動源の回転力を
ギヤボツクスに伝達する回転力伝達系と、前記ギ
ヤボツクスをトルクコンバータ側に進退動作する
ためのバツクアツプ機構とからなることを特徴と
する。
[実施態様] 次に、本発明に係るねじ穴位置の位相合わせ装
置について好適な実施態様を挙げ、添付の図面を
参照しながら以下詳細に説明する。
第1図において、参照符号10は本発明に係る
位相合わせ装置を含むトルクコンバータ自動組付
システムを示す。このトルクコンバータ自動組付
システム10はワークとしてのトルクコンバータ
12を基準となる向きに固定するシヤトルユニツ
ト14と、当該シヤトルユニツト14上のトルク
コンバータ12を把持するマニピユレータ16を
備え且つ治具パレツト18上のエンジン20まで
トルクコンバータ12を搬送する手段としての移
動ローダ22と、トルクコンバータ12の締結用
のねじ穴に対して下からボルトを締め込むための
ボルト締付装置24と、このボルト締付装置24
に対して図示しないパーツフイーダから供給管2
6を介して送給されるボルトをセツトするボルト
装着装置28とから構成される。この場合、前記
移動ローダ22に設けたマニピユレータ16に本
発明に係る位相合わせ装置30が併設されている
ものである。
そこで、先ず、移動ローダ22について説明す
る。第1図中、参照符号32は長尺で且つ上方へ
延在する支柱を示し、この支柱32の先端部には
水平方向に延びるビーム34が設けられる。ビー
ム34にはレール36が敷設され、移動ローダ2
2はこのレール36上をビーム34の端部に配設
された走行シリンダ38の駆動作用下に水平方向
に変位自在に構成される。また、移動ローダ22
はマニピユレータ16を鉛直方向に変位させる駆
動源としての昇降シリンダ40を備えている。前
記マニピユレータ16は、第2図に示すように、
昇降シリンダ40のピストンロツド42と連結さ
れる。
すなわち、前記ピストンロツド42の先端には
マニピユレータ本体44が固定される。このマニ
ピユレータ本体44にはトルクコンバータ12を
把持する3つのクランプアーム46a乃至46c
が設けられている。この場合、120°ずつ相互に偏
位するクランプアーム46a乃至46cは支軸4
8a乃至48cを支点としてマニピユレータ本体
44に配設されるクランプシリンダ50a乃至5
0cの駆動作用下に回動自在に構成される。クラ
ンプアーム46a乃至46cの先端にはトルクコ
ンバータのスタータギヤ52に係合する爪部材5
4a乃至54cが固着される。なお、参照符号5
6a乃至56cはクランプアーム46a乃至46
cの把持位置を適正に保持せしめるためのストツ
パを示す。
一方、マニピユレータ本体44の下面部にはベ
アリングを含む継手部材58が固着され、この継
手部材58によつて回転自在に回転軸60が支承
される。この回転軸60の先端部には中空のカツ
プ形状を呈する大径部62が形成され、その内部
にはコイルスプリング64が収装される。コイル
スプリング64は大径部62に嵌合するワーク心
出部材66の尾端部に係合し、これを下方に付勢
する。ワーク心出部材66の先端部はトルクコン
バータ12の回転軸に嵌合するように、その大き
さおよび形状が選択される。また、ワーク心出部
材66の尾端部には回転軸60、マニピユレータ
本体44を挿通するロツド部材68が連結され
る。このロツド部材68の先端部は当該マニピユ
レータ本体44の上面部から突出すると共に、磁
性体70が固着される。この磁性体70に対応す
るように、マニピユレータ本体44の上面から屈
曲する取付部材71に取着され所定の高さ位置を
占めるように好ましくは近接スイツチからなる判
別用センサ72が設けられている。このセンサ7
2は前記磁性体70との関係でトルクコンバータ
12の機種を判別する役割を果たす。
このように構成されるマニピユレータ16に本
発明に係るねじ穴位置の位相合わせ装置30が併
設される。すなわち、マニピユレータ本体44の
側方には第2図において紙面と垂直な方向に延在
する第1のレール74、第2のレール76が設け
られ、これら第1レール74、第2レール76に
摺動自在に係合する第1摺動部材78、第2摺動
部材80を介して当該位相合わせ装置30が変位
自在に取り付けられる。この場合、マニピユレー
タ本体44側に固設される走行シリンダ82のピ
ストンロツド84は、第1摺動部材78側と連結
されており、従つて、第1および第2レール7
4,76に案内されつつ走行シリンダ82の駆動
作用下に当該位相組合わせ装置30は変位自在で
あり、特に、その変位方向はトルクコンバータ1
2のスタータギヤ52の接線方向と一致するよう
構成されている。
そこで、このような位相合わせ装置30につき
詳細に説明する。当該位相合わせ装置30は第1
および第2摺動部材78,80と一体的なハウジ
ング86を含み、このハウジング86に支持され
るように回転駆動源としてのパルスモータ88、
減速手段としてのハーモニツクドライブ90、駆
動力伝達手段としてのクラツチ92からなる回転
力伝達系が設けられている。パルスモータ88に
はその回転角度に比例した数の出力パルスを出力
するロータリエンコーダ94が連結され、この出
力パルスが回転角度の目標設定値と追従するよう
に図示しないサーボ制御系によつて制御された入
力パルスに基づいて回転する。パルスモータ88
の回転はハーモニツクドライブ90によつて所定
の回転速度に減速され、クラツチ92の入力軸に
伝達される。軸95に外嵌して回転するクラツチ
92の出力軸96にはギヤボツクス98が取着さ
れている。このギヤボツクス98内の第1ギヤ1
00は前記クラツチ92の出力軸96に外嵌さ
れ、第1ギヤ100には第2のギヤ102が噛合
し、この第2ギヤ102はトルクコンバータ12
のスタータギヤ52に噛合して当該トルクコンバ
ータ12を所定角度ずつ回転させる。なお、前記
クラツチ92の出力側を制動するためにブレーキ
シリンダ103が設けられている。このため、前
記ブレーキシリンダ103を構成するピストンロ
ツド103aの先端部には摩擦部材103bが固
着されている。
ここで、第3図に示すように、ハウジング86
の下端部にはギヤボツクス98をトルクコンバー
タ12側に押圧する機構としてのバツクアツプシ
リンダ104が設けられる。このバツクアツプシ
リンダ104内のシリンダ室105を摺動変位す
るピストン106にはスプリング108が係合
し、このスプリング108によつて前記ピストン
106は矢印A方向に付勢される。この場合、シ
リンダ室105内に圧縮空気が導入されている状
態ではピストン106から延在するピストンロツ
ド110はギヤケース98を押圧することはな
い。ハウジング86の下端部には、また、ギヤケ
ース98に設けた磁性体109に反応するギヤ噛
合確認センサ111とギヤケース98が過剰にト
ルクコンバータ側に押し付けられるのを回避し且
つ適正な位置に保持するためのストツパ112が
設けられている。
本発明に係るねじ穴位置の位相合わせ装置は基
本的には以上のように構成されるものである。
次に、第1図において、トルクコンバータ自動
組付システムを構成する他の装置について概略的
に説明する。
シヤトルユニツト14はレール架台114上を
水平方向に移動することが可能に構成されてい
る。ボルト装着装置28はパーツフイーダから延
在する供給管26を通り圧縮空気の圧力作用下に
送給されるボルトを受け入れるボルト受ホルダ1
16を備える。ボルト受ホルダ116には、この
場合、その内部に受領したボルトをその頭部を下
方に指向させて保持する一組の開閉自在なチヤツ
ク118a,118bが設けられる。また、当該
ボルト装着装置28は前記チヤツク118a,1
18bに当接してこれらを開成する開閉ロツド1
20a,120bと、開閉ロツド120a,12
0bと共に下降してボルト受ホルダ116内のボ
ルトを保持しつつ当該ボルトを下方に位置するボ
ルト締付装置24にセツトするためのドライバ1
22を備えている。これら開閉ロツド120a,
120bとドライバ122はシリンダ(図示せ
ず)に駆動されて一体的に昇降するよう構成され
る。
次に、ボルト締付装置24は架台124上に配
設される。架台124上において、当該ボルト締
付装置24を構成する本体部126およびこの本
体部126の前方に設けられるナツトランナ12
8は送りシリンダ130によつて架台124上を
進退自在である。ナツトランナ128は回転駆動
源としての駆動モータ132を備え、ボルトの頭
部が嵌合するソケツトは前記駆動モータ132に
より回転させられる。また、ナツトランナ128
はシリンダ134と連結され、このシリンダ13
4により昇降変位自在に構成される。この場合、
ボルト締め込みの際はナツトランナ128を上昇
させてボルトをトルクコンバータ12の下側から
螺入させるものである。
トルクコンバータ自動組付システムは概略的に
は以上のように構成されるものであり、次に、こ
のトルクコンバータ自動組付システムによつてト
ルクコンバータをエンジンに組み付ける一連の工
程との関連において本発明に係る位相合わせ装置
の作用並びに効果について説明する。
先ず、第1図および第2図に示すように、トル
クコンバータ12をシヤトルユニツト14上に載
置してそのねじ穴の位置を基準の向きに合わせ
る。この状態でシヤトルユニツト14をレール架
台114上で移動させ、同図に示す移動ローダ2
2の位置の直下にトルクコンバータ12を位置決
めする。
そこで、第2図において、移動ローダ22の備
える昇降シリンダ40のピストンロツド42を伸
長させることによつてマニピユレータ16を下降
させる。そして、トルクコンバータ12の出力軸
136を心出部材66に嵌合させ、トルクコンバ
ータ12の位置決めをする。この場合、心出部材
66の尾端部に係合するコイルスプリング64が
圧縮され、クツシヨンの役割を果たすと共に心出
部材66と連結されるロツド部材68が上昇して
その先端に設けられた磁性体70が判別用センサ
72に近接し、この結果、トルクコンバータ12
が適用機種であることが検知される。次いで、こ
のマニピユレータ16を作動させてトルクコンバ
ータ12をクランプアーム46a乃至46cで把
持させる。すなわち、クランプシリンダ50a乃
至50cを付勢して当該クランプアーム46a乃
至46cを支軸48a乃至48cを中心として矢
印方向に回動させれば、クランプアーム46a乃
至46c先端の爪部材54a乃至54cがトルク
コンバータ12のスタータギヤ52に係合し、こ
れによりトルクコンバータ12はクランプアーム
46a乃至46cに把持される。
この時、マニピユレータ16によつて固定され
たトルクコンバータ12に対して本発明に係る位
相合わせ装置30は離れた位置にあり、当該位相
合わせ装置30のギヤケース98の位置とトルク
コンバータ12に対する位置は第3図において二
点鎖線で示されている。
次いで、位相合わせ装置30全体を送るための
走行シリンダ82を駆動してマニピユレータ本体
44に設けた第1レール74、第2レール76に
沿つて当該位相合わせ装置30を第2図において
紙面から直交する方向手前側に変位させる。この
変位方向は第3図に示す矢印C方向に対応し、こ
れによりギヤボツクス98の第2ギヤ102をト
ルクコンバータ12のスタータギヤ52に対して
その接線方向から進入せしめる。この場合、クラ
ツチ92は接続状態にはなく、従つて、第2ギヤ
102は自由に回転可能な状態とする。そして、
バツクアツプシリンダ104において、ピストン
106を矢印B方向に押動していたシリンダ室1
05内の圧縮空気を排出させることにより、スプ
リング108の弾発作用下にピストン106を矢
印A方向に変位させ、ピストンロツド110をギ
ヤケース98に当接させ、当該ギヤケース98を
矢印D方向に回転させる。この結果、第2ギヤ1
02とトルクコンバータ12のスタータギヤ52
が噛合することになる。このようにスタータギヤ
52の接続方向から、先ず、ギヤボツクス98の
第2ギヤ102を進入させ、次いで、前記進入方
向とは直交する方向からギヤボツクス98を押圧
するため、スタータギヤ52と第2ギヤ102が
無理なく確実に噛合するに至る。従つて、噛合が
十分達成されない場合にスタータギヤ52が破損
するという危険性がなく、また、噛合した際にト
ルクコンバータ12が回動することによつてねじ
穴の位置がずれ、以後のボルト締込作業に支障を
来たすことはない。
そして、この噛合した状態は検出センサ111
に対してギヤボツクス98に設けた磁性体109
が接近することにより検知される。
次に、第1図に示す昇降シリンダ40の駆動作
用下にトルクコンバータ12を把持させたままマ
ニピユレータ16を上昇させると共に、走行シリ
ンダ38のピストンロツドを退動させて移動ロー
ダ22を治具パレツト18上に固定されるエンジ
ン20の直上まで移動させる。その位置で再び昇
降シリンダ40のピストンロツド42を伸長さ
せ、マニピユレータ16を下降させることによつ
てトルクコンバータ12をエンジン20のドライ
ブプレート138上に載置する。この時、トルク
コンバータ12の下部周縁に穿設してあるねじ穴
とドライブプレート138の周縁に穿設してある
孔部とは予めトルクコンバータ12のねじ穴をシ
ヤトルユニツト14上で基準の向きに合わせてい
るので一致する。
そこで、ボルト装着装置28によつてボルトが
ボルト締付装置24に装着される。すなわち、ボ
ルトは当該ボルト装着装置28のボルト受ホルダ
116内に供給管26を通つてその頭部を下方に
指向させて送られてくる。この時、チヤツク11
8a,118bは閉成されており、ボルトはこの
チヤツク118a,11bに係止している。そし
て、ボルト締付装置24にあつては初期状態では
ナツトランナ128はそのソケツトがボルト受ホ
ルダ116の直下に位置するように待機している
ものとする。この状態でドライバ122はボルト
受ホルダ116内に進入すると共に、その内部の
ボルトを保持する。やがて、開閉ロツド120
a,120b先端がチヤツク118a,118b
に当接し、これらを互いに拡開する方向に回動さ
せる。そして、トライバ122の下降と共に、こ
のドライバ122先端のボルトはナツトランナ1
28のソケツトに装着される。
このようにしてナツトランナ128のソケツト
にボルトが装着された後、送りシリンダ130に
よつてナツトランナ128を前進させる。そし
て、シリンダ134を上昇させると共に、駆動モ
ータ132の回転作用下にボルトをトルクコンバ
ータ12の下側から螺入し、締め付けることにな
る。一のねじ穴に対するボルト締結が終了した
後、ナツトランナ128を前記とは逆の動作でボ
ルト装着装置28のボルト受ホルダ116の直下
まで退避させておく。
次に、第4図および第5図に示すように、マニ
ピユレータ16に併設されている位相合わせ装置
30によつて次なるねじ穴の位相を合わせる。す
なわち、マニピユレータ16にあつてはクランプ
アーム46a乃至46cをクランプシリンダ50
a乃至50cの作用下に矢印方向に回動させ、ト
ルクコンバータ12に対するクランプを解除す
る。そして、図示しないサーボ制御系の駆動制御
の下にパルスモータ88を回転させてトルクコン
バータ12をそのねじ穴間隔に対応する角度だけ
回転させる。その時、クラツチ92を付勢状態、
すなわち、結合状態にしておくことは言うまでも
ない。
パルスモータ88の回転はハーモニツクドライ
ブ90によつて減速され、クラツチ92を介しそ
の出力軸96に伝達され、さらに、この出力軸9
6に固着される第1ギヤ100に噛合する第2ギ
ヤ102に伝達される。第2ギヤ102がトルク
コンバータ12のスタータギヤに噛合しているこ
とからトルクコンバータ12は回転し、その際、
パルスモータ88はトルクコンバータ12のねじ
穴の間隔に相応する回転角度分だけトルクコンバ
ータ12を回転させる結果、ねじ穴位置が正確に
調整される。こうして、次なるねじ穴に対して前
述したボルト締付装置24によつて同様にボルト
を締結する。
以上のような動作を繰り返してトルクコンバー
タ12をエンジン20のドライブプレート138
に取り付ける作業が自動的に遂行される。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、トルクコンバ
ータのねじ穴位置の位相合わせ定位置にあるナツ
トランナ等の締付手段に対して行う際、トルクコ
ンバータのスタータギヤにパルスモータにより駆
動されるギヤを噛合させ、このパルスモータの回
転駆動によりトルクコンバータを回転させること
によつて、精度よく位相合わせを行うことが可能
である。そして、スタータギヤに位相合わせ装置
側のギヤを噛合させるに際してスタータギヤの接
線方向から進入させてさらにギヤケースを押圧し
て確実に噛み合わせていることから、トルクコン
バータのギヤの噛合が円滑に遂行される。すなわ
ち、このように噛合状態が得られることによつ
て、スタータギヤが破損する等の事故の懸念もな
い。また、位相合わせ装置自体をトルクコンバー
タを搬送するマニピユレータに併設していること
から、全体構成を小型で簡素化することが可能と
なる。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて
説明したが、本発明はこの実施態様に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の改良並びに設計の変更が可能なこと
は勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る移相合わせ装置が適用さ
れるトルクコンバータ組付システムの全体構成側
面図、第2図はマニピユレータおよび当該位相合
わせ装置の一部断面側面図、第3図は当該位相合
わせ装置のギヤボツクスとトルクコンバータの噛
合前の相対的な位置関係を示す拡大説明図、第4
図はトルクコンバータとギヤボツクスとが噛合し
た状態の説明図、第5図は当該位相合わせ装置の
動作説明図である。 10……トルクコンバータ自動組付システム、
12……トルクコンバータ、14……シヤトルユ
ニツト、16……マニピユレータ、22……移動
ローダ、24……ボルト締付装置、28……ボル
ト装着装置、30……位相合わせ装置、32……
支柱、34……ビーム、38……走行シリンダ、
40……昇降シリンダ、44……マニピユレータ
本体、46a〜46c……クランプアーム、50
a〜50c……クランプシリンダ、58……継手
部材、60……回転軸、66……ワーク心出部
材、82……走行シリンダ、86……ハウジン
グ、88……パルスモータ、90……ハーモニツ
クドライブ、92……クラツチ、94……ロータ
リエンコーダ、98……ギヤボツクス、104…
…バツクアツプシリンダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 トルクコンバータをエンジンに組み付ける際
    にそのねじ穴位置をナツトランナ等の締付装置に
    対して位相合わせする装置であつて、トルクコン
    バータの外周に刻設されたギヤに対して噛合する
    ギヤを備えたギヤボツクスと、前記ギヤボツクス
    のギヤを駆動する回転駆動源と、前記回転駆動源
    の回転力をギヤボツクスに伝達する回転力伝達系
    と、前記ギヤボツクスをトルクコンバータ側に進
    退動作するためのバツクアツプ機構とからなるこ
    とを特徴とするねじ穴位置の位相合わせ装置。 2 請求項1記載の装置において、当該位相合わ
    せ装置本体をトルクコンバータが把持されるマニ
    ピユレータに配設すると共に、前記位相合わせ装
    置本体をアクチユエータの駆動作用下に前記トル
    クコンバータのギヤの接線方向に進退自在に構成
    したことを特徴とするねじ穴位置の位相合わせ装
    置。
JP23123388A 1988-09-13 1988-09-13 ねじ穴位置の位相合わせ装置 Granted JPH0276644A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23123388A JPH0276644A (ja) 1988-09-13 1988-09-13 ねじ穴位置の位相合わせ装置

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