JPH0573661U - 熱定着器 - Google Patents
熱定着器Info
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 突入電流を少くして電源容量を小さくすると
ともに、ヒートロールの温度検出を良好にする熱定着器
を提供する。 【構成】 用紙5にトナーを定着させるヒートロール1
の内部に抵抗発熱体6を配設する。抵抗発熱体6はヒー
トロール1を加熱し定着可能な状態にするもので、突入
電流が少い。またヒートロール1内にはサーミスタ10
が設けられ、ヒートロール1の温度を検出する。ヒート
ロール1外周に付着したトナーはサーミスタ10に付着
することがない。
ともに、ヒートロールの温度検出を良好にする熱定着器
を提供する。 【構成】 用紙5にトナーを定着させるヒートロール1
の内部に抵抗発熱体6を配設する。抵抗発熱体6はヒー
トロール1を加熱し定着可能な状態にするもので、突入
電流が少い。またヒートロール1内にはサーミスタ10
が設けられ、ヒートロール1の温度を検出する。ヒート
ロール1外周に付着したトナーはサーミスタ10に付着
することがない。
Description
【0001】
本考案は、電子写真記録方式を用いたプリンタや複写機等に使用される熱定着 器に関する。
【0002】
従来、電子写真記録方式のプリンタや複写機においては、ヒートロールを備え た熱定着器により現像トナーを用紙に定着させるものがあり、その例はたとえば 特開平3−208077号公報に開示されている。 この種の熱定着器は、金属パイプの表面にフッ素系樹脂をコーティングしたヒ ートロールの中心部にハロゲンランプを配し、このハロゲンランプによりヒート ロールを定着温度まで熱する。
【0003】 またヒートロール表面温度は、ヒートロール表面に当接して設けられたサーミ スタで温度検知することにより、一定値に制御される。またヒートロールにはバ ックアップロールが回転可能に圧接されており、この両ロールの間に、トナーを 付着した用紙を通過させることにより、トナーを用紙に定着させる。
【0004】
しかしながら上記構成の熱定着器においては、熱源としてハロゲンランプを使 用しているので、低温時にハロゲンランプをオンするとき突入電流が大きくなる 。即ち、ハロゲンランプのタングステンを使用しているが、このタングステンの 特性上、温度が上昇するのに伴い抵抗が大きくなり、所定の温度になった時に定 格電流が流れるようになっている。したがってプリンタや複写機をオンしたとき には、ハロゲンランプが室温状態になっているので、抵抗が小さく、したがって 大電流が流れることになる。そこで、大きな突入電流が流れてもよいように、プ リンタや複写機などの電源容量を大きくする必要があり、その分コストが高くな る。
【0005】 また、ヒートロールの表面温度を検知するサーミスタをヒートロールの外側表 面に当接して配置しているので、用紙に定着されないでヒートロール表面に付着 したトナーやゴミ等が、ヒートロールとサーミスタの間に入り込み、その結果サ ーミスタの温度検知の感度が悪くなる。それ故定着温度が徐々に高くなり、用紙 上のトナーが溶融され過ぎ、その溶融され過ぎたトナーがヒートロールに付着し 易くなる所謂ホットオフセットを発生させるという問題もあった。
【0006】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、突入電流が少く 、またヒートロールの温度検知を良好に行う優れた熱定着器を提供することであ る。
【0007】
上記課題を解決するために、加熱した円筒状のヒートロールとこれに回転可能 に圧接するバックアップロールとによりトナーが転写された用紙を圧接してトナ ーを定着させる熱定着装置における本考案は、ヒートロールの内部に配設されヒ ートロールを熱伝導により加熱する抵抗発熱体と、ヒートロールの内部に配設さ れヒートロールの温度を検出する温度検出素子とを設けたものである。
【0008】
ヒートロールの内部に配設された抵抗発熱体は、電源からの電流を受けて加熱 し、ヒートロールを加熱する。つまり、電源をオンすると、抵抗発熱体に流れる 電流によってジュール熱が発生し、このジュール熱によってヒートロールの温度 が上昇する。電源オン時、抵抗発熱体の抵抗値は高いので、突入電流は少い。
【0009】 また、ヒートロールの温度を検知する温度検知素子をヒートロールの内部に配 設したので、トナーを定着する際ヒートロールの外周面にトナーが付着しても、 そのトナーが温度検出素子に付着することはなく、したがって温度検出素子によ るヒートロールの温度検出は適正に行われる。
【0010】
以下本考案に係る実施例を図面にしたがって説明する。 図1は本考案に係る実施例の熱定着器を示す概略側面図である。 図1において、ヒートロール1は、薄い金属性パイプ2の外周面にフッ素系樹 脂3を被覆して構成され、図示しない駆動部によって矢印A方向に回転させられ る。ヒートロール1に対向してバックアップロール4が設けられている。バック アップロール4は、シリコーンゴム等のロールであり、ヒートロール1に一定圧 力で押し付けられていて、ヒートロール1の回転に伴って矢印B方向に回転する 。ヒートロール1とバックアップロール4とで、トナーが転写された用紙5を圧 接挟持して搬送する。
【0011】 ヒートロール1の内部には抵抗発熱体6が電極板7とともに設けられている。 抵抗発熱体6は熱伝導性の良い伝熱プレート8へ固着され、電極板7は構造部材 9に固定されている。電極板7は図示せぬAC電極に接続されている。伝熱プレ ート8はヒートロール1の内面に沿って円弧状になっており、ヒートロール1に 対して隙間なく当接している。この伝熱プレート8は構造部材9に固定されてい る。構造部材9は、抵抗発熱体6がバックアップロール4と対向する位置で図示 せぬ固定手段により固定されている。
【0012】 抵抗発熱体6としては、本実施例では、チタン酸バリウム(BaTiO3 )と 酸化鉛(PbO)の混合材(正温度係数サーミスタ)を使用しており、この混合 材を使用することにより、定着温度が設定値より高くなったときに抵抗発熱体6 の抵抗値が急激に増加するように混合比を設定することができる。したがって、 抵抗発熱体6に電力を供給するAC電源を制御することなく、抵抗発熱体6およ びヒートロール1を一定温度に保つことが可能になる。
【0013】 またヒートロール1の内部にはサーミスタ10が設けられている。サーミスタ 10は金属性パイプ2に当接して配設され、ヒートロール1の温度を検出する。 サーミスタ10は図示せぬ装置制御部に接続されており、装置制御部はサーミス タ10からの温度検出信号によりヒートロール1の温度を一定にするように抵抗 発熱体6への電力の供給を制御している。
【0014】 上記構造を有する熱定着器において、まず図示せぬ駆動手段によりヒートロー ル1を矢印A方向に回転させるとともに、図示せぬAC電源から抵抗発熱体6に 電流が流される。これにより抵抗発熱体6が発熱し、その熱エネルギーは伝熱プ レート8を介してヒートロール1に供給され、ヒートロール1の温度は定着に必 要な温度まで上昇する。このとき、抵抗発熱体6の抵抗値は加熱開始時において 高いので、電源投入時の突入電流は小さい。
【0015】 またヒートロール1の回転によりバックアップロール4が矢印B方向に回転し 、未定着のトナーを乗せた用紙5が両ロール1,4間を通過する。用紙5がヒー トロール1に接触したとき、ヒートロール1の熱によりトナーが溶融して、用紙 5に定着する。なおヒートロール1の回転により、金属性パイプ2と伝熱プレー ト8が摺動するが、金属性パイプ2の内面にたとえば高温用潤滑油を塗布するこ とにより、摺動による摩耗を防ぐことができる。
【0016】 定着動作を繰り返すうちに、ヒートロール1の外周面に定着されないトナーが 付着するようになる。しかしながら、このトナーは温度検出用のサーミスタ10 に付着することはない。何故ならサーミスタ10はヒートロール1の内部に設け られているからである。したがって、サーミスタ10の温度検出の感度は低下す ることはない。またヒートロール1の内部には、紙粉やゴミ等が侵入することも ないので、これらの紙粉等によってもサーミスタ10の感度が低下することはな い。したがって、長期間に亘ってメンテナンスなしでサーミスタ10を使用する ことができる。
【0017】
以上詳細に説明したように本考案によれば、ヒートロールの発熱体として抵抗 発熱体を使用したので、低温時の抵抗値が高く、したがって突入電流が少くなり 、装置の電源容量を小さくすることができる。
【0018】 またヒートロールの温度を検出するサーミスタをヒートロールの内部に設けた ので、ヒートロールの外周に付着したトナーがサーミスタに付着することがなく なり、したがってサーミスタの温度検出感度が低下しない。それ故前述したホッ トオフセット等の問題を発生させることがなく、長期に亘って安定した定着動作 を行うことができる。
【図1】本考案に係る実施例の熱定着器を示す概略側面
図。
図。
1 ヒートロール 4 バックアップロール 5 用紙 6 抵抗発熱体 10 サーミスタ
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱した円筒状のヒートロールとこれに
回転可能に圧接するバックアップロールとによりトナー
が転写された用紙を圧接してトナーを定着させる熱定着
器において、 ヒートロールの内部に配設され、ヒートロールを熱伝導
により加熱する抵抗発熱体と、 ヒートロールの内部に配設され、ヒートロールの温度を
検出する温度検出素子とを設けたことを特徴とする熱定
着器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1187192U JPH0573661U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 熱定着器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1187192U JPH0573661U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 熱定着器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0573661U true JPH0573661U (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=11789791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1187192U Pending JPH0573661U (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | 熱定着器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0573661U (ja) |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1187192U patent/JPH0573661U/ja active Pending
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