JPH0573792B2 - - Google Patents

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JPH0573792B2
JPH0573792B2 JP59204785A JP20478584A JPH0573792B2 JP H0573792 B2 JPH0573792 B2 JP H0573792B2 JP 59204785 A JP59204785 A JP 59204785A JP 20478584 A JP20478584 A JP 20478584A JP H0573792 B2 JPH0573792 B2 JP H0573792B2
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JP
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acid
weight
oil
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fatty acids
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Yutaka Inoe
Yoshio Sasaki
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Kansai Paint Co Ltd
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Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、常温もしくは低温加熱(130℃以下)
で酸化乾燥可能な塗料に関し、さらに詳しくは主
骨格中に窒素原子を有せしめた脂肪酸変性含窒素
アルキド樹脂をビヒクルの主成分とし、さらに乾
燥剤を配合してなる酸化乾燥型水性塗料に関する
ものである。 乾性油脂肪酸で変性したアルキド樹脂を主成分
とする酸化乾燥型塗料は広い分野において使用さ
れており、低コストで、塗装作業性、付着性、肉
持感(特にソリツドカラーにおいて)などがすぐ
れている。ところが、技術革新が急速に進む現代
において、塗料に対する要求機能水準も必然的に
高くなり、そのなかで酸化硬化型塗料についてみ
ると、塗膜の仕上がり外観(光沢、鮮映性など)、
付着性、耐腐食性、耐薬品性および可とう性など
の一層の向上が強く要望されている。 本発明はこれらの要望を達成するためになされ
たのであつて、種々の見地からの研究努力の結
果、脂肪酸変性アルキド樹脂の主骨格中にジエタ
ノールアミンである2級アルカノールアミンを用
いて窒素原子を含有せしめ乾燥剤を用いることに
よつて上記要望をすべて満たすことができたので
ある。 すなわち、本発明は、多価アルコール成分の一
部又は全部にジエタノールアミンを用いてなる酸
化乾燥する脂肪酸変性含窒素アルキド樹脂をビヒ
クルの主成分とし、乾燥剤として脂肪酸の金属塩
を配合してなる酸化乾燥型水性塗料に関する。 本発明の特徴は、脂肪酸変性アルキド樹脂とし
て、該樹脂を構成する多価アルコール成分の一部
又は全部にジエタノールアミンを使用してなる酸
化乾燥型脂肪酸変性含窒素アルキド樹脂を用い、
さらに乾燥剤として脂肪酸の金属塩を用いたとこ
ろにある。その結果、上記した欠陥をすべて解消
でき、本発明の目的を十分に達成することができ
た。 すなわち、本発明の塗料は、常温もしくは低温
加熱(130℃以下)でもすみやかに酸化重合反応
により乾燥硬化し、形成された塗膜は付着性がす
ぐれており、例えば、鉄、銅、アルミニウムなら
びにこれらを含む合金(さらに、これらの表面を
リン酸、クロム酸塩などで処理したものおよび半
田づけ部分も含む)、プラスチツク(特にポリア
ミド樹脂など)、ガラス、木、無機質基材などに
対する付着性がすぐれているので、敢えてプライ
マーなどで下地処理する必要はない。また、リコ
ート(再塗装)性がすぐれているので、サンデイ
ングすることなく本発明の塗料を塗り重ねること
ができる。さらに、他の組成からなるプライマー
(下塗り)、中塗り、上塗りなどの塗膜との付着性
もすぐれているので、これらの多層塗膜を形成し
ても層間剥離することは殆どなく、補修用塗料と
しても有用である。さらに、本発明で用いる脂肪
酸変性含窒素アルキド樹脂は、顔料表面への吸着
性がすぐれているために顔料分散を容易に行な
え、特に均一かつ微細に分散することがしばしば
困難であつた酸性顔料であるカーボンブラツクな
ども容易にかつ均一微細に分散することができ
た。その結果、カーボンブラツクならびにこれら
以外の無機、有機顔料、体質顔料などを分散せし
めた塗料は、貯蔵中に顔料の凝集、沈降などが殆
ど認められず、しかも長期貯蔵後でも改良された
光沢、鮮映性などの低下は殆ど生じないのであ
る。また、本発明の塗料は、従来の酸化乾燥型水
性塗料に比べ、耐食性、耐薬品性、可とう性など
も著しく改良できた。 次に、本発明の塗料についてさらに具体的に説
明する。 脂肪酸変性含窒素アルキド樹脂は、該樹脂を構
成する多価アルコール成分の一部又は全部にジエ
タノールアミンを使用してなるものである。すな
わち、該アルキド樹脂に関し、該ジエタノールア
ミンに含まれる2個の水酸基は多塩基酸成分とエ
ステル化し、該両成分で樹脂の主骨格の殆どもし
くは全部を形成せしめ、該ジエタノールアミンに
含まれる窒素原子を該主骨格中に位置させること
が重要であつて、これによつて前記の欠陥を解消
できたのである。したがつて、該アミンをあらか
じめ生成したアルキド樹脂に付加するなどして、
該樹脂の主骨格の末端もしくは側鎖にペンダント
状に結合したものは本発明の意図するところでは
ない。 本発明で使用する脂肪酸変性含窒素アルキド樹
脂は、多塩基酸成分、ジエタノールアミンのみも
しくはジエタノールアミンと他の多価アルコール
とからなる多価アルコール成分および乾性油(脂
肪酸)(半乾性も含む)を常法により反応せしめ
ることによつて製造できる。 多塩基酸成分は成分中に2個以上のカルボキシ
ル基を有する多価カルボン酸化合物からなつてお
り、該化合物としては、例えばコハク酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデシルコハ
ク酸およびこれらの無水物などの脂肪族飽和二塩
基酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸および
これらの無水物などの脂肪族不飽和二塩基酸、フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、トリメリ
ツト酸、ピロメリツト酸およびこれらの無水物な
どの芳香族多塩基酸、テトラヒドロフタル酸、メ
チルシクロヘキセントリカルボン酸、ヘキサヒド
ロフタル酸、ハイミツク酸、ヘツト酸、テトラク
ロロフタル酸、シクロヘキサンジカルボン酸、メ
チルヘキサヒドロフタル酸、ヘキサヒドロトリメ
リツト酸およびこれらの無水物などの脂環族多塩
基酸などがあげられ、これらから選ばれた1種も
しくは2種以上が用いられる。 多価アルコール成分は、ジエタノールアミンの
みまたはこれと多価アルコールとの混合系から構
成されている。 多価アルコール成分の一成分として上記ジエタ
ノールアミンと併用することができる多価アルコ
ールは、1分子中に2個以上の水酸基を有するも
のであり、例えばエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ジプロピレングリコール、ブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、1,2
−、1,3−、2,3−、1,4−ブチレングリ
コール、ペンタンジオール、2,3−ジメチルプ
ロパンジオール、1,6−、2,5−ヘキサンジ
オール、テトラメチレングリコール、ヘキサメチ
レングリコール、トリメチロールエタン、トリメ
チロールプロパン、グリセリン、ジグリセリン、
ジペンタエリスリトール、ソルビトールなどがあ
げられ、これらは単独もしくは複数で用いられ
る。 本発明において、脂肪酸変性含窒素アルキド樹
脂における「脂肪酸変性」とは、乾性油(半乾性
油も含む、以下同様)もしくは乾性油脂肪酸(半
乾性油脂肪酸も含む、以下同様)を用いて変性し
たことである。これらの乾性油ならびに乾性油脂
肪酸は、酸化重合性の不飽和結合を有しており、
特にヨウ素価が80以上、さらに100以上のもので
あることが好ましい。乾性油(半乾性油も含む)
としては、例えばサフラワー油、アマニ油、ダイ
ズ油、ゴマ油、ケシ油、エノ油、麻実油、ブドウ
核油、トウモロコシ油、ヒマワリ油、オイチシカ
油、綿実油、クルミ油、ゴム種油、桐油、脱水ヒ
マシ油、トール油、米ヌカ油ならびにそれらのボ
デー化油などがあげられ、これらはそれぞれ単独
で使用でき又は2種もしくはそれ以上混合して使
用することができる。これらのうち、特に脱水ヒ
マシ油、サフラワー油、アマニ油、ダイズ油、ト
ール油などが好適である。また、乾性油脂肪酸
(半乾性油脂肪酸も含む)としては、例えばサフ
ラワー油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、ダイズ油脂肪
酸、ゴマ油脂肪酸、ケシ油脂肪酸、エノ油脂肪
酸、麻実油脂肪産、ブドウ核油脂肪酸、トウモロ
コシ油脂肪酸、トール油脂肪酸、ヒマワリ油脂肪
酸、綿実油脂肪酸、クルミ油脂肪酸、ゴム種油脂
肪酸、桐油脂肪酸、脱水ヒマシ油脂肪酸、米ヌカ
油脂肪酸、オイチシカ油脂肪酸およびこれらのダ
イマー酸などがあげられ、これらは単独で使用で
き又は2種もしくはそれ以上混合して使用でき
る。これらのうち、特にサフラワー油脂肪酸、脱
水ヒマシ油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、ダイズ油脂
肪酸、トール油脂肪酸などが好適である。さら
に、必要ならば、例えば安息香酸、p−tertブチ
ル安息香酸などの芳香族一塩基酸なども併用でき
る。 本発明で用いる脂肪酸変性含窒素アルキド樹脂
は、上記の多塩基酸成分、多価アルコール成分お
よび乾性油(または乾性油脂肪酸)を常法に従つ
て反応せしめることによつて得られる。そして、
多塩基酸成分/多価アルコール成分(モル比)は
0.5〜1.2、特に0.7〜1.0が好ましく、また、多価
アルコール成分として用いる上記ジエタノールア
ミンの含有率は、多塩基酸成分、多価アルコール
成分および乾性油(または乾性油脂肪酸)の合計
量にもとづいて、0.5〜20重量%が適しており、
好ましくは0.5〜10重量%、特に好ましくは2〜
10重量%である。さらに、乾性油(または乾性油
脂肪酸)の配合量(油長)は、多塩基酸成分、多
価アルコール成分および該乾性油(または乾性油
脂肪酸)との合計量にもとづいて、25〜75重量
%、好ましくは25〜60重量%の範囲内で使用する
のが適している。また、本発明の塗料は水系であ
り、上記脂肪酸変性含窒素アルキド樹脂の酸価を
10〜200に調整しておくことが好ましい。また脂
肪酸変性含窒素アルキド樹脂の水性化は該樹脂を
さらに塩基性化合物(例えばアンモニア、モノエ
チルアミン、ジエチルアミン、トリメチルアミ
ン、トリエチルアミン、イソプロピルアミン、ジ
イソプロピルアミン、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、ジメ
チルエタノールアミン、ジエチルエタノールアミ
ン、ジメチルベンジルアミン、モルホリン、エチ
レンジアミン、エチレントリアミンなど)で中和
(部分もしくは完全)し、水に溶解もしくは分解
せしめるのである。 また、水酸基価は200以下、特に100以下が好ま
しい。特に本発明の塗料では脂肪酸変性含窒素ア
ルキド樹脂の酸価を従来のアルキド樹脂に比べ水
希釈安定性を損うことなく、低くすることがで
き、例えば水溶系では約30まで、水分散系では10
〜30まで酸価を低くでき、その結果、塗膜の耐水
性を向上できた。 そして、本発明において、上記脂肪酸変性含窒
素アルキド樹脂の酸化乾燥性を向上させるために
乾燥剤を配合する必要がある。乾燥剤としては脂
肪酸の金属塩が用いられ、例えば、ナフテン酸、
アマニ油脂肪酸、ダイズ油脂肪酸、トール油、ロ
ジン、ジエチルヘキサニツク酸などの金属塩で、
金属としてはコバルト、マンガン、カルシウム、
亜鉛、鉄、ジルコニウム、セリウム、銅などがあ
げられる。 本発明に係る上記脂肪酸変性含窒素アルキド樹
脂を主成分とする塗料には、必要に応じて、着色
顔料、体質顔料、メタリツク顔料、紫外線吸収
剤、タレ止め剤などを適宜配合することができ
る。 本発明の塗料は水を溶媒もしくは分散媒とする
液状塗料であつて、上記アルキド樹脂を前記のご
とく中和し、他の成分と共に水(有機溶剤を含有
してもさしつかえない)中に溶解もしくは分散せ
しめることによつて得られる。そして、これらの
塗料は、ハケ塗り、流し塗り、スプレー(エア
ー、エアレス)塗装、静電塗装、浸漬塗装、カー
テンフローコーター、電着塗装などによつて塗装
でき、塗装時における該塗料の不揮発分濃度は10
〜70重量%が適しており、塗膜の厚さは乾燥塗膜
にもとづいて5〜40μが好ましく、塗膜の乾燥は
室温(40℃以下)もしくは40〜130℃に低温加熱
することによつて行なわれる。被塗面としては特
に制限されず、例えば無処理金属、リン酸塩もし
くはクロム酸塩などで表面処理した金属、すでに
プライマー、中塗りもしくは上塗りなどが塗装し
てある物品、プラスチツク、木、ガラス、無機質
製品などがあげられる。 以下に、本発明に用いる脂肪酸変性含窒素アル
キド樹脂の製造例、実施例ならびに比較例につい
て説明する。 製造例 1 無水フタル酸24.5重量部、アマニ油脂肪酸49.2
重量部、トリメチロールプロパン20.4重量部、ジ
エタノールアミン2.8重量部、キシレン3重量部
およびジブチル錫オキサイド0.1重量部からなる
混合物を、窒素ガス雰囲気中で撹拌しながら160
〜230℃において12時間反応したのち、さらに無
水マレイン酸3.1重量部を加え200℃で2時間反応
せしめて本発明で用いる脂肪酸変性含窒素アルキ
ド樹脂(A−1)を得た。該樹脂(A−1)に関
し、水酸基価は12.6、酸無水基開環後の酸価は
38、ジエタノールアミン含有率は2.8重量%、脂
肪酸含有率は52重量%であつた。 製造例 2 安息香酸11.8重量部、無水フタル酸25.8重量
部、サフラワー油脂肪酸34.2重量部、トリメチロ
ールプロパン21.3重量部、ジエタノールアミン
4.1重量部、キシレン3重量部およびジブチル錫
オキサイド0.1重量部からなる混合物を、窒素ガ
ス雰囲気中で撹拌しながら160〜230℃において12
時間反応したのち、さらに無水マレイン酸2.8重
量部を加え200℃で2時間反応せしめて本発明で
用いる脂肪酸変性含窒素アルキド樹脂(A−2)
を得た。該樹脂(A−2)に関し、水酸基価は
10.0、酸無水基開環後の酸価は35、ジエタノール
アミン含有率は4.0重量%、脂肪酸含有率は34重
量%であつた。 製造例 3 無水フタル酸27.3重量部、アマニ油脂肪酸43.9
重量部、トリメチロールプロパン25.1重量部、キ
シレン3重量部およびジブチル錫オキサイド0.1
重量部からなる混合物を製造例1と同様にして反
応したのち、さらに無水マレイン酸3.4重量部を
加えて製造例1と同様にして反応して、比較例用
アルキド樹脂を作成した。 実施例 1 製造例1で得た含窒素アルキド樹脂(A−1)
をジエチルアミノエタノールで当量中和して水溶
化物とし、該樹脂(A−1)固形分100重量部あ
たり、ナフテン酸コバルト0.5重量部、ナフテン
酸マンガン0.5重量部、カーボンブラツク600E(長
瀬産業、商品名)6.25重量部、ブチルセロソルブ
および水を配合し、ボールミルで混合、分散を行
なつて不揮発分含有率50%の着色塗料1を製造し
た。 実施例 2 製造例2で得た含窒素アルキド樹脂(A−2)
をジエチルアミノエタノールで当量中和して水溶
化物とし、該樹脂(A−2)固形分100重量部あ
たり、ナフテン酸コバルト0.5重量部、ナフテン
酸マンガン0.5重量部、チタン白顔料(帝国化工
社製、商品名JR−600E)125重量部、ブチルセロ
ソルブおよび水を配合し、ボールミルで混合、分
散を行なつて不揮発分含有率50%の着色塗料2を
製造した。 比較例 1 実施例1における含窒素アルキド樹脂(A−
1)を製造例3で得た比較例用アルキド樹脂に代
えた以外はすべて実施例1に準じて着色塗料3を
製造した。 比較例 2 実施例1において、ナフテン酸コバルト0.5重
量部、ナフテン酸マンガン0.5重量部を配合しな
い以外はすべて実施例1に準じて着色塗料4を製
造した。 性能試験結果 上記実施例および比較例で得た着色塗料1〜4
をリン酸鉄で表面処理した鉄板に塗装し、酸化乾
燥せしめてなる塗板について各種塗膜性能試験を
行ない、その結果は次表のとおりであつた。
【表】
【表】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 多価アルコール成分の一部又は全部にジエタ
    ノールアミンを使用してなる脂肪酸変性含窒素ア
    ルキド樹脂をビヒクルの主成分とし、乾燥剤とし
    て脂肪酸の金属塩を配合してなる酸化乾燥型水性
    塗料。
JP20478584A 1984-09-29 1984-09-29 酸化乾燥型塗料 Granted JPS6183263A (ja)

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