JPH0574011B2 - - Google Patents

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JPH0574011B2
JPH0574011B2 JP1324978A JP32497889A JPH0574011B2 JP H0574011 B2 JPH0574011 B2 JP H0574011B2 JP 1324978 A JP1324978 A JP 1324978A JP 32497889 A JP32497889 A JP 32497889A JP H0574011 B2 JPH0574011 B2 JP H0574011B2
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Rion Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は振動暴露量管理システムに関し、特に
振動作業に従事する作業者ごとの振動暴露量を効
率良く管理できるようにしたものである。
〔発明の概要〕
本発明は、振動暴露量管理システムにおいて、
電源設備、通信設備、交通機関、診断施設等のデ
ータ管理設備がない作業現場における作業者から
の振動暴露量の採取を、個人別データ採取カード
を適用し得る個人別振動暴露計を用いて行うよう
にしたことにより、振動暴露量を管理するための
データベースを容易に作成できる。
〔従来の技術〕
従来、振動作業工具例えば伐倒、枝払い用チエ
ンソ、保線用タイタンバ等を把持して作業をする
作業に従事する作業者(これを単に作業者と呼
ぶ)は、振動暴露量が適正でなければ手腕系に振
動障害を生ずるおそれがあるため、振動作業に従
事している間の振動暴露量を適確に検出する必要
があり、かかる観点から作業者が作業現場におい
て身体の一部に装用させることによつて振動暴露
量についての検出情報を採取する方法が検討され
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで作業者が従事する作業現場は、実際
上、振動障害の発生を予測し、その防除対策を管
理する医師等の専門家が所在する場所(多くの場
合当該企業の本社に設置された管理センタ)から
遠隔した地域に散在している実情があり、従つて
管理センタにおいて有効な管理をし難い問題があ
る。
因に各作業者から得た検出情報は、手腕系の振
動障害の防除対策に関する情報として作業記録情
報と共に統計的な暴露振動量情報を作成するため
に集収され、かくして各作業者についての検出情
報を集積することにより、例えば工具振動の振動
発生限度の設定や、作業者の検診や、作業環境の
判定基準の設定等に適用される。
かかる目的に適合した検出情報を得るために
は、全ての作業現場において所定の検出条件の下
に検出情報を得ると共に、これを遅滞なく管理セ
ンタに集中することが望ましい。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、
多数の振動暴露量情報を適確に管理し得るように
した振動暴露量管理システムを提案しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる問題点を解決するため第1の発明におい
ては、作業現場において振動作業に従事する各作
業者がそれぞれ装用し、作業者が暴露された振動
暴露量を表す個人別振動暴露量データを、着脱自
在に挿入された個人別データ採取カード14に書
き込む個人別振動暴露計11と、現場事務所に配
設され、各作業者から集められた個人別データ採
取カード14に書き込まれている個人別振動暴露
量データを読み取つて、各作業者ごとの作業者別
管理データを集計すると共に、当該現場事務所に
ついての作業者別データベースを作成する振動暴
露量データ集収装置5とを設けるようにする。
また第2の発明においては、第1の発明の構成
に加えて、複数の現場事務所の作業者別データベ
ースから作成された振動暴露量管理データを集積
してメインデータベースを作成する振動暴露量デ
ータ集積装置4を設けるようにする。
〔作用〕
個人別データ採取カード14を挿入された個人
別振動暴露計11を装用した作業者が作業現場に
おいて振動作業に従事すると、作業をするごとに
その都度作業者に対する振動暴露量が検出演算さ
れて個人別データ採取カード14に書き込まれて
行く。
現場事務所の振動暴露量管理者は作業現場から
現場事務所に戻つた各作業者から個人別データ採
取カードを集めてカード分類管理をすることによ
り、電源設備、通信設備、交通機関等の設備がな
い作業現場における作業データを、作業者が運ん
で来た個人別データ採取カードをカード管理する
ことにより逸失させることなく集収できると共
に、当該カード管理された個人別データ採取カー
ドから作業者別データベースを容易に作成し得、
これを振動暴露量データ集積装置4におけるメイ
ンデータベースの作成処理に供することができ
る。
かくして全体として作業現場において暴露され
た振動暴露量に基づいて適確に振動暴露量を管理
し得る振動暴露量管理システムを容易に建築し得
る。
〔実施例〕
以下図面について、本発明の一実施例を詳述す
る。
〔1〕 管理システムの全体構成 第1図において、1は全体として振動暴露量管
理システムを示し、例えば本社に設置されたホス
トコンピユータ2及びデータベース蓄積装置3で
なる振動暴露量データ集積装置4に対して複数の
振動暴露量データ集収装置5,5A,5B……が
設けられている。
各振動暴露量データ集収装置5,5A,5B…
…は振動作業に従事する作業現場の基地となる現
場事務所に配置されており、それぞれカードリー
ダ6において読み取つたデータをパーソナルコン
ピユータ7に集収し、当該集収した振動暴露量デ
ータを所定のタイミング、例えば1日、又は1週
間、又は1月ごとに振動暴露量データ集積装置4
のホストコンピユータ2にデータ通信回線を通じ
て伝送することにより、データベース蓄積装置3
に集積するようになされている。
振動暴露量データ集収装置5,5A,5B……
が設置された各現場事務所においてはそれぞれ、
担当する作業現場において就労する作業者に対し
て個人別振動暴露計11,11A,11B……を
配付し、各作業者が当該個人別振動暴露計11,
11A,11B……を装用して作業現場において
振動作業をすることにより、就労時に暴露した振
動暴露量データを採取し得るようになされてい
る。
すなわち個人別振動暴露計11,11A,11
B……は加速度検出器でなる振動検出センサ12
から得られる振動検出信号S1を振動検出装置本
体13に取り込んで振動暴露量データを形成し、
この振動暴露量データを振動検出装置本体13に
挿入された各作業者専用の個人別データ採取カー
ド(いわゆるICカードでなる)14に書き込む
ことができるようになされている。
このようにして個人別データ採取カード14に
書き込まれた振動暴露量データは、振動検出装置
本体13から取り出した個人別データ採取カード
14を振動暴露量データ集収装置5のカードリー
ダ6に挿入することにより読み取られてパーソナ
ルコンピユータ7に集収される。
この実施例の場合振動検出装置本体13は作業
者の作業着のポケツトに収納された状態において
振動検出センサ12を作業者の手の甲に装着する
ことにより、作業者が個人別振動暴露計11を可
搬自在に装用しながら手持ち振動工具例えばチエ
ンソを把持して伐倒作業、枝払い作業をし得るよ
うになされている。
振動検出装置本体13は第2図に示すように、
振動検出センサ12から供給される振動検出信号
S1を入力端子TINを通じて検出信号入力回路14
に受け、その出力端に得られる検出入力信号S2
をアナログ/デイジタル変換回路15において検
出データS3に変換してバス16を介して中央処
理ユニツト(CPU)17に取り込む。
CPU17はリードオンリメモリ(ROM)でな
るプログラムメモリ18のプログラムデータに従
つてランダムアクセスメモリ(RAM)構成のワ
ークメモリ19を利用しながら取り込んだ検出デ
ータS3を用いて次式、 Lvheq,T =10log101/noi=1 10Li/10〔dB〕 =10log10W〔dB〕 ……(1) の演算を実行することにより、等価工具振動レベ
ルLvheq,Tを演算する。
(1)式においてLiは第i番目のサンプリング時点
(i=1,2,3……)においてアナログ/デイ
ジタル変換回路15によつてサンプリングされた
検出入力信号S2のサンプル値を示し、これは当
該i番目のサンプリング時点において作業者の手
腕に暴露されている振動エネルギーを基準振動レ
ベルに対する〔dB〕単位の比率で表してなる。
また(1)式において W=1/noi=1 10Li/10 ……(2) の式は、振動レベルLi〔dB〕を〔dB〕単位の数値
から有理数に変換した後、i=1番目からi=n
番目まで累積した値を示すと共に、当該累積値の
うちべき数 K=L1/10+L2/10+……+Lo/10 ……(3) は、i=1、2……n番目の振動レベル〔dB〕
の総和値を表す。
ここで、(1)は次式 Lvheq,T =10log10[1/t2−t1t2 t1a(t)/a0dt]〔dB
〕……(4) によつてアナログ値として定義される等価工具振
動レベルを離散的なサンプルデータとして集収し
ていることを意味する。
(4)式においてa(t)は、周波数レスポンスで
重み付けした振動加速度実効値の瞬時値〔m/
sec2〕、a0は基準振動加速度10-5〔m/sec2〕であ
り、a(t)/a0は各瞬時において振動検出セン
サ12が受ける振動加速度実効値の瞬時値a(t)
を、基準振動加速度a0との比率によつて規準化し
た値を表す。またt1及びt2はそれぞれ測定の開始
及び終了時刻を表し、T=t2−t1は実測時間を表
す。
かくして(4)式、従つて(1)式は、実測時間T=t2
−t1の間に振動検出センサ12に与えられた振動
加速度の基準振動加速度との比を累積演算すると
共に、当該累積演算結果を実測時間T=t2−t1
よつて平均化したことを表しているが、このよう
にして得ることができるパワー平均値は、作業者
が当該パワー平均値で表されるほぼ均等な振動量
を実測時間の間暴露したことを意味し、これによ
り作業者の振動暴露の程度を定量的に表すことが
できる。
この実施例の場合は、アナログ/デイジタル変
換回路15は10〔msec〕のサンプリング時間間隔
でi番目の振動レベルLi〔dB〕を表す検出データ
S3をバス6を介してワークメモリ19に取り込
むと共に、CPU17は(1)式に基づく等価工具振
動レベルLvheq,Tを検出データとして第3図に
示す振動暴露データ処理プログラムに従つて演算
し、当該演算結果をワークメモリ19に振動暴露
量採取データとして蓄積して行く。
このようにしてワークメモリ19に蓄積された
振動暴露量採取データは当該作業終了時、個人別
データ採取カードをカードライタ21に挿入した
とき、CPU17がワークメモリ19のデータを
カードライタ21に転送することにより個人別デ
ータ採取カード14に書き込むようになされてい
る。
〔2〕 振動暴露データの採取処理 第3図においてCPU17は、ステツプSP1から
当該振動暴露データ処理プログラムに入ると、ス
テツプSP2において振動検出装置本体13を全体
としてイニシヤライズし、このときワークメモリ
19の記憶データをクリアする。続いてCPU1
7はステツプSP3においてアナログ/デイジタル
変換回路15の1サンプル分の変換動作を開始さ
せた後、ステツプSP4においてデイスプレイ22
の全ての桁にオール「8」を3回繰り返し点滅表
示させることにより、当該処理プログラムのイニ
シヤライズが終了したことを作業者に知らせる。
続いてCPU17はステツプSP5に移つて操作パ
ネル23(第2図)上のモード切換スイツチ23
Aが「測定中」モードに切り換えられているか否
かを判断する。
この実施例の場合、モード切換スイツチ23A
は振動検出装置本体13を「測定中」モードにす
るか又は「一時停止」モードにするかを作業者が
切り換えることができるようになされており、
CPU17はモード切換スイツチ23Aが「一時
停止」モード側に切り換えられているときステツ
プSP5において否定結果を得ることによりステツ
プSP6に移つてアナログ/デイジタル変換回路1
5の1サンプル分の変換動作が終了するのを待ち
受ける状態になる。
このステツプSP6の待受状態は、アナログ/デ
イジタル変換回路15の変換処理速度がCPU1
7の演算処理速度と比較して遅いことを考慮し
て、CPU17の動作をアナログ/デイジタル変
換回路15の変換動作が終了して検出データS3
をバス16に送出するタイミングにCPU17の
動作を合わせるような動作モードにあることを意
味する。
やがてステツプSP6において肯定結果が得られ
ると、CPU17はステツプSP7に移つてアナロ
グ/デイジタル変換回路15から得られる検出デ
ータS3をデイスプレイ22(第2図)に所定の
表示時間(例えば1〔sec〕の間)表示させること
により、現在取り込もうとしている検出データ
S3の数値を作業者に知らせた後、上述のステツ
プSP5に戻る。
かくしてCPU17は操作パネル23のモード
切換スイツチ23Aが「測定中」モードに切り換
えられない限り、ステツプSP5−SP6−SP7−
SP5の処理ループを繰り返し実行することによ
り、振動検出装置本体13をスタンバイ状態に維
持する。
このスタンバイ状態においてやがて作業者がモ
ード切換スイツチ23Aを「測定中」モードに切
り換えると、CPU17はステツプSP5において肯
定結果が得られることによりステツプSP8に移つ
てデータ処理フラグRUNが論理「1」であるか
否かの判断をする。
ここで肯定結果が得られると、このことは振動
検出装置本体13が全体としてデータ処理動作中
であることを意味しており、このときCPU17
はステツプSP9においてアナログ/デイジタル変
換回路15が1サンプル分の変換動作を終了した
ことを確認した後、順次ステツプSP10において
検出データS3をワークメモリ19に読み込み、
ステツプSP11においてアナログ/デイジタル変
換回路15の1サンプル分の変換動作を開始さ
せ、ステツプSP12においてワークメモリ19の
測定時間カウンタをインクリメント動作させる。
かくしてCPU17はアナログ/デイジタル変
換回路15から取り込んだ1サンプル分の検出デ
ータS3について演算処理動作の準備が終了し、
その後のステツプSP13〜ステツプSP18について
検出データS3の演算処理動作に入る。
すなわちCPU17は先ずステツプSP13におい
て、(1)式について上述した等価工具振動レベル
Lvheq,Tデータをi番目のサンプリングデータ
に対応する振動レベルを表すデータとして演算
し、この現在のサンプル時点における等価工具振
動レベルLveq,Tのデータを用いてステツプ
SP14において8時間規準化等価工具振動レベル
Lveq8のデータを演算し、続くステツプSP15に
おいて当該8時間規準化等価工具振動レベルLveq
8が所定の警報値以下であることを確認し、さら
にステツプSP16において今までの演算データ回
数nを求めた後、ステツプSP17において最大工
具振動レベルLvnaxのデータを選定し、ステツプ
SP18において工具振動レベル別時間分布マツプ
Lvを作成する。
かかる演算処理が終了すると、個人別振動暴露
計11は1つのサンプリング時点における振動暴
露量データの採取を終了してこれをワークメモリ
19に格納した状態になり、この状態において
CPU17はステツプSP19において当該採取され
た振動暴露量データをカードライタ21に転送し
てこれを個人別データ採取カード14に書き込
む。
続いてCPU17は、次のステツプSP20におい
て測定時間カウンタのカウント内容に基づいて測
定時間が1〔sec〕経過したか否かを判断し肯定結
果が得られたときステツプSP21に移つて当該演
算結果をデイスプレイ22に表示した後ステツプ
SP22に移り、これに対してステツプSP20におい
て否定結果が得られたときステツプSP21の処理
をせず直接にステツプSP22に移る。
ステツプSP22においてCPU17はモード切換
スイツチ23Aが「一時停止」モードであるか否
かを判断し、否定結果が得られたとき(このこと
はモード切換スイツチ23Aが「測定中」モード
位置に切り換えられていることを意味する)、
CPU17はステツプSP23に移つて次のサンプリ
ング時点になるのを待ち受ける状態になる。
これに対して上述のステツプSP8において否定
結果が得られると、CPU17はステツプSP9〜ス
テツプSP19をジヤンプしてステツプSP20に移
る。
やがてサンプリング時間10〔msec〕が経過する
と、ステツプSP23において肯定結果が得られる
ことによりCPU17は、ステツプSP24に移つて
1回の単位作業時間(例えば10時間)が経過した
か否かを判断し、肯定結果が得られると待ち合せ
ルーチン25において今までワークメモリ19に
取り込んだデータを保持する処理をした後、ステ
ツプSP26において電源がオフ操作されたことを
確認してステツプSP27において当該振動暴露デ
ータ採取処理プログラムを終了する。
これに対してCPU17はステツプSP24におい
て否定結果が得られたとき、このことは未だ1回
分の単位作業時間が終了していないことを意味し
ているので、上述のステツプSP5に戻つて引き続
きなされる作業について、新たな振動暴露データ
の採取処理を繰り返し実行する。
またステツプSP25において所定時間だけ待ち
合わせた後に未だにステツプSP26いおいて電源
がオフ操作されていない時には、作業者がさらに
作業を続けるものとしてCPU17は、上述のス
テツプSP5に戻つて次回分の作業に関する新たな
検出データS3についての振動暴露データ採取処
理プログラムを繰り返す。
以上は上述のステツプSP15において否定結果
を得た正常作業状態における処理手順であるが、
ステツプSP15において肯定結果が得られるとこ
のことは、作業者が使用している振動工具の振動
が異常に大きくなつたことを意味する。このとき
CPU17はステツプSP28に移つて警報器24
(第2図)を動作させることにより警報音を放鳴
させることにより、異常の発生を作業者に報知す
る。
このとき作業者は、ステツプSP29に示すよう
に、当該作業を中止すると共に、操作パネル23
のモード切換スイツチ23Aを「一時停止」モー
ドに切り換え操作した後、ステツプSP30に示す
ように、この異常の発生を現場の作業管理者に連
絡する。
この状態においてCPU17は、上述のステツ
プSP22に移つてモード切換スイツチ23Aが
「一時停止」モードに切り換つたことを確認する
と、上述のステツプSP5−SP6−SP7−SP5のル
ープに戻つて切換スイツチ23Aが「測定中」モ
ードに復帰するのを待ち受ける状態になる。
かくして個人別振動暴露計11は、異常に大き
い振動暴露量の振動が発生したときには、これを
作業者に警報報知することにより、作業者が作業
をし続けることにより手腕系に障害を受ける原因
にならないように、未然に予防することができ
る。
この実施例の場合、第3図のステツプSP14に
おいて演算する8時間規準化等価工具振動レベル
Lveq8は等価工具振動レベルLvheq,Tデータを
規準時間8時間で規準化したもので、8時間の規
準作業時間の間、8時間規準化等価工具振動レベ
ルLveq8によつて表される振動量の振動を作業者
が暴露し続けたことを規準暴露条件として評価す
るように用いられる。
またステツプSP17において選定する最大工具
振動レベルLvnaxは、作業時間の間に暴露された
最大振動レベルを表し、作業者がどの程度の激し
い振動を暴露したかを評価するように用いられ
る。
さらにステツプSP18において作成する工具振
動レベル別時間分布マツプLvは、所定の振動レ
ベル範囲(例えば5〔dB〕間隔で区分けした12振
動レベルの範囲)に生じたトータル暴露時間をそ
れぞれ演算するもので、最も長い暴露時間から最
も短い暴露時間に至るまでの間にどの程度の強さ
の振動をどの程度長い時間の間暴露し続けたかを
評価するように用いられる。
さらにステツプSP16において演算されたデー
タ数nは、ステツプSP13において(1)式に基づい
て等価工具振動レベルLvheq,Tを演算するとき
にパワー平均化演算をする際に用いられる。
〔3〕 振動暴露量データの管理 第1図について上述した振動暴露量管理システ
ム1は第4図に示すような管理手順に従つて活用
される。
すなわちルーチンRT0において当該管理手順
が開始されると、ルーチンRT1において、本社
における作業計画が立案され、当該作業計画に基
づいてルーチンRT2において作業現場における
個人データの採集がなされ、続く採集された個人
データに基づいてルーチンRT3において現場事
務所における作業の管理を行う。
現場事務所における当該作業管理の結果作成さ
れたデータはルーチンRT4において本社に集積
されて全体的な作業管理を行つた後、ルーチン
RT5において当該管理手順を終了する。
作業計画立案ルーチンRT1は、第5図に示す
ように、先ずステツプSP41〜SP43において本社
の作業計画立案者によつて作業内容を分析して日
程を決めた後機材測定器の準備をし、続いてステ
ツプSP44〜SP46において作業者を確保して個人
データフアイルを参照しながら作業内容と個人デ
ータの検討をし、当該作業者の適否をステツプ
SP46において確認する。
当該検討結果はステツプSP48において本社か
ら各作業者に連絡され、作業所MA,MB……
MNにおいてそれぞれステツプSP49A〜SP52A,
SP49B〜SP52B……SP49N〜SP52Nおいて本社
で作成された作業計画を検討し、適正であると判
断した場合にはステツプSP53において当該作業
計画立案ルーチンを終了する。
これに対して本社で作成した作業計画が適性で
はないとの結論を得た場合にはその検討結果を本
社に連絡した後ステツプSP52において当該作業
計画立案ルーチンを終了する。
因にこのように不適正であると判断された場合
には、再度上述のステツプSP41に戻つて当該作
業計画立案ルーチンを再度実行することにより、
作業所MA,MB……MNにおけるステツプ
SP51A,SP51B……SP51Nにおいて適正である
との検討結果が得られるまで当該作業計画立案手
順が繰り返えされる。
かくして管理手順RT0(第4図)のルーチン
RT1において作業計画の立案が終了すると、管
理手順は作業現場における個人データ採取ルーチ
ンRT2に進められる。
個人データ採取ルーチンRT2は第6図に示す
ように、現場事務所の作業管理者の管理の下にス
テツプSP61〜SP65において現場作業準備をした
後個人別振動暴露計を各作業者に配付すると共
に、当該配付した個人別振動暴露計11,11
A,11B……に個人別データ採取カード14を
振動検出装置本体13に挿入セツトした後個人別
振動暴露計11を装用した作業者を現場に移動さ
せて当該現場において測定準備をする。
実際上例えば伐採作業等の場合作業現場は測定
機械設備は勿論のこと、測定機械の駆動源となる
電源すら用意できないような山間部に作業者が必
要に応じて徒歩で現場に移動し、現場に到着した
とき振動検出センサ12を例えば専用手袋を用い
て作業者の手の甲に装着すると共に振動検出装置
本体13を作業着のポケツトに装用した状態で操
作パネル23のモード切り換えスイツチ23Aを
「測定」モードに切り換えることにより測定準備
が完了する。
この状態において作業者はステツプSP66にお
いて現場作業、例えばチエンソを把持した伐採作
業等を開始し、このとき作業者の手腕が暴露する
振動を振動検出センサ12が検出して振動検出装
置本体13内に送り込むことにより、そのCPU
17が第3図について上述した振動暴露データ処
理プログラムを実行し、これにより所定の振動暴
露量データを振動検出装置本体13において演算
して個人別データ採取カード14に書き込んで行
く。
このようにステツプSP67において個人別振動
暴露計11が振動暴露データを採取している間
に、作業者に暴露されている振動量が異常に大き
くなると、これを振動検出装置本体13のCPU
17(第2図)が振動暴露処理データ処理プログ
ラム(第3図)のステツプSP15において検出し
て警報器24(第2図)を動作させることにより
作業者に報知し得、このとき作業者はモード切換
スイツチ23A(第2図)を「一時停止」モード
に切り換えて作業管理者に連絡するような対策を
講じ(第3図のステツプSP28〜SP30)、その結
果振動従事者に過重な振動暴露量の振動を負担さ
せないようにできる。
かくして作業者が1日又は複数日の作業を終了
すると、個人別振動暴露計11は個人別データ採
取カード14へのデータの採取を終了する。
かくして作業現場における作業が終了すると、
ステツプSP63〜SP70において作業者が個人別デ
ータ採取カード14を個人別振動暴露計11から
取り出してこれを個人的に管理すると共に、個人
別振動暴露計11及び工具を返却して個人別振動
暴露計11を現場事務所の現場管理者が管理する
状態にする。
その後ステツプSP71,SP72において現場管理
者は所定の計測結果集計日に来ると各作業者から
個人別データカード14を集める作業をした後、
ステツプSP73において当該作業現場における個
人別データ採取作業手順を終了する。
このようにして作業現場における個人別採取作
業が終了すると、データ管理ルーチンRT3(第4
図)において現場事務所におけるデータ管理作業
がなされる。
すなわち第7図に示すように、各作業者から集
められた個人別データカード14は、ステツプ
SP81,SP82において個人別データカード管理ボ
ツクスに入れて管理され、所定の集計日になるま
での間何もせずにステツプSP83において当該現
場事務所におけるデータ管理作業手順を終了す
る。
これに対して集計日になると現場事務所におけ
るデータ管理者は、ステツプSP84〜SP88におい
て個人別データカード管理ボツクスに管理されて
いる個人別データカードのデータをカードリーダ
6を用いて読み出してパーソナルコンピユータ7
に集収する作業を行い、このとき個人別データカ
ード14のワークメモリ19(第2図)が満杯か
否かに応じて満杯でない場合には当該ワークメモ
リ19をクリアする処理をした後パーソナルコン
ピユータ7の作業別フアイルに当該読み出した個
人別データを書き込むような処理を実行させる。
このときパーソナルコンピユータ7はステツプ
SP88〜SP89において、作業別管理簿を集計した
後作業別データベースを作成する演算処理を実行
し、当該演算結果に基づいて、日報、週報、月
報、年報を作成する。
その後データ管理者はステツプSP94〜SP100
において、必要に応じてデータ通信回線を用いた
データ伝送手段、又はフロツピイを用いた郵送手
段を必要に応じて選択して本社にデータを送つた
後、当該日報、週報、月報及び年報に基づいて作
業計画を検討し、作業計画の変更が必要な場合、
例えば振動暴露量が異常に多い作業者がある場合
等の問題が確認されたとき、当該変更内容を作業
管理者及び当該作業管理者を通じて各作業者に連
絡した後ステツプSP83において当該現場事務所
におけるデータ管理作業手順を終了する。
このようにして現場事務所におけるデータ管理
作業が済むと、管理手順は管理ルーチンRT4(第
4図)に移つて本社におけるデータ集積及び総合
的データ管理作業手順に入る。
この管理ルーチンRT4において本社のデータ
管理者は第8図に示すように、ステツプSP111〜
SP114において各現場事務所から通信されて来る
日報、週報、月報及び年報データを通信回線又は
フロツピイからホストコンピユータ2に取り込ん
だ後データベースを作成してデータベース蓄積装
置3に蓄積し、ステツプSP115において当該デー
タベースに基づいて多角的なデータ処理を実行す
ることにより振動暴露量の観点から作業現場の実
情及びその問題点を検討する資料を作成し、当該
資料に基づいてステツプSP116〜SP127のような
総合的な管理をなし得るようにする。
すなわちデータ管理者はステツプSP116〜
SP127においてデータベースに基づいてカルテ
(例えば第9図〜第12図に示すような個人別振
動暴露データ管理フアイル形式のものを用いるこ
とができる)を作成すると共に、このカルテに基
づいて医師の診断を受けた後健康度が良好でない
場合にはその診断結果を各作業所に連絡して作業
者の健康診断を行わせ、問題がある場合には当該
作業事務所における作業内容等を変更させると共
に、従来の振動作業における振動暴露量を予測し
て当該問題点に対する対策及び予防や、工具、防
具の開発や、振動作業における新しい工法の開発
や、医学的予防法を検討する作業をし、これによ
りデータ集積及び総合的データ管理作業手順をス
テツプSP128において終了する。
かくして一連の管理手順(第4図)を管理ルー
チンRT5において終了する。
〔4〕 実施例の効果 以上の構成によれば、各作業者が個人別振動暴
露計11を装用して作業することにより振動暴露
量データを作業現場において作業者別に簡易に採
取し得、これにより各作業所ごとに検出精度が高
いデータベースを容易かつ効率良く作成すること
ができる。因に当該採取した振動暴露量データを
個人別データ採取カード14を個人別振動暴露計
11から取り出す簡易な操作をするだけで、たと
え現場事務所から離れ、しかも電源設備、通信設
備等がないような作業現場であつても、簡便かつ
確実にデータを採取することができる。
かくするにつき大雑把にカードを分類する程度
の管理手法を用いることにより個人別データ採取
カード14の振動暴露量データを作業者別に振動
暴露量データ集収装置5に集収するまでの間のデ
ータの管理をすることができ、実際上たとえデー
タの処理に不慣れな作業者がいてもそのデータの
集収を円滑になし得る。
また複数の現場事務所に集積されたデータを振
動暴露量データ集積装置4に集積する際には、各
現場事務所においてカードリーダを介して作成し
たデータベースに基づいてデータ処理に慣れたデ
ータ管理者がデータ処理装置を用て容易に集積す
ることができ、その結果全体として効率が良くし
かも正確な振動暴露量データを管理し得る振動暴
露量管理システムを構築することができる。
〔発明の効果〕
上述のように本発明によれば、電源設備、通信
設備、診断施設等のデータ管理設備がないような
作業現場から多数の作業者の振動暴露量データを
採取、集積するにつき、これを簡便かつ正確にな
し得る振動暴露量管理システムを容易に構築する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による振動暴露量管理システム
の一実施例を示すブロツク図、第2図は第1図の
個人別振動暴露計の構成を示すブロツク図、第3
図は第2図の個人別振動暴露計によつて実行され
る振動暴露データ処理プログラムを示すフローチ
ヤート、第4図〜第8図は振動暴露量管理システ
ムの管理手順を示すフローチヤート、第9図〜第
12図は個人別管理データを示す図表である。 1……振動暴露量管理システム、2……ホスト
コンピユータ、3……メインデータベース蓄積装
置、4……振動暴露量データ集積装置、5……振
動暴露量データ集収装置、6……カードリーダ、
7……パーソナルコンピユータ、8……作業所別
データベース蓄積装置、11……個人別振動暴露
計、12……振動検出センサ、13……振動検出
装置本体、14……個人別データ採取カード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 作業現場において振動作業に従事する各作業
    者に個別に可搬自在に装用される振動検出装置本
    体と、上記作業者の手腕部に装着される振動セン
    サとを有し、上記振動作業の際に上記振動検出装
    置本体内に設けられている中央処理ユニツトの制
    御の下に上記振動センサから得られる振動検出信
    号を上記振動検出装置本体内に取り込んでデイジ
    タル検出データに変換した後、各作業者が暴露さ
    れた振動暴露量を表す個人別振動暴露量データと
    しての等価振動暴露レベルを演算してメモリ手段
    に蓄積し、上記振動検出装置本体内に設けられて
    いるカードライタに個人別データ採取カードが挿
    入されたとき当該蓄積された個人別振動暴露量デ
    ータを上記カードライタによって上記個人別デー
    タ採取カードに書き込む個人別振動暴露計と、 現場事務所に配設され、上記各作業者から集め
    られた上記個人別データ採取カードに書き込まれ
    ている上記個人別振動暴露量データを読み取つ
    て、上記各作業者ごとの作業者管理データを集計
    すると共に、当該現場事務所についての作業者別
    データベースを作成する振動暴露量データ集収装
    置と を具えることを特徴とする振動暴露量管理システ
    ム。 2 複数の現場事務所の上記作業所別データベー
    スから作成された振動暴露量管理データを集積し
    てメインデータベースを作成する振動暴露量デー
    タ集積装置を具えることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項に記載の振動暴露量管理システム。
JP32497889A 1989-12-15 1989-12-15 振動暴露量管理システム Granted JPH03185317A (ja)

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JP32497889A JPH03185317A (ja) 1989-12-15 1989-12-15 振動暴露量管理システム

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JPH03185317A JPH03185317A (ja) 1991-08-13
JPH0574011B2 true JPH0574011B2 (ja) 1993-10-15

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