JPH0574340B2 - - Google Patents
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- JPH0574340B2 JPH0574340B2 JP60297543A JP29754385A JPH0574340B2 JP H0574340 B2 JPH0574340 B2 JP H0574340B2 JP 60297543 A JP60297543 A JP 60297543A JP 29754385 A JP29754385 A JP 29754385A JP H0574340 B2 JPH0574340 B2 JP H0574340B2
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- seaweed
- far
- roasted
- roasting
- color tone
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Landscapes
- Edible Seaweed (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、特に板海苔を連続して焙焼する方法
とその装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、板海苔を焙焼して焼海苔とするに際して
は、赤外線シーズヒータ、ニクロム線を組み込ん
だ加熱装置が一般的に使用されており、熟練者の
肉眼による焼色の判定によつて熱源調整を行つて
いた。このため、個人差を必然的に生じることに
なり全製品に亘り均一な焼海苔を得ることが困難
であるばかりでなく、焼き過ぎ状態では含有クロ
ロフイルのような海苔の主要成分の損傷が大きく
なるという問題があつた。 この問題点を解消すべく、例えば特開昭58−
148960号公報、特開昭59−102487号公報に記載さ
れているように、板海苔の色調を色差計を用いて
判定することが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、焙焼設備そのものが現在の海苔
焙焼装置では比較的大型である上に、熱源そのも
のが赤外線シーズヒータ、ニクロム線のように比
較的高電力を要する熱源を使用しているために、
海苔焙焼のように微妙な温度調整を要するものへ
の適用は困難であつて、連続操業もできないとい
う欠点がああつた。 本発明の目的は、かかる従来の海苔焙焼に際し
ての欠点を解消して、海苔焙焼の自動化と省エネ
ルギー化、省力化を図り、しかも有効成分の損傷
を無くすための焙焼方法と装置を得ることにあ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記板海苔の焙焼に遠赤外線加熱方
式を採用すると共に、焙焼後の焼海苔の表面の色
調を検出し、前記焼海苔の表面の色調の変動に基
づいて加熱温度或いは走行速度を制御することに
よつて、海苔の焙焼の自動調整を可能にして上記
目的を達成したものである。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。 第1図は、本発明の基本的な態様を示す第1の
実施例である。同図において、原料海苔である乾
板海苔1は、ベルトコンベアのような搬送装置の
一端から加熱装置2内に入り、更に加熱装置2の
搬出側に隣接して設けられた測色センサ部3を通
り、搬送装置の他端から製品4として搬出され
る。 加熱装置2として、例えば第2図に示すよう
に、遠赤外線パイプヒータ5を内蔵した遠赤外線
トンネル型焙焼装置を用いる。遠赤外線パイプヒ
ータ5は、乾板海苔1の走行ライン6を挟んで上
下に、乾板海苔1に平行にそれぞれ複数個配置さ
れ、例えば波長が5μ〜1000μ程度の遠赤外線を放
射する。 また、加熱装置2内に所定個数の温度センサ7
が配置され、これらの温度センサ7の出力は温度
測定器8を介して総合コントローラ9に供給さ
れ、加熱装置2内の温度が、設定された所定の温
度となるように、総合コントローラ9の出力に基
づきサイリスタ等の加熱制御装置10を介して遠
赤外線パイプヒータ5の発熱量を制御する。ま
た、加熱装置2内の搬送装置は、モータ11で駆
動されると共に、搬送速度が速度センサ12で検
出され、速度検出装置13を介して総合コントロ
ーラ9に供給され、総合コントローラ9の出力に
基づき速度制御装置14を介してモータ11を制
御することにより搬送速度が設定された所定の速
度となるようにする。 測色センサ部3には、測色センサ15a,15
bが設けられ、投光機(図示せず)からの光が製
品4に照射され、製品4の表面からの反射光が測
色センサ15a,15bに供給され、測色センサ
15aの出力は試料検出部16を介して連続自動
測色システム17に供給されると共に、測色セン
サ15bの出力が零設定のために連続自動測色シ
ステム17に供給され、製品4の色測定メジヤー
であるY値が測定され、更に連続自動測色システ
ム17の出力は総合コントローラ9に供給され
る。また、総合コントローラ9には速度設定器1
8、速度設定器19及び色調設定器20からの各
設定信号が供給されることにより動作がプログラ
ムされる。 次に、本発明による海苔の焙焼方法について説
明する。 まず、速度設定器18、温度設定器19及び色
調設定器20により搬送速度、遠赤外線パイプヒ
ータ5による加熱温度及び焙焼すべき焼海苔の色
調等を適正な値に設定すると共に、制御を速度優
先にするか、温度優先にするかを設定する。な
お、速度優先とは搬送速度を変えることにより海
苔の焙焼程度を制御することを意味し、温度優先
とは加熱温度を変えることにより海苔の焙焼程度
を制御することを意味する。 次に、遠赤外線パイプヒータ5に通電して、温
度を所定温度まで上昇させる。次いで、モータ1
1に通電して搬送装置の動作を開始させ、複数枚
の乾板海苔1を連続的に加熱装置2内に搬入し、
加熱装置2内を所定の搬送速度で移動させながら
遠赤外線パイプヒータ5からの遠赤外線により乾
板海苔1を焙焼する。 本発明においては、遠赤外線により乾海苔を焙
焼するようにしたので、遠赤外線のエネルギが乾
海苔を構成する有機物質の有機分子に吸収され、
乾海苔を効率よく焙焼することができる。すなわ
ち乾海苔は遠赤外線領域で強い吸収帯を有するの
で遠赤外線パイプヒータ5からの遠赤外線が効率
よく吸収される。したがつて、乾海苔を焙焼する
ために使用する電力を減少させることができる。
また、加熱効率が高いため加熱時に短時間で必要
な温度に上昇させることができる。 更に、加熱温度を低く抑えた状態で乾海苔を充
分焙焼することができるので、焙焼による乾海苔
の品質の劣化が少なくなる。 加熱装置2から搬出された焙焼後の海苔、すな
わち製品4は測色センサ部3に搬送され、測色セ
ンサ15a,15bで製品4の焼き色を検出して
連続自動測色システム17に供給し、この連続自
動測色システム17において、製品4の複数枚に
1枚、例えば5枚に1枚の割合で焼きの程度を検
出し、焼不足のときは青、適当なときは緑、焼過
のときは赤のランプ(図示せず)を点灯させる。 なお、焼きの程度は製品4の色測定メジヤーで
あるY値と相関があるので、Y値を検出すること
により判別する。すなわち、測色センサ部3で製
品4のY値を測定し、このY値が所定の値となる
ように遠赤外線パイプヒータ5或いはモータ11
をフイードバツク制御すれば自動制御により高品
質の製品4が得られることになる。 なお、このY値は予め実験等により求めてお
く。例えば、加熱温度と搬送速度を変化させて海
苔の焼き程度を変え、不足、適当、過度の3段階
の製品を作り、色差計でY値を測定して分類し、
20枚を平均した結果、焼きの程度とY値との関係
は第1表に示すようになつた。
とその装置に関する。 〔従来の技術〕 従来、板海苔を焙焼して焼海苔とするに際して
は、赤外線シーズヒータ、ニクロム線を組み込ん
だ加熱装置が一般的に使用されており、熟練者の
肉眼による焼色の判定によつて熱源調整を行つて
いた。このため、個人差を必然的に生じることに
なり全製品に亘り均一な焼海苔を得ることが困難
であるばかりでなく、焼き過ぎ状態では含有クロ
ロフイルのような海苔の主要成分の損傷が大きく
なるという問題があつた。 この問題点を解消すべく、例えば特開昭58−
148960号公報、特開昭59−102487号公報に記載さ
れているように、板海苔の色調を色差計を用いて
判定することが提案されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、焙焼設備そのものが現在の海苔
焙焼装置では比較的大型である上に、熱源そのも
のが赤外線シーズヒータ、ニクロム線のように比
較的高電力を要する熱源を使用しているために、
海苔焙焼のように微妙な温度調整を要するものへ
の適用は困難であつて、連続操業もできないとい
う欠点がああつた。 本発明の目的は、かかる従来の海苔焙焼に際し
ての欠点を解消して、海苔焙焼の自動化と省エネ
ルギー化、省力化を図り、しかも有効成分の損傷
を無くすための焙焼方法と装置を得ることにあ
る。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記板海苔の焙焼に遠赤外線加熱方
式を採用すると共に、焙焼後の焼海苔の表面の色
調を検出し、前記焼海苔の表面の色調の変動に基
づいて加熱温度或いは走行速度を制御することに
よつて、海苔の焙焼の自動調整を可能にして上記
目的を達成したものである。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。 第1図は、本発明の基本的な態様を示す第1の
実施例である。同図において、原料海苔である乾
板海苔1は、ベルトコンベアのような搬送装置の
一端から加熱装置2内に入り、更に加熱装置2の
搬出側に隣接して設けられた測色センサ部3を通
り、搬送装置の他端から製品4として搬出され
る。 加熱装置2として、例えば第2図に示すよう
に、遠赤外線パイプヒータ5を内蔵した遠赤外線
トンネル型焙焼装置を用いる。遠赤外線パイプヒ
ータ5は、乾板海苔1の走行ライン6を挟んで上
下に、乾板海苔1に平行にそれぞれ複数個配置さ
れ、例えば波長が5μ〜1000μ程度の遠赤外線を放
射する。 また、加熱装置2内に所定個数の温度センサ7
が配置され、これらの温度センサ7の出力は温度
測定器8を介して総合コントローラ9に供給さ
れ、加熱装置2内の温度が、設定された所定の温
度となるように、総合コントローラ9の出力に基
づきサイリスタ等の加熱制御装置10を介して遠
赤外線パイプヒータ5の発熱量を制御する。ま
た、加熱装置2内の搬送装置は、モータ11で駆
動されると共に、搬送速度が速度センサ12で検
出され、速度検出装置13を介して総合コントロ
ーラ9に供給され、総合コントローラ9の出力に
基づき速度制御装置14を介してモータ11を制
御することにより搬送速度が設定された所定の速
度となるようにする。 測色センサ部3には、測色センサ15a,15
bが設けられ、投光機(図示せず)からの光が製
品4に照射され、製品4の表面からの反射光が測
色センサ15a,15bに供給され、測色センサ
15aの出力は試料検出部16を介して連続自動
測色システム17に供給されると共に、測色セン
サ15bの出力が零設定のために連続自動測色シ
ステム17に供給され、製品4の色測定メジヤー
であるY値が測定され、更に連続自動測色システ
ム17の出力は総合コントローラ9に供給され
る。また、総合コントローラ9には速度設定器1
8、速度設定器19及び色調設定器20からの各
設定信号が供給されることにより動作がプログラ
ムされる。 次に、本発明による海苔の焙焼方法について説
明する。 まず、速度設定器18、温度設定器19及び色
調設定器20により搬送速度、遠赤外線パイプヒ
ータ5による加熱温度及び焙焼すべき焼海苔の色
調等を適正な値に設定すると共に、制御を速度優
先にするか、温度優先にするかを設定する。な
お、速度優先とは搬送速度を変えることにより海
苔の焙焼程度を制御することを意味し、温度優先
とは加熱温度を変えることにより海苔の焙焼程度
を制御することを意味する。 次に、遠赤外線パイプヒータ5に通電して、温
度を所定温度まで上昇させる。次いで、モータ1
1に通電して搬送装置の動作を開始させ、複数枚
の乾板海苔1を連続的に加熱装置2内に搬入し、
加熱装置2内を所定の搬送速度で移動させながら
遠赤外線パイプヒータ5からの遠赤外線により乾
板海苔1を焙焼する。 本発明においては、遠赤外線により乾海苔を焙
焼するようにしたので、遠赤外線のエネルギが乾
海苔を構成する有機物質の有機分子に吸収され、
乾海苔を効率よく焙焼することができる。すなわ
ち乾海苔は遠赤外線領域で強い吸収帯を有するの
で遠赤外線パイプヒータ5からの遠赤外線が効率
よく吸収される。したがつて、乾海苔を焙焼する
ために使用する電力を減少させることができる。
また、加熱効率が高いため加熱時に短時間で必要
な温度に上昇させることができる。 更に、加熱温度を低く抑えた状態で乾海苔を充
分焙焼することができるので、焙焼による乾海苔
の品質の劣化が少なくなる。 加熱装置2から搬出された焙焼後の海苔、すな
わち製品4は測色センサ部3に搬送され、測色セ
ンサ15a,15bで製品4の焼き色を検出して
連続自動測色システム17に供給し、この連続自
動測色システム17において、製品4の複数枚に
1枚、例えば5枚に1枚の割合で焼きの程度を検
出し、焼不足のときは青、適当なときは緑、焼過
のときは赤のランプ(図示せず)を点灯させる。 なお、焼きの程度は製品4の色測定メジヤーで
あるY値と相関があるので、Y値を検出すること
により判別する。すなわち、測色センサ部3で製
品4のY値を測定し、このY値が所定の値となる
ように遠赤外線パイプヒータ5或いはモータ11
をフイードバツク制御すれば自動制御により高品
質の製品4が得られることになる。 なお、このY値は予め実験等により求めてお
く。例えば、加熱温度と搬送速度を変化させて海
苔の焼き程度を変え、不足、適当、過度の3段階
の製品を作り、色差計でY値を測定して分類し、
20枚を平均した結果、焼きの程度とY値との関係
は第1表に示すようになつた。
【表】
焼不足或いは焼過が検出された回数が累積して
複数回、例えば4回に達したとき、搬送速度或い
は温度が制御される。例えば、搬送速度優先の場
合は、総合コントローラ9の出力が速度制御装置
14に供給されモータ11の回転速度が制御され
て搬送速度が増減され、また、温度優先の場合
は、総合コントローラ7の出力が加熱制御装置1
0に供給されて遠赤外線パイプヒータ5の通電が
制御されて温度が増減されることにより、Y値が
所定の値となるように、すなわち、製品4の焼き
が適当なものとなるようにする。したがつて、本
発明によれば、原料海苔である乾板海苔1中の水
分の変化或いは外気温の変化等によつて条件が変
化した場合でも、検出したY値が所定の値となる
ようにフイードバツク制御するので、自動運転を
容易に行うことができ、熟練者なしに安定した品
質の焼海苔を製造することができる。 なお、これらの動作は総合コントローラ9にプ
ログラムされており、予め決められた手順にした
がつて実行される。第2表に種々のプログラムの
例を示す。
複数回、例えば4回に達したとき、搬送速度或い
は温度が制御される。例えば、搬送速度優先の場
合は、総合コントローラ9の出力が速度制御装置
14に供給されモータ11の回転速度が制御され
て搬送速度が増減され、また、温度優先の場合
は、総合コントローラ7の出力が加熱制御装置1
0に供給されて遠赤外線パイプヒータ5の通電が
制御されて温度が増減されることにより、Y値が
所定の値となるように、すなわち、製品4の焼き
が適当なものとなるようにする。したがつて、本
発明によれば、原料海苔である乾板海苔1中の水
分の変化或いは外気温の変化等によつて条件が変
化した場合でも、検出したY値が所定の値となる
ようにフイードバツク制御するので、自動運転を
容易に行うことができ、熟練者なしに安定した品
質の焼海苔を製造することができる。 なお、これらの動作は総合コントローラ9にプ
ログラムされており、予め決められた手順にした
がつて実行される。第2表に種々のプログラムの
例を示す。
【表】
なお、第2表は焼海苔の通過枚数2〜10枚に1
回の割合で、投光機(図示せず)により焼海苔を
照射してY値を測定し、その測定結果により搬送
速度の増減を繰り返し、速度変換単位とY値の安
定した指示との関係を調べたものである。例え
ば、第2表において海苔の5枚ごとに、1回照射
してY値を測定し、測定結果に応じて、搬送速度
を±12mm/秒の単位で増減した場合、Y値のばら
つきが1.0%になつたことを意味する。 ヒータに赤外線シーズヒータ或いはニクロム線
を使用した従来の海苔焙焼装置、及び遠赤外線パ
イプヒータ5を使用した第1実施例により焙焼さ
れた焼海苔に関して、味覚、味及び食感について
15名の被験者で官能検査を行つたところ第3表に
示す結果が得られた。なお、表中の数字はいずれ
か一方が好ましいと判断した人数、或いは差がな
いと判断した人数を示す。
回の割合で、投光機(図示せず)により焼海苔を
照射してY値を測定し、その測定結果により搬送
速度の増減を繰り返し、速度変換単位とY値の安
定した指示との関係を調べたものである。例え
ば、第2表において海苔の5枚ごとに、1回照射
してY値を測定し、測定結果に応じて、搬送速度
を±12mm/秒の単位で増減した場合、Y値のばら
つきが1.0%になつたことを意味する。 ヒータに赤外線シーズヒータ或いはニクロム線
を使用した従来の海苔焙焼装置、及び遠赤外線パ
イプヒータ5を使用した第1実施例により焙焼さ
れた焼海苔に関して、味覚、味及び食感について
15名の被験者で官能検査を行つたところ第3表に
示す結果が得られた。なお、表中の数字はいずれ
か一方が好ましいと判断した人数、或いは差がな
いと判断した人数を示す。
【表】
すなわち、味覚、味及び食感のいずれに関して
も、第1実施例により焙焼された焼海苔の方が好
ましいという結果が得られた。 第1の実施例においては、加熱装置2のヒータ
として遠赤外線パイプヒータ5を使用したが、本
発明の第2の実施例においては、遠赤外線パイプ
ヒータ5に代えて第3図に示すような遠赤外線パ
ネルヒータ21を使用する。 遠赤外線パネルヒータ21は、第4図にその詳
細を示すように、表面処理されたステンレス鋼板
からなる輻射板22の内側に沿つて発熱ケーブル
23が配設され、更にその内側にステンレス反射
板24及び断熱材25が配設され、これらの周囲
がステンレス板のカバー26で外装された構造と
なつている。この遠赤外線パネルヒータ21を使
用した場合、波長3〜20μの遠赤外線領域での輻
射効率が高く、また、輻射面が平面であるため、
遠赤外線パネルヒータ21の面が乾板海苔1の面
が平行になるように配置することにより乾板海苔
1を均一に効率よく焙焼することができる。 本発明の第2実施例により製造した焼海苔の品
質分析値を、原料の板海苔及び従来装置により製
造した焼海苔の品質分析値と共に第4表に示す。
なお、表中の数字は各成分の重量(mg/%)を示
す。
も、第1実施例により焙焼された焼海苔の方が好
ましいという結果が得られた。 第1の実施例においては、加熱装置2のヒータ
として遠赤外線パイプヒータ5を使用したが、本
発明の第2の実施例においては、遠赤外線パイプ
ヒータ5に代えて第3図に示すような遠赤外線パ
ネルヒータ21を使用する。 遠赤外線パネルヒータ21は、第4図にその詳
細を示すように、表面処理されたステンレス鋼板
からなる輻射板22の内側に沿つて発熱ケーブル
23が配設され、更にその内側にステンレス反射
板24及び断熱材25が配設され、これらの周囲
がステンレス板のカバー26で外装された構造と
なつている。この遠赤外線パネルヒータ21を使
用した場合、波長3〜20μの遠赤外線領域での輻
射効率が高く、また、輻射面が平面であるため、
遠赤外線パネルヒータ21の面が乾板海苔1の面
が平行になるように配置することにより乾板海苔
1を均一に効率よく焙焼することができる。 本発明の第2実施例により製造した焼海苔の品
質分析値を、原料の板海苔及び従来装置により製
造した焼海苔の品質分析値と共に第4表に示す。
なお、表中の数字は各成分の重量(mg/%)を示
す。
【表】
第4表から明らかなように、本発明の第2実施
例によれば、従来装置による焼海苔に比べて全体
として焙焼による成分分解率が少なく、含有主要
成分が多い。すなわち製品の品質が高くなる。 また、遠赤外線パネルヒータ21を使用した場
合、遠赤外線パイプヒータ5に対して一層加熱効
率が高くなるので、加熱時に短時間で必要な温度
に上昇させることができる。 第5図はヒータに赤外線シーズヒータ或いはニ
クロム線を使用した従来の海苔焙焼装置、遠赤外
線パネルヒータ5を使用した第1実施例及び遠赤
外線パネルヒータ21を使用した第2実施例にお
けるそれぞれの温度上昇曲線を示すグラフであ
り、横軸は時間、縦軸は温度を表す。第5図から
明らかなように第2実施例によれば従来装置及び
第1実施例に比べて極めて短時間に所定の温度ま
で上昇させることができ、しかもその上限温度を
高くすることも可能である。 また、遠赤外線パネルヒータ21を使用した場
合加熱効率が高いので、第5表に示すように焙焼
効率(焙焼数/KW)を高くすることができる。
例によれば、従来装置による焼海苔に比べて全体
として焙焼による成分分解率が少なく、含有主要
成分が多い。すなわち製品の品質が高くなる。 また、遠赤外線パネルヒータ21を使用した場
合、遠赤外線パイプヒータ5に対して一層加熱効
率が高くなるので、加熱時に短時間で必要な温度
に上昇させることができる。 第5図はヒータに赤外線シーズヒータ或いはニ
クロム線を使用した従来の海苔焙焼装置、遠赤外
線パネルヒータ5を使用した第1実施例及び遠赤
外線パネルヒータ21を使用した第2実施例にお
けるそれぞれの温度上昇曲線を示すグラフであ
り、横軸は時間、縦軸は温度を表す。第5図から
明らかなように第2実施例によれば従来装置及び
第1実施例に比べて極めて短時間に所定の温度ま
で上昇させることができ、しかもその上限温度を
高くすることも可能である。 また、遠赤外線パネルヒータ21を使用した場
合加熱効率が高いので、第5表に示すように焙焼
効率(焙焼数/KW)を高くすることができる。
本発明によれば、乾海苔を遠赤外線により焙焼
すると共に、製品としての焼海苔の焼けの程度を
測色センサにより検出し、この検出出力に基づき
焙焼温度及び搬送速度を自動制御するようにした
ので、下記の効果を得ることができる。 (i) 熟練者なしでも、均一で高い品質を持つ焼海
苔を連続して得ることができる。 (ii) 主要成分の損傷が少ない高品質の風味の焼海
苔を得ることができる。 (iii) 微生物を殆ど死滅させることができる。 (iv) 消費電力が減少する。
すると共に、製品としての焼海苔の焼けの程度を
測色センサにより検出し、この検出出力に基づき
焙焼温度及び搬送速度を自動制御するようにした
ので、下記の効果を得ることができる。 (i) 熟練者なしでも、均一で高い品質を持つ焼海
苔を連続して得ることができる。 (ii) 主要成分の損傷が少ない高品質の風味の焼海
苔を得ることができる。 (iii) 微生物を殆ど死滅させることができる。 (iv) 消費電力が減少する。
第1図は本発明による海苔の焙焼装置の概略
図、第2図は加熱装置の断面図、第3図は遠赤外
線パネルヒータの斜視図、第4図は同パネルヒー
タの要部を示す一部切欠斜視図、第5図は加熱装
置の温度上昇を示すグラフである。 1:乾板海苔、2:加熱装置、3:測色センサ
部、4:製品、5:遠赤外線パイプヒータ、6:
走行ライン、7:温度センサ、8:温度測定器、
9:総合コントローラ、10:加熱制御装置、1
1:モータ、12:速度センサ、13:速度検出
装置、14:速度制御装置、15a,15b:測
色センサ、17:連続自動測色システム、18:
速度設定器、19:温度設定器、20:色調設定
器。
図、第2図は加熱装置の断面図、第3図は遠赤外
線パネルヒータの斜視図、第4図は同パネルヒー
タの要部を示す一部切欠斜視図、第5図は加熱装
置の温度上昇を示すグラフである。 1:乾板海苔、2:加熱装置、3:測色センサ
部、4:製品、5:遠赤外線パイプヒータ、6:
走行ライン、7:温度センサ、8:温度測定器、
9:総合コントローラ、10:加熱制御装置、1
1:モータ、12:速度センサ、13:速度検出
装置、14:速度制御装置、15a,15b:測
色センサ、17:連続自動測色システム、18:
速度設定器、19:温度設定器、20:色調設定
器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 乾海苔原料を、搬送装置により連続的に遠赤
外線加熱装置内を通過させて前記乾海苔原料を焙
焼する工程において、前記遠赤外線加熱装置によ
る加熱温度と前記搬送装置の搬送速度を、製造す
べき焼海苔が所定の焙焼状態となるようにコント
ローラによつて予め設定し、更に前記遠赤外線加
熱装置から搬出された焙焼後の焼海苔の表面の色
調を検出し、前記焙焼後の焼海苔の表面の色調が
所定の色調となるように、前記コントローラによ
り前記加熱温度或いは走行速度を制御することを
特徴とする海苔の焙焼方法。 2 乾海苔原料の搬送装置と、同搬送装置の走行
ライン中途に配置され前記乾海苔原料を焙焼する
遠赤外線加熱装置と、製造すべき焼海苔が所定の
焙焼状態となるように前記搬送装置の搬送速度調
整と遠赤外線加熱装置の加熱温度調整とを行なう
コントローラと、前記遠赤外線加熱装置の搬出部
の直後に設けられ、焼海苔表面の色調を検出し、
同検出出力を前記コントローラに供給する測色装
置とを備え、前記コントローラにより前記焙焼後
の焼海苔の表面の色調が所定の色調となるように
前記搬送速度調整或いは加熱温度調整を行なうこ
とを特徴とする海苔の焙焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60297543A JPS62155069A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 海苔の焙焼方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60297543A JPS62155069A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 海苔の焙焼方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62155069A JPS62155069A (ja) | 1987-07-10 |
| JPH0574340B2 true JPH0574340B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=17847895
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60297543A Granted JPS62155069A (ja) | 1985-12-28 | 1985-12-28 | 海苔の焙焼方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62155069A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107613788A (zh) * | 2015-11-04 | 2018-01-19 | 小浅商事株式会社 | 烤海苔的制造方法 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0428090U (ja) * | 1990-06-26 | 1992-03-05 | ||
| KR100350328B1 (ko) * | 2000-01-07 | 2002-08-30 | 최민순 | 조미김의 제조방법 |
| JP4056519B2 (ja) * | 2004-12-06 | 2008-03-05 | ベルスリーニシハツ株式会社 | 海苔焼釜装置 |
-
1985
- 1985-12-28 JP JP60297543A patent/JPS62155069A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107613788A (zh) * | 2015-11-04 | 2018-01-19 | 小浅商事株式会社 | 烤海苔的制造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62155069A (ja) | 1987-07-10 |
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