JPH0574621U - 自動車のトランクルーム用除湿器 - Google Patents

自動車のトランクルーム用除湿器

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JPH0574621U
JPH0574621U JP1472992U JP1472992U JPH0574621U JP H0574621 U JPH0574621 U JP H0574621U JP 1472992 U JP1472992 U JP 1472992U JP 1472992 U JP1472992 U JP 1472992U JP H0574621 U JPH0574621 U JP H0574621U
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光晴 岡本
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オカモト産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車のトランクルームのフロアにカバーシ
ートが敷かれていても、接着による安定を図って、自動
車の走行時の動きまわりによる雑音や吸湿剤の冠水によ
る機能低下を防止し、しかも吸湿剤の使用限界での取り
替えを、前記接着に係わらず、容易にしかもシートを傷
めずに達成できるようにする。 【構成】 吸湿剤1を収容し通気、透湿性、非透水性の
ある半透膜2にて口部3を閉じた除湿容器4と、この除
湿容器4の底部側を凹部5に嵌め入れてこれを着脱可能
に保持する台座6と、この台座6を自動車のトランクル
ーム7のフロア82に接着する両面テープ9とを組み合
わせ備えたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のトランクルーム内に設置されて除湿を図る、自動車のトラ ンクルーム用除湿器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフ人口の増加や自動車による娯楽が進む中、自動車のトランクルームには 、ゴルフ道具や釣り道具、その他の娯楽道具等を長期間収納しっ放しにしておき 、まれな使用時にしかこれを取り出さないことがしばしばある。
【0003】 また自動車のトランクルームは、カーオーディオの高級化もあって、大出力ア ンプやCDチェンジャー等のオーディオ機器が搭載されることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで自動車のトランクルームは、外部との気密性が充分に図られていない ので、外部環境とほぼ同じ湿度状態になる。
【0005】 にも係わらず自動車は雨中にさらされたり、洗浄されたり、雨中や水溜まりを 走行することが多くある。また雨中でもトランクルームが開けられることもある 。
【0006】 これらのためトランクルーム内は高湿度状態になることも多々あるし、高湿度 状態は短時間には解消されない。
【0007】 したがってゴルフ道具や釣り道具等の娯楽道具がトランクルーム内に長く収容 されっ放しであったり、オーディオ機器が搭載されていると、これらは外部環境 に放置された状態に近いし、時には強い湿気にさらされることがあるので、錆が 発生したり、オーディオ機器が傷んだりし易い。またトランクルーム内に錆が発 生しやすくなる。
【0008】 そこでトランクルーム内に除湿器を置き、除湿を図ることも考えられる。しか し除湿器を単に設け置くだけでは、自動車の急な加速や減速、進路変更、凹凸路 面を走行するときの揺れや振動等によって、除湿器が転倒や転って動きまわり、 音を発するので、自動車走行上の雑音となる。またこの際吸湿剤は吸湿した水と 再接触して冠水されて機能が低下する嫌いもある。
【0009】 これを解消するのに、除湿器を両面接着テープによってトランクルーム内のフ ロアに接着することも考えられる。
【0010】 しかし自動車のトランクルーム内のフロアには、フロアの保護やクッション性 のために、不織シートやカーペット等のカバーシートが敷かれている。
【0011】 このため、除湿器を接着すると、除湿器が吸湿のために使用限界になったとき これを交換のために取り外すのに、不織シートやカーペットの表面が前記接着の ために剥がれてしまい、早期に傷んでしまう問題がある。
【0012】 本考案は、除湿のための吸湿剤を収容する部分と、これをトランクルーム内の 所定位置に着脱可能なように安定して保持する部分との巧みな組み合わせによっ て前記従来の問題を解消することができる自動車のトランクルーム用除湿器を提 供することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記のような課題を達成するために、吸湿剤を収容し通気、透湿性、 非透水性のある半透膜にて口部を閉じた除湿容器と、この除湿容器の底部側を凹 部に嵌め入れてこれを着脱可能に保持する台座と、この台座を自動車のトランク ルームのフロアに接着する両面テープとを組み合わせ備えたことを特徴とするも のである。
【0014】 除湿容器は口部側に吸湿剤を収容する吸湿室を、底部側に貯水室を有し、これ ら双方の間が通水性の隔壁によって仕切られるとともに、少なくとも貯水室部が 透明であり、台座は除湿容器を受け入れる凹部の周壁に、貯水室部の水位を外観 可能とする切欠き窓を持っているようにすることができる。
【0015】
【作用】
本考案の上記構成によれば、除湿容器は吸湿剤を収容し、口部が半透膜によっ て閉じられており、吸湿剤が半透膜を通じて除湿容器外の湿気を吸収し、除湿容 器内に取り込み、これが除湿容器外に発散してしまうのを半透膜によって防止す るので、自動車のトランクルーム内に置くことにより、トランクルーム内の湿気 を充分に吸収し除去することができる。
【0016】 この除湿容器をトランクルーム内に置くのに、トランクルーム内のフロアに台 座を両面接着剤によって接着して固定しておき、この固定された台座の凹部に除 湿容器の底部を嵌め合わせるだけで着脱自在なよう安定に保持し、自動車の走行 状態に係わらず台座は勿論、これに保持している除湿容器が転倒したり転がった り動きまわるのを防止することができるし、除湿容器はトランクルーム内のフロ アへ接着された台座から自由に取り外すことができるので、これを新しいものと いつでも交換することができる。
【0017】 除湿容器が口部側に吸湿剤を収容する吸湿室を、底部側に貯水室を有し、これ ら双方の間が通水性の隔壁によって仕切られたものであると、吸湿室内の吸湿剤 によって除湿容器外から吸湿され、吸湿剤から分離した水は通水性の隔壁を通じ て貯水室に滴下し貯水されるが、除湿容器の少なくとも貯水室部が透明であるの で、貯水室内での貯水の状態が外部から確認でき、特に台座の凹部の周壁に、貯 水室部の水位を外観できる切欠き窓を有しているので、貯水室での水位の初期か らの上昇を外部から確認できる。
【0018】
【実施例】
以下図に示す本考案の一実施例につき図を参照して詳細に説明する。
【0019】 図1に示すように吸湿剤1を収容し通気、透湿性、非透水性のある半透膜2に て口部3を閉じた除湿容器4と、この除湿容器4の底部側を凹部5に嵌め入れて これを着脱可能に保持する台座6と、この台座6を図2に示すように自動車のト ランクルーム7のフロア8に接着する両面テープ9とを組み合わせ備えている。
【0020】 吸湿剤1は従来から用いられている塩化カルシウム等の化学的水分吸収剤が用 いられる。他のものとしては、塩化マグネシウム、塩化アルミニウム、塩化カル シウム、水酸化ナトリウム、尿素、シリカゲル、五酸化リン等がある。
【0021】 半透膜2は、例えばデュポン社の「タイベック」または徳山槽達株式会社の「 NFRシート」等が用いられる。
【0022】 このNFRシートは、空気、湿気、ガスは通すが、耐水圧内で水を通さない撥 水性シートであり、3000mm〜10000mm水柱の耐水性を有している。
【0023】 除湿容器4は図1に示すように口部3側寄りに、通水性の隔壁としての樹脂製 の簀の子11を嵌め込み、これを除湿容器4の底部側内面に一体成形したリブ1 2によって下方から支持している。
【0024】 この簀の子11によって除湿容器4内は、口部3側の吸湿室13と底部側の貯 水室14とに仕切られ、吸湿室13内に前記吸湿剤1を収容しており、半透膜2 を通じて外部から吸湿する。
【0025】 吸湿した水は、半透膜2により除湿容器4外に抜け出すのを防止され、簀の子 11を通じて下方の貯水室14内に滴下し、貯水されることになる。
【0026】 不使用時の吸湿を防止するのに、半透膜2の上面に図1に示すようにアルミニ ウム箔等の防湿シート15を被せ、半透膜2および防湿シート15の周縁を除湿 容器4の口部3の口縁に熱溶着させてシールしている。30はこのシール部を示 している。
【0027】 なお防湿シート15は除湿容器4の使用時に剥離するために外周の一部に図1 に示すようなつまみ片16が形成されている。
【0028】 防湿シート15のさらに外側には、除湿容器4の口部3に被さる樹脂製の蓋1 7が被せ付けられている。
【0029】 この蓋17は半透膜2を通じた吸湿を損なわないように透孔18を有するもの で、除湿容器4の口部3の外フランジ19に被さり、内周の適数箇所に設けられ た係合凸条21が外フランジ19に弾性係合して、口部3への装着状態に安定す るようにしてある。
【0030】 蓋17は除湿容器4を使用しようとするとき、一旦外して防湿シート15を剥 がし取ってから図2に示すように半透膜2の上から口部3に装着する。
【0031】 これによって傷付きやすく、破れやすい半透膜2を保護することができる。
【0032】 不使用状態にある除湿容器4に施す蓋17の内側には、図1に示すように両面 接着テープ9が挟み込まれている。
【0033】 両面接着テープ9は表裏の接着面にセパレータ23、24が貼り合わされ、表 裏の接着面を保護するようにしている。
【0034】 両面接着テープ9は、除湿容器4をトランクルーム7に設置して利用しようと するとき、台座6をトランクルーム7のフロア8上に敷かれている保護シート3 1に図2に示すように接着するためのものである。
【0035】 接着する際には両面接着テープ9はこれに貼り合わせてある前記セパレータ2 3、24を剥がして使用される。
【0036】 もっとも両面接着テープ9は、台座6の裏面に予め貼り付け、露出している接 着面にだけセパレータ24を貼り合わせておき、除湿容器4の使用時にこれを剥 離して台座6の接着を行うようにしてもよい。
【0037】 除湿容器4の交換時期は、吸湿剤1の吸湿能力の低下によって使用限界に達す る時期ある。そして除湿容器4内に吸湿されて貯水室14部に貯水される水の水 位が吸湿剤1の働き度合に比例しており、この水位によって前記使用限界と交換 時期を判定できる。
【0038】 そこで除湿容器4を透明な樹脂により形成し、前記貯水水位が外部から観察で きるようにしている。
【0039】 もっとも除湿容器4の前記判定のためには少なくとも貯水室14部が透明であ ればよいし、さらには水の判定を行う部分だけでよい。
【0040】 台座6は除湿容器4を受け入れる凹部5の周壁34に、貯水室14の初期から の水位の変化を外部から確認できるようにする切欠き窓36を設けてある。
【0041】 これによって水位の変化が使用初期から確認でき、除湿容器4が働いているこ とを使用者に実感させることができる。
【0042】 周壁34は、除湿容器4の交換時期に相当する貯水水位に対応した高さHを持 つように設計することができる。
【0043】 このようにすると貯水水位Aが周壁34の上縁35に到達したときが除湿容器 4の交換時期として容易に判定することができる。
【0044】 本実施例では除湿容器4の貯水室14の部分に図示しない使用限界水位を表示 するようにしてある。
【0045】 特に台座6の周壁34に形成した切欠き窓36は、前記のように使用限界水位 と対応可能な上縁35と連続した縦向きのエッジを有している。
【0046】 これによって貯水水位Aが使用限界水位に対応される前記上縁35に近づきか つこれに到達する状態を連続して確認することができ、除湿容器4の交換時期を 前もって予測しながら交換時期を余裕をもって知ることができる。
【0047】 そして前記エッジに貯水室14の貯水水位を図る目盛りを設けることができる 。
【0048】 貯水室14内には、芳香剤、防黴剤、防虫剤等の必要なものを含浸したエチレ ン−酢酸ビニル共重合体樹脂粒41を収容してある。
【0049】 この共重合体樹脂粒41は貯水面42上に図2に示すように浮くので、貯水水 位の状態に関係なく、常時芳香剤、防黴剤、防虫剤を充分に発散させ続け、芳香 効果や、防黴、防虫等効果をトランクルーム7内の及ぼすことができる。
【0050】
【考案の効果】
本考案によれば、除湿容器は吸湿剤を収容し、口部が半透膜によって閉じられ ており、吸湿剤が半透膜を通じて除湿容器外の湿気を吸収し、除湿容器内に取り 込み、これが除湿容器外に発散してしまうのを半透膜によって防止するので、自 動車のトランクルーム内に置くことにより、トランクルーム内の湿気を充分に吸 収、除去して、トランクルーム内に各種道具が長期に収納されたままになってい たり、オーディオ機器が設置されているようなことがあっても、これらが湿気に よって錆を発生したり、傷んだりするようなことを防止し、長期に亘って初期の 品質を保持することができる。
【0051】 この除湿容器をトランクルーム内に置くのに、トランクルーム内のフロアに台 座を両面接着剤によって接着して固定しておき、この固定された台座の凹部に除 湿容器の底部を嵌め合わせるだけで着脱自在なよう安定に保持し、自動車の走行 状態に係わらず台座は勿論、これに保持している除湿容器が転倒したり転がった り動きまわるのを防止することができるので、自動車の走行上に雑音となるよう なことを回避して快適性を確保し、また除湿容器が動きまわって吸湿された水が 吸湿剤と再三接触させて冠水状態にし吸湿剤の機能を低下させるようなことも解 消することができる。
【0052】 また除湿容器はトランクルーム内のフロアへ接着された台座から自由に取り外 すことができるので、これを新しいものといつでも容易に交換することができ、 トランクルーム内のフロアにシートが敷かれていても、これを損傷するようなこ とがなく除湿容器を必要に応じて交換しながらいつまでも充分な除湿を図ること ができる。
【0053】 除湿容器が口部側に吸湿剤を収容する吸湿室を、底部側に貯水室を有し、これ ら双方の間が通水性の隔壁によって仕切られたものであると、吸湿室内の吸湿剤 によって除湿容器外から吸湿され、吸湿剤から分離した水は通水性の隔壁を通じ て貯水室に滴下し貯水されるが、除湿容器の少なくとも貯水室部が透明であるの で、貯水室内での貯水の状態が外部から確認でき、特に台座の凹部の周壁に、貯 水室部の水位を外観できる切欠き窓を有しているので、貯水室での水位の初期か らの上昇を外部から確認でき、除湿容器が働いていることを使用初期から使用者 に実感させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す使用前の状態の一部を
切欠いて見た斜視図である。
【図2】使用状態での縦断面図である。
【符号の説明】
1 吸湿剤 2 半透膜 3 口部 4 除湿容器 5 凹部 6 台座 7 トランクルーム 8 フロア 9 両面接着テープ 11 簀の子 13 吸湿室 14 貯水室 34 周壁 35 上縁 36 縦向きエッジ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸湿剤を収容し通気、透湿性、非透水性
    のある半透膜にて口部を閉じた除湿容器と、この除湿容
    器の底部側を凹部に嵌め入れてこれを着脱可能に保持す
    る台座と、この台座を自動車のトランクルームのフロア
    に接着する両面テープとを組み合わせ備えたことを特徴
    とする自動車のトランクルーム用除湿器。
  2. 【請求項2】 除湿容器は口部側に吸湿剤を収容する吸
    湿室を、底部側に貯水室を有し、これら双方の間が通水
    性の隔壁によって仕切られるとともに、少なくとも貯水
    室部が透明であり、台座は除湿容器を受け入れる凹部の
    周壁に、貯水室部の水位を外観可能とする切欠き窓を持
    っている請求項1に記載の自動車のトランクルーム用除
    湿器。
JP1992014729U 1992-03-19 1992-03-19 自動車のトランクルーム用除湿器 Expired - Lifetime JP2520448Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010013033A (ja) * 2008-07-04 2010-01-21 Dyna-Air Co Ltd 乗物用調湿装置

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JPS5734840A (en) * 1980-08-12 1982-02-25 Tokyo Shibaura Electric Co Laser knife
JPS60155928U (ja) * 1984-03-23 1985-10-17 松下 敏子 除湿器
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