JPH0574793U - 枚葉両面輪転印刷機のスリッタ装置 - Google Patents
枚葉両面輪転印刷機のスリッタ装置Info
- Publication number
- JPH0574793U JPH0574793U JP4830391U JP4830391U JPH0574793U JP H0574793 U JPH0574793 U JP H0574793U JP 4830391 U JP4830391 U JP 4830391U JP 4830391 U JP4830391 U JP 4830391U JP H0574793 U JPH0574793 U JP H0574793U
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- Japan
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- slitter
- cylinder
- paper
- annular groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 断裁またはミシン目入れ時における紙のずれ
や蛇行を防止するとともに、スリッタの切れ味の低下を
少なくする。 【構成】 円板状のスリッタ59を駆動系に連結して周
速をスリッタ胴22よりやゝ速くした。スリッタ59の
周縁が係入する溝40の両側をやゝ大径に形成するとと
もに、スリッタ59の両側に紙をスリッタ胴22の周面
に押圧するころ87を設けた。また、このころ87のス
リッタ胴周面に対する接触圧を調節する調節機構を設け
た。
や蛇行を防止するとともに、スリッタの切れ味の低下を
少なくする。 【構成】 円板状のスリッタ59を駆動系に連結して周
速をスリッタ胴22よりやゝ速くした。スリッタ59の
周縁が係入する溝40の両側をやゝ大径に形成するとと
もに、スリッタ59の両側に紙をスリッタ胴22の周面
に押圧するころ87を設けた。また、このころ87のス
リッタ胴周面に対する接触圧を調節する調節機構を設け
た。
Description
【0001】
本考案は、枚葉紙の両面に単色刷りを行う枚葉両面輪転印刷機において印刷後 の紙を排紙前に断裁したりこれにミシン目を入れたりするスリッタ装置に関する ものである。
【0002】
辞書や文庫本などのように紙の両面に単色刷りを行う場合には、巻紙輪転印刷 機を用いると印刷物の天地方向の長さや折紙の型が限定されて汎用性の点で問題 があるので、枚葉式の両面輪転印刷機を用いることが多い。しかしながら、この 種の印刷機は上記制約がない反面、折機を備えていないことにより断裁と折紙と を印刷後に別工程で行わなければならない。そこで、この工程の一部を省略する ため印刷機にスリッタ装置を設けて印刷後の紙を排紙前に断裁したり、これにミ シン目を入れたりすることが行われている。 この種のスリッタ装置は、一般に印刷胴の下流側に対接するスリッタ胴と、そ の周面の環状溝と係合して回転する円板状のスリッタとを備えており、スリッタ 胴に巻き付けられながら搬送される紙の断裁やミシン目入れをするものである。
【0003】
しかし、この装置においては、スリッタは駆動しておらず、また搬送される紙 はスリッタと溝とで保持されているだけであるために、紙が波打って断裁位置が ずれたり蛇行したりするばかりでなく、スリッタの切れ味が落ちて切り損ないが 発生することがある。また、切れ味の低下により紙粉が多く発生して機械の周囲 を汚したり機械の寿命を縮めたりするという欠点があった。
【0004】
スリッタ胴の周面に設ける環状溝の両側壁部を胴周面よりもやゝ大径に形成す るとともに、支持軸に揺動自在に支持されたアームと、このアームの遊端部に支 持されて前記支持軸上のギアを介し原動側から回転駆動され前記環状溝と係合し てこの環状溝底面の周速よりもやゝ速い周速で回転する円板状のスリッタと、こ のスリッタの両側に位置して揺動自在な支持部材に支持され前記スリッタ胴上の 紙に圧接されるころと、前記支持部材に装着され前記ころの圧接圧を調節する調 節部材とを設けた。
【0005】
スリッタと対向する位置において、紙は両側壁部で押上げられるとともに両側 をころで保持されるから、緊張した状態で断裁またはミシン目が入れられる。
【0006】
図1ないし図4は本考案に係るスリッタ装置の実施例を示し、図1はこれを実 施した枚葉両面輪転印刷機の概要側面図、図2はスリッタ装置の一部破断平面図 、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B断面図である。図1において 、印刷機1は給紙装置2と、印刷装置3および排紙装置4で構成されており、給 紙装置2には、印刷用の紙5を積載し給紙による紙5の減量にしたがって自動的 に上昇する紙積台6が設けられている。また、印刷装置3には、給紙装置2で差 板7上へ1枚ずつ送り込まれて前当8で見当を合わせられた紙5を咥えて渡し胴 9へ供給するスイング10が設けられており、渡し胴9の下流側には、全体を符 号11で示す上部印刷装置と、全体を符号12で示す下部印刷装置とが配設され ている。
【0007】 これら各印刷装置11,12は、印刷用の版を周面に装着する版胴13,14 と、版面にインキおよび水を供給して画像を形成させるインキ装置15,16お よび給水装置17,18と、版胴13,14に対接して版の画像が転写されるゴ ム胴19,20とをそれぞれ備えている。そして、上部のゴム胴19の下流側に は、後程詳述するスリッタ装置21のスリッタ胴22が対接して設けられており 、スリッタ胴22に対接する紙取胴23と同軸上のスプロケット24と、排紙装 置4のスプロケット25およびガイドスプロケット26,27との間には左右一 対の排紙チェーン28が張架されている。左右の排紙チェーンの間に一定間隔で 支架された各爪竿上には、それぞれ複数個のくわえ爪装置が並設されており、紙 取胴24の協働によりスリッタ胴22からくわえ爪装置にくわえられて搬送され た紙5は、搬送終端部でくわえ爪装置から解放されて紙積台29上に積載される ように構成されている。30は機台の駆動源であるメーンモータ、31,32は サッカ装置等へエアを送るエアポンプ、33は潤滑用の給油ポンプである。
【0008】 概略以上のように構成された印刷機には、スリッタ装置21が付設されており 、以下その実施例を図2〜4を用いて詳細に説明する。 スリッタ胴22は、左右のフレーム34に軸支され、その片方の軸端部には前 記メーンモータ30側と駆動連結された胴ギア35が固定されており、またこの 胴本体22aの両端部には、ゴム胴19と対接する基準面となる円板状のベアラ 36が一体に形成されている。胴本体22aの全長を2等分する中央部周面には 環状に形成されたスリッタ受取付溝37が設けられており、この溝37内には、 環状に形成されて半円弧状に半割りされたスリッタ受38が止ねじ39によって 着脱自在に係合し固定されている。このスリッタ受38の周面には、環状溝40 が設けられており、この環状溝40の両側壁部41の外径部は、胴本体22aの 外径よりもやゝ大径に形成されている。
【0009】 このように構成されたスリッタ胴22の近傍には、これと平行するスリッタ駆 動軸42がフレーム34に回転自在に軸支されており、さらにこのスリッタ駆動 軸42の近傍には、アーム軸43がボルト44で固定されて左右のフレーム34 間に支架されている。スリッタ駆動軸42には、前記胴ギア35と噛合う軸駆動 ギア45が、すべりキー46によって摺動自在かつ回転不能に軸装されており、 止ねじ47を弛めこのギア45をストップカラー48へ当接する図2の鎖線位置 へ移動させて止ねじ47を締めることにより、スリッタ駆動軸42の回転が停止 するように構成されている。さらに、スリッタ駆動軸42の中央部には、スリッ タアーム49が、この軸42に固定されたカラー50とスリッタ駆動ギア51と で軸方向への移動が規制されて軸承されており、その揺動端側にはナット52で 固定された中間ギア軸53と、ボルト54によるアーム49の割締めで固定され たスリッタ軸55とが平行して設けられている。56は中間ギア軸53にボール ベアリングを介し遊装されてスリッタ駆動ギア51と噛合う中間ギアであり、5 7はスリッタ軸55にボールベアリングを介し遊装されて中間ギア56に噛合う スリッタギアであって、スリッタギア57に一体に形成された鍔付きのボス58 には、スリッタ59が嵌装されている。このスリッタ59は、尖鋭周縁を有する 円板状の回転刃体と、これを両側から挾持する抑え板とで構成され、ボス58の 鍔と、ボス58に嵌着されたベアリング抑え60とでボス58に固定されており 、その尖鋭周縁は、スリッタ受38の環状溝40に係合されている。そして、ス リッタ59は、その周速度が環状溝40の周速度よりもわずかに速くなるように その径および各ギア45,51,57の歯数が設定されている。
【0010】 一方、前記アーム軸43の中央部には扇形状に形成されたレバー固定板61が ボルト62で割締めされて固定されており、その揺動端部に植設された一対の各 スタッド63,64には、ストッパ65,66がそれぞれ進退調節自在に螺入さ れている。さらに、アーム軸43上には、L字状に形成されたスリッタ着脱レバ ー67がレバー固定板61に隣接して回動自在に遊装されており、その片方の遊 端部に枢着されたスタッド68には、前記スリッタアーム49に一端を枢着され たばね軸69が摺動自在に挿通されている。ばね軸69の先端ねじ部にはダブル ナット70,71が螺合されているとともに、スリッタアーム49に図3におい て時計方向の回動力を付勢してスリッタ59を環状溝40に係合させる圧縮コイ ルばね72が装着されており、ダブルナット70,71によって圧縮コイルばね 72の弾発力を調節可能に構成されている。そして、スリッタ着脱レバー67の 他方の遊端部に突設された管状ボス73には、握りパイプ74が嵌装されている とともに、つまみ75付きのストップピン76が挿入されていてその先端鍔部と 管状ボス73の段部との間にはストップピン76をレバー固定板61側へ付勢す る圧縮コイルばね77が装着されている。レバー固定板61には、ストップピン 76の先端を係合させる1対のピン孔78が設けられており、つまみ75を引っ 張ってスリッタ着脱レバー67をストッパ65,66のいずれかに当接するまで 回動させてつまみ75を放すことによりストップピン76がいずれかのピン孔7 8に係合し、スリッタ59が使用位置と非使用位置とで選択的に係止されるよう に構成されている。
【0011】 さらに、アーム軸43には、左右一対のころアーム79がスリッタ着脱レバー 67の両側に位置してボルト80で割締め固定されており、その先端U字部には 、長方形板状に形成されたころ支持板81が、U字部にねじ82で固定された枢 軸83に回動自在に枢支されている。また、ころアーム79先端部に設けた長孔 84には調節ボルト85が係入されてころ支持板81に螺入されており、この調 節ボルト85上には、ころ支持板81に図4で時計方向への回動力を付勢する圧 縮コイルばね86がころアーム79ところ支持板81との間に介装されている。 そして、各ころ支持板81の揺動端部には、それぞれころ87がスリッタ59の 両側の胴本体22a周面に対接するように枢着されており、圧縮コイルばね86 によって周面に圧接されている。そして、調節ボルト85に螺合されたナット8 8を弛めて調節ボルト85を回動進退させることにより圧接圧が調節されるよう に構成されている。
【0012】 以上のように構成された印刷機の動作を説明する。給紙装置2によって差板7 上に1枚ずつ供給された紙5は、スイング10から渡し胴9の爪にくわえ換えら れ、さらにゴム胴19の爪にくわえ換えられて上下のゴム胴19,20間へ送り 込まれる。上下のゴム胴19,20には、インキ装置15,16と給水装置17 ,18とで上下の版胴13,14の版に形成された画像が転写されているので、 紙5の両面に印刷が施され、印刷後の紙5はスリッタ胴22の爪にくわえ換えら れてその周面に巻き付けられながら搬送される。この場合、スリッタ胴22の胴 本体22a周面中央部には、環状溝40を有するスリッタ受38が装着されてい て、環状溝40にはスリッタ59が圧縮コイルばね72の弾発力で圧接されてい るので、紙5はスリッタ59で中央部を断裁され半幅2枚となって排紙チェーン 28のくわえ爪にくわえ換えられる。そして、排紙チェーン28で搬送された紙 5は、搬送終端部でくわえ爪から解放されて落下し、紙積台29上に積載される 。
【0013】 以上のような印刷動作のうちのスリッタ59による紙5の断裁動作においては 、紙5がスリッタ59の両側においてころ87で胴本体22aの終面へ圧着され ているうえに、環状溝40の両側壁部41が胴本体22a周面よりもやゝ高くな っていることにより、紙5が曲がらず腰のある緊張した状態で切られ、またスリ ッタ59が原動側から回転駆動されているので、切れ味がきわめて良好であると ともに、紙5の中央を蛇行することなく真っ直ぐ正確に切ることができる。さら に、本考案では、スリッタ59の周速を環状溝40の周速よりわずかに速くなる ようにしたので、さらに切れ味が良好になる。
【0014】 また、調節ボルト85を進退させてころ87の圧接圧を調節しても、ギア51 ,56,57の心間距離が変わらないので、ころの回転駆動に支障をきたすこと がない。 なお、スリッタ59は、これをミシン目入れ用のスリッタに代えることができ る。
【0015】
以上の説明により明らかなように、本考案によれば、枚葉両面輪転印刷機のス リッタ装置において、スリッタ胴に設ける環状溝の両側壁部を胴周面よりもやゝ 大径に形成し、これと係合するスリッタを環状溝底面の周速よりもやゝ速い周速 で回転するように原動側から回転駆動するとともに、スリッタの両側に紙を胴周 面との間で挾持するころを設けることにより、紙が腰のある緊張した状態で、回 転駆動のスリッタで断裁またはミシン目入れされるので、紙が真っ直ぐ正確に断 裁され印刷物の品質が向上する。また、スリッタの切れ味がきわめて良好で耐久 性が向上するとともに、紙粉の発生がなくなることにより機械周辺の清浄を保持 することができる。さらに、ころの支持部材にころの圧接圧調節部材を装着し、 かつスリッタをその支持軸上のギアを介して回転駆動することにより、圧接圧を 調節してもスリッタの回転駆動用ギアの心間距離が変わらないので、スリッタの 回転が常に円滑に行われるという効果がある。
【図1】本考案に係るスリッタ装置を実施した枚葉両面
輪転印刷機の概要側面図
輪転印刷機の概要側面図
【図2】スリッタ装置の一部を破断して示す平面図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】図2のB−B断面図
21 スリッタ装置 22 スリッタ胴 22a 胴本体 40 環状溝 41 両側壁部 45 軸駆動ギア 51 スリッタ駆動ギア 57 スリッタギア 59 スリッタ 87 ころ
Claims (1)
- 【請求項1】 スリッタ胴の周面に設ける環状溝の両側
壁部を胴周面よりもやゝ大径に形成するとともに、支持
軸に揺動自在に支持されたアームと、このアームの揺動
端部に支持されて前記支持軸上のギアを介し原動側から
回転駆動され前記環状溝と係合してこの環状溝底面の周
速よりもやゝ速い周速で回転する円板状のスリッタと、
このスリッタの両側に位置して揺動自在な支持部材に支
持され前記スリッタ胴上の紙に圧接されるころと、前記
支持部材に装着され前記ころの圧接圧を調節する調節部
材とを設けたことを特徴とする枚葉両面輪転印刷機のス
リッタ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4830391U JPH0574793U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 枚葉両面輪転印刷機のスリッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4830391U JPH0574793U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 枚葉両面輪転印刷機のスリッタ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574793U true JPH0574793U (ja) | 1993-10-12 |
Family
ID=12799666
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4830391U Pending JPH0574793U (ja) | 1991-05-30 | 1991-05-30 | 枚葉両面輪転印刷機のスリッタ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0574793U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS495284A (ja) * | 1972-05-01 | 1974-01-17 |
-
1991
- 1991-05-30 JP JP4830391U patent/JPH0574793U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS495284A (ja) * | 1972-05-01 | 1974-01-17 |
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