JPH0574827U - 真空成形における基材押さえ装置 - Google Patents
真空成形における基材押さえ装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 基材を型周縁に確実に圧着しかつしわなどの
発生を防ぐことのできる基材押さえ装置であって、単一
の押さえ装置であらゆる凸曲面形状の成形型に対応する
ことができる真空成形における基材押さえ装置を提供す
る。 【構成】 真空成形型Mに基材Aをセットして該基材を
型形状に賦形する際に前記基材の周縁部M1またはしわ
発生部位などを押圧する装置であって、前記成形型に対
して前進後退する支持部材20と、該支持部材に保持さ
れ前記成形型との圧着により該圧着部分形状に倣って変
形する変形復元自在な可撓性押さえ部材30とからな
る。
発生を防ぐことのできる基材押さえ装置であって、単一
の押さえ装置であらゆる凸曲面形状の成形型に対応する
ことができる真空成形における基材押さえ装置を提供す
る。 【構成】 真空成形型Mに基材Aをセットして該基材を
型形状に賦形する際に前記基材の周縁部M1またはしわ
発生部位などを押圧する装置であって、前記成形型に対
して前進後退する支持部材20と、該支持部材に保持さ
れ前記成形型との圧着により該圧着部分形状に倣って変
形する変形復元自在な可撓性押さえ部材30とからな
る。
Description
【0001】
この考案は真空成形における基材押さえ装置に関する。
【0002】
たとえば、車両のインストルメントパネルなどの内装部品に用いられる表皮一 体発泡成形品は、発泡成形型内に塩化ビニールなどのシート状基材を配し、該基 材内側に発泡樹脂材料などを注入して前記基材と発泡樹脂材料とを一体に成形す ることにより得られる。 その際、前記基材は、真空成形などによってあらかじめ所定のパネル形状に形 成される。その例を図8および図9に示すと、まず成形品形状を規定する真空成 形型80上に基材90がセットされる。そして、基材押さえ部材95によって前 記基材90の端部が前記真空成形型80の基台部81に押圧密着されるとともに 、前記成形型80と基材90との間が真空吸引されて基材90が所定の型形状に 賦形される。
【0003】 この基材押さえ部材95は、支持部材96と金属板などが基台部の形状に合わ せて湾曲された押さえ板97とからなり、前記支持部材96のシリンダ部(図示 せず)などによって成形型方向へ前後動するように形成されている。
【0004】 ところで、この基台部81のフランジ82の幅は、製品における基材の歩留り を向上させるために、できるだけ小さくかつその端面形状は製品形状に沿った曲 面に形成されなければならない。
【0005】 そのため、製品の種類によって前記基台前面81aの曲面形状が種々に異なり 、成形型ごとに専用の基材押さえ部材を用意しなければならず、コスト高となっ ていた。 また、成形型の交換時には基材押さえ部材も交換する必要があり、その工程は 煩雑な作業を伴っていた。
【0006】 さらに、図9からよりよく理解されるように、真空引きによって基材90が賦 形されるに際して、該基材90が成形型80に接している部分は型面に早く密着 し、すなわち、コーナー部など型形状が鋭角に形成されている部分においては基 材90が型面からより離れているので遅れて密着することが多い。 そのため、得られた基材90の成形品においてかかるコーナー部には、図10 に示されるようなしわ(ブリッジ)100が形成されることがあった。
【0007】 このようなしわの発生を防ぐために、図11に示されるような、しわの押さえ 部材110が用いられる。 このしわの押さえ部材110は支持部材111と略Y字形状に形成された押さ え部材112とからなり、成形型80に基材90をセットした際に、コーナー部 など型面と基材とが離れている部分をこの押さえ部材112によって先に型面方 向に押圧し、しわの発生を防ぐものである。
【0008】 しかるに、かかる押さえ部材ではさまざまなコーナー角度に対応することが困 難で、前記押さえ装置85同様に型面の形状に応じて種々の押さえ部材を用意し なければならなかった。
【0009】
この考案は上記した問題点に鑑み提案されたもので、基材を型周縁に確実に圧 着しかつしわなどの発生を防ぐことのできる基材押さえ装置であって、単一の押 さえ装置であらゆる凸曲面形状の成形型に対応することができる真空成形におけ る基材押さえ装置を提供しようとするものである。
【0010】
すなわち、この考案は、真空成形型に基材をセットして該基材を型形状に賦形 する際に前記基材の周縁部またはしわ発生部位などを押圧する装置であって、前 記成形型に対して前進後退する支持部材と、該支持部材に保持され前記成形型と の圧着により該圧着部分形状によって変形する変形復元自在な可撓性押さえ部材 とからなることを特徴とする真空成形における基材押さえ装置に係る。
【0011】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案の基材押さえ装置の一例を示す真空成形型の斜視図、図2はそ の側面図、図3は図1に示された真空成形型の平面図、図4はこの考案の基材押 さえ装置の他の例を示す斜視図、図5はさらにその他の例を示す斜視図、図6は 同じく他の例を示す平面図、図7は同じく他の例を示す斜視図である。
【0012】 図1ないし図3に示されるように、この考案の基材押さえ装置10は支持部材 20と可撓性押さえ部材30とから構成されていて、真空成形型Mに塩化ビニー ルなどからなる基材Aを被せて所定の型形状に賦形する際に、前記基材Aの端部 を成形型Mの基台の曲面状周縁部M1に圧着する。符号40は前記真空成形型M の平面状周縁部M2を押圧するための押さえ部材、41は押さえ板、42はシリ ンダ本体、43はクランプステーである。
【0013】 支持部材20は、図2からよりよく理解されるように、シリンダ本体21とク ランプステー22,22とからなり、前記シリンダ本体21の前後動によって前 記成形型Mの基台の曲面状周縁部M1に対して前進後退するように形成されてい る。 クランプステー22,22は、前記基台の曲面状周縁部M1の長さまたは形状 に応じて適宜の幅をもって前記シリンダ本体21に取り付けられていて、そのス テー先端には後述する可撓性押さえ部材30が張設保持されている。
【0014】 可撓性押さえ部材30は公知のコイルバネ31などからなり、図3に示したよ うに、押圧される成形型Mの曲面状周縁部M1の形状に沿って自在に変形し復元 する。
【0015】 その際、可撓性押さえ部材30が該周縁部M1を確実に押圧して基材Aを真空 成形型Mに確実にセットするために、前記曲面状周縁部M1には前記可撓性押さ え部材30とほぼ合着する溝部Nが形成されていることが好ましい。
【0016】 図4ないし図6はこの考案の他の例を示したものである。 図4に示される基材の押さえ装置40は可撓性押さえ部材42を耐熱性ゴムに よって形成した例である。符号43,43はクランプステーである。
【0017】 また、図5に示される基材の押さえ装置50は、可撓性押さえ部材52がコイ ルバネ54と該コイルバネ54の前面に形成されたウレタンなどの緩衝材55と から構成された例である。符号53,53はクランプステーである。
【0018】 さらに、図6に示される基材の押さえ装置60は、可撓性押さえ部材63をス テンレスなどからなる板バネ部64によって形成した例である。なお、この例で は、クランプステー62,62が支持部材61に軸66,66によって回動自在 に軸着されていて、成形型の形状に応じてクランプステーが回動し前記板バネ部 64がたわむ。
【0019】 さらに、しわ発生部位である鋭角なコーナー部分を押圧するために、図7に示 されるような基材押さえ部材が提案される。符号70は基材押さえ部材、71は 支持部材、72は可撓性押さえ部材である。 この実施例において、前記支持部材71のクランプステー73は、コの字形状 に形成されていてロッド部74を介してシリンダ部材75と連結されている。 それによって、前記可撓性押さえ部材72がしわ発生部位であるコーナー部の 角度に応じて変形し基材を成形型Mに確実に圧着することができる。
【0020】
以上図示し説明したように、この考案の基材押さえ装置によれば、基材の周辺 やしわ発生部位を圧着部分形状によって変形復元自在な可撓性押さえ部材によっ て押圧するので、単一の押さえ装置によってあらゆる曲面形状に対応することが できる。 したがって、成形型専用の押さえ装置を用意したり、成形型によって押さえ装 置を交換する必要がなく、製造コストを低減し工程を簡略化することができる。 また、成形型への基材の圧着も確実でしわなどを発生させることがない。
【図1】この考案の基材押さえ装置の一例を示す真空成
形型の斜視図である。
形型の斜視図である。
【図2】その側面図である。
【図3】図1に示された真空成形型の平面図である。
【図4】この考案の基材押さえ装置の他の例を示す斜視
図である。
図である。
【図5】さらにその他の例を示す斜視図である。
【図6】同じく他の例を示す平面図である。
【図7】同じく他の例を示す斜視図である。
【図8】従来の基材押さえ装置の一例を示す真空成形型
の斜視図である。
の斜視図である。
【図9】その側面図である。
【図10】従来の基材押さえ装置を用いて成形した基材
の例を示す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
【図11】従来の基材押さえ装置の他の例を示す斜視図
である。
である。
10 基材押さえ装置 20 支持部材 30 可撓性押さえ部材 M 真空成形型 M1 基台周縁部
Claims (1)
- 【請求項1】 真空成形型に基材をセットして該基材を
型形状に賦形する際に前記基材の周縁部またはしわ発生
部位などを押圧する装置であって、 前記成形型に対して前進後退する支持部材と、該支持部
材に保持され前記成形型との圧着により該圧着部分形状
によって変形する変形復元自在な可撓性押さえ部材とか
らなることを特徴とする真空成形における基材押さえ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992022247U JP2588098Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 真空成形における基材押さえ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992022247U JP2588098Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 真空成形における基材押さえ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0574827U true JPH0574827U (ja) | 1993-10-12 |
| JP2588098Y2 JP2588098Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=12077468
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992022247U Expired - Lifetime JP2588098Y2 (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 真空成形における基材押さえ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588098Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP1992022247U patent/JP2588098Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2588098Y2 (ja) | 1999-01-06 |
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