JPH0576236U - 車速制御装置付コンバイン - Google Patents
車速制御装置付コンバインInfo
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- JPH0576236U JPH0576236U JP2354792U JP2354792U JPH0576236U JP H0576236 U JPH0576236 U JP H0576236U JP 2354792 U JP2354792 U JP 2354792U JP 2354792 U JP2354792 U JP 2354792U JP H0576236 U JPH0576236 U JP H0576236U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 刈取搬送部における損傷の回避と脱穀部など
後工程に詰まりを発生させないように刈取脱穀作業の始
期に過負荷を検出してこれに車速を対応させることによ
って円滑な作業が遂行できるものにする。 【構成】 コンバインを構成する脱穀部の前工程である
刈取搬送部に負荷検出装置(1)を設け、該装置(1)
の負荷検出信号に基づき無段変速機構を介して走行速度
を制御可能にし、高負荷検出時に走行速度を低速側に自
動的に制御する。
後工程に詰まりを発生させないように刈取脱穀作業の始
期に過負荷を検出してこれに車速を対応させることによ
って円滑な作業が遂行できるものにする。 【構成】 コンバインを構成する脱穀部の前工程である
刈取搬送部に負荷検出装置(1)を設け、該装置(1)
の負荷検出信号に基づき無段変速機構を介して走行速度
を制御可能にし、高負荷検出時に走行速度を低速側に自
動的に制御する。
Description
【0001】
本考案は、刈取搬送部に設ける負荷検出装置の検出により機体の走行速度を制 御する車速制御装置付コンバインに関するものである。
【0002】
従来コンバインの車速制御装置としては、特開昭56−124316号公報に 開示されたもののように、脱穀部の負荷検出装置の検出に基づいて走行速度すな わち車速を制御するものが公開され、また、車速に関係なく脱穀部の負荷検出( 穀稈供給量を脱穀負荷として検出するもの、扱胴の回転速度を脱穀負荷として検 出するもの、扱胴の回転トルクを脱穀負荷として検出するもの)によりフィ−ド チエンの穀稈搬送速度を調節するものとして実公昭57−38983号公報に記 載されて知られているが、何れにしても刈取搬送部の後工程における脱穀部の負 荷検出によって制御するのであるから、脱穀部の前工程である刈取搬送部では過 負荷により回転が規定回転よりも大きくダウンし、刈取搬送途上の穀稈が詰まり 現象を起こすようになる。
【0003】
このように従来の車速制御装置は脱穀部の負荷検出に基づいて制御するから、 前工程の刈取搬送部では既に穀稈の詰まり現象が生じ該部に損傷を起こすので、 本考案は上記従来の刈取搬送部における損傷の回避と脱穀部など後工程に詰まり を発生させないように刈取脱穀作業の始期に過負荷を検出してこれに車速を対応 させることによって円滑な作業が遂行できるようにするものである。
【0004】
そこで本考案は上記従来の車速制御装置における問題点を解消し円滑な作業が 遂行できるようにするために、コンバインを構成する脱穀部の前工程である刈取 搬送部に負荷検出装置を設け、該装置の負荷検出信号に基づき無段変速機構を介 して走行速度を制御可能にし、高負荷検出時に走行速度を低速側に自動的に制御 するものにしたのである。
【0005】
これによってコンバインで刈取脱穀作業中、刈取搬送部に設ける負荷検出装置 が負荷を検出し、その負荷検出装置が許容限度負荷以上の高負荷を検出するとこ の負荷検出信号に基づいて無段変速装置を作動させ走行速度を低速側に制御し刈 取搬送部への穀稈供給量を減量して該刈取搬送部と後工程における脱穀部の稼働 に無理を与えることなく作業を円滑にし、負荷検出装置による検出負荷が前記の 許容限度負荷以下に低下すると無段変速装置を介して走行速度を高速側に復帰さ せるのである。
【0006】
以下、本考案による車速制御装置付コンバインについて実施例図を参照し説明 すると、先ず、「図4」と「図5」において、左右の走行クロ−ラ(3)に支持 された走行車台(4)の左側にはフィ−ドチエン(5)を左側にし扱室とこの扱 室からの脱穀物を選別する揺動選別体および脱穀後の排藁をフィ−ドチエン(5 )から受継いで搬出する排藁搬送装置(6)等を備えた脱穀部(A)が搭載され 、右側には操縦部(7)・穀粒タンク(8)・エンジン(9)などが設置されて いる。
【0007】 また、前記脱穀部(A)の前方には分草板(10)・引起し装置(11)・刈 刃(12)・掻込みベルト(13)・スタ−ホイル(14)および刈取穀稈を脱 穀部に搬送する搬送機構(15)等からなる刈取搬送部(B)が設けられて、植 立穀稈はこの刈取搬送部(B)で刈取られ脱穀部(A)に供給されて脱穀処理さ れ、その処理された穀粒は一旦穀粒タンク(8)に貯溜されるようになり、脱穀 後の排藁はフィ−ドチエン(5)から排藁搬送装置(6)に受継がれて後方に搬 出され藁カッタ−(C)で所定長に切断され、穀粒タンク(8)に貯溜された前 記の穀粒は適宜排出オ−ガ(16)により機外に取出される。
【0008】 そして、前記刈取搬送部(B)への回転動力はエンジン(9)から無端帯など の伝動手段によって刈取入力ケ−ス(17)内の刈取1軸(18)に入力されこ の入力されたものが刈取入力ケ−ス(17)から前下方に向け突設する刈取主ケ −ス(19)内の回転軸に伝達され、その回転軸から刈取搬送部(B)の各部を 伝動している。
【0009】 つぎに、前記の走行クロ−ラ(3)へはエンジン(9)からミッションケ−ス (20)を経て駆動スプロケット(21)を回動させ機体を走行させているが、 ミッションケ−ス(20)には無段変速機構(2)が内蔵されているので、以下 これについて「図3」によりその大略を記載する。
【0010】 すなわち、「図3」に示すように、入力シヤフト(22)と中間シャフト(2 3)と変速シャフト(24)および出力シャフト(25)を有し、エンジン(9 )により回転する入力プ−リ(26)を入力シャフト(22)に軸支させて、こ の入力シャフト(22)から変速カム(27)の操作によるベルト変速伝動機構 (28)と遊星歯車機構(29)と正逆転クラッチ部(30)とによって前記出 力シャフト(25)に無段変速と正逆転切換が行われ、前記出力シャフト(25 )に係合軸支するリングギヤ(31)にサイドクラッチ入力ギヤ(32)を噛合 せ、左右のスプロケット軸(33)(33)に係合軸支するファイナルギヤ(3 4)(34)に左右サイドクラッチ(35)(35)を介して前記出力シャフト (25)の変速出力を伝達するようにしてある。
【0011】
そして、前記の左右サイドクラッチ(35)(35)は各ファイナルギヤ(3 4)(34)に常時噛合せるサイドクラッチ出力ギヤ(36)(36)を有し、 サイドクラッチ入力ギヤ(32)のクラッチ爪(37)(37)に係合させるク ラッチ爪(38)(38)を出力ギヤ(36)(36)の内側に形成するととも に、前記出力ギヤ(36)(36)の外側に輪溝(39)(39)を形成し、前 記出力ギヤ(36)(36)の外側端面(40)(40)に対向するミッション ケ−ス(20)の内側にブレ−キシュ−(41)(41)を固定させて左右サイ ドブレ−キ(42)(42)を形成するとともに、出力ギヤ(36)(36)の 輪溝(39)(39)にシフトホ−ク(43)(43)を夫々係合させてある。
そして、前記の左右サイドクラッチ(35)(35)は各ファイナルギヤ(3 4)(34)に常時噛合せるサイドクラッチ出力ギヤ(36)(36)を有し、 サイドクラッチ入力ギヤ(32)のクラッチ爪(37)(37)に係合させるク ラッチ爪(38)(38)を出力ギヤ(36)(36)の内側に形成するととも に、前記出力ギヤ(36)(36)の外側に輪溝(39)(39)を形成し、前 記出力ギヤ(36)(36)の外側端面(40)(40)に対向するミッション ケ−ス(20)の内側にブレ−キシュ−(41)(41)を固定させて左右サイ ドブレ−キ(42)(42)を形成するとともに、出力ギヤ(36)(36)の 輪溝(39)(39)にシフトホ−ク(43)(43)を夫々係合させてある。
【0012】 そこで本考案の要部について「図1」と「図2」により記載すると、(44) は前記の操縦部(7)に設ける主変速レバ−(45)を案内するガイド溝(46 )を形成した操作盤であり、(47)は前後進切換作動部材で、 主変速レバ−( 45)を中立位置にして軸(48)を支点にして揺動させればその揺動によって ア−ム(49)とワイヤ−(50)とア−ム(51)を介してシフトホ−ク(5 2)を作動させ前記正逆転クラッチ部(30)を切換え、また、前後進切換作動 部材(47)には前後方向の長孔(53)を設けてあって前記主変速レバ−(4 5)はガイド溝(46)と長孔(53)とに貫挿し、一方の軸(54)を支点と する前後操作によってア−ム(55)をこの軸(54)を支点にして上下動させ ることによりア−ム(55)の先端と前記変速カム(27)とを連杆(56)に よって連動連結してあるので変速カム(27)は作動してベルト変速伝動機構( 28)と遊星歯車機構(29)によってその高低調節がなされるようになり、他 方の軸(57)を支点とする左右への操作により前後進切換作動部材(47)を 左右に揺動するようになっている。
【0013】 したがって、エンジン(9)からの回転動力は入力プ−リ(26)を介して入 力シャフト(22)を駆動し主変速レバ−(45)をガイド溝(46)の前進側 にそって前後に移動するときは機体の前進速度が高低変速され、中立位置におい ては機体は停止し、中立位置で後進側に切換え移動させればその後進速度が変速 調節されるのでる。
【0014】 そして前記の操作盤(44)は、その前端に筒体(58)が一体に連結され、 筒体(58)の前端部には制御モ−タ(M)の軸(59)が螺合して制御モ−タ (M)の正逆転により水平状態で前後に移動可能になっている。なお、(60) はこの操作盤(44)の後方側への移動限度位置に固設されたストッパ−である 。
【0015】 前記刈取入力ケ−ス(17)内の刈取1軸(18)における外端部に回転トル クを検出する負荷検出装置(1)が装着され、この負荷検出装置(1)と過負荷 保護装置(61)と前記の制御モ−タ(M)とが電気的に接続されて、その過負 荷保護装置(61)には許容限度値の負荷が予め入力されていて負荷検出装置( 1)の検出により送られる負荷検出信号が予め入力されている許容限度値を超え ると過負荷保護装置(61)から制御モ−タ(M)に指令が発せられてこれを正 転させ筒体(58)を介して操作盤(44)を前方側に移動させるようになり、 許容限度値以下では操作盤(44)は後方側にあってストッパ−(60)に接当 しているのである。
【0016】 即ち、負荷検出装置(1)が検出する回転トルクが例えばAkgf・mの危険 トルクまで上昇しない許容限度トルクBkgf・mで制御モ−タ(M)を一定時 間正転させて操作盤(44)を前方側に移動させ、Bkgf・mから回転トルク が下がってCkgf・mになれば制御モ−タ(M)を逆転させて操作盤(44) をストッパ−(60)に接当するように復帰させるのである。
【0017】 これによって主変速レバ−(45)を操作盤(44)のガイド溝(46)の前 進側で後方に操作して刈取脱穀作業を実施中に、刈取1軸(18)に装着する負 荷検出装置(1)がBkgf・mを検出すると過負荷保護装置(61)から制御 モ−タ(M)に指令が発せられて正転させ操作盤(44)を(イ)のように前方 側に移動させるようになって主変速レバ−(45)は軸(54)を支点にし前方 に回動して走行クロ−ラ(3)の回行速度を低速にし植立穀稈の刈取量を減少さ せることによって負荷を低下させ、また、刈取量の減少によってCkgf・mに 下がれば制御モ−タ(M)は逆転して操作盤(44)はストッパ−(60)に接 当するように復帰する。
【0018】 また、主変速レバ−(45)の握り部には押しボタンスイッチ(62)が設け られ、このスイッチ(62)と前記の過負荷保護装置(61)は手動優先回路( 63)によって結線されスイッチ(62)を押すことによって制御モ−タ(M) への指令を断つようにしてある。
【0019】 なお、本考案による実施例のものの負荷検出装置(1)は刈取1軸(18)に 装着したもので説明したが、刈取主ケ−ス(19)の回転軸あるいはこれから刈 取搬送部(B)の各部を伝動する各軸の何れに装着してもよく、要は、脱穀部( A)の前工程である刈取搬送部(B)を構成するものであればよい。
【0020】
本考案による車速制御装置付コンバインは、コンバインを構成する脱穀部(A )の前工程である刈取搬送部(B)に負荷検出装置(1)を設け、該装置(1) の負荷検出信号に基づき無段変速機構(2)を介して走行速度を制御可能にし、 高負荷検出時に走行速度を低速側に自動的に制御する構成にしたのであるから、 刈取脱穀作業中、この作業の始期に高負荷を検出してこれに車速を対応させて刈 取搬送部(B)への穀稈供給量を減量して該刈取搬送部(B)と後工程における 脱穀部(A)の稼働に無理を与えることなく作業を円滑にするので、刈取搬送部 (B)の損傷回避と後工程の詰まりを解消することができる。
【図1】本考案要部の説明図である。
【図2】操作盤部を示す平面図である。
【図3】ミッションケ−スの変速伝動系統図である。
【図4】コンバイン全体の概要を示す側面図である。
【図5】刈取搬送部の側面図である。
A 脱穀部 B 刈取搬送部 1 負荷検出装置 2 無段変速機構
Claims (1)
- 【請求項1】 コンバインを構成する脱穀部(A)の前
工程である刈取搬送部(B)に負荷検出装置(1)を設
け、該装置(1)の負荷検出信号に基づき無段変速機構
(2)を介して走行速度を制御可能にし、高負荷検出時
に走行速度を低速側に自動的に制御する車速制御装置付
コンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2354792U JPH0576236U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 車速制御装置付コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2354792U JPH0576236U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 車速制御装置付コンバイン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576236U true JPH0576236U (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=12113511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2354792U Pending JPH0576236U (ja) | 1992-03-19 | 1992-03-19 | 車速制御装置付コンバイン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0576236U (ja) |
-
1992
- 1992-03-19 JP JP2354792U patent/JPH0576236U/ja active Pending
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