JPH0576356U - ヘッドレスト格納部付シートバックの構造 - Google Patents

ヘッドレスト格納部付シートバックの構造

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JPH0576356U
JPH0576356U JP2637792U JP2637792U JPH0576356U JP H0576356 U JPH0576356 U JP H0576356U JP 2637792 U JP2637792 U JP 2637792U JP 2637792 U JP2637792 U JP 2637792U JP H0576356 U JPH0576356 U JP H0576356U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ヘッドレスト格納部を頂部の前面側に有するシ
ートバックにおいて、ヘッドレスト格納部内のトリムカ
バーに、ホルダーの頭部の押圧に起因する皺が発生しな
いようにすることである。 【構成】ホルダー(1)が挿通されるパッド(2)の挿
通孔(23)の孔縁から後方に凹溝(24)を設け、こ
の凹溝(24)によって、ホルダー(1)の押圧による
トリムカバー(3)の張力を吸収することを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車用シート(座席)におけるヘッドレスト格納部付シートバック 、詳しくは、ヘッドレストのステーを挿入支持するホルダーをヘッドレスト格納 部に挿着してなるシートバックにおけるヘッドレスト格納部の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のヘッドレスト格納部(a)をシートバック(SB)の頂部に有す る自動車用シートを示し、シートバック(SB)に設けたヘッドレスト格納部( a)はヘッドレスト(HR)が格納できる大きさに、シートバック(SB)の頂 部の前面側を切欠して形成している。図中(a1)はヘッドレスト格納部(a) の底部(a2)は同垂直状後壁部、(a3)は同垂直状側壁部を夫々示す。そして 、このヘッドレスト格納部(a)の底部(a1)にはヘッドレスト(HR)のス テー(7)(7)を挿通支持するホルダー(1)(1)が装着される。
【0003】 このホルダー(1)(1)は図6に示すように、シートバック(SB)のフレ ーム(5)に溶接したブラケット(4)に固定される。また、ホルダー(1)( 1)には、ヘッドレスト格納部(a)に露出する拡大頭部(11)が一体に設け てあり、この頭部(11)によってヘッドレスト格納部(a)のトリムカバー( 31)に開孔した通孔の孔縁のめくれを防止するように、トリムカバー(31) における通孔の孔縁を押圧している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、以上のホルダー(1)の頭部(11)によるトリムカバー(31) の押圧によって、その下方である発泡体製パッド(21)に設けた挿通孔(23 )におけるホルダー(1)頭部(11)の下方部分(25)が凹む。また、ヘッ ドレスト格納部(a)における底部(a1)におけるホルダー(1)装着個所は 、後壁部(a2)に近い位置にある。 そのため、ホルダー(1)の頭部(11)による押圧によって、この頭部(1 1)後方のトリムカバー(31b)に張力が生じ、この張力によってその後方に ある後壁部(a2)のトリムカバー(32)に、図5に示すように皺(イ)(イ )…が生じる。
【0005】 斯かる皺(イ)(イ)…は、ヘッドレスト(HR)の使用状態、即ち、ヘッド レスト格納部(a)からヘッドレスト(HR)を脱出した状態において、外部が 視覚されるため、シートバック(SB)の外観品質が損なわれる。 図6において、図中(2)は発泡体製パッドで、(21)はヘッドレスト格納 部(a)の底部(a1)のパッド、(22)は同後壁部(22)のパッドを示す 。また、図中(3)はトリムカバーで、(31)はヘッドレスト格納部(a)に おける底部(a1)前側のトリムカバーを夫々示す・ そこで本考案は、以上のヘッドレスト格納部に生じる皺(イ)…の発生を防止 することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
以上の目的を達成するための本考案は、前記ヘッドレスト格納部のパッドにお ける挿通孔の孔縁から後方に向けて、パッドの表面を切欠して形成した凹溝を設 けてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
ホルダーの拡大頭部の押圧によってトリムカバーに張力が生じるが、この張力 はパッドに設けた凹溝を被覆する部分によって吸収されるため、ホルダー後方の 後壁部のトリムカバーは影響を受けない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1乃至図4に基づいて説明する。 図1、2は、本考案に使用するシートバックのパッド(2)におけるヘッドレ スト格納凹部(2A)を示し、図中(21A)はヘッドレスト格納凹部(2A) の底部を構成する水平面(22A)は、同後壁部を構成する垂直面を夫々示し、 水平面(21A)はパッド(2)と一体の水平部(21)の上面に、また、垂直 面(22A)は同垂直部(22)の前面に形成されている。 そして、水平部(21)には従来と同様に、ホルダー挿通用の挿通孔(23) (23)が上下方向に開孔され、この挿通孔(23)(23)における水平面( 21A)側の孔縁から、垂直面(22A)の下端に渉って水平面(21A)を切 欠して形成した凹溝(24)(24)が設けてある。
【0009】 この凹溝(24)(24)は、挿通孔(23)(23)の内径と略同一又は内 径以下の幅で、その深さはホルダーの頭部によって圧潰される挿通孔(23)( 23)の孔縁の凹み量以上に形成されている。 図中(20)は、ヘッドレスト格納凹部(2A)を構成する側壁部(20)で ある。
【0010】 図3、4は、図1のパッド(2)に、トリムカバー(3)を被せてホルダー( 1)を装着した状態であり、図6と同一符号は同一部材を示し、その説明を省略 する。 ホルダー(1)はその頭部(11)がヘッドレスト格納部(a)の底部(a1 )より突出しないように、パッド(2)の水平部(21)及びこの水平部(21 )を被覆するトリムカバー(31)を押圧する。そのため、ホルダー(1)の頭 部(11)下方に位置する部分のパッド(25)、トリムカバー(33)が凹む 。 しかし、ホルダー(1)の後壁部(a2)側におけるトリムカバー(31b) は、凹溝(24)を被覆しているため、この凹溝(24)内において、ホルダー (1)の頭部(11)の押圧に伴う張力は、凹溝(24)を被う部分のトリムカ バー(31b)で吸収する。そのため、後壁部(a1)のトリムカバー(32) は、ホルダー(1)の頭部(11)の押圧による張力を受けない。
【0011】
【考案の効果】 本考案によれば、ホルダーの頭部の押圧によって生じるトリムカバーの張力は 、ホルダーを挿通するパッドの挿通孔における孔縁から後方に向けて形成した凹 溝によって吸収される。従って、シートバックのヘッドレスト格納部におけるホ ルダー後方の後壁面に、シートバックの外観品質を損なう皺が発生しない。その ため、単に、従来のパッドに凹溝を設けるのみ、商品価値の高いシートバックを 提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案構造に使用するパッドの要部を切欠して
示す斜視図である。
【図2】図1のIIーII線断面図である。
【図3】本考案の要部を示す断面図である。
【図4】図3の部分拡大図である。
【図5】従来のヘッドレスト格納部付シートバックの斜
視図である。
【図6】図5のVIーVI線断面図である。
【符号の説明】
a ヘッドレスト格納部 1 ホルダー 2 パッド 3 トリムカバー 11 ホルダーの頭部 24 凹溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートバックの頂部における前面側を切
    欠してヘッドレスト格納用ヘッドレスト格納部を設け、
    該ヘッドレスト格納部の表皮、発泡体製パッドに、挿通
    孔を開孔し、該挿通孔にヘッドレストのステーが挿通さ
    れる拡大頭部付ホルダーを挿入し、このホルダーをシー
    トバックのフレーム側に装着してなるシートバックにお
    いて、 前記パッドにおける挿通孔の孔縁から後方に向けて、パ
    ッドの表面を切欠して形成した凹溝を設けてなることを
    特徴とするヘッドレスト格納部付シートバックの構造。
JP2637792U 1992-03-30 1992-03-30 ヘッドレスト格納部付シートバックの構造 Expired - Fee Related JP2549116Y2 (ja)

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