JPH0576367U - ウォータベッド用ウォータバッグ - Google Patents

ウォータベッド用ウォータバッグ

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JPH0576367U
JPH0576367U JP2689892U JP2689892U JPH0576367U JP H0576367 U JPH0576367 U JP H0576367U JP 2689892 U JP2689892 U JP 2689892U JP 2689892 U JP2689892 U JP 2689892U JP H0576367 U JPH0576367 U JP H0576367U
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bag
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bag body
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宏 長竹
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッグ端部における水漏れの危険を防止し、
かつ該端部における身体当たりの悪さを解消する。 【構成】 本考案では、カップ状部材2がバッグ本体部
3の開口部を閉塞するに際し、カップ状部材2の開口端
とバッグ本体部3の開口端とは、接着剤等により耳を形
成することなく接合される。ウォータベッドの使用時に
おいては、上記接合部には、ウォータバッグ1の形状に
沿って強い張力が生ずるが、この張力はカップ状部材2
とバッグ本体部3との接合面に平行に形成される。これ
により、強度の大きい端部の接合が達成され、水漏れが
防止される。また、ベッド使用時において、身体がウォ
ータバッグ1の端部に当たっても、該端部には耳が存在
しないので、快適な使用感を得ることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウォータベッド用ウォータバッグに関し、バッグ端部における水漏 れの危険を防止し、かつ該端部における身体当たりの悪さを解消する上記ウォー タバッグに関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
近年、ウォータベッドが医療機関のみならず、一般家庭においても使用される ようになっている。 このウォータベッドは、原理的には、ゴム引布や合成樹脂シート等からなるバ ッグ内に水等の流体が密閉状態で封入されたものであり、使用者の体重による負 荷を分散させたり、水温を適当な温度に保つことで、ベッドの使用感を向上させ ることができる。 上記ウォータベッドとして、使用時において水の流動を抑制させるなどの理由 から、図5(A)に示すように、分割された複数のウォータバッグ51をフレー ム50内に収納して構成したものが知られている。
【0003】 これらのウォータバッグ51は、長方形状シートの対向辺同士を接合すること により同図(B)に示すように形成した筒状シート体53と、該筒状シート体5 3の両開口部を密閉する一対の平板状の閉塞シート52,52とにより構成され ている。 上記の密閉は、筒状シート53の開口部内側端と閉塞シート体52の内側端と を重ね合わせ、該重ね合わせ部Eを高周波により融着することで達成される。 図5(C)は、上記のようにして構成したウォータバッグ51を示しており、 該ウォータバッグ51は接合部の周Cに沿って耳Eが形成されている。 なお、図には表れていないが、上記筒状シート体53または閉塞シート52に は注水口が設けられる。
【0004】 しかし、このようにして構成したウォータバッグでは、以下に述べるような問 題がある。 ウォータベッド使用時において、水圧pは接合部付近で、図5(D)実線矢印 で示すように面に垂直に加わる。この結果、筒状シート体53と閉塞シート52 との接合部には、同図白抜き矢印で示すように、接合部を広げるような方向の張 力Tが働く。 接合部においては、上記張力Tは接合部を引き裂く方向に働くが、これに加え て、高周波融着された接合部は、シート厚が他の部分よりやや薄くなっているの で、通常の使用状態において容易に接合部付近に亀裂が生じるおそれがある。
【0005】 さらに、図5(A)のQで示すようなウォータバッグ51同士の境界部分では 、耳Eが人体の一部に当たるのでベッドの使用感が低下するといった不都合があ る。 しかも、接合部の耳E部分に図5(D)の点線矢印で示すような外力が繰り返 し加えられると、該耳部分の周Cに疲労が徐々に生じ、上記接合部の亀裂の発生 が助長されるといった不都合がある。
【0006】 本考案は、上記のような問題点を解決するために提案されたものであって、ウ ォータバッグ端部における水漏れ発生を防止し、該ウォータバッグの端部におけ る当たりの悪さを解消し得る、ウォータベッド用ウォータバッグを提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のウォータベッド用ウォータバッグは、少なくとも一方の端が開口した 筒状のバッグ本体部の開口部が、カップ状部材により、該カップ状部材の開口端 の内面とバッグ本体部の開口端の外面とが接合した状態で、または該カップ状部 材の開口端の外面とバッグ本体部の開口端の内面とが接合した状態で、閉塞され てなることを特徴とする。
【0008】 ここで、「バッグ本体部」とは、閉塞されるべき開口した端部を有するウォー タバッグの構成要素を言う。 また、「カップ状部材」とは、例えば、真空成形,ブロー成形,射出成形,圧 空成形等の各種製法により形成し、あるいは展開シートを高周波融着等によりカ ップ状に組み立てて構成した、上記開口部を閉塞する部材を言う。 カップ状部材は、カップ状部材の開口端の内面とバッグ本体部の開口端の外面 とが接合した状態で(カップ状部材がバッグ本体部の開口端を外側から覆うよう に)ウォータバッグ開口部を閉塞してもよいし、カップ状部材の開口端の外面と バッグ本体部の開口端の内面とが接合した状態で(カップ状部材がバッグ本体部 の開口端部の内側に位置するように)ウォータバッグ開口部を閉塞してもよい。
【0009】 ウォータバッグの形状は概略直方体形状のものを含むことは勿論、断面形状が 円形、あるいは楕円形状のものも含む。 例えば、バッグ本体部およびカップ状部材の素材は、両者を接着により接合す る場合には、使用する接着剤の種類により該接着剤により強固に接着されるもの が適宜選定される。高周波融着により接合する場合には、PVC等の高周波によ り相互に融着する素材が選定される。
【0010】
【作用】
本考案では、カップ状部材が、両端または一方の端が開口した筒状のバッグ本 体部の開口部を閉塞するに際し、カップ状部材の開口端とバッグ本体部の開口端 とは、接着剤によりあるいは高周波融着等の他の接合手段により、耳が形成され ることなく接合される(実施例の図1(D)参照)。 ウォータベッドの使用時においては、上記接合部には、ウォータバッグの形状 に沿って強い張力Tが生じる。本考案では、該カップ状部材の開口端の内面(ま たは外面)と、バッグ本体部の開口端の外面(または内面)とが接合した状態で 閉塞されている。したがって、上記張力Tはカップ状部材とバッグ本体部との接 合面に平行に形成されることになる(実施例の図1(E)参照)。
【0011】 このため、接合部の接合強度は、接合部に加わる張力Tを線で負担する従来の ウォータバッグと比較して(図5(D)参照)、上記張力Tを面で負担する本考 案の場合の方が圧倒的に大きくなり、バッグ端部における亀裂等に起因する水漏 れが防止される。 また、ベッド使用時において、身体がウォータバッグの端部に当たっても、該 端部には耳が存在しないので、快適なウォータベッドの使用感を得ることができ る。
【0012】
【実施例】
図1(A)〜(E)は本考案のウォータバッグの一実施例を示す説明図である 。本実施例では、カップ状部材2,2によるバッグ本体部端部3の閉塞を、接着 剤を用いて行う場合を示しており、同図(A)はカップ状部材をバッグ本体部に 接合する前の状態を示す図、(B)は上記接合の際のカップ状部材2,2とバッ グ本体部3の状態を示す図、(C)は(B)における接合部αの断面図、(D) はウォータバッグの全体を示す図、(E)はウオータバッグ使用時における作用 を説明するための図である。
【0013】 同図(A)において、カップ状部材2は、真空成形,ブロー成形等により一体 成形されたものが使用されている。 バッグ本体部3は、長方形状シートの一組の対向辺の端部(接合代)同士を重 ね合わせて、接着や高周波融着等により接合することにより筒状に構成されてい る。 カップ状部材2とバッグ本体部3は、必ずしも同一素材により構成する必要は なく、接着剤が両者に対して接合強度を有してさえいれば、異なる素材を使用で きることは勿論である。
【0014】 本実施例では、カップ状部材2の開口部がバッグ本体部3の開口部を外側から 覆うようにウォータバッグを構成するので、カップ状部材2の内周と、バッグ本 体部3の外周とが略同一となるように、両者を設計してある。 カップ状部材2の内面とバッグ本体部3の外面の何れかの接合代部分、あるい は双方の面の接合代部分に接着剤を塗布し、同図(B)に示すように両者の接合 面部分を平坦にした状態で接合する。
【0015】 この場合、接合代からウォータバッグの内部に接着剤が漏れて、該ウォータバ ッグの内面同士が接着される危険がある場合には、接着を阻止するべき部分に、 該接着剤により接着不能な材料により製造されたテープ、あるいは該接着剤を遮 蔽するような薬剤を、貼着あるいは塗布しておけば、ウォータバッグの内面同士 の誤接着が防止できる。 このようにして、同図(D)に示すウォータバッグ1が製造される。
【0016】 同図(E)に示すように、ウォータバッグ1に水が注入された際には、該ウォ ータバッグ1の内面には同図実線矢印で示す圧力pが作用する。 この圧力pにより、カップ状部材2とバッグ本体部3との接合部(同図(E) では接合面Sで示す)には、バッグ本体部3の長さ方向に沿って張力T(ウォー タベッド使用時には特に、この張力は強大となる)が生じる。 本実施例では、カップ状部材2の開口端の内面と、バッグ本体部3の開口端の 外面とが接着して閉塞されているので、張力Tはカップ状部材2とバッグ本体部 3との接合面Sに平行に形成されることになる。 このため、接合面Sの接合強度は、接合部に加わる張力を線で負担する従来の ウォータバッグ(図5(D)参照)と比較して、圧倒的に大きくなり、バッグ端 部における水漏れが防止される。
【0017】 図2および図3は、本考案のウォータバッグの他の実施例を示す図である。本 実施例では、カップ状部材によるバッグ本体部端部の閉塞を、高周波融着により 行う場合を示している。 この場合、カップ状部材2およびバッグ本体部3は、共に高周波融着に適する 素材(PVC等)が使用される。
【0018】 本実施例では、まず、図2(A)に示すように、長方形状シートの一組の対向 辺の端部同士を重ね合わせて、筒状のバッグ本体部3を形成する。このとき、重 ね合わせた部分の中程に非接合部分21ができるように、バッグ本体部3の両端 のみを接合(同図(A)ではこの接合部を22で示す)する。この接合部22は 、後述するように高周波融着が可能であるので、接合強度は必ずしも十分でなく てもよい。
【0019】 つぎに、図2(B)に示すように、カップ状部材2の開口部が該バッグ本体部 3の端部開口部分を外側から覆うように被せると共に、上記非接合部分21から 、逆L字形の下部電極31を、逆Lの先端がバッグ本体部3の端部の開口部分に 位置するように挿入する。 この後、図2(C)に示すように、上部電極32と下部電極31とにより、カ ップ状部材2とバッグ本体部3との開口端の重ね合わせ部分を高周波により融着 する。
【0020】 本実施例では、更にこの後図3(A)に示すように、カップ状部材2またはバ ッグ本体部3に設けられる図示しない注水口から棒状の下部電極33をバッグ本 体部3に挿入し、同図(B)に示すように該下部電極33と上部電極34とによ り非接合部分21を高周波融着する。なお、下部電極33のバッグ本体部3内部 への挿入は、前記非接合部分21の開口部から行ってもよいが、この場合には、 リード線は上記注水口を介して下部電極33と接続する。 前述したように、接合部22の接合強度が十分でない場合には、該接合部分2 2も併せて融着する。 そして、上記融着を行った後、上記の図示しない注水口から棒状の下部電極3 3を抜き出して一連の作業を終了する。
【0021】 なお、図示はしないが、図1あるいは図2および図3のようにしてカップ状部 材2とバッグ本体部3とを接合した後、更にこれらの接合部分をテープ状部材に より補強接合することもできる。
【0022】 図4は、一対のカップ状部材12,13を使用する実施例を示す図であり、( A)は両部材12と13とを接合する前の状態を示す図、(B)は両部材12と 13とを接合して製造したウォータバッグ11の全体図である。 同図(A)に示す一対のカップ状部材12,13は、相互に嵌め合わされて同 図(B)に示すウォータバッグが製造されるが、この場合には、カップ状部材1 2,13の何れか(例えば、カップ状部材13)がバッグ本体部に対応すること になる。 なお、図1の場合と同様、図4(A),(B)におけるカップ状部材12,1 3は、真空成形、ブロー成形等により一体成形されたものが使用できる。また、 両カップ状部材12,13の接合は、接着により行ってもよいし、高周波融着に より行ってもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案は、カップ状部材によりバッグ本体部の開口部を、カップ状部材の開口 端の内面または外面とバッグ本体部の開口端の外面または内面とが接合した状態 で閉塞している。 したがって、接合部に加わる張力は接合面と平行に加えられるため、接合部の 強度が従来と比較して飛躍的にアップするので、バッグの端部における水漏れの 危険がない。 また、接合部に耳が形成されないので、接合部が繰り返し折り曲げられること により生じる水漏れが皆無となり、またウォータベッドの使用感も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す図であり、(A)は開
口部閉塞前の状態を、(B)は閉塞する際の状態を、
(C)は(B)のα部における拡大断面を、(D)は閉
塞後の状態を、(E)はカップ状部材とバッグ本体部と
の接合部に作用する張力をそれぞれ示す図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す図であり、(A)は
バッグ本体部を形成する長方形状シートが非接合部分を
残して筒状に接合された状態を、(B)および(C)は
上部および下部電極によりカップ状部材とバッグ本体部
とを接合する際の様子をそれぞれ示す図である。
【図3】同図(A)は、図2(A)の非接合部分から棒
状の下部電極をバッグ本体部内に挿入する際の状態を、
(B)は該挿入後に上部および下部電極により上記非接
合部分を融着する様子をそれぞれ示す図である。
【図4】一対のカップ状部材を用いてバッグ本体部を製
造する場合の本考案の実施例を示す図であり、(A)は
両カップ状部材を嵌め合わせる前の状態を、(B)は該
嵌め合わせの後の状態をそれぞれ示す図である。
【図5】従来技術を説明するための図であり、(A)は
複数のウォータバッグにより構成されたウォータベッド
を示す図、(B)は開口部閉塞前の状態を、(C)は閉
塞後の状態を、(D)は接合部の状態をそれぞれ示す図
である。
【符号の説明】
1,11 ウォータバッグ 2,12 カップ状部材 3,13 バッグ本体部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の端が開口した筒状のバ
    ッグ本体部の開口部が、カップ状部材により、該カップ
    状部材の開口端の内面とバッグ本体部の開口端の外面と
    が接合した状態で、または該カップ状部材の開口端の外
    面とバッグ本体部の開口端の内面とが接合した状態で、
    閉塞されてなることを特徴とするウォータベッド用ウォ
    ータバッグ。
JP1992026898U 1992-03-31 1992-03-31 ウォータベッド用ウォータバッグ Expired - Lifetime JPH0736521Y2 (ja)

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