JPH0576375A - 改良された酵母ベクター - Google Patents
改良された酵母ベクターInfo
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- JPH0576375A JPH0576375A JP4037800A JP3780092A JPH0576375A JP H0576375 A JPH0576375 A JP H0576375A JP 4037800 A JP4037800 A JP 4037800A JP 3780092 A JP3780092 A JP 3780092A JP H0576375 A JPH0576375 A JP H0576375A
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- plasmid
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- C12N15/00—Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
- C12N15/09—Recombinant DNA-technology
- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/79—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
- C12N15/80—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi
- C12N15/81—Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi for yeasts
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K14/00—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
- C07K14/435—Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
- C07K14/575—Hormones
- C07K14/65—Insulin-like growth factors, i.e. somatomedins, e.g. IGF-1, IGF-2
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- C07K14/815—Protease inhibitors from leeches, e.g. hirudin, eglin
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 酵母2ミクロン−様プラスミドに由来する対
称的プラスミド及び崩壊性プラスミドを提供する。 【効果】 この新規なハイブリドベクターは細胞増殖中
に細胞に安定に保持され、そして大規模な回分培養及び
特に連続培養における異種性遺伝子の発現のために有用
である。
称的プラスミド及び崩壊性プラスミドを提供する。 【効果】 この新規なハイブリドベクターは細胞増殖中
に細胞に安定に保持され、そして大規模な回分培養及び
特に連続培養における異種性遺伝子の発現のために有用
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遺伝子工学の分野に関
し、そして酵母2ミクロンプラスミドに基く新規なハイ
ブリドベクターを提供する。この新規なハイブリドベク
ターは増殖中の細胞に安定に維持され、そして大規模な
バッチにおいて、そして特に連続培養において酵母中で
異種性遺伝子を発現させるために有用である。
し、そして酵母2ミクロンプラスミドに基く新規なハイ
ブリドベクターを提供する。この新規なハイブリドベク
ターは増殖中の細胞に安定に維持され、そして大規模な
バッチにおいて、そして特に連続培養において酵母中で
異種性遺伝子を発現させるために有用である。
【0002】
【従来の技術】遺伝子工学において、原核性宿主又は真
核性宿主のための多くのポリペプチド発現系がすでに知
られているが、既知の系より有利な新規な系の必要性が
常に存在する。真核性である酵母、例えばサッカロミセ
ス・セレビシエー(Saccharomyces ce
revisiae)が宿主として非常に広く使用されて
おり、そのための種々のタイプのベクターが存在する。
ベクターの1つのタイプは、自律複製配列(ARS)を
含有せず、そしてそれ故に細胞中染色体外に維持され得
ない一体化(integrating)ベクターであ
る。
核性宿主のための多くのポリペプチド発現系がすでに知
られているが、既知の系より有利な新規な系の必要性が
常に存在する。真核性である酵母、例えばサッカロミセ
ス・セレビシエー(Saccharomyces ce
revisiae)が宿主として非常に広く使用されて
おり、そのための種々のタイプのベクターが存在する。
ベクターの1つのタイプは、自律複製配列(ARS)を
含有せず、そしてそれ故に細胞中染色体外に維持され得
ない一体化(integrating)ベクターであ
る。
【0003】このタイプのベクターは通常酵母DNA成
分及び細菌DNA成分から成る。このベクターは相同性
組換えにより、形質転換された酵母細胞のゲノムに組込
まれる。挿入されたDNAの比較的高い安定性にもかか
わらず、これらのベクターは酵母における組換え蛋白質
の生産のためのベクターとして不利な点を有する。第一
の欠点は低い形質転換率であり、これは安定な形質転換
体の生成のために形質転換された細胞中で組換え現象が
起こらなければならないからである。第二は、安定に形
質転換された細胞中でのベクターのコピー数が少ないこ
とである。
分及び細菌DNA成分から成る。このベクターは相同性
組換えにより、形質転換された酵母細胞のゲノムに組込
まれる。挿入されたDNAの比較的高い安定性にもかか
わらず、これらのベクターは酵母における組換え蛋白質
の生産のためのベクターとして不利な点を有する。第一
の欠点は低い形質転換率であり、これは安定な形質転換
体の生成のために形質転換された細胞中で組換え現象が
起こらなければならないからである。第二は、安定に形
質転換された細胞中でのベクターのコピー数が少ないこ
とである。
【0004】ベクターの他のタイプは染色体外複製ベク
ターである。これらのベクターは3種類にグループ分け
することができる。第一グループは自律複製配列(AR
S)を含有する。これらのベクターは通常細胞中に高コ
ピー数で存在するが、しかし細胞分裂の間にしばしば失
われる。第二グループはいわゆるCENベクターであっ
て、このものは細胞分裂の間にセントロマー(cent
romer)として作用するDNA配列を含有する。こ
れらのベクターは非常に安定であるが、細胞中に少コピ
ー数でのみ存在する。
ターである。これらのベクターは3種類にグループ分け
することができる。第一グループは自律複製配列(AR
S)を含有する。これらのベクターは通常細胞中に高コ
ピー数で存在するが、しかし細胞分裂の間にしばしば失
われる。第二グループはいわゆるCENベクターであっ
て、このものは細胞分裂の間にセントロマー(cent
romer)として作用するDNA配列を含有する。こ
れらのベクターは非常に安定であるが、細胞中に少コピ
ー数でのみ存在する。
【0005】第三グループは天然酵母プラスミドである
2ミクロン−様プラスミドに由来する(概観のため、
A.Hinnem及びB.Meyhack,Curen
t Topics in Microbiology
and Immunology96:101−107,
1982;並びにB.Futcher,Yeast4:
27−40,1988を参照のこと)。
2ミクロン−様プラスミドに由来する(概観のため、
A.Hinnem及びB.Meyhack,Curen
t Topics in Microbiology
and Immunology96:101−107,
1982;並びにB.Futcher,Yeast4:
27−40,1988を参照のこと)。
【0006】幾つかの異る2ミクロン−様プラスミドが
記載されている。これらのプラスミドは、S.セレビシ
エーの2ミクロンプラスミド、チゴサッカロミセス・バ
イリー(Zygosaccharomyces bai
lii)からのプラスミドpSB1及びpSB2、Z.
ルーキシー(Z. rouxii)からのプラスミドp
SR2、Z.ビスポルス(Z. bisporus)か
らのpSB3、Z.フェルメンタチ(Z. ferme
ntati)からのpSM1、並びにクルイベロミセス
・ドロソフィラルム(Kluyveromyces d
rosophilarum)からのpKD1である。
記載されている。これらのプラスミドは、S.セレビシ
エーの2ミクロンプラスミド、チゴサッカロミセス・バ
イリー(Zygosaccharomyces bai
lii)からのプラスミドpSB1及びpSB2、Z.
ルーキシー(Z. rouxii)からのプラスミドp
SR2、Z.ビスポルス(Z. bisporus)か
らのpSB3、Z.フェルメンタチ(Z. ferme
ntati)からのpSM1、並びにクルイベロミセス
・ドロソフィラルム(Kluyveromyces d
rosophilarum)からのpKD1である。
【0007】これら7種類のプラスミドはすべて高コピ
ー数二本鎖環状DNAプラスミドであって顕著な類似構
造を有する。すなわち、これらはすべて直径方向に相対
している2個の大きな逆転反復(inverted r
epeat)を有し、これらは2種類の等モル異性体形
で存在し、これらすべてはFLPリコンビナーゼ(re
combinase)をコードしており、これらは前記
逆転反復の一方に近接して複製起点を有し、これらのプ
ラスミドのすべては少なくとも3個のオープンリーディ
ングフレームを有する。しかしながら、構造的及び幾何
学的類似性にもかかわらず、これらのプラスミドはそれ
らのDNA配列、及びそれらの遺伝子の蛋白質産物のア
ミノ酸配列に相同性をほとんど共有しない(Futch
er、前掲)。
ー数二本鎖環状DNAプラスミドであって顕著な類似構
造を有する。すなわち、これらはすべて直径方向に相対
している2個の大きな逆転反復(inverted r
epeat)を有し、これらは2種類の等モル異性体形
で存在し、これらすべてはFLPリコンビナーゼ(re
combinase)をコードしており、これらは前記
逆転反復の一方に近接して複製起点を有し、これらのプ
ラスミドのすべては少なくとも3個のオープンリーディ
ングフレームを有する。しかしながら、構造的及び幾何
学的類似性にもかかわらず、これらのプラスミドはそれ
らのDNA配列、及びそれらの遺伝子の蛋白質産物のア
ミノ酸配列に相同性をほとんど共有しない(Futch
er、前掲)。
【0008】天然の2ミクロンプラスミドは、酵母のた
めのハイブリド発現ベクターの作製において出発ベクタ
ーとして使用するための必要条件である2つの本質的特
徴を合せ持っている。すなわち、これらは高コピー数プ
ラスミドであり、そして細胞中で安定に維持される。
S.セレビシエーの2ミクロンプラスミドは、環境から
単離された際、ほとんどすべてのS.セレビシエーの株
の核内に見出される。S.セレビシエーの2ミクロンプ
ラスミドのコピー数は細胞当り約50〜60である。自
然のプラスミド喪失速度は、急速に増殖している一倍体
細胞において約10-4/細胞/世代である。従って、そ
れは極端な条件下を除き実験室内でS.セレビシエー集
団から失われない。
めのハイブリド発現ベクターの作製において出発ベクタ
ーとして使用するための必要条件である2つの本質的特
徴を合せ持っている。すなわち、これらは高コピー数プ
ラスミドであり、そして細胞中で安定に維持される。
S.セレビシエーの2ミクロンプラスミドは、環境から
単離された際、ほとんどすべてのS.セレビシエーの株
の核内に見出される。S.セレビシエーの2ミクロンプ
ラスミドのコピー数は細胞当り約50〜60である。自
然のプラスミド喪失速度は、急速に増殖している一倍体
細胞において約10-4/細胞/世代である。従って、そ
れは極端な条件下を除き実験室内でS.セレビシエー集
団から失われない。
【0009】S.セレビシエーの完全な2ミクロンプラ
スミドは6318塩基対の長さを有する。これは完全に
配列決定されている(Hartley,J.L.及びD
onelson,J.E.,Nature 286:8
60−865,1980)。このプラスミドは2個の完
全な599塩基対長の逆転反復を含有し、これらは直径
方向にほとんど正確に相対している。このプラスミドは
2つの等モル形(equimolar form)A及
びBとして存在し、これらは2個のユニーク領域の相対
方向を異にする。このプラスミドは逆転反復間の分子内
組換えのため1つの形から他の方に移行する。このプラ
スミドのA形及びB形は機能的に同等である。
スミドは6318塩基対の長さを有する。これは完全に
配列決定されている(Hartley,J.L.及びD
onelson,J.E.,Nature 286:8
60−865,1980)。このプラスミドは2個の完
全な599塩基対長の逆転反復を含有し、これらは直径
方向にほとんど正確に相対している。このプラスミドは
2つの等モル形(equimolar form)A及
びBとして存在し、これらは2個のユニーク領域の相対
方向を異にする。このプラスミドは逆転反復間の分子内
組換えのため1つの形から他の方に移行する。このプラ
スミドのA形及びB形は機能的に同等である。
【0010】2ミクロンプラスミドは4個のオープンリ
ーディングフレームFLP,REP1,REP2及びD
を有する。オープンリーディングフレームFLPは、逆
転反復の組換えによるA形及びB形の移行を生じさせる
特異的リコンビナーゼ(recombinase)の遺
伝子である。REP1及びREP2の両者はプラスミド
の安定性のためのcis又はtransにおいて要求さ
れる。2ミクロンプラスミドはまた、重要なcis−作
用部位を含有し、例えばS期当り1回のみそこから複製
が開始される複製起点は逆転反復の1つの境界近くに位
置する。STB又はREP3と呼ばれる他のcis−作
用要素は、有糸分裂の際の娘細胞へのプラスミドの安定
な受継に関与する。これはREP1及びREP2の作用
部位のようである。第三に、各逆転反復の中心近くに小
さい「FLP認識標的」(FRT)部位が位置し、ここ
にFLPリコンビナーゼが作用する。
ーディングフレームFLP,REP1,REP2及びD
を有する。オープンリーディングフレームFLPは、逆
転反復の組換えによるA形及びB形の移行を生じさせる
特異的リコンビナーゼ(recombinase)の遺
伝子である。REP1及びREP2の両者はプラスミド
の安定性のためのcis又はtransにおいて要求さ
れる。2ミクロンプラスミドはまた、重要なcis−作
用部位を含有し、例えばS期当り1回のみそこから複製
が開始される複製起点は逆転反復の1つの境界近くに位
置する。STB又はREP3と呼ばれる他のcis−作
用要素は、有糸分裂の際の娘細胞へのプラスミドの安定
な受継に関与する。これはREP1及びREP2の作用
部位のようである。第三に、各逆転反復の中心近くに小
さい「FLP認識標的」(FRT)部位が位置し、ここ
にFLPリコンビナーゼが作用する。
【0011】酵母の天然2ミクロン−様プラスミドの利
点、すなわち安定性及び高コピー数は一般に、DNAの
挿入の後失われる。S.セレビシエー2ミクロンプラス
ミドへのPGK1,ADH1又はCYC1プロモーター
を含有する遺伝子構成物の挿入が、2ミクロンプラスミ
ドとの比較して、細胞内のコピー数の4〜10倍の減少
をもたらした(B.E.Jordanら、15th I
nt.Conf.onYeast Genetics
and Molecular Biology,Abs
tr No.S436)。
点、すなわち安定性及び高コピー数は一般に、DNAの
挿入の後失われる。S.セレビシエー2ミクロンプラス
ミドへのPGK1,ADH1又はCYC1プロモーター
を含有する遺伝子構成物の挿入が、2ミクロンプラスミ
ドとの比較して、細胞内のコピー数の4〜10倍の減少
をもたらした(B.E.Jordanら、15th I
nt.Conf.onYeast Genetics
and Molecular Biology,Abs
tr No.S436)。
【0012】2ミクロン−様プラスミド由来の既知のも
のより安定なハイブリド発現ベクターを製造するために
多くの試みが行われている。これらの試みは、例えば、
細胞中でのプラスミドの維持及びコピー数の制御のため
に必須でないと思われるS.セレビシエー2ミクロンプ
ラスミドの領域に外来遺伝子を挿入することに集中し
た。他の試みは2ミクロンプラスミド由来発現ベクター
中に細菌DNAの挿入を回避することに向けられた。例
えば、PCT特許出願WO88/08027に、酵母細
胞中で細菌DNA配列を自然に失う2ミクロンプラスミ
ド誘導体が記載されている。
のより安定なハイブリド発現ベクターを製造するために
多くの試みが行われている。これらの試みは、例えば、
細胞中でのプラスミドの維持及びコピー数の制御のため
に必須でないと思われるS.セレビシエー2ミクロンプ
ラスミドの領域に外来遺伝子を挿入することに集中し
た。他の試みは2ミクロンプラスミド由来発現ベクター
中に細菌DNAの挿入を回避することに向けられた。例
えば、PCT特許出願WO88/08027に、酵母細
胞中で細菌DNA配列を自然に失う2ミクロンプラスミ
ド誘導体が記載されている。
【0013】このPCT出願で使用された方法におい
て、細菌宿主細胞中での2ミクロン由来発現ベクターの
増加のために要求される細菌DNAが2個の直接に逆転
したFRT部位間に挿入される。第三のFRT部位はプ
ラスミド上に間接方向に位置する。酵母細胞の形質転換
の後、2個のFRT部位間に直接方向に位置するDNA
は相同性組換え現象によって除去され、そして細菌性配
列を有しない2ミクロン由来プラスミドが酵母細胞中に
現われる。2個の直接配向FRT部位間の相同性組換え
のためにそのDNAの部分を失う2ミクロンプラスミド
由来ベクターは「崩壊(disintegratio
n)ベクター」と呼ばれる。
て、細菌宿主細胞中での2ミクロン由来発現ベクターの
増加のために要求される細菌DNAが2個の直接に逆転
したFRT部位間に挿入される。第三のFRT部位はプ
ラスミド上に間接方向に位置する。酵母細胞の形質転換
の後、2個のFRT部位間に直接方向に位置するDNA
は相同性組換え現象によって除去され、そして細菌性配
列を有しない2ミクロン由来プラスミドが酵母細胞中に
現われる。2個の直接配向FRT部位間の相同性組換え
のためにそのDNAの部分を失う2ミクロンプラスミド
由来ベクターは「崩壊(disintegratio
n)ベクター」と呼ばれる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】2ミクロンプラスミド
に由来するさらなる安定な酵母発現プラスミドを提供す
るのが本発明の1つの目的である。
に由来するさらなる安定な酵母発現プラスミドを提供す
るのが本発明の1つの目的である。
【0015】
【課題を解決するための手段】ハイブリドベクター 本発明は、環形の逆転反復FRT部位間の2つの領域が
ほぼ同じ長さを有する酵母2ミクロン−様プラスミド
の、好ましくはS.セレビシエー2ミクロンプラスミド
の誘導体に関する。
ほぼ同じ長さを有する酵母2ミクロン−様プラスミド
の、好ましくはS.セレビシエー2ミクロンプラスミド
の誘導体に関する。
【0016】この様なプラスミド誘導体はだいたい2個
の逆転反復FRT部位、又は追加の第三のFRT部位を
含んで成る。前者の種類のプラスミドを、以後、「対称
的2ミクロン−様ハイブリドベクター」と称する。後者
の種類のプラスミドを以後「対称的2ミクロン−様崩壊
ベクター」と呼ぶ。これは真の対称的プラスミドではな
いが、それにより形質転換された酵母細胞中で対称的2
ミクロン−様ハイブリドベクターを生じさせるからであ
る。
の逆転反復FRT部位、又は追加の第三のFRT部位を
含んで成る。前者の種類のプラスミドを、以後、「対称
的2ミクロン−様ハイブリドベクター」と称する。後者
の種類のプラスミドを以後「対称的2ミクロン−様崩壊
ベクター」と呼ぶ。これは真の対称的プラスミドではな
いが、それにより形質転換された酵母細胞中で対称的2
ミクロン−様ハイブリドベクターを生じさせるからであ
る。
【0017】両種類の2ミクロン−様プラスミド誘導体
は、2ミクロン−様プラスミドの、好ましくはS.セレ
ビシエーの2ミクロンプラスミドのDNA、酵母用選択
マーカー遺伝子、酵母において機能するプロモーターの
制御の下で発現され得る酵母にとって同種の又は好まし
くは異種の遺伝子、及び場合によってはさらにウイル
ス、原核生物又は真核生物由来のDNA配列から構成さ
れるハイブリドベクターである。これらの更なるDNA
配列はベクターに必須の構造的又は機能的特徴、例えば
原核性もしくは真核性複製起点、選択マーカー遺伝子又
は制限酵素開裂部位を提供することができ、あるいはま
た単に、対称的2ミクロン−様ハイブリドベクター又は
対称的崩壊ベクターを作製するために非対称的2ミクロ
ン−様プラスミド誘導体又は「非対称的」崩壊ベクター
の2個の逆転反復FRT部位間の2つの領域を満たす機
能を有する。
は、2ミクロン−様プラスミドの、好ましくはS.セレ
ビシエーの2ミクロンプラスミドのDNA、酵母用選択
マーカー遺伝子、酵母において機能するプロモーターの
制御の下で発現され得る酵母にとって同種の又は好まし
くは異種の遺伝子、及び場合によってはさらにウイル
ス、原核生物又は真核生物由来のDNA配列から構成さ
れるハイブリドベクターである。これらの更なるDNA
配列はベクターに必須の構造的又は機能的特徴、例えば
原核性もしくは真核性複製起点、選択マーカー遺伝子又
は制限酵素開裂部位を提供することができ、あるいはま
た単に、対称的2ミクロン−様ハイブリドベクター又は
対称的崩壊ベクターを作製するために非対称的2ミクロ
ン−様プラスミド誘導体又は「非対称的」崩壊ベクター
の2個の逆転反復FRT部位間の2つの領域を満たす機
能を有する。
【0018】本発明の対称的2ミクロン−様ハイブリド
ベクターは細菌性DNA配列、すなわち細菌ゲノム、プ
ラスミド又はウイルス由来のDNAを優先的には含有し
ない。しかしながら、本発明の2ミクロン−様崩壊ベク
ターは形質転換された酵母細胞中でベクターから切除さ
れる2個の直接反復FRT部位間に原核生物由来のDN
A配列を含有することができ、前記細胞中では対称な2
ミクロン−様ハイブリドベクターが前記崩壊ベクターか
ら生ずる。これらのDNA配列は例えば適当な原核宿主
中でベクターの増加を可能にする細菌複製起点及び場合
によっては形質転換された原核細胞の選択を可能にする
細菌選択マーカーを含んで成る。遺伝子工学の分野にお
いて知られている任意の原核宿主中でプラスミドの増加
を可能にする及び場合によっては選択を可能にするDN
A配列を利用することができるが、しかし大腸菌(E.
coli)中での増加及び選択を可能にするDNA配
列が最も一般に用いられる。
ベクターは細菌性DNA配列、すなわち細菌ゲノム、プ
ラスミド又はウイルス由来のDNAを優先的には含有し
ない。しかしながら、本発明の2ミクロン−様崩壊ベク
ターは形質転換された酵母細胞中でベクターから切除さ
れる2個の直接反復FRT部位間に原核生物由来のDN
A配列を含有することができ、前記細胞中では対称な2
ミクロン−様ハイブリドベクターが前記崩壊ベクターか
ら生ずる。これらのDNA配列は例えば適当な原核宿主
中でベクターの増加を可能にする細菌複製起点及び場合
によっては形質転換された原核細胞の選択を可能にする
細菌選択マーカーを含んで成る。遺伝子工学の分野にお
いて知られている任意の原核宿主中でプラスミドの増加
を可能にする及び場合によっては選択を可能にするDN
A配列を利用することができるが、しかし大腸菌(E.
coli)中での増加及び選択を可能にするDNA配
列が最も一般に用いられる。
【0019】天然2ミクロン−様プラスミドは真菌細胞
中で高コピー数を有し、そしてそれらの構造において顕
著な類似性を有する二本鎖環状DNAから成る。すなわ
ち、それらはすべて直径方向に相対する2個の大きな正
確な逆転反復を有し、それらは等モル(equimol
ar)異性体形として存在し、それらはすべてFLPリ
コンビナーゼをコードしており、そしてそれらは逆転反
復の1つに近接して複製起点を有する。対称的2ミクロ
ン−様ハイブリド又は崩壊ベクターのために使用され得
る種々の天然2ミクロン−様プラスミドが記載されてい
る。
中で高コピー数を有し、そしてそれらの構造において顕
著な類似性を有する二本鎖環状DNAから成る。すなわ
ち、それらはすべて直径方向に相対する2個の大きな正
確な逆転反復を有し、それらは等モル(equimol
ar)異性体形として存在し、それらはすべてFLPリ
コンビナーゼをコードしており、そしてそれらは逆転反
復の1つに近接して複製起点を有する。対称的2ミクロ
ン−様ハイブリド又は崩壊ベクターのために使用され得
る種々の天然2ミクロン−様プラスミドが記載されてい
る。
【0020】本発明のベクターの調製のために使用され
得る2ミクロン−様プラスミドは主としてチゴサッカロ
ミセス・バイリーからのプラスミドpSB1及びpSB
2、Z.ルーキシーからのプラスミドpSR2、Z.ビ
スポルスからのpSB3、Z.フェルメンタチからのp
SM1、並びにクルイベロミセス・ドロソフィラルムか
らのpKD1が優先的に使用され、そしてS.セレビシ
エーの2ミクロンプラスミド自体が最も優先的に使用さ
れる。すべてのプラスミドはB.Futcher,Ye
ast 4:27−40,1988に記載されている。
さらなる2ミクロン−様プラスミドが存在することが予
想されるので、本発明はさらに、更なる2ミクロン−様
プラスミドに由来する対称的又は崩壊性ベクターにも関
する。
得る2ミクロン−様プラスミドは主としてチゴサッカロ
ミセス・バイリーからのプラスミドpSB1及びpSB
2、Z.ルーキシーからのプラスミドpSR2、Z.ビ
スポルスからのpSB3、Z.フェルメンタチからのp
SM1、並びにクルイベロミセス・ドロソフィラルムか
らのpKD1が優先的に使用され、そしてS.セレビシ
エーの2ミクロンプラスミド自体が最も優先的に使用さ
れる。すべてのプラスミドはB.Futcher,Ye
ast 4:27−40,1988に記載されている。
さらなる2ミクロン−様プラスミドが存在することが予
想されるので、本発明はさらに、更なる2ミクロン−様
プラスミドに由来する対称的又は崩壊性ベクターにも関
する。
【0021】本発明の意味において対称的である2ミク
ロン−様ハイブリドベクターにおいて、又はその様な2
ミクロン−様ハイブリドベクターを生じさせる崩壊性ベ
クターにおいて、2個の逆転反復FRT間に位置する領
域の長さは約1:1〜約5:4の比率を有する。すなわ
ち、長い方の領域は短い方の領域より約20%以下長
い。長い方の領域が短い方の領域に比べて約15%以下
長いプラスミドが好ましく、10%以下長いのがさらに
好ましく、そして5%以下長いのがさらに好ましい。
ロン−様ハイブリドベクターにおいて、又はその様な2
ミクロン−様ハイブリドベクターを生じさせる崩壊性ベ
クターにおいて、2個の逆転反復FRT間に位置する領
域の長さは約1:1〜約5:4の比率を有する。すなわ
ち、長い方の領域は短い方の領域より約20%以下長
い。長い方の領域が短い方の領域に比べて約15%以下
長いプラスミドが好ましく、10%以下長いのがさらに
好ましく、そして5%以下長いのがさらに好ましい。
【0022】本発明の対称的2ミクロン−様ベクター又
は崩壊性ベクターの一部分であることができる異種性構
造遺伝子はウイルス、原核細胞又は真核細胞に由来し、
そしてゲノムDNA又はmRNA経路を介して調製され
たcDNAに由来することができ、あるいは化学的に合
成することができ、そして広範囲の種類の有用なポリペ
プチドをコードしており、このペプチドにはグリコシル
化されたポリペプチド、特に高等真核生物の、特に哺乳
類、例えば動物又は特にヒトのポリペプチドが含まれ
る。有用な蛋白質は例えば、栄養素の製造のため及び化
学において酵素反応を行うために使用することができる
酵素、あるいは栄養素として、又はヒトもしくは動物の
疾患の治療のため又はそれらの予防のために有用であり
且つ価値があるポリペプチド、例えばホルモン、免疫調
節性、抗ウイルス性又抗腫瘍性を有するポリペプチド、
抗体、ウイルス抗原、ワクチン、凝固因子、食品等であ
る。
は崩壊性ベクターの一部分であることができる異種性構
造遺伝子はウイルス、原核細胞又は真核細胞に由来し、
そしてゲノムDNA又はmRNA経路を介して調製され
たcDNAに由来することができ、あるいは化学的に合
成することができ、そして広範囲の種類の有用なポリペ
プチドをコードしており、このペプチドにはグリコシル
化されたポリペプチド、特に高等真核生物の、特に哺乳
類、例えば動物又は特にヒトのポリペプチドが含まれ
る。有用な蛋白質は例えば、栄養素の製造のため及び化
学において酵素反応を行うために使用することができる
酵素、あるいは栄養素として、又はヒトもしくは動物の
疾患の治療のため又はそれらの予防のために有用であり
且つ価値があるポリペプチド、例えばホルモン、免疫調
節性、抗ウイルス性又抗腫瘍性を有するポリペプチド、
抗体、ウイルス抗原、ワクチン、凝固因子、食品等であ
る。
【0023】この様な構造遺伝子は例えばホルモン、例
えばセクレチン、チモシン、リラクシン、カルシトニ
ン、黄体ホルモン、副甲状腺ホルモン、アドレノマルチ
コトロピン、メラノサイト刺激ホルモン、β−リポトロ
ピン、ウロガストロンもしくはインシュリン、成長因
子、例えば上皮成長因子、インシュリン−様成長因子
(IGF)、例えばIGFI及びIGFII、マスト細胞
成長因子、神経成長因子、グリア由来神経細胞成長因
子、又は形質転換成長因子(TGF)、例えばTGFα
又はTGFβ、例えばTGFβ1,β2もしくはβ3、
成長ホルモン、例えばヒト又はウシ成長ホルモン、イン
ターロイキン、例えばインターロイキン−1もしくは−
2、ヒトマクロファージ遊走阻止因子(MIF)、
えばセクレチン、チモシン、リラクシン、カルシトニ
ン、黄体ホルモン、副甲状腺ホルモン、アドレノマルチ
コトロピン、メラノサイト刺激ホルモン、β−リポトロ
ピン、ウロガストロンもしくはインシュリン、成長因
子、例えば上皮成長因子、インシュリン−様成長因子
(IGF)、例えばIGFI及びIGFII、マスト細胞
成長因子、神経成長因子、グリア由来神経細胞成長因
子、又は形質転換成長因子(TGF)、例えばTGFα
又はTGFβ、例えばTGFβ1,β2もしくはβ3、
成長ホルモン、例えばヒト又はウシ成長ホルモン、イン
ターロイキン、例えばインターロイキン−1もしくは−
2、ヒトマクロファージ遊走阻止因子(MIF)、
【0024】インターフェロン、例えばヒトα−インタ
ーフェロン、例えばインターフェロンαA,αB,αD
又はαF、β−インターフェロン、γ−インターフェロ
ン又はハイブリドインターフェロン、例えばαA−αD
−又はαB−αD−ハイブリドインターフェロン、特に
ハイブリドインターフェロンBDBB、プロテイナーゼ
阻害物質、例えばα1−アンチトリプシン、SLPI
等、肝炎ウイルス抗原、例えば肝炎Bウイルス表面抗原
もしくはコアー抗原又は肝炎Aウイルス抗原、又は肝炎
非−A非−B抗原、プラスミノーゲン活性化因子、例え
ば組織プラスミノーゲン活性化因子又はウロキナーゼ、
腫瘍壊死因子、ソマトスタチン、レニン、β−エンドル
フィン、免疫グロブリン、例えば免疫グロブリンD,E
又はGのライト鎖及び/又はヘビー鎖、又はヒト−マウ
スハイブリド免疫グロブリン、
ーフェロン、例えばインターフェロンαA,αB,αD
又はαF、β−インターフェロン、γ−インターフェロ
ン又はハイブリドインターフェロン、例えばαA−αD
−又はαB−αD−ハイブリドインターフェロン、特に
ハイブリドインターフェロンBDBB、プロテイナーゼ
阻害物質、例えばα1−アンチトリプシン、SLPI
等、肝炎ウイルス抗原、例えば肝炎Bウイルス表面抗原
もしくはコアー抗原又は肝炎Aウイルス抗原、又は肝炎
非−A非−B抗原、プラスミノーゲン活性化因子、例え
ば組織プラスミノーゲン活性化因子又はウロキナーゼ、
腫瘍壊死因子、ソマトスタチン、レニン、β−エンドル
フィン、免疫グロブリン、例えば免疫グロブリンD,E
又はGのライト鎖及び/又はヘビー鎖、又はヒト−マウ
スハイブリド免疫グロブリン、
【0025】免疫グロブリン結合因子、例えば免疫グロ
ブリンE結合因子、例えばsCD23等、カルシトニ
ン、ヒトカルシトニン−関連ペプチド、血液凝固因子、
例えばファクターIX又はVIIIc、エリスロポイエチン、
エグリン、例えばエグリンC、ヒルジン、デスルファト
ヒルジン、例えばデスルファトヒルジンHV1,HV2
もしくはPA、ヒトスーパーオキサイドディスムター
ゼ、ウイルスチミジンキナーゼ、β−ラクタマーゼ、グ
ルコースイソメラーゼをコードするものである。好まし
い遺伝子は、ヒトインターフェロン又はハイブリドイン
ターフェロン、特にハイブリドインターフェロンBDB
B、ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子(t−P
A)、肝炎Bウイルス表面抗原(HBVsAg)、イン
シュリン−様成長因子I及びII、エグリンC、及び最も
好ましくはデスルファトヒルジン、例えば変形体HV1
をコードする遺伝子である。
ブリンE結合因子、例えばsCD23等、カルシトニ
ン、ヒトカルシトニン−関連ペプチド、血液凝固因子、
例えばファクターIX又はVIIIc、エリスロポイエチン、
エグリン、例えばエグリンC、ヒルジン、デスルファト
ヒルジン、例えばデスルファトヒルジンHV1,HV2
もしくはPA、ヒトスーパーオキサイドディスムター
ゼ、ウイルスチミジンキナーゼ、β−ラクタマーゼ、グ
ルコースイソメラーゼをコードするものである。好まし
い遺伝子は、ヒトインターフェロン又はハイブリドイン
ターフェロン、特にハイブリドインターフェロンBDB
B、ヒト組織プラスミノーゲン活性化因子(t−P
A)、肝炎Bウイルス表面抗原(HBVsAg)、イン
シュリン−様成長因子I及びII、エグリンC、及び最も
好ましくはデスルファトヒルジン、例えば変形体HV1
をコードする遺伝子である。
【0026】本発明の好ましい対称的プラスミドはpF
BY12,pFBY12R,pFBY13,pFBY1
3R,pFBY13rev、及びpFBY13revR
である。本発明の好ましい崩壊性ベクターはpFBY2
7,pFBY27R,pFBY27rev,pFBY2
7revR,pFBY66,pFBY66R,pFBY
98,pFBY98R,pFBY99、及びpFBY9
9Rである。
BY12,pFBY12R,pFBY13,pFBY1
3R,pFBY13rev、及びpFBY13revR
である。本発明の好ましい崩壊性ベクターはpFBY2
7,pFBY27R,pFBY27rev,pFBY2
7revR,pFBY66,pFBY66R,pFBY
98,pFBY98R,pFBY99、及びpFBY9
9Rである。
【0027】ハイブリドベクターの製造 本発明はまた本発明のハイブリドベクターの製造方法に
関する。本発明の対称的2ミクロン−様ハイブリドベク
ター及び崩壊性ベクターの両者を、常用の化学的又は生
物学的インビトロ合成法を用いて製造することができ、
後者は例えば常用のポリメラーゼ連鎖反応法である。し
かしながら好ましくは、ベクターは組換えDNA技法を
用いて製造される。
関する。本発明の対称的2ミクロン−様ハイブリドベク
ター及び崩壊性ベクターの両者を、常用の化学的又は生
物学的インビトロ合成法を用いて製造することができ、
後者は例えば常用のポリメラーゼ連鎖反応法である。し
かしながら好ましくは、ベクターは組換えDNA技法を
用いて製造される。
【0028】組換えDNA技法による製造のため、適当
なDNA断片を常法によりインビトロで連結して本発明
の対称的2ミクロン−様ハイブリドベクター又は崩壊性
ベクターを作製することができる。次に、連結混合物
を、使用される制御要素の性質に依存して適当な原核性
又は真核性宿主に形質転換し、そして目的とするベクタ
ーを含有する形質転換体を常法に従って選択する。ベク
ターを、形質転換された宿主により増幅し、そして常法
に従って単離することができる。宿主の選択はベクター
上に存在する制御配列に依存する。
なDNA断片を常法によりインビトロで連結して本発明
の対称的2ミクロン−様ハイブリドベクター又は崩壊性
ベクターを作製することができる。次に、連結混合物
を、使用される制御要素の性質に依存して適当な原核性
又は真核性宿主に形質転換し、そして目的とするベクタ
ーを含有する形質転換体を常法に従って選択する。ベク
ターを、形質転換された宿主により増幅し、そして常法
に従って単離することができる。宿主の選択はベクター
上に存在する制御配列に依存する。
【0029】崩壊性ベクターを作製する場合、対称的ベ
クターの形成が望ましくない場合、宿主は酵母細胞でな
くてもよい。本発明の崩壊性ベクターは好ましくは原核
性生物、例えば大腸菌において機能する制御因子を含ん
で成り、そしてそれ故にベクターの作製及び増幅のため
に原核性宿主、例えば大腸菌が好ましい。対称的2ミク
ロン−様ハイブリドベクタープラスミドの製造は直接に
行うことができる。すなわち、最終ベクターは、適当な
DNA断片を連結し、適切な宿主を形質転換しそしてそ
れを形質転換された宿主から単離することにより作製さ
れる。この場合、宿主の選択は、前記のごとく、ベクタ
ー上に位置する制御DNA配列に依存する。本発明の対
称的ベクターは細菌性DNA配列を優先的に含有しない
ので、好ましい宿主は真核性宿主であり、最も好ましく
は酵母細胞である。本発明の対称的ベクターを製造する
ための他の可能性は崩壊性ベクターから出発して本発明
の対称的ベクターを製造することである。
クターの形成が望ましくない場合、宿主は酵母細胞でな
くてもよい。本発明の崩壊性ベクターは好ましくは原核
性生物、例えば大腸菌において機能する制御因子を含ん
で成り、そしてそれ故にベクターの作製及び増幅のため
に原核性宿主、例えば大腸菌が好ましい。対称的2ミク
ロン−様ハイブリドベクタープラスミドの製造は直接に
行うことができる。すなわち、最終ベクターは、適当な
DNA断片を連結し、適切な宿主を形質転換しそしてそ
れを形質転換された宿主から単離することにより作製さ
れる。この場合、宿主の選択は、前記のごとく、ベクタ
ー上に位置する制御DNA配列に依存する。本発明の対
称的ベクターは細菌性DNA配列を優先的に含有しない
ので、好ましい宿主は真核性宿主であり、最も好ましく
は酵母細胞である。本発明の対称的ベクターを製造する
ための他の可能性は崩壊性ベクターから出発して本発明
の対称的ベクターを製造することである。
【0030】この製造のため、2対の逆転反復FRT部
位及び1対の直接反復FRT部位を含有する本発明の崩
壊性ベクターにより酵母細胞を形質転換する。前記1対
の直接配向FRT部位により囲まれたDNAが、形質転
換された酵母細胞中で自然に失われる。すなわち、2対
の逆転配向FRT部位に囲まれた両DNA領域がおよそ
同じ長さを有するすなわちそれらの長さの比が対称的2
ミクロン−様ベクターについて定義したものである崩壊
性ベクターが使用される場合、形質転換された酵母細胞
がインビボで2ミクロン−様ハイブリドベクターを形成
する。
位及び1対の直接反復FRT部位を含有する本発明の崩
壊性ベクターにより酵母細胞を形質転換する。前記1対
の直接配向FRT部位により囲まれたDNAが、形質転
換された酵母細胞中で自然に失われる。すなわち、2対
の逆転配向FRT部位に囲まれた両DNA領域がおよそ
同じ長さを有するすなわちそれらの長さの比が対称的2
ミクロン−様ベクターについて定義したものである崩壊
性ベクターが使用される場合、形質転換された酵母細胞
がインビボで2ミクロン−様ハイブリドベクターを形成
する。
【0031】形質転換された宿主及びその製造 本発明はまた、本発明のハイブリドベクターにより形質
転換された宿主に関する。この様な宿主をプラスミドの
増幅のために使用することができる。崩壊性ベクターの
増幅のために非−酵母真核性宿主及び好ましくは細菌宿
主、例えば大腸菌を使用することができる。崩壊性ベク
ターが2個の直接反復FRT部位間に細菌制御DNA配
列及び場合によっては細菌性選択マーカーを含んで成る
場合、細菌宿主が使用される。好ましくは細菌性DNA
配列を含有しない対称的2ミクロン−様ハイブリドベク
ターの増幅のために、形質転換された酵母細胞を用いる
ことができる。S.セレビシエーの2ミクロンプラスミ
ドの誘導体が使用される場合、形質転換された酵母宿主
は好ましくはS.セレビシエーの株である。
転換された宿主に関する。この様な宿主をプラスミドの
増幅のために使用することができる。崩壊性ベクターの
増幅のために非−酵母真核性宿主及び好ましくは細菌宿
主、例えば大腸菌を使用することができる。崩壊性ベク
ターが2個の直接反復FRT部位間に細菌制御DNA配
列及び場合によっては細菌性選択マーカーを含んで成る
場合、細菌宿主が使用される。好ましくは細菌性DNA
配列を含有しない対称的2ミクロン−様ハイブリドベク
ターの増幅のために、形質転換された酵母細胞を用いる
ことができる。S.セレビシエーの2ミクロンプラスミ
ドの誘導体が使用される場合、形質転換された酵母宿主
は好ましくはS.セレビシエーの株である。
【0032】好ましい形質転換された宿主は前記の好ま
しい崩壊性ベクターのいずれかにより形質転換された大
腸菌の株である。前記の対称的2ミクロン−様ハイブリ
ドベクターのいずれか又は好ましい崩壊性ベクターのい
ずれかにより形質転換されたS.セレビシエーも好まし
い。後者の場合、形質転換された酵母細胞は、形質転換
後の組換えにより崩壊性ベクターから生じた対称的プラ
スミドを担持する。
しい崩壊性ベクターのいずれかにより形質転換された大
腸菌の株である。前記の対称的2ミクロン−様ハイブリ
ドベクターのいずれか又は好ましい崩壊性ベクターのい
ずれかにより形質転換されたS.セレビシエーも好まし
い。後者の場合、形質転換された酵母細胞は、形質転換
後の組換えにより崩壊性ベクターから生じた対称的プラ
スミドを担持する。
【0033】本発明はまた、本発明の対称的2ミクロン
−様ハイブリドベクター又は崩壊性ベクターを用いて常
法により形質転換された宿主の製造方法に関する。この
方法は(a)適当な宿主を形質転換し、そして(b)形
質転換された宿主を栄養培地中で、場合によっては選択
条件の存在下で培養することを含んで成る。本発明の形
質転換された宿主はまた、その遺伝子が対称的2ミクロ
ン−様ハイブリドベクター上に位置する蛋白質生成物の
製造のために使用することができる。この場合、宿主は
好ましくは酵母、最も好ましくはS.セレビシエーの株
であり、そして遺伝子は酵母中で機能する制御配列の制
御のもとにある。
−様ハイブリドベクター又は崩壊性ベクターを用いて常
法により形質転換された宿主の製造方法に関する。この
方法は(a)適当な宿主を形質転換し、そして(b)形
質転換された宿主を栄養培地中で、場合によっては選択
条件の存在下で培養することを含んで成る。本発明の形
質転換された宿主はまた、その遺伝子が対称的2ミクロ
ン−様ハイブリドベクター上に位置する蛋白質生成物の
製造のために使用することができる。この場合、宿主は
好ましくは酵母、最も好ましくはS.セレビシエーの株
であり、そして遺伝子は酵母中で機能する制御配列の制
御のもとにある。
【0034】ポリペプチド生成物の製造 本発明は酵母ポリペプチド又は非−酵母ポリペプチドの
製造方法に関し、この方法は、(a)酵母で機能するプ
ロモーター、酵母で機能するシグナルペプチドをコード
するシグナル配列、酵母ポリペプチド又は非−酵母ポリ
ペプチドをコードする構造遺伝子、及び場合によっては
酵母で機能するターミネーターから成る発現カセットを
含有する対称的2ミクロン様ハイブリドベクターにより
形質転換された酵母株を培養し、そして(b)前記ポリ
ペプチドを単離する、ことを含んで成る。
製造方法に関し、この方法は、(a)酵母で機能するプ
ロモーター、酵母で機能するシグナルペプチドをコード
するシグナル配列、酵母ポリペプチド又は非−酵母ポリ
ペプチドをコードする構造遺伝子、及び場合によっては
酵母で機能するターミネーターから成る発現カセットを
含有する対称的2ミクロン様ハイブリドベクターにより
形質転換された酵母株を培養し、そして(b)前記ポリ
ペプチドを単離する、ことを含んで成る。
【0035】形質転換された宿主株は、資化性炭素源及
び窒素源並びに無機塩を含有する液体培地中で培養す
る。さらに、栄養培地は増殖促進物質及び/又は、ハイ
ブリドプラスミドを含有する細胞をポジティブに選択す
るための選択圧を生じさせる物質を含有することができ
る。増殖促進物質には例えば微量元素、例えば鉄、亜
鉛、マグネシウム等、又は個々のアミノ酸が含まれる。
び窒素源並びに無機塩を含有する液体培地中で培養す
る。さらに、栄養培地は増殖促進物質及び/又は、ハイ
ブリドプラスミドを含有する細胞をポジティブに選択す
るための選択圧を生じさせる物質を含有することができ
る。増殖促進物質には例えば微量元素、例えば鉄、亜
鉛、マグネシウム等、又は個々のアミノ酸が含まれる。
【0036】対称的2ミクロンプラスミドが抗生物質耐
性を付与する遺伝子を含有する場合、この様なプラスミ
ドを含有する細胞はこの抗生物質が補充された培地中で
生存するであろうが、該ハイブリドプラスミドを失った
細胞は生存しないであろう。ハイブリドプラスミドが栄
養要求性変異株に原栄養性を提供する遺伝子、例えばU
RA3,LEU2又はHIS3遺伝子を含有する場合、
栄養培地中に対応する遺伝子産物を省略することにより
選択圧が惹起され得るであろう。
性を付与する遺伝子を含有する場合、この様なプラスミ
ドを含有する細胞はこの抗生物質が補充された培地中で
生存するであろうが、該ハイブリドプラスミドを失った
細胞は生存しないであろう。ハイブリドプラスミドが栄
養要求性変異株に原栄養性を提供する遺伝子、例えばU
RA3,LEU2又はHIS3遺伝子を含有する場合、
栄養培地中に対応する遺伝子産物を省略することにより
選択圧が惹起され得るであろう。
【0037】前記発現カセットの作製のために、酵母に
おける蛋白質の発現のために適当な任意のプロモーター
を使用することができる。制御される酵母プロモータ
ー、例えばMEL1、ヒートショックプロモーター、s
uc2,GAL1/CYC1,cup1,GAL1/1
0,ADHI及び好ましくはPHO5、並びに構成的プ
ロモーター、例えばGAPDH,PGK,PYK,PD
C1及び好ましくはGAPFLが本発明の範囲に含まれ
る。
おける蛋白質の発現のために適当な任意のプロモーター
を使用することができる。制御される酵母プロモータ
ー、例えばMEL1、ヒートショックプロモーター、s
uc2,GAL1/CYC1,cup1,GAL1/1
0,ADHI及び好ましくはPHO5、並びに構成的プ
ロモーター、例えばGAPDH,PGK,PYK,PD
C1及び好ましくはGAPFLが本発明の範囲に含まれ
る。
【0038】発現カセット中に使用されるプロモーター
に依存して、組換え遺伝子産物の生産を可能にするため
に誘導的条件又は抑制解除条件が適用されなければなら
ない。例えば、よく知られた制御される酵母PHO5プ
ロモーター(例えば、米国特許No.0100561を
参照のこと)が使用される場合、mRNA転写物の最高
レベル、そしてそれ故に蛋白質の最高収量を保証するた
めに、栄養培地中の無機リン酸塩の含量を減少させなけ
ればならない。
に依存して、組換え遺伝子産物の生産を可能にするため
に誘導的条件又は抑制解除条件が適用されなければなら
ない。例えば、よく知られた制御される酵母PHO5プ
ロモーター(例えば、米国特許No.0100561を
参照のこと)が使用される場合、mRNA転写物の最高
レベル、そしてそれ故に蛋白質の最高収量を保証するた
めに、栄養培地中の無機リン酸塩の含量を減少させなけ
ればならない。
【0039】培養は常用技術を用いて、回分培養又は連
続培養において行われる。培養条件、例えば温度、培地
のpH及び発酵時間は、最高レベルのポリペプチドが生産
されるように選択される。選択された酵母核は例えば好
気的条件下、液深培養で、攪拌又は振とうしながら、約
25℃〜35℃、好ましくは約30℃の温度において増
殖する。発現カセットの構成におけるシグナル配列の使
用のためにポリペプチドが生産細胞から分泌される場
合、生成物は培養上清から単離される。ポリペプチドが
生清にではなく細胞のペリプラズム空間に分泌される場
合、細胞は細胞壁を除去する化学薬剤又は酵素により処
理されるべきである。生成物が分泌されない場合は、細
胞が集収され、そして常法に従って細胞内からポリペプ
チドが遊離される。
続培養において行われる。培養条件、例えば温度、培地
のpH及び発酵時間は、最高レベルのポリペプチドが生産
されるように選択される。選択された酵母核は例えば好
気的条件下、液深培養で、攪拌又は振とうしながら、約
25℃〜35℃、好ましくは約30℃の温度において増
殖する。発現カセットの構成におけるシグナル配列の使
用のためにポリペプチドが生産細胞から分泌される場
合、生成物は培養上清から単離される。ポリペプチドが
生清にではなく細胞のペリプラズム空間に分泌される場
合、細胞は細胞壁を除去する化学薬剤又は酵素により処
理されるべきである。生成物が分泌されない場合は、細
胞が集収され、そして常法に従って細胞内からポリペプ
チドが遊離される。
【0040】本発明及びその好ましい態様に従って得ら
れるポリペプチドは、本発明の発現ハイブリドベクター
の作製のために有用であるとしてすでに定義したそれぞ
れの遺伝子及び好ましい遺伝子である。GAPDHプロ
モーター並びにα−ファクターシグナル配列及びターミ
ネーターに作用可能に連結されたヒルジン又はIGF−
I遺伝子を含有する、対称的2ミクロン−様ハイブリド
ベクター、好ましくはS.セレビシエー由来のベクター
によるヒルジン又はIGF−Iの生産が最も好ましい。
れるポリペプチドは、本発明の発現ハイブリドベクター
の作製のために有用であるとしてすでに定義したそれぞ
れの遺伝子及び好ましい遺伝子である。GAPDHプロ
モーター並びにα−ファクターシグナル配列及びターミ
ネーターに作用可能に連結されたヒルジン又はIGF−
I遺伝子を含有する、対称的2ミクロン−様ハイブリド
ベクター、好ましくはS.セレビシエー由来のベクター
によるヒルジン又はIGF−Iの生産が最も好ましい。
【0041】図面の説明 図1 は崩壊性プラスミドpFBY2の物理的地図であ
る。このものは、細菌及びS.セレビシエーDNAを分
離する直接反復としてFRT部位(FRT−1及びFR
T−2)を2倍にするように、pTZ18R(2本線)
に組み込まれたすべての2ミクロンDNA(1本線)か
ら成る。長い矢印はオープンリーディングフレームを示
し、小さい矢印はFRT反復の方向を示し、そして“O
RI”はS.セレビシエーの複製起点を示す。E=Ec
oRI,H=HindIII ,Hp=HpaI,N=Nc
oI,P=PstI,S=SphI,X=XbaI。
る。このものは、細菌及びS.セレビシエーDNAを分
離する直接反復としてFRT部位(FRT−1及びFR
T−2)を2倍にするように、pTZ18R(2本線)
に組み込まれたすべての2ミクロンDNA(1本線)か
ら成る。長い矢印はオープンリーディングフレームを示
し、小さい矢印はFRT反復の方向を示し、そして“O
RI”はS.セレビシエーの複製起点を示す。E=Ec
oRI,H=HindIII ,Hp=HpaI,N=Nc
oI,P=PstI,S=SphI,X=XbaI。
【0042】図2は崩壊性プラスミドpFBY2のFR
T部位すなわちFRT−1及びFRT−2の間のインビ
トロ又はインビボ組換えから生ずるプラスミドを示す。
S.セレビシエー中でプラスミドBは2つの形で存在
し、1つはこの図に示す通りであり、そしてもう1つは
間接反復FRT部位間の組換えによる単純な逆転であ
る。標示及び記号は図1と同じである。
T部位すなわちFRT−1及びFRT−2の間のインビ
トロ又はインビボ組換えから生ずるプラスミドを示す。
S.セレビシエー中でプラスミドBは2つの形で存在
し、1つはこの図に示す通りであり、そしてもう1つは
間接反復FRT部位間の組換えによる単純な逆転であ
る。標示及び記号は図1と同じである。
【0043】
【実施例】次の実施例は本発明を説明するものであっ
て、制限するものではない。緩衝液及び培地 LGT 低ゲル化温度アガロース TAE 40mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、2mMエチレンジアミン四酢酸(二ナトリウ
ム塩)、酢酸によりpH7.6 YPD 1Lの水中20gバクトペプトン、1
0g酵母エキス、20gグルコース YNB 1Lの水中6.7gアミノ酸不含有バ
クトイーストニトロゲンベース、20gグルコース 2YT 1Lの水中16gトリプトン、10g
酵母エキス、10g NaCl
て、制限するものではない。緩衝液及び培地 LGT 低ゲル化温度アガロース TAE 40mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、2mMエチレンジアミン四酢酸(二ナトリウ
ム塩)、酢酸によりpH7.6 YPD 1Lの水中20gバクトペプトン、1
0g酵母エキス、20gグルコース YNB 1Lの水中6.7gアミノ酸不含有バ
クトイーストニトロゲンベース、20gグルコース 2YT 1Lの水中16gトリプトン、10g
酵母エキス、10g NaCl
【0044】Xgal 0.05mg/ml 5−ブ
ロモ−4−クロロ−3−インドリル−B−D−ガラクト
ピラノシド IPTG 0.05mMイソプロピル−B−D−チ
オガラクトピラノシド アンピシリン 培地中最終濃度25mg/l CA緩衝液 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、7mM MaCl2 、5mMジチオスレイトー
ル、100mM KCl、HClによりpH7.5 H緩衝液 50mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、10mM MgCl2 、1mMジチオスレイト
ール、100mM NaCl、HClにてpH7.5 リガーゼ緩衝液 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、10mM MgCl2 、10mMジチオスレイ
トール、HClにてpH7.5 BAP緩衝液 50mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、50mM NaCl、HClにてpH8.0 S1緩衝液 100mM NaCl、50mM CH3
COONa、0.1mMZnCl2 、酢酸にてpH4.5
ロモ−4−クロロ−3−インドリル−B−D−ガラクト
ピラノシド IPTG 0.05mMイソプロピル−B−D−チ
オガラクトピラノシド アンピシリン 培地中最終濃度25mg/l CA緩衝液 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、7mM MaCl2 、5mMジチオスレイトー
ル、100mM KCl、HClによりpH7.5 H緩衝液 50mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、10mM MgCl2 、1mMジチオスレイト
ール、100mM NaCl、HClにてpH7.5 リガーゼ緩衝液 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、10mM MgCl2 、10mMジチオスレイ
トール、HClにてpH7.5 BAP緩衝液 50mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、50mM NaCl、HClにてpH8.0 S1緩衝液 100mM NaCl、50mM CH3
COONa、0.1mMZnCl2 、酢酸にてpH4.5
【0045】T4緩衝液 67mMトリス(ヒドロキ
シメチル)アミノメタン、6.7mMMgCl2 、17mM
(NH4 )2 SO4 、5mMジチオスレイトール、HC
lにてpH8 LSB 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、1mMエチレンジアミン四酢酸(二ナトリウ
ム塩)、200mM NaCl、HClにてpH7.5 HSB 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、1mMエチレンジアミン四酢酸(二ナトリウ
ム塩)、1M NaCl、HClにてpH7.5 TE 10mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、1mM EDTA、pH8 HIN緩衝液 7mMトリス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン、7mM MgCl2 、50mM NaCl、HC
lにてpH7.5
シメチル)アミノメタン、6.7mMMgCl2 、17mM
(NH4 )2 SO4 、5mMジチオスレイトール、HC
lにてpH8 LSB 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、1mMエチレンジアミン四酢酸(二ナトリウ
ム塩)、200mM NaCl、HClにてpH7.5 HSB 20mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、1mMエチレンジアミン四酢酸(二ナトリウ
ム塩)、1M NaCl、HClにてpH7.5 TE 10mMトリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン、1mM EDTA、pH8 HIN緩衝液 7mMトリス(ヒドロキシメチル)アミ
ノメタン、7mM MgCl2 、50mM NaCl、HC
lにてpH7.5
【0046】菌株及びプラスミド 大腸菌DH5αF:Escherichia coli
K12F′ EndA1 hsdR17(r- m+ )
supE44thi1 recA1 pyrA rel
A1 PHI80lacZdelM15 del(la
cZYA−argF)U169,HanahanD(1
983)プラスミドによるEscherichia c
oliの形質転換についての研究。J.Mol.Bio
l.166:557(Bethesda Resear
ch Laboratories)
K12F′ EndA1 hsdR17(r- m+ )
supE44thi1 recA1 pyrA rel
A1 PHI80lacZdelM15 del(la
cZYA−argF)U169,HanahanD(1
983)プラスミドによるEscherichia c
oliの形質転換についての研究。J.Mol.Bio
l.166:557(Bethesda Resear
ch Laboratories)
【0047】プラスミドpTZ18R:pUC18由来
のプラスミドはM13複製起点を含有し、そのためこれ
は単鎖になることができ、そしてヘルパーM14ファー
ジの助けによりM13ファージヘッドにパッケージされ
得る。Mead DA,Szczesna−Skoru
pa E,Kemper B(1986)、単鎖DNA
“blue”T7プロモータープラスミド:クローニン
グ及び蛋白質工学のための多能なタンデムプロモーター
系。Protein Engeneering1:67
−74(Pharmacia)。
のプラスミドはM13複製起点を含有し、そのためこれ
は単鎖になることができ、そしてヘルパーM14ファー
ジの助けによりM13ファージヘッドにパッケージされ
得る。Mead DA,Szczesna−Skoru
pa E,Kemper B(1986)、単鎖DNA
“blue”T7プロモータープラスミド:クローニン
グ及び蛋白質工学のための多能なタンデムプロモーター
系。Protein Engeneering1:67
−74(Pharmacia)。
【0048】ファージM13K07:カナマイシン耐性
を担持するヘルパーM13ファージ。Mead DA,
Szczesna−Skorupa E,Kemper
B(1986)、単鎖DNA“blue”T7プロモ
ータープラスミド:クローニング及び蛋白質工学のため
の多能なタンデムプロモーター系。ProteinEn
geneering 1:67−74(Pharmac
ia)。
を担持するヘルパーM13ファージ。Mead DA,
Szczesna−Skorupa E,Kemper
B(1986)、単鎖DNA“blue”T7プロモ
ータープラスミド:クローニング及び蛋白質工学のため
の多能なタンデムプロモーター系。ProteinEn
geneering 1:67−74(Pharmac
ia)。
【0049】S.セレビシエーH449:Saccha
romyces cerevisiae MATa;u
ra3del5;leu2−3;leu2−112;p
rb1;cps1;〔cir〕0 、1988年2月18
日、DSM 4413。S.セレビシエーAB110;
Saccharomyces cerevisiae×
S.カールスペルゲンシス(S. carlsberge
nsis)MATα;ura3−52;his4−58
0;leu2;pep4−3;〔cir0 〕,Schu
sterJR,Moyer DL,Lee H,Den
nis A,Smith B,Merryweathe
r JP(1989)、クローン化されたヒトインシュ
リン−様成長因子Iの毒性効果に対する耐性を付与する
酵母株。Gene83:47−55。アメリカン・タイ
プ・カルチュアー・コレクションに1984年5月9日
にATCC20709として寄託。
romyces cerevisiae MATa;u
ra3del5;leu2−3;leu2−112;p
rb1;cps1;〔cir〕0 、1988年2月18
日、DSM 4413。S.セレビシエーAB110;
Saccharomyces cerevisiae×
S.カールスペルゲンシス(S. carlsberge
nsis)MATα;ura3−52;his4−58
0;leu2;pep4−3;〔cir0 〕,Schu
sterJR,Moyer DL,Lee H,Den
nis A,Smith B,Merryweathe
r JP(1989)、クローン化されたヒトインシュ
リン−様成長因子Iの毒性効果に対する耐性を付与する
酵母株。Gene83:47−55。アメリカン・タイ
プ・カルチュアー・コレクションに1984年5月9日
にATCC20709として寄託。
【0050】プラスミドpFBY2:このプラスミド
は、pTZ18RのHindIII 及びEcoRI部位間
のS.セレビシエー2ミクロンプラスミドからのFRT
を含有する166bp AIuI断片、及びXbaIによ
り切断された2ミクロンプラスミドの全体をpTZ18
RのユニークXbaI部位に挿入することにより作製さ
れる。従って、以後の実施例において作製されるほとん
どのプラスミドの基礎を構成するプラスミドpFBY2
はpTZ18Rの全体、2ミクロンプラスミドの全体及
びFRT部位の第三のコピーを含有する。2個の直接反
復FRT部位間の組換えが2ミクロンA−形サークル並
びにpTZ18Rと1個のFRT部位とから成るプラス
ミドの再生を導くように、DNA断片が集成される。後
者は酵母細胞中で失われる。この崩壊性ベクターの物理
的地図を図1に示す。pFBY2はDSM6271とし
て寄託されている。
は、pTZ18RのHindIII 及びEcoRI部位間
のS.セレビシエー2ミクロンプラスミドからのFRT
を含有する166bp AIuI断片、及びXbaIによ
り切断された2ミクロンプラスミドの全体をpTZ18
RのユニークXbaI部位に挿入することにより作製さ
れる。従って、以後の実施例において作製されるほとん
どのプラスミドの基礎を構成するプラスミドpFBY2
はpTZ18Rの全体、2ミクロンプラスミドの全体及
びFRT部位の第三のコピーを含有する。2個の直接反
復FRT部位間の組換えが2ミクロンA−形サークル並
びにpTZ18Rと1個のFRT部位とから成るプラス
ミドの再生を導くように、DNA断片が集成される。後
者は酵母細胞中で失われる。この崩壊性ベクターの物理
的地図を図1に示す。pFBY2はDSM6271とし
て寄託されている。
【0051】プラスミドpFBY4:このプラスミド
は、pTZ18RのユニークXbaIにクローン化され
たS.セレビシエーのURA3遺伝子全体を含有する
1.1kbのXbaI断片から成る。このプラスミドは、
XbaI断片を含有する1.1kbのURAのための便利
な入手源として役立つ。pFBY4はDSM6272と
して寄託されている。
は、pTZ18RのユニークXbaIにクローン化され
たS.セレビシエーのURA3遺伝子全体を含有する
1.1kbのXbaI断片から成る。このプラスミドは、
XbaI断片を含有する1.1kbのURAのための便利
な入手源として役立つ。pFBY4はDSM6272と
して寄託されている。
【0052】プラスミドpFBY5:pFBY5は、細
菌ベクターpUC18中にS.セレビシエー2ミクロン
プラスミドの全体並びにS.セレビシエーのURA3及
びLeu2遺伝子を含有する大きなプラスミドに由来す
る。このベクターのユニークSalIに、PHO5シグ
ナル配列に融合したS.セレビシエーGAPDH遺伝子
に由来するプロモーターを含んで成り、該シグナル配列
が合成ヒルジンコードDNA断片に融合しており、この
断片の後にPHO5ターミネーターが存在する発現カセ
ットを含有する1.1kbp SalI断片が挿入され
る。pFBY5はDSM6273として寄託されてい
る。
菌ベクターpUC18中にS.セレビシエー2ミクロン
プラスミドの全体並びにS.セレビシエーのURA3及
びLeu2遺伝子を含有する大きなプラスミドに由来す
る。このベクターのユニークSalIに、PHO5シグ
ナル配列に融合したS.セレビシエーGAPDH遺伝子
に由来するプロモーターを含んで成り、該シグナル配列
が合成ヒルジンコードDNA断片に融合しており、この
断片の後にPHO5ターミネーターが存在する発現カセ
ットを含有する1.1kbp SalI断片が挿入され
る。pFBY5はDSM6273として寄託されてい
る。
【0053】プラスミドpFBY7:pFBY7は、C
DC9遺伝子を含有するS.セレビシエーDNAのBa
mHI/KpnI断片に連結された、BamHI及びK
pnIにより切断されたpFBY4から成る。このプラ
スミドは、頭対尾方向にURA3及びCDC9の両者を
含有する3.9kbp HindIII /KpnI断片の入
手源として役立つ。これはDSM6274として寄託さ
れている。
DC9遺伝子を含有するS.セレビシエーDNAのBa
mHI/KpnI断片に連結された、BamHI及びK
pnIにより切断されたpFBY4から成る。このプラ
スミドは、頭対尾方向にURA3及びCDC9の両者を
含有する3.9kbp HindIII /KpnI断片の入
手源として役立つ。これはDSM6274として寄託さ
れている。
【0054】プラスミドpFBY29:このプラスミド
はLEU2遺伝子を含有する2kbpBamHI/Sal
I断片から成る。この断片はpTZ18RのBamHI
部位とSalI部位との間に挿入される。pFBY29
はLEU2を含有する2.0kbp の入手源として役立
つ。これはDSM6275として寄託されている。プラ
スミドpFBY65:このプラスミドは、α−ファクタ
ーシグナル及びリーダー配列に融合したGAPDHプロ
モーターを含有する便利な1.4kbp SmaI断片を
有し、前記配列は合成IGI−I遺伝子に融合してお
り、この遺伝子の後にα−ファクターターミネーターが
存在する。これはDSM6276として寄託されてい
る。
はLEU2遺伝子を含有する2kbpBamHI/Sal
I断片から成る。この断片はpTZ18RのBamHI
部位とSalI部位との間に挿入される。pFBY29
はLEU2を含有する2.0kbp の入手源として役立
つ。これはDSM6275として寄託されている。プラ
スミドpFBY65:このプラスミドは、α−ファクタ
ーシグナル及びリーダー配列に融合したGAPDHプロ
モーターを含有する便利な1.4kbp SmaI断片を
有し、前記配列は合成IGI−I遺伝子に融合してお
り、この遺伝子の後にα−ファクターターミネーターが
存在する。これはDSM6276として寄託されてい
る。
【0055】一般的方法 ElutipDによる制限断片の精製 〔Elutip−dアフィニティークロマトグラフィー
による低融点アガロースからの制限断片の定量的単離
(Schmitt JJ,Cohen BN(198
3)。Analyt.Biochem.133:462
−464〕ゲル及び緩衝液中の臭化エチジウム(0.2
mg/L)と共にTAE緩衝液を用いてLGTアガロース
ゲルを通して、消化されたDNAを電気泳動する。長波
長UVによりDNAを可視化し、そしてバンドを切り出
す。ここで、必要があれば写真記録を行う。スライスを
10mlポリプロピレンチューブに入れ、これにアガロー
ス濃度を0.2%未満に下げるのに十分なLSBを加え
る。アガロースを60℃にて30分間加熱して溶融し、
十分に混合し、そして次に37℃にて30分間平衡化す
る。
による低融点アガロースからの制限断片の定量的単離
(Schmitt JJ,Cohen BN(198
3)。Analyt.Biochem.133:462
−464〕ゲル及び緩衝液中の臭化エチジウム(0.2
mg/L)と共にTAE緩衝液を用いてLGTアガロース
ゲルを通して、消化されたDNAを電気泳動する。長波
長UVによりDNAを可視化し、そしてバンドを切り出
す。ここで、必要があれば写真記録を行う。スライスを
10mlポリプロピレンチューブに入れ、これにアガロー
ス濃度を0.2%未満に下げるのに十分なLSBを加え
る。アガロースを60℃にて30分間加熱して溶融し、
十分に混合し、そして次に37℃にて30分間平衡化す
る。
【0056】秒当り2滴の流速を用いて室温にてクロマ
トグラフィーを行う。Schleicher及びSch
uell Elutip−dカラムを2.5ml HSB
で洗浄し、そして次に2.5mlのLSBで洗浄する。次
に37℃にてDNA溶液をカラムに通す。カラムを2.
5mlのLSBですすぎ、そしてDNAを0.4ml HS
Bで溶出する。
トグラフィーを行う。Schleicher及びSch
uell Elutip−dカラムを2.5ml HSB
で洗浄し、そして次に2.5mlのLSBで洗浄する。次
に37℃にてDNA溶液をカラムに通す。カラムを2.
5mlのLSBですすぎ、そしてDNAを0.4ml HS
Bで溶出する。
【0057】1mlのエタノールを添加しそして1500
0rpm にて30分間遠心することによりDNAをエタノ
ール沈澱する。注意深くペレットを避けながら無菌ガラ
スピペットにより上清を除去する。500μlの70%
EtOH/水を加え、5分間遠心分離し、そして前記
のようにして上清を除去することによりDNAペレット
を洗浄する。DNAをSpeedvac中で2分間乾燥
し、そして水中に再懸濁する。
0rpm にて30分間遠心することによりDNAをエタノ
ール沈澱する。注意深くペレットを避けながら無菌ガラ
スピペットにより上清を除去する。500μlの70%
EtOH/水を加え、5分間遠心分離し、そして前記
のようにして上清を除去することによりDNAペレット
を洗浄する。DNAをSpeedvac中で2分間乾燥
し、そして水中に再懸濁する。
【0058】T4ポリメラーゼによるDNAの末端平滑
化 1pMの末端に2μlのT4緩衝液X10、2μlのdX
TP(0.5mMずつのdG,dT,dC)、2μlの
0.5mM dATP、1UのT4ポリメラーゼ、20μ
lまでの水を加える。37℃にて30分間インキュベー
トする。(定義:1UのT4ポリメラーゼは、0.2mM
変性大腸菌DNAでプライムされた時、37℃にて30
分間でDNAに10mM dXTPを導入する。)
化 1pMの末端に2μlのT4緩衝液X10、2μlのdX
TP(0.5mMずつのdG,dT,dC)、2μlの
0.5mM dATP、1UのT4ポリメラーゼ、20μ
lまでの水を加える。37℃にて30分間インキュベー
トする。(定義:1UのT4ポリメラーゼは、0.2mM
変性大腸菌DNAでプライムされた時、37℃にて30
分間でDNAに10mM dXTPを導入する。)
【0059】DNAのアルカリホスファターゼ処理 1pMの末端、5μlの10X BAP緩衝液、50μl
最終容量への水、細菌アルカリホスファターゼBAP
(5′の延長のためにはBethesda Resea
rch Laboratoriesからの500Uを使
用又はInternational Biotechn
ologiesからの0.5Uを使用;平滑末端のため
には2倍多く使用)。65℃にて30分間インキュベー
トし、10μlの1mg/ml Proteinase K
でTE中で37℃にて30分間処理し、次にフェノール
抽出し、エーテル抽出及びエタノール沈澱を行うか、あ
るいはLGT上にDNAを通すことにより蛋白質からD
NAを分離し、次にElutipDクロマトグラフィー
を行うことによりBAPを除去する。
最終容量への水、細菌アルカリホスファターゼBAP
(5′の延長のためにはBethesda Resea
rch Laboratoriesからの500Uを使
用又はInternational Biotechn
ologiesからの0.5Uを使用;平滑末端のため
には2倍多く使用)。65℃にて30分間インキュベー
トし、10μlの1mg/ml Proteinase K
でTE中で37℃にて30分間処理し、次にフェノール
抽出し、エーテル抽出及びエタノール沈澱を行うか、あ
るいはLGT上にDNAを通すことにより蛋白質からD
NAを分離し、次にElutipDクロマトグラフィー
を行うことによりBAPを除去する。
【0060】実施例1. pFBY8及びpFBY8R
の作製 2μgのpFBY7をCA緩衝液中でHindIII 及び
KpnIにより完全消化する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8% LGT上で分離する。3.9kbp 断片
を切り出し、そしてElutipDクロマトグラフィー
によりDNAを精製する。DNA断片を、0.05mMず
つのdATP,dCTP,dGTP及びdTTPの存在
下で37℃にて30分間、1ユニットのT4ポリメラー
ゼにより平滑末端化する。酵素を65℃にて10分間熱
失活させる。
の作製 2μgのpFBY7をCA緩衝液中でHindIII 及び
KpnIにより完全消化する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8% LGT上で分離する。3.9kbp 断片
を切り出し、そしてElutipDクロマトグラフィー
によりDNAを精製する。DNA断片を、0.05mMず
つのdATP,dCTP,dGTP及びdTTPの存在
下で37℃にて30分間、1ユニットのT4ポリメラー
ゼにより平滑末端化する。酵素を65℃にて10分間熱
失活させる。
【0061】2μgのpFBY2をCA緩衝液中Sna
BIにより完全開裂せしめる。65℃にて30分間BA
P中で500ユニットのBAPを用いて5′−リン酸基
を除去することによりベクターの自己連結を防止する。
これらの断片をTAE緩衝液中0.8% LGT上で分
離する。9.3kbp バンドを切り出し、そしてDNAを
ElutipDクロマトグラフィーにより精製する。D
NA断片を1ユニットのT4ポリメラーゼにより上記の
ようにして平滑末端化する。
BIにより完全開裂せしめる。65℃にて30分間BA
P中で500ユニットのBAPを用いて5′−リン酸基
を除去することによりベクターの自己連結を防止する。
これらの断片をTAE緩衝液中0.8% LGT上で分
離する。9.3kbp バンドを切り出し、そしてDNAを
ElutipDクロマトグラフィーにより精製する。D
NA断片を1ユニットのT4ポリメラーゼにより上記の
ようにして平滑末端化する。
【0062】約20ngの挿入部を、1mM ATP及び連
結緩衝液の存在下、0.5ユニットのT4リガーゼによ
り室温にて3時間、別々の連結反応において、20ngず
つのベクターに連結する。これらの連結混合物を用いて
40μlアリコートのコンピテント大腸菌DH5αF′
細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal及び
IPTGを含有する2YTプレート上にプレートする。
37℃にて16時間のインキュベートの後、白色のコロ
ニーを拾い、そしてEcoRI及びPstIを用いてミ
ニスクリーニングして正しい挿入部及び方向の存在を確
認する。
結緩衝液の存在下、0.5ユニットのT4リガーゼによ
り室温にて3時間、別々の連結反応において、20ngず
つのベクターに連結する。これらの連結混合物を用いて
40μlアリコートのコンピテント大腸菌DH5αF′
細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal及び
IPTGを含有する2YTプレート上にプレートする。
37℃にて16時間のインキュベートの後、白色のコロ
ニーを拾い、そしてEcoRI及びPstIを用いてミ
ニスクリーニングして正しい挿入部及び方向の存在を確
認する。
【0063】pFBY8及びpFBY8RはURA3
CDC9挿入部の方向を異にする。pFBY8において
は、URA3遺伝子の転写の方向がampR遺伝子のそ
れと逆になるように挿入部が挿入されている。これらの
ベクターは、形質転換されたS.セレビシエー細胞中で
対称的プラスミドを生じさせる崩壊性ベクターの例であ
る。
CDC9挿入部の方向を異にする。pFBY8において
は、URA3遺伝子の転写の方向がampR遺伝子のそ
れと逆になるように挿入部が挿入されている。これらの
ベクターは、形質転換されたS.セレビシエー細胞中で
対称的プラスミドを生じさせる崩壊性ベクターの例であ
る。
【0064】実施例2. pFBY11及びpFBY1
1Pの作製 pFBY2の1μgのアリコート7個を0,0.1,
0.5,0.25,0.125,0.0625又は0.
03125ユニットのXbaIによりCA緩衝液中37
℃にて1時間消化する。10mM EDTAの添加により
酵素反応を停止し、そして断片を0.8% LGTゲル
上で分離する。酵素濃度の1つにおいて、線状化された
プラスミドが他の断片から明瞭に分離され、そしてこれ
をElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
DNA断片を100ユニットのS1ヌクレアーゼによ
り、S1緩衝液中室温にて30分間処理する。これを6
5℃にて10分間加熱することにより不活性化し、そし
て次に0.05mMずつのdATP,dCTP,dGTP
及びdTTPの存在下37℃にて30分間、1ユニット
のT4ポリメラーゼにより適切に平滑末端化する。酵素
を60℃にて10分間熱失活させる。
1Pの作製 pFBY2の1μgのアリコート7個を0,0.1,
0.5,0.25,0.125,0.0625又は0.
03125ユニットのXbaIによりCA緩衝液中37
℃にて1時間消化する。10mM EDTAの添加により
酵素反応を停止し、そして断片を0.8% LGTゲル
上で分離する。酵素濃度の1つにおいて、線状化された
プラスミドが他の断片から明瞭に分離され、そしてこれ
をElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
DNA断片を100ユニットのS1ヌクレアーゼによ
り、S1緩衝液中室温にて30分間処理する。これを6
5℃にて10分間加熱することにより不活性化し、そし
て次に0.05mMずつのdATP,dCTP,dGTP
及びdTTPの存在下37℃にて30分間、1ユニット
のT4ポリメラーゼにより適切に平滑末端化する。酵素
を60℃にて10分間熱失活させる。
【0065】約20ngずつのこの調製された断片を、1
mM ATP及び連結緩衝液の存在下0.5ユニットのT
4リガーゼにより、室温にて3時間連結する。この連結
混合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTCを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベーションの後、白
色コロニーを拾い、そしてHindIII を用いてミニス
クリーニングを用い、正しいプラスミドの存在を確認
し、そしてPstI−XbaI二重消化により正しいX
baI部位の除去を決定する。
mM ATP及び連結緩衝液の存在下0.5ユニットのT
4リガーゼにより、室温にて3時間連結する。この連結
混合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTCを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベーションの後、白
色コロニーを拾い、そしてHindIII を用いてミニス
クリーニングを用い、正しいプラスミドの存在を確認
し、そしてPstI−XbaI二重消化により正しいX
baI部位の除去を決定する。
【0066】これが3種類の可能なプラスミドを生じさ
せる。これらの内の2個を選択し、そしてpFBY11
及びpFBY11Pと命名する。これらは2個のFRT
直接反復のどちらが不活性化されているかにより異る。
pFBY11においては、ampR遺伝子の上流の第一
FRTがそしてpFBY11PにおいてはampR遺伝
子の下流の第一FRTが破壊されている。
せる。これらの内の2個を選択し、そしてpFBY11
及びpFBY11Pと命名する。これらは2個のFRT
直接反復のどちらが不活性化されているかにより異る。
pFBY11においては、ampR遺伝子の上流の第一
FRTがそしてpFBY11PにおいてはampR遺伝
子の下流の第一FRTが破壊されている。
【0067】実施例3. pYBY13ファミリーの作
製 プラスミドのpFBY12及びpFBY13ファミリー
においては、後者は実施例4に記載されており、種々の
遺伝子の挿入がpFBY2のSnaBI部位に行われ、
そして図1に示す最も右のFRT結合断片のサイズが増
加している。Pシリーズ、例えばpFBY12P,pF
BY13rev等においては、図1に示すFRT−1反
復の中間のXbaI部位が除去されており、従ってこれ
らのプラスミドは、このXbaI部位の除去により不活
性化されたFRT−2部位を有する対応するプラスミド
より一層非対称的となっている。後に記載する結果か
ら、Pシリーズのプラスミドが、他の点では同じである
が対称的であるプラスミドよりすべて安定性が低いこと
が明らかである。
製 プラスミドのpFBY12及びpFBY13ファミリー
においては、後者は実施例4に記載されており、種々の
遺伝子の挿入がpFBY2のSnaBI部位に行われ、
そして図1に示す最も右のFRT結合断片のサイズが増
加している。Pシリーズ、例えばpFBY12P,pF
BY13rev等においては、図1に示すFRT−1反
復の中間のXbaI部位が除去されており、従ってこれ
らのプラスミドは、このXbaI部位の除去により不活
性化されたFRT−2部位を有する対応するプラスミド
より一層非対称的となっている。後に記載する結果か
ら、Pシリーズのプラスミドが、他の点では同じである
が対称的であるプラスミドよりすべて安定性が低いこと
が明らかである。
【0068】2μgのpFBY7をCA緩衝液中でHi
ndIII 及びKpnIにより完全開裂せしめる。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離
する。3.9kbp 断片を切り出し、そしてDNAをEl
utipDクロマトグラフィーにより精製する。DNA
断片を、0.05mMずつのdATP,dCTP,dGT
P及びdTTPの存在下で37℃にて30分間、1ユニ
ットのT4ポリメラーゼにより平滑末端化する。酵素を
65℃にて10分間熱失活させる。
ndIII 及びKpnIにより完全開裂せしめる。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離
する。3.9kbp 断片を切り出し、そしてDNAをEl
utipDクロマトグラフィーにより精製する。DNA
断片を、0.05mMずつのdATP,dCTP,dGT
P及びdTTPの存在下で37℃にて30分間、1ユニ
ットのT4ポリメラーゼにより平滑末端化する。酵素を
65℃にて10分間熱失活させる。
【0069】pFBY11及びpFBY11Pから2個
の別個のベクターを調製する。2μgずつをCA緩衝液
中でSnaBIにより完全開裂せしめる。500ユニッ
トのBAPによりBAP緩衝液中で65℃にて30分間
5′−リン酸基を除去することによりベクターの自己連
結を防止する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%
LGTゲル上で分離する。9.3kbp バンドを切り出
し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフィー
により精製する。1ユニットのT4ポリメラーゼを用い
て前記のようにしてDNA断片を平滑末端化する。
の別個のベクターを調製する。2μgずつをCA緩衝液
中でSnaBIにより完全開裂せしめる。500ユニッ
トのBAPによりBAP緩衝液中で65℃にて30分間
5′−リン酸基を除去することによりベクターの自己連
結を防止する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%
LGTゲル上で分離する。9.3kbp バンドを切り出
し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフィー
により精製する。1ユニットのT4ポリメラーゼを用い
て前記のようにしてDNA断片を平滑末端化する。
【0070】約20ngの挿入部を、20ngずつベクター
に、1mM ATP及び連結緩衝液の存在下0.5ユニッ
トのT4リガーゼにより室温にて3時間、別々の連結反
応において連結する。これらの連結混合物を用いて、4
0μlアリコートのコンピテント大腸菌DH5αF′細
胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal及びI
PTGを含有する2YTプレート上にプレートする。3
7℃にて16時間のインキュベーションの後、白色コロ
ニーを拾い、そしてEcoRI及びPstIを用いてミ
ニスクリーニングを行い、正しい挿入及び方向の存在を
確認する。
に、1mM ATP及び連結緩衝液の存在下0.5ユニッ
トのT4リガーゼにより室温にて3時間、別々の連結反
応において連結する。これらの連結混合物を用いて、4
0μlアリコートのコンピテント大腸菌DH5αF′細
胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal及びI
PTGを含有する2YTプレート上にプレートする。3
7℃にて16時間のインキュベーションの後、白色コロ
ニーを拾い、そしてEcoRI及びPstIを用いてミ
ニスクリーニングを行い、正しい挿入及び方向の存在を
確認する。
【0071】こうして4種類のプラスミドが生ずる。p
FBY11からのpFBY12及びpFBY12RはU
RA3 CDC9挿入部の方向を異にし、そしてpFB
Y11Pからの2個のpFBY12P及びpFBY12
PRは前記と同様に異る。pFBY12R及びpFBY
12PRにおいては、URA3遺伝子の転写の方向はa
mpR遺伝子のそれと同じである。
FBY11からのpFBY12及びpFBY12RはU
RA3 CDC9挿入部の方向を異にし、そしてpFB
Y11Pからの2個のpFBY12P及びpFBY12
PRは前記と同様に異る。pFBY12R及びpFBY
12PRにおいては、URA3遺伝子の転写の方向はa
mpR遺伝子のそれと同じである。
【0072】pFBY12及びpFBY12PはFRT
部位の欠失(これらは配列決定され、そして<30bpで
あることが示された)を除き、完全に同一の配列を有す
る。この相違は、pFBY12が対称的プラスミドであ
り、そしてpFBY12Pはそうではない。pFBY1
2R及びpFBY12PRは、pFBY12及びpFB
Y12Pと同じ態様で異る。
部位の欠失(これらは配列決定され、そして<30bpで
あることが示された)を除き、完全に同一の配列を有す
る。この相違は、pFBY12が対称的プラスミドであ
り、そしてpFBY12Pはそうではない。pFBY1
2R及びpFBY12PRは、pFBY12及びpFB
Y12Pと同じ態様で異る。
【0073】実施例4. プラスミドのpFBY13フ
ァミリーの作製 下記のスキームに従って、両方向にGAPFLyHIR
を含有する4つのpFBY12プラスミドから8つのプ
ラスミドを作製することが可能である。pFBY12フ
ァミリーのプラスミド2μgずつをSalIにより完全
消化する。BAP緩衝液中65℃にて30分間、500
ユニットのBAPにより5′−リン酸基を除去しベクタ
ーの自己連結を防止する。これらの断片を0.8% L
GTゲル上TAE緩衝液中で分離する。13.2kbp バ
ンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマ
トグラフィーにより精製する。
ァミリーの作製 下記のスキームに従って、両方向にGAPFLyHIR
を含有する4つのpFBY12プラスミドから8つのプ
ラスミドを作製することが可能である。pFBY12フ
ァミリーのプラスミド2μgずつをSalIにより完全
消化する。BAP緩衝液中65℃にて30分間、500
ユニットのBAPにより5′−リン酸基を除去しベクタ
ーの自己連結を防止する。これらの断片を0.8% L
GTゲル上TAE緩衝液中で分離する。13.2kbp バ
ンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマ
トグラフィーにより精製する。
【0074】2μgのpFBY5断片をH緩衝液中でS
alIにより完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝
液中0.8% LGT上で分離する。GAPFLyHI
R遺伝子を担持する1.1kbp 断片を切り出し、そして
DNAをElutipDクロマトグラフィーで精製す
る。約20ngの1.1kbp 挿入部を20ngずつのpFB
Y12ファミリーのベクターに、1mM ATP及び連結
緩衝液を含有する反応混合物中で0.5ユニットのT4
リガーゼにより室温にて3時間連結した。
alIにより完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝
液中0.8% LGT上で分離する。GAPFLyHI
R遺伝子を担持する1.1kbp 断片を切り出し、そして
DNAをElutipDクロマトグラフィーで精製す
る。約20ngの1.1kbp 挿入部を20ngずつのpFB
Y12ファミリーのベクターに、1mM ATP及び連結
緩衝液を含有する反応混合物中で0.5ユニットのT4
リガーゼにより室温にて3時間連結した。
【0075】これらの連結混合物を用いてコンピテント
大腸菌DH5αF′細胞の40μlのアリコートを形質
転換し、そしてアンピシリン、Xgal及びIPTGを
含有する2YTプレート上にプレートする。37℃にて
16時間のインキュベートの後、白色コロニーを拾い、
そしてSalI及びPstIを用いてミニスクリーニン
グを行って正しい挿入部の存在及び方向を確認する。
大腸菌DH5αF′細胞の40μlのアリコートを形質
転換し、そしてアンピシリン、Xgal及びIPTGを
含有する2YTプレート上にプレートする。37℃にて
16時間のインキュベートの後、白色コロニーを拾い、
そしてSalI及びPstIを用いてミニスクリーニン
グを行って正しい挿入部の存在及び方向を確認する。
【0076】pFBY12はpFBY13及びpFBY
13Rをもたらす。pFBY12RはpFBY13re
v及びpFBY13revRをもたらす。pFBY12
PはpFBY13P及びpFBY13PRをもたらす。
pFBY12PRはpFBY13Prev及びpFBY
PrevRをもたらす。pFBY13,pFBY13r
ev,pFBY13P及びpFBY13PrevはUR
A3と同じ転写方向にGAPFLyHIR遺伝子を担持
し、他方pFBY13R,pFBY13revR,pF
BY13R及びpFBY13PrevRでは、これらの
2個の遺伝子が反対方向に向いている。
13Rをもたらす。pFBY12RはpFBY13re
v及びpFBY13revRをもたらす。pFBY12
PはpFBY13P及びpFBY13PRをもたらす。
pFBY12PRはpFBY13Prev及びpFBY
PrevRをもたらす。pFBY13,pFBY13r
ev,pFBY13P及びpFBY13PrevはUR
A3と同じ転写方向にGAPFLyHIR遺伝子を担持
し、他方pFBY13R,pFBY13revR,pF
BY13R及びpFBY13PrevRでは、これらの
2個の遺伝子が反対方向に向いている。
【0077】pFBY12シリーズと同様に、pFBY
13シリーズのプラスミドはやはり、FRT部位が除去
されている点でのみ異るプラスミド対を含む。従って、
pFBY13PはpFBY13の対称性の低いバージョ
ンである。同様に、「P」で示される他のプラスミドは
それらの対応物に比べて対称性が低いが、他の点では同
一である。
13シリーズのプラスミドはやはり、FRT部位が除去
されている点でのみ異るプラスミド対を含む。従って、
pFBY13PはpFBY13の対称性の低いバージョ
ンである。同様に、「P」で示される他のプラスミドは
それらの対応物に比べて対称性が低いが、他の点では同
一である。
【0078】実施例5. pFBY23の作製 2μgのpFBY2をCA緩衝液中でFspIにより完
全消化する。65℃にて10分間の加熱により制限エン
ドヌクレアーゼを不活性化する。水を添加して体積を2
倍にし、そして0.05mMずつのdATP,dCTP,
dGTP及びdTTPの存在下で1ユニットのT4ポリ
メラーゼにより37℃にて30分間平滑末端化する。酵
素を65℃にて10分間熱失活させる。エタノール沈澱
の後、DNAをHindIII 及びEcoRIにより再切
断する。これらの断片をTAE緩衝液中2% LGT上
で分離する。170bp及び523bpの断片を切り出し、
そしてDNAをElutipDクロマトグラフィーによ
り精製する。
全消化する。65℃にて10分間の加熱により制限エン
ドヌクレアーゼを不活性化する。水を添加して体積を2
倍にし、そして0.05mMずつのdATP,dCTP,
dGTP及びdTTPの存在下で1ユニットのT4ポリ
メラーゼにより37℃にて30分間平滑末端化する。酵
素を65℃にて10分間熱失活させる。エタノール沈澱
の後、DNAをHindIII 及びEcoRIにより再切
断する。これらの断片をTAE緩衝液中2% LGT上
で分離する。170bp及び523bpの断片を切り出し、
そしてDNAをElutipDクロマトグラフィーによ
り精製する。
【0079】2μgのpTZ18RをCA緩衝液中でE
coRI及びHindIII により完全開裂する。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離
する。2.8kbバンドを切り出し、そしてDNAをEl
utipDクロマトグラフィーにより精製する。約20
ngずつの調製された断片を、配列GGGATCCCの非
リン酸化BamHIリンカー及び1mMATP並びに連結
緩衝液と共に、0.5ユニットのT4リガーゼにより室
温にて3時間連結する。
coRI及びHindIII により完全開裂する。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離
する。2.8kbバンドを切り出し、そしてDNAをEl
utipDクロマトグラフィーにより精製する。約20
ngずつの調製された断片を、配列GGGATCCCの非
リン酸化BamHIリンカー及び1mMATP並びに連結
緩衝液と共に、0.5ユニットのT4リガーゼにより室
温にて3時間連結する。
【0080】この連結混合物を用いてコンピテント大腸
菌DH5αF′細胞40μlを形質転換し、そしてアン
ピシリン、Xgal及びIPTGを含有する2YTプレ
ート上にプレートする。37℃にて16時間のインキュ
ベーションの後、白色コロニーを拾い、そしてEcoR
I−HindIII 二重消化によりミニスクリーニングし
て正しい挿入部の存在を確認し、そしてHindIII−
BamHI二重消化が前のFspI部位中のBamHI
リンカーの存在を示す。
菌DH5αF′細胞40μlを形質転換し、そしてアン
ピシリン、Xgal及びIPTGを含有する2YTプレ
ート上にプレートする。37℃にて16時間のインキュ
ベーションの後、白色コロニーを拾い、そしてEcoR
I−HindIII 二重消化によりミニスクリーニングし
て正しい挿入部の存在を確認し、そしてHindIII−
BamHI二重消化が前のFspI部位中のBamHI
リンカーの存在を示す。
【0081】実施例6. pFBY24の作製 2μgのpFBY23をCA緩衝液中でHindIII 及
びEcoRIにより完全消化する。これらの断片をTA
E緩衝液中0.8% LGT上で分離する。701bpバ
ンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマ
トグラフィーにより精製する。
びEcoRIにより完全消化する。これらの断片をTA
E緩衝液中0.8% LGT上で分離する。701bpバ
ンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマ
トグラフィーにより精製する。
【0082】2μgのpFBY2をCA緩衝液中でPs
tI及びXbaIにより完全消化する。これらの断片を
TAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離する。
1.95kbp 断片を切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。2μgのp
FBY2をCA緩衝液中でXbaI及びEcoRIによ
り完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8
% LGT上で分離する。2.9kbp 断片を切り出し、
そしてDNAをElutipDクロマトグラフィーによ
り精製する。
tI及びXbaIにより完全消化する。これらの断片を
TAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離する。
1.95kbp 断片を切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。2μgのp
FBY2をCA緩衝液中でXbaI及びEcoRIによ
り完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8
% LGT上で分離する。2.9kbp 断片を切り出し、
そしてDNAをElutipDクロマトグラフィーによ
り精製する。
【0083】約20ngずつの調製された断片を、1mM
ATP及び連結緩衝液の存在下で0.5ユニットのT4
リガーゼにより室温にて3時間一緒に連結する。連結混
合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTGを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベートの後、白色コ
ロニーを拾い、そしてHindIII −EcoRI、及び
PstI−XbaI二重消化を用いてミニスクリーニン
グを行い、正しい挿入部の存在を確認し、そしてBam
HIが新たなBamHI部位の存在を確認する。
ATP及び連結緩衝液の存在下で0.5ユニットのT4
リガーゼにより室温にて3時間一緒に連結する。連結混
合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTGを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベートの後、白色コ
ロニーを拾い、そしてHindIII −EcoRI、及び
PstI−XbaI二重消化を用いてミニスクリーニン
グを行い、正しい挿入部の存在を確認し、そしてBam
HIが新たなBamHI部位の存在を確認する。
【0084】pFBY24は、FLP遺伝子の3′−末
端のFspI部位にBamHI部位が挿入されている点
を除き、直接反復FRT部位により分離されたプラスミ
ドpTZ18R及び2μの完全配列を伴うpFBY2と
同じである。実施例7. pFBY25及びpFBY25Rの作製 2μgのpFBY4をCA緩衝液中でXbaIにより完
全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%
LGTゲル上で分離する。1.1kbp バンドを切り出
し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフィー
により精製する。
端のFspI部位にBamHI部位が挿入されている点
を除き、直接反復FRT部位により分離されたプラスミ
ドpTZ18R及び2μの完全配列を伴うpFBY2と
同じである。実施例7. pFBY25及びpFBY25Rの作製 2μgのpFBY4をCA緩衝液中でXbaIにより完
全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%
LGTゲル上で分離する。1.1kbp バンドを切り出
し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフィー
により精製する。
【0085】2μgのpFBY24をCA緩衝液中でB
amHIにより完全開裂する。BAP緩衝液中65℃に
て30分間500ユニットのBAPにより5′−リン酸
基を除去してベクターの自己連結を防止する。これらの
断片をTAE緩衝液中0.8% LGT上で分離する。
9.3kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。前記のよう
にして1ユニットのT4ポリメラーゼを用いてDNA断
片を平滑末端化する。
amHIにより完全開裂する。BAP緩衝液中65℃に
て30分間500ユニットのBAPにより5′−リン酸
基を除去してベクターの自己連結を防止する。これらの
断片をTAE緩衝液中0.8% LGT上で分離する。
9.3kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。前記のよう
にして1ユニットのT4ポリメラーゼを用いてDNA断
片を平滑末端化する。
【0086】約20ngずつの調製された断片を1mM A
TP及び連結緩衝液の存在下で0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温にて3時間一緒に連結する。この連結
混合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTGを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベーションの後、白
色コロニーを拾い、そしてBamHIを用いてミニスク
リーニングを行って正しい挿入部の存在を確認し、そし
てEcoRI−PstI二重消化が方向を決定する。
TP及び連結緩衝液の存在下で0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温にて3時間一緒に連結する。この連結
混合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTGを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベーションの後、白
色コロニーを拾い、そしてBamHIを用いてミニスク
リーニングを行って正しい挿入部の存在を確認し、そし
てEcoRI−PstI二重消化が方向を決定する。
【0087】これにより2つのプラスミドpFBY25
及びpFBY25Rが得られる。これら2種類のプラス
ミドの唯一の相違は、前者においてはURA3遺伝子が
ampR遺伝子と同じ方向にあり、そして後者において
は反対の方向にあることである。実施例8. pFBY27及びpEBY27R、並びに
pFBY27rev及びpFBY27revRの作製 細菌配列を失い且つなお対称性を保持することができる
プラスミドを作製するため、pFBY2中のFspI部
位の1つをBamHIリンカーにより置き換えた。この
新たに作られたBamHI部位の位置を図1に「1」と
標示する。pFBY27及びさらに後記のpFBY79
のごときプラスミドにおいて、挿入部はSnaBI部位
及び創成されたBamHIの両者に存在し、このためプ
ラスミドが組換わって細菌配列が除去され、対称的プラ
スミドが生ずる。
及びpFBY25Rが得られる。これら2種類のプラス
ミドの唯一の相違は、前者においてはURA3遺伝子が
ampR遺伝子と同じ方向にあり、そして後者において
は反対の方向にあることである。実施例8. pFBY27及びpEBY27R、並びに
pFBY27rev及びpFBY27revRの作製 細菌配列を失い且つなお対称性を保持することができる
プラスミドを作製するため、pFBY2中のFspI部
位の1つをBamHIリンカーにより置き換えた。この
新たに作られたBamHI部位の位置を図1に「1」と
標示する。pFBY27及びさらに後記のpFBY79
のごときプラスミドにおいて、挿入部はSnaBI部位
及び創成されたBamHIの両者に存在し、このためプ
ラスミドが組換わって細菌配列が除去され、対称的プラ
スミドが生ずる。
【0088】2μgのpFBY5をH緩衝液中で完全開
裂せしめる。断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲ
ル上で分離する。1.1kbp バンドを切り出し、そして
DNAをElutipDクロマトグラフィーにより精製
する。断片を、0.05mMずつのdATP,dCTP,
dGTP及びdTTPの存在下、37℃にて30分間、
1ユニットのT4ポリメラーゼにより平滑末端化する。
酵素を65℃にて10分間熱失活させる。
裂せしめる。断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲ
ル上で分離する。1.1kbp バンドを切り出し、そして
DNAをElutipDクロマトグラフィーにより精製
する。断片を、0.05mMずつのdATP,dCTP,
dGTP及びdTTPの存在下、37℃にて30分間、
1ユニットのT4ポリメラーゼにより平滑末端化する。
酵素を65℃にて10分間熱失活させる。
【0089】2μgのpFBY25及びpFBY25R
をCA緩衝液中でSnaBIにより別々に完全開裂せし
める。BAP緩衝液中65℃にて30分間500ユニッ
トのBAPにより5′−リン酸基を除去することにより
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離する。10.5
kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElutipD
クロマトグラフィーにより精製する。
をCA緩衝液中でSnaBIにより別々に完全開裂せし
める。BAP緩衝液中65℃にて30分間500ユニッ
トのBAPにより5′−リン酸基を除去することにより
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8% LGTゲル上で分離する。10.5
kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElutipD
クロマトグラフィーにより精製する。
【0090】pFBY5から調製された断片約20ng
を、1mM ATP及び連結混合物の存在下、0.5ユニ
ットのT4リガーゼにより室温にて3時間、別々の反応
においてpFBY25又はpFBY25Rに連結する。
これらの連結混合物を使って40μlのコンピテント大
腸菌DH5αF′を形質転換し、そしてアンピシリン、
Xgal及びIPTGを含有する2YTプレート上にプ
レートする。37℃にて16時間のインキュベーション
の後、白色コロニーを拾い、そしてPstI及びEco
RI消化を用いてミニスクリーニングを行って正しい挿
入部の存在及び方向を確認する。
を、1mM ATP及び連結混合物の存在下、0.5ユニ
ットのT4リガーゼにより室温にて3時間、別々の反応
においてpFBY25又はpFBY25Rに連結する。
これらの連結混合物を使って40μlのコンピテント大
腸菌DH5αF′を形質転換し、そしてアンピシリン、
Xgal及びIPTGを含有する2YTプレート上にプ
レートする。37℃にて16時間のインキュベーション
の後、白色コロニーを拾い、そしてPstI及びEco
RI消化を用いてミニスクリーニングを行って正しい挿
入部の存在及び方向を確認する。
【0091】これにより、pFBY25から2種類のプ
ラスミドpFBY27及びpFBY27Rが生ずる。両
プラスミドにおいて、URA3遺伝子はampRと同じ
方向を有する。これらはヒルジン発現カセットGAPF
LyHIRの方向においてのみ異り、pFBY27にお
いてはURA3とは反対に向いており、そしてpFBY
27RにおいてはURA3と同じ方向に向いている。p
FBY25Rから2種類のプラスミドpFBY27re
v及びpFBY27revRが生ずる。これらはヒルジ
ン発現カセットの方向においてのみ異り、pFBY27
においてはURA3と同じ方向にあり、そしてpFBY
27revRにおいてはURA3と反対の方向に向いて
おり、そして両プラスミドにおいてampRとは反対の
方向に向いている。
ラスミドpFBY27及びpFBY27Rが生ずる。両
プラスミドにおいて、URA3遺伝子はampRと同じ
方向を有する。これらはヒルジン発現カセットGAPF
LyHIRの方向においてのみ異り、pFBY27にお
いてはURA3とは反対に向いており、そしてpFBY
27RにおいてはURA3と同じ方向に向いている。p
FBY25Rから2種類のプラスミドpFBY27re
v及びpFBY27revRが生ずる。これらはヒルジ
ン発現カセットの方向においてのみ異り、pFBY27
においてはURA3と同じ方向にあり、そしてpFBY
27revRにおいてはURA3と反対の方向に向いて
おり、そして両プラスミドにおいてampRとは反対の
方向に向いている。
【0092】これら4種類のプラスミドは崩壊性ベクタ
ーであって、S.セレビシエーに形質転換された場合、
分子内組換え現象を受けて、2μ配列の全体、選択マー
カーとしてのURA3及びGAPDH−HIR発現カセ
ットを含有する対称的プラスミドをもたらす。実施例9. pFBY66及びpFBY66Rの作製 2μgのpFBY65をCA緩衝液中でSmaIにより
完全開裂せしめる。これらの断片をTAE緩衝液中0.
8% LGTゲル上で分離する。1.4kbpバンドを切
り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフ
ィーにより精製する。
ーであって、S.セレビシエーに形質転換された場合、
分子内組換え現象を受けて、2μ配列の全体、選択マー
カーとしてのURA3及びGAPDH−HIR発現カセ
ットを含有する対称的プラスミドをもたらす。実施例9. pFBY66及びpFBY66Rの作製 2μgのpFBY65をCA緩衝液中でSmaIにより
完全開裂せしめる。これらの断片をTAE緩衝液中0.
8% LGTゲル上で分離する。1.4kbpバンドを切
り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフ
ィーにより精製する。
【0093】2μgのpFBY25をCA緩衝液中でS
naBIにより完全開裂せしめる。BAP緩衝液中65
℃にて30分間、500ユニットのBAPにより5′−
リン酸基を除去し、ベクターの自己連結を防止する。こ
れらの断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で
分離する。10.5kbp 断片を切り出し、そしてDNA
をElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
naBIにより完全開裂せしめる。BAP緩衝液中65
℃にて30分間、500ユニットのBAPにより5′−
リン酸基を除去し、ベクターの自己連結を防止する。こ
れらの断片をTAE緩衝液中0.8% LGTゲル上で
分離する。10.5kbp 断片を切り出し、そしてDNA
をElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
【0094】約20ngの調製された断片を、1mM AT
P及び連結緩衝液の存在下、0.5ユニットのT4リガ
ーゼにより室温にて3時間一緒に連結する。この連結混
合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTGを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベーションの後、白
色コロニーを拾い、そしてPstI及びXbaI消化を
用いてミニスクリーニングを行い、正しい挿入部の存在
及び方向を確認する。
P及び連結緩衝液の存在下、0.5ユニットのT4リガ
ーゼにより室温にて3時間一緒に連結する。この連結混
合物を用いて40μlのコンピテント大腸菌DH5α
F′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、Xgal
及びIPTGを含有する2YTプレート上にプレートす
る。37℃にて16時間のインキュベーションの後、白
色コロニーを拾い、そしてPstI及びXbaI消化を
用いてミニスクリーニングを行い、正しい挿入部の存在
及び方向を確認する。
【0095】こうして2種類のプラスミドpFBY66
及びpEBY66Rが得られ、これらはIGI−I発現
カセットの方向においてのみ異る。これら2種類のプラ
スミドは崩壊性プラスミドであって、S.セレビシエー
に形質転換された場合、組換わって、2μ配列の全体、
選択マーカーとしてのURA3、及びGAPPDHプロ
モーターの制御のもとにIGI−I遺伝子を含有する発
現カセットを含む対称的プラスミドをもたらす。
及びpEBY66Rが得られ、これらはIGI−I発現
カセットの方向においてのみ異る。これら2種類のプラ
スミドは崩壊性プラスミドであって、S.セレビシエー
に形質転換された場合、組換わって、2μ配列の全体、
選択マーカーとしてのURA3、及びGAPPDHプロ
モーターの制御のもとにIGI−I遺伝子を含有する発
現カセットを含む対称的プラスミドをもたらす。
【0096】実施例10. pFBY74の作製 2μgのpFBY29をCA緩衝液中でBamHIで完
全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中で0.8%
のLGTゲルで分離する。2.0kbp バンドを切り出
し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフィー
により精製する。2μgのpFBY29をCA緩衝液中
でBamHIにより完全に切断する。5′−リン酸基を
BAP緩衝液中で500ユニットのBAPで65℃にお
いて30分間除去して、ベクターの自己連結を防止す
る。これらの断片をTAE緩衝液中で0.8%のLGT
ゲルで分離する。9.3kbp のバンドを切り出し、そし
てDNAをElutipDクロマトグラフィーにより精
製する。
全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中で0.8%
のLGTゲルで分離する。2.0kbp バンドを切り出
し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフィー
により精製する。2μgのpFBY29をCA緩衝液中
でBamHIにより完全に切断する。5′−リン酸基を
BAP緩衝液中で500ユニットのBAPで65℃にお
いて30分間除去して、ベクターの自己連結を防止す
る。これらの断片をTAE緩衝液中で0.8%のLGT
ゲルで分離する。9.3kbp のバンドを切り出し、そし
てDNAをElutipDクロマトグラフィーにより精
製する。
【0097】ほぼ20ngの調製した断片を、1mMのAT
Pおよび連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4
リガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。こ
の連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌
DH5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、
XgalおよびIPTGを含有する2YTプレート上で
プレイティングする。37℃において16時間インキュ
ベーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてB
amHIおよびSalI−XbaI二重消化を使用して
ミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在および方
向を確認する。LEU2遺伝子はpFBY74のamp
Rと同一の方向である。
Pおよび連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4
リガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。こ
の連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌
DH5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、
XgalおよびIPTGを含有する2YTプレート上で
プレイティングする。37℃において16時間インキュ
ベーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてB
amHIおよびSalI−XbaI二重消化を使用して
ミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在および方
向を確認する。LEU2遺伝子はpFBY74のamp
Rと同一の方向である。
【0098】実施例11. pFBY78の作製 2μgのpFBY5をH緩衝液中でSauIで完全開裂
する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%のLGT
ゲル上で分離する。1.1kbp バンドを切り出し、そし
てDNAをElutipDクロマトグラフィーにより精
製する。pFBY4をSphIで完全開裂し、一本鎖の
末端をT4DNAポリメラーゼで欠失し、そして再連結
することによって、pFBY4のSphI部位を除去し
た誘導体であるプラスミドpFBY74Spを調製す
る。
する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%のLGT
ゲル上で分離する。1.1kbp バンドを切り出し、そし
てDNAをElutipDクロマトグラフィーにより精
製する。pFBY4をSphIで完全開裂し、一本鎖の
末端をT4DNAポリメラーゼで欠失し、そして再連結
することによって、pFBY4のSphI部位を除去し
た誘導体であるプラスミドpFBY74Spを調製す
る。
【0099】2μgのpFBY4SpをH緩衝液中でS
auIで完全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液
中で500ユニットのBAPで65℃において30分間
除去して、ベクターの自己連結を防止する。この断片を
TAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。
3.9kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
auIで完全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液
中で500ユニットのBAPで65℃において30分間
除去して、ベクターの自己連結を防止する。この断片を
TAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。
3.9kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
【0100】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてSa
lIおよびPstI消化を使用してミニスクリーニング
して、正しい挿入部の存在および方向を確証する。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてSa
lIおよびPstI消化を使用してミニスクリーニング
して、正しい挿入部の存在および方向を確証する。
【0101】URA3およびGAPFLyHIR遺伝子
はpFBY78のampR遺伝子と同一方向で転写され
る。pFBY78は便利に切除可能な2.3kbのHin
dIII /SacI断片上にURA3およびGAPFLy
HIRを含有する。
はpFBY78のampR遺伝子と同一方向で転写され
る。pFBY78は便利に切除可能な2.3kbのHin
dIII /SacI断片上にURA3およびGAPFLy
HIRを含有する。
【0102】実施例12. pFBY79の作製 2μgのpFBY78をCA緩衝液中でHindIII お
よびSacIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。2.3kbp
バンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロ
マトグラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつ
のdATP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在
下に37℃において30分間1ユニットのT4DNAポ
リメラーゼで平滑末端化する。この酵素を65℃におい
て10分間加熱して不活性化する。
よびSacIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。2.3kbp
バンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロ
マトグラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつ
のdATP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在
下に37℃において30分間1ユニットのT4DNAポ
リメラーゼで平滑末端化する。この酵素を65℃におい
て10分間加熱して不活性化する。
【0103】2μgのpFBY74をCA緩衝液中でB
amHIにより完全開裂する。5′−リン酸基をBAP
緩衝液中で500ユニットのBAPで65℃において3
0分間除去して、ベクターの自己連結を防止する。この
断片をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離す
る。11.3kbp のバンドを切り出し、そしてDNAを
ElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
amHIにより完全開裂する。5′−リン酸基をBAP
緩衝液中で500ユニットのBAPで65℃において3
0分間除去して、ベクターの自己連結を防止する。この
断片をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離す
る。11.3kbp のバンドを切り出し、そしてDNAを
ElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
【0104】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてBa
mHIおよびPatI消化を使用してミニスクリーニン
グして、正しい挿入部の存在および方向を確認する。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてBa
mHIおよびPatI消化を使用してミニスクリーニン
グして、正しい挿入部の存在および方向を確認する。
【0105】pFBY79は崩壊性ベクターであり、こ
れはサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerevi
siae)の中に形質転換するとき、組換えにより、選
択マーカーとしてのLEU2およびURA3、並びにG
APFLyHIR発現カセットを含有する、非対称的プ
ラスミドを生ずる。pFBY79はampRおよびLE
U2遺伝子に対して反対方向に転写されるURA3およ
びGAPFLyHIRの遺伝子を含有する。
れはサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerevi
siae)の中に形質転換するとき、組換えにより、選
択マーカーとしてのLEU2およびURA3、並びにG
APFLyHIR発現カセットを含有する、非対称的プ
ラスミドを生ずる。pFBY79はampRおよびLE
U2遺伝子に対して反対方向に転写されるURA3およ
びGAPFLyHIRの遺伝子を含有する。
【0106】実施例13. pFBY87の作製 2μgのpFBY2をCA緩衝液中でBamHIで完全
開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%のL
GTゲル上で分離する。2.0kbp バンドを切り出し、
そしてDNAをElutipDクロマトグラフィーによ
り精製する。2μgのpTZ18RをCA緩衝液中でB
amHIにより完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。2.8kbp
のバンドを切り出し、そしてDNAをElutipDク
ロマトグラフィーにより精製する。
開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.8%のL
GTゲル上で分離する。2.0kbp バンドを切り出し、
そしてDNAをElutipDクロマトグラフィーによ
り精製する。2μgのpTZ18RをCA緩衝液中でB
amHIにより完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。2.8kbp
のバンドを切り出し、そしてDNAをElutipDク
ロマトグラフィーにより精製する。
【0107】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてHi
ndIII およびPatI XbaI二重消化を使用して
ミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認す
る。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてHi
ndIII およびPatI XbaI二重消化を使用して
ミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認す
る。
【0108】実施例14. pFBY87Bgの作製 2μgのpFBY87をCA緩衝液中でXbaIおよび
NsiIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液
中0.8%のLGTゲル上で分離する。3.3kbp バン
ドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマト
グラフィーにより精製する。
NsiIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液
中0.8%のLGTゲル上で分離する。3.3kbp バン
ドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマト
グラフィーにより精製する。
【0109】2μgのpFBY87をCA緩衝液中でN
siIおよびHindIII により完全開裂する。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離
する。0.31kbp のバンドを切り出し、そしてDNA
をElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
約20ngの調製した断片を、1mMのATPおよび連結緩
衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リガーゼにより
室温において3時間一緒に連結する。
siIおよびHindIII により完全開裂する。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離
する。0.31kbp のバンドを切り出し、そしてDNA
をElutipDクロマトグラフィーにより精製する。
約20ngの調製した断片を、1mMのATPおよび連結緩
衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リガーゼにより
室温において3時間一緒に連結する。
【0110】この連結混合物を使用して40μlのコン
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてHindIII およびXbaI NsiI二
重消化を使用してミニスクリーニングして、正しい挿入
の存在を確認する。
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてHindIII およびXbaI NsiI二
重消化を使用してミニスクリーニングして、正しい挿入
の存在を確認する。
【0111】実施例15. pFBY88Rの作製 2μgのpFBY24をCA緩衝液中でXbaIおよび
HindIII で完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。0.31kb
p バンドを切り出し、そしてDNAをElutipDク
ロマトグラフィーにより精製する。
HindIII で完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。0.31kb
p バンドを切り出し、そしてDNAをElutipDク
ロマトグラフィーにより精製する。
【0112】2μgのpTZ19RをCA緩衝液中でX
baIおよびHindIII により完全開裂する。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離
する。2.8kbp のバンドを切り出し、そしてDNAを
ElutipDクロマトグラフィーにより精製する。約
20ngの調製した断片を、1mMのATPおよび連結緩衝
液の存在下に、0.5ユニットのT4リガーゼにより室
温において3時間一緒に連結する。
baIおよびHindIII により完全開裂する。これら
の断片をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離
する。2.8kbp のバンドを切り出し、そしてDNAを
ElutipDクロマトグラフィーにより精製する。約
20ngの調製した断片を、1mMのATPおよび連結緩衝
液の存在下に、0.5ユニットのT4リガーゼにより室
温において3時間一緒に連結する。
【0113】この連結混合物を使用して40μlのコン
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてHindIII −XbaI二重消化を使用し
てミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認
する。
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてHindIII −XbaI二重消化を使用し
てミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認
する。
【0114】実施例16. pFBY88RBgの作製 クンケル(Kunkel)(Proc.Natl.Ac
ad.Sci.82(1985)488−492)の試
験管内変異誘発技術の変法により、BalII部位をプラ
スミドpFBY88Rの中に操作する。pFBY88R
(10ng)をBW313(dut−ung−)に形質転
換し、そして2×YTプレート+アンピシリン上でプレ
イティングすることによって、ウラシルを含有する鋳型
を調製する。ウリジン50ng/mlおよびアンピシリン2
5μg/mlを含有する10mlの2×YT中に、単一のコ
ロニーを取り上げて入れ、そして37℃において震盪し
ながら4時間増殖させる。25LのM13K07(5×
10 10pfu /ml)を添加し、そして培養物をさらに
1時間インキュベーションする。次いで、0.1mlのカ
ナマイシンを添加し、そして一夜インキュベーションす
る。一本鎖DNAをM13についての通常の方法で上澄
み液から調製する。
ad.Sci.82(1985)488−492)の試
験管内変異誘発技術の変法により、BalII部位をプラ
スミドpFBY88Rの中に操作する。pFBY88R
(10ng)をBW313(dut−ung−)に形質転
換し、そして2×YTプレート+アンピシリン上でプレ
イティングすることによって、ウラシルを含有する鋳型
を調製する。ウリジン50ng/mlおよびアンピシリン2
5μg/mlを含有する10mlの2×YT中に、単一のコ
ロニーを取り上げて入れ、そして37℃において震盪し
ながら4時間増殖させる。25LのM13K07(5×
10 10pfu /ml)を添加し、そして培養物をさらに
1時間インキュベーションする。次いで、0.1mlのカ
ナマイシンを添加し、そして一夜インキュベーションす
る。一本鎖DNAをM13についての通常の方法で上澄
み液から調製する。
【0115】SEQ ID No.1に示す配列の変異
原性プライマーを合成する。5pMのこのプライマーを、
1mMのATPを含有するリガーゼ緩衝液中で0.5ユニ
ットのT4DNAポリヌクレオチドキナーゼにより、3
7℃において30分間インキュベーションすることによ
ってリン酸化する。この酵素を65℃で10分間インキ
ュベーションすることによって不活性化する。
原性プライマーを合成する。5pMのこのプライマーを、
1mMのATPを含有するリガーゼ緩衝液中で0.5ユニ
ットのT4DNAポリヌクレオチドキナーゼにより、3
7℃において30分間インキュベーションすることによ
ってリン酸化する。この酵素を65℃で10分間インキ
ュベーションすることによって不活性化する。
【0116】0.5pMのU置換鋳型を5pMのリン酸化プ
ライマーとHin緩衝液中で、65℃において2分間イ
ンキュベーションし、そしてそれを室温にゆっくり冷却
することによってハイブリダイズせしめる。このハイブ
リダイズしたDNAを、次の混合物、合計体積50μl
のDTT+1ユニットのKlenowおよび1ユニット
のT4DNAリガーゼの中の6mMDTT,0.05mM
dATP,0.05mM cCTP,0.05mM dTT
P,0.05mM dGTP,1mM ATP中で、37℃
において30分間インキュベーションし、次いで室温に
おいて3時間インキュベーションする。
ライマーとHin緩衝液中で、65℃において2分間イ
ンキュベーションし、そしてそれを室温にゆっくり冷却
することによってハイブリダイズせしめる。このハイブ
リダイズしたDNAを、次の混合物、合計体積50μl
のDTT+1ユニットのKlenowおよび1ユニット
のT4DNAリガーゼの中の6mMDTT,0.05mM
dATP,0.05mM cCTP,0.05mM dTT
P,0.05mM dGTP,1mM ATP中で、37℃
において30分間インキュベーションし、次いで室温に
おいて3時間インキュベーションする。
【0117】この連結混合物を使用して40μlのコン
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてBglII−HindIII 二重消化を使用し
てミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認
する。HindIII −XbaI断片の全体の配列を、両
者の鎖から、逆プライマーおよび汎用プライマーを使用
してこの領域における他の突然変異を存在を除外して決
定する。正しい配列をもつプラスミドを取り上げ、そし
てpFBY88RBgと呼ぶ。
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてBglII−HindIII 二重消化を使用し
てミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認
する。HindIII −XbaI断片の全体の配列を、両
者の鎖から、逆プライマーおよび汎用プライマーを使用
してこの領域における他の突然変異を存在を除外して決
定する。正しい配列をもつプラスミドを取り上げ、そし
てpFBY88RBgと呼ぶ。
【0118】実施例17. pFBY89の作製 pFBY89はpFBY2に類似するが、FRT−1部
位の右端における試験管内変異誘発により、図1(参
照、実施例8)に示す位置「1」に導入したBamHI
を有するpFBY2の中に、BglIIが導入されてる。
この部位の位置は図1に「2」で示す。この新しくつく
られた部位は、また、図1に示す位置「1」に導入した
前記BamHI部位と組み合わせて使用して、さらに対
称的2ミクロン崩壊性ベクターをつくることができる。
位の右端における試験管内変異誘発により、図1(参
照、実施例8)に示す位置「1」に導入したBamHI
を有するpFBY2の中に、BglIIが導入されてる。
この部位の位置は図1に「2」で示す。この新しくつく
られた部位は、また、図1に示す位置「1」に導入した
前記BamHI部位と組み合わせて使用して、さらに対
称的2ミクロン崩壊性ベクターをつくることができる。
【0119】2μgのpFBY2をCA緩衝液中でXb
aIおよびEcoRIで完全開裂する。これらの断片を
TAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。
2.9kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。2μgのp
FBY24をCA緩衝液中でEcoRIおよびBamH
Iで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.
8%のLGTゲル上で分離する。0.18kbp バンドを
切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグラ
フィーにより精製する。
aIおよびEcoRIで完全開裂する。これらの断片を
TAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。
2.9kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。2μgのp
FBY24をCA緩衝液中でEcoRIおよびBamH
Iで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.
8%のLGTゲル上で分離する。0.18kbp バンドを
切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグラ
フィーにより精製する。
【0120】2μgのpFBY24をCA緩衝液中でB
amHIおよびPstIで完全開裂する。これらの断片
をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。
4.3kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。2μgのp
FBY87BgをCA緩衝液中でPstIおよびXba
Iで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.
8%のLGTゲル上で分離する。4.3kbp バンドを切
り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフ
ィーにより精製する。
amHIおよびPstIで完全開裂する。これらの断片
をTAE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。
4.3kbp バンドを切り出し、そしてDNAをElut
ipDクロマトグラフィーにより精製する。2μgのp
FBY87BgをCA緩衝液中でPstIおよびXba
Iで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中0.
8%のLGTゲル上で分離する。4.3kbp バンドを切
り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグラフ
ィーにより精製する。
【0121】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてBa
lIIおよびEcoRI XbaIおよびBamHI P
stIの二重消化を使用してミニスクリーニングして、
正しい挿入の存在を確認する。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてBa
lIIおよびEcoRI XbaIおよびBamHI P
stIの二重消化を使用してミニスクリーニングして、
正しい挿入の存在を確認する。
【0122】pFBY89は、直接反復FRTにより分
離されているpTZ18R及び2μの完全配列を伴うp
FBY2とほとんど同一であるが、ただしpFBY24
と同様に、pFBY89はFLP遺伝子の3′末端のF
spI部位に挿入されたBamHI部位を有する(図1
における位置「1」)。pFBY89は、また、REP
I遺伝子の3′末端に挿入されたBalII部位を有する
(図1において位置「2」)。
離されているpTZ18R及び2μの完全配列を伴うp
FBY2とほとんど同一であるが、ただしpFBY24
と同様に、pFBY89はFLP遺伝子の3′末端のF
spI部位に挿入されたBamHI部位を有する(図1
における位置「1」)。pFBY89は、また、REP
I遺伝子の3′末端に挿入されたBalII部位を有する
(図1において位置「2」)。
【0123】実施例18. pFBY94およびpFB
Y94Rの作製 2μgのpFBY89をCA緩衝液中でBalIIで完全
開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500ユ
ニットのBAPにより65℃において30分間除去し
て、ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をT
AE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1
0.5kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
Y94Rの作製 2μgのpFBY89をCA緩衝液中でBalIIで完全
開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500ユ
ニットのBAPにより65℃において30分間除去し
て、ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をT
AE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1
0.5kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
【0124】SalIおよびHincIIの部位の間のポ
リリンカーをこれらの制限酵素で消化して除去し、T4
DNAポリメラーゼで処理して平滑末端化し、そしてG
GGATCCCの配列のBamHIリンカーで平滑末端
を一緒に連結することによってpFBY4Bを構成す
る。このプラスミドは、1.1kbp のURA3含有Ba
mHI断片のための入手源として役立つ。
リリンカーをこれらの制限酵素で消化して除去し、T4
DNAポリメラーゼで処理して平滑末端化し、そしてG
GGATCCCの配列のBamHIリンカーで平滑末端
を一緒に連結することによってpFBY4Bを構成す
る。このプラスミドは、1.1kbp のURA3含有Ba
mHI断片のための入手源として役立つ。
【0125】2μgのpFBY4BをCA緩衝液中でB
amHIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液
中0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バン
ドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマト
グラフィーにより精製する。約20ngの調製した断片
を、1mMのATPおよび連結緩衝液の存在下に、0.5
ユニットのT4リガーゼにより室温において3時間一緒
に連結する。
amHIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液
中0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バン
ドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロマト
グラフィーにより精製する。約20ngの調製した断片
を、1mMのATPおよび連結緩衝液の存在下に、0.5
ユニットのT4リガーゼにより室温において3時間一緒
に連結する。
【0126】この連結混合物を使用して40μlのコン
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてPstIおよびSmaI XbaIの二重
消化を使用してミニスクリーニングして、正しい挿入部
の存在を確認する。URA3遺伝子はpFBY94Rの
中のampRと同一方向に、そしてpFBY94の中の
ampRと反対方向に転写される。
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてPstIおよびSmaI XbaIの二重
消化を使用してミニスクリーニングして、正しい挿入部
の存在を確認する。URA3遺伝子はpFBY94Rの
中のampRと同一方向に、そしてpFBY94の中の
ampRと反対方向に転写される。
【0127】実施例19. pFBY95およびpFB
Y95Rの作製 2μgのpFBY89をCA緩衝液中でBamHIで完
全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500
ユニットのBAPで65℃において30分間除去して、
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。10.5
kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElutip
Dクロマトグラフィーにより精製する。
Y95Rの作製 2μgのpFBY89をCA緩衝液中でBamHIで完
全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500
ユニットのBAPで65℃において30分間除去して、
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。10.5
kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElutip
Dクロマトグラフィーにより精製する。
【0128】2μgのpFBY4BAMをCA緩衝液中
でBamHIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp
バンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロ
マトグラフィーにより精製する。約20ngの調製した断
片を、1mMのATPおよび連結緩衝液の存在下に、0.
5ユニットのT4リガーゼにより室温において3時間一
緒に連結する。
でBamHIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩
衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp
バンドを切り出し、そしてDNAをElutipDクロ
マトグラフィーにより精製する。約20ngの調製した断
片を、1mMのATPおよび連結緩衝液の存在下に、0.
5ユニットのT4リガーゼにより室温において3時間一
緒に連結する。
【0129】この結合混合物を使用して40μlのコン
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてPstIおよびBamHIの消化を使用し
てミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認
する。URA3遺伝子はpFBY95の中のampRと
同一方向に、そしてpFBY95R中のampRと反対
方向に転写される。
ピテント大腸菌DH5αF′細胞を形質転換し、そして
アンピシリン、XgalおよびIPTGを含有する2Y
Tプレート上でプレイティングする。37℃において1
6時間インキュベーションした後、白色コロニーを取り
上げ、そしてPstIおよびBamHIの消化を使用し
てミニスクリーニングして、正しい挿入部の存在を確認
する。URA3遺伝子はpFBY95の中のampRと
同一方向に、そしてpFBY95R中のampRと反対
方向に転写される。
【0130】実施例20. pFBY96およびpFB
Y96Rの作製 2μgのpFBY94をCA緩衝液中でSnaBIで完
全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500
ユニットのBAPで65℃において30分間除去して、
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。11.6
kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElutip
Dクロマトグラフィーにより精製する。
Y96Rの作製 2μgのpFBY94をCA緩衝液中でSnaBIで完
全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500
ユニットのBAPで65℃において30分間除去して、
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。11.6
kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElutip
Dクロマトグラフィーにより精製する。
【0131】2μgのpFBY5をCA緩衝液中でSa
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
【0132】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY96の中のampRと
反対方向に、そしてpFBY96R中のampRと同一
方向に転写される。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY96の中のampRと
反対方向に、そしてpFBY96R中のampRと同一
方向に転写される。
【0133】実施例21. pFBY97およびpFB
Y97Rの作製 2μgのpFBY94RをCA緩衝液中でSnaBIで
完全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で50
0ユニットのBAPで65℃において30分間除去し
て、ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をT
AE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1
1.6kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
Y97Rの作製 2μgのpFBY94RをCA緩衝液中でSnaBIで
完全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で50
0ユニットのBAPで65℃において30分間除去し
て、ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をT
AE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1
1.6kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
【0134】2μgのpFBY5をCA緩衝液中でSa
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
【0135】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY97の中のampRと
反対方向にそしてpFBY97R中のampRと同一方
向に転写される。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY97の中のampRと
反対方向にそしてpFBY97R中のampRと同一方
向に転写される。
【0136】実施例22. pFBY98およびpFB
Y98Rの作製 2μgのpFBY94をCA緩衝液中でSnaBIで完
全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500
ユニットのBAPで65℃において30分間除去して、
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。11.6
kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElutip
Dクロマトグラフィーにより精製する。
Y98Rの作製 2μgのpFBY94をCA緩衝液中でSnaBIで完
全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で500
ユニットのBAPで65℃において30分間除去して、
ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をTAE
緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。11.6
kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElutip
Dクロマトグラフィーにより精製する。
【0137】2μgのpFBY5をCA緩衝液中でSa
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
【0138】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY98の中のampRと
反対方向に、そしてpFBY98R中のampRと同一
方向に転写される。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY98の中のampRと
反対方向に、そしてpFBY98R中のampRと同一
方向に転写される。
【0139】実施例23. pFBY99およびpFB
Y99Rの作製 2μgのpFBY94RをCA緩衝液中でSnaBIで
完全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で50
0ユニットのBAPで65℃において30分間除去し
て、ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をT
AE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1
1.6kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
Y99Rの作製 2μgのpFBY94RをCA緩衝液中でSnaBIで
完全開裂する。5′−リン酸基をBAP緩衝液中で50
0ユニットのBAPで65℃において30分間除去し
て、ベクターの自己連結を防止する。これらの断片をT
AE緩衝液中0.8%のLGTゲル上で分離する。1
1.6kbp のバンドを切り出し、そしてDNAをElu
tipDクロマトグラフィーにより精製する。
【0140】2μgのpFBY5をCA緩衝液中でSa
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
lIで完全開裂する。これらの断片をTAE緩衝液中
0.8%のLGTゲル上で分離する。1.1kbp バンド
を切り出し、そしてDNAをElutipDクロマトグ
ラフィーにより精製する。断片を0.05mMずつのdA
TP,dCTP,dGTPおよびdTTPの存在下に3
7℃において30分間1ユニットのT4DNAポリメラ
ーゼで平滑末端化する。酵素を65℃に10分間加熱す
ることによって不活性化する。
【0141】約20ngの調製した断片を、1mMのATP
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY99の中のampRと
反対方向に、そしてpFBY99R中のampRと同一
方向に転写される。
および連結緩衝液の存在下に、0.5ユニットのT4リ
ガーゼにより室温において3時間一緒に連結する。この
連結混合物を使用して40μlのコンピテント大腸菌D
H5αF′細胞を形質転換し、そしてアンピシリン、X
galおよびIPTGを含有する2YTプレート上でプ
レイティングする。37℃において16時間インキュベ
ーションした後、白色コロニーを取り上げ、そしてPs
tIおよびEcoRIの消化を使用してミニスクリーニ
ングして、正しい挿入部の存在を確認する。GAPFL
yHIR発現カセットはpFBY99の中のampRと
反対方向に、そしてpFBY99R中のampRと同一
方向に転写される。
【0142】pFBY96,pFBY96R,pFBY
97,pFBY97R,pFBY98,pFBY98
R,pFBY99およびpFBY99Rは、対にグルー
プ化することができる組換えプラスミドによりサッカロ
ミセス・セレビシアエ(S.cerevisiae)の
中に形質転換されたとき、1組の崩壊性ベクターを形成
する。各対の両者のメンバーはほとんど正確に同一であ
り、FRT部位を含有する136bpの配列の相対的位置
が単に異なるだけである。こうして、pFBY96およ
びpFBY99は1つの対を形成し、pFBY96は非
対称的でありそしてpFBY99は対称的である。同様
に、対称的pFBY96Rは非対称的pFBY99Rと
対を形成し、対称的pFBY97は非対称的pFBY9
8と対を形成し、そして対称的pFBY97Rは非対称
的pFBY98Rと対を形成する。
97,pFBY97R,pFBY98,pFBY98
R,pFBY99およびpFBY99Rは、対にグルー
プ化することができる組換えプラスミドによりサッカロ
ミセス・セレビシアエ(S.cerevisiae)の
中に形質転換されたとき、1組の崩壊性ベクターを形成
する。各対の両者のメンバーはほとんど正確に同一であ
り、FRT部位を含有する136bpの配列の相対的位置
が単に異なるだけである。こうして、pFBY96およ
びpFBY99は1つの対を形成し、pFBY96は非
対称的でありそしてpFBY99は対称的である。同様
に、対称的pFBY96Rは非対称的pFBY99Rと
対を形成し、対称的pFBY97は非対称的pFBY9
8と対を形成し、そして対称的pFBY97Rは非対称
的pFBY98Rと対を形成する。
【0143】実施例24. サッカロミセス・セレビシ
アエ(S.cerevisiae)における対称的プラ
スミド対非対称的プラスミドの安定性の試験 すべての4つのpFBY12プラスミド、すべての8つ
のpFBY13プラスミド、およびすべてのpFBY9
6,pFBY97,pFBY98およびpFBY99
を、補充されたYNB上でleu2またはura3の栄
養要求変異の補完について選択することによって、サッ
カロミセス・セレビシアエ(S.cerevisia
e)株H449に形質転換する。
アエ(S.cerevisiae)における対称的プラ
スミド対非対称的プラスミドの安定性の試験 すべての4つのpFBY12プラスミド、すべての8つ
のpFBY13プラスミド、およびすべてのpFBY9
6,pFBY97,pFBY98およびpFBY99
を、補充されたYNB上でleu2またはura3の栄
養要求変異の補完について選択することによって、サッ
カロミセス・セレビシアエ(S.cerevisia
e)株H449に形質転換する。
【0144】少なくとも5つの独立のサッカロミセス・
セレビシアエ(S.cerevisiae)の形質転換
体をYNB+ロイシン上で単一のコロニーについてスト
リークアウトする。30℃において2日後、各形質転換
体からの単一のコロニーを10mlのチューブ中の2.5
mlのYDP(HE16)の中に取り上げて入れ、そして
200rpm および20℃において24時間増殖させる。
セレビシアエ(S.cerevisiae)の形質転換
体をYNB+ロイシン上で単一のコロニーについてスト
リークアウトする。30℃において2日後、各形質転換
体からの単一のコロニーを10mlのチューブ中の2.5
mlのYDP(HE16)の中に取り上げて入れ、そして
200rpm および20℃において24時間増殖させる。
【0145】細胞の数を光学密度から、又はヘモサイト
メーターで直接カウントすることによって推定し、そし
て各培養物をほぼ1000コロニー/mlに希釈する。各
試料のアリコートを3つのYPDプレート上にプレイテ
ィングする。30℃において2日後、これらを濾紙を使
用して適当な補充したYNB+ロイシン上にレプリカ
し、そして30℃においてさらに2日間インキュベーシ
ョンした後、プラスミドを含有するコロニーの数および
プラスミドをもはや含有しないコロニーの数をカウント
する。
メーターで直接カウントすることによって推定し、そし
て各培養物をほぼ1000コロニー/mlに希釈する。各
試料のアリコートを3つのYPDプレート上にプレイテ
ィングする。30℃において2日後、これらを濾紙を使
用して適当な補充したYNB+ロイシン上にレプリカ
し、そして30℃においてさらに2日間インキュベーシ
ョンした後、プラスミドを含有するコロニーの数および
プラスミドをもはや含有しないコロニーの数をカウント
する。
【0146】非選択的YPD培地中で24時間後にプラ
スミドを失う細胞の百分率として、プラスミドの安定性
を表す。ヒスチジンをすべてのYNB培地の中に含める
以外同一の方法で、サッカロミセス・セレビシアエ
(S.cerevisiae)株AB110(leu2
ura3his4)を使用して、これらの実験を反復す
る。データを次の表に記載する。
スミドを失う細胞の百分率として、プラスミドの安定性
を表す。ヒスチジンをすべてのYNB培地の中に含める
以外同一の方法で、サッカロミセス・セレビシアエ
(S.cerevisiae)株AB110(leu2
ura3his4)を使用して、これらの実験を反復す
る。データを次の表に記載する。
【0147】 表 1 形質転換したサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerevisiae)細胞 の中の対称的および非対称的2ミクロン−様ハイブリッドベクターの安定性 プラスミド r/l プラスミドを含有する細胞% H449 AB110 pFBY12 1.17 nd 30 pFBY12P 3.28 nd 63 pFBY12R 1.17 nd 3.5 pFBY12PR 3.28 nd 6.3 pFBY13 1.31 5.3 15 pFBY13P 3.65 5.8 28 pFBY13R 1.31 6.8 28 pFBY13PR 3.65 nd 43 pFBY13rev 1.31 1.8 3 pFBY13Prev 3.65 5.1 11 pFBY13revR 1.31 1.8 8 pFBY13revR 3.65 4.7 30 ndは決定せずを意味する。
【0148】r/lはプラスミドの2つの逆転反復FR
T部位の間の領域の長さの比である。表1におけるプラ
スミドは、XbaIの欠失の位置およびFRT部位にお
ける取り囲む領域のみが異なる対で配置される。異なる
プラスミドと異なる株との間の安定性のこの変更はこの
段階において完全には説明されず、そしてわれわれがこ
こにおいて観察するプラスミドの安定性は、自発的に極
めてまれに損失されるサッカロミセス・セレビシアエ
(S.cerevisiae)の天然2ミクロンのプラ
スミドの安定性(10-4/cl/ジェネレイション)と比
較して、非常にはすぐれない。
T部位の間の領域の長さの比である。表1におけるプラ
スミドは、XbaIの欠失の位置およびFRT部位にお
ける取り囲む領域のみが異なる対で配置される。異なる
プラスミドと異なる株との間の安定性のこの変更はこの
段階において完全には説明されず、そしてわれわれがこ
こにおいて観察するプラスミドの安定性は、自発的に極
めてまれに損失されるサッカロミセス・セレビシアエ
(S.cerevisiae)の天然2ミクロンのプラ
スミドの安定性(10-4/cl/ジェネレイション)と比
較して、非常にはすぐれない。
【0149】活性FRTの相対的位置においてのみ異な
りそれ以外は同一の2つのプラスミドを比較するとき、
より対称性の構成体は、広い範囲の絶対的安定性にわた
って、非対称のものより絶えず安定性であることが明ら
かである。ハイブリッドの2ミクロンのプラスミドのこ
の不安定性に影響を及ぼす1つの因子は、酵母プラスミ
ドの中の細菌性配列の存在である。これはPCT特許出
願WO88/08027において発表され、そして表2
に示す結果により確認される。
りそれ以外は同一の2つのプラスミドを比較するとき、
より対称性の構成体は、広い範囲の絶対的安定性にわた
って、非対称のものより絶えず安定性であることが明ら
かである。ハイブリッドの2ミクロンのプラスミドのこ
の不安定性に影響を及ぼす1つの因子は、酵母プラスミ
ドの中の細菌性配列の存在である。これはPCT特許出
願WO88/08027において発表され、そして表2
に示す結果により確認される。
【0150】 表2 プラスミド r/l プラスミドを含有するサッカロミセス・ セレビシアエ細胞(AB100)% pFBY8R 2.31 0.6 pFBY12R 1.17 3.5 pFBY12PR 3.28 6.3 pFBY8Rは、すべての3つの活性FRT部位を有
し、それゆえサッカロミセス・セレビシアエ(S.ce
revisiae)の中で増殖するとき、細菌由来のp
TZ18R配列を欠失する以外、pFBY12Rおよび
12RPRと同一である。
し、それゆえサッカロミセス・セレビシアエ(S.ce
revisiae)の中で増殖するとき、細菌由来のp
TZ18R配列を欠失する以外、pFBY12Rおよび
12RPRと同一である。
【0151】pFBY8RはpFBY12Rほど対称で
はないが、多分pUC配列を含有するので、より安定性
である。すべてのこれらのプラスミドの細菌性配列のフ
リッピングおよび欠失は、これらの形質転換体から抽出
されたサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerev
isiae)のゲノムDNAのサザンブロットハイブリ
ダイゼーションにより確認される。
はないが、多分pUC配列を含有するので、より安定性
である。すべてのこれらのプラスミドの細菌性配列のフ
リッピングおよび欠失は、これらの形質転換体から抽出
されたサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerev
isiae)のゲノムDNAのサザンブロットハイブリ
ダイゼーションにより確認される。
【0152】対称的でありかつpUCを欠くベクターの
安定性を評価するために、1組のプラスミドpFBY9
6,pFBY97,pFBY98,pFBY99および
それらのR誘導体を作製する。これらをサッカロミセス
・セレビシアエ(S.cerevisiae)H449
に形質転換し、そしてそれらの安定性を比較する。結果
を表3に示す。
安定性を評価するために、1組のプラスミドpFBY9
6,pFBY97,pFBY98,pFBY99および
それらのR誘導体を作製する。これらをサッカロミセス
・セレビシアエ(S.cerevisiae)H449
に形質転換し、そしてそれらの安定性を比較する。結果
を表3に示す。
【0153】表3におけるプラスミドは、136bpのF
RT部位の位置のみが異なる対で配置される。再び、よ
り対称的なプラスミドは対応する非対称的誘導体より安
定性であることが明らかである。 表3 プラスミド r/l プラスミドの喪失% pFBY96 1.02 3.2 pFBY99 1.8 1.3 pFBY96R 1.02 10.2 pFBY99R 1.8 2.9 pFBY97 1.02 2.9 pFBY98 1.8 0.7 pFBY97R 1.02 7.3 pFBY98R 1.8 1.8
RT部位の位置のみが異なる対で配置される。再び、よ
り対称的なプラスミドは対応する非対称的誘導体より安
定性であることが明らかである。 表3 プラスミド r/l プラスミドの喪失% pFBY96 1.02 3.2 pFBY99 1.8 1.3 pFBY96R 1.02 10.2 pFBY99R 1.8 2.9 pFBY97 1.02 2.9 pFBY98 1.8 0.7 pFBY97R 1.02 7.3 pFBY98R 1.8 1.8
【0154】実施例25. ヒルジンの対称プラスミド
からの生産 異種タンパク質の産生のためのベクターとしてこれらの
ベクターの有用性を評価するために、pFBY27およ
びpFBY27R、並びにpFBY79およびpFBY
79Rを作製する。
からの生産 異種タンパク質の産生のためのベクターとしてこれらの
ベクターの有用性を評価するために、pFBY27およ
びpFBY27R、並びにpFBY79およびpFBY
79Rを作製する。
【0155】pFBY27およびpFBY27Rは、U
RA3マーカー、およびURA3と同一大きさのヒルジ
ン発現カセットを含有して、1.02のr/l比を与え
る。非選択的培地中で24時間増殖させることによっ
て、H449中で安定性について評価すると、プラスミ
ド不含細胞の百分率は0.5%より小さい。pFBY7
9及びpFBY79Rは、プラスミドの半分に2kbのL
EU2挿入部および他方にヒルジンの発現カセットを含
有して、0.87のr/l比、およびH449中で0.
2%のプラスミドの損失の24時間の安定性を与える。
RA3マーカー、およびURA3と同一大きさのヒルジ
ン発現カセットを含有して、1.02のr/l比を与え
る。非選択的培地中で24時間増殖させることによっ
て、H449中で安定性について評価すると、プラスミ
ド不含細胞の百分率は0.5%より小さい。pFBY7
9及びpFBY79Rは、プラスミドの半分に2kbのL
EU2挿入部および他方にヒルジンの発現カセットを含
有して、0.87のr/l比、およびH449中で0.
2%のプラスミドの損失の24時間の安定性を与える。
【0156】H449に形質転換したこれらのプラスミ
ドを震盪フラスコ中で増殖させ、そしてヒルジンについ
てアッセイする。形質転換体をYNB+グルコース+ロ
イシンの固体培地上で単一のコロニーについてストリー
キングする。単一のコロニーを250mlのフラスコの中
の50mlの最小培地(8.4gのL Dicoイースト
・ニトロゲン・ベース、アミノ酸不含、10gのL−ア
スパラギン、1gのL−ヒスチジン、40mg/lのL−
ロイシン、2%のグルコース)の中に接種し、そして1
80rpm および30℃において70時間増殖させる。試
料をアッセイのために取り出す。次いで、培養物をYP
D中に1:10に希釈し、そして180rpm および30
℃においてさらにインキュベーションする。試料を24
時間毎に取り出す。3000gで5分間遠心することに
よって上澄み液を試料から取り、そしてアッセイに直接
使用する。
ドを震盪フラスコ中で増殖させ、そしてヒルジンについ
てアッセイする。形質転換体をYNB+グルコース+ロ
イシンの固体培地上で単一のコロニーについてストリー
キングする。単一のコロニーを250mlのフラスコの中
の50mlの最小培地(8.4gのL Dicoイースト
・ニトロゲン・ベース、アミノ酸不含、10gのL−ア
スパラギン、1gのL−ヒスチジン、40mg/lのL−
ロイシン、2%のグルコース)の中に接種し、そして1
80rpm および30℃において70時間増殖させる。試
料をアッセイのために取り出す。次いで、培養物をYP
D中に1:10に希釈し、そして180rpm および30
℃においてさらにインキュベーションする。試料を24
時間毎に取り出す。3000gで5分間遠心することに
よって上澄み液を試料から取り、そしてアッセイに直接
使用する。
【0157】ヒルジンをトロンビンのその濃度依存性阻
害によりアッセイする。トロンビンの活性を発色性ペプ
チド基質であるトシル−グリシル−ポリル−アルギニン
−4−ニトロアニリドアセテート(Chromzym
TH、ドイツ国ベーリンガーマンハイム)からのp−ニ
トロ−アニリンの解放により追跡する。使用した緩衝液
は0.2M Tris−HCl(pH7.5)、1M N
aCl、0.01%のウシ血清アルブミンである。すべ
てのアッセイはマイクロタイタープレート中で実施す
る。各ウェルは50μlのヒトトロンビン(Novab
iochem、スイス国レーフェルフィンゲン)を含有
する。反応は150μlの基質(333μg/ml)の添
加により開始する。
害によりアッセイする。トロンビンの活性を発色性ペプ
チド基質であるトシル−グリシル−ポリル−アルギニン
−4−ニトロアニリドアセテート(Chromzym
TH、ドイツ国ベーリンガーマンハイム)からのp−ニ
トロ−アニリンの解放により追跡する。使用した緩衝液
は0.2M Tris−HCl(pH7.5)、1M N
aCl、0.01%のウシ血清アルブミンである。すべ
てのアッセイはマイクロタイタープレート中で実施す
る。各ウェルは50μlのヒトトロンビン(Novab
iochem、スイス国レーフェルフィンゲン)を含有
する。反応は150μlの基質(333μg/ml)の添
加により開始する。
【0158】プレートを37℃において2時間インキュ
ベーションし、そして光学密度をダイナテク(Dyna
tech)MR600マイクロタイタープレートのリー
ダーにより405nmにおいて読む。トロンビンは非阻害
対照ウェル中で0.8OD40 5 に到達する濃度で使用す
る。すべての光学密度は、インキュベーションの開始前
に決定したOD405 について補正する。未知のヒルジン
濃度は、6つのヒルジン濃度で得られた標準曲線から計
算する。すべての測定は少なくとも二重反復試験におい
て実施する。アッセイは試料のアッセイ前に100倍の
希釈を可能とするために十分に感受性である。
ベーションし、そして光学密度をダイナテク(Dyna
tech)MR600マイクロタイタープレートのリー
ダーにより405nmにおいて読む。トロンビンは非阻害
対照ウェル中で0.8OD40 5 に到達する濃度で使用す
る。すべての光学密度は、インキュベーションの開始前
に決定したOD405 について補正する。未知のヒルジン
濃度は、6つのヒルジン濃度で得られた標準曲線から計
算する。すべての測定は少なくとも二重反復試験におい
て実施する。アッセイは試料のアッセイ前に100倍の
希釈を可能とするために十分に感受性である。
【0159】結果が明瞭に示すように、対称的プラスミ
ドは安定性であるばかりでなく、かつまた対応する非対
称的プラスミドより25%まで多くのヒルジンを産生す
る。実施例26. IGF−Iの対称プラスミドからの生産 これらのより安定な対称的プラスミドを使用するIGF
−Iの発現のために、pFBY66およびpFBY66
R、並びにpFBY79IGFおよびpFBY79IG
FRを作製する。これらのプラスミドは対称的であり、
そしてサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerev
isiae)中で増殖したとき、細菌由来のpUC配列
を含有しないように設計される。
ドは安定性であるばかりでなく、かつまた対応する非対
称的プラスミドより25%まで多くのヒルジンを産生す
る。実施例26. IGF−Iの対称プラスミドからの生産 これらのより安定な対称的プラスミドを使用するIGF
−Iの発現のために、pFBY66およびpFBY66
R、並びにpFBY79IGFおよびpFBY79IG
FRを作製する。これらのプラスミドは対称的であり、
そしてサッカロミセス・セレビシアエ(S.cerev
isiae)中で増殖したとき、細菌由来のpUC配列
を含有しないように設計される。
【0160】pFBY66およびpFBY66Rは、U
RA3マーカー、およびURA3と同一の大きさのIG
F−I発現カセットを含有して、1.15のr/l比を
与える。非選択的培地中で増殖させることによってAB
110の中の安定性をアッセイするとき、プラスミドを
含有しない細胞の百分率は、pFBY66について3.
6%およびpFBY66Rについて0.6%であり、こ
れに対して同一株における非対称的プラスミドpDP3
4A−GAPDH−AFL−IGF1−AFTについて
は37%である。
RA3マーカー、およびURA3と同一の大きさのIG
F−I発現カセットを含有して、1.15のr/l比を
与える。非選択的培地中で増殖させることによってAB
110の中の安定性をアッセイするとき、プラスミドを
含有しない細胞の百分率は、pFBY66について3.
6%およびpFBY66Rについて0.6%であり、こ
れに対して同一株における非対称的プラスミドpDP3
4A−GAPDH−AFL−IGF1−AFTについて
は37%である。
【0161】AB110に形質転換したこれらのプラス
ミドを震盪フラスコの中で標準条件下に増殖させ、そし
てIGF−Iについてアッセイする。6.5g/lの酵
母エキス、4.5g/lのカサミノ酸および30g/l
のグルコースを含有する富化培地を、非選択的前培養培
地として使用する。主培養は、30g/Lのグルコー
ス、8.5g/Lのカサミノ酸および要求されるアミノ
酸を補充した1.7g/Lのイースト・ニトロゲン・ベ
ースを含有するウラシル選択的培地中で実施する。通
常、サッカロミセス・セレビシアエ(S.cerevi
siae)細胞を、28℃および180rpm において、
前培地および主培地中で50mlの体積で72時間までの
間増殖させる。
ミドを震盪フラスコの中で標準条件下に増殖させ、そし
てIGF−Iについてアッセイする。6.5g/lの酵
母エキス、4.5g/lのカサミノ酸および30g/l
のグルコースを含有する富化培地を、非選択的前培養培
地として使用する。主培養は、30g/Lのグルコー
ス、8.5g/Lのカサミノ酸および要求されるアミノ
酸を補充した1.7g/Lのイースト・ニトロゲン・ベ
ースを含有するウラシル選択的培地中で実施する。通
常、サッカロミセス・セレビシアエ(S.cerevi
siae)細胞を、28℃および180rpm において、
前培地および主培地中で50mlの体積で72時間までの
間増殖させる。
【0162】培地の中のIGF−Iの濃度は、逆相HP
LCにより決定する。サッカロミセス・セレビシアエ
(S.cerevisiae)培養物の10mlの試料を
3000gにおいて5分間遠心する。上澄み液を取り出
し、そして15%のH2 SO4 でpH3.0に調節する。
50μlのこの調節した培地をC18カラム(Ncule
osil C18、4×120mm、30mm、球形5μm、
Macherey−Nagel、ドイツ国デューレン)
のHPLCにより分離する。溶離は室温において緩衝液
A(0.1%v/vのトリフルオロ酢酸)および緩衝液
B(0.075%のトリフルオロ酢酸を含有する80%
v/vアセトニトリルおよび20%の緩衝液A)の直線
の勾配を使用して実施する。緩衝液Bの含量は1分で1
0%から31%に増加し、1.5ml/分の流速で8分間
平等に保持する。溶離液を紫外線により214nmでモニ
ターする。IGF−Iの含量は、タンパク質のピークを
既知の標準試料のピーク面積と比較することによって計
算する。
LCにより決定する。サッカロミセス・セレビシアエ
(S.cerevisiae)培養物の10mlの試料を
3000gにおいて5分間遠心する。上澄み液を取り出
し、そして15%のH2 SO4 でpH3.0に調節する。
50μlのこの調節した培地をC18カラム(Ncule
osil C18、4×120mm、30mm、球形5μm、
Macherey−Nagel、ドイツ国デューレン)
のHPLCにより分離する。溶離は室温において緩衝液
A(0.1%v/vのトリフルオロ酢酸)および緩衝液
B(0.075%のトリフルオロ酢酸を含有する80%
v/vアセトニトリルおよび20%の緩衝液A)の直線
の勾配を使用して実施する。緩衝液Bの含量は1分で1
0%から31%に増加し、1.5ml/分の流速で8分間
平等に保持する。溶離液を紫外線により214nmでモニ
ターする。IGF−Iの含量は、タンパク質のピークを
既知の標準試料のピーク面積と比較することによって計
算する。
【0163】対称な安定なプラスミドpFBY66およ
び66Rは、対応する非対称プラスミドより2倍多くの
IGF−Iを産生する。微生物の寄託 次のプラスミドをもつE.coli DH5αF′は、
ブダベスト条約の規定に従い、1990年12月14日
にドイチェ・サムルング・フォン・ミクロオルガニスメ
ン・ウント・ゼルクツレン(Deutsche Sam
mlung von Mikrooganismen
und Zellkulturen)(Mascher
oder Weg 1b,D−3300 Brauns
chwieg)に寄託された:プラスミド 寄託番号 pFBY2 DSM6271 pFBY4 DSM6272 pFBY5 DSM6273 pFBY7 DSM6274 pFBY29 DSM6275 pFBY65 DSM6276
び66Rは、対応する非対称プラスミドより2倍多くの
IGF−Iを産生する。微生物の寄託 次のプラスミドをもつE.coli DH5αF′は、
ブダベスト条約の規定に従い、1990年12月14日
にドイチェ・サムルング・フォン・ミクロオルガニスメ
ン・ウント・ゼルクツレン(Deutsche Sam
mlung von Mikrooganismen
und Zellkulturen)(Mascher
oder Weg 1b,D−3300 Brauns
chwieg)に寄託された:プラスミド 寄託番号 pFBY2 DSM6271 pFBY4 DSM6272 pFBY5 DSM6273 pFBY7 DSM6274 pFBY29 DSM6275 pFBY65 DSM6276
【0164】
【配列表】配列番号:1 配列の長さ:41 配列の種類:DNA トポロジー:直鎖状 鎖の数:一本鎖 特徴:プラスミドpFBY88RにBglII部位を挿入
するための変異原PCRプライマー 配列 GGTTTTTTGA AAGTGCGAGA TCTTCTTCAG AGCGCTTTTG G 41
するための変異原PCRプライマー 配列 GGTTTTTTGA AAGTGCGAGA TCTTCTTCAG AGCGCTTTTG G 41
【図1】図1は崩壊性プラスミドpFBY2の物理的地
図を示す。
図を示す。
【図2】図2は崩壊性プラスミドpFBY2のFRT部
位すなわちFRT−1及びFRT−2間のインビトロ又
はインビボ組換えから生ずるプラスミドを示す。
位すなわちFRT−1及びFRT−2間のインビトロ又
はインビボ組換えから生ずるプラスミドを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:865) (C12P 21/00 C12R 1:19)
Claims (31)
- 【請求項1】 環形の逆方向に反復するFRT領域間の
2つの領域がおよそ同じ長さを有する、酵母2ミクロン
−様プラスミド誘導体。 - 【請求項2】 S.セレビシエー(S.cerevis
iae)2ミクロンプラスミドに由来する、請求項1に
記載の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項3】 対称的2ミクロン−様ハイブリドベクタ
ーである、請求項1に記載の酵母2ミクロン−様プラス
ミド誘導体。 - 【請求項4】 細菌性DNA配列を含有しない、請求項
3に記載の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項5】 それにより形質転換された酵母細胞中で
対称的2ミクロン−様ハイブリドベクターを生じさせる
2ミクロン−様崩壊性ベクターである、請求項1に記載
の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項6】 チゴサッカロミセス・バイリー(Zyg
osaccharomyces bailii)からの
プラスミドpSB1もしくはpSB2、Z.ルーキシー
(Z.rouxii)からのプラスミドpSR2、Z.
ビスポルス(Z.bisporus)からのプラスミド
pSB3、Z.フェルメンタニ(Z.fermenta
ni)からのプラスミドpSM1、クルイベロミセス・
ドロソフィラルム(Kluyveromyces dr
osophilarum)からのプラスミドpKD1、
又はS.セレビシエーからの2ミクロンプラスミドに由
来する、請求項1に記載の酵母2ミクロン−様プラスミ
ド誘導体。 - 【請求項7】 S.セレビシエーの2ミクロンプラスミ
ドに由来する、請求の範囲第1項に記載の酵母2ミクロ
ン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項8】 2個の逆方向に反復するFRT部位間に
位置する領域が約1:1〜約5:4の比率を有する、請
求項1に記載の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項9】 大きい方の領域が小さい方の領域より約
20%以下大きい、請求項1に記載の酵母2ミクロン−
様プラスミド誘導体。 - 【請求項10】 大きい方の領域が小さい方の領域より
約15%以下大きい、請求項9に記載の酵母2ミクロン
−様プラスミド誘導体。 - 【請求項11】 大きい方の領域が小さい方の領域より
約10%以下大きい、請求項10に記載の酵母2ミクロ
ン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項12】 大きい方の領域が小さい方の領域より
約5%以下大きい、請求項11に記載の酵母2ミクロン
−様プラスミド誘導体。 - 【請求項13】 ウイルス、原核細胞又は真核細胞に由
来する異種性構造遺伝子を含んで成る、請求項1に記載
の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項14】 前記構造遺伝子が、栄養素の生産のた
め又は化学における酵素反応を行うために使用され得る
酵素、あるいは栄養素として、又はヒトもしくは動物の
疾患の治療のため又はその予防のために有用であり且つ
価値があるポリペプチド、例えばホルモン、免疫調節
性、抗−ウイルス性又は抗−腫瘍性を有するポリペプチ
ド、抗体、ウイルス抗原、ワクチン、凝固因子、食料等
をコードしている、請求項13に記載の酵母2ミクロン
−様プラスミド誘導体。 - 【請求項15】 前記構造遺伝子がヒトα−インターフ
ェロンもしくはハイブリドインターフェロン、ヒト組織
プラスミノーゲン活性化因子(t−PA)、肝炎Bウイ
ルス表面抗原(HBVsAg)、インシュリン−様成長
因子I及びII、エグリンC又はデスルファトヒルジン、
例えば変形体HV1をコードしている、請求項14に記
載の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項16】 前記構造遺伝子がハイブリドインター
フェロンBDBBをコードしている、請求項15に記載
の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項17】 前記構造遺伝子がデスルファトヒルジ
ンをコードしている、請求項15に記載の酵母2ミクロ
ン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項18】 pFBY12,pFBY12R,pF
BY13,pFBY13R,pFBY13rev、及び
pFBY13revRから成る群から選択された、請求
項1に記載の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体。 - 【請求項19】 pFBY27,pFBY27R,pF
BY27rev,pFBY27revR,pFBY6
6,pFBY66R,pFBY98,pFBY98R,
pFBY99及びpFBY99Rから成る群から選択さ
れた、請求項1に記載の酵母2ミクロン−様プラスミド
誘導体。 - 【請求項20】 常用の化学的もしくは生物学的インビ
トロ合成法又は組換えDNA技法を用いて、請求項1に
記載の酵母2ミクロン−様プラスミド誘導体を製造する
方法。 - 【請求項21】 常用の組換えDNA技法を用いる、請
求項20に記載の方法。 - 【請求項22】 (a)常法を用いての適当なDNA断
片のインビトロ連結、 (b)段階(a)で得られた連結混合物による適当な宿
主の形質転換、 (c)常法による陽性形質転換体の選択、 (d)段階(c)において選択された陽性形質転換体の
増加、及び (e)常法によるベクターの単離、 の段階を含んで成る、請求項21に記載の方法。 - 【請求項23】 請求項1に記載の酵母2ミクロン−様
プラスミド誘導体により形質転換された宿主。 - 【請求項24】 pFBY27,pFBY27R,pF
BY27rev,pFBY27revR,pFBY6
6,pFBY66R,pFBY98,pFBY98R,
pFBY99又はpFBY99Rにより形質転換された
大腸菌から成る宿主群から選択された、請求項23に記
載の形質転換された宿主。 - 【請求項25】 pFBY27,pFBY27R,pF
BY27rev,pFBY27revR,pFBY6
6,pFBY66R,pFBY98,pFBY98R,
pFBY99,pFBY99R,pFBY12,pFB
Y12R,pFBY13,pFBY13R,pFBY1
3rev又はpFBY13revRにより形質転換され
たS.セレビシエーから成る群から選択された、請求項
23に記載の形質転換された宿主。 - 【請求項26】 (a)適当な宿主を形質転換し、そし
て (b)場合によっては選択条件の存在下で前記形質転換
された宿主を栄養培地中で培養する、 段階を含んで成る、請求項23に記載の形質転換された
宿主の製造方法。 - 【請求項27】 酵母ポリペプチド又は非酵母ポリペプ
チドの製造方法であって、 (a)酵母で機能するプロモーター、酵母で機能するシ
グナルペプチドをコードするシグナル配列、酵母ポリペ
プチド又は非酵母ポリペプチドをコードする構造遺伝
子、及び場合によっては酵母で機能するターミネーター
から成る発現カセットを含有する対称的2ミクロン−様
ハイブリドベクターにより形質転換された酵母株を培養
し、そして (b)常法により前記ポリペプチドを単離する、 ことを含んで成る方法。 - 【請求項28】 前記形質転換された宿主を回分培養に
おいて培養する、請求項27に記載の方法。 - 【請求項29】 前記形質転換された宿主を連続培養に
おいて培養する、請求項27に記載の方法。 - 【請求項30】 GAPDHプロモーター、α−ファク
ターシグナル配列及びα−ファクターターミネーターの
制御のもとに、S.セレビシエーにおいてヒルジンが生
産される、請求項27に記載の方法。 - 【請求項31】 GAPDHプロモーター、α−ファク
ターシグナル配列及びα−ファクターターミネーターの
制御のもとに、S.セレビシエーによりIGF−Iが生
産される、請求項27に記載の方法。
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