JPH0577167B2 - - Google Patents
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- JPH0577167B2 JPH0577167B2 JP25408984A JP25408984A JPH0577167B2 JP H0577167 B2 JPH0577167 B2 JP H0577167B2 JP 25408984 A JP25408984 A JP 25408984A JP 25408984 A JP25408984 A JP 25408984A JP H0577167 B2 JPH0577167 B2 JP H0577167B2
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F29/00—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00
- H01F29/02—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings
- H01F29/04—Variable transformers or inductances not covered by group H01F21/00 with tappings on coil or winding; with provision for rearrangement or interconnection of windings having provision for tap-changing without interrupting the load current
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、例えば変圧器のタツプ巻線におけ
る電圧タツプの切換装置に関するものであり、特
に、サイリスタおよび非線形抵抗からなる負荷時
タツプ切換装置に関するものである。 〔従来の技術〕 従来のこの種の装置としては、第3図に例示さ
れた構成のものがある。この第3図において、1
は変圧器のタツプ巻線、2,3は電圧タツプであ
つて、タツプ巻線1の所要個所に隣接して設けら
れたもの、4は電圧タツプ2,3等を選択するた
めのタツプ選択器(図示されていない)の一方の
可動接触子、5は前記タツプ選択器の他方の可動
接触子、6,7はサイリスタ、8はこれらのサイ
リスタ6,7からなるサイリスタスイツチ、9は
非線形抵抗素子であつて、例えば酸化亜鉛を主成
分とするものであり、可動接触子4,5はタツプ
上昇時またはタツプ下降時において非線形抵抗素
子9が接続された可動接触子5が先行し、サイリ
スタスイツチ8が接続された可動接触子4が可動
接触子5と所定の間隔を保つて追随して移動する
ように構成されている。10は補助接触子であつ
て、可動接触子4および5と機械的に連動される
もの、そして、11は点弧制御装置である。な
お、補助接触子10は、その閉(開)のとき、サ
イリスタスイツチ8が導通(非導通)の状態とな
るものであり、また、点弧制御装置11は、サイ
リスタ6および7の点弧制御をして、サイリスタ
スイツチ8の開閉動作を行なうためのものであ
る。こゝで、非線形抵抗素子9の制限電圧は、隣
接する電圧タツプ2,3間の電位差の瞬時最大値
よりも大であり、タツプ巻線1の各電圧タツプに
おけるタツプ電圧に比べて充分に小さいものとす
る。 次に、上記された従来のこの種の装置の動作を
第4図の動作説明図にしたがつて説明する。第4
図aは、タツプ巻線1の電圧タツプ2において定
常状態にある場合を示すものであり、このときに
は、補助接触子10が閉じているために、サイリ
スタスイツチ8は点弧制御装置11によつて導通
状態にされている。したがつて、負荷電流は、電
圧タツプ2からサイリスタスイツチ8を通して所
定の負荷(図示されない)に供給されることにな
る。また、第4図fは、電圧タツプ3において定
常状態にある場合を示すものであり、このときに
も、補助接触子10が閉じているために、サイリ
スタスイツチ8は点弧制御装置11によつて導通
状態にされている。したがつて、負荷電流は、電
圧タツプ3からサイリスタスイツチ8を通して負
荷に供給されることになる。 こゝで、従来のこの種の装置が、第4図aの状
態から第4図fの状態に切換えられていくタツプ
下降過程を説明する。先ず、第2図bに示される
ように、可動接触子5が電圧タツプ2との接触か
ら外れる。このときには、補助接触子10は閉じ
た状態にあり、サイリスタスイツチ8は点弧制御
装置11により導通された状態にあるために、負
荷電流は可動接触子4を通して負荷に供給され
る。次の段階で、第4図cに示されるように、可
動接触子4は電圧タツプ2に接触され、また、可
動接触子5は電圧タツプ3に接触される。このと
きは、サイリスタスイツチ8が導通状態にあるこ
とから、非線形抵抗素子9には電圧タツプ2と3
との間の電位差に相当する電圧が印加されるけれ
ども、この非線形抵抗素子9に対して設定される
制限電圧が前記電位差の瞬時最大値よりも大きく
設定されているために、電圧タツプ2と3との間
の電位差によるタツプ間の橋絡電流が前記非線形
抵抗素子9を通して流れることはない。なお、負
荷電流は、電圧タツプ2、可動接触子4およびサ
イリスタスイツチ8を通して負荷に供給されてい
る。このとき、可動接触子4および5と連動する
補助接触子10がその状態を閉から開へと変化
し、このために、点弧制御装置11はサイリスタ
スイツチ8の状態を導通から非導通に変化させ
る。このときには、非線形抵抗素子9の制限電圧
がタツプ電圧よりも充分に低くされていることか
ら、負荷電流は、電圧タツプ3、可動接触子5お
よび非線形抵抗素子9を通して負荷に供給され
る。次に、第2図dに示されるように、可動接触
子4は電圧タツプ2との接触を外れるが、このと
きにはサイリスタスイツチ8が非導通状態にある
ために、前記可動接触子4が負荷電流をしや断
し、発弧させることはない。このとき、負荷電流
は、電圧タツプ3、可動接触子5および非線形抵
抗素子9を通して負荷に供給される。次に、第4
図eに示されているように、可動接触子4が電圧
タツプ3と接触するけれども、サイリスタスイツ
チ8が非導通状態にあるために、負荷電流の投入
による発弧が生ずることはない。このとき、負荷
電流は、第4図dの場合と同様に、電圧タツプ
3、可動接触子5および非線形抵抗素子9を通し
て負荷に供給される。最後に、第4図fに示され
るように、補助接触子10の状態が開から閉に変
化し、サイリスタスイツチ8は点弧制御装置11
によつて導通状態にされる。このために、負荷電
流は、電圧タツプ3、可動接触子4およびサイリ
スタスイツチ8を通して負荷に供給され、これで
所要の切換動作が完了したことになる。 この第4図に示されている従来のこの種の装置
の動作説明図において、可動接触子4と5との間
の電位差VSTEP、および、サイリスタスイツチ8
の両端の電位差VSCRの有無の如何を、第4図aな
いしfの状態に対応してまとめたものが下記の第
1表に示されている。なお、この第1表の状態(c)
は第4図cにおいてサイリスタスイツチ8が導通
しているときの状態に対応するものであり、ま
た、状態(c′)は前記第4図cにおいてサイリス
タスイツチ8が非導通であるときの状態に対応す
るものである。
る電圧タツプの切換装置に関するものであり、特
に、サイリスタおよび非線形抵抗からなる負荷時
タツプ切換装置に関するものである。 〔従来の技術〕 従来のこの種の装置としては、第3図に例示さ
れた構成のものがある。この第3図において、1
は変圧器のタツプ巻線、2,3は電圧タツプであ
つて、タツプ巻線1の所要個所に隣接して設けら
れたもの、4は電圧タツプ2,3等を選択するた
めのタツプ選択器(図示されていない)の一方の
可動接触子、5は前記タツプ選択器の他方の可動
接触子、6,7はサイリスタ、8はこれらのサイ
リスタ6,7からなるサイリスタスイツチ、9は
非線形抵抗素子であつて、例えば酸化亜鉛を主成
分とするものであり、可動接触子4,5はタツプ
上昇時またはタツプ下降時において非線形抵抗素
子9が接続された可動接触子5が先行し、サイリ
スタスイツチ8が接続された可動接触子4が可動
接触子5と所定の間隔を保つて追随して移動する
ように構成されている。10は補助接触子であつ
て、可動接触子4および5と機械的に連動される
もの、そして、11は点弧制御装置である。な
お、補助接触子10は、その閉(開)のとき、サ
イリスタスイツチ8が導通(非導通)の状態とな
るものであり、また、点弧制御装置11は、サイ
リスタ6および7の点弧制御をして、サイリスタ
スイツチ8の開閉動作を行なうためのものであ
る。こゝで、非線形抵抗素子9の制限電圧は、隣
接する電圧タツプ2,3間の電位差の瞬時最大値
よりも大であり、タツプ巻線1の各電圧タツプに
おけるタツプ電圧に比べて充分に小さいものとす
る。 次に、上記された従来のこの種の装置の動作を
第4図の動作説明図にしたがつて説明する。第4
図aは、タツプ巻線1の電圧タツプ2において定
常状態にある場合を示すものであり、このときに
は、補助接触子10が閉じているために、サイリ
スタスイツチ8は点弧制御装置11によつて導通
状態にされている。したがつて、負荷電流は、電
圧タツプ2からサイリスタスイツチ8を通して所
定の負荷(図示されない)に供給されることにな
る。また、第4図fは、電圧タツプ3において定
常状態にある場合を示すものであり、このときに
も、補助接触子10が閉じているために、サイリ
スタスイツチ8は点弧制御装置11によつて導通
状態にされている。したがつて、負荷電流は、電
圧タツプ3からサイリスタスイツチ8を通して負
荷に供給されることになる。 こゝで、従来のこの種の装置が、第4図aの状
態から第4図fの状態に切換えられていくタツプ
下降過程を説明する。先ず、第2図bに示される
ように、可動接触子5が電圧タツプ2との接触か
ら外れる。このときには、補助接触子10は閉じ
た状態にあり、サイリスタスイツチ8は点弧制御
装置11により導通された状態にあるために、負
荷電流は可動接触子4を通して負荷に供給され
る。次の段階で、第4図cに示されるように、可
動接触子4は電圧タツプ2に接触され、また、可
動接触子5は電圧タツプ3に接触される。このと
きは、サイリスタスイツチ8が導通状態にあるこ
とから、非線形抵抗素子9には電圧タツプ2と3
との間の電位差に相当する電圧が印加されるけれ
ども、この非線形抵抗素子9に対して設定される
制限電圧が前記電位差の瞬時最大値よりも大きく
設定されているために、電圧タツプ2と3との間
の電位差によるタツプ間の橋絡電流が前記非線形
抵抗素子9を通して流れることはない。なお、負
荷電流は、電圧タツプ2、可動接触子4およびサ
イリスタスイツチ8を通して負荷に供給されてい
る。このとき、可動接触子4および5と連動する
補助接触子10がその状態を閉から開へと変化
し、このために、点弧制御装置11はサイリスタ
スイツチ8の状態を導通から非導通に変化させ
る。このときには、非線形抵抗素子9の制限電圧
がタツプ電圧よりも充分に低くされていることか
ら、負荷電流は、電圧タツプ3、可動接触子5お
よび非線形抵抗素子9を通して負荷に供給され
る。次に、第2図dに示されるように、可動接触
子4は電圧タツプ2との接触を外れるが、このと
きにはサイリスタスイツチ8が非導通状態にある
ために、前記可動接触子4が負荷電流をしや断
し、発弧させることはない。このとき、負荷電流
は、電圧タツプ3、可動接触子5および非線形抵
抗素子9を通して負荷に供給される。次に、第4
図eに示されているように、可動接触子4が電圧
タツプ3と接触するけれども、サイリスタスイツ
チ8が非導通状態にあるために、負荷電流の投入
による発弧が生ずることはない。このとき、負荷
電流は、第4図dの場合と同様に、電圧タツプ
3、可動接触子5および非線形抵抗素子9を通し
て負荷に供給される。最後に、第4図fに示され
るように、補助接触子10の状態が開から閉に変
化し、サイリスタスイツチ8は点弧制御装置11
によつて導通状態にされる。このために、負荷電
流は、電圧タツプ3、可動接触子4およびサイリ
スタスイツチ8を通して負荷に供給され、これで
所要の切換動作が完了したことになる。 この第4図に示されている従来のこの種の装置
の動作説明図において、可動接触子4と5との間
の電位差VSTEP、および、サイリスタスイツチ8
の両端の電位差VSCRの有無の如何を、第4図aな
いしfの状態に対応してまとめたものが下記の第
1表に示されている。なお、この第1表の状態(c)
は第4図cにおいてサイリスタスイツチ8が導通
しているときの状態に対応するものであり、ま
た、状態(c′)は前記第4図cにおいてサイリス
タスイツチ8が非導通であるときの状態に対応す
るものである。
上記された従来の負荷時タツプ切換装置は、そ
の中に組込まれているサイリスタスイツチの導
通、非導通の制御を、可動接触子と機械的に連動
する補助接触子の開閉動作によつて行なつていた
ために、一連の切換動作を高速で行なう場合に
は、前記補助接触子の開閉動作の正確なタイミン
グをとることが困難であること、また、前記一連
の切換動作を低速で行なう場合には、非線形抵抗
素子に流れる負荷電流の通電時間が長くなるため
に、前記非線形抵抗素子の発熱が大きくなること
から、それに見合つた耐熱量をもち、大形で高価
なものを必要とすること、といつた問題点があつ
た。また、前記補助接触子は機械的接点が使用さ
れていることから、チヤタリングの発生をさける
ことができず、このために、点弧制御装置におい
てその対処策をとることが必要となり、前記点弧
制御装置は、それだけ複雑かつ高価なものとなる
という問題点があつた。さらに、前記補助接触子
は接触不良を生起することもあり、それだけ装置
全体の信頼度を低下させることになるという問題
点もあつた。 この発明は、従来のこの種の装置についての上
記された諸種の問題点を解決するためになされた
ものであつて、装置内に組込まれているサイリス
タスイツチの導通、非導通の制御を前記サイリス
タスイツチの両端の電位差およびタツプ選択器に
おける隣接した1対の可動接触子間の電位差の有
無の如何にしたがつて行なうようにされた負荷時
タツプ切換装置を提供することをその目的とする
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明による負荷時タツプ切換装置は、変圧
器のタツプ巻線における複数個の電圧タツプの中
で必要なものを選択するための1対の可動接触子
間の電位差をみるための電圧検出装置、前記1対
の可動接触子間に設けたサイリスタスイツチ間の
電位差をみるための別置の電圧検出装置、およ
び、これら2個の電圧検出装置からの信号に依存
して前記サイリスタスイツチの開閉制御をする点
弧制御装置からなるものである。 〔作用〕 この発明によれば、2個の電圧検出装置によつ
て夫々に検出された1対の可動接触子間の電位差
およびサイリスタスイツチの両端間の電位差の有
無の如何に応じて出力される信号にしたがつて、
点弧制御装置が前記サイリスタスイツチの開閉制
御するようにされる。 〔実施例〕 第1図に示されているものは、この発明の一実
施例である負荷時タツプ切換装置の概略的な構成
図である。この第1図において、1は変圧器のタ
ツプ巻線、2,3は電圧タツプであつて、タツプ
巻線1の所要個所に隣接して設けられたもの、4
は電圧タツプ2,3等を選択するためのタツプ選
択器(図示されない)の一方の可動接触子、5は
前記タツプ選択器の他方の可動接触子、6,7は
サイリスタ、8はこれらのサイリスタ6,7から
なるサイリスタスイツチ、9は非線形抵抗素子で
あつて、例えば酸化亜鉛を主成分とするものであ
り、可動接触子4,5はタツプ上昇時またはタツ
プ下降時に非線形抵抗素子9が接続された可動接
触子5が先行し、サイリスタスイツチ8が接続さ
れた可動接触子4は可動接触子5と所定の間隔を
保つて追随して移動する構成である。12は第1
の電圧検出装置であつて、可動接触子4と5との
間の電位差VSTEPの有無を検出するためのもの、
13は第2の電圧検出装置であつて、サイリスタ
スイツチ8の両端の電位差の有無を検出するため
のもの、そして、11は点弧制御装置であつて、
第1の電圧検出装置12および第2の電圧検出装
置13の信号を受けて、サイリスタスイツチ8の
導通、非導通の制御を行なうためのものである。 ここで、非線形抵抗素子9の制限電圧は、電圧
タツプ2と3との間の電位差VSTEPの瞬時最大値
よりも大きく、また、タツプ巻線1の各電圧タツ
プのタツプ電圧よりも充分小さいものとする。ま
た、点弧制御装置11は、第1の電圧検出装置1
2によつて検出される可動接触子4と5との間の
電位差VSTEPが有であり、第2の電圧検出装置1
3によつて検出されるサイリスタスイツチ8の両
端の電位差VSCRが無であるときに、前記サイリス
タスイツチ8を非導通状態にし、これに対して、
VSTEPが無であつて、VSCRが有であるときに、前
記サイリスタスイツチ8を導通状態にするように
制御するものとする。 次に、上記されたこの発明の実施例装置の動作
を第2図の動作説明図に基づいて説明する。この
第2図において同一符号は第1図のものと同一ま
たは相当部分を示すものである。 第2図aは、タツプ巻線1の電圧タツプ2にお
いて定常状態にある場合を示すものであり、この
ときサイリスタスイツチ8は導通状態にある。し
たがつて、負荷電流は電圧タツプ2からサイリス
タスイツチ8を通して所定の負荷(図示されな
い)に供給される。ここで、この発明の実施例装
置が第2図aの状態から第2図fの状態に切換え
られていくタツプ下降過程手順について説明す
る。先ず、第2図bに示されるように、可動接触
子5が、電圧タツプ2との接触から外れる。この
とき、サイリスタスイツチ8は導通状態にあるた
めに、可動接触子5が負荷電流をしや断すること
はない。また、第2図aおよび第2図bのいずれ
においても、タツプ巻線1の任意の隣接タツプ間
の電位差および任意の電圧タツプのタツプ電圧
が、サイリスタスイツチ8の導通時の両端の電位
差に比べて充分に大きいときには、VSTEPおよび
VSCRはほぼ零電位としてよい。次に、第2図cに
示されるように、可動接触子4が電圧タツプ2と
接触し、可動接触子5が電圧タツプ3と接触した
ときには、サリスタスイツチ8が導通状態にある
ため、非線形抵抗素子9には、電圧タツプ2と3
との間の電位差相当の電圧が印加されるけれど
も、非線形抵抗素子9に設定される制限電圧は前
記電位差の瞬時最大値よりも大きくされているこ
とから、電圧タツプ2と3との間の電位差に基づ
く電圧タツプ間の橋絡電流が非線形抵抗素子9を
通して流れることはない。そして、負荷電流は電
圧タツプ2、可動接触子4およびサイリスタスイ
ツチ8を通して負荷に供給される。このとき、
VSTEPは電圧タツプ2と3との間の電位差の値で
あり、一方、サイリスタスイツチ8が導通状態に
あることから、VSCRはきわめて小さい値となり、
このことからVSTEP有、VSCR無の条件が成立する。
点弧制御装置11は、これらのVSTEP有の信号お
よびVSCR無の信号を第1の電圧検出装置12およ
び第2の電圧検出装置13から夫々に受信する
と、ただちにサイリスタスイツチ8を非導通とす
るように制御する。このとき、非線形抵抗素子9
の制限電圧がタツプ電圧よりも充分低いため、負
荷電流は、電圧タツプ3、可動接触子5および非
線形抵抗素子9を通して負荷に供給される。次
に、第2図dに示されるように、可動接触子4は
電圧タツプ2との接触から外されるが、サイリス
タスイツチ8は非導通状態にあるために、可動接
触子4は負荷電流をしや断し、発孤させることは
ない。このとき、負荷電流は、電圧タツプ3、可
動接触子5および非線形抵抗素子9を通して負荷
に供給される。次に、第2図eに示されるよう
に、可動接触子4は電圧タツプ3と接触する。こ
のとき、ただちに第1の電圧検出装置12は
VSTEP無、第2の電圧検出装置13はVSCR有とし
て点孤制御装置11に出力される。なお、第2の
電圧検出装置13については、サイリスタスイツ
チ8が非導通状態であり、かつその両端の電圧の
最大値は、負荷電流が非線形抵抗素子9に流れて
いるため、この非線形抵抗素子9の制限電圧と等
しくなることから、VSCR有の条件が成立つもので
ある。そして、点孤制御装置11は、これらの
VSTEP無およびVSCR有の信号を受入れると、ただ
ちにサイリスタスイツチ8が導通状態になるよう
に制御する。そして、第2図fは切換動作の終了
した最終状態、すなわち、電圧タツプ3における
定常状態を示すものである。タツプ上昇時につい
ても、非線形抵抗素子9が接続された可動接触子
5が先行し、サイリスタスイツチ8が接続された
可動接触子4は可動接触子5と所定の間隔を保つ
て追随して移動するように構成されているので、
タツプ下降時と同様に動作する。 〔発明の効果〕 以上説明されたように、この発明によれば、タ
ツプ選択器に設けられた1対の可動接触子間の電
位差を検出するための第1の電圧検出装置および
サイリスタスイツチの両端間の電位差を検出する
ための第2の電圧検出装置を設けた構成とし、こ
れら2種の電位差の有無の如何にしたがつて、点
孤制御装置により前記サイリスタスイツチの導
通、非導通制御をするようにされているために、
一連の切換動作を高速に、かつ正確なタイミング
をもつて行なうことが可能となり、また、装置内
に含まれる非線形抵抗素子の発熱量が下ることか
ら小形のものを使用することができ、したがつて
その放熱手段も小形化され、相当なコストの低下
が実現される等の効果が奏せられる。
の中に組込まれているサイリスタスイツチの導
通、非導通の制御を、可動接触子と機械的に連動
する補助接触子の開閉動作によつて行なつていた
ために、一連の切換動作を高速で行なう場合に
は、前記補助接触子の開閉動作の正確なタイミン
グをとることが困難であること、また、前記一連
の切換動作を低速で行なう場合には、非線形抵抗
素子に流れる負荷電流の通電時間が長くなるため
に、前記非線形抵抗素子の発熱が大きくなること
から、それに見合つた耐熱量をもち、大形で高価
なものを必要とすること、といつた問題点があつ
た。また、前記補助接触子は機械的接点が使用さ
れていることから、チヤタリングの発生をさける
ことができず、このために、点弧制御装置におい
てその対処策をとることが必要となり、前記点弧
制御装置は、それだけ複雑かつ高価なものとなる
という問題点があつた。さらに、前記補助接触子
は接触不良を生起することもあり、それだけ装置
全体の信頼度を低下させることになるという問題
点もあつた。 この発明は、従来のこの種の装置についての上
記された諸種の問題点を解決するためになされた
ものであつて、装置内に組込まれているサイリス
タスイツチの導通、非導通の制御を前記サイリス
タスイツチの両端の電位差およびタツプ選択器に
おける隣接した1対の可動接触子間の電位差の有
無の如何にしたがつて行なうようにされた負荷時
タツプ切換装置を提供することをその目的とする
ものである。 〔問題点を解決するための手段〕 この発明による負荷時タツプ切換装置は、変圧
器のタツプ巻線における複数個の電圧タツプの中
で必要なものを選択するための1対の可動接触子
間の電位差をみるための電圧検出装置、前記1対
の可動接触子間に設けたサイリスタスイツチ間の
電位差をみるための別置の電圧検出装置、およ
び、これら2個の電圧検出装置からの信号に依存
して前記サイリスタスイツチの開閉制御をする点
弧制御装置からなるものである。 〔作用〕 この発明によれば、2個の電圧検出装置によつ
て夫々に検出された1対の可動接触子間の電位差
およびサイリスタスイツチの両端間の電位差の有
無の如何に応じて出力される信号にしたがつて、
点弧制御装置が前記サイリスタスイツチの開閉制
御するようにされる。 〔実施例〕 第1図に示されているものは、この発明の一実
施例である負荷時タツプ切換装置の概略的な構成
図である。この第1図において、1は変圧器のタ
ツプ巻線、2,3は電圧タツプであつて、タツプ
巻線1の所要個所に隣接して設けられたもの、4
は電圧タツプ2,3等を選択するためのタツプ選
択器(図示されない)の一方の可動接触子、5は
前記タツプ選択器の他方の可動接触子、6,7は
サイリスタ、8はこれらのサイリスタ6,7から
なるサイリスタスイツチ、9は非線形抵抗素子で
あつて、例えば酸化亜鉛を主成分とするものであ
り、可動接触子4,5はタツプ上昇時またはタツ
プ下降時に非線形抵抗素子9が接続された可動接
触子5が先行し、サイリスタスイツチ8が接続さ
れた可動接触子4は可動接触子5と所定の間隔を
保つて追随して移動する構成である。12は第1
の電圧検出装置であつて、可動接触子4と5との
間の電位差VSTEPの有無を検出するためのもの、
13は第2の電圧検出装置であつて、サイリスタ
スイツチ8の両端の電位差の有無を検出するため
のもの、そして、11は点弧制御装置であつて、
第1の電圧検出装置12および第2の電圧検出装
置13の信号を受けて、サイリスタスイツチ8の
導通、非導通の制御を行なうためのものである。 ここで、非線形抵抗素子9の制限電圧は、電圧
タツプ2と3との間の電位差VSTEPの瞬時最大値
よりも大きく、また、タツプ巻線1の各電圧タツ
プのタツプ電圧よりも充分小さいものとする。ま
た、点弧制御装置11は、第1の電圧検出装置1
2によつて検出される可動接触子4と5との間の
電位差VSTEPが有であり、第2の電圧検出装置1
3によつて検出されるサイリスタスイツチ8の両
端の電位差VSCRが無であるときに、前記サイリス
タスイツチ8を非導通状態にし、これに対して、
VSTEPが無であつて、VSCRが有であるときに、前
記サイリスタスイツチ8を導通状態にするように
制御するものとする。 次に、上記されたこの発明の実施例装置の動作
を第2図の動作説明図に基づいて説明する。この
第2図において同一符号は第1図のものと同一ま
たは相当部分を示すものである。 第2図aは、タツプ巻線1の電圧タツプ2にお
いて定常状態にある場合を示すものであり、この
ときサイリスタスイツチ8は導通状態にある。し
たがつて、負荷電流は電圧タツプ2からサイリス
タスイツチ8を通して所定の負荷(図示されな
い)に供給される。ここで、この発明の実施例装
置が第2図aの状態から第2図fの状態に切換え
られていくタツプ下降過程手順について説明す
る。先ず、第2図bに示されるように、可動接触
子5が、電圧タツプ2との接触から外れる。この
とき、サイリスタスイツチ8は導通状態にあるた
めに、可動接触子5が負荷電流をしや断すること
はない。また、第2図aおよび第2図bのいずれ
においても、タツプ巻線1の任意の隣接タツプ間
の電位差および任意の電圧タツプのタツプ電圧
が、サイリスタスイツチ8の導通時の両端の電位
差に比べて充分に大きいときには、VSTEPおよび
VSCRはほぼ零電位としてよい。次に、第2図cに
示されるように、可動接触子4が電圧タツプ2と
接触し、可動接触子5が電圧タツプ3と接触した
ときには、サリスタスイツチ8が導通状態にある
ため、非線形抵抗素子9には、電圧タツプ2と3
との間の電位差相当の電圧が印加されるけれど
も、非線形抵抗素子9に設定される制限電圧は前
記電位差の瞬時最大値よりも大きくされているこ
とから、電圧タツプ2と3との間の電位差に基づ
く電圧タツプ間の橋絡電流が非線形抵抗素子9を
通して流れることはない。そして、負荷電流は電
圧タツプ2、可動接触子4およびサイリスタスイ
ツチ8を通して負荷に供給される。このとき、
VSTEPは電圧タツプ2と3との間の電位差の値で
あり、一方、サイリスタスイツチ8が導通状態に
あることから、VSCRはきわめて小さい値となり、
このことからVSTEP有、VSCR無の条件が成立する。
点弧制御装置11は、これらのVSTEP有の信号お
よびVSCR無の信号を第1の電圧検出装置12およ
び第2の電圧検出装置13から夫々に受信する
と、ただちにサイリスタスイツチ8を非導通とす
るように制御する。このとき、非線形抵抗素子9
の制限電圧がタツプ電圧よりも充分低いため、負
荷電流は、電圧タツプ3、可動接触子5および非
線形抵抗素子9を通して負荷に供給される。次
に、第2図dに示されるように、可動接触子4は
電圧タツプ2との接触から外されるが、サイリス
タスイツチ8は非導通状態にあるために、可動接
触子4は負荷電流をしや断し、発孤させることは
ない。このとき、負荷電流は、電圧タツプ3、可
動接触子5および非線形抵抗素子9を通して負荷
に供給される。次に、第2図eに示されるよう
に、可動接触子4は電圧タツプ3と接触する。こ
のとき、ただちに第1の電圧検出装置12は
VSTEP無、第2の電圧検出装置13はVSCR有とし
て点孤制御装置11に出力される。なお、第2の
電圧検出装置13については、サイリスタスイツ
チ8が非導通状態であり、かつその両端の電圧の
最大値は、負荷電流が非線形抵抗素子9に流れて
いるため、この非線形抵抗素子9の制限電圧と等
しくなることから、VSCR有の条件が成立つもので
ある。そして、点孤制御装置11は、これらの
VSTEP無およびVSCR有の信号を受入れると、ただ
ちにサイリスタスイツチ8が導通状態になるよう
に制御する。そして、第2図fは切換動作の終了
した最終状態、すなわち、電圧タツプ3における
定常状態を示すものである。タツプ上昇時につい
ても、非線形抵抗素子9が接続された可動接触子
5が先行し、サイリスタスイツチ8が接続された
可動接触子4は可動接触子5と所定の間隔を保つ
て追随して移動するように構成されているので、
タツプ下降時と同様に動作する。 〔発明の効果〕 以上説明されたように、この発明によれば、タ
ツプ選択器に設けられた1対の可動接触子間の電
位差を検出するための第1の電圧検出装置および
サイリスタスイツチの両端間の電位差を検出する
ための第2の電圧検出装置を設けた構成とし、こ
れら2種の電位差の有無の如何にしたがつて、点
孤制御装置により前記サイリスタスイツチの導
通、非導通制御をするようにされているために、
一連の切換動作を高速に、かつ正確なタイミング
をもつて行なうことが可能となり、また、装置内
に含まれる非線形抵抗素子の発熱量が下ることか
ら小形のものを使用することができ、したがつて
その放熱手段も小形化され、相当なコストの低下
が実現される等の効果が奏せられる。
第1図は、この発明の実施例である負荷時タツ
プ切換装置の概略構成図、第2図は、この発明の
実施例装置の動作説明図、第3図は、従来のこの
種の装置の概略構成図、第4図は、上記従来装置
の動作説明図である。 1……タツプ巻線、2,3……電圧タツプ、
4,5……可動接触子、8……サイリスタスイツ
チ、9……非線形抵抗素子、11……点孤制御装
置、12……第1の電圧検出装置、13……第2
の電圧検出装置。なお、図中、同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
プ切換装置の概略構成図、第2図は、この発明の
実施例装置の動作説明図、第3図は、従来のこの
種の装置の概略構成図、第4図は、上記従来装置
の動作説明図である。 1……タツプ巻線、2,3……電圧タツプ、
4,5……可動接触子、8……サイリスタスイツ
チ、9……非線形抵抗素子、11……点孤制御装
置、12……第1の電圧検出装置、13……第2
の電圧検出装置。なお、図中、同一符号は同一ま
たは相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変圧器のタツプ巻線における複数個の電圧タ
ツプの中の所要のものを選択する1対の可動接触
子間の電位差を検出する第1の電圧検出装置、前
記1対の可動接触子間に設けられたサイリスタス
イツチの両端間の電位差を検出する第2の電圧検
出装置、および、前記サイリスタスイツチの開閉
制御をする点弧制御装置を備え、前記点弧制御装
置は前記第1および第2の電圧検出装置でそれぞ
れ検出された前記1対の可動接触子間の電位差お
よび前記サイリスタスイツチの両端間の電位差の
有無に応じて前記サイリスタスイツチの開閉制御
をすることを特徴とする負荷時タツプ切換装置。 2 前記1対の可動接触子の一方と前記サイリス
タスイツチとの間には非線形抵抗素子が設けられ
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の負荷時タツプ切換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25408984A JPS61133615A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 負荷時タツプ切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25408984A JPS61133615A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 負荷時タツプ切換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61133615A JPS61133615A (ja) | 1986-06-20 |
| JPH0577167B2 true JPH0577167B2 (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=17260068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25408984A Granted JPS61133615A (ja) | 1984-12-03 | 1984-12-03 | 負荷時タツプ切換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61133615A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AT3152U3 (de) * | 1999-02-16 | 2000-12-27 | Elin Oltc Gmbh Stufenschalter | Schaltungsanordnung bei einem lastumschalter |
-
1984
- 1984-12-03 JP JP25408984A patent/JPS61133615A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61133615A (ja) | 1986-06-20 |
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