JPH0577245U - ターンテーブル型高周波加熱装置 - Google Patents
ターンテーブル型高周波加熱装置Info
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- JPH0577245U JPH0577245U JP024964U JP2496492U JPH0577245U JP H0577245 U JPH0577245 U JP H0577245U JP 024964 U JP024964 U JP 024964U JP 2496492 U JP2496492 U JP 2496492U JP H0577245 U JPH0577245 U JP H0577245U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ターンテーブルTを、ステップ状に段階的に
回転させること、連続的に回転させることのいずれでも
可能にする。また、ワーク載置台61は加熱ステーション
Bのみで回転させる。 【構成】 ターンテーブル型高周波加熱装置Hは、垂直
な回転軸50に取り付けられた水平なターンテーブルT
と、このターンテーブルTの周辺部分に回転自在に設け
た複数のワーク載置台61と、ワーク載置台61に載置され
たワークを加熱ステーションBにおいて加熱する加熱コ
イル90と、加熱ステーションBでワーク載置台61台を回
転させるワーク回転装置60と、回転軸50を間歇的に回転
させるターンテーブル間歇回転装置100 と、回転軸50を
連続的に回転させるターンテーブル連続回転装置200
と、回転軸50にターンテーブル間歇回転装置100 の出力
を接離する第1クラッチ30と、回転軸50にターンテーブ
ル連続回転装置200 の出力を接離する第2クラッチ40と
を備えている。
回転させること、連続的に回転させることのいずれでも
可能にする。また、ワーク載置台61は加熱ステーション
Bのみで回転させる。 【構成】 ターンテーブル型高周波加熱装置Hは、垂直
な回転軸50に取り付けられた水平なターンテーブルT
と、このターンテーブルTの周辺部分に回転自在に設け
た複数のワーク載置台61と、ワーク載置台61に載置され
たワークを加熱ステーションBにおいて加熱する加熱コ
イル90と、加熱ステーションBでワーク載置台61台を回
転させるワーク回転装置60と、回転軸50を間歇的に回転
させるターンテーブル間歇回転装置100 と、回転軸50を
連続的に回転させるターンテーブル連続回転装置200
と、回転軸50にターンテーブル間歇回転装置100 の出力
を接離する第1クラッチ30と、回転軸50にターンテーブ
ル連続回転装置200 の出力を接離する第2クラッチ40と
を備えている。
Description
【0001】
本考案はターンテーブル型高周波加熱装置に関する。
【0002】
以下、図面を参照し、車両等の走行系に使用されるボールスタッドを加熱する 場合を例にとって、従来の技術を説明する。図7〜13は従来のターンテーブル型 高周波加熱装置を説明するための図面であって、図7は第1ボールスタッドの斜 視図、図8は第2ボールスタッドの斜視図、図9はターンテーブルが間歇回転す るターンテーブル型高周波加熱装置の模式的斜視図、図10は同装置の一部正面説 明図、図11はターンテーブルが連続回転するターンテーブル型高周波加熱装置の 模式的斜視図、図12は同装置の正面説明図、図13は図11のJ矢視図である。
【0003】 図7に示すように、第1ボールスタッド70は、半球状の頭部71と、環状のつば 部72と、円柱状の脚部73と、脚部73より小径の円柱状の突起74とを備えている。 図8に示すように、第2ボールスタッド80は、球状の頭部81と、この頭部81より 小径で頭部81に突設された円柱状の脚部82と、脚部82より小径の円柱状の突起83 とを備えている。
【0004】 第1ボールスタッド70の頭部71の表面、つば部72の表面および脚部73の内つば 部72に近接した脚部73の表面(以下第1ボールスタッド70の被加熱面という) を ターンテーブル型高周波加熱装置H1で加熱する場合を説明する。図9と図10に示 すように、高周波加熱装置H1のターンテーブルT1は、ターンテーブル取付台761 に取り付けた軸受762 に軸支された回転軸76の上端に水平に固定されている。そ して、回転軸76は図示しない回転装置によって矢印P1の方向に、間歇的に、即ち ステップ状に回転される。
【0005】 図9に示す搬入ステーションA1において、4個の第1ボールスタッド70がワー ク載置台79に載置される。ワーク載置台79は、ターンテーブルT1の周辺部分に等 間隔に且つそれぞれが回転自在に設けられている。そして、ターンテーブルT1が 矢印P1 の方向に1ステップ段階的に回転されて4個の第1ボールスタッド70は 加熱ステーションB1に至る。
【0006】 すると、図10に示すように、ワーク載置台79は、加熱ステーションB1に設けた モータ75によって第1ボールスタッド70が加熱ステーションB1に位置している間 は矢印R1の方向に回転されている。即ち、図10に示すように、それぞれのワーク 載置台79の軸791 は、ターンテーブルT1に取り付けた軸受792 に回転自在に軸支 されており、軸791 の下端に設けた歯車751 に噛み合った歯車752 が、ターンテ ーブル取付台761 に固定したモータ75によって回転駆動される。
【0007】 図9に示すように、加熱ステーションB1には、第1ボールスタッド70の前記被 加熱面の輪郭形状にほぼ対応した形状の4個の高周波加熱コイル(以下、高周波 加熱コイルを単に加熱コイルとも記す) 91と、これら加熱コイル91を直列に接続 する接続導体92とを備えた加熱コイル90が設けられており、この加熱コイル90は 、1対の電源供給導体93、93および1対の可撓性のケーブル94、94を介して高周 波電源101 に接続されている。
【0008】 4個の第1ボールスタッド70が加熱ステーションB1に至ると、ワーク載置台79 が前記のように回転されると共に、加熱コイル90が矢印Qの方向に進出して4個 の加熱コイル91がそれぞれ第1ボールスタッド70に接近対向する。そして、高周 波電源101 から高周波電流が可撓性のケーブル94、94と電源供給導体93、93を通 じて加熱コイル90に所定時間通電されて4個の第1ボールスタッド70の加熱が終 了する。
【0009】 この加熱が終了すると、加熱コイル90は矢印Qと反対方向に移動してから、タ ーンテーブルT1が矢印P1の方向に1ステップ段階的に回転されるので、加熱され た第1ボールスタッド70は、次のステーションC1に至る。
【0010】 第2ボールスタッド80の頭部81の表面、および脚部82の内頭部81に近接した脚 部82の表面(以下第2ボールスタッド80の被加熱面という) をターンテーブル型 高周波加熱装置H2で加熱する場合を説明する。図11と図12に示すように、高周波 加熱装置H2のターンテーブルT2の周辺部分には、常に矢印R2の方向に回転されて いるワーク載置台89が等間隔に配設されている。
【0011】 即ち、図12に示すように、ターンテーブルT2は、ターンテーブル取付台861 に 取り付けた軸受862 によって回転自在に軸支された回転軸86の上端に取り付けら れている。回転軸86の下端は、歯車881 、882 、および減速機883 を介してモー タ884 によって回転駆動される。即ち、モータ884 を運転すると、回転軸86、即 ちターンテーブルT2は矢印P2の方向に回転する。
【0012】 ワーク載置台89の軸891 は、ターンテーブルT2に設けた軸受892 によって回転 自在に軸支されており、軸891 の下端には、歯車851 が取り付けられている。全 てのワーク載置台89の歯車851 は、1個の歯車852aに噛み合っている。この歯車 852aは、歯車852aの下部に歯車852aと一体的に形成された歯車852bと共に筒状の 歯車部材852 を形成している。この歯車部材852 は1対の軸受853 を介して前記 軸受862 に取り付けられている。
【0013】 歯車852bは、歯車871 に噛み合っており、この歯車871 の軸は、歯車872 、歯 車873 、および減速機874 を介してモータ875 によって駆動される。そして、モ ータ875 を運転すると、歯車部材852 は矢印P2と反対方向に回り、歯車852aによ って駆動されるワーク載置台89は矢印R2の方向に常に連続的に回転する。
【0014】 図11に示す搬入ステーションA2において、4個の第2ボールスタッド80がワー ク載置台89に載置される。そして、ターンテーブルT2が矢印P2の方向に連続的に 回転しているので4個の第2ボールスタッド80は順次加熱ステーションB2に至る 。
【0015】 加熱ステーションB2には加熱コイル99が設けられている。この加熱コイル99は 、ワーク載置台89の移動方向に沿って平行に配設された1対の加熱導体97、98と 、加熱導体97、98の一端同士および他端同士をそれぞれ接続するほぼ円弧状の加 熱導体95、96とを備えている。そして、加熱導体95〜98は、第2ボールスタッド 80の頭部81の形状に対応するように形成されており、加熱導体97、98は、これら 加熱導体97、98の間に、第2ボールスタッド80の前記被加熱面が挿入されるよう に形成されている。
【0016】 即ち、加熱導体97、98は、図13に示すように、加熱導体97、98の間に、この被 加熱面が挿入されたときに、加熱導体97に、頭部81の下部85が接近しており、加 熱導体98に、頭部81の頂部84から前記下部85の反対側で頂部84の近辺の部分86が 接近しているように、配設されている。なお、加熱導体98の2分割点は高周波電 源102 に接続されている。
【0017】 加熱ステーションB2に到着した4個の第2ボールスタッド80は、順次、加熱コ イル99の加熱導体95の下方、加熱導体97、98の間、および加熱導体96の下方を通 過し、この通過の間に、第2ボールスタッド80の被加熱面が加熱される。加熱の 終了した第2ボールスタッド80は、ターンテーブルT2の連続的な回転によって、 1個ずつ次のステーションC2に到達する。
【0018】
上記のように、従来の技術では、第1ボールスタッド70と第2ボールスタッド 80を加熱するのに、ターンテーブルがステップ状に段階的に回転する高周波加熱 装置H1と、ターンテーブルが連続的に回転する高周波加熱装置H2の2種類のター ンテーブル型高周波加熱装置を必要とした。従って、加熱装置の設備費用が大き くなるという問題があった。また、高周波加熱装置H2においては、常にワーク載 置台89が回転しているので、ワーク載置台89に第2ボールスタッド80を載置した り、また、ワーク載置台89から回転している第2ボールスタッド80を取り外した りする作業がやりにくいという問題があった。
【0019】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、ターンテーブルを、ステ ップ状に段階的に回転させること、連続的に回転させることのいずれでもが可能 であって、しかも、ワークが載置されるワーク載置台は、加熱ステーションにお いてのみ回転されるようにすることができるターンテーブル型高周波加熱装置を 提供することを目的としている。
【0020】
上記問題を解決するために、本考案のターンテーブル型高周波加熱装置は、垂 直な回転軸に取り付けられた水平なターンテーブルと、このターンテーブルの周 辺部分に回転自在に設けた複数のワーク載置台とを備え、前記ターンテーブルの 回転によってワーク載置台に載置されたワークが加熱ステーションを通過するタ ーンテーブル型高周波加熱装置において、前記加熱ステーションに設けたワーク 加熱用の高周波加熱コイルと、加熱ステーションにおいて前記ワーク載置台を回 転してワークを回転させるワーク回転装置と、前記回転軸を間歇的に回転させる ターンテーブル間歇回転装置と、前記回転軸を連続的に回転させるターンテーブ ル連続回転装置と、前記回転軸にターンテーブル間歇回転装置の出力を接離する 第1クラッチと、前記回転軸にターンテーブル連続回転装置の出力を接離する第 2クラッチとを備えている。
【0021】 そして、前記ワーク回転装置は、前記加熱ステーション近辺に配設された複数 の第1プーリと、前記第1プーリの1個以上を回転駆動する手段と、前記第1プ ーリに巻回され、且つ前記加熱ステーションにおいて、ワーク載置台に設けた第 2プーリにも巻回されてワーク載置台を回転させるベルトとを備えたものとする ことができる。
【0022】
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。本実施例のターンテーブ ル型高周波加熱装置は、ターンテーブルを間歇回転、連続回転のいずれにでも回 転させることができるものであって、加熱されるワークとしては、前記の第1ボ ールスタッド70および第2ボールスタッド80を採り上げ、また、加熱後、焼入の 為の冷却ステーションも備えた高周波加熱装置を例にとっている。
【0023】 図1〜6は本実施例を説明するための図面であって、図1は正面説明図、図2 は平面説明図、図3はベルトの斜視図、図4はテンションプーリの正面説明図、 図5は第1クラッチのクラッチの縦断面説明図、図6は第2クラッチの縦断面説 明図である。なお、図7〜11で説明したものと同等のものには同一の符号を付し ている。
【0024】 図1に示すように、本実施例のターンテーブル型高周波加熱装置Hは、垂直な 回転軸50の上端に取り付けられた水平なターンテーブルTと、ターンテーブルT の周辺部分に等間隔で回転自在であるように設けた複数(本実施例では16個) の ワーク載置台61と、ワーク載置台61を回転させるワーク回転装置60(図2) と、 ターンテーブルTの回転軸50を間歇的に回転させるターンテーブル間歇回転装置 100 と、回転軸50を連続的に回転させるターンテーブル連続回転装置200 と、回 転軸50にターンテーブル間歇回転装置100 の出力を接離する第1クラッチ30と、 回転軸50にターンテーブル連続回転装置200 の出力を接離する第2クラッチ40と を備えている。ターンテーブルTの回転軸50は、水平なターンテーブル取付板53 を、軸受54を介して垂直に且つ回転自在に貫通している。
【0025】 まず、ターンテーブル間歇回転装置100 から説明する。ターンテーブル間歇回 転装置100 は、公知のゼネバ機構を備えたものであって、図5に示すように、回 転軸50の下部に取り付けられた1対の軸受37と、この軸受37に外挿されているフ ランジ部材111 とを介して回転軸50を囲むように配設された被駆動側の環状のゼ ネバ大歯車11と、このゼネバ大歯車11の周辺に等間隔きにゼネバ大歯車11と一体 的に取り付けられた被駆動側の複数のゼネバ小歯車12と、図1に示すように、間 歇的に回転してゼネバ小歯車12を間歇的に回転駆動する駆動側のキックプレート 13とを備えている。なお、フランジ部材111 のフランジ面112 に設けた孔113 に は、フランジ部材11とゼネバ大歯車11とを結合固定している6角穴付ボルト114 の頭部が収容されている。
【0026】 キックプレート13は減速機15の出力軸14に固定されており、減速機15の入力側 プーリ16はベルト17を介してブレーキ付モータ18の出力軸に結合されている。そ して、ゼネバ大歯車11の下方には、回転軸50に取り付けられた第1クラッチ30が 設けられている。
【0027】 図1に示すように、ターンテーブル連続回転装置200 は、ブレーキ付モータ25 と、このモータ25の出力軸に巻回されたベルト24と、ベルト24が巻回された入力 プーリ23と出力軸21とを有する減速機22を備えている。出力軸21には、図6に示 すように、1対の軸受47が取り付けられており、この軸受47に外挿されたフラン ジ部材521 の外周面に、出力軸21を取り囲むように歯車52が配設されている。歯 車52には、回転軸50の下端部分に取り付けられた歯車51が噛み合っている。そし て、フランジ部材521 のフランジ面522 に設けた孔523 には、フランジ部材521 と歯車52とを結合固定している6角穴付ボルト524 の頭部が収容されている。
【0028】 図5に示すように、第1クラッチ30は、前記フランジ部材111 のフランジ面11 2 に押圧される摩擦材からなる環状のシュー31と、このシュー31が貼着されてい る環状の磁性体からなる可動片32と、可動片32の下面に突設した複数の突起321 のそれぞれが挿入されている貫通孔341 を設けた環状の可動片受部材34と、可動 片32の下面と可動片受部材34の上面との間に設けた皿バネ33と、可動片受部材34 の下方に設けた環状の電磁コイル35とを備えている。電磁コイル35は、コイル導 体351 と、コイル導体351 を取り囲むヨーク352 と、電磁コイル35を本高周波加 熱装置Hの枠体500 に固定するための脚353 とを有する。
【0029】 第1クラッチ30は、また、回転軸50にキー381 を介して固定された筒状のスリ ーブ38と、スリーブ38の外周面と可動片32の内周面とに形成したスプライン35と 、可動片受部材34の内周面をスリーブ38の外周面に固定するキー382 と、電磁コ イル35の内周面とスリーブ38の外周との間に介装された1対の軸受36をと備えて いる。
【0030】 図6に示すように、第2クラッチ40は、第1クラッチ30と同様な構造であって 、第1クラッチ30の上記した構成部材と同等の構造、機能をそれぞれ有する構成 部材、即ち、シュー41、可動片42、貫通孔441 を設けた可動片受部材44、皿バネ 43、および電磁コイル45、出力軸21にキー481 を介して固定された筒状のスリー ブ48、スプライン45、キー482 、軸受46、および脚453 とを備えている。
【0031】 次に、ワーク回転装置60について説明する。ワーク載置台61は、ターンテーブ ルTの周辺部分に等間隔で設けられており、図1に示すように、ワーク載置台61 の垂直な軸62は、ターンテーブルTに固定した軸受69によって軸支されている。 軸62の下部には、プーリ63(第2プーリ) が設けられている。
【0032】 図2に示すように、加熱ステーションB近辺に設けられたワーク回転装置60は 、駆動プーリ64、補助プーリ65およびテンションプーリ66(第1プーリ) と、こ れらプーリ64〜66に巻回されたベルト67と、駆動プーリ64を回転駆動するモータ 68とを備えている。ベルト67の両面には、図3に示すように、歯671 が形成され ている。なお、前記プーリ63〜66の外周面には、ベルト67の歯671 に噛み合う図 示しない歯が形成されている。そして、駆動プーリ64と補助プーリ65の間のベル ト67は、加熱ステーションBに位置する連続した4個のワーク載置台61のそれぞ れの下部に設けた前記プーリ63に巻回されている。
【0033】 図4に示すように、テンションプーリ66の軸661 の下部には、1対のペデスタ ル665 、665 間に橋架されたロッド663 に摺動自在に外挿されたスライド台662 が取り付けられている。スライド台662 と一方のペデスタル665 との間に設けた バネ664 内にロッド663 が挿入されている。従って、テンションプーリ66は常に 矢印Sの方向に付勢されている。ペデスタル665 、665 は、本高周波加熱装置H のターンテーブル取付板53に取り付けられている。
【0034】 なお、図2に示すように、加熱ステーションBの前段は4個のボールスタッド がワーク載置台61に載置される搬入ステーションAであり、加熱ステーションB の後段は、ボールスタッドの焼入のための冷却ステーションCとなる。冷却ステ ーションCには、加熱ステーションB近辺に設けたワーク回転装置60と同じよう なワーク回転装置(図示省略)が設けられている。冷却ステーションCの後段は 4個のボールスタッドをワーク載置台61から取り外す搬出ステーションDである 。
【0035】 次に、本実施例の動作を説明する。まず、第1ボールスタッド70を加熱する場 合を説明する。図2に示す加熱ステーションBには、図2では図示しないが、図 9で説明した加熱コイル90が取り付けられている。第1クラッチ30の電磁コイル 35は励磁せず、第2クラッチ40の電磁コイル45を励磁する。すると、フランジ部 材111 に、第1クラッチ30のシュー31が皿バネ33の弾力によって押し付けられて いるので、ゼネバ大歯車11が、フランジ部材111 、シュー31、可動片32、スプラ イン35、スリーブ38、およびキー381 を介して回転軸50に結合されている。
【0036】 従って、この状態で減速機15の出力軸14が矢印Aの方向に回転するようにモー タ18を間歇運転すると、減速機15の出力軸16に取り付けられたキックプレート13 が間歇的に回転し、ゼネバ小歯車12と一体となっているゼネバ大歯車11が間歇的 に回転することによって、回転軸50が矢印Cの方向(右回り) に、即ちターンテ ーブルTが矢印Cの方向に間歇的に回転する。なお、この際、モータ18の1段階 の連続回転によってターンテーブルTが90度回転するように、モータ18の間歇運 転が行われる。
【0037】 モータ18を起動すると共に、駆動プーリ64を回転させるモータ68を起動してベ ルト67を矢印Dの方向(左回り) に回動させると、駆動プーリ64とプーリ65との 間のベルト67によって駆動されるプーリ63を備えた4個のワーク載置台61が矢印 Rの方向(右回り) に回転する。
【0038】 しかし、第2クラッチ40の電磁コイル45が励磁されているので、可動片42は皿 バネ43の弾力に打ち勝って電磁コイル45のヨーク452 に引き付けられているから 、シュー41とフランジ部材521 との間には空隙g があるので、歯車52と出力軸21 との縁が切れる。また、モータ25は運転されていないので、モータ25の出力軸は ブレーキによって固定されているので、減速機22の出力軸21も固定されている。 従って、歯車52が、回転軸50の間歇的な回転によって回転する歯車51によって間 歇的に回転駆動されても、減速機22の出力軸21が回ることはない。
【0039】 搬入ステーションAの4個のワーク載置台61に第1ボールスタッド70を載置後 、ターンテーブルTが1段階ステップ状に矢印Cの方向に回転されて4個の第1 ボールスタッド70は加熱ステーションBに至る。すると、ベルト67によってこれ らワーク載置台61が矢印Rの方向に回転されるので4個の第1ボールスタッド70 も矢印Rの方向に回転する。そして、従来の技術で説明したのと同様に図9に示 す加熱コイル90によって4個の第1ボールスタッド70が加熱される。
【0040】 この加熱が終了すると、ターンテーブルTは1段階ステップ状に矢印Cの方向 に回転されて4個の第1ボールスタッド70は、冷却ステーションCに至り、冷却 ステーションCに設けた前記ワーク載置台回転装置によって回転されながら、図 示しない冷却ジャケットから噴射された冷却液によって冷却される。冷却が終了 してから、ターンテーブルTは1段階ステップ状に矢印Cの方向に回転されて搬 出ステーションDに至り、4個の第1ボールスタッド70はワーク載置台61から取 り外される。
【0041】 次に、第2ボールスタッド80の加熱について説明する。図2に示す加熱ステー ションBには、図2では図示しないが、図10で説明した加熱コイル99が取り付け られている。第1クラッチ30の電磁コイル35を励磁し、第2クラッチ40の電磁コ イル45を励磁しない。すると、第1クラッチ30の可動片32は可動片受部材34に引 き付けられているから、シュー31とフランジ部材111 との間には空隙Gがあるの で、ゼネバ大歯車11と回転軸50との縁が切れる。
【0042】 一方、第2クラッチ40の電磁コイル45は励磁されていないので、シュー32は、 皿バネ43の弾力によってフランジ部材521 に押し付けられているから、歯車52は フランジ部材521 、シュー41、可動片42、スプライン45、スリーブ48、およびキ ー481 を介して減速機22の出力軸21に結合されている。故に、この状態でモータ 25を起動して連続運転すると、減速機22の出力軸21は、矢印Bの方向に回転し、 歯車52、51を介してターンテーブルTの回転軸50を矢印Cの方向に連続的に回転 させる。モータ25の起動と共に、駆動プーリ64の駆動用モータ68を起動してベル ト67を矢印Dの方向に回動させる。
【0043】 回転しているターンテーブルTの連続した4個のワーク載置台61が搬入ステー ションAにきたときに、これらワーク載置台61に4個の第2ボールスタッド80を 載置後、ターンテーブルTの回転によって4個の第2ボールスタッド80は次々に 加熱ステーションBに至る。すると、ワーク載置台61はベルト67によって矢印R の方向に回転されながら、加熱コイル99を通過しつつ加熱される。加熱された第 2ボールスタッド80は、順次、冷却ステーションCに至り、冷却ステーションC に設けた前記ワーク載置台回転装置によって回転されながら、図示しない冷却ジ ャケットから噴射された冷却液によって冷却された後、更に順次搬出ステーショ ンDに至ってワーク載置台61から取り外されて搬出される。
【0044】
以上説明したように、本考案のターンテーブル型高周波加熱装置は、加熱ステ ーションに設けたワーク加熱用の高周波加熱コイルと、加熱ステーションにおい てワーク載置台を回転してワークを回転させるワーク回転装置と、ターンテーブ ルの回転軸を間歇的に回転させるターンテーブル間歇回転装置と、ターンテーブ ルの回転軸を連続的に回転させるターンテーブル連続回転装置と、前記回転軸に ターンテーブル間歇回転装置の出力を接離する第1クラッチと、前記回転軸にタ ーンテーブル連続回転装置の出力を接離する第2クラッチとを備えている。
【0045】 そして、前記ワーク回転装置は、加熱ステーション近辺に配設された複数の第 1プーリと、前記第1プーリの1個以上を回転駆動する手段と、前記第1プーリ に巻回され、且つ前記加熱ステーションにおいて、ワーク載置台に設けた第2プ ーリにも巻回されてワーク載置台を回転させるベルトとを備えたものとすること ができる。
【0046】 従って、本考案のターンテーブル型高周波加熱装置においては、ワークの形状 に基づく加熱方法に対応して、ターンテーブルを間歇的、連続的のいずれにも回 転させることができるから、従来のように、ターンテーブルを間歇的に回転させ る高周波加熱装置と、ターンテーブルを連続的に回転させる高周波加熱装置の2 種類の加熱装置を設置する必要がなくなるから、ターンテーブル型高周波加熱装 置の設備費用を低減することができる。
【0047】 そして、また、加熱ステーションにおいてのみ、ワークを回転させるようにし ているので、搬入ステーションにおいてワーク載置台へワークを載置する作業や 、加熱を終えたワークを搬出ステーションにおいてワーク載置台から取り外す作 業が容易になる。
【図1】本考案の一実施例の正面説明図である。
【図2】本考案の一実施例の平面説明図である。
【図3】ベルトの斜視図である。
【図4】テンションプーリの正面説明図である。
【図5】第1クラッチの縦断面説明図である。
【図6】第2クラッチの縦断面説明図である。
【図7】第1ボールスタッドの斜視図である。
【図8】第2ボールスタッドの斜視図である。
【図9】間歇回転するターンテーブル型高周波加熱装置
の模式的斜視図である。
の模式的斜視図である。
【図10】間歇回転するターンテーブル型高周波加熱装
置の一部の正面説明図である。
置の一部の正面説明図である。
【図11】連続回転するターンテーブル型高周波加熱装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図12】連続回転するターンテーブル型高周波加熱装
置の正面説明図である。
置の正面説明図である。
【図13】図11のJ矢視図である。
30 第1クラッチ 40 第2クラッチ 50 回転軸 60 ワーク回転装置 61 ワーク載置台 63 プーリ 64 駆動プーリ 65 補助プーリ 66 テンションプーリ 67 ベルト 68 モータ 70 第1ボールスタッド 80 第2ボールスタッド 100 ターンテーブル間歇回転装置 200 ターンテーブル連続回転装置 B 加熱ステーション T ターンテーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 垂直な回転軸に取り付けられた水平なタ
ーンテーブルと、このターンテーブルの周辺部分に回転
自在に設けた複数のワーク載置台とを備え、前記ターン
テーブルの回転によってワーク載置台に載置されたワー
クが加熱ステーションを通過するターンテーブル型高周
波加熱装置において、 前記加熱ステーションに設けたワーク加熱用の高周波加
熱コイルと、加熱ステーションにおいて前記ワーク載置
台を回転してワークを回転させるワーク回転装置と、前
記回転軸を間歇的に回転させるターンテーブル間歇回転
装置と、前記回転軸を連続的に回転させるターンテーブ
ル連続回転装置と、前記回転軸にターンテーブル間歇回
転装置の出力を接離する第1クラッチと、前記回転軸に
ターンテーブル連続回転装置の出力を接離する第2クラ
ッチとを備えたことを特徴とするターンテーブル型高周
波加熱装置。 - 【請求項2】 前記ワーク回転装置は、前記加熱ステー
ション近辺に配設された複数の第1プーリと、前記第1
プーリの1個以上を回転駆動する手段と、前記第1プー
リに巻回され、且つ前記加熱ステーションにおいて、ワ
ーク載置台に設けた第2プーリにも巻回されてワーク載
置台を回転させるベルトとを備えた請求項1記載のター
ンテーブル型高周波加熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP024964U JPH0577245U (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ターンテーブル型高周波加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP024964U JPH0577245U (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ターンテーブル型高周波加熱装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577245U true JPH0577245U (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=12152662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP024964U Pending JPH0577245U (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ターンテーブル型高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0577245U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07233412A (ja) * | 1994-02-23 | 1995-09-05 | Honda Motor Co Ltd | 焼入れ焼き戻し装置 |
| JPH07331470A (ja) * | 1994-05-31 | 1995-12-19 | Nippon Enbairo Kogyo Kk | 洗浄脱液装置 |
| KR20210103819A (ko) * | 2020-02-14 | 2021-08-24 | 동명대학교산학협력단 | 가이드부싱 고주파 열처리 자동화 시스템 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS519232A (ja) * | 1974-07-11 | 1976-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | Jitenshayobatsuterijudensochi |
| JPS5758191U (ja) * | 1980-09-25 | 1982-04-06 |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP024964U patent/JPH0577245U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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