JPH0577331A - 発泡合成樹脂成形品の成形方法 - Google Patents
発泡合成樹脂成形品の成形方法Info
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- JPH0577331A JPH0577331A JP3083247A JP8324791A JPH0577331A JP H0577331 A JPH0577331 A JP H0577331A JP 3083247 A JP3083247 A JP 3083247A JP 8324791 A JP8324791 A JP 8324791A JP H0577331 A JPH0577331 A JP H0577331A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】単一な種類の原料粒子から成形された発泡合成
樹脂成形品の持つ問題点を解決したり、少なくするため
に、二以上の種類の異なる原料粒子から均質な成形品を
簡単に成形可能にすることを目的とする。 【構成】種類の異なる原料粒子を入れた二以上のホッパ
ー11、12…から単一の原料充填フィダー13を通じて、型
閉めした一対の発泡合成樹脂成形品の成形用金型14、15
の間に形成される成形空間16内に種類の異なる原料粒子
を充填して成形品を成形する。
樹脂成形品の持つ問題点を解決したり、少なくするため
に、二以上の種類の異なる原料粒子から均質な成形品を
簡単に成形可能にすることを目的とする。 【構成】種類の異なる原料粒子を入れた二以上のホッパ
ー11、12…から単一の原料充填フィダー13を通じて、型
閉めした一対の発泡合成樹脂成形品の成形用金型14、15
の間に形成される成形空間16内に種類の異なる原料粒子
を充填して成形品を成形する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単一な種類の原料粒子
から成形された発泡合成樹脂成形品の持つ問題点を解決
したり、少なくするために二以上の種類の異なる原料粒
子から成形品を簡単、且つ確実に成形できるようにした
発泡合成樹脂成形品の成形方法に関する。
から成形された発泡合成樹脂成形品の持つ問題点を解決
したり、少なくするために二以上の種類の異なる原料粒
子から成形品を簡単、且つ確実に成形できるようにした
発泡合成樹脂成形品の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】発泡合成樹脂成形品は高い断熱性能、又
高い緩衝性能を持っているため、従来から野菜類や魚類
等の生鮮品収容用の箱、又電気機器等の緩衝材として広
く利用されている。こうした成形品は、例えば図4にそ
の概略を示すような発泡成形機から成形されている。図
中1は原料粒子を入れたホッパー、2は原料充填フィダ
ー、3、4は一対の成形用金型、5はこの一対の金型
3、4を型閉めしたときに両者の間に形成される成形空
間、6、7は一対の金型3、4の成形空間5側背後の加
熱室、8はホッパー1と原料充填フィダー2を連結する
連結管を示している。そして、このホッパー1内には単
一な種類の原料粒子が入れられている。
高い緩衝性能を持っているため、従来から野菜類や魚類
等の生鮮品収容用の箱、又電気機器等の緩衝材として広
く利用されている。こうした成形品は、例えば図4にそ
の概略を示すような発泡成形機から成形されている。図
中1は原料粒子を入れたホッパー、2は原料充填フィダ
ー、3、4は一対の成形用金型、5はこの一対の金型
3、4を型閉めしたときに両者の間に形成される成形空
間、6、7は一対の金型3、4の成形空間5側背後の加
熱室、8はホッパー1と原料充填フィダー2を連結する
連結管を示している。そして、このホッパー1内には単
一な種類の原料粒子が入れられている。
【0003】こうした一対の金型3、4を型閉めして、
この両者の間に形成される成形空間5内に連結管8から
原料充填フィダー2を通じた空気送給によってホッパー
1内の原料粒子を充填する。次いで、一対の金型3、4
背後の加熱室6、7に蒸気を供給して原料粒子間を熱溶
着させ、その後加熱室6、7内に水又は空気を供給して
冷却する。そして、一対の金型3、4を型開きして、成
形空間5から所望の形状に成形された発泡合成樹脂成形
品が取出されるのである。
この両者の間に形成される成形空間5内に連結管8から
原料充填フィダー2を通じた空気送給によってホッパー
1内の原料粒子を充填する。次いで、一対の金型3、4
背後の加熱室6、7に蒸気を供給して原料粒子間を熱溶
着させ、その後加熱室6、7内に水又は空気を供給して
冷却する。そして、一対の金型3、4を型開きして、成
形空間5から所望の形状に成形された発泡合成樹脂成形
品が取出されるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした発泡合成樹脂
成形品は当然ながら、その全体が同じ材質でほぼ同じ発
泡倍率の原料粒子から構成されている。又、色も単一な
ものである。
成形品は当然ながら、その全体が同じ材質でほぼ同じ発
泡倍率の原料粒子から構成されている。又、色も単一な
ものである。
【0005】ところで、こうした成形品が、例えば野菜
類や魚類等の生鮮品収容用の箱の場合、他の同種の収容
用として用いられる段ボール箱と比較して、印刷特性が
劣るため、見栄えを向上させるのが困難であるという問
題がある。又、成形品の原料粒子が白色である場合に
は、長期にわたって又は戸外で使用したときに表面が黄
変するという問題もある。こうしたことから、その成形
品全体を着色された原料粒子で成形することが考えられ
るが、着色された原料粒子はそれ自体高価で、成形品が
割高になるという問題がある。
類や魚類等の生鮮品収容用の箱の場合、他の同種の収容
用として用いられる段ボール箱と比較して、印刷特性が
劣るため、見栄えを向上させるのが困難であるという問
題がある。又、成形品の原料粒子が白色である場合に
は、長期にわたって又は戸外で使用したときに表面が黄
変するという問題もある。こうしたことから、その成形
品全体を着色された原料粒子で成形することが考えられ
るが、着色された原料粒子はそれ自体高価で、成形品が
割高になるという問題がある。
【0006】このような状況から、本発明者らは、着色
されない白色の原料粒子と着色された原料粒子を混在さ
せて成形品を成形することに思い至った。しかし、図4
にその概略を示すような発泡成形機において、このホッ
パー内にあらかじめ白色の原料粒子と着色された原料粒
子を所要の割合で均一に混在させて入れるのは作業が面
倒で、しかも困難である。又、仮にホッパー内にこれら
の原料粒子が均一に混在させて入れられていたとして
も、この両者の発泡倍率、粒径、密度は必ずしもほぼ同
じであるとは言えず、ホッパー内から原料充填フィダー
による空気送給によって成形空間内に原料粒子を充填し
た場合、一方の原料粒子だけが偏在するおそれがあっ
て、均質な成形品の成形が困難である。
されない白色の原料粒子と着色された原料粒子を混在さ
せて成形品を成形することに思い至った。しかし、図4
にその概略を示すような発泡成形機において、このホッ
パー内にあらかじめ白色の原料粒子と着色された原料粒
子を所要の割合で均一に混在させて入れるのは作業が面
倒で、しかも困難である。又、仮にホッパー内にこれら
の原料粒子が均一に混在させて入れられていたとして
も、この両者の発泡倍率、粒径、密度は必ずしもほぼ同
じであるとは言えず、ホッパー内から原料充填フィダー
による空気送給によって成形空間内に原料粒子を充填し
た場合、一方の原料粒子だけが偏在するおそれがあっ
て、均質な成形品の成形が困難である。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような問題点に鑑み
て、本発明者らは鋭意検討した結果、本発明に思い至っ
たのである。そして、本発明によれば、着色されない白
色の原料粒子と着色された原料粒子によって発泡合成樹
脂成形品を成形できるのはもとより、三以上の色の異な
る原料粒子、二以上の同じ材質で発泡倍率の異なる原料
粒子又は二以上の材質の異なる原料粒子等のあらゆる二
以上の種類の異なる原料粒子から成形品が成形できるこ
とが判明した。
て、本発明者らは鋭意検討した結果、本発明に思い至っ
たのである。そして、本発明によれば、着色されない白
色の原料粒子と着色された原料粒子によって発泡合成樹
脂成形品を成形できるのはもとより、三以上の色の異な
る原料粒子、二以上の同じ材質で発泡倍率の異なる原料
粒子又は二以上の材質の異なる原料粒子等のあらゆる二
以上の種類の異なる原料粒子から成形品が成形できるこ
とが判明した。
【0008】こうした本発明の請求項1では、種類の異
なる原料粒子を入れた二以上のホッパー内から単一の原
料充填フィダーを通じて、型閉めした一対の発泡合成樹
脂成形品の成形用金型の間に形成される成形空間内に種
類の異なる原料粒子を充填して成形品を成形することを
特徴とした発泡合成樹脂成形品の成形方法を、又請求項
2では、種類の異なる原料粒子を入れた二以上のホッパ
ー内から単一の原料充填フィダーを通じて、型閉めした
一対の発泡合成樹脂成形品の成形用金型の間に形成され
る成形空間内に同時に種類の異なる原料粒子をほぼ均一
に混在させて充填して成形品を成形することを特徴とし
た発泡合成樹脂成形品の成形方法をそれぞれ要旨とす
る。又、請求項3では、種類の異なる原料粒子が、色の
異なる原料粒子であることを、又請求項4では、種類の
異なる原料粒子が、同じ材質で発泡倍率の異なる原料粒
子であることを、更に請求項5では、種類の異なる原料
粒子が、材質の異なる原料粒子であることをそれぞれ例
示した。
なる原料粒子を入れた二以上のホッパー内から単一の原
料充填フィダーを通じて、型閉めした一対の発泡合成樹
脂成形品の成形用金型の間に形成される成形空間内に種
類の異なる原料粒子を充填して成形品を成形することを
特徴とした発泡合成樹脂成形品の成形方法を、又請求項
2では、種類の異なる原料粒子を入れた二以上のホッパ
ー内から単一の原料充填フィダーを通じて、型閉めした
一対の発泡合成樹脂成形品の成形用金型の間に形成され
る成形空間内に同時に種類の異なる原料粒子をほぼ均一
に混在させて充填して成形品を成形することを特徴とし
た発泡合成樹脂成形品の成形方法をそれぞれ要旨とす
る。又、請求項3では、種類の異なる原料粒子が、色の
異なる原料粒子であることを、又請求項4では、種類の
異なる原料粒子が、同じ材質で発泡倍率の異なる原料粒
子であることを、更に請求項5では、種類の異なる原料
粒子が、材質の異なる原料粒子であることをそれぞれ例
示した。
【0009】
【作用】而して、こうした発泡合成樹脂成形品の成形方
法によれば、例えば着色されない白色の原料粒子と着色
された原料粒子をそれぞれ別のホッパーに入れて、成形
空間への原料粒子の充填過程において両者を混在させて
成形品を成形する。又、この他、同じ材質で発泡倍率の
異なる原料粒子、又は材質の異なる原料粒子等のあらゆ
る二以上の種類の異なる原料粒子をそれぞれ別のホッパ
ーに入れて、前記と同様にして成形品を成形するもので
ある。
法によれば、例えば着色されない白色の原料粒子と着色
された原料粒子をそれぞれ別のホッパーに入れて、成形
空間への原料粒子の充填過程において両者を混在させて
成形品を成形する。又、この他、同じ材質で発泡倍率の
異なる原料粒子、又は材質の異なる原料粒子等のあらゆ
る二以上の種類の異なる原料粒子をそれぞれ別のホッパ
ーに入れて、前記と同様にして成形品を成形するもので
ある。
【0010】
【実施例】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の成形方法
の詳細をその発泡成形機を基にして更に説明する。
の詳細をその発泡成形機を基にして更に説明する。
【0011】図1にはこうした発泡成形機の概略を示し
ているが、図中11はある種類の原料粒子を入れた第1ホ
ッパー、12は第1ホッパー内に入れた原料粒子とは種類
の異なる原料粒子を入れた第2ホッパー、13は原料充填
フィダー、14、15は一対の成形用金型、16はこの一対の
金型14、15を型閉めしたときに両者の間に形成される成
形空間、17、18は一対の金型14、15の成形空間16側背後
の加熱室、19、20はそれぞれ第1ホッパー11、第2ホッ
パー12と原料充填フィダー13を連結する連結管、21は第
2ホッパー12と原料充填フィダー13を連結する連結管20
の途中に設けたバルブである。そして、原料充填フィダ
ー13を設けない金型15は他の金型14に対して側方に移動
可能に設けられている。この一対の金型14、15には、こ
の他それぞれの加熱室17、18に蒸気を供給する蒸気管、
加熱室17、18に水又は空気を供給して冷却する水管又は
空気管、排水用のドレン管、原料充填フィダー2を設け
た金型14側には成形空間16から成形品を取出すための離
型ピンが設けられているが、図示を省略している。
ているが、図中11はある種類の原料粒子を入れた第1ホ
ッパー、12は第1ホッパー内に入れた原料粒子とは種類
の異なる原料粒子を入れた第2ホッパー、13は原料充填
フィダー、14、15は一対の成形用金型、16はこの一対の
金型14、15を型閉めしたときに両者の間に形成される成
形空間、17、18は一対の金型14、15の成形空間16側背後
の加熱室、19、20はそれぞれ第1ホッパー11、第2ホッ
パー12と原料充填フィダー13を連結する連結管、21は第
2ホッパー12と原料充填フィダー13を連結する連結管20
の途中に設けたバルブである。そして、原料充填フィダ
ー13を設けない金型15は他の金型14に対して側方に移動
可能に設けられている。この一対の金型14、15には、こ
の他それぞれの加熱室17、18に蒸気を供給する蒸気管、
加熱室17、18に水又は空気を供給して冷却する水管又は
空気管、排水用のドレン管、原料充填フィダー2を設け
た金型14側には成形空間16から成形品を取出すための離
型ピンが設けられているが、図示を省略している。
【0012】次に、図2には原料充填フィダーを示して
いる。この原料充填フィダー13は、その筒状になった本
体22の先端側を一方の金型14を外側から貫通させてこの
本体22の内部空間23を成形空間16にのぞませて本体22外
周に設けた取付フランジ24をこの金型14の外側に当接さ
せて取付けられるとともに、本体22の基端側にはシリン
ダー25を設けたものである。この本体22の内部空間23は
原料粒子の流路26として利用されるとともに、シリンダ
ー25のピストン27を設けたピストンロッド28もこの空間
23にのぞませてピストン27の摺動空間としても利用され
るものである。図中29は本体22の内部空間23の基端側に
連通させて本体22に一体に設けた原料粒子の第1流入部
で、これはこの開口端に連結管19が取付けられて第1ホ
ッパー11内と連通させられている。又、図中30は第1流
入部29の途中から分岐させて同じく本体22に一体に設け
られた原料粒子の第2流入部で、これはこの開口端に連
結管20が取付けられて第2ホッパー12内と連通させられ
ている。そして、図示したものでは第1流入部29と第2
流入部30はその内径比をほぼ4対1に形成している。
又、本体22の第1流入部29が開口した先端側の先端部を
除いた原料粒子の流路26となる内部空間23外周には管状
の隔壁31を介して空気流路32が設けられ、その先端側で
は同一円周上に間隔をあけて内部空間23に連通させるた
めの連通口33が、又基端側には本体22を貫通させて空気
流入部34がそれぞれ形成されている。そして、この空気
流入部34には図示しない圧縮空気供給手段が接続され
る。
いる。この原料充填フィダー13は、その筒状になった本
体22の先端側を一方の金型14を外側から貫通させてこの
本体22の内部空間23を成形空間16にのぞませて本体22外
周に設けた取付フランジ24をこの金型14の外側に当接さ
せて取付けられるとともに、本体22の基端側にはシリン
ダー25を設けたものである。この本体22の内部空間23は
原料粒子の流路26として利用されるとともに、シリンダ
ー25のピストン27を設けたピストンロッド28もこの空間
23にのぞませてピストン27の摺動空間としても利用され
るものである。図中29は本体22の内部空間23の基端側に
連通させて本体22に一体に設けた原料粒子の第1流入部
で、これはこの開口端に連結管19が取付けられて第1ホ
ッパー11内と連通させられている。又、図中30は第1流
入部29の途中から分岐させて同じく本体22に一体に設け
られた原料粒子の第2流入部で、これはこの開口端に連
結管20が取付けられて第2ホッパー12内と連通させられ
ている。そして、図示したものでは第1流入部29と第2
流入部30はその内径比をほぼ4対1に形成している。
又、本体22の第1流入部29が開口した先端側の先端部を
除いた原料粒子の流路26となる内部空間23外周には管状
の隔壁31を介して空気流路32が設けられ、その先端側で
は同一円周上に間隔をあけて内部空間23に連通させるた
めの連通口33が、又基端側には本体22を貫通させて空気
流入部34がそれぞれ形成されている。そして、この空気
流入部34には図示しない圧縮空気供給手段が接続され
る。
【0013】而して、こうした発泡成形機を用いて二種
の種類の異なる原料粒子から発泡合成樹脂成形品を成形
するには以下のようにするものである。まず、例えば第
1ホッパー11内には原料粒子として白色の発泡ポリスチ
レンビーズを入れ、又第2ホッパー12内には原料粒子と
して着色された発泡ポリスチレンビーズを入れる。そし
て、第1ホッパー11と第2ホッパー12の弁並びに第2ホ
ッパー12と原料充填フィダー13を連結する連結管20の途
中に設けたバルブ21を開放させる。次いで、一対の金型
14、15を型閉めして、原料充填フィダー13のシリンダー
25を作動させて、そのピストンロッド28先端のピストン
27を図2に示すように本体22の内部空間23の基端側に後
退させる。
の種類の異なる原料粒子から発泡合成樹脂成形品を成形
するには以下のようにするものである。まず、例えば第
1ホッパー11内には原料粒子として白色の発泡ポリスチ
レンビーズを入れ、又第2ホッパー12内には原料粒子と
して着色された発泡ポリスチレンビーズを入れる。そし
て、第1ホッパー11と第2ホッパー12の弁並びに第2ホ
ッパー12と原料充填フィダー13を連結する連結管20の途
中に設けたバルブ21を開放させる。次いで、一対の金型
14、15を型閉めして、原料充填フィダー13のシリンダー
25を作動させて、そのピストンロッド28先端のピストン
27を図2に示すように本体22の内部空間23の基端側に後
退させる。
【0014】この状態で、原料充填フィダー13の空気流
入部34から圧縮空気を供給すると、この圧縮空気は本体
22の内部空間23外周の空気流路32から連通口33、更には
内部空間23からそれの開口端を通じて成形空間16内に流
入し、一対の金型14、15の成形空間16側に対面した側に
設けられた図示しない細孔又はスリットを通じてその背
後の加熱室17、18から外部に流出する。このとき、本体
22の内部空間23の連通口33背後は負圧状態となって、第
1流入部29側から第1ホッパー11内に入れた原料粒子
が、又第2流入部30側から第2ホッパー12内に入れた原
料粒子がそれぞれ同時に本体22内部の流路26に供給さ
れ、連通口33位置を過ぎると圧縮空気の流れに乗って成
形空間16内に順次充填される。そして、第1流入部29の
第2流入部30との分岐部近傍では、この第1流入部29は
内径が第2流入部30の内径より大きいから、この第1流
入部29の原料粒子の流動は緩やかで、これと交差した第
2流入部30の原料粒子の流動はそれより早く、この第2
流入部30から供給される原料粒子は第1流入部29から供
給される原料粒子の流れの中に順次投入されるように混
在させられる。このため、二種の種類の異なる原料粒子
がこの部分で確実に所要の割合に均一に混在させられ、
均質な成形品を得ることが可能になる。こうしたことか
ら、第1流入部29の内径は第2流入部30の内径より大き
い方が好ましいと言える。この第1流入部29と第2流入
部30の内径比は、種類の異なる原料粒子の発泡倍率、粒
径、密度に応じて適宜設定されるものある。
入部34から圧縮空気を供給すると、この圧縮空気は本体
22の内部空間23外周の空気流路32から連通口33、更には
内部空間23からそれの開口端を通じて成形空間16内に流
入し、一対の金型14、15の成形空間16側に対面した側に
設けられた図示しない細孔又はスリットを通じてその背
後の加熱室17、18から外部に流出する。このとき、本体
22の内部空間23の連通口33背後は負圧状態となって、第
1流入部29側から第1ホッパー11内に入れた原料粒子
が、又第2流入部30側から第2ホッパー12内に入れた原
料粒子がそれぞれ同時に本体22内部の流路26に供給さ
れ、連通口33位置を過ぎると圧縮空気の流れに乗って成
形空間16内に順次充填される。そして、第1流入部29の
第2流入部30との分岐部近傍では、この第1流入部29は
内径が第2流入部30の内径より大きいから、この第1流
入部29の原料粒子の流動は緩やかで、これと交差した第
2流入部30の原料粒子の流動はそれより早く、この第2
流入部30から供給される原料粒子は第1流入部29から供
給される原料粒子の流れの中に順次投入されるように混
在させられる。このため、二種の種類の異なる原料粒子
がこの部分で確実に所要の割合に均一に混在させられ、
均質な成形品を得ることが可能になる。こうしたことか
ら、第1流入部29の内径は第2流入部30の内径より大き
い方が好ましいと言える。この第1流入部29と第2流入
部30の内径比は、種類の異なる原料粒子の発泡倍率、粒
径、密度に応じて適宜設定されるものある。
【0015】そして、成形空間16内に二種の種類の異な
る原料粒子が完全に充填される直前、例えば1〜2秒前
になると前記したバルブ21を閉止して第2ホッパー12内
からの原料粒子の供給を止める。これは、成形空間16内
に完全に原料粒子が充填されたら、圧縮空気の逃げ路が
なくなって、ブローバック現象が発生し、第1ホッパー
11側並びに第2ホッパー12側に圧縮空気が逆流し、それ
によって第2ホッパー12内の原料粒子が第1ホッパー11
内に入ること等を防止するためである。実験の結果によ
れば、成形空間16内に原料粒子が完全に充填される1〜
2秒前に前記したバルブ21を閉止すれば、第1ホッパー
11内に第2ホッパー12内の原料粒子が逆流することはな
かった。
る原料粒子が完全に充填される直前、例えば1〜2秒前
になると前記したバルブ21を閉止して第2ホッパー12内
からの原料粒子の供給を止める。これは、成形空間16内
に完全に原料粒子が充填されたら、圧縮空気の逃げ路が
なくなって、ブローバック現象が発生し、第1ホッパー
11側並びに第2ホッパー12側に圧縮空気が逆流し、それ
によって第2ホッパー12内の原料粒子が第1ホッパー11
内に入ること等を防止するためである。実験の結果によ
れば、成形空間16内に原料粒子が完全に充填される1〜
2秒前に前記したバルブ21を閉止すれば、第1ホッパー
11内に第2ホッパー12内の原料粒子が逆流することはな
かった。
【0016】次に、シリンダー25を作動させ、図2中一
点鎖線で示すようにそのピストンロッド28先端のピスト
ン27を前進させて原料充填フィダー13の内部空間23の開
口端を閉止する。
点鎖線で示すようにそのピストンロッド28先端のピスト
ン27を前進させて原料充填フィダー13の内部空間23の開
口端を閉止する。
【0017】そして、一対の金型14、15背後の加熱室1
7、18に蒸気管から蒸気を供給して原料粒子間を熱溶着
させ、その後加熱室17、18内に水管又は空気管から水又
は空気を供給して一対の金型14、15を冷却する。次に、
原料充填フィダー13を設けない金型15を側方に移動さ
せ、他方の金型14に残る成形品を離型ピンで押出して取
出すものである。
7、18に蒸気管から蒸気を供給して原料粒子間を熱溶着
させ、その後加熱室17、18内に水管又は空気管から水又
は空気を供給して一対の金型14、15を冷却する。次に、
原料充填フィダー13を設けない金型15を側方に移動さ
せ、他方の金型14に残る成形品を離型ピンで押出して取
出すものである。
【0018】このように成形された発泡合成樹脂成形品
は、白色の原料粒子と着色された原料粒子がモザイク状
に配列された外観を有し、白色の原料粒子や着色された
原料粒子だけから成形された成形品と比較して、外観が
カラフルで見栄えの良好なものとなった。又、高価な着
色された原料粒子だけで成形された成形品と比較して安
価に成形することができた。
は、白色の原料粒子と着色された原料粒子がモザイク状
に配列された外観を有し、白色の原料粒子や着色された
原料粒子だけから成形された成形品と比較して、外観が
カラフルで見栄えの良好なものとなった。又、高価な着
色された原料粒子だけで成形された成形品と比較して安
価に成形することができた。
【0019】こうした発泡成形機では、原料粒子として
発泡ポリスチレンビーズの他、発泡ポリプロピレンビー
ズ、発泡ポリエチレンビーズ等が利用可能である。そし
て、これら同じ材質で発泡倍率の異なる原料粒子、材質
の異なる原料粒子、又は粒径の異なる原料粒子等のあら
ゆる二種の種類の異なる原料粒子から成形品を成形する
ことが可能となる。
発泡ポリスチレンビーズの他、発泡ポリプロピレンビー
ズ、発泡ポリエチレンビーズ等が利用可能である。そし
て、これら同じ材質で発泡倍率の異なる原料粒子、材質
の異なる原料粒子、又は粒径の異なる原料粒子等のあら
ゆる二種の種類の異なる原料粒子から成形品を成形する
ことが可能となる。
【0020】又、三以上の種類の異なる原料粒子から発
泡合成樹脂成形品を成形する場合には、原料充填フィダ
ー13の第1流入部29から第2流入部30とは別に更に第3
流入部以下を分岐させて設け、これら第3流入部以下を
第3ホッパー以下と途中にバルブを設けた連結管で連結
させれば、成形品を容易に成形することが可能となる。
泡合成樹脂成形品を成形する場合には、原料充填フィダ
ー13の第1流入部29から第2流入部30とは別に更に第3
流入部以下を分岐させて設け、これら第3流入部以下を
第3ホッパー以下と途中にバルブを設けた連結管で連結
させれば、成形品を容易に成形することが可能となる。
【0021】次に、図3には第1ホッパー11と原料充填
フィダー13を連結する連結管19の途中にもバルブ35を設
けた発泡成形機を示している。この発泡成形機では、前
記した発泡成形機の利用方法の他、成形空間16内への原
料粒子の充填当初は第1ホッパー11又は第2ホッパー12
の連結管19、20のバルブ35、21だけ開放して第1ホッパ
ー11内又は第2ホッパー12内の原料粒子だけを供給す
る。すると、原料粒子は成形空間16の原料充填フィダー
13から離れた部分から充填されるから、図示したように
充填される。次いで、この一方のバルブ35、21を閉止す
るとともに、他方のバルブ35、21を開放し、今度は他方
のホッパー11、12内の原料粒子を供給して図中一点鎖線
で示すように充填する。この後、再び一方のホッパー1
1、12のバルブ35、21を開放するとともに、他方のバル
ブ35、21を閉止して、再び一方のホッパー11、12内の原
料粒子を成形空間16に充填する。この方法によれば、例
えば同じ材質で発泡倍率の異なる原料粒子を利用して、
成形品の内部側を外部側と比較して高発泡状態として軽
量化を図ったり、又は逆にして緩衝性能の向上を図った
りすることが可能になる。
フィダー13を連結する連結管19の途中にもバルブ35を設
けた発泡成形機を示している。この発泡成形機では、前
記した発泡成形機の利用方法の他、成形空間16内への原
料粒子の充填当初は第1ホッパー11又は第2ホッパー12
の連結管19、20のバルブ35、21だけ開放して第1ホッパ
ー11内又は第2ホッパー12内の原料粒子だけを供給す
る。すると、原料粒子は成形空間16の原料充填フィダー
13から離れた部分から充填されるから、図示したように
充填される。次いで、この一方のバルブ35、21を閉止す
るとともに、他方のバルブ35、21を開放し、今度は他方
のホッパー11、12内の原料粒子を供給して図中一点鎖線
で示すように充填する。この後、再び一方のホッパー1
1、12のバルブ35、21を開放するとともに、他方のバル
ブ35、21を閉止して、再び一方のホッパー11、12内の原
料粒子を成形空間16に充填する。この方法によれば、例
えば同じ材質で発泡倍率の異なる原料粒子を利用して、
成形品の内部側を外部側と比較して高発泡状態として軽
量化を図ったり、又は逆にして緩衝性能の向上を図った
りすることが可能になる。
【0022】図1に示す発泡成形機では、前記したバル
ブ21を閉止すれば、又図3に示す発泡成形機では、前記
したバルブ21、35の一方を開放させるとともに、他方を
閉止すれば、従来の発泡成形機と同様、単一な種類の原
料粒子から成形品を成形することが可能になる。
ブ21を閉止すれば、又図3に示す発泡成形機では、前記
したバルブ21、35の一方を開放させるとともに、他方を
閉止すれば、従来の発泡成形機と同様、単一な種類の原
料粒子から成形品を成形することが可能になる。
【0023】
【発明の効果】こうした本発明に係る発泡合成樹脂成形
品の成形方法では、種類の異なる原料粒子をそれぞれ個
別にホッパー内に入れるだけで簡単に二以上の種類の異
なる原料粒子から成形品を成形することができ、又こう
して得られた成形品は単一な種類の原料粒子から成形さ
れた成形品の持つ問題点を解決したり、少なくすること
ができる。又、二以上の種類の異なる原料粒子からなる
成形品を均質に成形することが可能となる。
品の成形方法では、種類の異なる原料粒子をそれぞれ個
別にホッパー内に入れるだけで簡単に二以上の種類の異
なる原料粒子から成形品を成形することができ、又こう
して得られた成形品は単一な種類の原料粒子から成形さ
れた成形品の持つ問題点を解決したり、少なくすること
ができる。又、二以上の種類の異なる原料粒子からなる
成形品を均質に成形することが可能となる。
【図1】本発明に係る発泡合成樹脂成形品の成形方法に
用いられる発泡成形機の概略を示す説明図
用いられる発泡成形機の概略を示す説明図
【図2】これの原料充填フィダーの断面図
【図3】発泡成形機の他の態様の概略の一部を示す説明
図
図
【図4】従来の発泡成形機の概略を示す説明図
11 第1ホッパー 12 第2ホッパー 13 原料充填フィダー 14 成形用金型 15 成形用金型 16 成形空間 17 加熱室 18 加熱室 19 連結管 20 連結管 21 バルブ 22 本体 23 内部空間 24 取付フランジ 25 シリンダー 26 流路 27 ピストン 28 ピストンロッド 29 第1流入部 30 第2流入部 31 隔壁 32 空気流路 33 連通口 34 空気流入部 35 バルブ
Claims (5)
- 【請求項1】 種類の異なる原料粒子を入れた二以上の
ホッパー内から単一の原料充填フィダーを通じて、型閉
めした一対の発泡合成樹脂成形品の成形用金型の間に形
成される成形空間内に種類の異なる原料粒子を充填して
成形品を成形することを特徴とした発泡合成樹脂成形品
の成形方法。 - 【請求項2】 種類の異なる原料粒子を入れた二以上の
ホッパー内から単一の原料充填フィダーを通じて、型閉
めした一対の発泡合成樹脂成形品の成形用金型の間に形
成される成形空間内に同時に種類の異なる原料粒子をほ
ぼ均一に混在させて充填して成形品を成形することを特
徴とした発泡合成樹脂成形品の成形方法。 - 【請求項3】 種類の異なる原料粒子が、色の異なる原
料粒子である請求項1又は2記載の発泡合成樹脂成形品
の成形方法。 - 【請求項4】 種類の異なる原料粒子が、同じ材質で発
泡倍率の異なる原料粒子である請求項1又は2記載の発
泡合成樹脂成形品の成形方法。 - 【請求項5】 種類の異なる原料粒子が、材質の異なる
原料粒子である請求項1又は2記載の発泡合成樹脂成形
品の成形方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083247A JP2682252B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 発泡合成樹脂成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3083247A JP2682252B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 発泡合成樹脂成形品の成形方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577331A true JPH0577331A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2682252B2 JP2682252B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=13797003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3083247A Expired - Lifetime JP2682252B2 (ja) | 1991-03-22 | 1991-03-22 | 発泡合成樹脂成形品の成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2682252B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022095042A (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-28 | 有限会社タキコウ縫製 | 発泡スチロール成形体の製造方法及び発泡スチロール成形体 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599027A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | Japan Styrene Paper Co Ltd | ポリオレフイン樹脂型内発泡成型体の製法 |
-
1991
- 1991-03-22 JP JP3083247A patent/JP2682252B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS599027A (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | Japan Styrene Paper Co Ltd | ポリオレフイン樹脂型内発泡成型体の製法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022095042A (ja) * | 2020-12-16 | 2022-06-28 | 有限会社タキコウ縫製 | 発泡スチロール成形体の製造方法及び発泡スチロール成形体 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2682252B2 (ja) | 1997-11-26 |
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