JPH0577376A - 繊維強化プラスチツクからなる模様付成形体 - Google Patents
繊維強化プラスチツクからなる模様付成形体Info
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- JPH0577376A JPH0577376A JP3239444A JP23944491A JPH0577376A JP H0577376 A JPH0577376 A JP H0577376A JP 3239444 A JP3239444 A JP 3239444A JP 23944491 A JP23944491 A JP 23944491A JP H0577376 A JPH0577376 A JP H0577376A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は表面からゲルコート層と繊維強化プ
ラスチックからなる裏面補強層が基本構成要素として積
層されている積層構造において、1層のゲルコート層か
らなる耐熱水性などの性能も良好な御影模様などの模様
付成形体を提供することを目的とする。 【構成】 2種類以上のゲルコート樹脂2,3から構成
され前記表面ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上
50%以下の領域において光学濃度1.0以下でありかつ
単位面積当たりの全光学濃度が2.0以上である表面ゲル
コート層と繊維強化プラスチック4からなる裏面補強層
とで構成する。これにより、表面のゲルコート樹脂層を
通して後ろの繊維強化プラスチック層が透けて見えると
いうことがなく、かつゲルコート層1層にて耐熱水性や
耐薬品性などの性能が損なわれることなく、深みのある
天然の御影模様の意匠を実現できる。
ラスチックからなる裏面補強層が基本構成要素として積
層されている積層構造において、1層のゲルコート層か
らなる耐熱水性などの性能も良好な御影模様などの模様
付成形体を提供することを目的とする。 【構成】 2種類以上のゲルコート樹脂2,3から構成
され前記表面ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上
50%以下の領域において光学濃度1.0以下でありかつ
単位面積当たりの全光学濃度が2.0以上である表面ゲル
コート層と繊維強化プラスチック4からなる裏面補強層
とで構成する。これにより、表面のゲルコート樹脂層を
通して後ろの繊維強化プラスチック層が透けて見えると
いうことがなく、かつゲルコート層1層にて耐熱水性や
耐薬品性などの性能が損なわれることなく、深みのある
天然の御影模様の意匠を実現できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽、洗い場付防水パ
ン、カウンター、キッチンカウンターなどの材料素材と
して用いることのできる繊維強化プラスチックからなる
模様付成形体に関する。
ン、カウンター、キッチンカウンターなどの材料素材と
して用いることのできる繊維強化プラスチックからなる
模様付成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不飽和ポリエステル樹脂とガラス
繊維を用いた繊維強化プラスチックは、浴槽、洗い場、
船、タンクなどの防水性や軽量・高強度が要求されるも
のの材料として使用されてきた。また繊維強化プラスチ
ックは一般的には単色のゲルコート層と積層構造にされ
て使用される。このゲルコート層は、耐熱水性や耐薬品
性を向上させるために用いられる塗膜であり、スプレー
アップ法により塗装されまた、ゲルコート樹脂は、不飽
和ポリエステル樹脂を単色の顔料にて着色し、かつ塗装
に適したように微細酸化珪素粉を加えチクソトロピック
にすることによって用いられていた。
繊維を用いた繊維強化プラスチックは、浴槽、洗い場、
船、タンクなどの防水性や軽量・高強度が要求されるも
のの材料として使用されてきた。また繊維強化プラスチ
ックは一般的には単色のゲルコート層と積層構造にされ
て使用される。このゲルコート層は、耐熱水性や耐薬品
性を向上させるために用いられる塗膜であり、スプレー
アップ法により塗装されまた、ゲルコート樹脂は、不飽
和ポリエステル樹脂を単色の顔料にて着色し、かつ塗装
に適したように微細酸化珪素粉を加えチクソトロピック
にすることによって用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、単色の
ゲルコート層は、外観上の美観という面では平面的であ
り優れたものではなかった。また単色のゲルコート層で
あるから、御影模様などの様々な模様を付与することは
全く不可能であった。そこで、美観をより向上させる目
的で、ゲルコート樹脂中に酸化チタン処理した微細マイ
カ粉を添加したFRP成形品(特開昭55−8114
9)やゲルコート樹脂中に各種の充填材を添加すること
などが考案され、これらのものは基本的にはクリアゲル
コート樹脂の中に異物を混入し、さらに隠蔽力のある着
色ゲルコートを塗装するというものであった。ところ
が、ゲルコート樹脂中に異物を混合すると、樹脂と充填
材との界面の密着性に起因して耐熱水性が悪化し、それ
故、繊維強化プラスチックからなる成形体に模様を付与
する場合には、ゲルコート樹脂を2層以上塗装するなど
の方法がとられていた。
ゲルコート層は、外観上の美観という面では平面的であ
り優れたものではなかった。また単色のゲルコート層で
あるから、御影模様などの様々な模様を付与することは
全く不可能であった。そこで、美観をより向上させる目
的で、ゲルコート樹脂中に酸化チタン処理した微細マイ
カ粉を添加したFRP成形品(特開昭55−8114
9)やゲルコート樹脂中に各種の充填材を添加すること
などが考案され、これらのものは基本的にはクリアゲル
コート樹脂の中に異物を混入し、さらに隠蔽力のある着
色ゲルコートを塗装するというものであった。ところ
が、ゲルコート樹脂中に異物を混合すると、樹脂と充填
材との界面の密着性に起因して耐熱水性が悪化し、それ
故、繊維強化プラスチックからなる成形体に模様を付与
する場合には、ゲルコート樹脂を2層以上塗装するなど
の方法がとられていた。
【0004】本発明はゲルコート樹脂の耐熱水性などの
基本的な性能を損なうことなく、ゲルコート樹脂層を1
層にて御影模様などの深みのある模様付の繊維強化プラ
スチックからなる成形体を実現することを目的とする。
基本的な性能を損なうことなく、ゲルコート樹脂層を1
層にて御影模様などの深みのある模様付の繊維強化プラ
スチックからなる成形体を実現することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】表面からゲルコート層と
繊維強化プラスチックからなる裏面補強層が基本構成要
素として積層されている積層構造において、表面ゲルコ
ート層が2種類以上のゲルコート樹脂から構成され前記
表面ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上50%以
下の領域において光学濃度1.0以下でありかつ単位面積
当たりの全光学濃度が2.0以上となるように構成する。
繊維強化プラスチックからなる裏面補強層が基本構成要
素として積層されている積層構造において、表面ゲルコ
ート層が2種類以上のゲルコート樹脂から構成され前記
表面ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上50%以
下の領域において光学濃度1.0以下でありかつ単位面積
当たりの全光学濃度が2.0以上となるように構成する。
【0006】
【作用】表面ゲルコート層が2種類以上のゲルコート樹
脂を用いることにより御影模様などの多色の模様が実現
される。表面層は充填材や異物などによって模様を付与
していないから、耐熱水性や耐薬品性などの性能が損な
われない。それ故、ゲルコート層を何層も塗装する必要
がなく、1層にて構成することができる。さらに、表面
ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上50%以下の
領域において光学濃度1.0以下であるから、深みのある
天然の御影模様の意匠が実現される。一方、単位面積当
たりの全光学濃度が2.0以上であるから、表面のゲルコ
ート樹脂層を通して後ろの繊維強化プラスチック層が透
けて見えない。
脂を用いることにより御影模様などの多色の模様が実現
される。表面層は充填材や異物などによって模様を付与
していないから、耐熱水性や耐薬品性などの性能が損な
われない。それ故、ゲルコート層を何層も塗装する必要
がなく、1層にて構成することができる。さらに、表面
ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上50%以下の
領域において光学濃度1.0以下であるから、深みのある
天然の御影模様の意匠が実現される。一方、単位面積当
たりの全光学濃度が2.0以上であるから、表面のゲルコ
ート樹脂層を通して後ろの繊維強化プラスチック層が透
けて見えない。
【0007】
【実施例】本発明の繊維強化プラスチックからなる模様
付成形体はゲルコート層、繊維強化プラスチックからな
る裏面補強層が順次積層された構造になっている。表面
のゲルコート層は2種類以上の異なった色のゲルコート
樹脂から構成され前記表面ゲルコート層中の単位面積当
たり1%以上50%以下の領域において光学濃度1.0以
下である。光学濃度とは、単位長さ当たりの入射光に対
する透過光の割合を示すものであり以下の式にて定義さ
れる。
付成形体はゲルコート層、繊維強化プラスチックからな
る裏面補強層が順次積層された構造になっている。表面
のゲルコート層は2種類以上の異なった色のゲルコート
樹脂から構成され前記表面ゲルコート層中の単位面積当
たり1%以上50%以下の領域において光学濃度1.0以
下である。光学濃度とは、単位長さ当たりの入射光に対
する透過光の割合を示すものであり以下の式にて定義さ
れる。
【0008】 光学濃度C=1/t(log(I0 /I)) t:厚み、I0 :入射光、I:透過光 表面ゲルコート層中の単位面積当たり1%以上50%以
下の領域において光学濃度1.0以下ということは、光線
が透過する透明あるいは半透明の部分すなわち透過率が
10%以上の部分が1%以上50%以下の領域にあるこ
とを意味する。このように構成することより、深みのあ
る天然の御影模様の意匠を実現できる。すなわち、天然
の御影は雲母を組成に含み雲母は半透明のもので構成さ
れているからである。
下の領域において光学濃度1.0以下ということは、光線
が透過する透明あるいは半透明の部分すなわち透過率が
10%以上の部分が1%以上50%以下の領域にあるこ
とを意味する。このように構成することより、深みのあ
る天然の御影模様の意匠を実現できる。すなわち、天然
の御影は雲母を組成に含み雲母は半透明のもので構成さ
れているからである。
【0009】さらに、単位面積当たりの全光学濃度が
2.0以上である。単位面積当たりの全光学濃度とは、部
分的に光学濃度が小さい部分があってもよく、単位面積
の光学濃度の平均値を意味する。このように構成するこ
とにより、表面のゲルコート樹脂層を通して後ろの繊維
強化プラスチック層が透けて見えるということは全くな
い。
2.0以上である。単位面積当たりの全光学濃度とは、部
分的に光学濃度が小さい部分があってもよく、単位面積
の光学濃度の平均値を意味する。このように構成するこ
とにより、表面のゲルコート樹脂層を通して後ろの繊維
強化プラスチック層が透けて見えるということは全くな
い。
【0010】以下に、本発明の繊維強化プラスチックか
らなる模様付成形体の製造方法をも含めた具体的実施例
について述べる。
らなる模様付成形体の製造方法をも含めた具体的実施例
について述べる。
【0011】(実施例1)型(1)にイソ系不飽和ポリ
エステル樹脂からなるクリアゲルコート樹脂(光学濃度
0.1)(2)をカップガンを用いて、霧化圧0.3kg/cm
2 の条件で300g/m2 の割合で塗布した(図1a)。霧
化圧を落としているので図の如くゲルコート樹脂は、霧
化せずある程度のかたまりとなって型に吹きつけられ
た。引き続いて、黒色に着色されたイソ系不飽和ポリエ
ステル樹脂からなるゲルコート樹脂(光学濃度3.0)
(3)を霧化圧1.2kg/cm2 の条件で300g/m2 の割合
で塗布した(図1b)。この場合のゲルコート樹脂は均
一に霧化された。このように塗布されたゲルコート樹脂
を50℃30分の条件で硬化させた。硬化後のゲルコー
トの膜厚は0.4mmであった。さらに、その裏に、繊維強
化プラスチック層(4)を2.5mm積層し、硬化させた
(図1c)。これを脱型することにより、目的とする繊
維強化プラスチックからなる模様付成形体(図1d)を
得た。
エステル樹脂からなるクリアゲルコート樹脂(光学濃度
0.1)(2)をカップガンを用いて、霧化圧0.3kg/cm
2 の条件で300g/m2 の割合で塗布した(図1a)。霧
化圧を落としているので図の如くゲルコート樹脂は、霧
化せずある程度のかたまりとなって型に吹きつけられ
た。引き続いて、黒色に着色されたイソ系不飽和ポリエ
ステル樹脂からなるゲルコート樹脂(光学濃度3.0)
(3)を霧化圧1.2kg/cm2 の条件で300g/m2 の割合
で塗布した(図1b)。この場合のゲルコート樹脂は均
一に霧化された。このように塗布されたゲルコート樹脂
を50℃30分の条件で硬化させた。硬化後のゲルコー
トの膜厚は0.4mmであった。さらに、その裏に、繊維強
化プラスチック層(4)を2.5mm積層し、硬化させた
(図1c)。これを脱型することにより、目的とする繊
維強化プラスチックからなる模様付成形体(図1d)を
得た。
【0012】このようにして得られた成形体の表面ゲル
コート層は、2種類のゲルコート樹脂から構成され前記
表面ゲルコート層中の単位面積当たり約25%の領域に
おいて光学濃度1.0以下であった。また、全光学濃度
は、2.5であった。本成形体は、2種類のゲルコート
樹脂を用い、黒御影調の御影模様を実現できた。特に、
ゲルコート層中の単位面積当たり約25%の領域におい
て光学濃度1.0以下とすることにより、深みのある御影
模様を得ることができた。ゲルコート樹脂層は1層で
構成され、耐熱水性や耐薬品性などの性能面が低下する
ことはなかった。全光学濃度は2.5であるから、表面
のゲルコート樹脂層を通して後ろの繊維強化プラスチッ
ク層が透けて見えるということは全くなかった。
コート層は、2種類のゲルコート樹脂から構成され前記
表面ゲルコート層中の単位面積当たり約25%の領域に
おいて光学濃度1.0以下であった。また、全光学濃度
は、2.5であった。本成形体は、2種類のゲルコート
樹脂を用い、黒御影調の御影模様を実現できた。特に、
ゲルコート層中の単位面積当たり約25%の領域におい
て光学濃度1.0以下とすることにより、深みのある御影
模様を得ることができた。ゲルコート樹脂層は1層で
構成され、耐熱水性や耐薬品性などの性能面が低下する
ことはなかった。全光学濃度は2.5であるから、表面
のゲルコート樹脂層を通して後ろの繊維強化プラスチッ
ク層が透けて見えるということは全くなかった。
【0013】(実施例2)型1Aに多色ガン装置(御国
色素(株)製)を用い、霧化圧0.3kg/cm2 の条件で30
0g/m2 の割合で塗布した(図2a)。さらに引き続き
霧化圧0.3kg/cm2 の条件で300g/m2 の割合で塗布し
た(図2b)。多色ガン装置の3つのゲルコートタンク
の中の3種類のゲルコート樹脂とタンク圧を以下に示
す。
色素(株)製)を用い、霧化圧0.3kg/cm2 の条件で30
0g/m2 の割合で塗布した(図2a)。さらに引き続き
霧化圧0.3kg/cm2 の条件で300g/m2 の割合で塗布し
た(図2b)。多色ガン装置の3つのゲルコートタンク
の中の3種類のゲルコート樹脂とタンク圧を以下に示
す。
【0014】 タンク圧 (kg/cm2) クリアゲルコート樹脂(光学濃度0.1) 1.25 白色ゲルコート樹脂(光学濃度4.0) 2.35 黒色ゲルコート樹脂(光学濃度4.0) 1.90 多色ガン装置は、3つのゲルコートタンクの圧により3
つのゲルコート樹脂がある一定の混合パイプを通過した
後ガンから吐出され、硬化剤と混合後任意の霧化圧にて
霧化されるという装置である。このように塗布されたゲ
ルコート樹脂を50℃30分の条件で硬化させた。硬化
後のゲルコートの膜厚は0.4mmであった。さらに、その
裏に、繊維強化プラスチック層を2.5mm積層し、硬化さ
せた(図2c)。これを脱型することにより、目的とす
る繊維強化プラスチックからなる模様付成形体を得た。
つのゲルコート樹脂がある一定の混合パイプを通過した
後ガンから吐出され、硬化剤と混合後任意の霧化圧にて
霧化されるという装置である。このように塗布されたゲ
ルコート樹脂を50℃30分の条件で硬化させた。硬化
後のゲルコートの膜厚は0.4mmであった。さらに、その
裏に、繊維強化プラスチック層を2.5mm積層し、硬化さ
せた(図2c)。これを脱型することにより、目的とす
る繊維強化プラスチックからなる模様付成形体を得た。
【0015】このようにして得られた成形体の表面ゲル
コート層は、3祝意のゲルコート樹脂から構成され前記
表面ゲルコート層中の単位面積当たり約18%の領域に
おいて光学濃度1.0以下であった。また、全光学濃度
は、3.2であった。本成形体は、3種類のゲルコート
樹脂を用い、白御影調の御影模様を実現できた。特に、
ゲルコート層中の単位面積当たり約18%の領域におい
て光学濃度1.0以下とすることにより、深みのある白御
影調の御影模様を得ることができた。ゲルコート樹脂
層は1層で構成され、耐熱水性や耐薬品性などの性能面
が低下することはなかった。全光学濃度は2.5である
から、表面のゲルコート樹脂層を通して後ろの繊維強化
プラスチック層が透けて見えるということは全くなかっ
た。
コート層は、3祝意のゲルコート樹脂から構成され前記
表面ゲルコート層中の単位面積当たり約18%の領域に
おいて光学濃度1.0以下であった。また、全光学濃度
は、3.2であった。本成形体は、3種類のゲルコート
樹脂を用い、白御影調の御影模様を実現できた。特に、
ゲルコート層中の単位面積当たり約18%の領域におい
て光学濃度1.0以下とすることにより、深みのある白御
影調の御影模様を得ることができた。ゲルコート樹脂
層は1層で構成され、耐熱水性や耐薬品性などの性能面
が低下することはなかった。全光学濃度は2.5である
から、表面のゲルコート樹脂層を通して後ろの繊維強化
プラスチック層が透けて見えるということは全くなかっ
た。
【0016】また、クリアゲルコート樹脂中に微細マイ
カ粉として、市販のパールグレイズ(MC−355日本
光研工業(株)製、平均径30〜100ミクロン)を1
重量%以下の割合で添加すると、さらに光沢感のある白
御影調の成形体を得ることができた。なお、本実施例の
ように1種類のゲルコート樹脂に充填材を加えても耐熱
水性や耐薬品性などの性能は低下しない。
カ粉として、市販のパールグレイズ(MC−355日本
光研工業(株)製、平均径30〜100ミクロン)を1
重量%以下の割合で添加すると、さらに光沢感のある白
御影調の成形体を得ることができた。なお、本実施例の
ように1種類のゲルコート樹脂に充填材を加えても耐熱
水性や耐薬品性などの性能は低下しない。
【0017】
【発明の効果】以上のように、本発明の繊維強化プラス
チックからなる模様付成形体によれば次の効果が得られ
る。表面ゲルコート層が2種類以上のゲルコート樹脂を
用い層中の単位面積当たり1%以上50%以下の領域に
おいて光学濃度1.0以下とすることにより、ゲルコート
層1層にて耐熱水性や耐薬品性などの性能が損なわれる
ことなく、深みのある天然の御影模様の意匠を、また御
影模様などの多色の模様を実現できる。さらに、単位面
積当たりの全光学濃度が2.0以上であるから、表面のゲ
ルコート樹脂層を通して後ろの繊維強化プラスチック層
が透けて見えるということがない繊維強化プラスチック
からなる模様付成形体を得ることができる。
チックからなる模様付成形体によれば次の効果が得られ
る。表面ゲルコート層が2種類以上のゲルコート樹脂を
用い層中の単位面積当たり1%以上50%以下の領域に
おいて光学濃度1.0以下とすることにより、ゲルコート
層1層にて耐熱水性や耐薬品性などの性能が損なわれる
ことなく、深みのある天然の御影模様の意匠を、また御
影模様などの多色の模様を実現できる。さらに、単位面
積当たりの全光学濃度が2.0以上であるから、表面のゲ
ルコート樹脂層を通して後ろの繊維強化プラスチック層
が透けて見えるということがない繊維強化プラスチック
からなる模様付成形体を得ることができる。
【図1】本発明の繊維強化プラスチックからなる模様付
成形体の部分断面図
成形体の部分断面図
【図2】同成形体において多色ガン装置を用いた場合の
部分断面図
部分断面図
1 型 2 クリアゲルコート樹脂 3 黒色ゲルコート樹脂 4 繊維強化プラスチック層 5 多色ゲルコート樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A47K 3/02 7150−2D
Claims (1)
- 【請求項1】表面からゲルコート層と繊維強化プラスチ
ックからなる裏面補強層が基本構成要素として積層され
ている積層構造において、表面ゲルコート層が2種類以
上のゲルコート樹脂から構成され前記表面ゲルコート層
中の単位面積当たり1%以上50%以下の領域において
光学濃度1.0以下でありかつ単位面積当たりの全光学濃
度が2.0以上である繊維強化プラスチックからなる模様
付成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239444A JP2943446B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 繊維強化プラスチックからなる模様付成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3239444A JP2943446B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 繊維強化プラスチックからなる模様付成形体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0577376A true JPH0577376A (ja) | 1993-03-30 |
| JP2943446B2 JP2943446B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=17044867
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3239444A Expired - Fee Related JP2943446B2 (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 繊維強化プラスチックからなる模様付成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2943446B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002192536A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Wako Seisakusho:Kk | 注型浴槽の柄付け方法 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239444A patent/JP2943446B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002192536A (ja) * | 2000-12-25 | 2002-07-10 | Wako Seisakusho:Kk | 注型浴槽の柄付け方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2943446B2 (ja) | 1999-08-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |