JPH0577882B2 - - Google Patents

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JPH0577882B2
JPH0577882B2 JP60123821A JP12382185A JPH0577882B2 JP H0577882 B2 JPH0577882 B2 JP H0577882B2 JP 60123821 A JP60123821 A JP 60123821A JP 12382185 A JP12382185 A JP 12382185A JP H0577882 B2 JPH0577882 B2 JP H0577882B2
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piston
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Junya Kaneko
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は速度制御機構を有するシリンダ装置に
関し、一層詳細には流体圧シリンダを用いて所定
の動作を行うに際し、シリンダ内のピストンを所
定の位置まで急速移動させる場合であつても、行
程終端でピストンを定位置に、しかも衝撃なく停
止するよう構成した速度制御機構を有するシリン
ダ装置に関する。
[従来の技術] 一般に、流体圧シリンダのピストンに連動して
物体を移送する際、通常の速度でピストンをスト
ロークの終端まで移動させると、慣性等に起因し
て被移送物体に非常に大きな衝撃が加わり、当該
物体あるいは流体圧シリンダが損傷し、また、騒
音を発生することがある。このため、前記ピスト
ンのストローク終端部近傍でピストンの移動速度
を減速することにより、被移送物体の行程終端の
衝撃を弱める必要がある。
このため、従来から第1図に例示するような速
度制御装置が使用されている。すなわち、この速
度制御装置は圧力源2に接続された切換弁4から
通路12を延在させてその先端部をピストン6に
よつて仕切られるシリンダ8内の一方の室10に
連通している。一方、シリンダ8内の他方の室1
4から通路18を延在させてこれを流量制御弁1
6に接続している。この場合、流量制御弁16か
ら切換弁4に至る通路20が配設され、しかも、
前記流量制御弁16にはダイヤフラム22に取り
付けられた主弁24によつて開閉される通路26
が形成されている。ダイヤフラム22によつて仕
切られた室25の内部にはコイルスプリング30
が配設され、このコイルスプリング30の作用下
にダイヤフラム22は押圧される。また、通路2
6にはコイルスプリング31によつて常時上方へ
と押圧される弁33が設けられ、さらにこの弁3
3の中央部に画成された空間部に円錐台状の弁3
8の先端部が臨んで側路34を画成する。一方、
通路12にはその途上において通路40を分岐
し、この通路40の一端部に可変絞り弁42と逆
止め弁44とからなるスピードコントローラ46
を配設している。さらに、前記スピードコントロ
ーラ46から室28に連通する通路48が連結さ
れる。
このような従来の速度制御装置の作用は以下の
通りである。
先ず、圧力源2から供給された流体は切換弁
4、通路12を通過して室10に圧入され、これ
によつてピストン6が矢印方向に移動する。この
結果、室14内の流体は、順次、通路18、流量
制御弁16、通路20、切換弁4を経て装置外へ
送出される。この時、通路12内の圧力は通路4
0、可変絞り弁42、通路48を経てダイヤフラ
ム22によつて画成される室28に導かれている
ため、室28の流体圧力が徐々に昇圧する。そし
て、前記流体圧力が設定圧以上になつた時、ダイ
ヤフラム22が変位し、主弁24が図において下
降して通路26を閉塞する。したがつて、その
後、ピストン6は弁33と弁38によつて絞られ
た側路34を通過する流体の流量に伴つて移動す
るため、その移動速度は低くなる。
[発明が解決しようとする課題] このような前記速度制御装置において、ピスト
ン6の減速開始位置は室28の流体圧の昇圧の度
合によつて決定される。すなわち、ピストン6の
変位行程を複数回行う際、常に所定の位置からピ
ストン6を減速させるためには前記昇圧の度合が
毎回同等でなくてはならない。ところが、この昇
圧の度合は流体の温度変化、ピストン6に加わる
摩擦力の変化、あるいは、ピストンロツドに連結
される図示しない被移送物体の変更による負荷の
変化、および、可変絞り弁42の精度のように
種々の要因によつて著しく影響される。したがつ
て、事実上、ピストン6を常に所定の位置から減
速させることが出来ず、被移送物体の好適な移動
が不可能であるという不都合が露呈していた。
また、ピストンの機械的動作を利用してカム操
作による機械操作弁を用いる速度制御装置、およ
び、リードスイツチ、リミツトスイツチ等を用い
て電気的に制御する速度制御装置があるが、いず
れの装置も構成要素が多く製造工程が複雑であ
り、このため、従来のいずれの装置も製造コスト
が高く、電気的な制御による装置では当然のこと
ながら専用の電気回路を付設しなけらばならない
等の難点が存在していた。
本発明は前記の不都合を克服するためになされ
たものであつて、ストロークの再現性を確実に得
ると共にストローク終端での過大な衝撃を防止す
る速度制御機構を有するシリンダ装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するために、本発明は、ピス
トン76が摺動自在に内装され、端部近傍に夫々
第1のポート91と第2のポート60とを設け、
且つ前記第1ポート91と第2ポート60との間
に複数の孔部62a,62bが画成されたシリン
ダ52と、 前記シリンダ52の一方の端部に設けられた速
度制御機構88と、 前記シリンダ52に画成された前記複数の孔部
62a,62bと前記速度制御機構88に設けら
れた通路114とを選択的に連通させる切換手段
と、 を備え、前記速度制御機構88は、いずれかの前
記孔部62a,62bから前記切換手段を介して
導入される圧力流体により変位動作する摺動部材
106と、前記摺動部材106の変位動作により
前記第1ポート91とピストンヘツド側の室78
とを連通する通路92を開閉する主弁100と、
前記ピストンヘツド側の室78と前記第1ポート
91とを連通する側路94に臨む絞り弁96と、
を有することを特徴とする。
[作用] シリンダの途上に画成された孔部と、シリンダ
の一方の端部に設けられた速度制御機構とを管路
を介して連通する。従つて、ピストンが前記孔部
を通過すると、ピストンを動作させる圧力がその
まま管路を経て速度制御機構に伝達され、主弁が
閉成される。その結果、シリンダのピストンヘツ
ド側の室はクツシヨン室となる。したがつて、ピ
ストンは常にシリンダの一定の箇所、すなわち、
前記孔部の下流側の位置から制動される。結局、
流体の温度変化、ピストンに加わる摩擦力の変
化、ピストンロツドに連結される負荷の変化に拘
わらず、一定の位置からピストンが制動される。
[実施例] 次に、本発明に係る速度制御機構を有するシリ
ンダ装置について好適な実施例を挙げ、添付の図
面を参照しながら以下詳細に説明する。
図において、参照符号50は速度制御機構を有
するシリンダ装置を示し、その一部を構成するシ
リンダ52はその一端部を開口し、他端部を閉塞
する。この場合、前記シリンダ52の閉塞する側
壁にこのシリンダ装置50を後述する固定用部材
90と共に図示しない台部に装着するための固定
用部材54をボルト53を介して固着し、また、
孔58を前記側壁に穿設してピストンロツド80
をOリングを介して気密に挿通する。なお、シリ
ンダ52の長手方向に延在する側壁部には圧力流
体を導入するためのポート60と、ピストンの変
位作用下に圧力流体を導出するための孔62a,
62bを穿設しておく。さらに、シリンダ52に
円筒部材64を滑動自在に外嵌する。この円筒部
材64には、所定の位置にシール部材、すなわ
ち、Oリング66a乃至66fを嵌着する。円筒
部材64にはそれを貫通する孔68を穿設し、こ
の孔68に連通して螺孔70を穿設しこれに螺子
72を螺入する。なお、Oリング66cと66d
との間にシリンダ52方向に開口する略L字状の
通路74を穿設しておく。
シリンダ52の内部には、シール部材79によ
つて摺動自在且つ気密な状態でピストン76を内
装し、シリンダ52内の室を室77と室78とに
分割する。この際、ピストン76に嵌挿するシー
ル部材79はその断面の直径が孔部62a,62
bの直径よりも大きくなるよう選択して、孔部6
2a,62bへの嵌入を防止する。さらに、ピス
トン76にピストンロツド80を固着し、前記の
通り、このピストンロツド80を孔58に摺動自
在且つ気密な状態で挿通する。この場合、ピスト
ンロツド80には螺子部82を形成しておき、こ
の螺子部82をピストン76、ワシヤ84に挿通
してナツト86を螺着することによりピストン7
6とピストンロツド80との一体化を図る。
一方、シリンダ52の開口する他端部には速度
制御機構88を嵌着する。この場合、速度制御機
構88を構成するボデイにアングル状の固定用部
材90を固着し、この固定用部材90および前記
固定用部材54によつてシリンダ装置50を位置
決めする。速度制御機構88にはポート91が形
成され、このポート91は通路92と連通状態に
ある。そして、前記通路92に連通して狭小な直
径の側路94を設け、この側路94に対し、可変
絞り弁96を臨ませる。側路94は実質的には通
路92を迂回するためのものであり、この通路9
2には室95を画成してこれに後述する主弁10
0を変位自在に収納する。
一方、前記室95の上方には孔98を形成し、
この孔98に主弁100の柱状部102を臨ませ
る。すなわち、主弁100は室95に収装された
コイルスプリング104によつて常時上方へと押
圧され、したがつて、柱状部102の先端部は速
度制御機構88に画成された室108に臨入す
る。室108は摺動する円盤状の摺動部材106
によつて室110と分離され、前記室110は通
路112により通路92、ひいてはシリンダの室
78と連通状態になつている。また、室108か
ら速度制御機構88の外部へと開口する通路11
4を形成し、この通路114をシリンダ52の長
手方向に並設され、且つ、円筒部材64の通路7
4に連結された管路128の一端部に臨ませてお
く。前記管路128にはその長手方向に伸縮可能
な管体を用いる。なお、前記摺動部材106にコ
イルスプリング118の一端部を係着し、一方、
このコイルスプリング118の他端部に受止部材
120を係合させる。この場合、速度制御機構8
8にはその一部に内螺子を有する孔122を穿設
しておき、受止部材120と一体的に形成された
柱状部124を前記孔122に摺動自在な状態で
挿入し、さらに、螺子126を柱状部124に当
接するよう孔122に螺入する。したがつて、前
記螺子126を螺回すれば、コイルスプリング1
18の弾発力が調整されることは容易に諒解され
よう。
また、両端部に螺子部が形成されたロツド13
0を円筒部材64の孔68に挿通し、前記螺子部
の一方を速度制御機構88のボデイに螺着し、前
記ロツド130の他方の螺子部を板体132に挿
通し、前記螺子部にナツト134を螺着してこの
ロツド130を緊締する。この場合、板体132
はシリンダ52の一方の側壁にボルト135によ
り固定しておく。なお、円筒部材64は螺子72
をロツド130に対して緊締弛緩することによつ
て位置決め固定され、通路74に連通する孔62
aあるいは62bを任意に選択出来る。従つて、
前記円筒部材64と、この円筒部材64に穿設さ
れた通路74および前記通路74と速度制御機構
88の通路114を連通する管路128は切換手
段を構成することになる。
本発明に係るシリンダ装置は基本的には以上の
ように構成されるものであり、次に当該装置の作
用並びに効果について説明する。
先ず、第2図に示す位置にあるピストン76が
図の右方向に移動するストロークを行う場合、ポ
ート60から室77に流体を圧入する。この圧入
された流体によりピストン76が押されて矢印A
の方向へと移動する。その際、室78の圧力流体
は孔62a、通路74、管路128、通路114
を経て室108に導入されると共に、通路112
を経て室110に導入される。よつて、室108
および110の流体圧力は等しく、主弁100は
開成状態を維持する。したがつて、室78の流体
は通路92を経てポート91から外部へ導出され
る。
このようにして、ピストン76は当初の位置か
ら図に示すA方向へと移動し、次にピストン76
が孔62aの開口部を通過する。その瞬間、ポー
ト60から導入される室77の比較的高い圧力流
体が、順次、孔62a、通路74、管路128、
通路114を経て室108に導入される。この室
108内に導入された圧力流体が摺動部材106
を図において上方に押し、この結果、柱状部10
2に対して規制が解除され、コイルスプリング1
04の弾発力によつて主弁100が上昇して通路
92を閉塞する(第3図参照)。これによつて、
室78から送出される流体は可変絞り弁96によ
つて開度が絞られた側路94を通過することにな
るため、室78から送出される流体量を減少し、
この結果、ピストン76の移動速度が減速され
る。この場合、ピストン76が孔62aの開口部
を通過した瞬間に減速を開始するため、減速開始
位置は常に一定となる。すなわち、ピストン76
に加わる負荷の変化および流体の温度変化にも影
響されず、ピストン76は所定の位置から確実に
減速される。なお、ピストン76の減速の度合
は、可変絞り弁96の調節により自由に設定出来
る。
このようにして、ピストン76は孔62aの開
口部を通過する位置まで速やかに移動し、前記位
置から確実に減速されて所定の位置で停止するこ
とが可能となる。
また、円筒部材64を移動して通路74を孔6
2bに連通するよう設定しておけば、この場合の
ストロークにおいて、ピストン76は孔62bの
開口部を通過する位置から減速を開始する。すな
わち、シリンダ装置50はそのピストン76のス
トロークにおいて減速開始位置を任意に変更する
ことが出来る。また、予め、室108に流体圧力
を導入するための孔62a,62bと同様の作用
を施す孔を多数設けてシリンダ52および円筒部
材64を構成することによつて、ピストン76の
減速開始位置の選択範囲をより拡大することも可
能である。
一方、ピストン76が第3図の位置から第2図
の位置へと移動するストロークを行わせる場合、
室77への流体の圧入を停止した後、ポート91
から通路92に流体を圧入する。この時、室10
8への圧力流体の導入はないため、摺動部材10
6はコイルスプリング118の作用下に図におけ
る下方向に変位して主弁100は通路92を開
く。このため、通路92に圧入された流体によつ
てピストン76が押圧されて矢印B方向への移動
を開始する。また、ピストン76が孔62aの開
口部を通過する場合にも主弁100の状態は変化
しないため、ピストン76は通常の速度で所定の
ストローク終端まで移動する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係るシリンダ装
置のピストンの一方のストロークにおいて、常に
所定の位置から確実に減速が開始され、他方のス
トロークにおいては、ピストンは通常の速度で滑
らかに移動する。したがつて、物体を往復移動さ
せる場合、当該装置を利用することにより終端部
における衝撃を確実に回避することが出来るとい
う効果が得られる。さらに、任意の減速開始位置
を選択することが出来るため、多様な要請に応じ
ることが可能である。しかも、当該装置は機械操
作弁を用いた速度制御装置、あるいは、リードス
イツチ、リミツトスイツチ等を用いた速度制御装
置に比較して構成が簡単であり、また、安価であ
るという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る速度制御装置の説明図
である。第2図は本発明に係る速度制御機構を有
するシリンダ装置のピストンが一方のストローク
端に位置する場合の概略縦断面図である。第3図
は第2図に示すシリンダ装置のピストンが他方の
ストローク端に位置する場合の概略縦断面図、第
4図は第2図および第3図に示すシリンダ装置の
概略斜視図である。 50……シリンダ装置、52……シリンダ、6
0……ポート、62a,62b……孔、64……
円筒部材、76……ピストン、80……ピストン
ロツド、82……螺子部、88……速度制御機
構、91……ポート、96……可変絞り弁、10
0……主弁、102……柱状部、104……コイ
ルスプリング、106……摺動部材、118……
コイルスプリング、120……受止部材、128
……管路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ピストン76が摺動自在に内装され、端部近
    傍に夫々第1のポート91と第2のポート60と
    を設け、且つ前記第1ポート91と第2ポート6
    0との間に複数の孔部62a,62bが画成され
    たシリンダ52と、 前記シリンダ52の一方の端部に設けられた速
    度制御機構88と、 前記シリンダ52に画成された前記複数の孔部
    62a,62bと前記速度制御機構88に設けら
    れた通路114とを選択的に連通させる切換手段
    と、 を備え、前記速度制御機構88は、いずれかの前
    記孔部62a,62bから前記切換手段を介して
    導入される圧力流体により変位動作する摺動部材
    106と、前記摺動部材106の変位動作により
    前記第1ポート91とピストンヘツド側の室78
    とを連通する通路92を開閉する主弁100と、
    前記ピストンヘツド側の室78と前記第1ポート
    91とを連通する側路94に臨む絞り弁96と、
    を有することを特徴とする速度制御機構を有する
    シリンダ装置。
JP12382185A 1985-06-07 1985-06-07 速度制御機構を有するシリンダ装置 Granted JPS61282610A (ja)

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