JPH057802U - バルコニーの排水構造 - Google Patents

バルコニーの排水構造

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JPH057802U
JPH057802U JP6414091U JP6414091U JPH057802U JP H057802 U JPH057802 U JP H057802U JP 6414091 U JP6414091 U JP 6414091U JP 6414091 U JP6414091 U JP 6414091U JP H057802 U JPH057802 U JP H057802U
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drainage
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二郎 荒木
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 開口部と床面の段差を少なくし、床面の勾配
を緩くして、開口部とバルコニーとの間の出入りを安全
に行えるようにしても、床面からの雨滴や水滴の開口部
側への飛散を抑制できるバルコニーの排水構造を得る。 【構成】 本考案に係るバルコニーの排水構造は、外壁
の開口部2から張り出して設けたバルコニー1の排水構
造であって、バルコニーの床面3の手摺り4に沿った側
縁側の排水溝5と、床面3の開口部2に沿った側縁側の
排水溝6と、前記開口部2に沿った側縁側の排水溝6の
上面を覆う透水構造の溝蓋7とを備えて構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、二階以上の階の開口部に設けるバルコニーの排水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の二階以上の階の開口部にはバルコニーを張り出して設けることが多い。 このバルコニーの床面は、雨天の際、床面から跳ね返った雨滴や風で吹き寄せら れる水膜から舞い上がる水滴が、開口部から屋内側に飛び込むことがないように 、開口部の敷居部分から相当に低くしており、かつ、床面に水膜を形成しないよ うに床勾配をかなり急にし、又、床面の排水溝は、手摺りに沿った側縁にだけ配 置するのが通例である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のバルコニーは安全上の難点を有する。すなわち、床 面と開口部の敷居部分とに高い段差があり、又、床勾配が急過ぎて、室内側との 出入りに際して躓いたり、空を踏んでよろめいたりして危険な場合が多い。しか し、この状態を改善するため、床面の前記段差を少なくし、勾配を緩くすると、 床面からの前記雨滴や水滴の開口部側への飛散が増すことになる。 本考案は、床面の前記段差を少なくし、勾配を緩くして、開口部とバルコニー の間の出入りを安全に行えるようにしても、床面からの雨滴や水滴の開口部側へ の飛散を抑制できるバルコニーの排水構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るバルコニーの排水構造は、外壁の開口部から張り出して設けたバ ルコニーの排水構造であって、前記バルコニーの床面の手摺りに沿った側縁側の 排水溝と、前記床面の前記開口部に沿った側縁側の排水溝と、前記開口部に沿っ た側縁側の排水溝の上面を覆う透水構造の溝蓋とを備えて構成する。
【0005】
【作用】
バルコニー床面の排水溝が開口部に沿った側縁にも配置されており、開口部の 敷居部分とバルコニー床面との段差が少なく、床面勾配が緩くても、雨天時にバ ルコニーの床面上に形成する水膜がこの開口部に沿った側縁側の排水溝に流入し てしまい、開口部の縁にまで達することはなく、水膜自体も薄くなることで、風 による水滴巻き上げ現象は大幅に減る。又、バルコニー床面で跳ね返る雨滴のう ち、開口部に飛び込みやすい開口部の縁に近い部分からのものが、この部分の床 面が開口部に沿った側縁側の排水溝になることにより、激減する。この開口部に 沿った側縁側の排水溝は、その上を透水構造の溝蓋で覆われ、バルコニー床面へ の出入り通行に際して、排水溝に足を引っ掛けることを防ぎ、かつ、透水構造で あるため、前記雨滴、水滴の飛散抑制作用は継続する。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案のバルコニーの排水構造の一実施例を示す縦断面図、図2は、 図1のバルコニーの排水構造の要部の拡大斜視図、図3は、別の実施例によるバ ルコニーの排水構造の要部の拡大斜視図である。 図中、1はバルコニー、2は開口部、3は床面、4は手摺り、5は手摺り4に 沿った側縁側の排水溝、6は開口部2に沿った側縁側の排水溝、7は溝蓋、8a ,8bは縦樋である。 図1に示すように、本実施例のバルコニーの排水構造は通常の形態のバルコニ ー1に適用する。バルコニー1は鉄筋コンクリート造外壁の開口部2に、床面3 及び手摺り4を含んで一体的に形成している。なお、手摺り4はこの場合、鉄筋 コンクリート製の手摺り壁、所謂パラペットであるが、ここでは通常の金属製の 手摺り、及びパラペットを含んで手摺りと称する。
【0007】 床面3は細長い四辺形であるが、その配置高さは開口部2の敷居部分にほぼ一 致させ、ここから手摺り4に向かってごく緩い勾配をつける。このバルコニー1 の排水構造は以下のように構成する。すなわち、床面3の手摺り4側に、手摺り に沿った側縁側の排水溝5を設け、更に、床面3の開口部2側に、開口部に沿っ た側縁側の排水溝6を設ける。これらの排水溝はいずれも上側が開いたコ字状断 面の普通の形状であり、これらの内、開口部に沿った側縁側の排水溝6に対して はその上面を覆う透水構造の溝蓋7を付属する。溝蓋7は図2に示すように、ス テンレス鋼板製で、多数の丸穴を配列して明け、透水構造としている。なお、手 摺りに沿った側縁側の排水溝5と開口部に沿った側縁側の排水溝6の各端部は、 図1のようにそれぞれ下方の縦樋8a,8bに連結する。
【0008】 本実施例のバルコニー1は、前記排水構造を備えていることにより、開口部2 の敷居部分と床面3との段差が少なく、床面3の勾配が緩くても、床面3からの 雨滴や水滴の開口部2側への飛散が抑制される。これは床面3に、開口部に沿っ た側縁側の排水溝6が配置され、更に透水構造の溝蓋7で覆われているからであ る。開口部に沿った側縁側の排水溝6の存在により、床面3からの雨滴の開口部 2側への跳ね返りが大幅に減り、床面3の狭い幅に対して2本の排水溝5,6が 設けられていることで、床面3上の水膜厚さが格段に薄くなり、風による水滴の 巻き上げも減る。その結果、開口部2への雨滴、水滴の浸入が抑制される訳であ る。そして、段差が少なく、勾配が緩い床面3にできて、この床面3と開口部2 との出入りが極めて安全になり、又、開口部に沿った側縁側の排水溝6の上面は 透水構造の溝蓋7で覆っていて、足を溝縁に引っ掛ける危険がなく、透水構造の 溝蓋であるため、前記雨滴、水滴の抑制作用への障害にはならない。
【0009】 本考案のバルコニーの排水構造の、図3に示す別の実施例について述べる。こ れは、図1における開口部に沿った側縁側の排水溝6の内面に内接状態に嵌め込 む硬質プラスチック製の溝部材9を準備し、この溝部材9の上面に透水構造の溝 蓋7を組み合わせたものである。溝蓋7も硬質プラスチック製で、図3のように 穴明き板の上面に多数の斜め姿勢のフィン71を長手方向に沿って平行に並べて 配置する。このような構造にすることで、溝蓋7上面の少量の雨滴の跳ね返りも 確実に抑制できる。又、開口部に沿った側縁側の排水溝6の内面の摩擦抵抗が減 り、排水の流れが改善される。なお、その他の構造、作用等については前記実施 例と同様であり、説明は省略する。
【0010】 本考案のバルコニーの排水構造は、前記実施例以外にも種々の変形が可能であ る。例えば、溝蓋の透水構造を金網配置によるものとして、簡易な構成にするこ とも可能である。又、バルコニーが鉄筋コンクリート構造でなく、金属製あるい は木製のものであっても同様に適用でき、前記同様の効果を得られる。
【0011】
【考案の効果】
本考案に係るバルコニーの排水構造によれば、バルコニーの床面と開口部との 段差を少なくし、床面勾配を緩くしても、開口部への雨滴、水滴の浸入が抑制さ れ、開口部とバルコニー間の出入りが極めて安全になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すバルコニーの排水構造
の縦断面図である。
【図2】図1のバルコニーの排水構造の要部の拡大斜視
図である。
【図3】別の実施例におけるバルコニーの排水構造の要
部の拡大斜視図である。
【符号の説明】
1 バルコニー 2 開口部 3 床面 4 手摺り 5 手摺りに沿った側縁側の排水溝 6 開口部に沿った側縁側の排水溝 7 溝蓋

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 外壁の開口部から張り出して設けたバル
    コニーの排水構造であって、 前記バルコニーの床面の手摺りに沿った側縁側の排水溝
    と、 前記床面の前記開口部に沿った側縁側の排水溝と、 前記開口部に沿った側縁側の排水溝の上面を覆う透水構
    造の溝蓋とを備えたことを特徴とするバルコニーの排水
    構造。
JP1991064140U 1991-07-18 1991-07-18 バルコニーの排水構造 Expired - Fee Related JP2590033Y2 (ja)

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JPH057802U true JPH057802U (ja) 1993-02-02
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Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5665003U (ja) * 1979-10-25 1981-06-01
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JPS6417936A (en) * 1987-07-10 1989-01-20 Tajima Inc Structure of drainage ditch
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